JP4324463B2 - 検波回路装置およびそれを用いた信号検波回路システム - Google Patents

検波回路装置およびそれを用いた信号検波回路システム Download PDF

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この発明は、直交信号のレベルを検出する検波回路装置およびそれを用いた信号検波回路システムに関する。
従来、直交信号のレベルを検出する検波回路装置を用いた信号検波回路システムとしては図6に示すものがある。この信号検波回路システムは、図6に示すように、入力ブロック101から出力された直交信号が、出力ブロック102に入力される。そして、上記出力ブロック102以降の各回路(図示せず)が歪まないようにするため、入力ブロック101の出力レベルを検波回路装置103で検波し、その検波回路装置103の出力を受けた制御回路104によって、入力ブロック101の出力レベルの制御を行う。
図7に上記検波回路装置103に用いられる乗算回路の回路構成を示す(例えば、特開平5−3667号公報(特許文献1)参照)。この乗算回路110は、図7に示すように、定電流源I101,I102、トランジスタQ101およびQ102で構成されるレベルシフト回路と、トランジスタQ103〜Q108,定電流源I103および抵抗R101〜R102からなるギルバ−トセル乗算器111で構成されている。図7において、112A,112Bは入力端子、113A,113Bは出力端子、114は電源端子である。上記ギルバ−トセル乗算器111の第1の非反転入力端子115A,第1の反転入力端子115Bと第2の非反転入力端子116A,第2の反転入力端子116Bに同一信号を入力することで検波機能を実現している。上記入力端子112に入力される差動信号を、
Vin=A・cos(ωt+α) ……… (式1)
とおく。ここで、ωは角周波数、αは位相、Aは振幅すなわち入力信号の交流電圧レベルを示す。そうすると出力端子113A,113Bから出力される差動信号Voutmixは、
Voutmix ≒ Vin×Vin
で表され、
Vin×Vin= A2・cos2(ωt+α)
= (A2/2)・{1+cos(2ωt+2α)} ……… (式2)
となる。即ち、出力端子113A,113Bで出力される信号のDC成分が、入力信号の交流電圧レベルに関する情報を示す。
直交信号のレベルを抽出するには、図7の乗算回路110を2つ使って図8のように構成される。図8において、図6および図7と同一機能のものは同一の参照番号を付している。
図8に示すように、検波回路装置103はI信号(In−phase signal)用乗算回路110-1、Q信号(Quadrature signal)用乗算回路110-2、合成処理回路117から構成される。I信号用乗算回路110-1とQ信号用乗算回路110-2は、図7に示す乗算回路110である。図8において、111は乗算器、112-1A,112-1Bは乗算回路110-1の入力端子、112-2A,112-Bは乗算回路110-2の入力端子、113-1A,113-1Bは乗算回路110-1の出力端子、113-2A,113-2Bは乗算回路110-2の出力端子、118A,118BはI信号入力端子、119A,119BはQ信号入力端子、120A,120Bは出力端子である。
上記I信号入力端子118A,118Bに入力される差動信号Vin_I、Q信号入力端子119A,119Bに入力される差動信号Vin_Qを、
Vin_I=Ai・cos(ωt) ……… (式3a)
Vin_Q=Aq・sin(ωt) ……… (式3b)
とする。ここで、ωは角周波数、Ai, Aqは振幅すなわち入力信号の交流電圧レベルを示す。そうすると出力端子113-1A,113-1Bから出力される差動信号Vout_Iは、
Vout_I ≒ Vin_I×Vin_I
で表され、
Vin_I×Vin_I=Ai2・cos2(ωt)
=(Ai2/2)・{1+cos(2ωt)} ……… (式4a)
となり、出力端子113-2A,113-2Bで出力される差動信号Vout_Qは、
Vout_Q ≒ Vin_Q×Vin_Q
で表され、
Vin_Q×Vin_Q=Ai2・sin2(ωt)
=(Aq2/2)・{1−cos(2ωt)} ……… (式4b)
となる。出力端子113-1A,113-1Bおよび出力端子113-2A,113-2Bの信号は合成処理回路117で処理される。KiおよびKqを係数として、合成処理回路117の伝達関数を、
