JP4662547B2 - ディジタル記録装置、ディジタル記録方法および記録媒体 - Google Patents

ディジタル記録装置、ディジタル記録方法および記録媒体 Download PDF

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Description

この発明は、映像データおよび/またはオーディオデータの記録を行うディジタル記録装置、ディジタル記録方法および記録媒体に関する。
例えばビデオカメラと記録装置とが一体に構成された装置等の、映像データおよび/またはオーディオデータを記録する記録装置においては、幾つかの場面を撮像および/または録音してなるデータがファイル毎に記録される。また、このような記録装置に、例えば液晶表示パネル等の表示部やスピーカ等の音声発生部を付加することにより、記録したデータを再生・編集する機能をも有する記録再生装置が知られている。このような記録再生装置において、特に光磁気ディスク等のランダムアクセス可能な記録媒体を用いる場合においては、ユーザ等がファイルを指定することにより、所望のデータを再生・編集の対象として選択することが可能である。
この場合、ファイルは、一般的には例えばファイルネーム等を入力することによって指定される。しかしながら、多数のファイルが記録されている場合には、ユーザ等が所望するファイルのファイルネーム等を記憶しきれない等の要因で、再生・編集等におけるの操作性が損なわれるおそれがある。
従って、この発明の目的は、操作性を向上させることが可能なディジタル記録装置、ディジタル記録方法および記録媒体を提供することにある。
上述した課題を解決するために、この発明の第1の態様は、録媒体に記録された複数個のコンテンツデータの情報を抽出する手段と、
抽出情報を複数個のコンテンツデータの各々と関連付けてインデックスファイルを生成する手段と、
記録媒体にインデックスファイルを記録する手段とを備え、
インデックスファイルが少なくともプロパティ情報とサムネイル情報とを含み、
プロパティ情報は複数のコンテンツデータの複数の属性を含み、サムネイル情報は複数のコンテンツデータを表す複数の代表的画像を含み、プロパティ情報がコンテンツデータとサムネイル情報とを関連付け、
プロパティ情報に含まれるコンテンツデータの属性として、コンテンツデータがファイルであるか、あるいは複数のファイル群からなるデータであるかを識別するための情報、およびプロパティ情報が含まれるインデックスファイルとは異なるインデックスファイルを参照する情報を含むディジタル記録装置である。
この発明の第2の態様は、録媒体に記録された複数のコンテンツデータの情報を抽出するステップと、
抽出情報を複数のコンテンツデータの各々と関連付けてインデックスファイルを生成するステップと、
記録媒体にインデックスファイルを記録するステップとを備え、
インデックスファイルが少なくともプロパティ情報とサムネイル情報とを含み、
プロパティ情報は複数のコンテンツデータの複数の属性を含み、サムネイル情報は複数のコンテンツデータを表す複数の代表的画像を含み、プロパティ情報がコンテンツデータとサムネイル情報とを関連付け、
プロパティ情報に含まれるコンテンツデータの属性として、コンテンツデータがファイルであるか、あるいは複数のファイル群からなるデータであるかを識別するための情報、およびプロパティ情報が含まれるインデックスファイルとは異なるインデックスファイルを参照する情報を含むディジタル記録方法である。
この発明の第3の態様は、数のコンテンツデータとその複数のコンテンツデータの各々の抽出情報とが関連付けてインデックスファイルが生成され、
インデックスファイルが記録媒体上に記録可能とされ、
インデックスファイルは、少なくともプロパティ情報とサムネイル情報とを含み、
プロパティ情報は複数のコンテンツデータの複数の属性を含み、サムネイル情報は複数のコンテンツデータを表す複数の代表的画像を含み、プロパティ情報がコンテンツデータとサムネイル情報とを関連付け、
プロパティ情報に含まれるコンテンツデータの属性として、コンテンツデータがファイルであるか、あるいは複数のファイル群からなるデータであるかを識別するための情報、およびプロパティ情報が含まれるインデックスファイルとは異なるインデックスファイルを参照する情報を含む記録媒体である。
この発明の第4の態様は、像データを生成する手段と、
記録媒体上に画像ファイルとして画像データを記録する手段と、
記録媒体に記録された複数の画像ファイルの各々の情報を抽出する手段と、
抽出情報と複数の画像ファイルとを関連付けてインデックスファイルを生成する手段と、
記録媒体にインデックスファイルを記録する手段とを備え、
インデックスファイルが少なくともプロパティ情報とサムネイル情報とを含み、
プロパティ情報は複数の画像ファイルの複数の属性を含み、サムネイル情報は複数の画像ファイルを表す複数の代表的画像を含み、プロパティ情報が画像ファイルとサムネイル情報とを関連付け、
プロパティ情報に含まれる画像ファイルの属性として、画像ファイルがファイルであるか、あるいは複数のファイル群からなるデータであるかを識別するための情報、およびプロパティ情報が含まれるインデックスファイルとは異なるインデックスファイルを参照する情報を含むディジタル記録装置である。
この発明によれば、ディスク状記録媒体に記録された複数個のファイルの各々に係る抜粋情報を出力させ、抜粋情報に関連して所望のデータを容易に検索することができる。
図1は、この発明の一実施形態におけるディジタル記録再生装置の構成の一例を示す。図1において、1がビデオ符号器を示す。図示しない光学系によって撮像光がCCD(Charge Coupled Device) 等の撮像素子に供給されることによって生成されるビデオ信号がビデオ符号器1に供給され、ビデオ符号器1において、ビデオ信号が圧縮符号化される。また、2がオーディオ符号器を示す。マイクロフォン等のオーディオ信号生成部によって生成されるオーディオ信号がオーディオ符号器2に供給され、オーディオ符号器2においてオーディオ信号が圧縮符号化される。ビデオ信号およびオーディオ信号に対する圧縮符号化としては、例えばMPEGが使用される。ビデオ符号器1およびオーディオ符号器2のそれぞれの出力がエレメンタリストリームと称される。
