JP4324507B2 - 振動計測装置 - Google Patents

振動計測装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4324507B2
JP4324507B2 JP2004124630A JP2004124630A JP4324507B2 JP 4324507 B2 JP4324507 B2 JP 4324507B2 JP 2004124630 A JP2004124630 A JP 2004124630A JP 2004124630 A JP2004124630 A JP 2004124630A JP 4324507 B2 JP4324507 B2 JP 4324507B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
optical system
spatial
light modulator
spatial light
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2004124630A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005308497A (ja
Inventor
浄史 松田
昇央 福智
博 岡本
勉 原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hamamatsu Photonics KK
Original Assignee
Hamamatsu Photonics KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hamamatsu Photonics KK filed Critical Hamamatsu Photonics KK
Priority to JP2004124630A priority Critical patent/JP4324507B2/ja
Publication of JP2005308497A publication Critical patent/JP2005308497A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4324507B2 publication Critical patent/JP4324507B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
  • Measurement Of Mechanical Vibrations Or Ultrasonic Waves (AREA)

Description

本発明は、ホログラフィ技術を用いて被測定物の振動を計測する振動計測装置に関するものである。
振動計測技術として、ホログラフィ技術を用いて被測定物の振動を計測する技術が知られている。このような従来の振動計測技術では、被測定物に光が入射して該被測定物で反射された光が物体光とされ、この物体光と参照光との干渉による干渉縞が写真乾板上に形成される。このとき、被測定物の振動の周期と比べて充分に長い時間に亘り写真乾板が露光されて、この写真乾板にホログラムが記録される。
被測定物の振動の節の部分では動きが無い(または小さい)ので、その部分で反射された物体光と参照光との干渉による干渉縞は写真乾板に記録される。一方、被測定物の振動の節以外の腹の部分は動きが大きいので、その部分で反射された物体光と参照光との干渉による干渉縞は、時間平均すると打ち消されてしまい、写真乾板には記録されない。
この写真乾板に記録されたホログラムに照明光を照射することで再生光を発生させると、この再生光により得られる再生像において、被測定物の振動の節の部分については明るく表示され、他の部分については暗く表示される。したがって、この再生像から、被測定物の振動の2次元的な様子を計測することができる。
写真乾板を用いた振動計測技術では、写真乾板を露光した後に該写真乾板を現像し、この現像の後に再生像を得て、振動を計測する必要がある。したがって、この振動計測技術は、被測定物の振動を実時間で計測することができず、実用に供するには支障がある。このような問題点を解決することを意図したものとして、特許文献1に提案された振動計測装置が知られている。
この文献で提案されている振動計測装置は、上記の写真乾板に替えて空間光変調器を用い、この空間光変調器にホログラムを書き込むものである。この振動計測装置では、物体光と参照光との干渉による干渉縞が空間光変調器に書き込まれ、また、この空間光変調器に照明光が入射することで再生光が発生する。
特開平4−221721号公報
しかしながら、一般に、空間光変調器は写真乾板と比較して空間解像度が低い。現時点で入手可能な空間光変調器であって最も空間解像度が高いものを用いた場合であっても、空間光変調器の空間解像度より干渉縞の空間周波数が高いので、特許文献1に提案された振動計測装置は、ホログラムを記録することができず、被測定物の振動を計測することができない。
本発明は、本願発明者が見出した上記問題点を解消する為になされたものであり、空間分解能が比較的低い空間光変調器を用いる場合であっても被測定物の振動を実時間で計測することができる振動計測装置を提供することを目的とする。
本発明に係る振動計測装置は、(1) コヒーレントな光を出力する第1光源と、(2) 第1光源から出力された光を被測定物の表面に対して斜め入射させる第1光学系と、(3) 書込面に入射した光の空間的強度分布情報が書き込まれる空間光変調器と、(4) 第1光学系から被測定物への光入射に伴い被測定物の表面で反射または散乱された光を空間光変調器の書込面に斜め入射させて結像させる第2光学系と、(5) 第1光学系の途中から分岐した光を空間光変調器の書込面に斜め入射させる第3光学系と、を備えることを特徴とする。そして、第2光学系が、被測定物の表面で反射または散乱された光を集光するレンズ系と、このレンズ系の後焦点位置に開口を有するマスクとを含み、被測定物の側においてテレセントリックな光学系を構成し、第2光学系および第3光学系それぞれの一部が共通の光学系となっており、空間光変調器は、第2光学系および第3光学系の共通の光学系を経て書込面に斜め入射した光の干渉による干渉縞が空間的強度分布情報として書き込まれる、ことを特徴とする。
