JP7136836B2 - 情報処理方法、情報処理装置及びプログラム - Google Patents
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Description
(登録商標)決済では、スマートフォンの画面に表示されたQRコード(登録商標)を、
店舗のPOS(Point of sale system)端末で読み取ることや、店舗に表示されているQ
Rコード(登録商標)をスマートフォンで読み取ることにより決済が行われる。特許文献
1には、バーコード又はQRコード(登録商標)を利用してより簡便に商品の費用を決済
することを可能とする技術が開示されている。
状況である。そのため、ユーザは店頭などで決済を行う際、複数の決済サービスの中から
利用したい決済サービスを決定し、決定した企業の決済サービスに対応するアプリケーシ
ョンを起動した上で決済を行うという手順を踏む必要があることから、非常に手間がかか
ると考えられる。
において、ユーザが容易に決済を行うことを可能とする情報処理方法、情報処理装置及び
プログラムを提供することを目的とする。
処理を実行する第1情報処理装置が行う情報処理方法であって、決済に利用される情報コ
ードを読み取った第2情報処理装置から、情報コードに関する情報を取得するステップと
、情報コードに関する情報に基づいて、複数の決済サービスから一の決済サービスを特定
するステップと、特定された決済サービスが所定の決済サービスであれば、情報コードに
含まれる決済情報に基づいて所定の決済処理を実行するステップと、特定された決済サー
ビスが他の決済サービスであれば、情報コードに含まれる決済情報を、他の決済サービス
に対応する決済処理を実行する他の情報処理装置に送信するステップと、を有する。
本明細書に記載の開示は、実施される場合、本開示を実施する各国の法令を遵守のうえ
で実施される。また、本明細書に記載の開示は、各国の法令を遵守するために必要な、当
業者が成し得る全ての変更、置換、変形、改変、および修正をもって実施される。
図1は、本開示の一実施形態に係る通信システム1の構成を示す。図1に開示されるよ
うに、通信システム1では、ネットワーク130を介してサーバ110Aと、サーバ11
0Bと、サーバ110Cと、POS(Point of sales)端末120A1と、POS端末1
20A2と、ユーザ端末120B1と、ユーザ端末120B2とが接続される。
区別する必要がない場合は、サーバ110Aとサーバ110Bとサーバ110Cとは、そ
れぞれサーバ110と表現されてもよい。
合は、POS端末A1とPOS端末A2とは、それぞれPOS端末120Aと表現されて
もよい。また、ユーザ端末120B1とユーザ端末120B2とをそれぞれ区別する必要
が無い場合は、ユーザ端末120B1とユーザ端末120B2とは、それぞれユーザ端末
120Bと表現されてもよい。また、POS端末120Aと、ユーザ端末120Bとをそ
れぞれ区別する必要がない場合は、POS端末120Aとユーザ端末120Bとは、それ
ぞれ端末120と表現されてもよい。
、サーバ110と端末120とは、それぞれ情報処理装置200と表現されてもよい。な
お、ネットワーク130に接続される情報処理装置200の数は限定されない。
サービスを提供する。所定のサービスは、限定でなく例として、決済サービス、金融サー
ビス、電子商取引サービス、インスタントメッセンジャーを代表とするSNS(Social Netw
orking Service)、楽曲・動画・書籍などのコンテンツ提供サービス等を含む。ユーザが
端末120を介して所定のサービスを利用することで、サーバ110は1以上の端末12
0に所定のサービスを提供することができる。
きるサービスを意味する。限定でなく例として、一次元コード(バーコードなど)、二次
元コード(QRコード(登録商標)など)、近距離無線通信(NFC、BLE、WI-FI、超音波な
ど)を利用して決済を行うサービスを含む。また、必要に応じて一次元コード、または、
二次元コードを利用した決済において、支払いを行うユーザ(以下、「支払いユーザ」と
表現する)が、ユーザ端末120Bを利用して、POS端末120Aに表示された一次元
コード又は二次元コードを読み取ることで決済を行うことを「ユーザ読取型QR決済」と表
現する。また、支払いユーザがユーザ端末120Bに一次元コード又は二次元コードを表
示させ、それを、金銭または金銭相当物を請求するユーザ(以下、「請求ユーザ(または
店舗)」と表現する)が、POS端末120Aを利用して読み取ることで決済を行うこと
を「店舗読取型QR決済」と表現する。
120Xに対応づけられた、所定のサービスにおけるユーザ情報をユーザ情報Xと表現す
る。なお、ユーザ情報とは、所定のサービスにおいてユーザが利用するアカウントに対応
付けられたユーザの情報である。ユーザ情報は、限定でなく例として、ユーザにより入力
される、または、所定のサービスにより付与される、ユーザの名前、ユーザのアイコン画
像、ユーザの年齢、ユーザの性別、ユーザの住所、ユーザの趣味趣向、ユーザの識別子な
どのユーザに対応づけられた情報、ユーザに対応付けられた電子バリュー(電子マネー)
の残高情報、ユーザに対応付けられたクレジットカード情報(クレジットカード番号など
)を含み、これらのいずれか一つまたは、組み合わせであってもよい。
ーク130は、端末120がサーバ110に接続した後、データを送受信することができ
るように接続経路を提供する通信網を意味する。
ワークであってもよい。ネットワーク130は、限定でなく例として、アドホック・ネッ
トワーク(Ad Hoc Network)、イントラネット、エクストラネット、仮想プライベート・
ネットワーク(Virtual Private Network:VPN)、ローカル・エリア・ネットワーク
(Local Area Network:LAN)、ワイヤレスLAN(Wireless LAN:WLAN)、広域
ネットワーク(Wide Area Network:WAN)、ワイヤレスWAN(Wireless WAN:WW