ビデオ符号器1は、MPEGの場合、動きベクトルを検出する動き予測部、ピクチャ順序並び替え部、入力映像信号とローカル復号映像信号間の予測誤差を形成する減算部、減算出力をDCT変換するDCT部、DCT部の出力を量子化する量子化部、量子化出力を可変長符号化する可変長符号化部、一定レートで符号化データを出力するバッファメモリとから構成される。ピクチャ順序並び替え部は、ピクチャの順序を符号化処理に適したものに並び替える。つまり、IおよびPピクチャを先に符号化し、その後、Bピクチャを符号化するのに適した順序にピクチャを並び替える。ローカル復号部は、逆量子化部、逆DCT部、加算部、フレームメモリおよび動き補償部で構成される。動き補償部では、順方向予測、逆方向予測、両方向予測が可能とされている。イントラ符号化の場合では、減算部は、減算処理を行わず、単にデータが通過する。また、オーディオ符号器2は、サブバンド符号化部、適応量子化ビット割り当て部等で構成される。
一例として、携帯形カメラ一体ディスク記録再生装置の場合では、ビデオカメラで撮影された画像がビデオ入力とされ、マイクロホンで集音された音声がオーディオ入力とされる。ビデオ符号器1およびオーディオ符号器2では、アナログ信号がディジタル信号へ変換されて処理される。また、この一実施形態では、書き換え可能な光ディスクを記録媒体として使用する。この種の光ディスクとしては、光磁気ディスク、相変化型ディスク等を使用できる。一実施形態では、比較的小径の光磁気ディスクを使用している。
ビデオ符号器1およびオーディオ符号器2の出力がファイル生成器5に供給される。ファイル生成器5は、特殊なハードウエアを用いずに動画等を同期して再生するためのコンピュータソフトウェアにより取り扱うことができるファイル構造を持つように、ビデオエレメンタリストリームおよびオーディオエレメンタリストリームのデータ構造を変換する。この一実施形態では、ソフトウェアとして例えばQuickTime を使用する。QuickTime は、動画をはじめとして、静止画、テキスト、オーディオ、MIDI(Musical Instrument
Digital Interface)等の種々のデータを扱うことができ、それらのデータを時間軸に沿ってコントロールできるソフトウエアである。QuickTime を使用して、種々のデータを格納してなるデータを、QuickTime ムービーファイルと称する。
また、ファイル生成器5では、符号化ビデオデータおよび符号化オーディオデータが多重化される。QuickTime ムービーファイルの構造を作成するために、システム制御マイコン9によってファイル生成器5が制御される。この発明に係るインデックスファイルも、ファイル生成器5によって生成される。
ファイル生成器5からのQuickTime ムービーファイルがメモリコントローラ8を介してメモリ7に順次書き込まれる。メモリコントローラ8に対して、システム制御マイコン(マイクロコンピュータ)9からディスクへのデータ書き込み要求が入力されると、メモリコントローラ8によって、メモリ7からQuickTime ムービーファイルが読み出される。ここで、QuickTime ムービー符号化の転送レートは、ディスクへの書き込みデータの転送レートより低く、例えば約1/2とされている。したがって、QuickTime ムービーファイルが連続的にメモリ7に書き込まれるのに対して、メモリ7からの読み出しは、メモリ7がオーバーフローまたはアンダーフローしないことをシステム制御マイコン9が監視しながら間欠的に行われる。
メモリコントローラ8を介してメモリ7から読み出されたQuickTime ムービーファイルがエラー訂正符号/復号器11に供給される。エラー訂正符号/復号器11は、QuickTime ムービーファイルを一旦メモリ10に書き込み、インターリーブおよびエラー訂正符号の冗長データの生成の処理を行い、冗長データが付加されたデータをメモリ10から読み出す。
エラー訂正符号/復号器11の出力がデータ変復調器13に供給される。データ変復調器13は、ディジタルデータをディスクに記録する時に、再生時のクロック抽出を容易とし、符号間干渉のような問題が生じないように、データを変調する。例えばRLL(1,7)を使用できる。
データ変復調器13の出力が磁界変調ドライバ14に供給されると共に、光ピックアップ23を駆動するための信号を出力する。磁界変調ドライバ14は、入力された信号に応じて磁界ヘッド22を駆動して光ディスク20に磁界を印加する。光ピックアップ23は、記録用のレーザビームを光ディスク20に照射する。このようにして光ディスク20に対してデータが記録される。光ディスク20は、モータ21によって、CLV(線速度一定),CAV(各速度一定),またはZCAV(ゾーンCLV)で回転される。
メモリコントローラ8から読み出される間欠的なデータを光ディスク20へ記録するので、通常は、連続的な記録動作がなされず、一定のデータ量を記録したら記録動作を中断し、次の記録要求まで待機するように、記録動作が間欠的になされる。
また、システム制御マイコン9からの要求に応じて、ドライブ制御マイコン12がサーボ回路15に要求を出し、ディスクドライブ全体の制御がなされる。それによって記録動作がなされる。サーボ回路15によって、光ピックアップ23のディスク径方向の移動のサーボ、トラッキングサーボ、フォーカスサーボがなされ、また、モータ21のスピンドルサーボがなされる。図示しないが、システム制御マイコン9と関連してユーザの操作入力部が設けられている。