この振動計測装置では、第1光源から出力されたコヒーレントな光は、第1光学系により被測定物の表面に対して斜めに入射されて反射または散乱され、その被測定物の表面から物体光が発生する。その物体光は、テレセントリック光学系を構成する第2光学系により空間光変調器の書込面に斜め入射されて結像される。また、第1光学系の途中から分岐された参照光は、第3光学系により、空間光変調器の書込面に斜め入射される。そして、第2光学系および第3光学系それぞれの一部が共通の光学系となっていて、その共通の光学系を経て空間光変調器の書込面に斜め入射した物体光と参照光との干渉による干渉縞が空間光変調器に空間的強度分布情報として書き込まれる。このようにして、空間光変調器に被測定物の表面のイメージホログラムが書き込まれる。
また、本発明に係る振動計測装置は、(6) コヒーレントな光を出力する第2光源と、(7) 第2光源から出力された光を空間光変調器の読出面に入射させる第4光学系と、(8) 第4光学系から空間光変調器の読出面への光入射に伴い空間光変調器において回折により発生した光を導く第5光学系と、を更に備える。これにより、第2光源から出力されたコヒーレントな光は第4光学系により空間光変調器の読出面に入射され、この光入射に伴い空間光変調器において回折により発生した再生光は第5光学系により導かれる。この第5光学系により導かれた再生光による再生像を観察することで、被測定物の振動モードを解析することができる。
また、本発明に係る振動計測装置は、(9) 第5光学系により導かれた光の像を撮像する撮像部と、(10) 撮像部による撮像に得られた画像を表示する表示部と、を更に備えるのが好適である。この場合には、第5光学系により導かれた再生光による再生像は、撮像部により撮像されて、表示部により表示される。
また、第2光学系におけるマスクの開口の開口径をDとし、マスクと空間光変調器との間の光路長をzとし、第1光源から出力される光の波長をλとし、空間光変調器の空間分解能をRとしたときに、これらのパラメータが「D<λz/R」なる関係式を満たすのが好適である。この場合には、空間光変調器の書込面上における物体光と参照光との干渉による干渉縞のコントラストを高くすることができる。
また、本発明に係る振動計測装置では、第2光学系および第3光学系の共通の光学系を経て空間光変調器の書込面に斜め入射する光は、各々の波面の空間的に対応する部分が空間光変調器の書込面上で干渉するのが好適である。この場合には、高いコントラストのイメージホログラムが空間光変調器に書き込まれ、鮮明な再生像が得られる。
また、本発明に係る振動計測装置は、第5光学系の途中に設けられ、空間光変調器において回折により発生した光のうち特定次数の回折光を選択的に通過させる開口を有するマスクを更に備えるのが好適である。この場合には、その特定次数の再生光による鮮明な再生像が得られる。
本発明によれば、空間分解能が比較的低い空間光変調器を用いる場合であっても、被測定物の振動を実時間で計測することができる。
以下、添付図面を参照して、本発明を実施するための最良の形態を詳細に説明する。なお、図面の説明において同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
(第1実施形態)
先ず、本発明に係る振動計測装置の第1実施形態について説明する。図1は、第1実施形態に係る振動計測装置1の構成図である。この図に示される振動計測装置1は、ホログラフィ技術を用いて被測定物9の振動を計測するものである。
この振動計測装置1は、第1光源11、第2光源12、レンズ21、レンズ22、マスク23、ビームスプリッタ24、ミラー25、ミラー31、ミラー32、ビームスプリッタ41、レンズ42、マスク43、レンズ44、空間光変調器51、ドライバ52、NDフィルタ61、λ/4波長板62、レンズ63、ミラー64、レンズ65、ポラライザ66、ビームスプリッタ67、ミラー71、レンズ73、ミラー74、マスク75、レンズ76、撮像部81および表示部82を備える。
第1光源11および第2光源12それぞれは、コヒーレント光を出力するものであり、好適にはレーザ光源である。空間光変調器51は、ドライバ52により駆動されて動作し、書込面51aに入射した光の空間的強度分布情報が書き込まれるとともに、読出面51bへの光の入射に伴い該光を回折して出力する。なお、空間光変調器51の構造については図2を用いて後に説明する。
第1光源11から被測定物9に至るまでの第1光学系は、第1光源11から出力された光を被測定物9の表面に対して斜め入射させるものであり、その光路に沿って順に、レンズ21、レンズ22、マスク23、ビームスプリッタ24およびミラー25が配置されている。レンズ21およびレンズ22は、光源11から出力された光を入力し、この光の光束径を拡大するとともに該光をコリメートして出力する。マスク23は、一方向に長い長方形状の開口23aを有していて、レンズ22から到達した光のうち開口23aを通過した光をビームスプリッタ24へ出力する。ビームスプリッタ24は、マスク23から到達した光の一部を透過させ残部を反射させることで該光を2分岐し、透過光をミラー25へ出力し、反射光をミラー31へ出力する。ミラー25は、ビームスプリッタ24から到達した光を反射させて、その光を被測定物9の表面に対して斜め入射させる。被測定物9の表面への光の入射の際に、その光の横断面形状は長方形であって、その長辺は入射面に垂直である。
