JP4319463B2 - コンテンツ利用装置、及びコンテンツ利用プログラム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、コンテンツ利用装置、及びコンテンツ利用プログラムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
インターネットを介したコンテンツの流通方式としては、主に次の2種類の方式が知られている。
ダウンロード方式:コンテンツ代金の支払いを先に済ませ、その後コンテンツを利用者端末にダウンロードする方式である。この方式では、ダウンロード後のコンテンツの利用は自由に行うことができる。
超流通方式:超流通に対応した利用者端末においてのみ再生可能な超流通コンテンツを作成し、その超流通コンテンツを配布する方式である。超流通コンテンツの利用記録を回収して課金する。
尚、これらの方式はいわゆる文献公知発明に係るものではないので、記載すべき先行技術文献情報はない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ダウンロード方式では、ダウンロード後のコンテンツの利用は自由に行うことができるので、コンテンツを許諾無くコピーして配布する場合がある。この場合においては、コンテンツの配信側で無許諾のコピー行為を把握できないため、コンテンツの利用に応じた課金が的確に行えない場合がある。また、無許諾のコピー行為を防止するためにダウンロードする機器に固有の情報を用いてコンテンツを暗号化する場合もあるが、この場合にはその機器によってのみコンテンツを利用することが可能となる上に、コンテンツのダウンロード時に課金処理が発生するのでコンテンツの利用の有無に関わらず課金されてしまう。
超流通方式では、ユーザごとの利用記録を回収し、その回収した利用記録に基づいて課金処理を行うので、利用記録の回収過程で事故が発生すれば課金処理が行えない場合がある。また、その利用記録は個人ごとに回収されるので、課金サーバにおいてどのユーザがどのコンテンツにいくら使ったかといった情報が蓄積されることになり、プライバシ保護の観点からは好ましくない場合もある。
【0004】
そこで本発明では、コンテンツの利用に応じた課金を的確かつ安全に行うことができるコンテンツ利用装置、及びコンテンツ利用プログラムを提供することを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明のコンテンツ利用装置は、利用の順序に沿って分割されてそれぞれが暗号化されている一連のコンテンツ部分と当該それぞれのコンテンツ部分をユーザが利用する際の対価を特定する情報を含む部分課金情報とが関連付けられて含まれるコンテンツ情報を受信する受信手段と、部分課金情報に基づいて対価を算出すると共に一連のコンテンツ部分を復号するための部分鍵情報を生成する生成手段と、一連のコンテンツ部分の利用を要求する要求情報の入力に応じて、生成手段に当該要求された一連のコンテンツ部分に対応する部分鍵情報の生成を指示する管理手段と、生成手段が算出した対価に基づいて、予め金額情報格納手段に格納されている前払い金額情報から所定の金額を減算して課金実績情報を生成する課金手段と、当該課金実績情報の生成に応じて、部分鍵情報を用いて一連のコンテンツ部分を復号する復号手段と、当該復号されたコンテンツ部分を出力する出力手段と、を備え、生成手段は、一連のコンテンツ部分の内、2番目以降のコンテンツ部分に対応する部分鍵情報を生成する場合に、当該コンテンツ部分の直前のコンテンツ部分が復号されたことを示す情報に基づいて当該部分鍵情報を生成する。
【0006】
本発明のコンテンツ利用プログラムは、コンピュータを、利用の順序に沿って分割されてそれぞれが暗号化されている一連のコンテンツ部分と当該それぞれのコンテンツ部分をユーザが利用する際の対価を特定する情報を含む部分課金情報とが関連付けられて含まれるコンテンツ情報を受信する受信手段と、部分課金情報に基づいて対価を算出すると共に一連のコンテンツ部分を復号するための部分鍵情報を生成する生成手段と、一連のコンテンツ部分の利用を要求する要求情報の入力に応じて、生成手段に当該要求された一連のコンテンツ部分に対応する部分鍵情報の生成を指示する管理手段と、生成手段が算出した対価に基づいて、予め金額情報格納手段に格納されている前払い金額情報から所定の金額を減算して課金実績情報を生成する課金手段と、当該課金実績情報の生成に応じて、部分鍵情報を用いて一連のコンテンツ部分を復号する復号手段と、当該復号されたコンテンツ部分を出力する出力手段と、として機能させ、生成手段は、一連のコンテンツ部分の内、2番目以降のコンテンツ部分に対応する部分鍵情報を生成する場合に、当該コンテンツ部分の直前のコンテンツ部分が復号されたことを示す情報に基づいて当該部分鍵情報を生成する。