AN)、大都市圏ネットワーク(Metropolitan Area Network:MAN)、インターネッ
トの一部、公衆交換電話網(Public Switched Telephone Network:PSTN)の一部、
携帯電話網、ISDNs(Integrated Service Digital Networks)、無線LANs、L
TE(Long Term Evolution)、CDMA(Code Division Multiple Access)、ブルート
ゥース(Bluetooth(登録商標))、衛星通信など、または、これらの2つ以上の組合せ
を含むことができる。ネットワーク130は、1つまたは複数のネットワーク130を含
むことができる。
情報処理装置であればどのような情報処理装置であってもよい。
ーフォン)、コンピュータ(限定でなく例として、デスクトップ、ラップトップ、タブレ
ットなど)、サーバ装置、メディアコンピュータプラットホーム(限定でなく例として、
ケーブル、衛星セットトップボックス、デジタルビデオレコーダなど)、ハンドヘルドコ
ンピュータデバイス(限定でなく例として、PDA(Personal Digital Assistant)、電
子メールクライアントなど)、ウェアラブル端末(限定でなく例として、メガネ型デバイ
ス、時計型デバイスなど)、他種のコンピュータ、またはコミュニケーションプラットホ
ームを含む。
図2を用いて、通信システム1に含まれる情報処理装置200のHW構成について説明
する。
入出力インタフェース(入出力I/F)204と、通信インタフェース(通信I/F)2
05とを含む。情報処理装置200のHWの各構成要素は、限定でなく例として、バスB
を介して相互に接続される。
入出力I/F204と、通信I/F205との協働により、本開示に記載される機能、お
よび/または、方法を実現する。
は命令によって実現する機能、および/または、方法を実行する。プロセッサ201は、
限定でなく例として、中央処理装置(CPU)、MPU(Micro Processing Unit)、G
PU(Graphic s Processing Unit)、マイクロプロセッサ(microprocessor)、プロセ
ッサコア(processor core)、マルチプロセッサ(multiprocessor)、ASIC(Applic
ation-Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field Programmable Gate Array)等
を含み、集積回路(IC(Integrated Circuit)チップ、LSI(Large Scale Integrat
ion))等に形成された論理回路(ハードウェア)や専用回路によって各実施形態に開示
される各処理を実現してもよい。また、これらの回路は、1または複数の集積回路により
実現されてよく、各実施形態に示す複数の処理を1つの集積回路により実現されることと
してもよい。また、LSIは、集積度の違いにより、VLSI、スーパーLSI、ウルト
ラLSIなどと呼称されることもある。
セッサ201に対して作業領域を提供する。メモリ202には、プロセッサ201がプロ
グラムを実行している間に生成される各種データも一時的に格納される。メモリ202は
、限定でなく例として、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)
などを含む。
て、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)、フラッシュメモリなど
を含む。
信は、有線、無線のいずれで実行されてもよく、互いの通信が実行できるのであれば、ど
のような通信プロトコルを用いてもよい。通信I/F205は、ネットワーク130を介
して、他の情報処理装置との通信を実行する機能を有する。通信I/F205は、各種デ
ータをプロセッサ201からの指示に従って、他の情報処理装置に送信する。また、通信
I/F205は、他の情報処理装置から送信された各種データを受信し、プロセッサ20
1に伝達する。
よび、情報処理装置200で処理された処理結果を出力する出力装置を含む。入出力I/
F204は、入力装置と出力装置が一体化していてもよいし、入力装置と出力装置とに分
離していてもよい。
に伝達できる全ての種類の装置のいずれか、または、その組み合わせにより実現される。
入力装置は、限定でなく例として、タッチパネル、タッチディスプレイ、キーボード等の
ハードウェアキーや、マウス等のポインティングデバイス、カメラ(画像を介した操作入
力)、マイク(音声による操作入力)を含む。
類の装置のいずれか、または、その組み合わせにより実現される。当該処理結果を映像、
および/または、動画像として出力する場合、出力装置は、フレームバッファに書き込ま
れた表示データに従って、当該表示データを表示することができる全ての種類の装置のい
ずれかまたはその組み合わせにより実現される。出力装置は、限定でなく例として、タッ
チパネル、タッチディスプレイ、モニタ(限定でなく例として、液晶ディスプレイ、OE
LD(Organic Electroluminescence Display)など)、ヘッドマウントディスプレイ(
HDM:Head Mounted Display)、プロジェクションマッピング、ホログラム、空気中な
ど(真空であってもよい)に画像やテキスト情報等を表示可能な装置、スピーカ(音声出
力)、プリンターなどを含む。なお、これらの出力装置は、3Dで表示データを表示可能
であってもよい。
れた状態で提供されてもよい。 記憶媒体は、「一時的でない有形の媒体」に、プログラ
ムを記憶可能である。プログラムは、限定でなく例として、ソフトウェアプログラムやコ
ンピュータプログラムを含む。
)(限定でなく例として、フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ(FPGA)、
特定用途向けIC(ASIC)など)、ハード・ディスク・ドライブ(HDD)、ハイブ
リッド・ハード・ドライブ(HHD)、光ディスク、光ディスクドライブ(ODD)、光