被測定物9から空間光変調器51に至るまでの第2光学系は、第1光学系から被測定物9への光入射に伴い被測定物9の表面で反射または散乱された光(物体光)を空間光変調器51の書込面に結像させるものであり、その光路に沿って順に、ビームスプリッタ41、レンズ42、マスク43およびレンズ44が配置されている。ビームスプリッタ41は、被測定物9の表面で反射または散乱された光の一部を透過させてレンズ42へ出力するとともに、レンズ32から到達した光の一部を反射させてレンズ42へ出力する。レンズ42は、ビームスプリッタ41から到達した光を集光する。レンズ44は、レンズ42により集光された後に発散した光を入力し、該光をコリメートして空間光変調器51へ出力する。
レンズ42およびレンズ44は、テレセントリック光学系を構成しており、被測定物9の表面からの光を空間光変調器9の書込面51a上に結像する。マスク43は、レンズ42の後焦点位置に配置されていて、円形の開口43aを有し、上記テレセントリック光学系におけるテレセントリック絞りとして作用する。マスク43の開口43aの開口径をDとし、マスク43と空間光変調器51との間の光路長をzとし、第1光源11から出力される光の波長をλとし、空間光変調器51の空間分解能をRとする。このときに、これらのパラメータが以下の関係式を満たすのが好適である。このようにすることにより、空間光変調器51の書込面51a上における物体光と参照光との干渉による干渉縞のコントラストが高くなる。
D<λz/R …(1)
ビームスプリッタ24からレンズ31,32を経て空間光変調器51に至るまでの第3光学系は、第1光学系の途中から分岐した光(参照光)を空間光変調器51の書込面に入射させるものであり、その光路に沿って順に、ミラー31、ミラー32、ビームスプリッタ41、レンズ42、マスク43およびレンズ44が配置されている。ミラー31は、第1光学系の光路上に設けられたビームスプリッタ24により反射されて到達した光を入力し、この光をミラー32へ反射させる。ミラー32は、ミラー31から到達した光をビームスプリッタ41へ反射させる。ビームスプリッタ41は、ミラー32から到達した光の一部を反射させてレンズ24へ出力する。
ビームスプリッタ41からレンズ44へ至るまでの光学系は、第2光学系と第3光学系とで共通である。ただし、この共通の光学系において、第2光学系を進む物体光の主光線と、第3光学系を進む参照光の主光線とは、互いに平行ではなく或る角度をなしている。空間光変調器51の書込面51aには、第2光学系を経て物体光が入射するとともに、第3光学系を経て参照光が入射する。これにより、空間光変調器51は、物体光と参照光との干渉による干渉縞が空間的強度分布情報として書き込まれる。
また、第2光学系を経て空間光変調器51の書込面51aに入射する物体光と、第3光学系を経て空間光変調器51の書込面51aに入射する参照光とは、各々の波面の空間的に対応する部分が空間光変調器51の書込面51a上で干渉するのが好適である。また、第1光源11から第1光学系および第2光学系を経て空間光変調器51に到達する物体光の光路長と、第1光源11から第1光学系の一部および第3光学系を経て空間光変調器51に到達する参照光の光路長とは、互いに略等しいのが好適である。このようにすることにより、空間光変調器51の書込面51a上における物体光と参照光との干渉による干渉縞のコントラストが高くなる。
第2光源12から空間光変調器51に至るまでの第4光学系は、第2光源12から出力された光(照明光)を空間光変調器51の読出面51bに入射させるものであり、その光路に沿って順に、NDフィルタ61、λ/4波長板62、レンズ63、ミラー64、レンズ65、ポラライザ66およびビームスプリッタ67が配置されている。NDフィルタ61は、透過率が可変のものであり、第2光源12から出力された光の一部を透過させ、所望の強度の光をλ/4波長板62へ出力する。λ/4波長板62は、NDフィルタ61を透過した光を入力し、この光を円偏光としてレンズ63へ出力する。レンズ63およびレンズ65は、λ/4波長板62から出力された光を入力し、この光の光束径を拡大するとともに該光をコリメートして出力する。ミラー64は、レンズ63から出力された光をレンズ65へ反射させる。ポラライザ66は、レンズ65から到達した円偏光の光を入力し、その光のうちの第1方位の直線偏光成分を透過させてビームスプリッタ67へ出力する。ビームスプリッタ67は、ポラライザ66から到達した光の一部を透過させて空間光変調器51の読出面51bに入射させる。
空間光変調器51から撮像部81に至るまでの第5光学系は、第4光学系から空間光変調器51の読出面51bへの光入射に伴い空間光変調器51において回折により発生した光(再生光)を導くものであり、その光路に沿って順に、ビームスプリッタ67、ミラー71、レンズ73、ミラー74、マスク75およびレンズ76が配置されている。ビームスプリッタ67は、空間光変調器51から到達した光の一部をミラー71へ反射させる。ミラー71は、ビームスプリッタ67から到達した光をレンズ73へ反射させる。レンズ73およびレンズ76は、ミラー71から到達した光を入力して、その光を撮像部81の撮像面に結像させる。ミラー74は、レンズ73から到達した光をレンズ76へ反射させる。
マスク75は、レンズ73の後焦点位置に配置されていて、空間光変調器51において回折により発生した光のうち特定次数の回折光(再生光)を選択的に通過させる開口75aを有する。このようにすることにより、その特定次数の再生光による鮮明な再生像が撮像部81の撮像面に結像される。撮像部81は、第5光学系により導かれた光の再生像を撮像する。そして、表示部82は、撮像部81による撮像に得られた画像を表示する。