【0007】
本発明のコンテンツ利用装置によれば、暗号化された一連のコンテンツと課金情報とが関連付けられて含まれているコンテンツ情報を受信するので、各コンテンツに対応する対価を特定することができる。対価の算出と鍵情報の生成とを対応させて行うので、課金処理とコンテンツの再生処理とを並行して行う場合に効率的に対価と鍵情報とを提供できる。前払い金額情報から所定の金額を減算して課金実績情報を生成するので、例えば、前払い金額情報が示す残高よりも減算する金額が多ければ課金実績情報が生成不可能となり課金漏れの発生を低減できる。また、個人情報を用いる必要が無いので安全に課金処理を実行できる。課金実績情報の生成に応じてコンテンツの復号を行うので、前払い金額情報が示す残高がコンテンツの対価よりも少なければコンテンツが復号されず、対価の回収を的確に行うことができる。一連のそれぞれのコンテンツ部分は課金実績情報の生成に応じて復号され、直前のコンテンツ部分が復号されなければ当該コンテンツ部分が復号されることはないので、例えば、コンテンツ部分が復号されないのにも関わらず課金処理のみが行われることがなく対価の回収を的確に行うことができる。また、コンピュータを用いて本発明のコンテンツ利用プログラムを実行しても同様である。
【0008】
また本発明のコンテンツ利用装置においては、管理手段が一連のコンテンツ部分の内、部分鍵情報の生成を指示しようとするコンテンツ部分の直前のコンテンツ部分が復号された場合に、その復号されたコンテンツ部分を圧縮した情報を生成手段に出力し、生成手段が当該出力された情報に基づいて部分鍵情報を生成することも好ましい。直前の復号されたコンテンツ部分を更にハッシュ関数などで圧縮した情報に基づいて次のコンテンツ部分に対する部分鍵情報を生成するので、よりセキュリティを高く保った状態で的確な課金処理を行うことができる。
【0009】
また本発明のコンテンツ利用装置においては、前払い金額情報を受信して金額情報格納手段に格納する課金受信手段と、課金実績情報を送信する課金送信手段と、を更に備えることも好ましい。前払い金額情報を受信し、課金実績情報を送信するのでこのコンテンツ利用装置における課金の情報を他の情報処理装置と共有することができ、正常に課金が行われているかを把握することができる。また、前払い金額情報を受信する処理と、課金実績情報を送信する処理とを独立して行うことができる。課金受信手段が情報を受信するタイミングや、課金送信手段が情報を送信するタイミングは、それぞれ予め定められている所定のタイミングであっても、ユーザが入力する指示に応じてであってもよい。
【0010】
また本発明のコンテンツ利用装置においては、ICカードを備え、少なくとも生成手段及び課金手段はICカードに形成されていることも好ましい。ICカードは耐タンパデバイスであるから、生成手段及び課金手段の処理が改竄されることを効果的に抑止できる。
【0011】
【発明の実施の形態】
本発明の知見は、例示のみのために示された添付図面を参照して以下の詳細な記述を考慮することによって容易に理解することができる。引き続いて、添付図面を参照しながら本発明の実施の形態を説明する。可能な場合には、同一の部分には同一の符号を付して、重複する説明を省略する。
【0012】
本発明の実施形態である携帯電話機10(コンテンツ利用装置)について図1を用いて説明する。図1は携帯電話機10の構成を示した図である。携帯電話機10は、ネットワークを介してコンテンツサーバ30及び課金サーバ35と情報通信が可能なように構成されている。コンテンツサーバ30はコンテンツプロバイダが運用するサーバであって、コンテンツ情報(詳細は後述する。)を携帯電話機10に送信する。課金サーバ35は、料金徴収業者が運用するサーバであって、携帯電話機10に対して前払い金額情報(詳細は後述する。)を払い出し、携帯電話機10からは課金実績情報(詳細は後述する。)を受信する。この前払い金額情報の払い出しと、課金実績情報の受信とは独立して行われるので、課金サーバ35内部においては前払い金額情報と課金実績情報との管理は独立して行われる。前払い金額情報を送信するタイミングや、課金実績情報を受信するタイミングは、予め定められている所定のタイミングであっても、ユーザが入力する指示に応じてであってもよい。