Ki×Vout_I+Kq×Vout_Q ……… (式5)
とおくと、出力端子120から出力される差動信号Voutは、
Vout ≒ (Ki・Ai2+Kq・Aq2)/2
で表され、
(Ki・Ai2+Kq・Aq2)/2
=+(Ki・Ai2−Kq・Aq2)/2・cos(2ωt) ……… (式6)
となる。即ち、出力端子120A,120Bで出力される信号のDC成分が、直交信号レベルに関する情報を示す。これを図6の制御回路104に入力し、入力ブロック101から入力される信号のレベル制御を行う。
しかしながら、従来の検波回路装置は、直交信号のI信号用およびQ信号用の各々の乗算回路が必要であり、また合成処理回路が必要となるため、回路規模が増大するという問題がある。
特開平5−3667号公報(図4)
そこで、この発明の目的は、回路規模を増大せず、簡単な構成で直交信号レベルに関する情報を抽出できる検波回路装置およびそれを用いた信号検波回路システムを提供することにある。
上記目的を達成するため、この発明の検波回路装置は、
直交関係にある第1の信号と第2の信号からなる直交信号のレベルを検出する検波回路装置であって、
上記第1の信号と上記第2の信号とを乗算して、上記直交信号のレベルを表す直流成分を含む信号を出力する1つの乗算器を備え
上記第1の信号が、上記直交信号のI成分を表す差動信号の非反転信号または反転信号のいずれか一方の信号であり、
上記第2の信号が、上記直交信号のQ成分を表す差動信号の非反転信号または反転信号のいずれか一方の信号であり、
上記乗算器が、レベルシフト回路とギルバ−トセル乗算器で構成され、
上記乗算器が、
エミッタが共通接続された第1および第2のトランジスタと、
上記第1および第2のトランジスタのエミッタに接続された定電流源と、
上記第1のトランジスタのコレクタにエミッタが夫々接続され、一方のベースに第1の非反転入力端子が接続された第3のトランジスタおよびベースに第1の反転入力端子が接続された第4のトランジスタと、
上記第2のトランジスタのコレクタにエミッタが夫々接続され、ベースに上記第1の反転入力端子が接続された第5のトランジスタおよびベースに上記第1の非反転入力端子が接続された第6のトランジスタと、
上記第3および第5のトランジスタの共通接続されたコレクタに一端が接続され、他端に電源が接続された第1の抵抗素子と、
上記第4および第6のトランジスタの共通接続されたコレクタに一端が接続され、他端に電源が接続された第2の抵抗素子と、
上記第1のトランジスタのベースに出力端子が接続され、入力端子が第2の非反転入力端子に接続された第1のレベルシフト回路と、
上記第2のトランジスタのベースに出力端子が接続され、入力端子が第2の反転入力端子に接続された第2のレベルシフト回路とを有し、
上記第3および第5のトランジスタの共通接続されたコレクタと第1の抵抗素子との間の接続点および上記第4および第6のトランジスタの共通接続されたコレクタと第2の抵抗素子との間の接続点から上記直交信号のレベルを表す直流成分を含む信号が出力され、
上記第1の非反転入力端子と上記第2の非反転入力端子に、上記直交信号のI成分を表す差動信号の非反転信号または反転信号のいずれか一方の信号が入力され、
上記第1の反転入力端子と上記第2の反転入力端子に、上記直交信号のQ成分を表す差動信号の非反転信号または反転信号のいずれか一方の信号が入力されることを特徴とする。
上記構成の検波回路装置によれば、1つの乗算器によって、第1の信号と第2の信号とを乗算して、上記直交信号のレベルを表す直流成分を含む信号を出力する。この直交信号のレベルを表す直流成分を含む信号を用いることによって、回路規模を増大することなしに簡単な構成で直交信号のレベルに関する情報を抽出できる。
また、例えば、上記直交信号のI成分を表す差動信号の非反転信号と、上記直交信号のQ成分を表す差動信号の非反転信号とを上記乗算器により乗算することによって、上記直交信号のレベルを表す直流成分を含む信号が得られ、直交信号のレベルに関する情報を抽出できる。また、次の組み合わせにおいても同様に直交信号のレベルを表す直流成分を含む信号が得られる。
・直交信号のI成分を表す差動信号の反転信号と直交信号のQ成分を表す差動信号の反転信号
・直交信号のI成分を表す差動信号の非反転信号と直交信号のQ成分を表す差動信号の反転信号
・直交信号のI成分を表す差動信号の反転信号と直交信号のQ成分を表す差動信号の非反転信号