図2は、空間光変調器51の断面図である。この図に示されるように、空間光変調器51は、書込面51aの側において、外から順に、反射防止膜111、ガラス基板121、透明電極131、水素化アモルファスシリコン層140、遮光層150、誘電体ミラー160および配向層171が設けられている。空間光変調器51は、読出面51bの側において、外から順に、反射防止膜112、ガラス基板122、透明電極132および配向層172が設けられている。また、空間光変調器51は、配向層171と配向層172との間において、スペーサ181およびスペーサ182に挟まれて、液晶層190が設けられている。
水素化アモルファスシリコン層140は、光導電体であって、インピーダンスが入射光強度に応じて変化する。液晶層190は、光の位相を変調するものであって、ネマチック液晶からなり、液晶分子がガラス基板121,122の面に平行になるように配向されている。誘電体ミラー160は、SiOおよびTiOの多層膜からなり、書込側と読出側とを光学的に分離する。
ドライバ52により透明電極131と透明電極132との間に数ボルトの電圧が印加される。このとき、書込面51aに入射する光の強度に応じて、水素化アモルファスシリコン層140のインピーダンスが変化する。水素化アモルファスシリコン層140のうち光が入射していない領域のインピーダンスは液晶層190のインピーダンスと比較して大きいので、液晶層190に与えられる電圧は小さく、液晶分子の方位の変化は小さい。一方、水素化アモルファスシリコン層140のうち光が入射している領域のインピーダンスは小さくなるので、液晶層190に与えられる電圧は大きくなり、液晶分子の方位の変化は大きくなる。液晶分子の方位の変化は、液晶を透過する光に対する屈折率の変化をもたらし、該光の位相の変化をもたらす。
したがって、書込面51aに物体光と参照光とが入射して干渉縞が形成されると、この干渉縞における光強度分布に応じて、水素化アモルファスシリコン層140においてインピーダンス分布が生じ、さらには、読出面51bに入射し誘電体ミラー160により反射されて外部へ出力される光において位相が空間的に変調される。このようにして、空間光変調器51にホログラムが書き込まれ、また、このホログラムから再生光が得られる。
本実施形態に係る振動計測装置1は以下のように動作する。第1光源11から出力された光は、レンズ21およびレンズ22により径が拡大されて平行光とされ、マスク23の開口23aにより横断面形状が規定され、ビームスプリッタ24に入射して透過光と反射光とに2分岐される。ビームスプリッタ24を透過した光は、ミラー25により反射されて、被測定物9の表面に対して斜めに入射して反射または散乱される。被測定物9の表面で反射または散乱された光(物体光)は、ビームスプリッタ41を一部が透過し、レンズ42,マスク43の開口43aおよびレンズ44を経て、空間光変調器51の書込面51a上に斜めに入射する。また、ビームスプリッタ24で反射された光(参照光)は、ミラー31およびミラー32により反射され、さらに、ビームスプリッタ41により一部が反射され、レンズ42,マスク43の開口43aおよびレンズ44を経て、空間光変調器51の書込面51a上に斜めに入射する。
空間光変調器51の書込面51a上に斜めに入射する物体光の強度分布は、被測定物41の表面で反射または散乱された光が結像されたものである。空間光変調器51の書込面51a上において、この物体光と参照光とが干渉して干渉縞が形成される。ドライバ52により空間光変調器51の透明電極131と透明電極132との間に電圧が印加されていると、空間光変調器51の水素化アモルファスシリコン層140において、干渉縞における光強度分布に応じたインピーダンス分布が生じる。この水素化アモルファスシリコン層140におけるインピーダンス分布は、被測定物41の表面のイメージホログラムとなっている。
第2光源12から出力された光(照明光)は、NDフィルタ61により強度が調整され、λ/4波長板62により円偏光にされ、レンズ63およびレンズ65により径が拡大されて平行光とされ、ポラライザ66を第1方位の直線偏光成分が選択的に透過し、ビームスプリッタ67を一部が透過して、空間光変調器51の読出面51bに垂直に入射する。空間光変調器51の読出面51bに入射した光は、誘電体ミラー160により反射されることにより、液晶層190を2度通過し、この液晶層190を通過する際に位相が空間的に変調される。液晶層190による空間的位相変調の分布は、水素化アモルファスシリコン層140におけるインピーダンス分布に応じたものである。
位相変調されて読出面51bから外部へ出射された光(再生光)は、ビームスプリッタ67により一部が反射され、ミラー71により反射され、レンズ73、マスク75の開口75aおよびレンズ76を経て、撮像部81の撮像面に到達して撮像される。撮像部81の撮像により得られた画像(すなわち再生像)は表示部82により表示される。このようにして、本実施形態に係る振動計測装置1は、空間光変調器51に被測定物9の表面のイメージホログラムを書き込むとともに、このイメージホログラムから再生像を得て、被測定物9の振動を実時間で計測することができる。
本実施形態に係る振動計測装置1は以下のような特徴を有している。第1の特徴として、この振動計測装置1では、被測定物1の表面に光を斜め入射させる。例えば、入射角(被測定物9の表面の法線と入射光の主光線とがなす角度)は、好適には75度以上であり、より好適には80度以上である。一般には被測定物9の表面は粗面であるが、被測定物9の表面に対して光を斜め入射させると、その光のうちの殆どは、入射角と同じ反射角で反射される。すなわち、被測定物9の表面に光を斜め入射させることにより、被測定物9の表面が実質的に鏡面と同等となり、被測定物9の表面からの空間周波数が高い散乱光成分が減って、空間光変調器51の空間解像度の不足を補うことができ、また、被測定物9の表面からの拡散光が減って、光エネルギの利用効率を高めることができる。
