JP4320440B2 - アコースティック・トランスデューサ - Google Patents

アコースティック・トランスデューサ Download PDF

Info

Publication number
JP4320440B2
JP4320440B2 JP2003568931A JP2003568931A JP4320440B2 JP 4320440 B2 JP4320440 B2 JP 4320440B2 JP 2003568931 A JP2003568931 A JP 2003568931A JP 2003568931 A JP2003568931 A JP 2003568931A JP 4320440 B2 JP4320440 B2 JP 4320440B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
acoustic
horn
acoustic transducer
transducer
sound
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2003568931A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005518171A (ja
Inventor
デ・ブリーズ、ジェラルド・ヘンドリク・ジョセフス
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Duran BV
Original Assignee
Duran BV
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Duran BV filed Critical Duran BV
Publication of JP2005518171A publication Critical patent/JP2005518171A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4320440B2 publication Critical patent/JP4320440B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04RLOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; DEAF-AID SETS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
    • H04R1/00Details of transducers, loudspeakers or microphones
    • H04R1/20Arrangements for obtaining desired frequency or directional characteristics
    • H04R1/32Arrangements for obtaining desired frequency or directional characteristics for obtaining desired directional characteristic only
    • H04R1/34Arrangements for obtaining desired frequency or directional characteristics for obtaining desired directional characteristic only by using a single transducer with sound reflecting, diffracting, directing or guiding means
    • H04R1/345Arrangements for obtaining desired frequency or directional characteristics for obtaining desired directional characteristic only by using a single transducer with sound reflecting, diffracting, directing or guiding means for loudspeakers
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04RLOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; DEAF-AID SETS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
    • H04R1/00Details of transducers, loudspeakers or microphones
    • H04R1/20Arrangements for obtaining desired frequency or directional characteristics
    • H04R1/32Arrangements for obtaining desired frequency or directional characteristics for obtaining desired directional characteristic only
    • H04R1/323Arrangements for obtaining desired frequency or directional characteristics for obtaining desired directional characteristic only for loudspeakers

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Otolaryngology (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Acoustics & Sound (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Obtaining Desirable Characteristics In Audible-Bandwidth Transducers (AREA)
  • Ultra Sonic Daignosis Equipment (AREA)
  • Electrophonic Musical Instruments (AREA)
  • Surgical Instruments (AREA)
  • Building Environments (AREA)