磁気ディスク、光磁気ドライブ、フロッピィ・ディスケット、フロッピィ・ディスク・ド
ライブ(FDD)、磁気テープ、固体ドライブ(SSD)、RAMドライブ、セキュア・
デジタル・カードもしくはドライブ、任意の他の適切な記憶媒体、またはこれらの2つ以
上の適切な組合せを含むことができる。記憶媒体は、適切な場合、揮発性、不揮発性、ま
たは揮発性と不揮発性の組合せでよい。
トワークや放送波等)を介して、情報処理装置200に提供されてもよい。
波に埋め込まれたデータ信号の形態でも実現され得る。
)、Pythonなどのスクリプト言語、C言語、Go言語、Swift,Koltin
、Java(登録商標)などを用いて実装される。
されるクラウドコンピューティングにより実現されていてもよい。
成としてもよい。この場合、プロセッサ201により実現される各機能部の処理のうち少
なくとも一部の処理を、他の情報処理装置で行う構成としてもよい。
明示的な言及のない限り、本開示の実施形態における判定の構成は必須でなく、判定条
件を満たした場合に所定の処理が動作されたり、判定条件を満たさない場合に所定の処理
がされたりしてもよい。
他的ではなく包含的な意味である。したがって、本開示では、明記されていない限り、ま
たは文脈によって示されない限り、「AまたはB」は「A、B、またはその両方」を意味
する。さらに、「AおよびBの少なくとも一方」は、「A、B、またはその両方」を意味
する。さらに、明記されない限り、または文脈によって示されない限り、「a」、「an
」、または「the」は「1つまたは複数」を意味するものとする。したがって、本明細
書では、別段に明記されない限り、または文脈によって示されない限り、「an A」ま
たは「the A」は「1つまたは複数のA」を意味する。
ての変更、置換、変形、改変、および修正を包含する。同様に、適切な場合、添付の特許
請求の範囲は、本開示の実施形態、および/または、実施例に対して、当業者が成し得る
全ての変更、置換、変形、改変、および修正を包含する。さらに、本開示は、当業者が成
し得る、本開示における実施形態、および/または、実施例の1つまたは複数の特徴と、
本開示における他の実施形態、および/または、実施例の1つまたは複数の特徴との任意
の組合せを包含する。
れる、使用可能である、動作可能である、または動作できる装置またはシステムあるいは
装置またはシステムの構成要素に対する添付の特許請求の範囲での参照は、その装置、シ
ステム、または構成要素がそのように適合される、配置される、能力を有する、構成され
る、使用可能にされる、動作可能にされる、または動作できる限り、その装置、システム
、構成要素またはその特定の機能がアクティベートされ、オンにされ、またはロック解除
されているか否かに関わらず、その装置、システム、構成要素を包含する。
前に、または、実施の直前にユーザからの同意を取得してもよい。また、取得する同意は
、包括的なものでもよく、都度取得するものでもよい。
本実施形態において、サーバ110は、少なくとも、一次元コード、二次元コード、及
び三次元コードなどの多次元コードを含む情報コードを用いた決済サービスを提供するも
のとする。また、サーバ110が提供する決済サービスは、サーバ110ごとに異なるも
のとする。決済サービスが異なるとは、限定でなく例として、決済サービスの提供主体(
企業等)が異なること、決済サービスのサービス名が異なること、決済処理における処理
内容、及び、決済処理における処理手順が異なることの少なくともいずれか1つを含む。
が、本開示は二次元コードに限定されない。本実施形態は、一次元コード、又は三次元コ
ードを用いた決済サービスにも適用することが可能である。
0Bは、二次元コードに埋め込まれた情報に基づいて、又はユーザ端末120Bの画面に
表示(掲載)される二次元コードの周辺に描かれた図や文字の特徴等に基づいて、決済に
利用する決済サービスを特定し、特定された決済サービスを提供するサーバ110に決済
処理を実行させる。
、二次元コードに埋め込まれた情報に基づいて、又は店舗に表示(掲載)される二次元コ
ードの周辺に描かれた図や文字の特徴等に基づいて、決済に利用する決済サービスを特定
し、特定された決済サービスを提供するサーバ110に決済処理を実行させる。二次元コ
ードに埋め込まれた情報、及び二次元コードの周辺に描かれた図や文字などの特徴をまと
めて、以下では、「情報コードに関する情報」とも称する。
況において、自動的に決済サービスの特定が行われることになるため、支払いユーザは、
支払いに利用する決済サービスに対応するアプリケーションを起動することなく、容易に
決済を行うことが可能になるという効果が得られる。
ビスに対応するアプリケーションを起動させてしまうという無駄な操作が行われることを
抑止することができる。これにより、支払い処理の中でエラーが生じてしまい、改めて正
しい決済サービスに対応するアプリケーションを起動するという手間が生じることを抑止
することができる。また、これにより、サーバ110及び端末120のCPU及びメモリ
リソースが無駄に消費されることを抑止することが可能になる。
ービスが自動的に選択されることから、二次元コードを用いて決済を行う際に必要になる
煩わしい操作から開放され、なめらかな決済サービスの提供が可能になる。
図3を用いてサーバ110、および/または、端末120の機能構成を説明する。図3
に開示の機能部は、情報処理装置200が備えるプロセッサ201と、メモリ202と、
ストレージ203と、入出力I/F204と、通信I/F205との協働により実現され
る。
サーバ110は、入出力I/F311と、通信I/F312と、制御部313と、記憶
部314とを有する。入出力I/F311と、通信I/F312とは、それぞれ、図2の
入出力I/F204と、通信I/F205とに対応する。制御部313は、取得部315
と、特定部316と、決済処理部317と、通知部318とを含む。記憶部314は、プ
ログラムと購買履歴DB(DataBase)とを記憶する。
能を有する。
決済サービスから、決済に利用する1つの決済サービスを特定する機能を有する。例えば