【0013】
携帯電話機10は、ユーザが使用する携帯電話機であって、音声通話とデータ通信とが可能なように構成されている。携帯電話機10は、物理的には、CPU(中央処理装置)、メモリ、プッシュボタンやダイヤルといった入力装置、ディスプレイといった表示装置、ハードディスクといった格納装置、及びICカードを読み書きするためのスロットを備える。携帯電話機10にはICカード20が着脱可能に装着されている。
【0014】
ICカード20は、プラスチック製カードに極めて薄い半導体集積回路(ICチップ)を埋め込み、情報を記録できるようにしたカードである。ICカード20は耐タンパデバイスであって、カードに物理的改竄(ICチップの改造など)を加えようとしても、保管されている情報が消滅・無効化したりあるいは使用できなくなるように構成されている。
【0015】
携帯電話機10は、機能的な構成要素として、受信部101(受信手段)と、検査部102と、分離部103と、復号部104(復号手段)と、管理部105(管理手段)と、入力部106と、表示部107(出力手段)と、生成部201(生成手段)と、課金部202(課金手段)と、課金受信部203(課金受信手段)と、課金送信部204(課金送信手段)と、金額情報格納部210(金額情報格納手段)と、を含む。生成部201と、課金部202と、課金受信部203と、課金送信部204と、金額情報格納部210とはICカード20内に形成されている。引き続いて、各構成要素について詳細に説明する。
【0016】
受信部101は、コンテンツサーバ30又は他の情報通信端末(図示しない)から送信される、暗号化されたコンテンツと、このコンテンツをユーザが利用する際の対価を特定する情報を含む課金情報とが関連付けられて含まれるコンテンツ情報を受信し、その受信したコンテンツ情報を検査部102に出力する部分である。コンテンツ情報の構成の一例について図2を用いて説明する。コンテンツ情報40は、コンテンツブロックA41(コンテンツ部分)と、コンテンツブロックB42(コンテンツ部分)と、コンテンツブロックC43(コンテンツ部分)と、コンテンツブロックD44(コンテンツ部分)とから構成されている。コンテンツブロックA41〜D44は、一連の情報が割り振られているコンテンツブロックである。コンテンツブロックA41〜D44は、それぞれ課金情報411〜441(部分課金情報)と暗号化コンテンツ412〜442とコンテンツプロバイダのデジタル署名(図示しない)とを含む。例えば、コンテンツ情報40が楽曲のコンテンツであれば、コンテンツブロックA41〜D44には楽曲の一部分がそれぞれ割り当てられる。暗号化コンテンツ412〜442にはその楽曲の一部分が暗号化されて割り当てられている。課金情報411〜441には対応する暗号化コンテンツ412〜442に割り当てられている楽曲の一部分の対価を特定する情報が含まれており、更に、暗号化コンテンツ412〜442のそれぞれを復号するために必要となる鍵情報(部分鍵情報)を生成するための情報が含まれている。また、コンテンツブロックA41〜D44にはそれぞれに対応する暗号化コンテンツ412〜442のMAC(Message Authentication Cord)値が含まれる。このMAC値は、データの改竄防止のために、ハッシュ関数を使って作られたデータのダイジェストであって、暗号化されていないコンテンツに対するMAC値である。
【0017】
検査部102は、受信部101が出力するコンテンツ情報が改竄されていないかを検査する部分である。検査部102はコンテンツ情報に含まれるデジタル署名を検証することで改竄の有無を検査する。検査部102はその検査の結果、選択したコンテンツ情報が改竄されていると判断した場合にはそのまま処理を終了する。一方、検査部102は、選択したコンテンツ情報が改竄されていないと判断した場合にはその選択したコンテンツ情報を分離部103に出力する。
【0018】
