JP4325385B2 - デジタルカメラおよびデジタルカメラの画像取得方法 - Google Patents

デジタルカメラおよびデジタルカメラの画像取得方法 Download PDF

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Description

本発明は、デジタルカメラおよびデジタルカメラの画像取得方法に関し、特に、良好な構図の画像を自動的に取得する技術に関する。
カメラ撮影時の構図決定は、カメラの初心者にとっては技術的に難しい。例えば、人物を撮影する際、人物の顔が撮影画像の中央に配置される、いわゆる日の丸構図(人物の撮影画像の構図として一般的に失敗とされる)に陥りがちである。日の丸構図を避けるには、例えば、フォーカスロック機能を使用すればよいが、これも初心者には技術的に容易ではない。
この問題を解決するために、例えば、特許文献1では、人物モード、風景モード等の複数の撮影モードを有し、予め用意された複数の構図補助フレームの中から選択した構図補助フレームを表示画面上に表示し、表示された構図補助フレームに合わせて被写体のフレーミングが可能なデジタルカメラが提案されている。このデジタルカメラでは、例えば、人物モードを選択すると、複数の構図補助フレームの中から人物の撮影に適した構図補助フレームが表示画面上に表示され、表示された構図補助フレームに被写体を合わせて撮影することで、初心者でも良好な構図の画像を取得できる。
また、特許文献2では、予め記憶された参照構図と現在の被写体画像の構図を重畳表示し、参照構図と現在の被写体画像の構図とが合致すると判定したときに、被写体画像を記録するデジタルカメラが提案されている。
一方、特許文献3では、撮影画像の解析結果に基づいて複数の構図修正案を提示し、撮影者が選択した構図修正案に従って撮影画像から切り出したクロップ画像を保存するカメラが提案されている。
特開2001−211362号公報 特開平8−294025号公報 特開2003−78813号公報(図51)
しかしながら、特許文献1,2では、撮影者がデジタルカメラの各部を操作して、構図補助フレームや参照構図に合わせて被写体をフレーミングしなければならず、カメラの初心者には技術的な難しさが残る。
また、特許文献3では、撮影シーン(被写体の種別)に拘わらず撮影画像の画像解析を実施するため、画像解析処理の効率が悪く、撮影シーンに適した構図修正案が提示され難い。さらに、撮影者が構図修正案の中で最適と思うものを選択する必要があり、初心者には、どの構図が最適であるかを判断することは難しい。
本発明の目的は、撮影シーンに適した良好な構図の被写体画像を、撮影者に依存することなく容易に取得できるデジタルカメラを提供することにある。また、本発明の別の目的は、画像を格納する記憶媒体の記憶領域を有効活用することにある。
請求項1のデジタルカメラでは、撮像手段は、被写体の画像を撮像する。画像解析手段は、撮像手段により撮像された撮影画像に対してその特徴量の解析を行う。領域設定手段は、撮影画像の一部を切り出してクロップ画像を取得するために、撮影画像から切り出す領域を示すクロップ領域の大きさおよび位置を含む領域パラメータを、画像解析手段による画像解析の結果に基づいて設定する。画像解析手段は、特徴量に基づいて、撮影画像を構成している構成要素毎に領域分割する。領域設定手段は、構成要素毎の領域分割比が所定の分割比になるようにクロップ領域を設定する
請求項2のデジタルカメラでは、撮影モード選択手段は、風景を被写体として撮影するための風景モードを含む複数の撮影モードのいずれかを撮影者に選択させる。画像解析手段は、風景モードが設定されている場合には、撮影画像に対してテクスチャ解析を行って、撮影画像を風景の構成要素毎に領域分割する。
請求項3のデジタルカメラでは、複数の撮影モードは、人物および風景の双方を被写体として撮影するための人物+風景モード、および/または、被写体をその種別を予め指定することなく撮影するためのオートモードを含む。画像解析手段は、人物+風景モードまたはオートモードが設定されている場合には、撮影画像に対して、人物の特徴量を解析する人物抽出、および風景の特徴量を解析する風景解析の双方を行う
請求項4のデジタルカメラでは、画像解析手段は、風景解析を行った後で人物抽出を行う。