次に、再生のための構成および動作について説明する。再生時には、再生用のレーザビームを光ディスク20に照射し、光ディスク20からの反射光を光ピックアップ23中のディテクタによって再生信号へ変換する。この場合、光ピックアップ23のディテクタの出力信号からトラッキングエラーおよびフォーカスエラーが検出され、読み取りレーザビームがトラック上に位置し、トラック上に合焦するように、サーボ回路15により制御される。また、光ディスク20上の所望の位置のデータを再生するために、光ピックアップ23の径方向の移動が制御される。
再生時においても、記録時と同様に、QuickTime ムービーファイルの転送レーザよりも高い、例えば2倍のレートで光ディスク20からデータを再生する。この場合では、通常、連続的な再生が行われず、一定のデータ量を再生したら再生動作を中断し、次の再生要求まで待機するような間欠的な再生動作がなされる。再生時動作において、記録動作と同様に、システム制御マイコン9からの要求に応じて、ドライブ制御マイコン12がサーボ回路15に要求を出して、ディスクドライブ全体の制御がなされる。
光ピックアップ23からの再生信号がデータ変復調器13に入力され、復調処理がなされる。復調後のデータがエラー訂正符号/復号器11に供給される。エラー訂正符号/復号器11においては、再生データを一旦メモリ10に書き込み、デインターリーブ処理およびエラー訂正処理がなされる。エラー訂正後のQuickTime ムービーファイルがメモリコントローラ8を介してメモリ7に書き込まれる。
メモリ7に書き込まれたQuickTime ムービーファイルは、システム制御マイコン9の要求に応じて、多重化を解く同期のタイミングに合わせてファイル復号器6に出力される。システム制御マイコン9は、ビデオ信号およびオーディオ信号を連続再生するために、光ディスク20から再生されてメモリ7に書き込まれるデータ量とメモリ7から読み出してファイル復号器6に出力されるデータ量を監視し、メモリ7がオーバーフローまたはアンダーフローしないように、メモリコントローラ8およびドライブ制御マイコン12を制御し、光ディスク20からのデータの読み出しを行う。
ファイル復号器6では、システム制御マイコン9の制御の下で、QuickTime ムービーファイルをビデオエレメンタリストリームおよびオーディオエレメンタリストリームに分解する。ビデオエレメンタリストリームがビデオ復号器3に供給され、オーディオエレメンタリストリームがオーディオ復号器4に供給される。ファイル復号器6からのビデオエレメンタリストリームおよびオーディオエレメンタリストリームは、両者が同期するように出力される。
ビデオ復号器3およびオーディオ復号器4は、圧縮符号化の復号をそれぞれ行い、ビデオ出力およびオーディオ出力を発生する。例えばMPEGがビデオ信号およびオーディオ信号の圧縮符号化として使用される。ビデオ復号器3は、バッファメモリ、可変長符号復号部、逆DCT部、逆量子化部、逆量子化部の出力とローカル復号出力を加算する加算部、ピクチャ順序並び替え部並びにフレームメモリおよび動き補償部からなるローカル復号部によって構成されている。
イントラ符号化の場合では、加算部での加算処理がなされず、データが加算部を通過する。加算部からの復号データがピクチャ順序並び替え部によって元の画像の順序とされる。ビデオ復号器3の出力は、LCD(Liquid Crystal Display) 等の表示部(図示せず)に供給される。また、外部出力端子を介して外部の画像表示装置に供給しても良い。オーディオ復号器4の出力は、スピーカ等の音声発生部(図示せず)に供給される。また、外部出力端子を介して外部の音声発生装置に供給しても良い。
なお、上述したようにデータが記録された光ディスク20は、着脱自在のものであるので、他の機器でも再生できる。例えばQuickTime のアプリケーションソフトウェアで動作するパーソナルコンピュータが光ディスク20に記録されているデータを読み取り、パーソナルコンピュータによって記録されているビデオおよびオーディオデータを再生することができる。さらに、この発明は、ビデオデータのみ、またはオーディオデータのみを扱う場合に対しても適用することができる。
この発明の一実施形態の外形の一例を図2に模式的に示す。参照符号210が撮影レンズである。また、表示パネル220を介して、再生画像、操作内容に対応する表示等が行われる。表示パネル220は、LCD等の表示素子と共に圧電素子等を含んで構成されており、各表示部分をポインティングデバイス230で押圧する等の操作により、ユーザ等が再生等の操作を入力することが可能とされている。
ランダムアクセス可能なディスク状記録媒体では、例えばファイルネーム等を入力することによって所望の再生対象を選択することができる。但し、多数のファイルが記録されている場合には、ユーザ等が所望するファイルのファイルネーム等を記憶しきれず、その結果として再生、編集等の操作における利便性が損なわれるおそれがある。このような状況を改善すべく、この発明の一実施形態では、図3に示すように、表示パネル220内に例えば9つのファイルについて代表的な画像P1〜P9(サムネイル画像:Thumbnail Picture と称される) を表示し、ユーザ等が所望のファイルを選択するために参照できるようになされる。そして、例えばポインティングデバイス230によって何れかの画面の表示部分を押圧する等の操作により、ファイルを選択することができるものとされる。
また、表示部223、224、225、226、227、228等をポインティングデバイス230によって押圧する等の操作により、選択したファイルに対する再生、編集等の所望の操作内容を入力することができる。ここで、ポインティングデバイス230で選択した画面に対応する音声を例えば数秒間等の所定時間発生させることが可能とされている。