Description

本発明は、アコースティック・トランスデューサに係る。このアコースティック・トランスデューサは、音響中心を発生させるための少なくとも一つの音源、及び前記音響中心によって発生された音を導くための所定の構造を備えたアコースティック・トランスデューサであって、当該アコースティック・トランスデューサは、固定壁に固定できるものである。
図1に、従来から知られているトランスデューサ2を示す。ここで、この既知のトランスデューサ2は、従来から知られている方法で取り付けられている。この既知のトランスデューサ2は、圧縮ドライバ及びホーン(両者とも図示せず)から構成されていて、それらは、先行技術によれば、電気信号を音響波面に変換し、それを周囲に伝播させる。この既知のトランスデューサは、しかしながら、従来から知られている他のトランスデユーサ(例えば、コーン型のラウドスピーカ)であっても良い。
もし、そのような既知のトランスデューサ2(音響信号を再生するために適したもの)が、固定壁、即ち、音響反射面5からある程度離れた位置に取り付けられているとすると、放射された音響エネルギーの一部は、この既知のトランスデューサ2から、直接、音響反射面5に到達して、音響反射面5で反射される。そのような反射は、一次反射と名付けられている。このことは、オブザーバ1が、既知のトランスデューサ2から直接到達する音と、音響反射面5で反射されて到達する音の、双方を聞くことを意味する。この直接音及び反射音は、既知のトランスデューサ2から出てオブザーバ1に到達するまでに異なった距離を移動することになり、その結果、オブザーバ1の位置で直接音と反射音の間に位相差が生ずる。
この位相差は、リスニング面における位置依存性有害干渉(location-dependent destructive interference)をもたらし、リスニング面において音質を劣化させることがある。この現象は、反射の代わりに、音響反射面5の反対側で音源と同じ距離だけ離れた位置に仮想音源3を配置することによって、モデル化することができる。この仮想音源3は、反射音に対応する音源として規定するができる。
このような有害干渉の発生は、特に、既知のトランスデューサ2が比較的低い位に取り付けられ場合に、且つ音響的に硬い環境に取り付けられている場合に問題になる。即ち、トンネルや立体駐車場などのような、壁がコンクリートまたは固いプレートで構成され、壁が音を良く反射し易い場合に問題になる。
本発明の目的は、壁に適切な方法で固定することによって一次干渉を防止することが可能で、リスニング面における有害干渉を大幅に減少させることが可能なトランスデューサを提供することにある。
この目的のため、本発明は、請求項1の前提部に記載されたタイプのトランスデューサにおいて、前記アコースティック・トランスデューサが固定壁に固定されているとき、動作の際に、発生された音が前記所定の構造によって、固定壁(5)上の位置にある変位音響中心(displaced acoustic centre)に移されるように、前記所定の構造がデザインされていることを特徴とする。
次に、本発明について、図面を用いて説明する。但し、これらの図面は、単に例として挙げたものに過ぎず、いかなる場合にも、本発明の技術的範囲を制限するものでない。本発明の技術的範囲は、添付されたクレームによってのみ定められる。
以下において明らかになるように、下記の実施形態は、単に例として挙げたものに過ぎず、本発明の意義を制限するものではなく、本発明の技術的範囲を逸脱することなく、様々な変更あるいは変形が可能である。
図2には、オブザーバ1が示されている。このオブザーバ1は、音響反射面5の直ぐ近くに取り付けられている本発明に基づくトランスデューサ10から発せられた音を聞く。
ここで、その音は、言葉によるメッセージ、警告信号、音楽またはその他の音響信号のいずれであっても良い。
トランスデューサ10は、音響中心(acoustic centre)が音響反射面5内に位置しているように構成されていて、その結果、その音響中心が、オブザーバ1にとっては、音が発せられているようにみなされる点(または点のセット)と認識されるようになっている。このようにして、オブザーバ1は、トランスデューサ10から直接送られる音のみを聞くことになる。このようにして、リスニング面における有害干渉が防止され、このことは、トランスデューサ10で再生された音をより良く検知することを可能にする。
図3aに、トランスデューサ10の好ましい実施形態を示す。このトランスデューサ10は、圧縮ドライバ11、ネック型のトランジション12及びホーン13から構成されている。更に、トランスデューサ10は、フランジ14及び取り外し可能なホーンマウス15を有している。圧縮ドライバ11は、ネック型のトランジション12に接続され、そして、ネック型のトランジション12は、音響信号を伝達するためのホーン13に接続されている。ネック型のトランジション12とホーン13の間の接続の位置に僅かなキンク17がある。トランスデューサ10は、音響反射面5へ固定するための取付面6を有している。
図3bに、図3aの底面図を示す。ホーン13の両側壁間の水平面内の角度は、角度30として示されている。
図3aの中には、切断線 IIIC−IIIC が示されている。この切断線によるトランスデューサ10の断面は、図3cに示されているように、矩形であって、この矩形は、ネック型のトランジション12から離れる方向に向かって次第に拡大している。
図4に、図3a及び3bのトランスデューサ10の一部分を別の視点から見た図を示す。この図の中には、圧縮ドライバ11及びネック型のトランジション12のみが示されている。圧縮ドライバ11の出口18及びネック型のトランジション12の出口19も、この図の中に示されている。
圧縮ドライバ11は、例えば、電気的な入力信号を音響波面(acoustic wave front)に変換するように構成された電気力学的なラウドスピーカである。電気的な入力信号の入力部は図示されていないが、入力のやり方については当業者に知られている。