、情報コードに関する情報が、端末120側で二次元コードを読み取ることで得られた文
字列である場合、特定部316は、当該文字列に含まれる決済サービスを特定可能な文字
列に基づいて、決済に利用する1つの決済サービスを特定するようにしてもよい。また、
情報コードに関する情報が、二次元コードを含む画像であって当該二次元コードには決済
サービスを特定可能な文字列が含まれている場合、特定部316は、二次元コードを読み
取る(デコードする)ことで得られる文字列の内容に基づいて、決済に利用する1つの決
済サービスを特定するようにしてもよい。また、情報コードに関する情報が、二次元コー
ドを含む画像である場合、特定部316は、取得部315が取得した画像に含まれる、各
決済サービスに対応する特徴(例えば決済サービスの名称を示すアイコン等)の有無を解
析することで、決済に利用する1つの決済サービスを特定するようにしてもよい。
身(第1情報処理装置)が決済処理を行うべき決済サービス(所定の決済サービス)であ
る場合、二次元コードをデコードすることにより得られる文字列(決済情報)を用いて決
済処理を行う。一方、特定部316により特定された決済サービスが、他のサーバ110
が決済処理を行うべき他の決済サービスである場合、決済処理部317は、当該他のサー
バ110に対して、二次元コードをデコードすることにより得られる文字列(決済情報)
を送信する処理を行う。当該送信する機能は送信部と呼ばれてもよい。
決済サービスの仕様に応じて処理し、処理された後の決済情報を、他のサーバ110に送
信するようにしてもよい。限定でなく例として、当該他の決済サービスの仕様により、二
次元コードに含まれる文字列のうち一部の文字列のみが決済処理に使用されると仮定する
。この場合、決済処理部317は、二次元コードに含まれる文字列から当該一部の文字列
を抽出して、他のサーバ110に送信するようにしてもよい。また、決済処理部317は
、決済サービスごとに関連付けられた仕様データを保持し、特定部316により特定され
た決済サービスに対応する仕様データを特定し、この仕様データに基づいて決済情報を処
理してもよい。
10自身(第1情報処理装置)が決済処理を行うべき決済サービス(所定の決済サービス
)である場合、決済に関する情報を、購買履歴DBに格納する機能を有する。また、決済
処理部317は、特定部316により特定された決済サービスが、他のサーバ110が決
済処理を行うべき他の決済サービスである場合、当該決済サービスを利用して行われる決
済に関する情報を、二次元コードに含まれる情報又は当該他のサーバ110から取得して
購買履歴DBに格納する機能を有する。
ことができない場合に、決済に利用する決済サービスを特定することができないことを端
末120(第2情報処理装置)に通知する機能を有する。所定の処理とは、限定でなく例
として、ユーザ端末120BがWebブラウザを起動する処理であってもよい。
Bから決済に関する情報を取得して端末120に通知する処理を行うようにしてもよい。
端末120に通知された決済に関する情報は端末120の画面に表示される。通知部31
8は、端末120の画面に表示させる情報を端末120に送信する機能を備えていること
から、通知部318は表示制御部と表現されてもよい。
間内に所定の回数受け付けた場合、同一の決済処理が所定時間内に所定の回数行われたこ
とを端末120に通知するようにしてもよい。例えば、ユーザが、何らかの理由で同一の
二次元コードを何度も読み取る操作を行った場合、サーバ110は、同一の決済処理に関
する要求を何度も受信することになる。このような場合に、当該通知が行われることで、
ユーザは、二次元コードを更新して再度決済処理をやり直す等の対応を行うことが可能に
なる。
イムスタンプ)が格納される。「支払いユーザ」には、決済サービスを利用したユーザ(
支払いユーザ)を特定する情報が格納される。支払いユーザを特定する情報は、限定でな
く例として、ユーザの氏名又はユーザIDであってもよい。「支払先(請求ユーザ)」に
は、決済サービスにより支払いが行われた請求ユーザを特定する情報が格納される。支払
先は、限定でなく例として、店舗名又は店舗IDであってもよい。「決済サービス」には
、決済に利用された決済サービスを特定する情報が格納される。当該情報は、限定でなく
例として、決済サービスの名称、決済サービスを提供する企業名又は決済サービスを識別
するID等であってもよい。「支払金額」には、決済サービスにより支払われた金額が格
納される。「品名/サービス名」には、購入された商品の品名やサービスの品名が格納さ
れる。図4に示す購買履歴DBはあくまで一例であり、購買履歴DBには図4に図示しな
い項目が含まれていてもよいし、図4に示す情報の一部が存在しない構成であってもよい
。
端末120は、入出力I/F321と、通信I/F322と、制御部323と、記憶部
324とを有する。入出力I/F321と、通信I/F322とは、それぞれ、図2の入
出力I/F204と、通信I/F205とに対応する。制御部323は、取得部325と
、特定部326と、決済処理部327と、起動処理部328と、UI(UserInterface)
部329と、を含む。記憶部324は、プログラムを記憶する。
を含む画像を取得する機能を有する。取得部325は、撮影部と呼ばれてもよい。
、決済に利用する1つの決済サービスを特定する機能を有する。取得部325が取得した
画像に含まれる二次元コードには、決済サービスを特定可能な文字列が含まれており、特
定部326は、二次元コードを読み取る(デコードする)ことで得られる文字列の内容に
基づいて、決済に利用する決済サービスを特定するようにしてもよい。また、特定部32
6は、取得部325が取得した画像に含まれる、各決済サービスに対応する特徴の有無を
解析することで、決済に利用する決済サービスを特定するようにしてもよい。
ーバ110に、二次元コードをデコードすることにより得られる文字列(決済情報)を送
信する処理を行う機能を有する。
決済情報)を、特定された決済サービスの仕様に応じて処理し、処理された後の文字列(