また、簡単な構成で、上記第1の信号と第2の信号とを乗算して、直交信号のレベルを表す直流成分を含む信号を出力する1つの乗算器乗算器が得られる。
また、この発明の検波回路装置は、
直交関係にある第1の信号と第2の信号からなる直交信号のレベルを検出する検波回路装置であって、
上記第1の信号と上記第2の信号とを乗算して、上記直交信号のレベルを表す直流成分を含む信号を出力する1つの乗算器を備え、
上記第1の信号が、上記直交信号のI成分を表す差動信号の非反転信号または反転信号のいずれか一方の信号であり、
上記第2の信号が、上記直交信号のQ成分を表す差動信号の非反転信号または反転信号のいずれか一方の信号であり、
上記乗算器が、レベルシフト回路とギルバ−トセル乗算器で構成され、
上記乗算器が、
エミッタが共通接続された第1および第2のトランジスタと、
上記第1および第2のトランジスタのエミッタに接続された定電流源と、
上記第1のトランジスタのコレクタにエミッタが夫々接続され、一方のベースに第1の非反転入力端子が接続された第3のトランジスタおよびベースに第1の反転入力端子が接続された第4のトランジスタと、
上記第2のトランジスタのコレクタにエミッタが夫々接続され、ベースに上記第1の反転入力端子が接続された第5のトランジスタおよびベースに上記第1の非反転入力端子が接続された第6のトランジスタと、
上記第3および第5のトランジスタの共通接続されたコレクタに一端が接続され、他端に電源が接続された第1の抵抗素子と、
上記第4および第6のトランジスタの共通接続されたコレクタに一端が接続され、他端に電源が接続された第2の抵抗素子と、
上記第1のトランジスタのベースに出力端子が接続され、入力端子が第2の非反転入力端子に接続された第1のレベルシフト回路と、
上記第2のトランジスタのベースに出力端子が接続され、入力端子が第2の反転入力端子に接続された第2のレベルシフト回路とを有し、
上記第3および第5のトランジスタの共通接続されたコレクタと第1の抵抗素子との間の接続点および上記第4および第6のトランジスタの共通接続されたコレクタと第2の抵抗素子との間の接続点から上記直交信号のレベルを表す直流成分を含む信号が出力され、
上記第1の非反転入力端子と上記第2の反転入力端子に、上記直交信号のI成分を表す差動信号の非反転信号または反転信号のいずれか一方の信号が入力され、
上記第1の反転入力端子と上記第2の非反転入力端子に、上記直交信号のQ成分を表す差動信号の非反転信号または反転信号のいずれか一方の信号が入力されることを特徴とする。
また、この発明の検波回路装置は、
直交関係にある第1の信号と第2の信号からなる直交信号のレベルを検出する検波回路装置であって、
上記第1の信号と上記第2の信号とを乗算して、上記直交信号のレベルを表す直流成分を含む信号を出力する1つの乗算器を備え、
上記第1の信号が、上記直交信号のI成分を表す差動信号の非反転信号または反転信号のいずれか一方の信号であり、
上記第2の信号が、上記直交信号のQ成分を表す差動信号の非反転信号または反転信号のいずれか一方の信号であり、
上記乗算器が、レベルシフト回路とギルバ−トセル乗算器で構成され、
上記乗算器が、
エミッタが共通接続された第1および第2のトランジスタと、
上記第1および第2のトランジスタのエミッタに接続された定電流源と、
上記第1のトランジスタのコレクタにエミッタが夫々接続され、一方のベースに第1の非反転入力端子が接続された第3のトランジスタおよびベースに第1の反転入力端子が接続された第4のトランジスタと、
上記第2のトランジスタのコレクタにエミッタが夫々接続され、ベースに上記第1の反転入力端子が接続された第5のトランジスタおよびベースに上記第1の非反転入力端子が接続された第6のトランジスタと、
上記第3および第5のトランジスタの共通接続されたコレクタに一端が接続され、他端に電源が接続された第1の抵抗素子と、
上記第4および第6のトランジスタの共通接続されたコレクタに一端が接続され、他端に電源が接続された第2の抵抗素子と、
上記第1のトランジスタのベースに出力端子が接続され、入力端子が第2の非反転入力端子に接続された第1のレベルシフト回路と、
上記第2のトランジスタのベースに出力端子が接続され、入力端子が第2の反転入力端子に接続された第2のレベルシフト回路とを有し、