なお、表示221は、再生・編集、或いは記録等の動作モードを示す表示である。また、表示222は、記録可能な残り時間を示す表示である。また、表示229はスクロールバーであり、ポインティングデバイス230の操作によって表示229aの位置を上下させることに対応して、一度に表示できない画面を随時表示させることができるようになされている。これにより、例えば9個等の、一度に表示できる画面の数よりも多くの画面が記録されている場合にも、それらの画面を随時表示させることができる。
上述したようなファイルの検索を可能とするための方法として、この発明の一実施形態では、ディスク状記録媒体に記録されている複数のファイル内の画像データおよび/または音声データの一部分をまとめて保持するインデックスファイルを作成し、作成したインデックスファイルをディスク状記録媒体の所定位置に記録するようにしている。インデックスファイルは、例えば、QuickTime ムービーファイルの形式で作成することができる。
以下、QuickTime ムービーファイルについてまず説明する。オーディオデータと画像データとを扱うQuickTime ムービーファイルの一例を図4に示す。QuickTime ムービーファイルの最も大きな構成部分は、ムービーリソース部分とムービーデータ部分とである。ムービーリソース部分には、そのファイルを再生するために必要な時間や実データ参照のためのデータが格納される。また、ムービーデータ部分には、ビデオ、オーディオ等の実データが格納される。
ムービーリソース部分について詳細に説明する。ムービーリソース部分には、ファイル全体に係る情報を記述するムービーヘッダ41と、データの種類毎のトラックとが含まれる。図4では、ビデオトラック50の内部的な構造の一例を詳細に示した。ビデオデータトラックにはビデオデータトラックにはトラック全体に係る情報を記述するトラックヘッダ42とメディア部とが含まれる。メディア部には、メディア全体に係る情報を記述するメディアヘッダ43、メディアデータの取り扱いに係る情報を記述するメディアハンドラ44と共に、メディアインフォメーション部が含まれる。
メディアインフォメーション部には、画像メディアに係る情報を記述するビデオメディアハンドラ45、画像データの取り扱いに係る情報を記述するデータハンドラ46、およびデータについての情報を記述するデータインフォーメーション47と共に、サンプルテーブルが記録されている。サンプルテーブル内には、各サンプルについての記述を行うサンプルデスクリプション、サンプルと時間軸の関係を記述するタイム−ツー−サンプル、サンプルの大きさを記述するサンプルサイズ48、サンプルとチャンクの関係を記述するタイム−ツーチャンクと、ムービーデータ内でのチャンクの開始ビット位置を記述するチャンクオフセット49、同期に係る記述を行うシンクサンプル等が格納されている。ここで、Quick Timeにおいてはデータの最小単位(例えばMPEG符号化データにおけるピクチャ)がサンプルとして扱われ、サンプルの集合体としてチャンクが定義される。記録再生時のアクセス性を向上させるために、チャンク内には、連続するサンプルが格納される。また、オーディオトラック51にも、図示は省略するが、ビデオトラックの内部的な構造に類似する内部構造が設定される。
一方、ムービーデータ部分には、例えばMPEG Audio Layer2に基づく圧縮符号化方式によって符号化されたオーディオデータ、および例えばMPEG(Moving Picture Expert Group)規定に従う圧縮符号化方式によって符号化された画像データがそれぞれ所定数のサンプルからなるチャンクを単位として格納されている。但し、符号化方式はこれらに限定されるものではなく、また、圧縮符号化が施されていないリニアデータを格納することも可能である。
ムービーリソース部分における各トラックと、ムービーデータ部分に格納されているデータとは対応付けられている。すなわち、図3に示した一例は、オーディオデータと画像データとを扱うものなので、ムービーリソース部分にビデオトラックとオーディオトラックとが含まれ、ムービーデータ部分に、オーディオデータの実データと画像データの実データとが含まれている。他の種類のデータを扱う場合には、ムービーリソース部分におけるトラック、およびムービーデータ部分における実データの内容を、扱うべきデータに合わせれば良い。例えばテキスト、MIDI等を扱う場合には、ムービーリソース部分にテキスト、MIDI等についてのトラックを含むようにし、ムービーデータ部分に、テキスト、MIDI等の実データを含むようにすれば良い。
この発明の一実施形態では、QuickTime ムービーファイルを用いてインデックスファイルが作成される。インデックスファイルでは、検索対象とされるファイルにおいて扱われるデータの種類に依存するデータが扱われる。ここでは、検索対象とされるファイルが画像データとオーディオデータとを扱うファイル(以下、AVファイルと表記する)を前提として説明する。この場合、インデックスファイルでは、プロパティ、タイトル、サムネイルピクチャ、イントロミュージックの4種類のデータが扱われる。プロパティは、各AVファイルの属性を示すデータである。タイトルは、各AVファイルのタイトルを示すデータである。サムネイルピクチャは、各AVファイル中の例えば最初の1枚等の、代表的な1枚分の画像データである。イントロミュージックは、各AVファイル中の例えば最初の数秒等の、代表的な数秒分のオーディオデータである。
QuickTime ムービーファイルを用いて作成されるインデックスファイルの一例を図5に示す。この一例では、ムービーリソース部分に、ムービーヘッダ61と共に、プロパティトラック62、タイトルトラック63、サムネイルピクチャトラック64、イントロミュージックトラック65の4種類のデータに対応するトラックが含まれる。但し、プロパティトラック62のみが必須のトラックであり、他のトラックはインデックスファイルにおいて扱われるデータの種類に応じたものを用いれば良い。また、この一例では、ムービーデータ部分には、プロパティ、タイトル、サムネイルピクチャ、イントロミュージックの4種類の実データが含まれる。但し、プロパティデータのみが必須のトラックであり、他のデータはインデックスファイルにおいて扱われるデータの種類に応じたものを用いれば良い。