第2の特徴として、この振動計測装置1では、空間光変調器51の書込面51aにも物体光および参照光を斜め入射させる。これにより、空間光変調器51の書込面51aが被測定物9の表面の像面となって、空間光変調器51に被測定物9の表面のイメージホログラムを書き込むことができる。このようにしたのは以下のような理由による。すなわち、ホログラフィ技術を用いた被測定物の振動計測は、被測定物の表面のうち動きが無い節の部分についてのみホログラムが作成されて再生光が得られることを利用するものである。したがって、得られる再生像において、被測定物の表面のうち振動の節の部分のみが明るくなり、節以外の腹の部分は暗い。そして、空間光変調器51に被測定物9の表面のイメージホログラムを書き込むことにより、被測定物9の表面のうちの振動の節の部分からの物体光により形成される高コントラストの干渉縞を、そのまま空間光変調器51の書込面51a上に形成して空間光変調器51に書きこむことができる。
比較例として、従来の振動計測技術について述べると、従来のものは、イメージホログラムを記録するのでは無く、通常のホログラムを記録する。この場合、被測定物の表面と写真乾板(または空間光変調器)とは適当な距離だけ隔てられて配置され、被測定物の表面のうちの振動の節の部分からの物体光の波面は写真乾板の全体に達し、また、振動の腹の部分からの物体光の波面も写真乾板の全体に達する。このことから、被測定物の表面のうちの振動の節の部分からの物体光により形成される干渉縞は、振動の腹の部分からの物体光に因りコントラストが低くなってしまう。
本実施形態では、このような比較例におけるコントラスト低下の問題を解消するために、空間光変調器51に被測定物9の表面のイメージホログラムを書き込むこととしている。イメージホログラムでは、被測定物9の表面のうちの振動の節の部分からの物体光により形成される干渉縞は、腹の部分からの物体光が到達する領域とは異なる領域に形成されるので、コントラストの低下が防止される、そして、このイメージホログラムから再生光を得ることにより、鮮明な再生像を観察することができて、被測定物9の表面の振動をS/N比よく計測することができる。
第3の特徴として、この振動計測装置1では、物体光を伝搬させる第2光学系をテレセントリック光学系とし、その第2光学系に含まれる物体側のレンズ42の後焦点位置に開口43aを有するマスク43を設け、その開口43aの開口径Dが上記(1)式を満たすものとする。このようにすることに因り、空間光変調器51の書込面51a上でのスペックルの大きさを空間光変調器51の空間解像度内に収めることができて、記録される干渉縞のコントラストを高くすることができる。すなわち、開口43aの開口径D、マスク43と空間光変調器51との間の光路長z、および光の波長λを用いると、スペックルの大きさσは下記(2)式で表される。したがって、開口43aの開口径Dが上記(1)式を満たすことで、空間光変調器51の書込面51a上でのスペックルの大きさσを空間光変調器51の空間解像度R内に収めることができる。例えば、開口43aの開口径Dを5mmとし、レンズ42の焦点距離fを200mmとし、光の波長λを633nmとすると、スペックルの大きさσは、約25μmとなって、空間光変調器51の空間解像度Rの範囲内とすることができる。
σ=λz/D …(2)
第4の特徴として、この振動計測装置1では、空間光変調器51の書込面51aに入射する物体光と参照光とは、各々の波面の空間的に対応する部分が書込面51a上で干渉する。このようにすることにより、空間光変調器51の書込面51a上における物体光と参照光との干渉による干渉縞のコントラストを高くすることができる。
以上のような特徴を有する振動計測装置1は、空間光変調器51として空間分解能が比較的低いもの(例えば100lines/mm)を用いる場合であっても、被測定物9の振動を実時間で計測することができる。
(第2実施形態)
次に、本発明に係る振動計測装置の第2実施形態について説明する。図3は、第2実施形態に係る振動計測装置2の構成図である。なお、この図では、空間光変調器51の読出面52bに照明光を入射させて再生光を得るための構成については、第1実施形態の場合と同様であるので、図示を省略している。
この振動計測装置2は、第1光源11、レンズ21、ビームスプリッタ24、ミラー25、ミラー31、ミラー32、ビームスプリッタ41、レンズ42、レンズ44、マスク45、ポラライザ46および空間光変調器51を備える。
第1光源11から被測定物9に至るまでの第1光学系は、第1光源11から出力された光を被測定物9の表面に対して斜め入射させるものであり、その光路に沿って順に、レンズ21、ビームスプリッタ24およびミラー25が配置されている。レンズ21は、光源11から出力された光を入力し、この光を一旦集光した後に発散光とする。ビームスプリッタ24は、レンズ21から到達した発散光の一部を透過させ残部を反射させることで該光を2分岐し、透過光をミラー25へ出力し、反射光をミラー31へ出力する。ミラー25は、ビームスプリッタ24から到達した光を反射させて、その光を被測定物9の表面に対して斜め入射させる。
被測定物9から空間光変調器51に至るまでの第2光学系は、第1光学系から被測定物9への光入射に伴い被測定物9の表面で反射または散乱された光(物体光)を空間光変調器51の書込面に結像させるものであり、その光路に沿って順に、ビームスプリッタ41、レンズ42、レンズ44、マスク45およびポラライザ46が配置されている。ビームスプリッタ41は、被測定物9の表面で反射または散乱された光の一部を透過させてレンズ42へ出力するとともに、レンズ32から到達した光の一部を反射させてレンズ42へ出力する。レンズ42およびレンズ44は、ビームスプリッタ41から到達した光を集光し、ポラライザ46は、その集光された光のうち所定方位の直線偏光成分を選択的に透過させて空間光変調器51へ出力する。