圧縮ドライバ11には、例えば、出力80ワットで、直径5.08cmの出口18を有する圧縮ドライバ11である。この圧縮ドライバ11は、ここに示された実施形態では、低強度の円形のフラットな波面を発生させ、圧縮ドライバ11の出口18では、かなり高い圧力を発生させる。当業者に知られているように、一次ハイパス・フィルタ(図示せず)を、圧縮ドライバ11の動作レンジを超えて圧縮ドライバ11に供給されるパワーを制限するために使用することが可能である。同様に、当業者に知られているように、より高次のパス・フィルタを使用することも可能である。
しかしながら、従来技術で知られているその他の圧縮ドライバ11を使用することも可能である。
このネック型のトランジション12の機能は、図4に示されているように、圧縮ドライバ11から発せられた波面をホーン13の形状に対応する形状に変形することである。圧縮ドライバ11は音響中心を発生させる。
ここに説明され示された例では、圧縮ドライバ11の出口18における円形の波面は、音響中心から発せられ、第一の方向の短辺が典型的には2.5cm、第一の方向に対して垂直な第二の方向の長辺が約16cmの矩形の波面に変形される。使用の際、通常、第一の方向は縦方向であり、第二の方向は水平方向である。しかしながら、その他の方向であっても良い。使用目的や設計上の要求その他に応じて、他の方向を用いることができる。
ネック型のトランジション12の形状は、音響中心が、圧縮ドライバ11の出口18からネック型のトランジション12の出口19に位置する変位音響中心へ移されるように構成される。即ち、ネック型のトランジション12は、音響反射面5に固定されたとき、その出口19が音響反射面5に接するように配置されている。このケースでは、直接音と反射音が一致するので、聞き手1の位置で互いに干渉し合って有害な結果を生ずることがない。言い換えれば、音響中心の位置が反射面5上に移されることになる。
ネック型のトランジション12の出口19は、ホーン13の開始部に合体する。図3aから分かるように、この位置で波面は僅かなキンク17を作る。使用される音の周波数によって、このキンク17は、音の再生に対して影響を与えることも、与えないこともある。波長がネック型のトランジション12の第一の寸法よりも大きい周波数の場合には、このキンクは影響を与えない。ここで、例として説明したケースでは、ネック型のトランジション12の第一の寸法は、ホーン13の位置で2.5cmである。このことは、上記のキンク17は、約13,000Hz以下の周波数の場合には何も影響を与えないことを意味する。これらの相対的に低い周波数の場合には、ネック型のトランジション12の出口19は、音響反射面5に位置するライン状の音源として振舞う。
ネック型のトランジション12の第二の寸法は、ネック型のトランジション12がホーン13に緊密につながるように定められる。
ホーン13は、当業者に知られているように、ホーン13についての要求に応じて、様々な形状を取ることができる。ホーン13の形状は、固定面5に移された音響中心について、音響信号の周波数の関数としての放射の特性及び音響インピーダンスの双方を決定する。
様々な形状のホーン13が、従来技術において知られている。
図3a及び3bの中で、矩形の前方断面 IIIC−IIIC を有するホーン13が示されている。この矩形の前方断面 IIIC−IIIC の面積は、ホーン13の出口方向に向かって指数関数的に増大する。この形状は、最もフラットな音響インピーダンス・カーブを与えることが知られている。このデザインの場合の縦方向の開口角度の代表的な数値は、周波数250Hzの音響信号に対して40°であり、周波数1000Hzの音響信号に対して15°である。
これらの数値は、音源の周りでの縦方向の円弧に沿って、特定の周波数の音に対する音の強さのカーブを決定し、音の強さの値がそのラインセクション上での最大値と比べて6dB弱くなる前記円弧上のラインセクションに関係する角度を決定することによって得られる。
リスニング面での音圧の分布を最適化するため、図3a及び3bに示されたケースのように、トランスデューサ10から比較的近い位置に、音響反射面5に対して傾斜させた角度でホーンマウス15を配置することができる。
ここで説明したホーン13は、矩形の前方断面 IIIC−IIIC を有しているので、水平方向の放射特性は、ホーン13の両側壁の間の角度30で決定される。しかしながら、このことは、波長がホーンマウス15の寸法より短い周波数の場合にのみに当てはまる。
もし、トランスデューサ10が、例えば、道路トンネルの中で使用される場合、トンネルの縦方向の側壁などでの反射を減らして、全ての音響エネルギーを比較的狭い帯状領域の中に結束するため、角度30を小さく保つことが推奨される。
図3a及び3bに示された好ましい実施形態では、角度30は36°であるが、下記の値が、水平面内での開口角度についての代表的な値として見出された:250Hzの音響信号に対しては60°1000Hzの音響信号に対しては26°。
これらの数値は、音源の周りでの縦方向の円弧に沿って、特定の周波数の音に対する音の強さのカーブを決定し、音の強さの値がそのラインセクション上での最大値と比べて6dB弱くなる前記円弧上のラインセクションに関係する角度を決定することによって得られる。
取付面6は、音響反射面5に面して取り付けられたホーン13の一部である。この取付面6に、音響反射面5上の目標位置にトランスデューサ10を固定するための固定手段を設けることができる。
ホーン13の端部は、フランジ14からなり、そこにホーンマウス15を固定することができる。このことは、ホーンの出口の前に細かいメッシュの鋼製の網を取り付けることを可能にする。この網は、例えば、高圧クリーニングの際の水などの浸入や、その他の障害要因に対する保護として機能する。
もし、トランスデューサ10が、道路トンネルまたは立体駐車場の天井で使用される場合、車両の衝突によりダメージを受ける危険がある。取り外し可能なホーンマウス15を備えた構造を採用することによって、その場合のダメージをホーンマウス15のみに限定することができる。その結果、トランスデューサ10の全てを交換する代わりに、ホーンマウス15のみを交換すれば済むことになる。