決済情報)をサーバ110に送信するようにしてもよい。例えば、決済サービスの仕様に
より、二次元コードに含まれる文字列のうち一部の文字列のみが決済処理に使用されると
仮定する。この場合、決済処理部317は、二次元コードに含まれる文字列から当該一部
の文字列を抽出した文字列をサーバ110に送信するようにしてもよい。また、決済処理
部317は、決済サービスごとに関連付けられた仕様データを保持し、特定部316によ
り特定された決済サービスに対応する仕様データを特定し、この仕様データに基づいて決
済情報を処理してもよい。
合に、又は、決済に利用する決済サービスが特定できないとの通知をサーバ110から受
けた場合に、決済サービスを利用可能にするためにWebブラウザを起動する機能を有す
る。このとき、起動処理部328は、二次元コードを読み取る(デコードする)ことで得
られる文字列をWebブラウザに渡すようにしてもよい。
レイに表示させる機能、及び、当該各種の画面においてユーザの操作を受け付ける機能を
有する。当該各種の画面をディスプレイに表示させる機能に関する機能部を、表示制御部
と表現するようにしてもよい。また、当該各種の画面においてユーザの操作を受け付ける
機能に関する機能部を、操作受付部と表現するようにしてもよい。また、UI部329は
、サーバ110から、同一の決済処理が所定時間内に所定の回数行われたことの通知を受
け付けた場合に、当該通知を受けたことを示す画面を表示させるようにしてもよい。
以下、本実施形態に係る通信システム1が行う処理について説明する。以下の説明では
、サーバ110A、サーバ110B及びサーバ110Cは、それぞれ、決済サービスA、
決済サービスB及び決済サービスCを提供する前提とする。また、二次元コードをデコー
ドすることで得られる文字列又は二次元コードの周辺には、少なくとも、決済サービスを
特定可能な情報(文字列や特徴)が含まれており、当該情報の仕様を、決済サービスを特
定するサーバ110又は端末120が予め把握しているものとする。
ーバ110のドメイン名(又はIPアドレス)であってもよい。また、決済サービスを提
供する企業や決済サービスの名称であってもよいし、決済サービスを提供する企業や決済
サービスを示すロゴマーク、色彩又は模様等であってもよい。後者の場合、決済サービス
を特定するサーバ110又は端末120には、決済サービスを特定可能な情報と決済サー
ビスを提供するサーバ110のドメイン名(又はIPアドレス)とを対応づけたデータベ
ースが予め記憶されており、決済サービスを特定可能な情報をキーに当該データベースを
検索することで、決済サービスを提供するサーバ110のドメイン名(又はIPアドレス
)を特定することが可能であるものとする。
る。図5に示すシーケンスでは、決済に利用される決済サービスの特定をサーバ110A
が行う。また、ユーザ読取型QR決済の場合、端末120はユーザ端末120Bに該当する
。店舗読取型QR決済の場合、端末120はPOS端末120Aに該当する。
カメラ又は二次元コード読み取り機を用いて二次元コードを含む画像を撮影する(S10
0)。より詳細には、店舗読取型QR決済の場合、請求ユーザがPOS端末120Aを操作
することで、支払いユーザのユーザ端末120Bに表示された二次元コードを撮影する。
ユーザ読取型QR決済の場合、支払いユーザがユーザ端末120Bを操作することで、PO
S端末120Aに表示された二次元コードを含む画像、又は、店舗に置かれている印刷済
みの二次元コードを含む画像を撮影する。
ードすることで得られる文字列を含む決済要求メッセージをサーバ110Aに送信する。
サーバ110Aの取得部315は、端末120から送信された画像データ又は文字列を取
得する(S101)。
画像データ又は文字列に基づいて、決済に用いられる決済サービスを特定する処理(仕分
け先の特定と呼ばれてもよい)を行う(S102)。特定された決済サービスが決済サー
ビスAである場合、ステップS110の処理手順に進む。特定された決済サービスが決済
サービスB又はCである場合、ステップS120の処理手順に進む。また、決済サービス
を特定可能な情報が存在しないか、又は決済サービスを特定可能な情報は存在するものの
特定部316が認識できない情報であること等の理由により、決済サービスを特定するこ
とができない場合、ステップS130の処理手順に進む。
例を説明する。以下に示す特定方法1及び特定方法2は、ユーザ読取型QR決済及び店舗読
取型QR決済のどちらにも適用することができる。
特定方法1は、二次元コードをデコードすることで得られる文字列の中に、決済サービ
スを特定可能な文字列が含まれている場合に利用可能な特定方法である。
列の中から、決済サービスを特定可能な文字列の有無を検索することで、決済に用いられ
る決済サービスを特定する。例えば、A社が提供する決済サービスに用いられる二次元コ
ードには「A-company」の文字列が含まれており、B社が提供する決済サービスに用いら
れる二次元コードには「B.com」の文字列が含まれており、C社が提供する決済サービス
に用いられる二次元コードには「Cpay」の文字列が含まれているとする。この場合、特定
部316は、二次元コードをデコードすることで得られる文字列の中に「A-company」、
「B.com」又は「Cpay」の文字が含まれているか否かを検索する。もし「A-company」が含
まれている場合、特定部316は、決済に用いられる決済サービスはA社の決済サービス
であると特定する。同様に、「B.com」が含まれている場合はB社の決済サービスである
と特定し、「Cpay」が含まれている場合はC社の決済サービスであると特定する。
特定方法2では、例えば図6A及び図6Bに示すように、二次元コードの周辺に、各決
済サービスを特定可能な特徴が図示されている前提とする。図6Aは、二次元コードの上
部に決済サービスの名称が図示される例を示しており、図6Bは、二次元コードの周辺に
特定の決済サービスを示す模様が描かれている例を示している。
スに対応する特徴の有無を検索することで、決済に用いられる決済サービスを特定する。