プロパティトラック62の一例を図6に示す。各AVデータに対応するプロパティデータに係るチャンクとして定義された、AV File Property#1,AV File
Property#2,‥‥,AV File Property#nのそれぞれについて、データ長(例えばバイト単位で表示される可変長)L _AP1,L _AP2,‥‥,L _APn、および開始バイト位置0,L _AP1,L _AP1+L _AP2,‥‥をそれぞれ示すテーブルの形式とされている。
また、各AVデータ毎のプロパティデータ(実データ)の一例を図7に示す。0バイト目を開始バイト位置とする1バイトがバージョン情報を示す。1バイト目を開始バイト位置とする2バイトが後述するフラグ領域とされる。3バイト目を開始バイト位置とする1バイトが動画、静止画、オーディオ等のデータタイプを示す。4バイト目を開始バイト位置とする4バイトが当該AVファイルの作成日時を示す。8バイト目を開始バイト位置とする4バイトが当該AVファイルが修正された日時を示す。
12バイト目を開始バイト位置とする4バイトが当該AVファイルが再生されるために必要とされる時間の長さを示す。16バイト目を開始バイト位置とする可変長バイトL _FIが当該AVファイルのファイル名を示す。従って、各AVファイルに対応するプロパティデータの全データ長は上述したように、可変長L _AP1,L _AP2,‥‥,L _APnとなる。
フラグ領域の一例を図8に示す。0番目のビットは、エントリされているデータがファイルである場合に0とされ、エントリされているデータがグループ化されたファイル群またはディレクトリである場合に1とされる。1番目のビットは、AVファイルに参照するファイルがない場合に0とされ、AVファイルに参照するファイルがある場合に1とされる。2番目のビットは、タイトルが登録されていない場合に0とされ、タイトルが登録されている場合に1とされる。3番目のビットは、タイトルのデータがインデックスファイル内にある場合に0とされ、タイトルのデータがプロパティデータによって指示されるAVファイル内にある場合に1とされる。4番目のビットは、AVファイル内にサムネイル画像が登録されていない場合に0とされ、AVファイル内にサムネイル画像が登録されている場合に1とされる。
5番目のビットは、サムネイル画像のデータがインデックスファイル内にある場合に0とされ、サムネイル画像のデータがプロパティデータによって指示されるAVファイル内にある場合に1とされる。6番目のビットは、AVファイル内にイントロミュージックのデータが登録されていない場合に0とされ、AVファイル内にイントロミュージックのデータが登録されている場合に1とされる。7番目のビットは、イントロミュージックのデータがAVファイル内にある場合に0とされ、イントロミュージックのデータがプロパティデータによって指示されるAVファイル内にある場合に1とされる。8番目から15番目までのビットは、リザーブとされている。
タイトルトラック63の一例を図9に示す。この発明の一実施形態では、検索対象とされる各AVファイル毎にタイトルを登録することができるようになされている。登録されるタイトルはムービーデータ部分に実データとして格納され、各AVファイル毎のタイトルのデータ長および開始位置がタイトルトラックによって示される。タイトルトラックは、図9に示すように、各AVデータに対応するタイトルデータに係るチャンクとして定義された、AV File Title #1,AV File Title #2,‥‥,AV File Title #nのそれぞれについて、データ長(例えばバイト単位で表示される可変長)L _AT1,L _AT2,‥‥,L _ATn 、および開始バイト位置0,L _AT1,L _AT1+L _AT2,‥‥をそれぞれ示すテーブルの形式とされている。
次に、サムネイルトラック64の一例を図10に示す。この発明の一実施形態では、検索対象とされる各AVファイル毎にサムネイル画像を1枚登録することができるようになされている。登録されるサムネイル画像はムービーデータ部分に実データとして格納され、各AVファイル毎のサムネイル画像のデータ長および開始位置がサムネイルトラックによって示される。サムネイルトラックは、各AVデータに対応するサムネイルデータに係るチャンクとして定義された、AV File Thumbnail #1,AV File Thumbnail #2,‥‥,AV File Thumbnail #nのそれぞれについて、データ長(例えばバイト単位で表示される可変長)L _TH1,L _TH2,‥‥,L _THn 、開始バイト位置0,L _TH1,L _TH1+L _TH2,‥‥をそれぞれ示すテーブルの形式とされている。
イントロミュージックトラック65の一例を図11に示す。この発明の一実施形態では、検索対象とされる各AVファイル毎にオーディオデータのイントロ部分(例えば先頭から5秒分等の)を1枚登録することができるようになされている。登録されるイントロミュージックはムービーデータ部分に実データとして格納され、各AVファイル毎のイントロミュージックのデータ長および開始位置がイントロミュージックトラックによって示される。イントロミュージックトラックは、各AVデータに対応するイントロミュージックに係るチャンクとして定義された、AV File Intro Music #1,AV File Intro Music #2,‥‥,AV File Intro Music #nのそれぞれについて、データ長(例えばバイト単位で表示される可変長)L _IS1,L _IS2,‥‥,L _ISn 、および開始バイト位置0,L _IS1,L _IS1+L _IS2,‥‥,をそれぞれ示すテーブルの形式とされている。