また、ホーンマウス15を省略して、縦方向の寸法が小さいトランスデューサ10とすることもできる。これも、道路トンネルまたは立体駐車場の場合に有効である。
上記のトランスデューサ10は、構造が軽量であると言う更なる利点を備えている。このことは、道路トンネルまたは立体駐車場などで反射面に取り付けて使用する場合に、明らに有利である。ここで説明したトランスデューサ10の実施形態の高さについての代表的な寸法は、32cmである。
本発明に基づくラウドスピーカにおいて、圧縮ドライバ11に、オプションとして、マッチング・トランスフォーマを接続することができる。これを用いることによって、トランスデューサ10を、簡単に、利用可能な入力信号(例えば、広く使用されている100ボルトの設備)に適合させることができる
圧縮ドライバ11には、キャップを被せることができる。このキャップは、オプションとして、マッチング・トランスフォーマを取り付けるためのスペースを作り出すこともできる。
ホーン13は、ポリエステルで作ることができるが、例えばポリウレタンのようなその他のプラスチックや、鋼やアルミニウムなどのような金属で作ることもできる。
トランスデューサ10はまた、木、コンクリートまたはこの目的に適した他の材料で作ることができる。また、ホーン13を音響反射面5の構造の中に組み込むことも可能である。このようにすれば、ネック型のトランジション12、圧縮ドライバ11及びその他のコンポーネントを固定するためのスペースを残すことができる。
材料は、サンドイッチされた複合材料であっても良く、あるいは、何らかの他の方法で剛性を増大させ、共鳴を吸収するようにしても良い。使用される材料は、好ましくは、難燃性である。
以上で説明をしたトランスデューサ10の試験結果によれば、このトランスデューサ10が実現できる優れた性能が明確に示された。この試験は、RT60タイム(RT60 time)が6秒以上の部屋で行われた。ここで、RT60タイムは、音の強度が60dB減少するのに要する時間として定義され、音源が切られた時点から測った時間で表される。
これらの試験により示されたことによれば:トランスデューサ10は、約100dB(A)の実質的に一定の音圧を発生させることが可能であり、トランスデューサ10は、特有のバックグラウンド・ノイズ・レベルで、75メータの距離まで、0.55以上のスピーチ伝達指数を有している。上記のスピーチ伝達指数は、当業者に知られた方法により決定される。
更に、このトランスデューサ10は、指向性にも優れている。ここで、指向性という用語は、トランスデューサ10の指す方向にあるポイントで測定した音圧と、トランスデューサ10があたかも完全に全方向の音を発すると仮定した場合におけるそのポイントでの音圧の比を意味している。
更に、トランスデューサ10は、50ワットの入力パワーを使用したとき、ホーン13から1メートルの距離で、136dBの非常に高いイールドを有している
もし、本発明が、トンネル内で使用された場合、反射は、トランスデューサ10が取り付けられている壁以外の壁、特に、トンネルの側壁でも生ずる。これらのトンネルの側壁での反射は、先に述べたように、ホーン13の角度30を変えることによって減少させることができる。
しかしながら、一つの側壁9での反射に関しては、ネック型のトランジション12に、ライン状の音源の形状の変位音響中心を発生させる代わりに、天井5の平面上で且つ側壁9の平面上でもある位置にある点状の音源の形状の変位音響中心を発生させることによって、防止することができる。そのような場合の、可能な実施形態が図5に示されている。
この例で、トランスデューサ10は、トンネルの側壁9とトンネルの天井5とのコーナーに配置され、その結果、変位音響中心は、トンネルの側壁9とトンネルの天井5との交線に完全に一致することになる。二つの壁面での一次反射は、このようにして防止される。
ホーン13の角度30は、様々な値をとることができる。角度30が360°のホーン13を作ることも可能である。
また、二以上のネック型のトランジション12、および/または、圧縮ドライバ11が結合されたトランスデューサ10を作ることも可能である。また、様々な周波数レンジに対して、それぞれが特定の周波数レンジに対して適切に機能する異なる圧縮ドライバ11及びネック型のトランジション12を使用することも可能である。それらの異なるネック型のトランジション12は、例えば、同じホーン13に接続することも、異なるホーン13に取り付けることもできる。このようにして、例えば、二方向の再生システムを作ること、あるいは、他方向の再生システムを作ることができる。
トランスデューサ10のホーン13は、従来技術から知られている様々な方法で作ることができる。好ましい実施形態において、ホーン13は、上記の図に示されているトランスデューサ10の場合のように、折り畳まれていない構造である。しかしながら、深さを減少させるために、三重に折り畳まれたホーンとしてホーン13を構成することもできる。しかしながら、特に高周波数の場合には、このような構造は内部反射を発生させ、その結果として、既知のトランスデューサ2の折り畳まれたホーンの中に定在波を発生させる。これは、特に、2000Hz以上のトランスデューサ2の音響性能に悪い影響を与える。そのような周波数レンジは、特に、音響アナウンスメントの聞き取り易さに対して重要な寄与をしている。
従来技術に基づく既知のトランスデューサの機能の概要について説明する図である。 本発明に基づくトランスデューサの機能の概要について説明する図である。 本発明の第一の好ましい実施形態の概略側面図である。 本発明の第一の好ましい実施形態の概略底面図である。 図3aの切断線 IIIC−IIICによる断面図。 図3のいくつかのコンポーネントを異なった視点から見た図である。 本発明の第二の実施形態の概略図である。
符号の説明
1・・・オブザーバ、2・・・トランスデューサ、3・・・仮想音源、5・・・音響反射面、6・・・取付面、10・・・トランスデューサ、11・・・圧縮ドライバ、12・・・ネック型のトランジション、13・・・ホーン、14・・・フランジ、15・・・ホーンマウス、17・・・キンク、18・・・(圧縮ドライバの)出口、19・・・(ネック型のトランジションの)出口、30・・・角度。