分離部103は、コンテンツ情報を暗号化コンテンツと課金情報とに分離し、暗号化コンテンツは復号部104に、暗号化コンテンツ及び課金情報は管理部105にそれぞれ出力する部分である。例えば、検査部102から出力される情報がコンテンツ情報40であれば、分離部103は、暗号化コンテンツ412〜442を復号部104に、暗号化コンテンツ412〜442及び課金情報411〜441を管理部105にそれぞれ出力する。
【0019】
復号部104は、分離部103から出力される暗号化コンテンツを、生成部201から管理部105を経由して出力される鍵情報を用いて復号し、その復号したコンテンツを表示部107に出力する部分である。復号部104は、暗号化コンテンツの復号が完了するとその旨の情報を管理部105に出力する。また、復号部104は暗号化コンテンツの復号に失敗すると(例えば、鍵情報がマッチしない場合)その旨の情報を管理部105に出力する。このコンテンツの復号の失敗を検出するために前述のMAC値が用いられる。
【0020】
入力部106は、ユーザが入力する要求情報を管理部105に出力する部分である。より具体的には、ユーザがそのコンテンツのどの部分から再生したいかを選択し、その選択したコンテンツの部分を特定する情報を要求情報として管理部105に出力する。
【0021】
管理部105は、入力部106から出力される要求情報に応じて、生成部201にこの要求情報によって視聴等を要求されているコンテンツ情報(若しくは一連のコンテンツブロック)に対応する鍵情報の生成を指示する。例えば図2に示すコンテンツ情報40を例にとれば、ユーザがコンテンツ情報40の視聴を要求した場合には、コンテンツ情報40に含まれる一連のコンテンツブロックA41〜D44の先頭のコンテンツブロックであるコンテンツブロックA41の暗号化コンテンツ412に対応する鍵情報の生成を生成部201に指示する。この指示は、コンテンツブロックA41の課金情報411を出力することで行う。管理部105はこの指示の出力に応じて生成部201から出力される鍵情報を復号部104に出力する。
【0022】
更に管理部105は、復号部104及び課金部202から出力される情報に基づいて復号部104及び課金部202の動作を監視することも行う部分である。課金部202から課金に失敗した旨の情報が出力されると、管理部105は復号部104にその課金に失敗した暗号化コンテンツを復号しないように指示する情報を出力する。復号部104は、この指示を受け取ると該当する暗号化コンテンツを復号せずに破棄する。また、復号部104から暗号化コンテンツの復号に失敗した旨の情報が出力されると、管理部105は課金部202にその復号に失敗した暗号化コンテンツに対応する課金をしないように指示する情報を出力する。課金部202は、この指示を受け取ると金額情報格納部210に格納されている情報から、該当する課金情報を削除する。
【0023】
表示部107は、復号部104から出力される復号されたコンテンツを表示する部分である。
【0024】
生成部201は、管理部105から出力される課金情報に基づいてコンテンツの対価を算出すると共に、暗号化されたコンテンツを復号するための鍵情報を生成する部分である。生成部201は算出した対価を課金部202に出力し、鍵情報を管理部105に出力する。より具体的には、管理部105から出力される課金情報が「課金情報411」であれば、生成部201はその「課金情報411」に含まれている課金ロジックに基づいて「暗号化コンテンツ412」の対価を算出して課金部202に出力し、同様に「課金情報411」に含まれている情報に基づいて対応する暗号化コンテンツである「暗号化コンテンツ412」を復号するための鍵情報を生成して管理部105に出力する。
【0025】
課金部202は、生成部201が出力する対価に基づいて、金額情報格納部210に格納されている前払い金額情報からその対価に相当する所定の金額を減算して課金実績情報を生成する部分である。金額情報格納部210に格納される情報の例を図3に示す。図3に示す例に拠れば金額情報格納部210には、「前払い金額情報」「利用コンテンツ」「対価」「課金実績情報」が関連付けられて格納されている。「前払い金額情報」は、課金サーバ35から払い出しを受けたプリペイドマネーの情報である。「利用コンテンツ」は、ユーザが利用したコンテンツを特定する情報である。「対価」は「利用コンテンツ」に対応する利用金額を示す情報である。