例えば、A社が提供する決済サービスに用いられる二次元コードの周辺には、図6Aに示
すように「Aペイ」とのアイコンが表示されており、B社が提供する決済サービスに用い
られる二次元コードの周辺には、図6Bに示すようにチェック柄の模様が描かれていると
する。
ンの有無及びチェック柄の模様の有無を分析する。分析の結果、「Aペイ」とのアイコン
が検出された場合、特定部316は、決済に用いられる決済サービスはA社の決済サービ
スであると特定する。同様に、チェック柄の模様が検出された場合、特定部316は、決
済に用いられる決済サービスはB社の決済サービスであると特定する。
像データに含まれる二次元コードをデコードすることで得られる文字列を用いて決済処理
を行う(S110)。当該決済処理では、サーバ110Aと端末120との間で決済処理
に必要な各種のデータの送受信が行われる。決済処理が完了すると、決済処理部317は
、決済サービスAを利用して行われた決済に関する情報を、購買履歴DBに格納し(S1
11)、決済が完了したことを端末120に通知する(S112)。
は、画像データに含まれる二次元コードをデコードすることで得られる文字列の全部又は
一部をサーバ110B(又はサーバ110C)に送信する(S120)。決済処理部31
7は、例えば、二次元コードをデコードすることで得られる文字列全てをサーバ110B
(又はサーバ110C)に送信するようにしてもよいし、二次元コードをデコードするこ
とで得られる文字列の中から決済サービスを特定可能な情報を除いた文字列をサーバ11
0B(又はサーバ110C)に送信するようにしてもよい。
を行う(S121)。当該決済処理では、サーバ110B(又はサーバ110C)と端末
120との間で決済処理に必要な各種のデータの送受信が行われる。決済処理が完了する
と、サーバ110B(又はサーバ110C)は、決済が完了したことをサーバ110Aに
通知する(S122)。当該通知には、決済サービスB(又は決済サービスC)を利用し
て行われた決済に関する情報(日時、支払いユーザ、請求ユーザ、支払い金額、品名/サ
ービス名など)が含まれていてもよい。サーバ110Aの決済処理部317は、サーバ1
10B(又はサーバ110C)から通知された決済に関する情報を、購買履歴DBに格納
し(S123)、決済が完了したことを端末120に通知する(S124)。なお、サー
バ110Aの決済処理部317は、ステップS123の処理手順において、ステップS1
01で受信した決済要求メッセージ又は二次元コードをデコードすることで得られる文字
列に、決済サービスB又は決済サービスCを利用して行われる決済に関する情報が含まれ
ている場合、当該決済に関する情報を、購買履歴DBに格納するようにしてもよい。
ことを示すメッセージを端末120に通知する(S130)。当該通知を受けた端末12
0の決済処理部327は、二次元コードをデコードすることで文字列を取得する(S13
1)。続いて、起動処理部328は、端末120が備えるWebブラウザを起動し、取得
した文字列の中に含まれるURLにアクセスするようにWebブラウザに指示する(S1
32)。Webブラウザは、URLで示される決済処理装置にアクセスすることで、各種
の決済画面を端末120の画面に表示する。続いて、支払いユーザは、Webブラウザに
表示される各種の決済画面を操作することで決済処理を完了させる(S133)。
することで得られる文字列の中に、サーバ110B及びサーバ110Cとは異なるサーバ
110であって、Webブラウザを用いて決済処理を行うことが可能なサーバ110のU
RLが格納されている場合に動作する。従って、二次元コードをデコードすることで得ら
れる文字列の中にこのようなURLが格納されていない場合、端末120の決済処理部3
27は、URLをWebブラウザに渡すことができないことから、決済処理は中止される
。
る。図7に示すシーケンスでは、決済に利用される決済サービスの特定を、端末120が
行う。また、サーバ110Aは、決済処理に関する要求を端末120から受信してサーバ
110B又はサーバ110Cに渡すプロキシ(Proxy)として動作する。また、サーバ1
10A、サーバ110B及びサーバ110Cは、それぞれ決済サービスA、決済サービス
B及び決済サービスCを提供するものとする。
説明は省略する。続いて、端末120の特定部326は、ステップS200の処理手順に
て取得された画像データに基づいて、決済に用いられる決済サービスを特定する処理を行
う(S201)。決済に用いられる決済サービスを特定する方法については、図7で説明
した特定方法1及び特定方法2と同一であるため説明は省略する。
で得られる文字列の全部又は一部を含む、決済要求メッセージをサーバ110Aに送信す
る(S202)。決済処理部327は、例えば、二次元コードをデコードすることで得ら
れる文字列全てをサーバ110Aに送信するようにしてもよいし、二次元コードをデコー
ドすることで得られる文字列の中から決済サービスを特定可能な情報を除いた文字列をサ
ーバ110Aに送信するようにしてもよい。
場合はステップS210の処理手順に進み、特定された決済サービスが決済サービスB又
はCである場合はステップS220の処理手順に進む。また、決済サービスを特定するこ
とができない場合はステップS230の処理手順に進む。
12までの処理手順は、それぞれ、図7のステップS110~ステップS112の処理手
順と同一であるため説明は省略する。
決済処理部317は、端末120から受信した文字列をサーバ110B(又はサーバ11
0C)に送信する(S220)。ステップS221~ステップS224の処理手順は、そ
れぞれ、図7のステップS121~ステップS124の処理手順と同一であるため説明は
省略する。
ことで文字列を取得する(S230)。続いて、起動処理部328は、端末120が備え
るWebブラウザを起動し、ステップS230で取得した文字列の中に含まれるURLに
アクセスするようにWebブラウザに指示する(S231)。Webブラウザは、URL
で示される決済処理装置にアクセスすることで、各種の決済画面を端末120の画面に表
示する。続いて、支払いユーザは、Webブラウザに表示される各種の決済画面を操作す