Claims (11)

  1. 音響中心を発生させるための少なくとも一つの音源、及び前記音響中心によって発生された音を導くための所定の構造を備えたアコースティック・トランスデューサであって、固定壁に固定可能なアコースティック・トランスデューサにおいて、
    前記所定の構造は、前記少なくとも一つの音源(11)に固定された少なくとも一つのネック型のトランジション(12)を備え、前記アコースティック・トランスデューサ(10)が固定壁(5)に固定されているとき、動作の際に、音波が放射される見かけの中心位置が、前記所定の構造によって、固定壁(5)上にある変位音響中心に移されるようにデザインされていること、
    を特徴とするアコースティック・トランスデューサ。
  2. 下記特徴を備えた請求項1に記載のアコースティック・トランスデューサ:
    前記変位音響中心は、ライン状の音源である。
  3. 下記特徴を備えた請求項1に記載のアコースティック・トランスデューサ:
    前記変位音響中心は、点状の音源である。
  4. 下記特徴を備えた請求項1に記載のアコースティック・トランスデューサ:
    前記少なくとも一つのネック型のトランジション(12)は、前記変位音響中心から放射された音を聞き手(1)に導くための少なくとも一つのホーン(13)に接続されている。
  5. 下記特徴を備えた請求項4に記載のアコースティック・トランスデューサ:
    前記ホーン(13)は、取り外し可能なホーンマウス(15)を有している。
  6. 下記特徴を備えた請求項5に記載のアコースティック・トランスデューサ:
    前記ホーン(13)または前記取り外し可能なホーンマウス(15)のいずれかは、音が伝えることができる網を備えている。
  7. 下記特徴を備えた請求項4、5または6のいずれか一項に記載のアコースティック・トランスデューサ:
    前記ホーン(13)は、矩形の断面(IIIC−IIIC)を備えている。
  8. 下記特徴を備えた請求項7に記載のアコースティック・トランスデューサ:
    前記断面(IIIC−IIIC)は、前記ネック型のトランジション(12)から離れる方向に向かって、指数関数的に増大する。
  9. 下記特徴を備えた請求項4から8のいずれか一項に記載のアコースティック・トランスデューサ:
    当該アコースティック・トランスデューサは、様々な周波数レンジのために、音源(11)、ネック型のトランジション(12)及びホーン(13)の互いに異なる組み合わせを備えている。
  10. 少なくとも一つの固定壁と、請求項1から9のいずれか一項に記載のアコースティック・トランスデューサの組み合わせであって、下記特徴を備える:
    前記変位音響中心の位置は、前記固定壁(5)上にある。
  11. 下記特徴を備えた請求項10に記載の組み合わせ:
    当該組み合わせは、前記固定壁(5)に対して固定されたもう一つの固定壁を含み、且つ、前記変位音響中心の位置は、前記固定壁(5)と前記もう一つの固定壁の交線上にある。
JP2003568931A 2002-02-14 2003-02-14 アコースティック・トランスデューサ Expired - Lifetime JP4320440B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
NL1019961A NL1019961C2 (nl) 2002-02-14 2002-02-14 Akoestische weergever.
PCT/NL2003/000112 WO2003069952A1 (en) 2002-02-14 2003-02-14 Acoustic transducer