上述した、プロパティトラック62、タイトルトラック63、サムネイルトラック64、イントロムージックトラック65等の内容は、QuickTime ムービーファイル形式の下では、図12に示すように表示される。上述したように、ムービーリソース部分における各トラック内のメディアインフォーメーション部には、AVファイルに対応して、サンプルサイズテーブルとチャンクオフセットテーブルが記述される(図4参照)。プロパティトラック62、タイトルトラック63、サムネイルトラック64、イントロムージックトラック64内においては、サンプルサイズテーブルがそれぞれ、各AVファイルに対応するプロパティデータ、タイトルデータ、サムネイル画像のデータ、イントロミュージックのデータのデータサイズを記述する。
すなわち、S11,S12,‥‥,S1nがそれぞれ、AV File #1,AV File #2,‥‥,AV File #nに対応するプロパティデータのサイズを示す。また、S21,S22,‥‥,S2nがそれぞれ、AV File #1,AV File #2,‥‥,AV File #nに対応するタイトルデータのサイズを示す。また、S31,S32,‥‥,S3nがそれぞれ、AV File #1,AV File #2,‥‥,AV File
#nに対応するサムネイル画像のデータのサイズを示す。また、S41,S42,‥‥,S4nがそれぞれ、AV File #1,AV File #2,‥‥,AV File #nに対応するイントロミュージックのデータのデータのサイズを示す。
同様に、チャンクオフセットテーブルがそれぞれ、各AVファイルに対応するプロパティ、タイトル、サムネイル画像のデータ、イントロミュージックのデータ等の記録開始バイト位置を記述する。すなわち、O11,O12,‥‥,O1nがそれぞれ、AV File #1,AV File #2,‥‥,AV File #nに対応するプロパティデータの開始バイト位置を示す。また、O21,O22,‥‥,O2nがそれぞれ、AV File #1,AV File #2,‥‥,AV File #nに対応する開始バイト位置を示す。また、O31,O32,‥‥,O3nがそれぞれ、AV File
#1,AV File #2,‥‥,AV File #nに対応するサムネイル画像のデータの開始バイト位置を示す。また、O41,O42,‥‥,O4nがそれぞれ、AV File #1,AV File #2,‥‥,AV File #nに対応するイントロミュージックのデータのデータの開始バイト位置を示す。
以上のような記述により、ムービーデータ部分において各AVファイルに対応するプロパティデータ、タイトルデータ、サムネイル画像のデータ、イントロミュージックのデータ等に的確にアクセスすることが可能とされる。
上述の説明は、ムービーリソース部分とムービーデータ部分とを有するAVインデックスファイルに基づいて、検索に供するデータを出力するものである。これに対して、ムービーリソース部分のみからなるファイルによって、他のインデックスファイル内のムービーデータ部分に格納されているデータを指示することによって、検索に供する画像、音声等を出力することも可能である。そのような場合について、以下に説明する。図13に示すように、ムービーリソース部分とムービーデータ部分とを有するAV Index File #0と共に、ムービーリソース部分のみからなるAV Index File #1を記録しておく。AV Index File #0内のプロパティデータにおけるフラグ領域で0番目のビットが「1」とされている場合には、エントリされているデータがグループ化されたファイル群またはディレクトリであり(図8参照)、それらのグループ化されたファイル群またはディレクトリ内の各実データに対応するソース部分として、ここでは、AV Index File #1が指示される。
AV Index File #1は、AV Index File #0内のムービーデータ部分に格納されているデータの一部分、例えば図13に示すようなプロパティデータ、タイトルデータ、サムネイル画像データについて、各AVファイル毎のデータサイズ、開始バイト位置等を記述する。また、AV Index File #1は、AV Index File #0内のムービーデータ部分に格納されているデータの内、一部のAVファイルに対応するものだけを指示するようにすることもできる。このようにして、タイトルデータ、サムネイル画像データ、イントロミュージックデータ等の格納されているデータの内の一部のみを検索のために出力させる、或いは、記録媒体上のAVファイルの内の一部に対応するもののみを出力させる等の処理が可能となる。これにより、ユーザ等が検索範囲を予め絞った上で検索を行う等の操作を行うことが可能とされる。
また、ムービーリソース部分とムービーデータ部分とを有するインデックスファイル内のムービーリソース部分の記述を、他のインデックスファイル内のムービーデータ部分に格納されているデータに対応させることも可能である。例えば、AV Index File #0内のプロパティデータにおけるフラグ領域で5番目のビットが「1」とされている場合には、サムネイル画像のデータがプロパティトラック内で指示されたファイル内に存在するとされる場合である(図8参照)。ここで指示されたファイルがQT Movie File #1である。このQTMovie File #1は、ムービーリソース部分とムービーデータ部分とを有しており、ムービーデータ部分には、サムネイル画像のデータと、通常の画像データとが格納されている。
これにより、上述したようなインデックスファイルの形式以外のファイルの形式の下でも、検索時のデータを扱うことが可能とされ、検索に係るファイルの形式をより柔軟とすることができる。QT Movie File #1は、ムービーデータ部分にサムネイル画像のデータを格納するようにしたものであるが、ムービーデータ部分にタイトルデータ、イントロミュージックのデータを格納するようにしても良い。この場合、例えばAV Index File #0内のプロパティデータにおけるフラグ領域で7番目のビットが「1」とされる。