上記第3および第5のトランジスタの共通接続されたコレクタと第1の抵抗素子との間の接続点および上記第4および第6のトランジスタの共通接続されたコレクタと第2の抵抗素子との間の接続点から上記直交信号のレベルを表す直流成分を含む信号が出力され、
上記第1の非反転入力端子に、上記直交信号のI成分を表す差動信号または直交信号のQ成分を表す差動信号のいずれか一方の非反転信号を入力し、
上記第1の反転入力端子に、上記直交信号のI成分を表す差動信号または直交信号のQ成分を表す差動信号のいずれか他方の非反転信号を入力し、
上記第2の非反転入力端子に、上記直交信号のI成分を表す差動信号または直交信号のQ成分を表す差動信号のいずれか一方の反転信号を入力し、
上記第2の反転入力端子に、上記直交信号のI成分を表す差動信号または直交信号のQ成分を表す差動信号のいずれか他方の反転信号を入力することを特徴とする。
また、一実施形態の検波回路装置は、上記第1の抵抗素子が、上記第3および第5のトランジスタの共通接続されたコレクタにコレクタおよびベースが接続され、エミッタが電源に接続された第7のトランジスタであり、上記第2の抵抗素子が、上記第4および第6のトランジスタの共通接続されたコレクタにコレクタが接続され、ベースが上記第7のトランジスタのベースに接続され、エミッタが電源に接続された第8のトランジスタであることを特徴とする。
上記実施形態の検波回路装置によれば、検波回路装置の入出力の利得を増加させ、入力レベルの変化に対する出力値の変化が大きくなり、入力レベルの変化を判断しやすくなる。
また、この発明の信号検波回路システムは、上記のいずれか1つの検波回路装置を、直交信号のレベルの検出を行う機能ブロックとして用いたことを特徴とする。
上記信号検波回路システムによれば、上記検波回路装置を直交信号のレベルの検出を行う機能ブロックとして用いることによって、低コストで直交信号のレベル制御が可能な信号検波回路システムを実現できる。
以上より明らかなように、この発明の検波回路装置によれば、回路規模を増大せず、簡単な構成で直交信号レベルに関する情報を抽出する検波回路装置を構成することができる。
また、この発明の信号検波回路システムによれば、上記検波回路装置を用いることによって、直交信号のレベル制御が容易にできる低コストな信号検波回路システムを実現できる。
以下、この発明の検波回路装置およびそれを用いた信号検波回路システムを図示の実施の形態により詳細に説明する。
(第1実施形態)
図1はこの発明の第1実施形態の検波回路装置を用いた信号検波回路システムの構成を示す概略ブロック図である。
この第1実施形態の信号検波回路システムは、図1に示すように、直交信号のI成分,Q成分を表す差動信号が出力される入力ブロック1と、上記入力ブロック1からの直交信号のI成分,Q成分を表す差動信号が入力される出力ブロック2と、上記入力ブロック1からの直交信号のI成分,Q成分を表す差動信号のレベルを検出する検波回路装置3と、上記検波回路装置3により検出された直交信号のI成分,Q成分を表す差動信号のレベルを表す信号に基づいて、入力ブロック1の出力レベルを制御する制御回路4とを備えている。上記制御回路4によって入力ブロック1の出力レベルを制御することにより、出力ブロック2以降の各回路(図示せず)が歪まないようにしている。
また、図2は上記検波回路装置3の構成を示す概略構成図である。図2において、35は乗算器30を有する乗算回路、31A,31Bは乗算器35の第1の非反転入力端子と第1の反転入力端子、32A,32Bは乗算器35の第2の非反転入力端子と第2の反転入力端子である。そして、I信号入力端子18を第1の反転入力端子31Aと第2の非反転入力端子32Aに接続し、Q信号入力端子19を第1の反転入力端子31Bと第2の反転入力端子32Bに接続する。
上記構成の検波回路装置において、入力ブロック1(図1に示す)から出力される第1の信号としての直交信号のI成分を表す差動信号の非反転信号または反転信号のいずれか一方をI信号入力端子18に入力し、第2の信号としての直交信号のQ成分を表す差動信号の非反転信号または反転信号のいずれか一方をQ信号入力端子19に入力する。
例えば、表1のような入力を行う。
Figure 0004324463
また、図2において、I信号入力端子18を第1の反転入力端子31Aと第2の反転入力端子32Bに接続し、Q信号入力端子19を第1の反転入力端子31Bと第2の非反転入力端子32Aに接続して、第2の非反転入力端子32Aと第2の反転入力端子32Bの入力を入れ換えた場合、表2のような入力を行う。
Figure 0004324463