レンズ42およびレンズ44は、テレセントリック光学系を構成しており、被測定物9の表面からの光を空間光変調器9の書込面51a上に結像する。マスク45は、第2光学系における光の集光位置に配置されていて、円形の開口45aを有し、上記テレセントリック光学系におけるテレセントリック絞りとして作用する。マスク45の開口45aの開口径をDとし、マスク45と空間光変調器51との間の光路長をzとし、第1光源11から出力される光の波長をλとし、空間光変調器51の空間分解能をRとする。このときに、これらのパラメータが上記(1)式の関係式を満たすのが好適である。このようにすることにより、空間光変調器51の書込面51a上における物体光と参照光との干渉による干渉縞のコントラストが高くなる。
ビームスプリッタ24からレンズ31,32を経て空間光変調器51に至るまでの第3光学系は、第1光学系の途中から分岐した光(参照光)を空間光変調器51の書込面に入射させるものであり、その光路に沿って順に、ミラー31、ミラー32、ビームスプリッタ41、レンズ42、レンズ44、マスク45およびポラライザ46が配置されている。ミラー31は、第1光学系の光路上に設けられたビームスプリッタ24により反射されて到達した光を入力し、この光をミラー32へ反射させる。ミラー32は、ミラー31から到達した光をビームスプリッタ41へ反射させる。ビームスプリッタ41は、ミラー32から到達した光の一部を反射させてレンズ24へ出力する。
ビームスプリッタ41からポラライザ46へ至るまでの光学系は、第2光学系と第3光学系とで共通である。ただし、この共通の光学系において、第2光学系を進む物体光の主光線と、第3光学系を進む参照光の主光線とは、互いに平行ではなく或る角度をなしている。空間光変調器51の書込面51aには、第2光学系を経て物体光が入射するとともに、第3光学系を経て参照光が入射する。これにより、空間光変調器51は、物体光と参照光との干渉による干渉縞が空間的強度分布情報として書き込まれる。
また、第2光学系を経て空間光変調器51の書込面51aに入射する物体光と、第3光学系を経て空間光変調器51の書込面51aに入射する参照光とは、各々の波面の空間的に対応する部分が空間光変調器51の書込面51a上で干渉するのが好適である。また、第1光源11から第1光学系および第2光学系を経て空間光変調器51に到達する物体光の光路長と、第1光源11から第1光学系の一部および第3光学系を経て空間光変調器51に到達する参照光の光路長とは、互いに略等しいのが好適である。このようにすることにより、空間光変調器51の書込面51a上における物体光と参照光との干渉による干渉縞のコントラストが高くなる。
前述の第1実施形態の場合と比較すると、この第2実施形態に係る振動計測装置2は、被測定物9に発散光が入射する点で相違する。このようにすることにより、振動計測装置2は、振動計測の対象である被測定物9の表面が広い場合にも適用が可能である。また、この振動計測装置2は、空間光変調器51の書込面51aに入射する物体光および参照光それぞれをポラライザ46により直線偏光としていることにより、更に高いコントラストのイメージホログラムを記録することができる。
実施例の振動計測装置は、前述の第1実施形態に係る振動計測装置1に相当するものである。第1光源11および第2光源12それぞれとしてHe-Neレーザ光源を用い、物体光,参照光および照明光それぞれの波長λを633nmとした。レンズ22の焦点距離は500mmであり、レンズ42の焦点距離は200mmであり、レンズ44の焦点距離は200mmであり、レンズ65の焦点距離は500mmであり、レンズ73の焦点距離は1000mmであり、レンズ76の焦点距離は200mmであった。空間光変調器51として空間解像度100lines/mmのものを用いた。スピーカの振動面にアルミ箔を貼り付けたものを被測定物9として用い、ミラー25からアルミ箔への光の入射角(アルミ箔の表面の法線と入射光の主光線とがなす角度)を80度とした。そして、スピーカによりアルミ箔を周波数445Hz,652Hzおよび1309Hzそれぞれで振動させた。
図4は、実施例の振動計測装置により得られた再生像を示す図である。同図(a)は周波数445Hzの場合に撮像部81により撮像された再生像を示し、同図(b)は周波数652Hzの場合に撮像部81により撮像された再生像を示し、また、同図(c)は周波数1309Hzの場合に撮像部81により撮像された再生像を示す。この図に示されるように鮮明な再生像が得られ、被測定物であるアルミ箔の振動を計測することができた。
本発明に係る振動計測装置は、空間分解能が比較的低い空間光変調器を用いる場合であっても、被測定物の振動を実時間で計測することができる。このことから、この振動計測装置は、機械装置、自動車および楽器など構造物の振動を実時間で計測することができ、これらの構造物の欠陥を容易に解析することができる。
第1実施形態に係る振動計測装置1の構成図である。 空間光変調器51の断面図である。 第2実施形態に係る振動計測装置2の構成図である。 実施例の振動計測装置により得られた再生像を示す図である。
符号の説明
1,2…振動計測装置、9…被測定物、11…第1光源、12…第2光源、21,22…レンズ、23…マスク、24…ビームスプリッタ、25…ミラー、31,32…ミラー、41…ビームスプリッタ、42…レンズ、43…マスク、44…レンズ、45…マスク、46…ポラライザ、51…空間光変調器、52…ドライバ、61…NDフィルタ、62…λ/4波長板、63…レンズ、64…ミラー、65…レンズ、66…ポラライザ、67…ビームスプリッタ、71…ミラー、73…レンズ、74…ミラー、75…マスク、76…レンズ、81…撮像部、82…表示部。