上述したように、プロパティデータ内のフラグ領域で0番目のビットが「1」とされ、エントリされているデータがグループ化されたファイル群またはディレクトリであるとされることにより、データを階層的に扱うことが可能とされる。すなわち、図14に示すように、ムービーリソース部分とムービーデータ部分とを有するインデックスファイルAVIF0000.MOVをルートディレクトリとして扱う。ここで、AVIF0000.MOVのムービーリソース部分には、サンプルサイズおよびチャンクオフセットを記述され、それによって、AVIF0000.MOVのムービーデータ部分に格納されたプロパティデータ、タイトルデータ、サムネイル画像のデータ、イントロミュージックのデータ等が指示される。
この際に、タイトルデータにてファイルネームが記述されることにより、下位の階層のディレクトリとしてのAVIF0001.MOVが指示される。AVIF0001.MOVも、QuickTime ムービーファイルの形式を有するので、プロパティデータ内の記述によって他の(さらに下位の)ディレクトリとしてのAV000001.MOV、AV000002.MOV、が指示される。このような階層的なファイル構造により、データを階層的に扱うことが可能とされている。
また、インデックスファイルは、図15に示すように、ディスク状記録媒体20の最内周位置21等の、所定の位置に記録される。そして、再生・編集モードの開始時等に最初に再生される。これにより、再生・編集モードの開始時等においては、図2に示したような検索画面が表示される。また、他の記憶領域に一般的なAVファイル等が記録される。
上述したこの発明の一実施形態は、記録装置に設けられている表示パネル、スピーカ等を利用してインデックスファイルに係る検索のためのデータを出力するようにしたものである。これに対して、画像データ、オーディオデータ等の出力を行う外部の装置を用いて再生・編集等の動作を行う場合にも、この発明を適用することができる。
この発明は、画像データ、オーディオデータ等を記録する際の圧縮符号化方式等には依存せず、例えばQuickTime ムービーファイルの形式の下で扱うことができるデータに対して一般的に適用することができる。
この発明は、上述したこの発明の一実施形態等に限定されるものでは無く、この発明の主旨を逸脱しない範囲内で様々な変形や応用が可能である。
この発明の一実施形態におけるディジタル記録再生装置の構成の一例を示すブロック図である。 この発明の一実施形態の外形の一例をに示す略線図である。 表示パネルによる表示の一例を示す略線図である。 QuickTime ムービーファイルの一例に示す略線図である。 この発明におけるインデックスファイルの一例に示す略線図である。 プロパティトラックについて詳細に説明するための略線図である。 プロパティデータについて詳細に説明するための略線図である。 プロパティデータの一部についてより詳細に説明するための略線図である。 タイトルトラックについて詳細に説明するための略線図である。 サムネイルトラックについて詳細に説明するための略線図である。 イントロミュージックトラックについて詳細に説明するための略線図である。 プロパティトラック等による実データに係る指示について詳細に説明するための略線図である。 ムービーデータ部分に格納されているデータの一部分について他のファイルから指示する場合について説明するための略線図である。 ディレクトリの階層構造について説明するための略線図である。 インデックスファイルの記録位置について説明するための略線図である。
符号の説明
9 システム制御マイコン
20 光ディスク

Claims (27)

  1. 録媒体に記録された複数個のコンテンツデータの情報を抽出する手段と、
    抽出情報を上記複数個のコンテンツデータの各々と関連付けてインデックスファイルを生成する手段と、
    記録媒体に上記インデックスファイルを記録する手段とを備え、
    上記インデックスファイルが少なくともプロパティ情報とサムネイル情報とを含み、
    上記プロパティ情報は上記複数のコンテンツデータの複数の属性を含み、上記サムネイル情報は上記複数のコンテンツデータを表す複数の代表的画像を含み、上記プロパティ情報が上記コンテンツデータと上記サムネイル情報とを関連付け、
    上記プロパティ情報に含まれる上記コンテンツデータの属性として、上記コンテンツデータがファイルであるか、あるいは複数のファイル群からなるデータであるかを識別するための情報、および該プロパティ情報が含まれる上記インデックスファイルとは異なるインデックスファイルを参照する情報を含むディジタル記録装置。
  2. 記複数のファイル群からなるデータは、グループ化されたファイル群またはディレクトリである請求項1に記載のディジタル記録装置。
  3. 記プロパティ情報および上記サムネイル情報は、上記インデックスファイルに含まれ、
    上記プロパティ情報に含まれる上記コンテンツデータの属性として、上記コンテンツデータに対応する上記サムネイル情報が上記インデックスファイル内に登録されているか否かを示す情報を含む請求項1に記載のディジタル記録装置。
  4. 記インデックスファイルによって指定されるファイルにサムネイル情報が含まれることを示すデータがプロパティ情報に含まれる請求項3に記載のディジタル記録装置。
  5. 記抽出情報が記録媒体の所定位置に記録される請求項1に記載のディジタル記録装置。
  6. 記抽出情報が上記記録媒体の最内周付近の記録領域に記録される請求項5に記載のディジタル記録装置。
  7. 定の動作モード開始時に、上記抽出情報が再生され、再生された上記抽出情報が上記複数のコンテンツデータの各々と関連付けて出力される請求項1に記載のディジタル記録装置。
  8. 記所定の動作モードが再生および/または編集モードである請求項7に記載のディジタル記録装置。
  9. 記抽出情報が上記複数のコンテンツデータの各々の属性データを含む請求項1に記載のディジタル記録装置。