「課金実績情報」は、「前払い金額情報」から「対価」の総和を差し引いた金額を示す情報である。例えば、生成部201から「コンテンツブロック41」を「100円」で利用した旨の情報が課金部202に出力されると、課金部202は金額情報格納部210の対応する部分にそれらの情報を格納し、「前払い金額情報」から「対価」を減算して「課金実績情報」を生成する。課金部202は、この減算が完了するとその旨の情報を監視部106に出力する。また、課金部202は、この減算に失敗すると(例えば、「前払い金額情報」よりも「対価」の総和が多い場合)その旨の情報を管理部105に出力する。
【0026】
課金受信部203は、課金サーバ35から送信される前払い金額情報を受信して金額情報格納部210に格納する部分である。課金受信部203が課金サーバ35から情報を受信するタイミングは、予め定められている所定のタイミングであっても、ユーザが入力する指示に応じてであってもよい。
課金送信部204は、金額情報格納部210に格納されている課金実績情報を課金サーバ35に送信する部分である。課金送信部204が課金サーバ35に情報を送信するタイミングは、予め定められている所定のタイミングであっても、ユーザが入力する指示に応じてであってもよい。
【0027】
引き続いて、図4及び図5に示すシーケンス図を用いて本実施形態の携帯電話機10の動作を説明する。尚、この説明においては、図2に示すコンテンツ情報40を例に、コンテンツブロックA41からコンテンツブロックD44を順次再生するものとする。コンテンツサーバ30から携帯電話機10に送信されるコンテンツ情報40は、携帯電話機10の受信部101が受信して検査部102に出力される。検査部102はこのコンテンツ情報40を検査して分離部103に出力する(S01)。分離部103は、コンテンツ情報40を各コンテンツブロックA41〜D44ごとの暗号化コンテンツ412〜442と課金情報411〜441とに分離して、暗号化コンテンツ412〜442は復号部104に、暗号化コンテンツ412〜442及び課金情報411〜441は管理部105に出力する(S02、S03)。
【0028】
管理部105は、乱数を発生させてセッション鍵kを生成する(S04)。更に管理部105は、ICカード20の公開鍵を用いて、Sとkとを並べた情報を暗号化する(S05)。このSは、暗号化コンテンツの鍵情報を生成するための鍵k0とイニシャル・ベクトル(IV)とを並べて作られる情報であり、コンテンツサーバ30が生成して送信してくる情報である。管理部105は、鍵k0を用いて課金情報411を暗号化する(S06)。管理部105は、S05及びS06で暗号化した情報を含む復号鍵の生成指示を生成部201に出力する(S07)。
【0029】
生成部201は、ICカードの秘密鍵を用いてSとkとを復号し、Sからk0を得る。生成部201はk0を用いて暗号化された課金情報411を復号する(S08)。生成部201は、k0とイニシャル・ベクトル(IV)と課金情報411とから、暗号化コンテンツ412を復号するための鍵情報kAを得る(S09)。生成部201はこの鍵情報kAをセッション鍵kで暗号化する(S10)。生成部201は暗号化された鍵情報kAを管理部105に出力する(S11)。
【0030】
管理部105は生成部201から出力された暗号化された鍵情報kAを、セッション鍵kを用いて復号する(S12)。管理部105は復号した鍵情報kAを復号部104に出力する(S13)。復号部104は、鍵情報kAを用いて暗号化コンテンツ412を復号し、表示部107に出力する(S14)。また復号部104は、復号した暗号化コンテンツ412を管理部105に出力する(S15)。
【0031】
図5に移って、管理部105は復号された暗号化コンテンツ412を用いて、コンテンツブロックA41に対応するMAC値を生成する(S16)。管理部105はこの生成したMAC値と、予めコンテンツブロックA41に含まれるMAC値とを比較し、コンテンツブロックA41の暗号化コンテンツ412が復号されたかを確認する。この確認の結果に応じて、双方のMAC値が合致すれば管理部105は課金部202に課金指示を出力する(S18)。一方、MAC値が合致しなければ管理部105は課金部202にロールバックの指示を出力する。
【0032】