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005518171A JP2005518171A (ja) 2005-06-16
JP4320440B2 true JP4320440B2 (ja) 2009-08-26

Family

ID=27730977

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003568931A Expired - Lifetime JP4320440B2 (ja) 2002-02-14 2003-02-14 アコースティック・トランスデューサ

Country Status (8)

Country Link
US (1) US7268467B2 (ja)
EP (1) EP1474951B1 (ja)
JP (1) JP4320440B2 (ja)
AT (1) ATE518379T1 (ja)
AU (1) AU2003206435A1 (ja)
ES (1) ES2370391T3 (ja)
NL (1) NL1019961C2 (ja)
WO (1) WO2003069952A1 (ja)

Families Citing this family (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008278145A (ja) * 2007-04-27 2008-11-13 Victor Co Of Japan Ltd スピーカシステム用音波行路長補正構造
US9653064B2 (en) * 2009-07-23 2017-05-16 Curtis E. Graber Blended waveguide and reflector
US7837006B1 (en) * 2009-11-04 2010-11-23 Graber Curtis E Enhanced spectrum acoustic energy projection system
FR2994046B1 (fr) * 2012-07-27 2017-05-19 Jean Noel Duchamp Dispositif de sonorisation a pavillon et reflecteur confondus
DE102012107645B4 (de) 2012-08-21 2015-04-30 D & B Audiotechnik Gmbh Akustischer wandler
US9754578B2 (en) * 2014-01-09 2017-09-05 Dolby Laboratories Licensing Corporation Loudspeaker horn and cabinet
KR101697453B1 (ko) * 2016-01-14 2017-01-17 주식회사 제이디솔루션 전달력이 향상된 터널용 스피커를 이용한 터널 정보 방송 시스템
KR101695583B1 (ko) * 2016-01-14 2017-01-11 주식회사 제이디솔루션 전달력이 향상된 터널용 스피커
DE102016106045A1 (de) * 2016-04-01 2017-10-05 ic audio GmbH Beschallungseinrichtung
US11151972B2 (en) * 2016-10-21 2021-10-19 Harman International Industries, Incorporated Acoustic component, acoustic apparatus and acoustic system
IT201600123575A1 (it) * 2016-12-06 2018-06-06 B&C Speakers S P A Trasduttore acustico