  10. 記属性データが上記複数のコンテンツデータの各々が記録された日時を含む請求項9に記載のディジタル記録装置。
  11. 記属性データが上記複数のコンテンツデータの各々が修正された日時を含む請求項9に記載のディジタル記録装置。
  12. 記属性データが上記複数のコンテンツデータの各々の長さを含む請求項9に記載のディジタル記録装置。
  13. 記属性データが上記複数のコンテンツデータの種類を表すデータタイプを含む請求項9に記載のディジタル記録装置。
  14. 記抽出情報が上記複数のコンテンツデータの各々のタイトルを含む請求項1に記載のディジタル記録装置。
  15. 記抽出情報が上記複数のコンテンツデータの各々に含まれる画像データの一部を含む請求項1に記載のディジタル記録装置。
  16. 記抽出情報が上記複数のコンテンツデータの各々に含まれるオーディオデータの一部を含む請求項1に記載のディジタル記録装置。
  17. 記インデックスファイルは、
    上記抽出情報の集合体からなる第1の領域と、
    上記抽出情報と当該抽出情報を抽出したコンテンツデータとを関連付けるための関連付け情報、並びに上記第1の領域内で上記抽出情報の各々が記録されている位置を示す位置情報が含まれる第2の領域とからなる請求項1に記載のディジタル記録装置。
  18. 記第2の領域が上記抽出情報と上記複数のコンテンツデータから選択されたデータ群とを関連付ける関連付け情報を含む請求項17に記載のディジタル記録装置。
  19. 記第2の領域と同一形式のデータを含むリソースファイルがさらに記録され、
    上記リソースファイルが上記第1の領域内の上記抽出情報の位置を表す位置情報を有することによって、
    再生動作を含む動作モードがなされる時に、上記記録媒体に記録された上記複数のコンテンツデータが容易に検索されるようにした請求項17に記載のディジタル記録装置。
  20. 記リソースファイルが上記抽出情報と上記記録媒体に記録された複数のコンテンツデータから選択されたデータ群とを関連付ける情報を含む請求項19に記載のディジタル記録装置。
  21. 記第2の領域が他のインデックスファイルの第1の領域のデータを指示するようにした請求項17に記載のディジタル記録装置。
  22. 記第2の領域が他のファイルのデータを指示するようにした請求項17に記載のディジタル記録装置。
  23. 記他のファイルが上記抽出情報を含む請求項22に記載のディジタル記録装置。
  24. 録媒体に記録された複数のコンテンツデータの情報を抽出するステップと、
    抽出情報を上記複数のコンテンツデータの各々と関連付けてインデックスファイルを生成するステップと、
    記録媒体に上記インデックスファイルを記録するステップとを備え、
    上記インデックスファイルが少なくともプロパティ情報とサムネイル情報とを含み、
    上記プロパティ情報は上記複数のコンテンツデータの複数の属性を含み、上記サムネイル情報は上記複数のコンテンツデータを表す複数の代表的画像を含み、上記プロパティ情報が上記コンテンツデータと上記サムネイル情報とを関連付け、
    上記プロパティ情報に含まれる上記コンテンツデータの属性として、上記コンテンツデータがファイルであるか、あるいは複数のファイル群からなるデータであるかを識別するための情報、および該プロパティ情報が含まれる上記インデックスファイルとは異なるインデックスファイルを参照する情報を含むディジタル記録方法。
  25. 数のコンテンツデータとその複数のコンテンツデータの各々の抽出情報とが関連付けてインデックスファイルが生成され、
    上記インデックスファイルが記録媒体上に記録可能とされ、
    上記インデックスファイルは、少なくともプロパティ情報とサムネイル情報とを含み、
    上記プロパティ情報は上記複数のコンテンツデータの複数の属性を含み、上記サムネイル情報は上記複数のコンテンツデータを表す複数の代表的画像を含み、上記プロパティ情報が上記コンテンツデータと上記サムネイル情報とを関連付け、
    上記プロパティ情報に含まれる上記コンテンツデータの属性として、上記コンテンツデータがファイルであるか、あるいは複数のファイル群からなるデータであるかを識別するための情報、および該プロパティ情報が含まれる上記インデックスファイルとは異なるインデックスファイルを参照する情報を含む記録媒体。
  26. 像データを生成する手段と、
    記録媒体上に画像ファイルとして上記画像データを記録する手段と、
    上記記録媒体に記録された複数の画像ファイルの各々の情報を抽出する手段と、
    上記抽出情報と複数の上記画像ファイルとを関連付けてインデックスファイルを生成する手段と、
    上記記録媒体に上記インデックスファイルを記録する手段とを備え、
    上記インデックスファイルが少なくともプロパティ情報とサムネイル情報とを含み、
    上記プロパティ情報は上記複数の画像ファイルの複数の属性を含み、上記サムネイル情報は上記複数の画像ファイルを表す複数の代表的画像を含み、上記プロパティ情報が上記画像ファイルと上記サムネイル情報とを関連付け、
    上記プロパティ情報に含まれる上記画像ファイルの属性として、上記画像ファイルがファイルであるか、あるいは複数のファイル群からなるデータであるかを識別するための情報、および該プロパティ情報が含まれる上記インデックスファイルとは異なるインデックスファイルを参照する情報を含むディジタル記録装置。
  27. らに、表示面上に上記代表的画像を表示する手段と、
    上記表示面上で上記代表画像を指示する手段とを備え、
    上記代表画像が指示される時に上記抽出情報に基づいて上記表示面上に画像データが再生されるようにした請求項26に記載のディジタル記録装置。
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