上記表1,表2で「I+」および「I-」は直交信号のI成分を表す差動信号の非反転信号および反転信号を夫々表し、「Q+」および「Q-」は直交信号のQ成分を表す差動信号の非反転信号および反転信号を夫々表す。
例えば、上記表1の方法1aの接続の場合は、直交信号のI成分を表す差動信号および直交信号のQ成分を表す差動信号を(式3a,b)とすると、第1の非反転入力端子31A,第1の反転入力端子31Bに入力される信号Vin1および第2の非反転入力端子32A,第2の反転入力端子32Bに入力される信号Vin2は、
Vin1 = Ai/2・cos(ωt)−Aq/2・sin(ωt) ……… (式7a)
Vin2 = Ai/2・cos(ωt)−Aq/2・sin(ωt) ……… (式7b)
従って、出力端子20A,20Bからの出力信号Voutは、
Vout ≒ Vin1×Vin2
で表され、
Vin1×Vin2 = (Ai2+Aq2)/8
+(Ai2−Aq2)/8・cos(2ωt)
−(Ai・Aq)/4・sin(2ωt) ……… (式8)
となる。即ち、出力端子20A,20Bから出力される出力信号のDC成分から直交信号レベルに関する情報を得ることができる。
以上の構成によって、検波回路装置の乗算器は1つでよく、また合成処理回路も不要なので、回路規模を増大せずに直交信号レベルに関する情報を抽出することができる。
上記接続例以外でも上記構成であれば、同様にして出力端子20A,20Bからの出力信号VoutのDC成分は、
VoutのDC成分 ≒ ±(Ai2+Aq2)/8 ……… (式9)
となるので、出力端子20A,20Bから出力される信号のDC成分から直交信号レベルに関する情報を得ることができる。
(第2実施形態)
図3はこの発明の第2実施形態の検波回路装置の構成を示す概略構成図である。この第2実施形態の検波回路装置は、信号入力端子の接続を除いて第1実施形態の検波回路装置と同一の構成をしている。
図3に示すように、I信号入力端子18A,18Bは、第1の非反転入力端子31A,第1の反転入力端子31Bに接続し、Q信号入力端子19A,19Bは第2の非反転入力端子32A,第2の反転入力端子32Bに接続している。図1に示す信号検波回路システムの入力ブロック1から出力される直交信号のI成分,Q成分を表す差動信号を、I信号入力端子18A,18BおよびQ信号入力端子19A,19Bに入力している。
詳しくは、第1の信号入力用のI信号入力端子18Aに、直交信号のI成分を表す差動信号または直交信号のQ成分を表す差動信号のいずれか一方の非反転信号を入力し、第1の信号入力用のI信号入力端子18Bに残る一方を入力する。また、第2の信号入力用のQ信号入力端子19Aに、直交信号のI成分を表す差動信号または直交信号のQ成分を表す差動信号のいずれか一方の反転信号を入力し、第2の信号入力用のQ信号入力端子19Bに残る一方を入力する。
例えば、表3のような入力を行う。
Figure 0004324463
上記表3で「I+」および「I-」は直交信号のI成分を表す差動信号の非反転信号および反転信号を夫々表し、「Q+」および「Q-」は直交信号のQ成分を表す差動信号の非反転信号および反転信号を夫々表す。
例えば、表2の方法2aの接続の場合は、第1の非反転入力端子31A,第1の反転入力端子31Bに入力される信号Vin1および第2の非反転入力端子32A,第2の反転入力端子32に入力される信号Vin2は、
Vin1 = Ai/2・cos(ωt)−Aq/2・sin(ωt) ……… (式10a)
Vin2 = −{Ai/2・cos(ωt)−Aq/2・sin(ωt)} … (式10b)
従って、出力端子20A,20Bの出力信号Voutは、
Vout ≒ Vin1×Vin2
で表され、
Vin1×Vin2= −(Ai2+Aq2)/8
−(Ai2−Aq2)/8・cos(2ωt)
+(Ai・Aq)/4・sin(2ωt) ……… (式11)
即ち、出力端子20A,20Bで出力される信号のDC成分から直交信号レベルに関する情報を得ることができる。入力ブロック1から出力される直交信号の非反転信号・反転信号の全てを検波回路装置3に入力しているので、検波回路装置3の入力端子に接続されるブロックの負荷バランスが崩れることがない。
上記接続例以外でも上記した構成であれば、同様にして出力端子20A,20Bの出力信号VoutのDC成分は、
VoutのDC成分 ≒ ±(Ai2+Aq2)/8 ……… (式12)
