JP4323459B2 - セキュリティサービス仲介サーバ及びセキュリティサービス仲介方法 - Google Patents

セキュリティサービス仲介サーバ及びセキュリティサービス仲介方法 Download PDF

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Description

本発明はセキュリティサービスを提供するための技術に関する。
近年、監視カメラや各種センサを、ネットワークを介してセンターに接続して、センターにてモニタリングし、異常を検知した場合に、モニタリング場所にかけつけるセキュリティサービスが提供されている。このようなセキュリティサービスにおいる料金体系は、かけつけのあるなしにかかわらず同額の定額制が利用されている。
また、最近では、こうした異常検知をコンピュータなどで行い、人件費などの削減をはかることが試みられている。このため発明、例えば、特開平5−68245「動物体検出および追跡処理方式」に記載の処理方式では、フレーム間差分信号を動物体検出に用いることにより、安定して人物顔面領域などの動物体を検出することができる(例えば、特許文献1参照。)。
特開平5−68245号公報
本発明の目的は、セキュリティサービス提供システムにおいて、利用者がモニタリングされた結果を見てからセキュリティサービスを利用することができるようにすることにある。
また、セキュリティサービス提供システムにおいて、提供可能なセキュリティサービスの中から、利用者がセキュリティサービスを選択することができるようにすることにある。
課題を解決するための手段および発明の効果
そこで上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、セキュリティサービス仲介サーバであって、
セキュリティサービス提供クライアントからセキュリティサービス情報を受信して、セキュリティサービスデータベースに格納するセキュリティサービス登録部と、
セキュリティサービス利用クライアントからモニタリング依頼を受信して、モニタリングするカメラ情報を設定し、モニタリング処理部の起動を制御するモニタリング応対部と、
前記モニタリング応対部にて設定されたモニタリングカメラの画像情報を受信し、異常検出を行い、異常が検出された場合に、モニタリング対応部を起動するモニタリング処理部と、
前記モニタリング処理部にて異常が検出された画像から、顔検出処理、及び端末性能に合わせた画像変換処理を含む処理により異常検知画像を生成し、前記セキュリティサービスデータベースに登録された提供可能セキュリティサービス情報から、対応可能なセキュリティサービス情報を抽出し、抽出したセキュリティサービス情報、および前記異常検知画像を前記セキュリティサービス利用クライアントに送信して、異常検知を通知するモニタリング対応部と、
前記モニタリング対応部から送信されたセキュリティサービス情報の中からセキュリティサービス利用クライアントによって選択されたセキュリティサービス情報を、前記セキュリティサービス利用クライアントから受信して、選択されたセキュリティサービス情報に該当するセキュリティサービス提供クライアントへ実施指示を送信するセキュリティサービス応対部と、
前記セキュリティサービス提供クライアントからサービス完了報告を受信して、利用されたセキュリティサービスに関する仲介管理情報を仲介管理データベースに格納し、当該サービス完了を前記セキュリティサービス利用クライアントに送信するセキュリティサービス対応部と、を備えることを特徴とする。
また、請求項2に記載の発明は、前記セキュリティサービス仲介サーバは、前記サービス完了を前記セキュリティサービス利用クライアントに送信するとともに、前記セキュリティサービス利用クライアントに決済処理をさらに行うものであり、前記格納された仲介管理情報に基づいて決済処理情報を作成し、前記セキュリティサービス利用クライアントに対して当該決済処理情報を送信する決済処理部をさらに有することを特徴とする。
また、請求項3に記載の発明は、前記セキュリティサービス情報は、前記セキュリティサービスを識別するためのID、前記セキュリティサービスの提供エリア、前記セキュリティサービスの提供価格、前記セキュリティサービスの提供可能時間、前記セキュリティサービスの提供可能な実施項目、及び前記セキュリティサービスの管理に用いられるセキュリティサービス管理情報の中から選択可能なことを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、セキュリティサービス仲介方法であって、