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
BE357449A (ja) * 1928-01-20
US2878887A (en) * 1955-11-29 1959-03-24 Wisconsin Alumni Res Found Acoustical device
US4214298A (en) * 1977-12-06 1980-07-22 Herman Miller, Inc. Combination acoustic conditioner and light fixture
FI90711C (fi) * 1991-12-05 1994-03-10 Salon Televisiotehdas Oy Televisiovastaanotin
AU3528393A (en) * 1992-03-23 1993-09-30 Sonic Systems, Inc. Wide coverage angle ceiling mounted loudspeaker
JPH07322387A (ja) * 1994-05-24 1995-12-08 Sony Corp 音響装置
US6581719B2 (en) * 2000-08-02 2003-06-24 Alan Brock Adamson Wave shaping sound chamber
AU2002951421A0 (en) * 2002-09-17 2002-10-03 Krix Loudspeakers Pty Ltd Constant directivity acoustic horn
US7068805B2 (en) * 2003-07-11 2006-06-27 Earl Russell Geddes Acoustic waveguide for controlled sound radiation

Also Published As

Publication number Publication date
EP1474951A1 (en) 2004-11-10
NL1019961C2 (nl) 2003-08-15
ATE518379T1 (de) 2011-08-15
US20050127783A1 (en) 2005-06-16
JP2005518171A (ja) 2005-06-16
ES2370391T3 (es) 2011-12-15
EP1474951B1 (en) 2011-07-27
US7268467B2 (en) 2007-09-11
AU2003206435A1 (en) 2003-09-04
WO2003069952A1 (en) 2003-08-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4320440B2 (ja) アコースティック・トランスデューサ
KR101067386B1 (ko) 스피커 시스템
JP5774093B2 (ja) サラウンド方式の漏斗形の音出口開口を有するスピーカ装置
US7275621B1 (en) Skew horn for a loudspeaker
CA1100883A (en) Loudspeaker system using a fluid tight enclosure
US20050207590A1 (en) Method of reproducing audio sound with ultrasonic loudspeakers
JPH05268690A (ja) 広角度の指向性を有するスピーカ装置
JP2006502657A (ja) 指向特性を改善した音響再生装置
EP1433353A2 (en) Waveguide loudspeaker with adjustable controlled dispersion
US8995700B2 (en) Acoustic transducer
JPH0410899A (ja) スピーカ装置
JP2002135878A (ja) 音響導波管を備えた音響発生装置
JP3356847B2 (ja) 音源構成法
JPS61123389A (ja) パラメトリツクスピ−カ
Kamakura et al. Parametric audible sounds by phase-cancellation excitation of primary waves
CN221272787U (zh) 一种低速提示装置及交通工具
JP4341851B1 (ja) スピーカ装置
EP3333846A1 (en) Acoustic transducer
US6516072B1 (en) Loudspeaker
US20230196911A1 (en) System and method for road alert systems to improve in-car speech intelligibility and reduce noise pollution
JP2018201175A (ja) スピーカー
KR102505368B1 (ko) 횡단보도 안내방송용 스피커 시스템
JP2005134207A (ja) 吸音特性測定法
CN2907147Y (zh) 一种反射式高音号角扬声器
JP2005142667A (ja) 指向性音響システム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060119

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080325

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080415

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080626

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090106

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090317

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090414

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20090508

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090514

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20090508

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4320440

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120612

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120612

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130612

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term