管理部105は、復号された暗号化コンテンツ412を用いてハッシュ値HAを算出する(S19)。管理部105は、このHAをセッション鍵kで暗号化する(S20)。更に管理部105は、鍵k0でコンテンツブロックB42の課金情報421を暗号化する(S21)。管理部105は、S20及びS21で暗号化した情報を含む復号鍵の生成指示を生成部201に出力する(S22)。
【0033】
生成部201は、セッション鍵kを用いてHAを、鍵k0を用いて課金情報421を復号する(S23)。生成部201は、kAとHAと課金情報421とから、暗号化コンテンツ422を復号するための鍵情報kBを得る(S24)。生成部201はこの鍵情報kBをセッション鍵kで暗号化する(S25)。生成部201は暗号化された鍵情報kBを管理部105に出力する(S26)。
【0034】
管理部105は生成部201から出力された暗号化された鍵情報kBを、セッション鍵kを用いて復号する(S27)。管理部105は復号した鍵情報kBを復号部104に出力する(S28)。復号部104は、鍵情報kBを用いて暗号化コンテンツ422を復号し、表示部107に出力する(S29)。また復号部104は、復号した暗号化コンテンツ422を管理部105に出力する(S30)。以下、コンテンツブロックC43、コンテンツブロックD44も同様に復号されて出力される。
【0035】
最後にコンピュータを、上記実施形態の携帯電話機10として機能させるためのコンテンツ利用プログラム92及びそれが記録されているコンピュータ読取可能な記録媒体9について説明する。図6は、コンテンツ利用プログラム92が記録されている記録媒体9の構成を示した図である。記録媒体9としては、例えば、磁気ディスク、光ディスク、CD−ROM、コンピュータに内蔵されたメモリなどが該当する。
【0036】
記録媒体9は、図6に示すように、プログラムを記録するプログラム領域91と、データを記録するデータ領域93とを備えている。データ領域93には、図1を用いて説明した金額情報格納部210と同様の金額情報データベース935が格納されている。
【0037】
プログラム領域91には、コンテンツ利用プログラム92が記録されている。コンテンツ利用プログラム92は、処理を統括するメインモジュール921と、受信モジュール922と、検査モジュール923と、分離モジュール924と、復号モジュール925と、管理モジュール926と、入力モジュール927と、表示モジュール928と、生成モジュール929と、課金モジュール930と、課金受信モジュール931と、課金送信モジュール932とを備える。ここで、受信モジュール922、検査モジュール923、分離モジュール924、復号モジュール925、管理モジュール926、入力モジュール927、表示モジュール928、生成モジュール929、課金モジュール930、課金受信モジュール931、課金送信モジュール932のそれぞれを動作させることによって実現する機能は、上記携帯電話機10の受信部101、検査部102、分離部103、復号部104、管理部105、入力部106、表示部107、生成部201、課金部202、課金受信部203、課金送信部204のそれぞれの機能と同様である。
【0038】
【発明の効果】
本発明によれば、暗号化された一連のコンテンツと課金情報とが関連付けられて含まれているコンテンツ情報を受信するので、各コンテンツに対応する対価を特定することができる。対価の算出と鍵情報の生成とを対応させて行うので、課金処理とコンテンツの再生処理とを並行して行う場合に効率的に対価と鍵情報とを提供できる。前払い金額情報から所定の金額を減算して課金実績情報を生成するので、例えば、前払い金額情報が示す残高よりも減算する金額が多ければ課金実績情報が生成不可能となり課金漏れの発生を低減できる。また、個人情報を用いる必要が無いので安全に課金処理を実行できる。課金実績情報の生成に応じてコンテンツの復号を行うので、前払い金額情報が示す残高がコンテンツの対価よりも少なければコンテンツが復号されず、対価の回収を的確に行うことができる。一連のそれぞれのコンテンツ部分は課金実績情報の生成に応じて復号され、直前のコンテンツ部分が復号されなければ当該コンテンツ部分が復号されることはないので、例えば、コンテンツ部分が復号されないのにも関わらず課金処理のみが行われることがなく対価の回収を的確に行うことができる。従って本発明の目的とする、コンテンツの利用に応じた課金を的確に行うことができるコンテンツ利用装置、及びコンテンツ利用プログラムを提供することができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態である携帯電話機を説明するための図である。