Claims (6)

  1. コヒーレントな光を出力する第1光源と、
    前記第1光源から出力された光を被測定物の表面に対して斜め入射させる第1光学系と、
    書込面に入射した光の空間的強度分布情報が書き込まれる空間光変調器と、
    前記第1光学系から前記被測定物への光入射に伴い前記被測定物の表面で反射または散乱された光を前記空間光変調器の前記書込面に斜め入射させて結像させる第2光学系と、
    前記第1光学系の途中から分岐した光を前記空間光変調器の前記書込面に斜め入射させる第3光学系と、
    を備え、
    前記第2光学系が、前記被測定物の表面で反射または散乱された光を集光するレンズ系と、このレンズ系の後焦点位置に開口を有するマスクとを含み、前記被測定物の側においてテレセントリックな光学系を構成し、
    前記第2光学系および前記第3光学系それぞれの一部が共通の光学系となっており、
    前記空間光変調器は、前記第2光学系および前記第3光学系の前記共通の光学系を経て前記書込面に斜め入射した光の干渉による干渉縞が前記空間的強度分布情報として書き込まれる、
    ことを特徴とする振動計測装置。
  2. コヒーレントな光を出力する第2光源と、
    前記第2光源から出力された光を前記空間光変調器の読出面に入射させる第4光学系と、
    前記第4光学系から前記空間光変調器の前記読出面への光入射に伴い前記空間光変調器において回折により発生した光を導く第5光学系と、
    を更に備えることを特徴とする請求項1記載の振動計測装置。
  3. 前記第5光学系により導かれた光の像を撮像する撮像部と、
    前記撮像部による撮像に得られた画像を表示する表示部と、
    を更に備えることを特徴とする請求項2記載の振動計測装置。
  4. 記マスクの開口の開口径をDとし、前記マスクと前記空間光変調器との間の光路長をzとし、前記第1光源から出力される光の波長をλとし、前記空間光変調器の空間分解能をRとしたときに、これらのパラメータが「D<λz/R」なる関係式を満たす、
    ことを特徴とする請求項1記載の振動計測装置。
  5. 前記第2光学系および前記第3光学系の前記共通の光学系を経て前記空間光変調器の前記書込面に斜め入射する光は、各々の波面の空間的に対応する部分が前記空間光変調器の前記書込面上で干渉する、ことを特徴とする請求項1記載の振動計測装置。
  6. 前記第5光学系の途中に設けられ、前記空間光変調器において回折により発生した光のうち特定次数の回折光を選択的に通過させる開口を有するマスクを更に備えることを特徴とする請求項2記載の振動計測装置。
JP2004124630A 2004-04-20 2004-04-20 振動計測装置 Expired - Fee Related JP4324507B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004124630A JP4324507B2 (ja) 2004-04-20 2004-04-20 振動計測装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004124630A JP4324507B2 (ja) 2004-04-20 2004-04-20 振動計測装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005308497A JP2005308497A (ja) 2005-11-04
JP4324507B2 true JP4324507B2 (ja) 2009-09-02