ることで決済処理を完了させる(S232)。
するサーバ110B又はサーバ110Cに対して、端末120が直接、決済処理を要求す
るようにしてもよい。すなわち、サーバ110Aがプロキシとして動作するのではなく、
端末120からサーバ110B又はサーバ110Cに対して直接決済処理を要求するよう
にしてもよい。この場合の処理手順の一例を図8に示す。
処理部327は、文字列をサーバ110B(又はサーバ110C)に送信する(S240
)。このとき、決済処理部327は、決済サービスB(又は決済サービスC)に対応する
決済用アプリケーションを端末120内で起動させることで、当該決済用アプリケーショ
ンに決済に関する各種の処理を実行させるようにしてもよい。
を行う(S241)。当該決済処理では、サーバ110B(又はサーバ110C)と端末
120との間で決済処理に必要な各種のデータの送受信が行われる。決済処理が完了する
と、サーバ110B(又はサーバ110C)は、決済が完了したことを端末120に通知
する(S242)。
ービスを特定することに代えて、決済サービスの特定をサーバ110Aに要求するように
してもよい。この場合、端末120は、特定された1つの決済サービスに関する情報をサ
ーバ110Aから受信し、受信した当該情報に従って、決済サービスを特定(認識)する
ようにしてもよい。また、このとき、端末120のUI部329は、サーバ110Aにて
特定された1つの決済サービスに関連する情報を画面に表示するようにしてもよい。
第1実施例は、請求ユーザ又は支払いユーザが、購買履歴DBに蓄積された決済に関す
る情報を参照する際の実施例である。第1実施例により、請求ユーザ又は支払いユーザは
、多様な決済サービスを通じて行われた決済に関する統計情報を、網羅的に参照すること
が可能になるという効果が得られる。
サーバ110の通知部318は、POS端末120Aで行われるユーザの操作に応答し
て、購買履歴DBから決済に関する情報を取得してPOS端末120Aに通知する処理を
行う。このとき、購買履歴DBの各項目のうちどの項目をどのように抽出(フィルタリン
グ)するのかを、POS端末120Aから任意に指定可能としてもよい。続いて、POS
端末120AのUI部329は、サーバ110から受信した決済に関する統計情報を、レ
ポートとして画面に表示する。
間(例えば直近の1か月分等)の情報を抽出してPOS端末120Aに送信するようにし
てもよい。抽出対象とする支払いユーザを任意とした場合、請求ユーザは、請求ユーザに
支払いが行われた全ての購買履歴に関する統計情報を参照することができる。
において請求ユーザが「nn-1」であるレコードを抽出することにより統計情報を生成した
場合の例を示す。
ビスや電子商取引サービスにおける取引履歴が記録されていてもよい。サーバ110の通
知部318は、購買履歴DBに記録されている情報に加えて、各支払いユーザが利用する
金融サービスに関する情報(資産残高、負債残高、投資状況等)や、電子商取引サービス
の利用状況も併せてPOS端末120Aに通知するようにしてもよい。
活動として、特定の支払いユーザに広告を送信するなどの対応を行うことが可能になる。
広告の送信は、サーバ110が行うようにしてもよいし、サーバ110とは異なる外部の
広告配信サーバにより行われてもよい。広告の送信をサーバ110が行う場合、請求ユー
ザからサーバ110を運営する企業に対して広告送信に関する費用の支払いが行われた場
合にのみ広告を送信するようにしてもよい。
応答して、購買履歴DBから決済に関する情報を取得してユーザ端末120Bに通知する
処理を行う。このとき、購買履歴DBの各項目のうちどの項目をどのように抽出するのか
を、ユーザ端末120Bから任意に指定可能としてもよい。続いて、ユーザDB105a
のUI部329は、サーバ110から受信した決済に関する統計情報を、レポートとして
画面に表示する。
間(例えば直近の1か月分等)の情報を抽出してユーザ端末120Bに送信するようにし
てもよい。抽出対象とする請求ユーザを任意とした場合、支払いユーザは、図9Bに示す
ように、自身が支払いを行った全ての購買履歴に関するレポートを参照することができる
。
ーザのレコードに絞って抽出することにより統計情報を生成するようにしてもよい。同一
の属性とはどのような属性であってもよいが、例えば「nn」の文字列(例えばnnという名
称のチェーン店などを想定)が含まれる請求ユーザであってもよい。
レポート(例えば1か月毎など)としてPOS端末120Aに送信するようにしてもよい
。
てもよい。当該広告はクーポンであってもよいし、広告を受信することを選択した場合に
クーポンが付与されることとしてもよい。
、サーバ110は、購買履歴DBに基づいて、支払いユーザの信用度を算出するようにし
てもよい。
第2実施例は、サーバ110の決済処理部317が、同一の決済処理が所定時間内に所
定の回数要求されたことを検出した場合、その旨をPOS端末120A及び/又はユーザ
端末120Bに通知する実施例である。例えば、決済処理にて何らかのエラーが生じた場
合に、支払いユーザ又は請求ユーザが、二次元コードが無効になっていることに気づかず
に何度も同じ二次元コードを読み取ってしまうことが考えられる。この場合、サーバ11
0は、無効となった二次元コードを何度も処理することになり無駄である。第2実施例に
よれば、決済処理にて何らかのエラーが生じて決済に失敗したことを支払いユーザ又は請
求ユーザに通知することが可能になる。また、支払いユーザ又は請求ユーザが、無効な二
次元コードを何度も読み取る行為を抑制することができることから、異常発生時における
サーバ110の処理負荷を軽減させることが可能になる。
図10は、第2実施例の動作処理の一例を示す図である。サーバ110の決済処理部3
17は、同一の二次元コードによる決済要求が、POS端末120A又はユーザ端末12
0Bから所定時間内に所定の回数要求されたことを検出する(S300)。続いて、決済
処理部317は、POS端末120A及び/又はユーザ端末120Bに、同一の決済処理