請求項5のデジタルカメラでは、領域設定手段は、構成要素毎の領域分割比が黄金分割となるようにクロップ領域を設定する。
請求項6のデジタルカメラでは、複数の撮影モードは、人物を被写体として撮影するための人物モードを含む。画像解析手段は、人物モードが設定されている場合には、撮影画像に対して、人物の特徴量を解析する人物抽出を行う。
請求項7のデジタルカメラでは、領域決定手段は、クロップ領域の中央に人物の顔が配置されないように、且つクロップ領域に対する人物の顔の大きさが所定比になるように、クロップ領域を設定する。
請求項8のデジタルカメラでは、画像解析手段は、人物抽出として、撮影画像に対する肌色抽出を行って、撮影画像に対する人物の顔の大きさ及び位置を特定する。
請求項9のデジタルカメラでは、セルフタイマ撮影設定手段は、撮影要求から所定時間後に撮影を実施するセルフタイマ撮影を撮影者に設定させる。撮影モード固定手段は、セルフタイマ撮影設定手段によりセルフタイマ撮影が設定された場合、撮影モードを人物モードに固定する。
請求項10のデジタルカメラでは、記憶手段は、領域パラメータを撮影画像と共に記憶する。
請求項11のデジタルカメラでは、クロップ手段は、領域パラメータで表されるクロップ領域内の画像をクロップ画像として取り込む。記憶手段は、クロップ画像を記憶する。
請求項12のデジタルカメラでは、領域パラメーラは、撮影画像の傾きを補正するためのクロップ領域の回転量を含む。
請求項13のデジタルカメラでは、領域パラメータは、撮影画像の歪みを補正するためのクロップ領域の伸縮量を含む。
請求項14のデジタルカメラの画像取得方法では、被写体の画像を撮像する撮像手段と、画像を表示するための表示画面を有する表示手段と、画像を記憶する記憶手段とを有するデジタルカメラの画像取得方法において、撮像手段により撮像された撮影画像に対してその特徴量の解析を行う画像解析を実施して、特徴量に基づいて撮影画像を構成している構成要素毎に領域分割し、撮影画像の一部を切り出してクロップ画像を取得するために、撮影画像から切り出す領域を示すクロップ領域の大きさおよび位置を含む領域パラメータを、撮影画像に対する画像解析の結果に基づいて、構成要素毎の領域分割比が所定の分割比になるように設定し、領域パラメーラで表されるクロップ領域内の画像をクロップ画像として取り込むとともに、クロップ画像を表示画面に表示し、領域パラメータを撮影画像と共に記憶手段に格納する。
本発明のデジタルカメラでは、撮影シーンに適した良好な構図の画像を、撮影者に依存することなく自動的に取得できる
撮影モード選択手段により撮影者が指定する撮影モードを受け付け、受け付けた撮影モードに応じて画像解析手段が動作することで、画像解析処理の効率を向上できる。
ートモードを設けることで、撮影者が撮影シーンに合わせて撮影モードを切り替える操作を不要にでき、デジタルカメラの使い勝手が向上する。
物+風景モードを設けることで、人物および風景の双方を被写体として撮影する場合にも、撮影シーンに適した良好な構図の画像を、撮影者に依存することなく自動的に取得できる。
ルフタイマ撮影が設定された場合、撮影モードが人物モードに自動的に固定されることで、撮影者は、構図を気にすることなく撮影範囲を設定しても、撮影者自身が含まれた最適な構図の画像を自動的に取得できる。これに対して、従来のデジタルカメラでは、撮影者は、撮影範囲内に自身が移動した状態を想定して構図を決定し、決定した構図に合わせて撮影範囲を設定しなければならず、セルフタイマ撮影において、最適な構図の画像を取得することは困難であった。
ロップ画像そのものではなく、クロップ領域を示す領域パラメータが撮影画像と共に記憶手段に記憶されることで、記憶手段の記憶領域の有効活用に寄与できる。
影画像ではなく、クロップ画像のみが記憶手段に記憶されることで、撮影画像の保存が不要な場合に、記憶手段の記憶領域を節約できる。
ロップ領域の回転量を設定することで、傾いた画像を撮影してしまった場合にも、傾きが補正された画像を自動的に取得できる。
ロップ領域の伸縮量を設定することで、撮影レンズの特性等に起因して生じる撮影画像の歪みが問題となる場合にも、歪みが補正された画像を自動的に取得できる。
本発明のデジタルカメラの画像取得方法では、撮影シーンに適した良好な構図の画像を、撮影者に依存することなく自動的に取得できる。また、クロップ画像そのものではなく、クロップ領域を示す領域パラメータを撮影画像と共に記憶手段に格納することで、記憶手段の記憶領域の有効活用に寄与できる。クロップ画像が表示画面に表示されることで、撮影者は、構図が修正された画像を即座に確認できる。
以下、図面を用いて本発明の実施形態について説明する。
図1および図2は、本発明のデジタルカメラの一実施形態を示している。このデジタルカメラは、撮影前の被写体の画像がLCD(Liquid Crystal Display)に表示される、いわゆるデジタルコンパクトカメラである。
デジタルカメラ10は、レンズ12、レンズ12を介して被写体の画像を撮像するCCD(Charge Coupled Device)14、デジタルカメラ10の全体を制御する制御部16(画像解析手段、領域設定手段、被写体判別手段、撮影モード固定手段、クロップ手段)、表示部18(表示手段)、操作部20、内部メモリ22および記憶媒体24(記憶手段)を有している。
表示部18は、CCD14(撮像手段)により撮像された画像や各種メニューを表示するLCD18a(表示画面)およびLCDドライバで構成されている。操作部20は、構図修正機能(CCD14により撮像された撮影画像の構図を自動的に修正する機能)を使用する構図修正モードおよび構図修正機能を使用しない通常モードのいずれかを選択するためのモードダイヤル20aと、撮影条件等の各種設定を実施するための十字キー20bおよび決定ボタン20cと、画像の取得(撮影)を指示するためのシャッターボタン20dと、シャッターボタン20dの押下(撮影要求)から所定時間後に撮影を実施するセルフタイマ撮影を設定するためのセルフタイマボタン20e(セルフタイマ撮影設定手段)とを有している。なお、セルフタイマボタン20eは、デジタルカメラ10の電源投入後、一回押下されるとONになり、セルフタイマ撮影が設定される。また、セルフタイマボタン20eは、再度押下されるとOFFになり、セルフタイマ撮影が解除される。
内部メモリ22は、例えば、制御部16に各種処理を実行させるためのファームウェアを格納したROMと、CCD14により撮像された画像や各種データを記憶するRAMとで構成されている。記憶媒体24は、例えば、デジタルカメラ10に着脱自在に装着されるメモリカード(フラッシュメモリ)であり、撮影画像を記憶する。
図3および図4は、構図修正モード時のデジタルカメラ10の動作を示している。
制御部16は、撮影者がモードダイヤル20aを操作して構図修正モードを選択した場合、内部メモリ22に格納されたファームウェアの構図修正モード用プログラムに従って以下のように動作する。
ステップS10において、制御部16は、セルフタイマボタン20eがOFFであるか否かを判定する。セルフタイマボタン20eがOFFである場合、処理はステップS20に移行する。セルフタイマボタン20eがONである場合、処理はステップS22に移行する。
ステップS20において、制御部16は、人物を被写体として撮影するための人物モード、風景を被写体として撮影するための風景モード、人物および被写体の双方を被写体として撮影するための人物+風景モード、被写体をその種別を予め指定することなく撮影するためのオートモードのいずれかを選択するためのメニューをLCD18aに表示する。撮影者は、LCD18aを参照しながら操作部20の十字キー20bおよび決定ボタン20cを操作して、これらの撮影モードのいずれかを選択する。このように、制御部16、表示部18および操作部20は、人物モード、風景モード、人物+風景モードおよびオートモードのいずれかを撮影者に選択させるための撮影モード選択手段として機能する。この後、処理はステップS30に移行する。
ステップS30において、制御部16は、シャッターボタン20dが押下されるまで待機する。撮影者によりシャッターボタン20dが押下されると、処理はステップS40に移行する。
ステップS22において、制御部16は、撮影モードを人物モードに固定する。この後、処理はステップS32に移行する。
ステップS32において、制御部16は、シャッターボタン20dが押下されるまで待機する。撮影者によりシャッターボタン20dが押下されると、処理はステップS34に移行する。
ステップS34において、制御部16は、撮影者がデジタルカメラ10の撮影範囲内に移動するための所定時間が経過するまで待機する。所定時間が経過すると、処理はステップS40に移行する。
ステップS40において、制御部16は、シャッターボタン20dの押下(セルフタイマ撮影が設定されている場合には所定時間の経過)に応答して、CCD14により撮像された撮影画像を内部メモリ22に格納する。この後、処理はステップS50に移行する。
ステップS50において、制御部16は、撮影モードが人物モードであるか否かを判定する。撮影モードが人物モード以外である場合(すなわち、風景モード、人物+風景モードおよびオートモードのいずれかである場合)、処理はステップS60に移行する。撮影モードが人物モードである場合、処理はステップS70に移行する。
ステップS60において、制御部16は、ステップS40で内部メモリ22に格納された撮影画像に対して、風景の特徴量を解析する風景解析を実施する。例えば、制御部16は、テクスチャ解析を実施することにより、撮影画像を風景の構成要素毎に領域分割する。この後、処理はステップS70に移行する。
ステップS70において、制御部16は、撮影モードが風景モードであるか否かを判定する。撮影モードが風景モード以外である場合(すなわち、人物モード、人物+風景モードおよびオートモードのいずれかである場合)、処理はステップS80に移行する。撮影モードが風景モードである場合、処理はステップS90に移行する。
ステップS80において、制御部16は、ステップS40で内部メモリ22に格納された撮影画像に対して、人物の特徴量を解析する人物抽出を実施する。例えば、制御部16は、肌色抽出を実施することにより、撮影画像における人物の顔の大きさおよび位置を特定する。この後、処理はステップS90に移行する。
ステップS90において、制御部16は、撮影モードがオートモードであるか否かを判定する。撮影モードがオートモードである場合、処理はステップS100に移行する。撮影モードがオートモード以外である場合、処理はステップS110に移行する。
ステップS100において、制御部16は、ステップS60、S80で実施された画像解析の結果に基づいて被写体の種別を、人物、風景および人物+風景のいずれかに判別する。制御部16は、判別した被写体の種別に対応する人物モード、風景モードおよび人物+風景モードのいずれかを選択する。この後、処理はステップS110に移行する。
なお、本実施形態のデジタルカメラ10は、人物モード、風景モード、人物+風景モードおよびオートモードを有するが、例えば、デジタルカメラ10が人物モード、風景モードおよびオートモードのみを有する(すなわち、人物+風景モードを有していない)場合には、制御部16は、ステップS60、S80で実施された画像解析の結果に基づいて被写体の種別を、人物および風景のいずれかに判別する。制御部16は、判別した被写体の種別に対応する人物モードおよび風景モードのいずれかを選択する。
ステップS110において、制御部16は、撮影画像に対する画像解析の結果に基づいて、クロップ領域(撮影画像から切り出す領域)を示す領域パラメータを、選択されている撮影モードに対応して設定する。領域パラメータは、クロップ領域の大きさ、位置、回転量および伸縮量を含む。クロップ領域の回転量は、撮影画像の傾きを補正するために設定される。クロップ領域の伸縮量は、撮影画像の歪み(例えば、レンズ12の特性に起因して生じる歪み)を補正するために設定される。この後、処理はステップS120に移行する。
ステップS120において、制御部16は、例えば、Exif(Exchangeable image file format)形式で、ステップS110で設定した領域パラメータをタグ情報として撮影画像に付加して記憶媒体24に保存する。この後、処理はステップS130に移行する。
ステップS130において、制御部16は、構図が修正された画像を撮影者に確認させるために、撮影画像と領域パラメータとを用いて、領域パラメータにより表されるクロップ領域内の画像をクロップ画像として切り出すとともに、クロップ画像をLCD18aに表示する。これにより、構図修正モードでの撮影は完了する。
図5は、人物モードにおける画像取得動作の概要を示している。
例えば、図5(a)に示すような撮影画像P1に対して、図3のステップS80に示される人物抽出(肌色抽出)を実施することで、人物の顔の位置および大きさが特定される。そして、図5(b)に示すように、ステップS80の人物抽出の結果に基づいて、人物の顔がクロップ領域の中央に配置されないように、かつクロップ領域の大きさに対する人物の顔の大きさが所定比になるように、クロップ領域CA1が設定される。この結果、図5(c)に示すように、人物の大きさおよび位置が修正された良好な構図のクロップ画像P1aが取得される。
図6は、風景モードにおける画像取得動作の概要を示している。
例えば、図6(a)に示すような撮影画像P2に対して、図3のステップS60に示される風景解析(テクスチャ解析)を実施することで、空、海および太陽の領域分割比が特定される。そして、図6(b)に示すように、ステップS60の風景解析の結果に基づいて、空、海および太陽の領域分割比が、いわゆる黄金分割になるように、クロップ領域CA2を設定する。この結果、図6(c)に示すように、空、海および太陽の領域分割比が修正された良好な構図のクロップ画像P2aが取得される。
また、例えば、水平線(空と海との領域境界線)が傾いている場合、すなわち撮影画像が傾いている場合、空と海との領域境界線の傾きに合わせてクロップ領域の回転量を設定することで、領域境界線の傾きが補正されたクロップ画像が取得される。さらに、レンズ12の特性等により生じる撮影画像の歪みが問題となる場合、例えば、クロップ領域の四隅の位置(撮影画像の中央からの距離)に応じてクロップ領域の伸縮量を設定することで、歪みが補正されたクロップ画像が取得される。
図7は、人物+風景モードにおける画像取得動作の概要を示している。
例えば、図7(a)に示すような撮影画像P3に対して、図3のステップS60に示される風景解析を実施することで、山、空および人物の領域分割比が特定されるとともに、図3のステップS80に示される人物抽出を実施することで、人物の顔の位置および大きさが特定される。そして、図7(b)に示すように、ステップS60の風景解析の結果に基づいて、山、空および人物の領域分割比が黄金分割になるように、かつステップS80の人物抽出の結果に基づいて、クロップ領域の大きさに対する人物の顔の大きさが所定比になるように、クロップ領域CA3が設定される。この結果、図7(c)に示すように、山、空および人物の領域分割比および人物の大きさが修正された良好な構図のクロップ画像P3aが取得される。
なお、図5〜図7の撮影画像P1〜P3がオートモードで取得された場合においても、被写体の種別の判別結果に基づいて人物モード、風景モードおよび人物+風景モードのいずれかを選択することで、撮影画像P1〜P3から良好な構図のクロップ画像P1a〜P3aがそれぞれ取得される。
以上、本実施形態では、次の効果が得られる。
制御部16は、撮影モードに応じて実施した画像解析の結果に基づいて領域パラメータを設定するため、撮影シーンに適した良好な構図の画像を、撮影者に依存することなく自動的に取得できる。また、制御部16は、撮影者が指定する撮影モードに応じて撮影画像の画像解析を実施するため、画像解析処理の効率を向上できる。
デジタルカメラ10はオートモードを有しているため、撮影者が撮影シーンに応じて撮影モードを切り替える操作を不要にでき、デジタルカメラ10の使い勝手を向上できる。
セルフタイマボタン20eがONである場合、制御部16は撮影モードを人物モードに固定するため、撮影者は、構図を気にすることなく撮影範囲を設定しても、撮影者自身が含まれた良好な構図の画像を取得できる。
制御部16は、クロップ画像そのものではなく、領域パラメータを撮影画像と共に記憶媒体24に保存するため、記憶媒体24の記憶領域の有効に活用できる。
傾いた画像を撮影してしまった場合にも、クロップ領域の回転量の設定により、傾きが補正された画像を自動的に取得できる。レンズ12の特性等に起因する撮影画像の歪みが問題となる場合にも、クロップ領域の伸縮量の設定により、歪みが補正された画像を自動的に取得できる。クロップ画像がLCD18aに表示されるため、撮影者は、構図が修正された画像を即座に確認できる。
なお、前述の実施形態では、本発明を、人物モード、風景モード、人物+風景モードおよびオートモードを有するデジタルカメラに適用した例について述べた。本発明は、かかる実施形態に限定されるものではない。例えば、本発明を、人物モード、風景モードのみを有するデジタルカメラや、人物モードおよび風景モードに加えて、人物+風景モードおよびオートモードのいずれかのみを有するデジタルカメラに適用してもよい。また、本発明を、人物モードおよび風景モードに加えて、撮影目的に応じて適宜設けられたその他の撮影モードを有するデジタルカメラに適用してもよい。
前述の実施形態では、本発明をデジタルカメラに適用した例について述べた。本発明は、かかる実施形態に限定されるものではない。例えば、本発明を携帯電話およびPDA(Personal Digital Assistant)等の携帯機器のデジタルカメラ機能に適用してもよい。
前述の実施形態では、本発明をデジタルコンパクトカメラに適用した例について述べた。本発明は、かかる実施形態に限定されるものではない。例えば、本発明をデジタル一眼レフカメラに適用してもよい。
前述の実施形態では、本発明をデジタルカメラに適用した例について述べた。本発明は、かかる実施形態に限定されるものではない。例えば、本発明をデジタルカメラの動画撮影機能やビデオカメラに適用してもよい。この場合、領域パラメータの設定処理をリアルタイムに実施することで、良好な構図の動画を自動的に取得できる。
前述の実施形態では、領域パラメータを撮影画像とともに記憶媒体24に保存する例について述べた。本発明は、かかる実施形態に限定されるものではない。例えば、撮影画像の保存が不要な場合には、内部メモリ22に格納されているファームウェアを変更して、クロップ画像のみを記憶媒体24に保存するようにしてもよい。この場合、記憶媒体24の記憶領域を節約できる。
以上、本発明について詳細に説明してきたが、前述の実施形態およびその変形例は発明の一部に過ぎず、本発明はこれに限定されるものではない。本発明を逸脱しない範囲で変形可能であることは明らかである。
本発明のデジタルカメラの一実施形態を示すブロック図である。 図1のデジタルカメラを示す概略図である。 構図修正モード時のデジタルカメラの動作を示すフローチャートである。 図3におけるデジタルカメラの動作の続きを示すフローチャートである。 人物モードにおける画像取得動作の概要を示す説明図である。 風景モードにおける画像取得動作の概要を示す説明図である。 人物+風景モードにおける画像取得動作の概要を示す説明図である。
符号の説明
10 デジタルカメラ
12 レンズ
14 CCD
16 制御部
18 表示部
18a LCD
20 操作部
20a モードダイヤル
20b 十字キー
20c 決定ボタン
20d シャッターボタン
20e セルフタイマボタン
22 内部メモリ
24 記憶媒体
CA1、CA2、CA3 クロップ領域
P1、P2、P3 撮影画像
P1a、P2a、P3a クロップ画像

Claims (14)

  1. 写体の画像を撮像する撮像手段と、
    前記撮像手段により撮像された撮影画像に対してその特徴量の解析を行う画像解析手段と、
    前記撮影画像の一部を切り出してクロップ画像を取得するために、前記撮影画像から切り出す領域を示すクロップ領域の大きさおよび位置を含む領域パラメータを、前記画像解析手段による画像解析の結果に基づいて設定する領域設定手段と、を備え、
    前記画像解析手段は、前記特徴量に基づいて、前記撮影画像を構成している構成要素毎に領域分割し、
    前記領域設定手段は、前記構成要素毎の領域分割比が所定の分割比になるように前記クロップ領域を設定することを特徴とするデジタルカメラ。
  2. 請求項1に記載のデジタルカメラにおいて、
    風景を被写体として撮影するための風景モードを含む複数の撮影モードのいずれかを撮影者に選択させるための撮影モード選択手段を更に備え、
    前記画像解析手段は、前記風景モードが設定されている場合には、前記撮影画像に対してテクスチャ解析を行って、前記撮影画像を風景の構成要素毎に領域分割することを特徴とするデジタルカメラ。
  3. 請求項1または請求項2に記載のデジタルカメラにおいて、
    前記複数の撮影モードは、人物および風景の双方を被写体として撮影するための人物+風景モード、および/または、被写体をその種別を予め指定することなく撮影するためのオートモードを含み、
    前記画像解析手段は、前記人物+風景モードまたは前記オートモードが設定されている場合には、前記撮影画像に対して、人物の特徴量を解析する人物抽出、および風景の特徴量を解析する風景解析の双方を行うことを特徴とするデジタルカメラ。
  4. 請求項3に記載のデジタルカメラにおいて、
    前記画像解析手段は、前記風景解析を行った後で前記人物抽出を行うことを特徴とするデジタルカメラ。
  5. 請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載のデジタルカメラにおいて、
    前記領域設定手段は、前記構成要素毎の領域分割比が黄金分割となるように前記クロップ領域を設定することを特徴とするデジタルカメラ。
  6. 請求項1に記載のデジタルカメラにおいて、
    前記複数の撮影モードは、人物を被写体として撮影するための人物モードを含み、
    前記画像解析手段は、前記人物モードが設定されている場合には、前記撮影画像に対して、人物の特徴量を解析する人物抽出を行うことを特徴とするデジタルカメラ。
  7. 請求項6に記載のデジタルカメラにおいて
    前記領域決定手段は、前記クロップ領域の中央に人物の顔が配置されないように、且つ前記クロップ領域に対する前記人物の顔の大きさが所定比になるように、前記クロップ領域を設定することを特徴とするデジタルカメラ。
  8. 請求項4、請求項6または請求項7に記載のデジタルカメラにおいて、
    前記画像解析手段は、前記人物抽出として、前記撮影画像に対する肌色抽出を行って、前記撮影画像に対する前記人物の顔の大きさ及び位置を特定することを特徴とするデジタルカメラ。
  9. 請求項6または請求項7に記載のデジタルカメラにおいて、
    撮影要求から所定時間後に撮影を実施するセルフタイマ撮影を撮影者に設定させるためのセルフタイマ撮影設定手段と、
    前記セルフタイマ撮影設定手段によりセルフタイマ撮影が設定された場合、撮影モードを人物モードに固定する撮影モード固定手段と、を更に備えていることを特徴とするデジタルカメラ。
  10. 請求項1乃至請求項9のいずれか一項に記載のデジタルカメラにおいて、
    前記領域パラメータを、前記撮影画像と共に記憶する記憶手段を更に備えていることを特徴とするデジタルカメラ。
  11. 請求項1乃至請求項9のいずれか一項に記載のデジタルカメラにおいて、
    前記領域パラメータで表されるクロップ領域内の画像をクロップ画像として取り込むクロップ手段と、
    前記クロップ画像を記憶する記憶手段と、を更に備えていることを特徴とするデジタルカメラ。
  12. 請求項1乃至請求項11のいずれか一項に記載のデジタルカメラにおいて、
    前記領域パラメータは、前記撮影画像の傾きを補正するためのクロップ領域の回転量を含むことを特徴とするデジタルカメラ。
  13. 請求項1乃至請求項12のいずれか一項に記載のデジタルカメラにおいて、
    前記領域パラメータは、前記撮影画像の歪みを補正するためのクロップ領域の伸縮量を含むことを特徴とするデジタルカメラ。
  14. 被写体の画像を撮像する撮像手段と、画像を表示するための表示画面を有する表示手段と、画像を記憶する記憶手段とを有するデジタルカメラの画像取得方法であって、
    前記撮像手段により撮像された撮影画像に対してその特徴量の解析を行う画像解析を実施して、前記特徴量に基づいて前記撮影画像を構成している構成要素毎に領域分割し、
    前記撮影画像の一部を切り出してクロップ画像を取得するために、前記撮影画像から切り出す領域を示すクロップ領域の大きさおよび位置を含む領域パラメータを、前記撮影画像に対する画像解析の結果に基づいて、前記構成要素毎の領域分割比が所定の分割比になるように設定し、
    前記領域パラメーラで表されるクロップ領域内の画像をクロップ画像として取り込むとともに、前記クロップ画像を前記表示画面に表示し、
    前記領域パラメータを、前記撮影画像と共に前記記憶手段に格納することを特徴とするデジタルカメラの画像取得方法。
JP2003410285A 2003-12-09 2003-12-09 デジタルカメラおよびデジタルカメラの画像取得方法 Expired - Fee Related JP4325385B2 (ja)

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