【図2】図1の受信部が受信するコンテンツ情報の例を示す図である。
【図3】図1の金額情報格納部に格納されている情報の例を示す図である。
【図4】本発明の実施形態である携帯電話機の動作を示す図である。
【図5】本発明の実施形態である携帯電話機の動作を示す図である。
【図6】本発明の実施形態であるコンテンツ利用プログラムを説明するための図である。
【符号の説明】
10…携帯電話機、101…受信部、102…検査部、103…分離部、104…復号部、105…管理部、106…入力部、107…表示部、201…生成部、202…課金部、203…課金受信部、204…課金送信部、210…金額情報格納部、30…コンテンツサーバ、35…課金サーバ。
Claims (5)
- 利用の順序に沿って分割されてそれぞれが暗号化されている一連のコンテンツ部分と当該それぞれのコンテンツ部分をユーザが利用する際の対価を特定する情報を含む部分課金情報とが関連付けられて含まれるコンテンツ情報を受信する受信手段と、
前記部分課金情報に基づいて前記対価を算出すると共に前記一連のコンテンツ部分を復号するための部分鍵情報を生成する生成手段と、
前記一連のコンテンツ部分の利用を要求する要求情報の入力に応じて、前記生成手段に当該要求された一連のコンテンツ部分に対応する部分鍵情報の生成を指示する管理手段と、
前記生成手段が算出した対価に基づいて、予め金額情報格納手段に格納されている前払い金額情報から所定の金額を減算して課金実績情報を生成する課金手段と、
当該課金実績情報の生成に応じて、前記部分鍵情報を用いて前記一連のコンテンツ部分を復号する復号手段と、
当該復号されたコンテンツ部分を出力する出力手段と、を備え、
前記生成手段は、前記一連のコンテンツ部分の内、2番目以降のコンテンツ部分に対応する部分鍵情報を生成する場合に、当該コンテンツ部分の直前のコンテンツ部分が復号されたことを示す情報に基づいて当該部分鍵情報を生成する、
コンテンツ利用装置。 - 前記管理手段は、前記一連のコンテンツ部分の内、部分鍵情報の生成を指示しようとするコンテンツ部分の直前のコンテンツ部分が復号された場合に、その復号されたコンテンツ部分を圧縮した情報を前記生成手段に出力し、
前記生成手段は、当該出力された情報に基づいて前記部分鍵情報を生成する、請求項1に記載のコンテンツ利用装置。 - 前記前払い金額情報を受信して前記金額情報格納手段に格納する課金受信手段と、
前記課金実績情報を送信する課金送信手段と、
を更に備える、請求項1に記載のコンテンツ利用装置。 - 当該コンテンツ利用装置はICカードを備え、
少なくとも前記生成手段及び前記課金手段は前記ICカードに形成されている、請求項1に記載のコンテンツ利用装置。 - コンピュータを、
利用の順序に沿って分割されてそれぞれが暗号化されている一連のコンテンツ部分と当該それぞれのコンテンツ部分をユーザが利用する際の対価を特定する情報を含む部分課金情報とが関連付けられて含まれるコンテンツ情報を受信する受信手段と、
前記部分課金情報に基づいて前記対価を算出すると共に前記一連のコンテンツ部分を復号するための部分鍵情報を生成する生成手段と、
前記一連のコンテンツ部分の利用を要求する要求情報の入力に応じて、前記生成手段に当該要求された一連のコンテンツ部分に対応する部分鍵情報の生成を指示する管理手段と、
前記生成手段が算出した対価に基づいて、予め金額情報格納手段に格納されている前払い金額情報から所定の金額を減算して課金実績情報を生成する課金手段と、
当該課金実績情報の生成に応じて、前記部分鍵情報を用いて前記一連のコンテンツ部分を復号する復号手段と、
当該復号されたコンテンツ部分を出力する出力手段と、として機能させ、
前記生成手段は、前記一連のコンテンツ部分の内、2番目以降のコンテンツ部分に対応する部分鍵情報を生成する場合に、当該コンテンツ部分の直前のコンテンツ部分が復号されたことを示す情報に基づいて当該部分鍵情報を生成する、
コンテンツ利用プログラム。
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