セキュリティサービス登録部が、セキュリティサービス提供クライアントからセキュリティサービス情報を受信して、セキュリティサービスデータベースに格納するセキュリティサービス登録ステップと、
モニタリング応対部が、セキュリティサービス利用クライアントからモニタリング依頼を受信して、モニタリングするカメラ情報を設定し、モニタリング処理部の起動を制御するモニタリング応対ステップと、
前記モニタリング処理部が、前記モニタリング応対部にて設定されたモニタリングカメラの画像情報を受信し、異常検出を行い、異常が検出された場合に、モニタリング対応部を起動するモニタリング処理ステップと、
前記モニタリング対応部が、前記モニタリング処理部にて異常が検出された画像から、顔検出処理、及び端末性能に合わせた画像変換処理を含む処理により異常検知画像を生成し、前記セキュリティサービスデータベースに登録された提供可能セキュリティサービス情報から、対応可能なセキュリティサービス情報を抽出し、抽出したセキュリティサービス情報、および前記異常検知画像を前記セキュリティサービス利用クライアントに送信して、異常検知を通知するモニタリング対応ステップと、
セキュリティサービス応対部が、前記モニタリング対応部から送信されたセキュリティサービス情報の中からセキュリティサービス利用クライアントによって選択されたセキュリティサービス情報を、前記セキュリティサービス利用クライアントから受信して、選択されたセキュリティサービス情報に該当するセキュリティサービス提供クライアントへ実施指示を送信するセキュリティサービス応対ステップと、
セキュリティサービス対応部が、前記セキュリティサービス提供クライアントからサービス完了報告を受信して、利用されたセキュリティサービスに関する仲介管理情報を仲介管理データベースに格納し、当該サービス完了を前記セキュリティサービス利用クライアントに送信するセキュリティサービス対応ステップと、を有することを特徴とする。
また、請求項5に記載の発明は、前記セキュリティサービス仲介方法において前記セキュリティサービス仲介サーバは、前記サービス完了を前記セキュリティサービス利用クライアントに送信するとともに、前記セキュリティサービス利用クライアントに決済処理をさらに行うものであり、決済処理部が前記格納された仲介管理情報に基づいて決済処理情報を作成し、前記セキュリティサービス利用クライアントに対して当該決済処理情報を送信する決済処理ステップをさらに有することを特徴とする。
また、請求項6に記載の発明は、前記セキュリティサービス情報は、前記セキュリティサービスを識別するためのID、前記セキュリティサービスの提供エリア、前記セキュリティサービスの提供価格、前記セキュリティサービスの提供可能時間、前記セキュリティサービスの提供可能な実施項目、及び前記セキュリティサービスの管理に用いられるセキュリティサービス管理情報の中から選択可能なことを特徴とする。
請求項1及び4に記載の発明では、モニタリングにおいて異常が発生したときは当該異常及び格納したセキュリティサービス情報をセキュリティサービス利用クライアントに通知するので、セキュリティサービス利用クライアントの利用者はモニタリングされた結果を見てから、セキュリティサービスを利用することができる。
さらに、モニタリング対応部が異常検出により異常が検出された画像について特徴検出処理を実行して異常検出画像を作成し、当該異常検出画像及び格納されたセキュリティサービス情報をセキュリティサービス利用クライアントに送信するので、セキュリティサービス利用クライアントの利用者はモニタリングされた結果を見てから、セキュリティサービスを利用することができる。
さらに、モニタリング対応部は、格納されたセキュリティサービス情報からセキュリティサービス提供クライアントが実施可能なセキュリティサービス情報を抽出してセキュリティサービス利用クライアントに送信するので、提供可能なセキュリティサービスの中から、利用者がセキュリティサービスを選択することができる。
さらに請求項2及び5に記載の発明では、決済処理部が格納された仲介管理情報に基づいて作成した決済処理情報をセキュリティサービス利用クライアントに送信するので、実行されたセキュリティサービスに対応する額の料金請求を自動で行うことが可能となる。
さらに請求項3及び6に記載の発明では、セキュリティサービス情報は、前記セキュリティサービスを識別するためのID、前記セキュリティサービスの提供エリア、前記セキュリティサービスの提供価格、前記セキュリティサービスの提供可能時間、前記セキュリティサービスの提供可能な実施項目、及び前記セキュリティサービスの管理に用いられるセキュリティサービス管理情報の中から選択可能となる。
以下、実施形態を図面を用いて説明する。
図1は、実施形態におけるセキュリティサービス提供システムのシステム構成図である。図1に示すように、セキュリティサービス提供システムは、セキュリティサービス仲介サーバ10、セキュリティサービス提供クライアント30、セキュリティサービス利用クライアント40、及びモニタリングカメラ50のハードウェアから構成される。これらはネットワークで物理的に接続されている。なお、以下の説明では、セキュリティサービス仲介サーバ10、セキュリティサービス提供クライアント30、セキュリティサービス利用クライアント40、モニタリングカメラ50を接続するネットワークがインターネットであるものとして説明を行う。
セキュリティサービス仲介サーバ10には、セキュリティサービスデータベース11、及び仲介管理データベース12を含む仲介管理情報が設けられる。セキュリティサービスデータベース11は、セキュリティサービス提供クライアント30により定義されたセキュリティサービス情報を格納する。また、仲介管理データベース12は、利用者により利用されたセキュリティサービスの仲介管理情報を格納する。この仲介管理情報は、管理番号、利用日、顧客ID、顧客情報、セキュリティサービスID、及びセキュリティサービス情報、並びに決済代行機関名、決済日、及び金額などを含む決済情報から構成される。なお、これらのデータベースはセキュリティサービス仲介サーバ10の外に設置してセキュリティサービス仲介サーバ10がアクセス可能なようにしてもい。
セキュリティサービス登録部14は、セキュリティサービス提供クライアント30から転送されたセキュリティサービス情報をセキュリティサービスデータベース11に格納する機能を実現する。また、クライアントとの間のインタフェースとして、World Wide Webサーバ(以下、WWWサーバ)を利用するとしてもよい。WWWサーバ15は、クライアントから利用要求情報を受け取り、クライアントに表示データを転送する。
モニタリング応対部16は、セキュリティサービス利用クライアント40からのモニタリング開始・終了依頼の指示に応答して、モニタリングするカメラ情報を設定し、モニタリング処理部18の起動・終了を制御する機能を実現する。
モニタリング処理部18は、モニタリング応対部16にて設定されたモニタリングカメラ50からの画像情報を受信し、異常検出を行い、異常が検出された場合に、モニタリング対応部17を起動する機能を実現する。
モニタリング対応部17は、モニタリング処理部18にて異常が検出された画像から、顔検出処理、及び端末性能に合わせた画像変換処理を含む処理により異常検知画像を生成し、セキュリティサービスデータベース11に登録された提供可能セキュリティサービス情報から、対応可能なセキュリティサービスを抽出し、セキュリティサービス利用クライアント40へ異常検知を通知する機能を実現する。なお、画像に人の顔が映っていない場合も考えられるので、このような場合を考慮して異常が検出された画像から既知の特徴検出を行ってもよい。また、対応可能なセキュリティサービスを抽出せずに、格納しているセキュリティサービスを全てセキュリティサービス利用クライアント40へ送信してもよい。
セキュリティサービス応対部19は、セキュリティサービス利用クライアント40からのセキュリティサービス利用依頼の指示に応答して、選択されたセキュリティサービス情報に該当するセキュリティサービス提供クライアント30へ実施指示を送信する機能を実現する。
セキュリティサービス対応部20は、セキュリティサービス提供クライアント30からのセキュリティサービス完了報告の指示に応答して、利用されたセキュリティサービスに関する仲介管理情報を仲介管理データベース12に登録し、セキュリティサービス利用クライアント40へ状況報告を送信する機能を実現する。
決済処理部21は、セキュリティサービス対応部20より仲介管理データベース12に登録された仲介管理情報を用いて、決済処理を行い、決済処理完了後、セキュリティサービス利用クライアント40へ利用明細を送信する機能を実現する。なお、セキュリティサービスクライアント30の利用者とセキュリティサービス利用クライアント40の利用者とが決済を必要としないような関係の場合にはこの決済処理部21は省略することが可能である。また、本セキュリティサービス提供システムにより自動的に決済を行わず、仲介管理データベース12に登録された仲介管理情報を閲覧して人的に決済を行う場合にも決済処理部21は省略することが可能である。
セキュリティサービス仲介サーバ10は、パーソナルコンピュータ、ワークステーションなどの情報処理機器を用いればよい。仲介管理情報は、これら情報処理機器が有する、磁気ディスク装置、光ディスク装置などの記憶装置内に格納される。また、上述した各処理部、すなわち、WWWサーバ15、モニタリング応対部16、モニタリング対応部17、モニタリング処理部18、セキュリティサービス登録部14、セキュリティサービス応対部19、セキュリティサービス対応部20、及び決済処理部21は、実際には、情報処理機器が有するメモリ内にプログラムの形で格納されて実行される。
セキュリティサービス提供クライアント30は、入出力装置31を介し、セキュリティサービス定義部32を用いて、セキュリティサービス提供クライアント30で取り扱うセキュリティサービスの登録を行う。ここで定義されたセキュリティサービス情報はセキュリティサービス仲介サーバ10に転送され、セキュリティサービスデータベース11に格納される。
セキュリティサービス提供クライアント30は、セキュリティサービス提供システムにおけるセキュリティサービス提供者とのインタフェースとして入出力装置31を備える。この入出力装置31は、セキュリティサービス情報に必要となる項目の情報の入力を受け付ける。入出力装置31としてキーボード、マウス、CRTディスプレイなどを備えるパーソナルコンピュータのような情報処理機器を用いることができる。この場合、セキュリティサービス定義部32は、このような情報処理機器のメモリに格納されて実行されるプログラムにより実現することができる。
セキュリティサービス利用クライアント40は、利用者によりセキュリティサービスの利用を行う際に利用する端末であり、例えば、インターネットに接続可能な携帯電話により実現される。セキュリティサービス利用クライアント40は、利用者との間のインタフェースとなるテンキーなどの入力装置、及び液晶ディスプレイなどの出力装置によって実現される。
モニタリングカメラ50は、パーソナルコンピュータのような情報処理機器を介して、又は直接、インターネットなどのネットワークに接続することが可能なカメラにより実現される。このモニタリングカメラ50は、撮影した映像を、セキュリティサービス仲介サーバ10のモニタリング処理部18に転送することを実現することができる。
以上説明したようなセキュリティサービス提供システムにおいて実際にセキュリティサービスを利用する際の処理フローを図2に示す。
利用者がセキュリティサービスを利用する際、セキュリティサービス提供システムが動作しているホームページへアクセスして得られたモニタリング開始依頼のページに、セキュリティサービス利用クライアント40の入出力装置41により利用する条件を入力する。セキュリティサービス利用クライアント40は、この情報を、WWWブラウザ42を経由してセキュリティサービス仲介サーバ10に転送する。ここで、この情報は、そのときどきに応じて顧客ID等を含む情報、及びモニタリングするカメラに関する情報である。
セキュリティサービス仲介サーバ10のモニタリング応対部16では、WWWサーバ15が送られてきた情報を受け取り、モニタリング処理部18を起動する。モニタリング処理部18が起動されると、モニタリング応対部16では、セキュリティサービス利用クライアント40から、モニタリング終了依頼を受け付けるまで、モニタリング応対部16にて設定されたモニタリングカメラ50からの画像情報を受信し、異常検出を行う処理を続けることが行われる。
モニタリング処理部18にて異常が検出された場合、モニタリング対応部17では、モニタリング処理部18にて異常が検出された画像から、顔検出処理、及び端末性能に合わせた画像変換処理を含む処理により異常検知画像を生成し、セキュリティサービスデータベース11に登録された提供可能セキュリティサービス情報から対応可能なセキュリティサービスを抽出し、セキュリティサービス利用クライアント40へ異常検知を通知する。
この通知を受けた利用者は、配信された(顔領域がある場合は顔領域を含む)異常検知画像を見て、提示された現在利用可能な複数のセキュリティサービスの中から利用を依頼するセキュリティサービスを判断する。こうして実施されたセキュリティサービス利用クライアント40からのセキュリティサービス利用依頼の指示に応答して、セキュリティサービス仲介サーバ10のセキュリティサービス応対部19では、選択されたセキュリティサービス情報に該当するセキュリティサービス提供クライアント30へ実施指示を送信することが行われる。
これにより、セキュリティサービス提供は、実際に現地確認などの提供可能な実施項目に登録し、利用者に選択された作業を実施する。作業が完了すると、セキュリティサービス提供クライアント30から、セキュリティサービス完了報告の指示を送信し、セキュリティサービス対応部20にて応答し、利用されたセキュリティサービスに関する仲介管理情報を仲介管理データベース12に登録し、セキュリティサービス利用クライアントへ状況報告を送信することが行われる。
続いて、決済処理部21では、セキュリティサービス対応部20にて登録された仲介管理情報を用いて、決済処理を行い、決済処理完了後、セキュリティサービス利用クライアント40へ利用明細を送信する。決済処理機関60は、セキュリティサービス提供クライアント40に代わって決済処理業務を実行し、決済処理が完了すると、セキュリティサービス仲介サーバ10に通知される。この処理は、特に従来と変わるところはないので、ここでの詳細な説明は省略する。
次に、本実施形態の一機能であるセキュリティサービス提供クライアント30のセキュリティサービス定義部32により行われる処理について説明する。この処理フローを図3に示す。
セキュリティサービス定義部32は、提供されるセキュリティサービスに関する項目の情報の入力を入出力装置31により受け付ける。この項目は、セキュリティサービスを識別するためのID、セキュリティサービスの提供エリア、提供価格、提供可能時間、提供可能な実施項目、及びセキュリティサービスの管理に用いられるセキュリティサービス管理情報に関する情報である。また、このセキュリティサービス管理情報は、このセキュリティサービスを提供する提供元の情報を含む。このとき、提供対象のセキュリティサービスに複数の項目が複数存在する場合には、これらの処理が繰り返し実施される。項目の入力が終了すると、セキュリティサービス定義部32は、上述の処理にて入力された情報からセキュリティサービスデータベース11に登録するセキュリティサービス情報を生成して、セキュリティサービス仲介サーバ10に転送する。
セキュリティサービス仲介サーバ10のセキュリティサービス登録処理部14では、転送されたセキュリティサービス情報を取得する。次に、取得したセキュリティサービス情報をセキュリティサービスデータベース11への格納形式に変換する。続いて、これらの情報を登録するための領域を確保し、この領域内のフィールドに該当するセキュリティサービス情報を格納する。
これらの処理によりセキュリティサービスデータベース11に格納される情報は、上述した処理により値が設定される、セキュリティサービスID、セキュリティサービスの提供エリア、提供価格、提供可能時間、提供可能な実施項目、提供価格、提供元ID、及び提供元情報などから構成される。セキュリティサービスを提供する提供元の情報が登録されていない場合には登録され、こうして登録された提供元の情報に対して、セキュリティサービスID毎に、そのセキュリティサービスの格納先の情報が登録される。
以下、これまで説明してきたセキュリティサービス提供システムにおいて、提供されるセキュリティサービスとして、図4に示すようなセキュリティサービス情報が登録された場合を例にとり、この登録されたセキュリティサービスを、利用する際の具体的な手順を説明する。
まず、利用者が、クライアントの入出力装置により、モニタリング開始依頼のページから、モニタリング開始の依頼を、インターネットブラウザを経由してセキュリティサービス仲介サーバに転送する。
セキュリティサービス仲介サーバ10のモニタリング応対部16では、WWWサーバ15が送られてきた情報を受け取り、モニタリング処理部18を起動し、設定されたモニタリングカメラ50からの画像情報を受信し、異常検出を行う処理を続けることが行われる。例えば、図5の501〜502に示すような画像情報が処理されているとする。ここで、画像503が受信され、異常検出を行う処理を行った結果、異常が検出されたとして、モニタリング対応部17が起動されることになる。
モニタリング対応部17では、モニタリング処理部18にて異常が検出された画像503から、顔検出処理を行い、画像504に示すような顔領域が検出される。続いて、この顔領域の画像が、端末性能に合わせた画像変換処理が行われ、画像505に示すような異常検知画像を生成することが行われる。
更に、セキュリティサービスデータベース11に登録された提供可能セキュリティサービス情報から対応可能なセキュリティサービスを抽出することが行われ、ここでは、神奈川県横浜市金沢区で、22時の異常検知だったとして、図4に示されたセキュリティサービス情報の中から、対象となっているエリア、時間を元に、図6に示すセキュリティサービス情報が、画像505に示す異常検知画像とともに、セキュリティサービス利用クライアント40へ通知されることになる。
この通知を受けた利用者は、配信された異常検知画像を見て、提示された現在利用可能な複数のセキュリティサービスの中から利用を依頼するセキュリティサービスを判断する。ここでは、現地宅内確認をしてくれるセキュリティサービスを選択したとして、セキュリティサービス仲介サーバ10のセキュリティサービス応対部19では、選択されたセキュリティサービス情報に該当するセキュリティサービス提供クライアント30へ実施を指示する。これにより、セキュリティサービス提供は、実際に現地宅内確認を実施し、作業が完了すると、セキュリティサービス仲介サーバ10へ状況の報告を送信する。セキュリティサービス対応部20では、利用されたセキュリティサービスに関する仲介管理情報を仲介管理データベース12に登録し、セキュリティサービス利用クライアント40へ状況報告を送信することが行われる。
続いて、決済処理部21では、決済処理を行い、セキュリティサービス利用クライアントへ利用明細を送信する。こうして、利用者は、モニタリングされた結果の異常検知画像を見て、判断した結果に基づいて、図6に示すセキュリティサービスの中から選択したセキュリティサービスを利用することが可能となる。
以上、実施形態を具体的に説明したが、上記実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。例えば、取引される商品やサービスの種類は限定されることなく、情報コンテンツの取引や情報提供サービスなどでの実施も可能であり、また、商品のみ、又はサービスのみの場合の実施も可能である。
セキュリティサービス提供システムのシステム構成図。 セキュリティサービス提供システムの処理フロー図。 セキュリティサービス提供システムの処理フロー図。 セキュリティサービスデータベースの一例の説明図。 セキュリティサービス提供システムの動作の一例を説明するための図。 セキュリティサービスデータベースの中でセキュリティサービス提供クライアントが実施可能なセキュリティサービスの一例を説明するための図。
符号の説明
10…セキュリティサービス仲介サーバ
11…セキュリティサービスデータベース
12…仲介データベース
14…セキュリティサービス登録部
15…WWWサーバ
16…モニタリング応対部
17…モニタリング対応部
18…モニタリング処理部
19…セキュリティサービス応対部
20…セキュリティサービス対応部
21…決済処理部
30…セキュリティサービス提供クライアント
31…入出力装置
32…セキュリティサービス定義部
40…セキュリティサービス利用クライアント
41…入出力装置
42…WWWブラウザ
50…モニタリングカメラ
60…決済処理機関

Claims (6)

  1. セキュリティサービス提供クライアントからセキュリティサービス情報を受信して、セキュリティサービスデータベースに格納するセキュリティサービス登録部と、
    セキュリティサービス利用クライアントからモニタリング依頼を受信して、モニタリングするカメラ情報を設定し、モニタリング処理部の起動を制御するモニタリング応対部と、
    前記モニタリング応対部にて設定されたモニタリングカメラの画像情報を受信し、異常検出を行い、異常が検出された場合に、モニタリング対応部を起動するモニタリング処理部と、
    前記モニタリング処理部にて異常が検出された画像から、顔検出処理、及び端末性能に合わせた画像変換処理を含む処理により異常検知画像を生成し、前記セキュリティサービスデータベースに登録された提供可能セキュリティサービス情報から、対応可能なセキュリティサービス情報を抽出し、抽出したセキュリティサービス情報、および前記異常検知画像を前記セキュリティサービス利用クライアントに送信して、異常検知を通知するモニタリング対応部と、
    前記モニタリング対応部から送信されたセキュリティサービス情報の中からセキュリティサービス利用クライアントによって選択されたセキュリティサービス情報を、前記セキュリティサービス利用クライアントから受信して、選択されたセキュリティサービス情報に該当するセキュリティサービス提供クライアントへ実施指示を送信するセキュリティサービス応対部と、
    前記セキュリティサービス提供クライアントからサービス完了報告を受信して、利用されたセキュリティサービスに関する仲介管理情報を仲介管理データベースに格納し、当該サービス完了を前記セキュリティサービス利用クライアントに送信するセキュリティサービス対応部と、
    を備えることを特徴とするセキュリティサービス仲介サーバ。
  2. 前記セキュリティサービス仲介サーバは、前記サービス完了を前記セキュリティサービス利用クライアントに送信するとともに、前記セキュリティサービス利用クライアントに決済処理をさらに行うものであり、
    前記格納された仲介管理情報に基づいて決済処理情報を作成し、前記セキュリティサービス利用クライアントに対して当該決済処理情報を送信する決済処理部をさらに有することを特徴とする請求項1に記載のセキュリティサービス仲介サーバ。
  3. 前記セキュリティサービス情報は、前記セキュリティサービスを識別するためのID、前記セキュリティサービスの提供エリア、前記セキュリティサービスの提供価格、前記セキュリティサービスの提供可能時間、前記セキュリティサービスの提供可能な実施項目、及び前記セキュリティサービスの管理に用いられるセキュリティサービス管理情報の中から選択可能なことを特徴とする請求項1または2に記載のセキュリティサービス仲介サーバ。
  4. セキュリティサービス登録部が、セキュリティサービス提供クライアントからセキュリティサービス情報を受信して、セキュリティサービスデータベースに格納するセキュリティサービス登録ステップと、
    モニタリング応対部が、セキュリティサービス利用クライアントからモニタリング依頼を受信して、モニタリングするカメラ情報を設定し、モニタリング処理部の起動を制御するモニタリング応対ステップと、
    前記モニタリング処理部が、前記モニタリング応対部にて設定されたモニタリングカメラの画像情報を受信し、異常検出を行い、異常が検出された場合に、モニタリング対応部を起動するモニタリング処理ステップと、
    前記モニタリング対応部が、前記モニタリング処理部にて異常が検出された画像から、顔検出処理、及び端末性能に合わせた画像変換処理を含む処理により異常検知画像を生成し、前記セキュリティサービスデータベースに登録された提供可能セキュリティサービス情報から、対応可能なセキュリティサービス情報を抽出し、抽出したセキュリティサービス情報、および前記異常検知画像を前記セキュリティサービス利用クライアントに送信して、異常検知を通知するモニタリング対応ステップと、
    セキュリティサービス応対部が、前記モニタリング対応部から送信されたセキュリティサービス情報の中からセキュリティサービス利用クライアントによって選択されたセキュリティサービス情報を、前記セキュリティサービス利用クライアントから受信して、選択されたセキュリティサービス情報に該当するセキュリティサービス提供クライアントへ実施指示を送信するセキュリティサービス応対ステップと、
    セキュリティサービス対応部が、前記セキュリティサービス提供クライアントからサービス完了報告を受信して、利用されたセキュリティサービスに関する仲介管理情報を仲介管理データベースに格納し、当該サービス完了を前記セキュリティサービス利用クライアントに送信するセキュリティサービス対応ステップと、を有する
    ことを特徴とするセキュリティサービス仲介サーバが実行するセキュリティサービス仲介方法。
  5. 前記セキュリティサービス仲介方法において前記セキュリティサービス仲介サーバは、前記サービス完了を前記セキュリティサービス利用クライアントに送信するとともに、前記セキュリティサービス利用クライアントに決済処理をさらに行うものであり、
    決済処理部が前記格納された仲介管理情報に基づいて決済処理情報を作成し、前記セキュリティサービス利用クライアントに対して当該決済処理情報を送信する決済処理ステップをさらに有することを特徴とする請求項4に記載のセキュリティサービス仲介方法。
  6. 前記セキュリティサービス情報は、前記セキュリティサービスを識別するためのID、前記セキュリティサービスの提供エリア、前記セキュリティサービスの提供価格、前記セキュリティサービスの提供可能時間、前記セキュリティサービスの提供可能な実施項目、及び前記セキュリティサービスの管理に用いられるセキュリティサービス管理情報の中から選択可能なことを特徴とする請求項4または5に記載のセキュリティサービス仲介方法。
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