が所定時間内に所定の回数行われたことを示すアラートを送信する(S301、S303
)。当該アラートを受信したPOS端末120A及び/又はユーザ端末120Bは、アラ
ートを画面に表示する(S302、S304)。
場合に、Webブラウザがアクセスした決済処理装置が含まれていてもよい。
第3実施例は、支払いユーザ又は請求ユーザの操作に応答して、POS端末120A又
はユーザ端末120Bの画面に表示されている二次元コードの更新を可能にする実施例で
ある。これにより、例えば、第2実施例においてアラートを受けた場合、支払いユーザ又
は請求ユーザは、二次元コードを更新することで決済処理を継続させることが可能になる
。
図11は、第3実施例の動作処理の一例を示す図である。端末120(POS端末12
0A又はユーザ端末120B)のUI部329は、二次元コードの更新を受け付ける(S
400)。続いて、決済処理部327は、二次元コードの更新をサーバ110に要求する
(S401)。サーバ110は、新たな二次元コードを生成し(S402)、生成した二
次元コードを端末120に送信する(S403)。端末120のUI部329は、画面に
表示している二次元コードを、受信した二次元コードに更新する(S404)。
情報処理装置、201 プロセッサ、202 メモリ、203 ストレージ、204 入
出力インタフェース、205 通信インタフェース、313 制御部、314 記憶部、
315 取得部、316 特定部、317 決済処理部、318 通知部、323 制御
部、324 記憶部、325 取得部、326 特定部、327 決済処理部、328
起動処理部、329 UI部
Claims (10)
- 第1情報処理装置が行う情報処理方法であって、
情報コードを読み取った第2情報処理装置から、前記情報コードに関する情報を取得するステップと、
前記情報コードに関する情報に基づいて、複数の決済サービスから一の決済サービスを特定するステップと、
前記情報コードに含まれる決済に利用される情報を、特定された決済サービスに対応する決済処理を実行する他の情報処理装置に送信し、前記他の情報処理装置から前記決済サービスに対応する決済処理が完了したことの通知を受信し、前記決済サービスに対応する決済処理が完了したことを前記第2情報処理装置に通知するステップと、を有する情報処理方法。 - 前記情報コードに含まれる決済に利用される情報を前記他の情報処理装置に送信するステップは、
前記情報コードに含まれる決済に利用される情報を、前記決済サービスの仕様に応じて処理するステップと、
処理された決済に利用される情報を、前記他の情報処理装置に送信するステップと、を含む請求項1に記載の情報処理方法。 - 前記情報コードに関する情報から決済に利用する決済サービスを特定できない場合、決済に利用する決済サービスを特定できないことを前記第2情報処理装置に通知するステップ、を有する、請求項1又は2に記載の情報処理方法。
- 前記情報コードに関する情報は、文字列を含み、
前記複数の決済サービスから一の決済サービスを特定するステップは、前記情報コードに関する情報に含まれる、決済サービスを特定可能な文字列に基づいて、決済に利用する一の決済サービスを特定するステップを更に含む、請求項1から3のいずれか一項に記載の情報処理方法。 - 前記情報コードに関する情報は、前記情報コードを含む画像を含み、
前記情報コードには、決済サービスを特定可能な文字列が含まれており、
前記複数の決済サービスから一の決済サービスを特定するステップは、前記情報コードに関する情報に含まれる前記情報コードの画像を読み取ることで得られる前記文字列に基づいて、決済に利用する一の決済サービスを特定するステップを更に含む、請求項1から4のいずれか一項に記載の情報処理方法。 - 前記情報コードに関する情報は、前記情報コードを含む画像を含み、
前記複数の決済サービスから一の決済サービスを特定するステップは、前記情報コードに関する情報に含まれる、決済サービスを特定可能な特徴を解析することで、決済に利用する一の決済サービスを特定するステップを更に含む、
請求項1から5のいずれか一項に記載の情報処理方法。 - 前記他の情報処理装置において前記決済サービスに対応する決済処理が完了した場合、前記他の情報処理装置から通知された、前記決済サービスを利用して行われた決済に関する情報を履歴情報に格納するステップと、
ユーザの操作に応答して、前記履歴情報から前記決済サービスを利用して行われた決済に関する情報を取得して表示させるステップと、を含む、
請求項1から6のいずれか一項に記載の情報処理方法。 - 前記第1情報処理装置及び前記第2情報処理装置は、ユーザにサービスを提供する装置である、
請求項1から7のいずれか一項に記載の情報処理方法。 - 第1情報処理装置として動作する情報処理装置であって、
情報コードを読み取った第2情報処理装置から、前記情報コードに関する情報を取得する取得部と、
前記情報コードに関する情報に基づいて、複数の決済サービスから一の決済サービスを特定する特定部と、
前記情報コードに含まれる決済に利用される情報を、特定された決済サービスに対応する決済処理を実行する他の情報処理装置に送信し、前記他の情報処理装置から前記決済サービスに対応する決済処理が完了したことの通知を受信し、前記決済サービスに対応する決済処理が完了したことを前記第2情報処理装置に通知する送信部と、を有する情報処理装置。 - 第1情報処理装置に、
情報コードを読み取った第2情報処理装置から、前記情報コードに関する情報を取得するステップと、
前記情報コードに関する情報に基づいて、複数の決済サービスから一の決済サービスを特定するステップと、
前記情報コードに含まれる決済に利用される情報を、特定された決済サービスに対応する決済処理を実行する他の情報処理装置に送信し、前記他の情報処理装置から前記他の決済サービスに対応する決済処理が完了したことの通知を受信し、前記他の決済サービスに対応する決済処理が完了したことを前記第2情報処理装置に通知するステップと、を実行させるためのプログラム。
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