となるので、出力端子20A,20Bで出力される信号のDC成分から直交信号レベルに関する情報を得ることができる。
(第3実施形態)
図4にこの発明の第3実施形態の検波回路装置の乗算回路35の具体的な構成を説明する回路図を示している。
図4に示すように、第2の非反転入力端子32Aに第1のレベルシフト回路37の入力端子を接続し、第2の反転入力端子32Bに第2のレベルシフト回路38の入力端子を接続している。上記第1のレベルシフト回路37の出力端子に第1のトランジスタQ1のベースを接続し、第2のレベルシフト回路38の出力端子に第2のトランジスタQ2のベースを接続している。エミッタが共通接続された第1,第2のトランジスタQ1,Q2のエミッタとグランドとの間に定電流源I1を接続している。また、上記第1のトランジスタQ1のコレクタに第3,第4のトランジスタQ3,Q4のエミッタを接続している。上記第3のトランジスタQ3のベースに第1の非反転入力端子31Aを接続し、第4のトランジスタQ4のベースに第1の反転入力端子31Bを接続している。また、上記第2のトランジスタQ2のコレクタに第5,第6のトランジスタQ5,Q6のエミッタを接続している。上記第5のトランジスタQ5のベースに第1の非反転入力端子31Aを接続し、第6のトランジスタQ6のベースに第1の反転入力端子31Bを接続している。上記第3,第5のトランジスタQ3,Q5の共通接続されたコレクタと電源端子36との間に、第1の抵抗素子の一例としての抵抗R1を接続している。上記第4,第6のトランジスタQ4,Q6の共通接続されたコレクタと電源端子36との間に、第2の抵抗素子の一例としての抵抗R2を接続している。
そして、上記第3,第5のトランジスタQ3,Q5の共通接続されたコレクタと抵抗R1との間の接続点および上記第4,第6のトランジスタQ4,Q6の共通接続されたコレクタと抵抗R2との間の接続点から直交信号のレベルを表す直流成分を含む信号が出力される。
上記トランジスタQ1〜Q6,定電流源I1および抵抗R1,R2でギルバ−トセル乗算器を構成している。
なお、第1,第2の抵抗素子の一例としての抵抗R1,R2のかわりに能動素子で負荷を構成してもよく、トランジスタはバイポ−ラトランジスタであってもFET(電界効果トランジスタ)であっても、その混載であってもよい。
例えば、図4に示す抵抗R1,R2の代わりに、図5に示すように、第7,第8のトランジスタQ7,Q8を用いてもよい。詳しくは、第3,第5のトランジスタQ3,Q5の共通接続されたコレクタに、第7のトランジスタQ7のコレクタおよびベースを接続し、第7のトランジスタQ7のエミッタに電源端36を接続し、第4,第6のトランジスタQ4,Q6の共通接続されたコレクタに、第8のトランジスタQ8のコレクタを接続し、第8のトランジスタQ8のエミッタに電源端子36を接続する。そして、上記第7のトランジスタQ7のベースに第8のトランジスタQ8のベースを接続している。
上記第1〜第3実施形態では、乗算器としてギルバートセル乗算器を用いた検波回路装置について説明したが、乗算器はこれに限らず、2つの差動信号を乗算可能な乗算器であればよい。
また、この発明の検波回路装置は、チューナや送信装置および受信装置などの信号検波回路システムに適用することができる。
図1はこの発明の第1実施形態の検波回路装置を用いた信号検波回路システムの構成を示す概略ブロック図である。 図2は上記検波回路装置の構成を示す概略構成図である。 図3はこの発明の第2実施形態の検波回路装置の構成を示す概略構成図である。 図4はこの発明の第3実施形態の検波回路装置の乗算回路の具体的な構成を示す回路図である。 図5は上記検波回路装置の他の乗算回路を示す概略構成図である。 図6は従来の信号検波回路システムの構成を示す図である。 図7は上記信号検波回路システムに用いられる検波回路装置の乗算回路を示す図である。 図8は図7の乗算回路を用いた検波回路装置を示す図である。
1…入力ブロック
2…出力ブロック
3…検波回路装置
4…制御回路
20A,20B…出力端子
30…乗算器
35…乗算回路
31A…第1の非反転入力端子
31B…第1の反転入力端子
32A…第2の非反転入力端子
32B…第2の反転入力端子
18,18A,18B…I信号入力端子
19,19A,19B…Q信号入力端子
36…電源端子
37…第1のレベルシフト回路
38…第2のレベルシフト回路
Q1…第1のトランジスタ
Q2…第2のトランジスタ
Q3…第3のトランジスタ
Q4…第4のトランジスタ
Q5…第5のトランジスタ
Q6…第6のトランジスタ
Q7…第7のトランジスタ
Q8…第8のトランジスタ
I1…定電流源

Claims (5)

  1. 直交関係にある第1の信号と第2の信号からなる直交信号のレベルを検出する検波回路装置であって、
    上記第1の信号と上記第2の信号とを乗算して、上記直交信号のレベルを表す直流成分を含む信号を出力する1つの乗算器を備え、
    上記第1の信号が、上記直交信号のI成分を表す差動信号の非反転信号または反転信号のいずれか一方の信号であり、
    上記第2の信号が、上記直交信号のQ成分を表す差動信号の非反転信号または反転信号のいずれか一方の信号であり、
    上記乗算器が、レベルシフト回路とギルバ−トセル乗算器で構成され、
    上記乗算器が、
    エミッタが共通接続された第1および第2のトランジスタと、
    上記第1および第2のトランジスタのエミッタに接続された定電流源と、
    上記第1のトランジスタのコレクタにエミッタが夫々接続され、一方のベースに第1の非反転入力端子が接続された第3のトランジスタおよびベースに第1の反転入力端子が接続された第4のトランジスタと、
    上記第2のトランジスタのコレクタにエミッタが夫々接続され、ベースに上記第1の反転入力端子が接続された第5のトランジスタおよびベースに上記第1の非反転入力端子が接続された第6のトランジスタと、
    上記第3および第5のトランジスタの共通接続されたコレクタに一端が接続され、他端に電源が接続された第1の抵抗素子と、
    上記第4および第6のトランジスタの共通接続されたコレクタに一端が接続され、他端に電源が接続された第2の抵抗素子と、
    上記第1のトランジスタのベースに出力端子が接続され、入力端子が第2の非反転入力端子に接続された第1のレベルシフト回路と、
    上記第2のトランジスタのベースに出力端子が接続され、入力端子が第2の反転入力端子に接続された第2のレベルシフト回路とを有し、
    上記第3および第5のトランジスタの共通接続されたコレクタと第1の抵抗素子との間の接続点および上記第4および第6のトランジスタの共通接続されたコレクタと第2の抵抗素子との間の接続点から上記直交信号のレベルを表す直流成分を含む信号が出力され、
    上記第1の非反転入力端子と上記第2の非反転入力端子に、上記直交信号のI成分を表す差動信号の非反転信号または反転信号のいずれか一方の信号が入力され、
    上記第1の反転入力端子と上記第2の反転入力端子に、上記直交信号のQ成分を表す差動信号の非反転信号または反転信号のいずれか一方の信号が入力されることを特徴とする検波回路装置。
  2. 直交関係にある第1の信号と第2の信号からなる直交信号のレベルを検出する検波回路装置であって、
    上記第1の信号と上記第2の信号とを乗算して、上記直交信号のレベルを表す直流成分を含む信号を出力する1つの乗算器を備え、
    上記第1の信号が、上記直交信号のI成分を表す差動信号の非反転信号または反転信号のいずれか一方の信号であり、
    上記第2の信号が、上記直交信号のQ成分を表す差動信号の非反転信号または反転信号のいずれか一方の信号であり、
    上記乗算器が、レベルシフト回路とギルバ−トセル乗算器で構成され、
    上記乗算器が、
    エミッタが共通接続された第1および第2のトランジスタと、
    上記第1および第2のトランジスタのエミッタに接続された定電流源と、
    上記第1のトランジスタのコレクタにエミッタが夫々接続され、一方のベースに第1の非反転入力端子が接続された第3のトランジスタおよびベースに第1の反転入力端子が接続された第4のトランジスタと、
    上記第2のトランジスタのコレクタにエミッタが夫々接続され、ベースに上記第1の反転入力端子が接続された第5のトランジスタおよびベースに上記第1の非反転入力端子が接続された第6のトランジスタと、
    上記第3および第5のトランジスタの共通接続されたコレクタに一端が接続され、他端に電源が接続された第1の抵抗素子と、
    上記第4および第6のトランジスタの共通接続されたコレクタに一端が接続され、他端に電源が接続された第2の抵抗素子と、
    上記第1のトランジスタのベースに出力端子が接続され、入力端子が第2の非反転入力端子に接続された第1のレベルシフト回路と、
    上記第2のトランジスタのベースに出力端子が接続され、入力端子が第2の反転入力端子に接続された第2のレベルシフト回路とを有し、
    上記第3および第5のトランジスタの共通接続されたコレクタと第1の抵抗素子との間の接続点および上記第4および第6のトランジスタの共通接続されたコレクタと第2の抵抗素子との間の接続点から上記直交信号のレベルを表す直流成分を含む信号が出力され、
    上記第1の非反転入力端子と上記第2の反転入力端子に、上記直交信号のI成分を表す差動信号の非反転信号または反転信号のいずれか一方の信号が入力され、
    上記第1の反転入力端子と上記第2の非反転入力端子に、上記直交信号のQ成分を表す差動信号の非反転信号または反転信号のいずれか一方の信号が入力されることを特徴とする検波回路装置。
  3. 直交関係にある第1の信号と第2の信号からなる直交信号のレベルを検出する検波回路装置であって、
    上記第1の信号と上記第2の信号とを乗算して、上記直交信号のレベルを表す直流成分を含む信号を出力する1つの乗算器を備え、
    上記第1の信号が、上記直交信号のI成分を表す差動信号の非反転信号または反転信号のいずれか一方の信号であり、
    上記第2の信号が、上記直交信号のQ成分を表す差動信号の非反転信号または反転信号のいずれか一方の信号であり、
    上記乗算器が、レベルシフト回路とギルバ−トセル乗算器で構成され、
    上記乗算器が、
    エミッタが共通接続された第1および第2のトランジスタと、
    上記第1および第2のトランジスタのエミッタに接続された定電流源と、
    上記第1のトランジスタのコレクタにエミッタが夫々接続され、一方のベースに第1の非反転入力端子が接続された第3のトランジスタおよびベースに第1の反転入力端子が接続された第4のトランジスタと、
    上記第2のトランジスタのコレクタにエミッタが夫々接続され、ベースに上記第1の反転入力端子が接続された第5のトランジスタおよびベースに上記第1の非反転入力端子が接続された第6のトランジスタと、
    上記第3および第5のトランジスタの共通接続されたコレクタに一端が接続され、他端に電源が接続された第1の抵抗素子と、
    上記第4および第6のトランジスタの共通接続されたコレクタに一端が接続され、他端に電源が接続された第2の抵抗素子と、
    上記第1のトランジスタのベースに出力端子が接続され、入力端子が第2の非反転入力端子に接続された第1のレベルシフト回路と、
    上記第2のトランジスタのベースに出力端子が接続され、入力端子が第2の反転入力端子に接続された第2のレベルシフト回路とを有し、
    上記第3および第5のトランジスタの共通接続されたコレクタと第1の抵抗素子との間の接続点および上記第4および第6のトランジスタの共通接続されたコレクタと第2の抵抗素子との間の接続点から上記直交信号のレベルを表す直流成分を含む信号が出力され、
    上記第1の非反転入力端子に、上記直交信号のI成分を表す差動信号または直交信号のQ成分を表す差動信号のいずれか一方の非反転信号を入力し、
    上記第1の反転入力端子に、上記直交信号のI成分を表す差動信号または直交信号のQ成分を表す差動信号のいずれか他方の非反転信号を入力し、
    上記第2の非反転入力端子に、上記直交信号のI成分を表す差動信号または直交信号のQ成分を表す差動信号のいずれか一方の反転信号を入力し、
    上記第2の反転入力端子に、上記直交信号のI成分を表す差動信号または直交信号のQ成分を表す差動信号のいずれか他方の反転信号を入力することを特徴とする検波回路装置。
  4. 請求項1から3までのいずれか1つに記載の検波回路装置において、
    上記第1の抵抗素子が、上記第3および第5のトランジスタの共通接続されたコレクタにコレクタおよびベースが接続され、エミッタが電源に接続された第7のトランジスタであり、
    上記第2の抵抗素子が、上記第4および第6のトランジスタの共通接続されたコレクタにコレクタが接続され、ベースが上記第7のトランジスタのベースに接続され、エミッタが電源に接続された第8のトランジスタであることを特徴とする検波回路装置。
  5. 請求項1乃至4のいずれか1つに記載の検波回路装置を、直交信号のレベルの検出を行う機能ブロックとして用いたことを特徴とする信号検波回路システム。
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