Family

ID=35437450

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004124630A Expired - Fee Related JP4324507B2 (ja) 2004-04-20 2004-04-20 振動計測装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4324507B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
TWI715425B (zh) 2018-10-12 2021-01-01 日商三菱電機股份有限公司 定位控制裝置及定位方法

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2017145145A1 (en) * 2016-02-25 2017-08-31 ContinUse Biometrics Ltd. A method and system for monitoring parameters of a moving object
CN109237413B (zh) * 2017-06-17 2021-06-18 深圳市绎立锐光科技开发有限公司 一种车灯系统
CN107422489A (zh) * 2017-07-17 2017-12-01 华侨大学 一种动态控制散斑场对比度的装置及方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
TWI715425B (zh) 2018-10-12 2021-01-01 日商三菱電機股份有限公司 定位控制裝置及定位方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2005308497A (ja) 2005-11-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Zhang et al. A review of common-path off-axis digital holography: towards high stable optical instrument manufacturing
US10613478B2 (en) Imaging method of structured illumination digital holography
JP2003232608A (ja) 凹面及びホログラムを有する非球面測定装置及び方法
JP2004500601A (ja) ダイレクト対デジタル式ホログラフィ及びホロビジョンの捕捉及び再生システムに対する改良
JP7352292B2 (ja) ホログラフィック撮像装置およびホログラフィック撮像方法
US20190187612A1 (en) Ellipsometry Device and Ellipsometry Method
US20060221419A1 (en) Hologram recorder
JPS59500488A (ja) ホログラフィによる光学的処理法とその装置
WO2018076914A1 (zh) 一种显示装置及其显示方法
TW202020400A (zh) 表面形狀量測裝置以及表面形狀量測方法
JP2004184309A (ja) 干渉計
JP4324507B2 (ja) 振動計測装置
WO2017126215A1 (ja) 位相シフト量測定装置
JP3694298B2 (ja) 表面測定装置及びその測定方法
JP2001241914A (ja) 斜入射干渉計用光学系およびこれを用いた装置
CN108562225A (zh) 基于分光瞳的反射式共路数字全息装置与方法
FR3059779A1 (fr) Detecteur photoacoustique a lecture optique
JP2001349704A (ja) 干渉計装置
JP7478026B2 (ja) 光変調素子及び位相計測装置
JP2553662B2 (ja) ホログラム測距装置
JP4731314B2 (ja) 光学部品の検査方法及び検査装置
CN114910019B (zh) 一种实现动态调节扫描光束直径的样品检测装置及方法
JPH0619255B2 (ja) 液晶を用いた光空間位相変調素子による非球面測定用干渉法及び干渉計
TWI315065B (en) Holographic optical accessing system
US20090051987A1 (en) Method and arrangement for producing a hologram

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070417

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20081001

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20081216

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090216

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090310

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090511

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090602

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090608

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120612

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees