JP4325651B2 - 記録装置、記録方法、再生装置、再生方法、プログラムおよび記録媒体 - Google Patents

記録装置、記録方法、再生装置、再生方法、プログラムおよび記録媒体 Download PDF

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Description

この発明は、コンテンツファイルとこのコンテンツファイルを管理するインデックスファイルとを記録媒体に記録する、あるいはこの記録媒体からコンテンツファイルを再生する、記録装置、記録方法、再生装置、再生方法、プログラムおよび記録媒体に関する。
従来、大容量の記録媒体に記録した多数のファイルから所望のファイルを簡易に見つけ出す方法として、特許文献1、特許文献2、特許文献3等に、インデックスファイルを用いる方法が提案されている。
インデックスファイルは、各コンテンツファイルを管理し、各コンテンツファイルの属性情報の集合から生成される。コンテンツファイルの属性情報としては、例えば、サムネイル画像データ、タイトルのテキストデータ、撮像日時、コーデック情報、顔検出情報(検出顔サイズ、検出顔位置、検出顔を数値化した顔スコア)等がある。
インデックスファイルは、例えば、図9に示すように、テキストファイル(又はメタデータファイル)FTX、サムネイル画像ファイルFTHおよびプロパティファイルFPからなっている。各コンテンツファイルの属性情報は、テキストファイルFTX、サムネイル画像ファイルFTH、およびプロパティファイルFPに分けられて配置される。
ただし、コンテンツファイルの種類によっては、テキストファイルFTX、サムネイル画像ファイルFTHに配置される属性情報がなく、何らエントリが設けられない場合もある。図9では、各コンテンツファイルの属性情報として、テキストファイルFTX、サムネイル画像ファイルFTH、およびプロパティファイルFPのそれぞれに配置される属性情報があった場合を示している。
なお、ここでは、特に、プロパティファイル、サムネイル画像ファイル、テキストファイル(又はメタデータファイル)から構成されるインデックスファイルを、AV−Indexファイルと呼ぶ。
ここで、テキストファイルFTXは、テキスト情報(メタデータファイルであれば、メタデータ)を管理する。サムネイル画像ファイルFTHは、サムネイルの画像データを管理する。プロパティファイルFPは、テキストファイルFTXまたはサムネイル画像ファイルFTHに関する属性情報を除く属性情報(基本属性情報)を管理し、また、他のファイルのスロット間の接続情報を管理する。
プロパティファイルFPは、先頭に属性などを示すヘッダが配される。これに対して、テキストファイルFTX、サムネイル画像ファイルFTHには、その先頭にヘッダが配されていない。ただし、テキストファイルFTX、サムネイル画像ファイルFTHにも、プロパティファイルFPと同様に、先頭に属性などを示すヘッダが配されることもある。ヘッダに続いて、各コンテンツファイルの属性情報からなるエントリ(プロパティエントリ#1、プロパティエントリ#2、・・・・、サムネイル画像エントリ#1、サムネイル画像エントリ#2、・・・、テキストエントリ#1、テキストエントリ#2,・・・)が連続して配された構成となっている。
テキストファイルFTXの各エントリには、ディスクタイトル、各コンテンツファイル等に係るタイトルの文字列を示すデータが割り当てられる。サムネイル画像ファイルFTHの各エントリには、ディスクタイトル、各コンテンツファイルの内容を示すサムネイル画像データが割り当てられる。
これらテキストファイルFTX、サムネイル画像ファイルFTHの各エントリは、それぞれ、固定長のスロットから構成されている。各エントリを構成するスロット数は、各エントリに割り当てられる属性情報のデータ量に応じて、一個または複数個とされる。なお、コンテンツファイルの種類によっては、属性情報の種類が異なるため、上述したように何らエントリが設けられない場合もある。
プロパティファイルFPの各エントリには、ディスクタイトル、各コンテンツファイルの属性を示すデータが割り当てられる。このプロパティファイルFPは、テキストファイルFTX、サムネイル画像ファイルFTHと同様に、固定長のスロットから構成されている。このプロパティファイルFPには、コンテンツファイルの種類が種々に異なる場合であっても、各コンテンツファイルに対応してエントリが必ず設けられる。
このプロパティファイルFPの各エントリには、他のエントリとの関係を示す管理情報として、テキストファイルFTX、サムネイル画像ファイルFTHの対応するエントリを特定する管理情報(図9に矢印で示すような関連情報である)が設定される。また、プロパティファイルFPの複数個のスロットで構成されるエントリにあっては、各スロットに、続くスロットを特定する管理情報が設定される。また、このプロパティファイルFPの各エントリには、対応するコンテンツファイルを特定する情報が設定される。
インデックスファイルは以上のような構成とされている。そのため、例えば、テキストファイルFTXに記録されたデータ列を再生して、記録媒体2に記録された各コンテンツファイルのタイトルを一覧表示できる。また、例えば、サムネイル画像ファイルFTXに記録されたデータ列を再生して、記録媒体2に記録された各コンテンツファイルのサムネイル画像を一覧表示できる。
なお、インデックスファイルは、このような実在するコンテンツファイルだけでなく、仮想のフォルダについても、テキストファイルFTX、サムネイル画像ファイルFTH、プロパティファイルFPにより定義することができる。プロパティファイルFPの各エントリには、コンテンツファイルおよび仮想フォルダの階層構造を定義する情報が設定される。
図10は、プロパティファイルと、コンテンツファイルおよび仮想フォルダの対応関係の一例を示している。この例では、撮像日時が「○月×日」の仮想フォルダと、撮像日時が「○月△日」の仮想フォルダが同一階層に存在し、「○月×日」の仮想フォルダの下位階層に「MPEG2PS-1」のコンテンツファイルが存在し、「○月△日」の仮想フォルダの下位階層に「MPEG2PS-2」、「MPEG2PS-3」のコンテンツファイルが存在している。
このような階層構造に対応して、プロパティファイルには、図10に示すように、ファイルエントリ#1、フォルダエントリ#4、ファイルエントリ#6、フォルダエントリ#8およびフォルダエントリ#9が形成されている。なお、各エントリの番号は、それぞれ、そのエントリを構成するスロットの最初のスロットの番号とされる、図示の例では、各エントリの番号は、便宜上、そのエントリを構成するスロットの最小番号としている。
ファイルエントリ#1,#6,#9は、それぞれ、「MPEG2PS-1」、「MPEG2PS-2」、「MPEG2PS-3」のコンテンツファイルを管理し、フォルダエントリ#4,#8は、それぞれ、「○月×日」,「○月△日」の仮想フォルダを管理する。
ところで、光ディスク等の記録媒体は、種々の機器に装填されて種々のコンテンツファイルが記録される場合がある。この場合、この記録媒体に記録されている種々のフォーマットのコンテンツファイルの何れかについては、デコード能力の劣る機器でデコードすることが困難な場合も予測される。この場合、デコード困難なコンテンツファイルについても、サムネイル画像等により一覧表示したのでは、ユーザの使い勝手が低下する。
上述した特許文献2には、記録媒体に記録されている各コンテンツファイルのデコードに関する情報を、それぞれインデックスファイルの対応するエントリに記録しておき、この記録に基づいて、各コンテンツファイルがデコード可能か否かをインデックスファイル上で判断する方法が開示されている。また、この特許文献2には、このデコードに関する情報をコード化して記録する方法も開示されている。
特開2004−227630号公報 特開2004−227633号公報 特開2005−115815号公報
ここで、デコードに関する情報としては様々なものがある。ビデオデータについては、デコードに関する情報として、例えば、コーデックの種類、コーデックのプロファイル種別およびレベル情報、ビットレート、画面のサイズ等がある。また、オーディオデータについては、デコードに関する情報として、例えば、コーデックの種類、コーデックのプロファイル種別およびレベル情報、ビットレート、サンプリング周波数等の情報がある。
デコードに関する情報としてこれらの情報が必要な場合、1つの情報につき4バイトを割り当てると、1コンテンツあたり少なくとも32バイトを必要とする。したがって、インデックスファイルに登録するコンテンツファイルが多い場合には、インデックスファイルのファイルサイズが大幅に増大する。
また、このデコードに関する情報をコード化することで、1つのコンテンツあたりのデコードに関する情報を4バイト程度にすることは可能である。しかし、上述の情報の組み合わせを限られたコード(例えば4バイト)で表現するために、デコードに関する情報としては、非常に粗い情報になる。また、コーデックの種類、プロファイル、ビットレート等に新しいものが追加される場合に、既に割り当てられているコードによっては適切なコードを割り当てるのが難しい。また、新しいコードを割り当てる前に製作された機器では新しく割り当てられたコードの意味を認識することができないので、その機器が再生可能な能力を持っているにも関わらず、再生不可能と判断してしまう。
この発明の目的は、インデックスファイルのサイズを大幅に増大させることなく、各コンテンツファイルのデコードに関する情報をある程度詳細に記録可能とし、各コンテンツファイルの再生可否を正しく判断可能とすることにある。
この発明の概念は、
少なくともエンコードされたビデオデータ、又はエンコードされたオーディオデータが含まれたコンテンツファイルと、前記各コンテンツファイルを管理し、前記各コンテンツファイルの属性情報の集合から生成されるインデックスファイルとを記録媒体に記録する記録装置において、
前記コンテンツファイルを前記記録媒体に記録するコンテンツファイル記録部と、
前記コンテンツファイル記録部により、前記記録媒体に所定のコンテンツファイルが記録される際に、前記所定のコンテンツファイルが登録されるように前記インデックスファイルを更新するインデックスファイル更新部を備え、
前記インデックスファイルは、前記記録媒体に記録される各コンテンツファイルに対応し、対応するコンテンツファイルの前記属性情報が割り当てられる所定数のエントリと、当該各コンテンツファイルのデコードに関する情報を格納するデコード情報格納領域とを有し、
前記所定数の各エントリは、前記デコード情報格納領域に記録されているデコードに関する情報のうち、対応するコンテンツファイルのデコードに関する情報を指し示すポインタ情報を有し、
前記インデックスファイル更新部は、前記所定のコンテンツファイルが登録されるように前記インデックスファイルを更新するときに、当該インデックスファイルに対して、前記所定のコンテンツファイルに対応し、前記デコード情報格納領域に記録されている前記所定のコンテンツファイルのデコードに関する情報を指し示すポインタ情報を有するエントリを追加し、
前記インデックスファイル更新部は、前記所定のコンテンツファイルが登録されるように前記インデックスファイルを更新する際、前記デコード情報格納領域に、前記所定のコンテンツファイルのデコードに関する情報が記録されていないとき、当該所定のコンテンツファイルのデコードに関する情報を前記デコード情報格納領域に追加し、
前記インデックスファイル更新部は、前記デコード情報格納領域に、前記所定のコンテンツファイルのデコードに関する情報とビットレートまたはフレームレートで異なり、前記所定のコンテンツファイルのデコードに関する情報のビットレートまたはフレームレートの所定桁を切り上げた値のビットレートまたはフレームレートを有するデコードに関する情報が記録されているとき、前記デコード情報格納領域に、前記所定のコンテンツファイルのデコードに関する情報が記録されていると判定する
ことを特徴とする記録装置にある。
また、この発明の概念は、
少なくともエンコードされたビデオデータ、又はエンコードされたオーディオデータが含まれるコンテンツファイルと、各コンテンツファイルを管理し、当該各コンテンツファイルの属性情報の集合から生成されるインデックスファイルとが記録された記録媒体から所定のコンテンツファイルを再生する再生装置において、
前記インデックスファイルは、前記記録媒体に記録される各コンテンツファイルに対応し、対応するコンテンツファイルの前記属性情報が割り当てられる所定数のエントリと、当該各コンテンツファイルのデコードに関する情報をまとめて格納するデコード情報格納領域とを有し、
前記所定数のエントリは、前記デコード情報格納領域に記録されているデコードに関する情報のうち、対応するコンテンツファイルのデコードに関する情報を指し示すポインタ情報を有し、さらに、
前記記録媒体から所定のコンテンツファイルを再生して、当該所定のコンテンツファイルに含まれるビデオデータ又はオーディオデータを取得するコンテンツファイル再生部と、
前記記録媒体から前記インデックスファイルを再生するインデックスファイル再生部を備え、
前記コンテンツファイル再生部は、前記インデックスファイル再生部で再生された前記インデックスファイルが有する前記デコード情報格納領域に格納されているデコードに関する情報毎に再生が可能か否かを判別し、当該判別結果を、対応する前記ポインタ情報と関連付けて所定の記憶領域に記憶しておき、前記記録媒体から所定のコンテンツファイルを再生する際、当該所定のコンテンツファイルに対応した前記インデックスファイルが有するエントリが持つ前記ポインタ情報と関連付けられて前記所定の記憶領域に記憶されている前記判別結果に基づいて、当該所定のコンテンツファイルの再生が可能か否かを判別する
ことを特徴とする再生装置にある。
この発明においては、記録媒体に少なくともコンテンツファイルとインデックスファイルとが記録される。インデックスファイルは、各コンテンツファイルを管理し、各コンテンツファイルの属性情報の集合から生成されたものである。コンテンツファイル記録部により記録媒体にコンテンツファイルが記録される。
コンテンツファイル記録部により記録媒体にコンテンツファイルが記録されるとき、記録媒体に記録されているインデックスファイルがインデックスファイル更新部により更新される。このようにインデックスファイルが更新されることで、記録媒体に記録されているインデックスファイルとコンテンツファイルとの間の整合が図られる。
インデックスファイルは、記録媒体に記録される各コンテンツファイルに対応したエントリと、各コンテンツファイルのデコードに関する情報がまとめて格納されたデコード情報格納領域とを有している。各エントリには、それぞれ対応するコンテンツファイルの属性情報が割り当てられていると共に、デコード情報格納領域に記録されているデコードに関する情報のうち、対応するコンテンツファイルのデコードに関する情報を指し示すポインタ情報が配されている。
記録媒体に所定のコンテンツファイルが記録されるとき、インデックスファイルは、この所定のコンテンツファイルが登録されるように更新される。このとき、インデックスファイルは、この所定のコンテンツファイルに対応したエントリが追加されるが、そのエントリはこの所定のコンテンツファイルのデコードに関する情報を指し示すポインタ情報を持つようにされる。
このように、インデックスファイルに設けられたデコード情報格納領域に記録媒体に記録される各コンテンツファイルのデコードに関する情報がまとめて格納され、また、インデックスファイルに各コンテンツファイルに対応して設けられたエントリにデコード情報格納領域の対応するデコードに関する情報を指し示すポインタ情報が配されるものであり、インデックスファイルに同一のデコードに関する情報が重複して記録されることを回避でき、また、デコードに関する情報がコード化されることなく記録されるため、インデックスファイルのサイズを大幅に増大させることなく、各コンテンツファイルのデコードに関する情報を詳細に記録できる。
例えば、インデックスファイル更新部が、所定のコンテンツファイルが登録されるようにインデックスファイルを更新する際、デコード情報格納領域に、この所定のコンテンツファイルのデコードに関する情報が記録されていないとき、この所定のコンテンツファイルのデコードに関する情報がデコード情報格納領域に追加される。このように、デコード情報格納領域に新たなデコードに関する情報を追加できるため、デコード領域格納領域に記録されていないデコードに関する情報に対応しないコンテンツファイルが記録媒体に記録される場合にも良好に対処できる。
例えば、インデックスファイル更新部は、デコード情報格納領域に、所定のコンテンツファイルのデコードに関する情報とビットレートまたはフレームレートで異なり、所定のコンテンツファイルのデコードに関する情報のビットレートまたはフレームレートの所定桁を切り上げた値のビットレートまたはフレームレートを有するデコードに関する情報が記録されているとき、デコード情報格納領域に、所定のコンテンツファイルのデコードに関する情報が記録されていると判定するようにしてもよい。この場合、複数のデコードに関する情報を一つにまとめて表すことが可能になり、インデックスファイルのファイルサイズを低減できる。
また、この発明においては、コンテンツファイル再生部で、記録媒体から所定のコンテンツファイルが選択的に再生される。この場合、インデックスファイル再生部で再生されたインデックスファイルのこの所定のコンテンツファイルに対応したエントリが持つポインタ情報で指し示されるデコード情報格納領域のデコードに関する情報に基づいて、この所定のコンテンツファイルが、再生可能か否かが判断される。このように、所定のコンテンツファイルに対応したデコードに関する情報そのものに基づいて再生可否を判断できるため、この所定のコンテンツファイルの再生可否を正しく判断できる。
例えば、コンテンツファイル再生部で、インデックスファイルが有するデコード情報格納領域に格納されている各デコードに関する情報毎に再生可否が判断され、その判断結果がポインタ情報と関連付けられて所定の記憶領域に記憶される。そして、記録媒体から所定のコンテンツファイルを再生する際、この所定のコンテンツファイルに対応したインデックスファイルのエントリが持つポインタ情報と関連付けられて所定の記憶領域に記憶されている判断結果に基づいてその再生の可否が判断される。この場合、所定の記憶領域に予め記憶されている判断結果を利用でき、所定のコンテンツファイルの再生可否を高速に判断できる。
この発明によれば、インデックスファイルに記録媒体に記録される各コンテンツファイルのデコードに関する情報をまとめて格納するデコード情報格納領域を設け、インデックスファイルに各コンテンツファイルに対応して設けられ、対応するコンテンツファイルの属性情報が割り当てられるエントリに、各デコード情報格納領域の対応するデコードに関する情報を指し示すポインタ情報を設定するものであり、インデックスファイルのサイズを大幅に増大させることなく、各コンテンツファイルのデコードに関する情報を詳細に記録でき、また、各コンテンツファイルの再生可否を正しく判断できる。
この発明の実施の形態について説明する。図1は、実施の形態としての光ディスク装置1の構成を示している。
この光ディスク装置1は、図示しない撮像手段、音声取得手段により被写体のビデオ信号、オーディオ信号を取得し、このビデオ信号およびオーディオ信号からなる撮像内容をコンテンツファイルとして光ディスク2に記録する。また、この光ディスク装置1は、光ディスク2に記録されたコンテンツファイルを再生して液晶表示パネルによる表示手段、スピーカによる音声出力手段より出力し、また外部機器に出力する。また、この光ディスク装置1は、ビデオ信号およびオーディオ信号をMPEG(Moving Picture Experts Group)のフォーマットによりエンコードした後、所定のファイル形式で光ディスク2に記録する。
この光ディスク装置1は、光ディスク2と、ビデオ符号器11と、オーディオ符号器12と、ビデオ復号器13と、オーディオ復号器14と、ファイル生成器15と、ファイル復号器16と、メモリ17と、メモリコントローラ18と、システム制御マイクロコンピュータ(以下、「システム制御マイコン」という)19と、メモリ20と、エラー訂正符号/復号器21と、ドライブ制御マイクロコンピュータ(以下、「ドライブ制御マイコン」という)22と、データ変復調器23と、磁界変調ドライバ24と、操作部26と、サーボ回路30と、スピンドルモータ31と、磁界ヘッド32と、光ピックアップ33とを有している。光ディスク2は、記録媒体を構成している。
ビデオ符号器11は、撮像結果によるビデオ信号をアナログディジタル変換処理してビデオデータを生成し、このビデオデータをMPEGのフォーマットに従って符号化処理し、ビデオデータからなるエレメンタリストリームを出力する。オーディオ符号器12は、撮像内容に関するオーディオ信号をアナログディジタル変換処理してオーディオデータを生成し、このオーディオデータをMPEGのフォーマットに従って符号化処理し、オーディオデータによるエレメンタリストリームを出力する。
ファイル生成器15は、記録時、ビデオ符号器11およびオーディオ符号器12から出力されるエレメンタリストリームを多重化処理し、システム制御マイコン19の制御により、所定のファイル形式のコンテンツファイルを作成する。
メモリコントローラ18は、システム制御マイコン19の制御により、記録時および再生時において、動作を切り換える。このメモリコントローラ18は、記録時、ファイル生成器15から出力されるコンテンツファイルによるデータ列、システム制御マイコン19から出力される各種データを、メモリ17に順次記録して一時的に保持し、続くエラー訂正符号/復号器21の処理に対応して保持したデータを出力する。また、メモリコントローラ18は、再生時、エラー訂正符号/復号器21の出力データを、メモリ17に順次記録して一時的に保持し、コンテンツファイルによるデータ列をファイル復号器16に出力し、各種データをシステム制御マイコン19に出力する。
エラー訂正符号/復号器21は、システム制御マイコン19の制御により、記録時および再生時において、動作を切り換える。このエラー訂正符号/復号器21は、記録時、メモリコントローラ18の出力データをメモリ20に一時的に記録して誤り訂正符号を付加する。また、このエラー訂正符号/復号器21は、記録時、このようにメモリ20に保持したデータを所定順序で読み出し、インターリーブ処理されたデータをデータ変復調器23に出力する。
また、エラー訂正符号/復号器21は、再生時、データ変復調器23から出力されるデータを所定順序によりメモリ20に一時的に記録することでインターリーブ処理を行うと共に、記録時に付加した誤り訂正符号により誤り訂正処理する。また、このエラー訂正符号/復号器21は、再生時、このようにメモリ20に保持したデータを記録時と同じ順序で読み出してメモリコントローラ18に出力する。
データ変復調器23は、システム制御マイコン19の制御により、記録時および再生時において、動作を切り換える。このデータ変復調器23は、記録時、エラー訂正符号/復号器21の出力データをシリアルデータ列に変換した後、変調処理して磁界変調ドライバ24または光ピックアップ33に出力する。また、このデータ変復調器23は、再生時、光ピックアップ33から出力される再生信号からクロックを再生し、このクロックを基準にして再生信号を2値識別して復調処理することにより、記録時に生成したシリアルデータ列に対応する再生データを得、この再生データをエラー訂正符号/復号器21に出力する。
磁界変調ドライバ24は、光ディスク2が光磁気ディスクの場合に、記録時、システム制御マイコン19の制御により、データ変復調器23の出力信号に応じて磁界ヘッド32を駆動する。磁界ヘッド32は、光ディスク2を間に挟んで光ピックアップ33と対向するように保持され、光ピックアップ33によるレーザービーム照射位置にデータ変復調器23の出力データに応じた変調磁界を印加する。したがって、この光ディスク装置1は、光ディスク2が光磁気ディスクである場合、熱磁気記録の手法により、この光ディスク2にコンテンツファイル等を記録する。
光ディスク2は、光磁気ディスク(MO:Magneto Optical disk)、相変化型ディスク等の書き換え可能な光ディスクである。スピンドルモータ31は、サーボ回路30の制御により、光ディスク2を、その種類に応じて、線速度一定(CLV:Constant linear Velocity )、角速度一定(CAV:ConstantAngle Velocity )、ゾーンCLV(ZCLV:Zone Constant linearVelocity)等の条件で回転駆動する。
サーボ回路30は、光ピックアップ33から出力される各種信号に基づいて、スピンドルモータ31の動作を制御する。また、このサーボ回路30は、光ピックアップ33から出力される各種信号に基づいて、光ピックアップ33をトラッキング制御、フォーカス制御し、また光ピックアップ33、磁界ヘッド32をシーク制御し、さらにはフォーカスサーチ等の処理を実行する。
ドライブ制御マイコン22は、システム制御マイコン19からの指示により、これらサーボ回路30におけるシーク等の動作を制御する。
光ピックアップ33は、光ディスク2にレーザービームを照射してその戻り光を受光素子により受光し、この受光素子の受光結果を演算処理することより、各種制御用の信号を生成して出力し、また光ディスク2に形成されたピット列、マーク列に応じて信号レベルが変化する再生信号を出力する。
また、この光ピックアップ33は、システム制御マイコン19の制御により動作を切り換え、光ディスク2が光磁気ディスクの場合、記録時、光ディスク2に照射するレーザービームの光量を間欠的に立ち上げる。この場合、この光ディスク装置1は、いわゆるパルストレイン方式により、光ディスク2にコンテンツファイル等を記録する。また、この光ピックアップ33は、光ディスク2が相変化型ディスク等の場合、データ変復調器23の出力データに応じて光ディスク2に照射するレーザービームの光量を再生時の光量から書き込み時の光量に立ち上げる。この場合、光ディスク装置1は、熱記録の手法を適用して光ディスク2にコンテンツファイル等を記録する。
ファイル復号器16は、メモリコントローラ18から出力されるコンテンツファイルのデータを入力し、このデータをビデオデータおよびオーディオデータのエレメンタリストリームに分解して出力する。ビデオ復号器13は、ファイル復号器16から出力されるビデオデータのエレメンタリストリームをデータ伸長して図示しない表示手段、外部機器に出力する。オーディオ復号器14は、ファイル復号器16から出力されるオーディオデータのエレメンタリストリームをデータ伸長して、図示しない音声出力手段、外部機器に出力する。
操作部26は、この光ディスク装置1の各種操作子、液晶表示パネルに配置されたタッチパネル等により構成され、ユーザによる各種操作をシステム制御マイコン19に通知する。
システム制御マイコン19は、この光ディスク装置1全体の動作を制御するマイクロコンピュータであり、図示しないメモリに記録された所定の処理プログラムの実行により全体の動作を制御する。この実施の形態においては、このシステム制御マイコン19に係る処理プログラムは、この光ディスク装置1に事前にインストールされて提供される。しかし、この処理プログラムは、このような事前のインストールに代えて、インターネット等のネットワークを介したダウンロードにより提供され、あるいは光ディスク、磁気ディスク、メモリカード等の種々の記録媒体に記録されて提供されてもよい。
この処理プログラムの実行により、システム制御マイコン19は、例えば光ディスク2の装填が検出されると、光ピックアップ33を光ディスク2の最内周にシークさせ、光ディスク2に係るファイル管理システムの管理情報を再生する。また、システム制御マイコン19は、この再生した管理情報をメモリコントローラ18から取得し、内蔵のメモリに保持する。
システム制御マイコン19は、このように内蔵のメモリに管理情報を保持することで、光ディスク2に記録された各ファイルのアドレス、および空き領域を検出する。また、システム制御マイコン19は、この管理情報の検索結果により、光ディスク2に記録されたインデックスファイルを再生し、光ディスク2に記録された各種コンテンツファイルをユーザに提示し、ユーザによる操作を受け付ける。なお、このように光ディスク2から再生されたインデックスファイルは、システム制御マイコン1の内蔵メモリ、あるいはメモリ17に保持される。この実施の形態においては、インデックスファイルは、内蔵メモリに保持される。
また、システム制御マイコン19は、ユーザ操作により撮像結果の記録が指示されると、内蔵のメモリに保持した管理情報により空き領域を検出して、光ピックアップ33をこの空き領域にシークさせ、撮像されたコンテンツファイルを光ディスク2に記録する。
また、システム制御マイコン19は、このコンテンツファイルの記録に対応するように、内蔵のメモリに保持した管理情報を更新し、光ディスク2の排出時等において、この更新した管理情報により光ディスク2に記録されている管理情報を更新する。この管理情報の更新において、システム制御マイコン19は、内蔵のメモリに保持して更新した管理情報を、メモリコントローラ18を介してエラー訂正符号/復号器21に出力することにより実行する。
システム制御マイコン19は、上述したようにコンテンツファイルを光ディスク2に記録する際、このコンテンツファイルの生成に必要な各種の情報をファイル生成器15に出力する。また、システム制御マイコン19は、ビデオ符号器11、オーディオ符号器12およびファイル生成器15を介してインデックスファイルの生成に必要な情報を取得する、そして、システム制御マイコン19は、この取得した情報とファイル生成器15に出力する情報とにより、光ディスク2へのコンテンツファイルの記録に対応するように、内蔵メモリに保持しているインデックスファイルを更新し、この更新したインデックスファイルのデータにより光ディスク2に記録されているインデックスファイルを更新する。
この場合、システム制御マイコン19は、光ディスク2に記録したコンテンツファイルに対応するエントリをインデックスファイルに追加登録することで、内蔵のメモリに保持されているコンテンツファイルの記録に対応するようにインデックスファイルを更新する。
図1に示す光ディスク装置1の動作を簡単に説明する。
機器本体の電源がオンとされた後に光りディスク2が装填されるとき、あるいは光ディスク2が装填された状態で電源がオンとされるとき、光ピックアップ33が光ディスク2の最内周にシークするように制御され、光ディスク2からファイル管理システムの管理情報が再生される。この管理情報は、メモリコントローラ18を介して、システム制御マイコン19に内蔵したメモリに保持される。システム制御マイコン19では、このように内蔵メモリに保持された管理情報に基づいて、光ディスク2に記録された各ファイルのアドレス、および空き領域等が検出される。また、このように管理情報が取得された後、この管理情報の検索結果に基づいて、光ディスク2からインデックスファイルが再生される。このインデックスファイルは、システム制御マイコン19に内蔵したメモリに保持される。
光ディスク2に、撮像されたコンテンツファイルを記録する記録時の動作を説明する。
撮像手段、音声取得手段で取得したビデオデータ、オーディオデータがそれぞれビデオ符号器11、オーディオ符号器12でエンコードされた後、ファイル生成器15に供給される。このファイル生成器15では、ビデオ符号器11およびオーディオ符号器12で得られるビデオおよびオーディオのエレメンタリストリームが多重化され、所定のファイル形式のコンテンツファイルが作成される。
このコンテンツファイルは、メモリコントローラ18、エラー訂正符号/復号器21、データ変復調器23、磁界変調ドライバ24、光ピックアップ33による記録系を介して、光ディスク2の所定の空き領域に記録される。
このコンテンツファイルの記録処理と並行して、ビデオデータからサムネイル画像データが生成される。記録されるコンテンツファイルの属性情報である、このサムネイル画像データ、コンテンツファイルのファイル名等から、システム制御マイコン19により、内蔵メモリに保持されているインデックスファイルのデータが更新される。
上述したように、光ディスク2にコンテンツファイルが記録された後、システム制御マイコン19の内蔵メモリに保持されている、コンテンツファイルの記録に対応するように更新されたインデックスファイルのデータで、光ディスク2に記録されているインデックスファイルが更新される。
ここで、インデックスファイルは、光ディスク2に記録される各コンテンツファイルに対応したエントリと、各コンテンツファイルのデコードに関する情報がまとめて格納されたデコード情報格納領域とを有している。各エントリには、対応するコンテンツファイルの属性情報が割り当てられていると共に、デコード情報格納領域に記録されているデコードに関する情報のうち、対応するコンテンツファイルのデコードに関する情報を指し示すポインタ情報が設定されている。
光ディスク2に所定のコンテンツファイルが記録されるとき、インデックスファイルは、この所定のコンテンツファイルが登録されるように更新される。このとき、インデックスファイルに、この所定のコンテンツファイルに対応したエントリが追加されるが、そのエントリは、この所定のコンテンツファイルのデコードに関する情報を指し示すポインタ情報を持つようにされる。
また、このコンテンツファイルの記録に対応するように、システム制御マイコン19の内蔵メモリに保持されている管理情報が更新され、インデックスファイルが更新された後、あるいは光ディスク2の排出時等において、この更新された管理情報により光ディスク2に記録されている管理情報が更新される。
次に、光ディスク2に記録されているコンテンツファイルの一覧表示を参照して、所定のコンテンツファイルを再生する、再生時の動作を説明する。
ユーザによりコンテンツファイルの一覧表示が指示されるとき、システム制御マイコン19の内蔵メモリに保持されているインデックスファイルのデータから、各コンテンツファイルに対応したサムネイル画像データが順次取得され、一覧表示に係るサムネイル画像データがシステム制御マイコン19からファイル復号器16およびビデオ復号器13を通じて図示しない表示手段に供給され、この表示手段に、光ディスク2に記録されている各コンテンツファイルに係るサムネイル画像が一覧表示される。
なお、システム制御制御マイコン19は、上述したように、光ディスク2からインデックスファイルを再生して内蔵メモリに保持した後、このインデックスファイルが有するデコード情報格納領域に格納されている各デコードに関する情報毎に、この光ディスク装置1での再生可否を判断する。その判断結果は、ポインタ情報(デコード情報格納領域における各デコード情報に関する情報を指し示す)と関連付けされて、所定の記憶領域に記憶される。上述の一覧表示の対象となるコンテンツファイルは、光ディスク2に記録されている全てのコンテンツファイル、あるいは再生可能と判断されたコンテンツファイルのみとされる。
このように、表示手段にサムネイル画像が一覧表示されている状態で、ユーザによって所定のサムネイル画像が選択されて再生が指示されるとき、内蔵メモリに保持されているインデックスファイルのデータおよび管理システムの管理情報に基づいて、システム制御マイコン19の制御により、光ディスク2から選択された所定のサムネイル画像に対応したコンテンツファイルは、再生が可能であるときは、再生される。この場合、光ディスク2から再生されたコンテンツファイルは、光ピックアップ33、データ変復調器23、エラー訂正符号/復号器21、メモリコントローラ18を通じて得られる。そして、この再生されたコンテンツファイルはファイル復号器16でビデオデータおよびオーディオデータのエレメンタリストリームに分解された後、それぞれのエレメンタリストリームはビデオ復号器13、オーディオ復号器14によりデコードされて出力される。
次に、システム制御マイコン19による、上述したインデックスファイルの更新処理についてさらに説明する。
システム制御マイコン19は、上述したように光ディスク2に所定のコンテンツファイルが記録されるとき、この所定のコンテンツファイルが追加登録されるように、インデックスファイルを更新する。
インデックスファイルは、図9を用いて上述したと同様に、テキストファイルFTX、サムネイル画像ファイルFTH、プロパティファイルFPからなっている。なお、本実施例においては、特に、プロパティファイルFP、サムネイル画像ファイルFTH、テキストファイル(又はメタデータファイル)FTXから構成されるインデックスファイルをAV−Indexファイルと呼ぶ。
各コンテンツファイルの属性情報は、テキストファイル、サムネイル画像ファイル、およびプロパティファイルに分けられて配置される。また、各ファイルは、各コンテンツファイルの属性情報によるエントリが連続して配された構成となっている。各エントリは、一個または複数個の固定長スロットが連結されて構成されている。ここで、各エントリはそれぞれ管理情報領域を構成している。
プロパティファイルFPの各エントリ(パリティエントリ)には、ディスクタイトル、各コンテンツファイルの属性を示すデータが割り当てられる。また、このプロパティファイルFPの各エントリには、テキストファイルFTX、サムネイル画像ファイルFTHの対応するエントリを特定する管理情報が設定される。また、プロパティファイルFPの複数個のスロットで構成されるエントリにあっては、各スロットに対して、そのスロットに続く次のスロットを特定する管理情報が設定される。また、このプロパティファイルFPの各エントリには、対応するコンテンツファイルを特定する情報が設定される。さらに、このプロパティファイルFPの各エントリには、コンテンツファイル、実在するフォルダおよび仮想フォルダの階層構造を定義する情報が設定される。
ここで、各ファイルは、それぞれ、ファイル先頭からのスロット数を示すスロット番号で管理される固定長スロットが連続した構成とされる。このスロット番号は、ファイルを構成する固定長スロットの並び順を示すインデックス情報を構成している。このインデックスファイルには、一個または複数個の固定長スロットが連結された所定数のエントリ(管理情報領域)が設けられる。各エントリは、連結された一個または複数個の固定長スロットのうち、先頭の固定長スロットのスロット番号で識別される。
なお、プロパティファイルFPの各エントリには、他のファイルの対応するエントリに割り当てられたスロットの数だけ、最低限、スロットが設けられる。例えば、サムネイル画像ファイルFTH、テキストファイルFTXに、1つのコンテンツファイルに係る2つのスロットからなるエントリが設けられている場合、プロパティファイルFPの対応するエントリには、少なくとも2つのスロットが割り当てられる。
また、プロパティファイルFPには、ヘッダに続いてシステムインフォメーションエントリが設けられる。図2は、プロパティファイルFPの構成を示している。システムインフォメーションエントリは、デコード情報格納領域を構成しており、光ディスク2に記録される各コンテンツファイルのデコードに関する情報がまとめて格納する。
また、図2に示すように、プロパティファイルFPには、システムインフォメーションエントリに続いて、例えば各コンテンツファイルに対応したエントリが連続して設けられる。なお、このコンテンツファイルに対応したエントリを、システムインフォメーションエントリとの対比により、以下においては、適宜、「ファイルエントリ」と呼ぶ。
各ファイルエントリには、システムインフォメーションエントリに記録されているデコードに関する情報のうち、対応するコンテンツファイルのデコードに関する情報を指し示すプロファイルエントリインデックスが配される。このプロファイルエントリインデックスはポインタ情報を構成している。
システムインフォメーションエントリには、プロファイルデータリストが設けられる。このプロファイルデータリストには、デコードに関する情報が記録されたAVプロファイルエントリが、光ディスク2に記録された各コンテンツファイルに係るデコードに関する情報の種類の分、設けられる。
図2の例は、先頭のファイルエントリに対応したコンテンツファイルに、プロファイルデータリストの先頭のAVプロファイルエントリ#1に記録されたデコードに関する情報による処理を行うことにより、ビデオデータおよびオーディオデータがデコードされることを、示している。また、この図2の例は、続く2つのファイルエントリに対応したコンテンツファイルに、プロファイルデータリストの3番目のAVプロファイルエントリ#3に記録されたデコードに関する情報による処理を行うことにより、ビデオデータおよびオーディオデータがデコードされることを、示している。
図3は、システムインフォメーションエントリに設けられるプロファイルデータリストの構成を示している。プロファイルデータリストにおいては、先頭の4バイトに、このプロファイルデータリストのデータブロックのサイズ(size)が割り当てられ、続く2バイトに、このデータブロックがプロファイルデータリストであることを示す種別data_type(=Profile Data List)が割り当てられる。
また、このプロファイルデータリストにおいては、続く2バイトに、このプロファイルデータリストに含まれるAVプロファイルエントリのエントリ数(entry_count)が割り当てられ、さらに続く96×Nバイトに、エントリ数Nだけ各96バイトのAVプロファイルエントリ(av_profile_entry)が順次割り当てられる。
図4は、AVプロファイルエントリの構成を示している。このAVプロファイルエントリは、ビデオデータのデコードに関する情報であるビデオプロファイルエントリ(video_profile_entry)と、オーディオデータのデコードに関する情報であるオーディオプロファイルエントリ(audio_profile_entry)とから形成される。
図5は、ビデオプロファイルエントリの構成を示している。このビデオプロファイルエントリにおいては、先頭の4バイトに、このビデオプロファイルエントリのデータブロックのサイズ(size)が割り当てられ、続く4バイトに、このデータブロックがビデオプロファイルエントリであることを示す種別data_type(=Profile Data for Video)が割り当てられる。
また、このビデオプロファイルエントリにおいては、続く1バイトに、このビデオプロファイルエントリのバージョン(version)が割り当てられ、続く3バイトに、このビデオプロファイルエントリにおけるデータ形式を特定するフラグ(flags)が割り当てられ、続く4バイトに、リザーブ(reserved)が割り当てられる。
また、このビデオプロファイルエントリにおいては、続く4バイトに、ビデオデータのデータ圧縮のフォーマット情報(codec_type)が割り当てられ、ここにMPEG4、AVC等のフォーマットが記録され、続く4バイトに、データ圧縮のフォーマットの詳細な設定情報(codec_specific_information)が割り当てられ、ここにフォーマットのレベル等が記録される。
また、このビデオプロファイルエントリにおいては、続く4バイトに、ビデオアトリビュートフラグ(video_attribute_flags)が割り当てられ、ここにセキュリティーの有無、スキャン方式等が記録され、さらに続く各4バイトにそれぞれ平均ビットレート(average_bitrate)、最大ビットレート(max_bitrate)、平均フレームレート(average_frame_rate)、最大フレームレート(max_frame_rate)、1画面の水平方向および垂直方向のサンプリング数(visual_size)、アスペクト比(pixel_aspect_ratio)が割り当てられる。
図6は、オーディオプロファイルエントリの構成を示している。このオーディオプロファイルエントリにおいては、先頭の4バイトに、このオーディオプロファイルエントリのデータブロックのサイズ(size)が割り当てられ、続く4バイトに、このデータブロックがオーディオプロファイルエントリであることを示す種別data_type(=Profile Data for Audio)が割り当てられる。
また、このオーディオプロファイルエントリにおいては、続く1バイトに、このオーディオプロファイルエントリのバージョン(version)が割り当てられ、続く3バイトに、このオーディオプロファイルエントリにおけるデータ形式を特定するフラグ(flags)が割り当てられ、続く4バイトに、リザーブ(reserved)が割り当てられる。
また、このオーディオプロファイルエントリにおいては、続く4バイトに、オーディオデータのデータ圧縮のフォーマット情報(codec_type)が割り当てられ、続く4バイトに、データ圧縮のフォーマットの詳細な設定情報(codec_specific_information)が割り当てられ、ここにフォーマットのレベル等が記録される。
また、このオーディオプロファイルエントリにおいては、続く4バイトに、オーディオアトリビュートフラグ(Audio_attribute_flags)が割り当てられ、ここにセキュリティーの有無、スキャン方式等が記録され、さらに続く各4バイトに平均ビットレート(average_bitrate)、最大ビットレート(max_bitrate)、サンプリングレート(sampling_rate)、オーディオデータのチャンネル数(audio_channel_number)が割り当てられる。
図7のフローチャートは、コンテンツファイルの記録時におけるシステム制御マイコン19の処理手順を示している。
システム制御マイコン19は、例えば、光ディスク2の装填によりステップSP1からステップSP2に移る。このステップSP2で、システム制御マイコン19は、光ディスク2に記録されたインデックスファイルを取得して、内蔵したメモリに保持する。そして、続くステップSP3で、システム制御マイコン19は、ユーザ操作に対応して、所定のコンテンツファイルを光ディスク2に記録する。
システム制御マイコン19は、この所定のコンテンツファイルの記録を終了すると、ステップSP4で、この所定のコンテンツファイルのデコードに関する情報に基づいて、インデックスファイルのシステムインフォメーションエントリ(図2参照)に記録されたAVプロファイルエントリを順次検索し、この所定のコンテンツファイルのデコードに関する情報がこのシステムインフォメーションエントリに既に記録されているか否かを判断する。
この判断処理において、システム制御マイコン19は、光ディスク2に記録された所定のコンテンツファイルと同一の記録モードで記録したと判断されるAVプロファイルエントリを、以下のようにして、初めに検出する。
すなわち、システム制御マイコン19は、ビデオプロファイルエントリ(video_profile_entry)に関して、データ圧縮のフォーマットの情報(codec_type)、フォーマットの詳細な設定情報(codec_specific_information)、ビデオアトリビュートフラグ(video_attribute_flags)、1画面の水平方向及び垂直方向のサンプリング数(visual_size)、アスペクト比(pixel_aspect_ratio)が、記録した所定のコンテンツファイルに該当するものを検出する。
そして、システム制御マイコン19は、ビデオプロファイルエントリに関して検出されたAVプロファイルエントリのうち、オーディオプロファイルエントリにおいて、オーディオのデータ圧縮に供したフォーマットの情報(codec_type)、フォーマットの詳細な設定情報(codec_specific_information)、オーディオアトリビュートフラグ(audio_attribute_flags)、サンプリングレート(sampling_rate)、チャンネル数(audio_channel_number)が、記録した所定のコンテンツファイルに該当するものを検出する。
このようにして、システム制御マイコン19は、光ディスク2に記録した所定のコンテンツファイルと同一の記録モードで記録したと判断されるAVプロファイルエントリを検出する。
次に、システム制御マイコン19は、記録した所定のコンテンツファイルのビットレート、フレームレートの所定桁を切り上げ、上述したように検出したAVプロファイルエントリのうち、そのビットレート、フレームレートが、この切り上げた値となるものを検出する。
システム制御マイコン19は、システムインフォメーションエントリに記録されたAVプロファイルエントリに、記録した所定のコンテンツファイルと同一の記録モードで記録したと判断されるAVプロファイルエントリが存在し、かつ、その中にビットレートおよびフレームレートが、記録した所定のコンテンツファイルのビットレートおよびフレームレートの所定桁を切り上げたものと同じものがあるときは、記録した所定のコンテンツファイルのデコードに関する情報(AVプロファイルエントリ)が、このシステムインフォメーションエントリに既に記録されていると判断する。
システム制御マイコン19が、このようなビットレートおよびフレームレートの切り上げ処理を伴った判断処理を行う構成とすることによって、ビットレートおよびフレームレートが厳密には異なる複数のデコードに関する情報を一つにまとめて表すことが可能になり、それだけシステムインフォメーションエントリ内のAVプロファイルエントリの個数を減らすことができ、インデックスファイルのファイルサイズを低減できる。
なお、この切り上げは、AVプロファイルエントリに記録されたビットレート、フレームレートによるコンテンツファイルを再生する機器で、記録した所定のコンテンツファイルを再生することが可能であると判定できる程度の有効桁数で実行する。例えば、記録したコンテンツファイルのフレームレートがフレーム周波数29.94〔Hz〕の場合、システム制御マイコン19は、フレーム周波数30〔Hz〕によりAVプロファイルエントリを検出する。
なお、ここで、システム制御マイコン19は、上述したようなビットレートおよびフレームレートの切り上げ処理を伴った判断処理を行うのではなく、ビットレートおよびフレームレートも完全に一致したものがあるか否かで、記録した所定のコンテンツファイルのデコードに関する情報がシステムインフォメーションエントリに既に記録されているか否かの判断を行うようにしてもよい。
システム制御マイコン19は、ステップSP4で、記録した所定のコンテンツファイルのデコードに関する情報がシステムインフォメーションエントリに既に記録されていると判断するときは、ステップSP4からステップSP5に移る。このステップSP5で、システム制御マイコン19は、この記録した所定のコンテンツファイルのファイルエントリをプロパティファイルFPに追加登録する。
そして、ステップSP6で、システム制御マイコン19は、ステップSP4の処理で検出された既に記録されているデコードに関する情報のAVプロファイルエントリを指し示すように、この追加登録したファイルエントリにプロパティエントリインデックス(ポインタ情報)を設定する。そして、ステップSP7で、システム制御マイコン19は、ユーザ操作により、動作の終了が指示されたか否か判断し、動作の終了が指示されていないときは、ステップSP7からステップSP3に戻って、ユーザ操作に応動して続く所定のコンテンツファイルを記録し、一方動作の終了が指示されているときは、ステップS9で、処理を終了する。
また、システム制御マイコン19は、ステップSP4で、記録した所定のコンテンツファイルのデコードに関する情報がシステムインフォメーションエントリに未だ記録されていないと判断するときは、ステップSP4からステップSP8に移る。そして、このステップSP8で、システム制御マイコン19は、この記録した所定のコンテンツファイルのデコードに関する情報によりAVプロファイルエントリを作成し、このAVプロファイルエントリをプロファイルデータリストに追加する。
そして、続くステップSP5で、システム制御マイコン19は、この所定のコンテンツファイルのファイルエントリをプロパティファイルFPに追加登録する。そして、続くステップSP6で、システム制御マイコン19は、ステップSP8で追加したAVプロファイルエントリを指し示すように、このステップSP5で追加登録したファイルエントリにプロパティエントリインデックス(ポインタ情報)を設定する。
なお、図7に示すフローチャートの処理手順では、光ディスク2に所定のコンテンツファイルを記録した後に、記録した所定のコンテンツファイルのデコードに関する情報がシステムインフォメーションエントリに記録されているか否かを判断し、記録されていないときは追加するものであるが、所定のコンテンツファイルを光ディスク2に記録する前に、その所定のコンテンツファイルのデコードに関する情報がシステムインフォメーションエントリに記録されているか否かを判断し、記録されていないときは追加し、その後にこの所定のコンテンツファイルを光ディスク2に記録するようにしてもよい。
また、システムインフォメーションエントリへのAVプロファイルエントリの登録にあっては、記録した所定のコンテンツファイルのデコードに関する情報に代えて、ビットレート等が異なる他の記録装置の対応する記録モードに係るデコードに関する情報を記録するようにしてもよい。因みにこのような場合は、この他の記録装置が広く汎用に供されているような場合が考えられる。
例えば、メモリースティック動画フォーマットのプロファイルレベルとの対応が考えられる。つまり、フォーマットやルールで、記録レベルが規定されている場合(例えば、レベル1では128kbpsまで、レベル2では256kbpsまで、などと決められている場合)、実際の機器での記録では150kbpsで記録されていても、150kbpsではなく、動画フォーマットでこのビットレートに対応するレベルの上限である256kbpsを、AVプロファイルエントリに登録する。
図8のフローチャートは、コンテンツファイルの再生時におけるシステム制御マイコン19の処理手順を示している。
システム制御マイコン19は、例えば光ディスク2の装填によりステップSP11からステップSP12に移る。このステップSP12で、システム制御マイコン19は、光ディスク2に記録されたインデックスファイルを取得し、内蔵したメモリに保持する。
そして、ステップSP13で、システム制御マイコン19は、この取得したインデックスファイルのプロファイルデータリストに記録されたAVプロファイルエントリについて、各AVプロファイルエントリに記録されたデコードに関する情報による処理を実行可能か否か判断する。
つまり、システム制御マイコン19は、各AVプロファイルエントリによるコンテンツファイルを再生可能か否か判断し、その判断結果をポインタ情報としてのプロファイルエントリインデックスと関連付けて、内蔵メモリ等の所定の記憶領域に記憶する。この実施の形態において、システム制御マイコン19は、再生可能と判断したAVプロファイルエントリを指し示すプロファイルエントリインデックスを内蔵メモリに記録する。
次に、ステップSP14で、システム制御マイコン19は、ユーザ操作に従って、再生すべき所定のコンテンツファイルの選択を受け付け、対応するファイルエントリをインデックスファイルから検出する。例えば、システム制御マイコン19は、インデックスファイルに記録されたサムネイル画像ファイルによるサムネイル画像の一覧表示、テキストファイルによるタイトルの一覧表示等により、ユーザ操作による選択を受け付ける。
次に、ステップST15で、システム制御マイコン19は、このインデックスファイルから検出したファイルエントリに、ステップSP13で内蔵メモリに記録したプロファイルエントリインデックスが設定されているか否かを判断する。システム制御マイコン19は、インデックスファイルから検出したファイルエントリに、内蔵メモリに記録したプロファイルエントリインデックスが設定されていないと判断するとき、ステップSP15からステップSP16に移る。
このステップSP16で、システム制御マイコン19は、このコンテンツファイルについては、再生困難である旨、ユーザに通知した後、ステップSP14に戻る。なおここでこのようなユーザへの通知にあっては、例えば再生困難である旨のメッセージの表示等、種々の手法を適用することができる。
また、システム制御マイコン19は、ステップSP15で、インデックスファイルから検出したファイルエントリに、内蔵メモリに記録したプロファイルエントリインデックスが設定されていると判断するとき、ステップSP15からステップSP17に移る。このステップSP17で、システム制御マイコン19は、ユーザ操作で選択された所定のコンテンツファイルを再生可能と判断し、続くステップSP18で、この所定のコンテンツファイルを再生するように全体の動作を制御する。そして、システム制御マイコン19は、この所定のコンテンツファイルの再生を終了すると、ステップSP14に戻る。
なお、図8に示す処理手順では、ステップSP15における判断で、ステップSP13における判断結果、つまりインデックスファイルのプロファイルデータリストの各AVプロファイルエントリに記録されたデコードに関する情報による処理を実行可能か否かの判断結果を利用するものであり、所定のコンテンツファイルの再生可否を高速に判断できる。なお、ステップSP13における判断を省略し、ステップSP15で、所定のコンテンツファイルに対応したファイルエントリに設定されているプロファイルエントリインデックスが指し示すAVプロファイルエントリのデコードに関する情報による処理を実行可能か否か判断して、所定のコンテンツファイルの再生可否を判断するようにしてもよい。
図1に示す光ディスク装置1においては、インデックスファイルのシステムインフォメーションエントリに光ディスク2に記録される各コンテンツファイルのデコードに関する情報がまとめて格納され、またインデックスファイルの各コンテンツファイルのそれぞれに対応して設けられたエントリ(ファイルエントリ)に、システムインフォメーションエントリ(デコード情報格納領域)の対応するAVプロファイルエントリ(デコードに関する情報)を指し示すプロファイルエントリインデックス(ポインタ情報)が配されるものである。したがって、この光ディスク装置1によれば、インデックスファイルに同一のデコードに関する情報が重複して記録されることを回避でき、またデコードに関する情報をコード化されることなく記録されるため、インデックスファイルのサイズを大幅に増大させることなく、各コンテンツファイルのデコードに関する情報を詳細に記録できる。
また、図1に示す光ディスク装置1においては、所定のコンテンツファイルが登録されるようにインデックスファイルを更新する際、システムインフォメーションエントリ(デコード情報格納領域)に、この所定のコンテンツファイルに対応するAVプロファイルエン(デコードに関する情報)が記録されていないとき、この所定のコンテンツファイルに対応するAVプロファイルエントリ(デコードに関する情報)が追加される。したがって、この光ディスク装置1によれば、システムインフォメーションエントリ(デコード情報格納領域)に存在するAVプロファイルエントリ(デコードに関する情報)に対応しないコンテンツファイルを光ディスク2に記録する場合にも良好に対処できる。
また、図1に示す光ディスク装置1によれば、光ディスク2から所定のコンテンツファイルを再生しようとする場合、インデックスファイルの、この所定のコンテンツファイルに対応したエントリ(ファイルエントリ)が持つプロファイルエントリインデックス(ポインタ情報)で指し示されるシステムインフォメーションエントリ(デコード情報格納領域)のAVプロファイルエントリ(デコードに関する情報)に基づいて、この所定のコンテンツファイルが、再生可能か否かが判断される。したがって、この光ディスク装置1によれば、所定のコンテンツファイルに対応したAVプロファイルエントリ(デコードに関する情報)そのもので再生可否を判断できるため、この所定のコンテンツファイルの再生可否を正しく判断できる。
なお、上述の図8に示す処理手順では、ユーザにより選択された所定のコンテンツファイルについて再生可否を判断し、再生可能と判断するときこの所定のコンテンツファイルを再生するものであるが、予め再生可能なコンテンツファイルのみ一覧表示し、ユーザはこの一覧表示から所定のコンテンツファイルを選択するものとし、再生困難なコンテンツファイルについてはユーザが認識できないようにしてもよい。
また、上述実施の形態においては、インデックスファイルがテキストファイルFTX、サムネイル画像ファイルFTHおよびプロパティファイルFPからなり、各コンテンツファイルの属性情報がそれぞれグループ化されてこれら各ファイルに配置されるものを示したが、この発明はこれに限らず、インデックスファイルが1つのファイルで構成されるものにも同様に適用できる。
また、上述実施の形態においては、この発明を光ディスク装置1に適用する場合について述べたが、この発明はこれに限らず、ハードディスク、メモリカード等、種々の記録媒体に記録する場合、さらには再生専用の記録媒体にコンテンツファイルを記録する場合に広く適用することができる。
また、上述の実施の形態においては、エンコーダ、デコーダである符号器、復号器を一体化してなる場合について述べたが、この発明はこれに限らず、これら符号器、復号器をソフトウエアの処理により構成する場合、さらには外部機器よりデータ圧縮してなるビデオデータおよびオーディオデータを入力して記録する構成に適用して、これら符号器、復号器が外部機器に設けられている場合等にも広く適用することができる。
この発明は、インデックスファイルのサイズを大幅に増大させることなく、各コンテンツファイルのデコードに関する情報を詳細に記録でき、またそれにより各コンテンツファイルの再生可否を正しく判断できるものであり、例えば光ディスク装置に適用できる。
光ディスク装置の構成を示すブロック図である。 プロパティファイルがシステムインフォメーションエントリおよび複数のファイルエントリを有することを示す図である。 システムインフォメーションエントリに設けられるプロファイルデータリストの構成を示す図である。 プロファイルデータリストに割り当てられるAVプロファイルエントリの構成を示す図である。 AVプロファイルエントリを構成するビデオプロファイルエントリの構成を示す図である。 AVプロファイルエントリを構成するオーディオプロファイルエントリの構成を示す図である。 コンテンツファイルの記録時におけるシステム制御マイコンの処理手順を示すフローチャートである。 コンテンツファイルの再生時におけるシステム制御マイコンの処理手順を示すフローチャートである。 インデックスファイルを構成するテキストファイル、サムネイル画像ファイル、プロパティファイルを説明するための図である。 プロパティファイルと仮想フォルダ、コンテンツファイルの対応関係の一例を示す図である。
符号の説明
1・・・光ディスク装置、2・・・光ディスク、11・・・ビデオ符号器、12・・・オーディオ符号器、13・・・ビデオ復号器、14・・・オーディオ復号器、15・・・ファイル生成器、16・・・ファイル復号器、17,20・・・メモリ、18・・・メモリコントローラ、19・・・システム制御マイコン、21・・・エラー訂正符号/復号器、22・・・ドライブ制御マイコン、23・・・データ変復調器、24・・・磁界変調ドライバ、26・・・操作部

Claims (8)

  1. 少なくともエンコードされたビデオデータ、又はエンコードされたオーディオデータが含まれたコンテンツファイルと、前記各コンテンツファイルを管理し、前記各コンテンツファイルの属性情報の集合から生成されるインデックスファイルとを記録媒体に記録する記録装置において、
    前記コンテンツファイルを前記記録媒体に記録するコンテンツファイル記録部と、
    前記コンテンツファイル記録部により、前記記録媒体に所定のコンテンツファイルが記録される際に、前記所定のコンテンツファイルが登録されるように前記インデックスファイルを更新するインデックスファイル更新部を備え、
    前記インデックスファイルは、前記記録媒体に記録される各コンテンツファイルに対応し、対応するコンテンツファイルの前記属性情報が割り当てられる所定数のエントリと、当該各コンテンツファイルのデコードに関する情報を格納するデコード情報格納領域とを有し、
    前記所定数の各エントリは、前記デコード情報格納領域に記録されているデコードに関する情報のうち、対応するコンテンツファイルのデコードに関する情報を指し示すポインタ情報を有し、
    前記インデックスファイル更新部は、前記所定のコンテンツファイルが登録されるように前記インデックスファイルを更新するときに、当該インデックスファイルに対して、前記所定のコンテンツファイルに対応し、前記デコード情報格納領域に記録されている前記所定のコンテンツファイルのデコードに関する情報を指し示すポインタ情報を有するエントリを追加し、
    前記インデックスファイル更新部は、前記所定のコンテンツファイルが登録されるように前記インデックスファイルを更新する際、前記デコード情報格納領域に、前記所定のコンテンツファイルのデコードに関する情報が記録されていないとき、当該所定のコンテンツファイルのデコードに関する情報を前記デコード情報格納領域に追加し、
    前記インデックスファイル更新部は、前記デコード情報格納領域に、前記所定のコンテンツファイルのデコードに関する情報とビットレートまたはフレームレートで異なり、前記所定のコンテンツファイルのデコードに関する情報のビットレートまたはフレームレートの所定桁を切り上げた値のビットレートまたはフレームレートを有するデコードに関する情報が記録されているとき、前記デコード情報格納領域に、前記所定のコンテンツファイルのデコードに関する情報が記録されていると判定する
    ことを特徴とする記録装置。
  2. 少なくともエンコードされたビデオデータ、又はエンコードされたオーディオデータが含まれたコンテンツファイルと、前記各コンテンツファイルを管理し、前記各コンテンツファイルの属性情報の集合から生成されるインデックスファイルとを記録媒体に記録する記録方法において、
    前記コンテンツファイルを前記記録媒体に記録するコンテンツファイル記録ステップと、
    前記コンテンツファイル記録ステップにより、前記記録媒体に所定のコンテンツファイルが記録される際に、前記所定のコンテンツファイルが登録されるように前記インデックスファイルを更新するインデックスファイル更新ステップを備え、
    前記インデックスファイルは、前記記録媒体に記録される各コンテンツファイルに対応し、対応するコンテンツファイルの前記属性情報が割り当てられる所定数のエントリと、当該各コンテンツファイルのデコードに関する情報を格納するデコード情報格納領域とを有し、
    前記所定数の各エントリは、前記デコード情報格納領域に記録されているデコードに関する情報のうち、対応するコンテンツファイルのデコードに関する情報を指し示すポインタ情報を有し、
    前記インデックスファイル更新ステップでは、前記所定のコンテンツファイルが登録されるように前記インデックスファイルを更新するときに、当該インデックスファイルに対して、前記所定のコンテンツファイルに対応し、前記デコード情報格納領域に記録されている前記所定のコンテンツファイルのデコードに関する情報を指し示すポインタ情報を有するエントリを追加し、
    前記インデックスファイル更新ステップでは、前記所定のコンテンツファイルが登録されるように前記インデックスファイルを更新する際、前記デコード情報格納領域に、前記所定のコンテンツファイルのデコードに関する情報が記録されていないとき、当該所定のコンテンツファイルのデコードに関する情報を前記デコード情報格納領域に追加し、
    前記インデックスファイル更新ステップでは、前記デコード情報格納領域に、前記所定のコンテンツファイルのデコードに関する情報とビットレートまたはフレームレートで異なり、前記所定のコンテンツファイルのデコードに関する情報のビットレートまたはフレームレートの所定桁を切り上げた値のビットレートまたはフレームレートを有するデコードに関する情報が記録されているとき、前記デコード情報格納領域に、前記所定のコンテンツファイルのデコードに関する情報が記録されていると判定する
    ことを特徴とする記録方法。
  3. 少なくともエンコードされたビデオデータ、又はエンコードされたオーディオデータが含まれたコンテンツファイルと、前記各コンテンツファイルを管理し、前記各コンテンツファイルの属性情報の集合から生成されるインデックスファイルとを記録媒体に記録するために、
    前記コンテンツファイルを前記記録媒体に記録するコンテンツファイル記録ステップと、
    前記コンテンツファイル記録ステップにより、前記記録媒体に所定のコンテンツファイルが記録される際に、前記所定のコンテンツファイルが登録されるように前記インデックスファイルを更新するインデックスファイル更新ステップを備え、
    前記インデックスファイルは、前記記録媒体に記録される各コンテンツファイルに対応し、対応するコンテンツファイルの前記属性情報が割り当てられる所定数のエントリと、当該各コンテンツファイルのデコードに関する情報を格納するデコード情報格納領域とを有し、
    前記所定数の各エントリは、前記デコード情報格納領域に記録されているデコードに関する情報のうち、対応するコンテンツファイルのデコードに関する情報を指し示すポインタ情報を有し、
    前記インデックスファイル更新ステップでは、前記所定のコンテンツファイルが登録されるように前記インデックスファイルを更新するときに、当該インデックスファイルに対して、前記所定のコンテンツファイルに対応し、前記デコード情報格納領域に記録されている前記所定のコンテンツファイルのデコードに関する情報を指し示すポインタ情報を有するエントリを追加し、
    前記インデックスファイル更新ステップでは、前記所定のコンテンツファイルが登録されるように前記インデックスファイルを更新する際、前記デコード情報格納領域に、前記所定のコンテンツファイルのデコードに関する情報が記録されていないとき、当該所定のコンテンツファイルのデコードに関する情報を前記デコード情報格納領域に追加し
    前記インデックスファイル更新ステップでは、前記デコード情報格納領域に、前記所定のコンテンツファイルのデコードに関する情報とビットレートまたはフレームレートで異なり、前記所定のコンテンツファイルのデコードに関する情報のビットレートまたはフレームレートの所定桁を切り上げた値のビットレートまたはフレームレートを有するデコードに関する情報が記録されているとき、前記デコード情報格納領域に、前記所定のコンテンツファイルのデコードに関する情報が記録されていると判定する
    ことを特徴とする記録方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
  4. 少なくともエンコードされたビデオデータ、又はエンコードされたオーディオデータが含まれたコンテンツファイルと、前記各コンテンツファイルを管理し、前記各コンテンツファイルの属性情報の集合から生成されるインデックスファイルとを記録媒体に記録するために、
    前記コンテンツファイルを前記記録媒体に記録するコンテンツファイル記録ステップと、
    前記コンテンツファイル記録ステップにより、前記記録媒体に所定のコンテンツファイルが記録される際に、前記所定のコンテンツファイルが登録されるように前記インデックスファイルを更新するインデックスファイル更新ステップを備え、
    前記インデックスファイルは、前記記録媒体に記録される各コンテンツファイルに対応し、対応するコンテンツファイルの前記属性情報が割り当てられる所定数のエントリと、当該各コンテンツファイルのデコードに関する情報を格納するデコード情報格納領域とを有し、
    前記所定数の各エントリは、前記デコード情報格納領域に記録されているデコードに関する情報のうち、対応するコンテンツファイルのデコードに関する情報を指し示すポインタ情報を有し、
    前記インデックスファイル更新ステップでは、前記所定のコンテンツファイルが登録されるように前記インデックスファイルを更新するときに、当該インデックスファイルに対して、前記所定のコンテンツファイルに対応し、前記デコード情報格納領域に記録されている前記所定のコンテンツファイルのデコードに関する情報を指し示すポインタ情報を有するエントリを追加し、
    前記インデックスファイル更新ステップでは、前記所定のコンテンツファイルが登録されるように前記インデックスファイルを更新する際、前記デコード情報格納領域に、前記所定のコンテンツファイルのデコードに関する情報が記録されていないとき、当該所定のコンテンツファイルのデコードに関する情報を前記デコード情報格納領域に追加し、
    前記インデックスファイル更新ステップでは、前記デコード情報格納領域に、前記所定のコンテンツファイルのデコードに関する情報とビットレートまたはフレームレートで異なり、前記所定のコンテンツファイルのデコードに関する情報のビットレートまたはフレームレートの所定桁を切り上げた値のビットレートまたはフレームレートを有するデコードに関する情報が記録されているとき、前記デコード情報格納領域に、前記所定のコンテンツファイルのデコードに関する情報が記録されていると判定する
    ことを特徴とする記録方法をコンピュータに実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  5. 少なくともエンコードされたビデオデータ、又はエンコードされたオーディオデータが含まれるコンテンツファイルと、各コンテンツファイルを管理し、当該各コンテンツファイルの属性情報の集合から生成されるインデックスファイルとが記録された記録媒体から所定のコンテンツファイルを再生する再生装置において、
    前記インデックスファイルは、前記記録媒体に記録される各コンテンツファイルに対応し、対応するコンテンツファイルの前記属性情報が割り当てられる所定数のエントリと、当該各コンテンツファイルのデコードに関する情報をまとめて格納するデコード情報格納領域とを有し、
    前記所定数のエントリは、前記デコード情報格納領域に記録されているデコードに関する情報のうち、対応するコンテンツファイルのデコードに関する情報を指し示すポインタ情報を有し、さらに、
    前記記録媒体から所定のコンテンツファイルを再生して、当該所定のコンテンツファイルに含まれるビデオデータ又はオーディオデータを取得するコンテンツファイル再生部と、
    前記記録媒体から前記インデックスファイルを再生するインデックスファイル再生部を備え、
    前記コンテンツファイル再生部は、前記インデックスファイル再生部で再生された前記インデックスファイルが有する前記デコード情報格納領域に格納されているデコードに関する情報毎に再生が可能か否かを判別し、当該判別結果を、対応する前記ポインタ情報と関連付けて所定の記憶領域に記憶しておき、前記記録媒体から所定のコンテンツファイルを再生する際、当該所定のコンテンツファイルに対応した前記インデックスファイルが有するエントリが持つ前記ポインタ情報と関連付けられて前記所定の記憶領域に記憶されている前記判別結果に基づいて、当該所定のコンテンツファイルの再生が可能か否かを判別する
    ことを特徴とする再生装置。
  6. 少なくともエンコードされたビデオデータ、又はエンコードされたオーディオデータが含まれるコンテンツファイルと、各コンテンツファイルを管理し、当該各コンテンツファイルの属性情報の集合から生成されるインデックスファイルとが記録された記録媒体から所定のコンテンツファイルを再生する再生方法において、
    前記インデックスファイルは、前記記録媒体に記録される各コンテンツファイルに対応し、対応するコンテンツファイルの前記属性情報が割り当てられる所定数のエントリと、当該各コンテンツファイルのデコードに関する情報をまとめて格納するデコード情報格納領域とを有し、
    前記所定数のエントリは、前記デコード情報格納領域に記録されているデコードに関する情報のうち、対応するコンテンツファイルのデコードに関する情報を指し示すポインタ情報を有し、さらに、
    前記記録媒体から所定のコンテンツファイルを再生して、当該所定のコンテンツファイルに含まれるビデオデータ又はオーディオデータを取得するコンテンツファイル再生ステップと、
    前記記録媒体から前記インデックスファイルを再生するインデックスファイル再生ステップを備え、
    前記コンテンツファイル再生ステップでは、前記インデックスファイル再生ステップで再生された前記インデックスファイルが有する前記デコード情報格納領域に格納されているデコードに関する情報毎に再生が可能か否かを判別し、当該判別結果を、対応する前記ポインタ情報と関連付けて所定の記憶領域に記憶しておき、前記記録媒体から所定のコンテンツファイルを再生する際、当該所定のコンテンツファイルに対応した前記インデックスファイルが有するエントリが持つ前記ポインタ情報と関連付けられて前記所定の記憶領域に記憶されている前記判別結果に基づいて、当該所定のコンテンツファイルの再生が可能か否かを判別する
    ことを特徴とする再生方法。
  7. 少なくともエンコードされたビデオデータ、又はエンコードされたオーディオデータが含まれるコンテンツファイルと、各コンテンツファイルを管理し、当該各コンテンツファイルの属性情報の集合から生成されるインデックスファイルとが記録された記録媒体から所定のコンテンツファイルを再生するために、
    前記インデックスファイルは、前記記録媒体に記録される各コンテンツファイルに対応し、対応するコンテンツファイルの前記属性情報が割り当てられる所定数のエントリと、当該各コンテンツファイルのデコードに関する情報をまとめて格納するデコード情報格納領域とを有し、
    前記所定数のエントリは、前記デコード情報格納領域に記録されているデコードに関する情報のうち、対応するコンテンツファイルのデコードに関する情報を指し示すポインタ情報を有し、さらに、
    前記記録媒体から所定のコンテンツファイルを再生して、当該所定のコンテンツファイルに含まれるビデオデータ又はオーディオデータを取得するコンテンツファイル再生ステップと、
    前記記録媒体から前記インデックスファイルを再生するインデックスファイル再生ステップを備え、
    前記コンテンツファイル再生ステップでは、前記インデックスファイル再生ステップで再生された前記インデックスファイルが有する前記デコード情報格納領域に格納されているデコードに関する情報毎に再生が可能か否かを判別し、当該判別結果を、対応する前記ポインタ情報と関連付けて所定の記憶領域に記憶しておき、前記記録媒体から所定のコンテンツファイルを再生する際、当該所定のコンテンツファイルに対応した前記インデックスファイルが有するエントリが持つ前記ポインタ情報と関連付けられて前記所定の記憶領域に記憶されている前記判別結果に基づいて、当該所定のコンテンツファイルの再生が可能か否かを判別する
    ことを特徴とする再生方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
  8. 少なくともエンコードされたビデオデータ、又はエンコードされたオーディオデータが含まれるコンテンツファイルと、各コンテンツファイルを管理し、当該各コンテンツファイルの属性情報の集合から生成されるインデックスファイルとが記録された記録媒体から所定のコンテンツファイルを再生するために、
    前記インデックスファイルは、前記記録媒体に記録される各コンテンツファイルに対応し、対応するコンテンツファイルの前記属性情報が割り当てられる所定数のエントリと、当該各コンテンツファイルのデコードに関する情報をまとめて格納するデコード情報格納領域とを有し、
    前記所定数のエントリは、前記デコード情報格納領域に記録されているデコードに関する情報のうち、対応するコンテンツファイルのデコードに関する情報を指し示すポインタ情報を有し、さらに、
    前記記録媒体から所定のコンテンツファイルを再生して、当該所定のコンテンツファイルに含まれるビデオデータ又はオーディオデータを取得するコンテンツファイル再生ステップと、
    前記記録媒体から前記インデックスファイルを再生するインデックスファイル再生ステップを備え、
    前記コンテンツファイル再生ステップでは、前記インデックスファイル再生ステップで再生された前記インデックスファイルが有する前記デコード情報格納領域に格納されているデコードに関する情報毎に再生が可能か否かを判別し、当該判別結果を、対応する前記ポインタ情報と関連付けて所定の記憶領域に記憶しておき、前記記録媒体から所定のコンテンツファイルを再生する際、当該所定のコンテンツファイルに対応した前記インデックスファイルが有するエントリが持つ前記ポインタ情報と関連付けられて前記所定の記憶領域に記憶されている前記判別結果に基づいて、当該所定のコンテンツファイルの再生が可能か否かを判別する
    ことを特徴とする再生方法をコンピュータに実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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