JP2004287996A - コンテンツ利用装置、及びコンテンツ利用プログラム - Google Patents

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玲子 星野
Hiroshi Aono
博 青野
Setsuyuki Hongo
節之 本郷
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雅貴 鈴木
Kenichiro Akai
健一郎 赤井
Tsutomu Matsumoto
勉 松本
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Abstract

【課題】コンテンツの利用に応じた課金を的確に行うことができる携帯電話機を提供すること。
【解決手段】この携帯電話機10は、暗号化コンテンツと当該コンテンツをユーザが利用する際の対価を特定する情報を含む課金情報とが関連付けられて含まれているコンテンツ情報を受信する受信部101と、コンテンツの利用を要求する要求情報の入力に応じて、課金情報に基づいて対価を算出すると共に暗号化コンテンツを復号するための鍵情報を生成する生成部201と、生成部201が算出した対価に基づいて、予め金額情報格納部210に格納されている前払い金額情報から所定の金額を減算して課金実績情報を生成する課金部202と、当該課金実績情報の生成に応じて、鍵情報に基づいたコンテンツの復号を行う復号部105と、当該復号したコンテンツを出力する表示部107とを備える。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、コンテンツ利用装置、及びコンテンツ利用プログラムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
インターネットを介したコンテンツの流通方式としては、主に次の3種類の方式が知られている。
ダウンロード方式:コンテンツ代金の支払いを先に済ませ、その後コンテンツを利用者端末にダウンロードする方式である。この方式では、ダウンロード後のコンテンツの利用は自由に行うことができる。
コピープロテクト方式:利用者端末の固有ID等を用いてコンテンツを暗号化し、その暗号化に用いた固有IDに対応する利用者端末等以外では復号できないようにする方式である。
超流通方式:超流通に対応した利用者端末においてのみ再生可能な超流通コンテンツを作成し、その超流通コンテンツを配布する方式である。超流通コンテンツの利用記録を回収して課金する。
尚、これらの方式はいわゆる文献公知発明に係るものではないので、記載すべき先行技術文献情報はない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ダウンロード方式では、ダウンロード後のコンテンツの利用は自由に行うことができるので、コンテンツを許諾無くコピーして配布する場合がある。この場合においては、コンテンツの配信側で無許諾のコピー行為を把握できないため、コンテンツの利用に応じた課金が的確に行えない場合がある。コピープロテクト方式では、コンテンツを利用する利用者端末等への機器依存性が高いので、他の機器でコンテンツを利用することができない場合がある。超流通方式では、ユーザごとの利用記録を回収し、その回収した利用記録に基づいて課金処理を行うので、利用記録の回収過程で事故が発生すれば課金処理が行えない場合がある。
【0004】
そこで本発明では、コンテンツの利用に応じた課金を的確に行うことができ、他の装置において利用したコンテンツの再利用を容易に行うことができるコンテンツ利用装置、及びコンテンツ利用プログラムを提供することを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明のコンテンツ利用装置は、暗号化されたコンテンツと当該コンテンツをユーザが利用する際の対価を特定する情報を含む課金情報とが関連付けられて含まれているコンテンツ情報を受信する受信手段と、暗号化されたコンテンツの利用を要求する要求情報の入力に応じて、課金情報に基づいて対価を算出すると共に暗号化されたコンテンツを復号するための鍵情報を生成する生成手段と、生成手段が算出した対価に基づいて、予め金額情報格納手段に格納されている前払い金額情報から所定の金額を減算して課金実績情報を生成する課金手段と、当該課金実績情報の生成に応じて、暗号化されたコンテンツを鍵情報を用いて復号する復号手段と、当該復号したコンテンツを出力する出力手段と、を備える。
【0006】
本発明のコンテンツ利用プログラムは、コンピュータを、暗号化されたコンテンツと当該コンテンツをユーザが利用する際の対価を特定する情報を含む課金情報とが関連付けられて含まれるコンテンツ情報を受信する受信手段と、暗号化されたコンテンツの利用を要求する要求情報の入力に応じて、課金情報に基づいて対価を算出すると共に暗号化されたコンテンツを復号するための鍵情報を生成する生成手段と、生成手段が算出した対価に基づいて、予め金額情報格納手段に格納されている前払い金額情報から所定の金額を減算して課金実績情報を生成する課金手段と、当該課金実績情報の生成に応じて、暗号化されたコンテンツを鍵情報を用いて復号する復号手段と、当該復号したコンテンツを出力する出力手段と、して機能させる。
【0007】
本発明のコンテンツ利用装置によれば、暗号化されたコンテンツと課金情報とが関連付けられて含まれているコンテンツ情報を受信するので、各コンテンツに対応する対価を特定することができる。対価の算出と鍵情報の生成とを対応させて行うので、例えば、課金処理と再生処理とを並行して行う場合に効率的に対価と鍵情報とを提供できる。前払い金額情報から所定の金額を減算して課金実績情報を生成するので、例えば、前払い金額情報が示す残高よりも減算する金額が多ければ課金実績情報が生成不可能となり課金漏れの発生を低減できる。課金実績情報の生成に応じてコンテンツの復号を行うので、前払い金額情報が示す残高がコンテンツの対価よりも少なければコンテンツが復号されず、対価の回収を的確に行うことができる。また、このコンテンツ利用装置では個々の装置を識別する情報を用いることなくコンテンツの利用を可能としているので、コンテンツ情報を他の装置に受け渡せば別の装置において利用したコンテンツの再利用を容易に行うことができる。また、コンピュータを用いて本発明のコンテンツ利用プログラムを実行しても同様である。
【0008】
また本発明のコンテンツ利用装置においては、前払い金額情報を受信して金額情報格納手段に格納すると共に、課金実績情報を送信する課金送受信手段を更に備えることも好ましい。前払い金額情報を受信し、課金実績情報を送信するのでこのコンテンツ利用装置における課金の情報を他の情報処理装置と共有することができ、正常に課金が行われているかを把握することができる。
【0009】
また本発明のコンテンツ利用装置においては、ICカードを備え、少なくとも生成手段及び課金手段はICカードに形成されていることも好ましい。ICカードは耐タンパデバイスであるから、生成手段及び課金手段の処理が改竄されることを効果的に抑止できる。
【0010】
【発明の実施の形態】
本発明の知見は、例示のみのために示された添付図面を参照して以下の詳細な記述を考慮することによって容易に理解することができる。引き続いて、添付図面を参照しながら本発明の実施の形態を説明する。可能な場合には、同一の部分には同一の符号を付して、重複する説明を省略する。
【0011】
本発明の実施形態である携帯電話機10(コンテンツ利用装置)について図1を用いて説明する。図1は携帯電話機10の構成を示した図である。携帯電話機10は、ネットワークを介してコンテンツサーバ30及び課金サーバ35と情報通信が可能なように構成されている。コンテンツサーバ30はコンテンツプロバイダが運用するサーバであって、コンテンツ情報(詳細は後述する。)を携帯電話機10に送信する。課金サーバ35は、料金徴収業者が運用するサーバであって、携帯電話機10に対して前払い金額情報(詳細は後述する。)を払い出し、携帯電話機10からは課金実績情報(詳細は後述する。)を受信する。
【0012】
携帯電話機10は、ユーザが使用する携帯電話機であって、音声通話とデータ通信とが可能なように構成されている。携帯電話機10は、物理的には、CPU(中央処理装置)、メモリ、プッシュボタンやダイヤルといった入力装置、ディスプレイといった表示装置、ハードディスクといった格納装置、及びICカードを読み書きするためのスロットを備える。携帯電話機10にはICカード20が着脱可能に装着されている。
【0013】
ICカード20は、プラスチック製カードに極めて薄い半導体集積回路(ICチップ)を埋め込み、情報を記録できるようにしたカードである。ICカード20は耐タンパデバイスであって、カードに物理的改竄(ICチップの改造など)を加えようとしても、保管されている情報が消滅・無効化したりあるいは使用できなくなるように構成されている。
【0014】
携帯電話機10は、機能的な構成要素として、受信部101(受信手段)と、入力部102と、検査部103と、分離部104と、復号部105(復号手段)と、監視部106と、表示部107(出力手段)と、生成部201(生成手段)と、課金部202(課金手段)と、課金送受信部203(課金送受信手段)と、コンテンツ情報格納部110と、金額情報格納部210(金額情報格納手段)と、を含む。生成部201と、課金部202と、課金送受信部203と、金額情報格納部210とはICカード20内に形成されている。引き続いて、各構成要素について詳細に説明する。
【0015】
受信部101は、コンテンツサーバ30又は他の情報通信端末(図示しない)から送信される、暗号化されたコンテンツと、このコンテンツをユーザが利用する際の対価を特定する情報を含む課金情報とが関連付けられて含まれるコンテンツ情報を受信し、その受信したコンテンツ情報をコンテンツ情報格納部110に格納する部分である。コンテンツ情報の構成の一例について図2を用いて説明する。コンテンツ情報40は、コンテンツブロック41〜44から構成されている。広義にはこれらのコンテンツブロック41〜44もコンテンツ情報である。コンテンツブロック41〜44、それぞれ課金情報411〜441と暗号化コンテンツ412〜442とを含む。例えば、コンテンツ情報40が楽曲のコンテンツであれば、コンテンツブロック41〜44には楽曲の一部分がそれぞれ割り当てられる。暗号化コンテンツ412〜442にはその楽曲の一部分が暗号化されて割り当てられている。課金情報411〜441には対応する暗号化コンテンツ412〜442に割り当てられている楽曲の一部分の対価を特定する情報が含まれており、更に、暗号化コンテンツ412〜442を複合化するために必要となる鍵情報を生成するための情報が含まれている。
【0016】
ここで、コンテンツ情報格納部110に格納されている情報の例を図3に示す。図3の例に拠れば、コンテンツ情報格納部110には「コンテンツ情報名」「コンテンツブロック名」「課金情報」「暗号化コンテンツ」が関連付けられて格納されている。図2に示すようなコンテンツ情報40がコンテンツサーバ30から送信されると、図3に示すように「コンテンツ情報名」として「コンテンツ情報40」が格納され、その「コンテンツ情報40」に関連付けて「コンテンツブロック41〜44」「課金情報411〜441」「暗号化コンテンツ412〜442」が格納されている。この図3では理解を容易にするために「コンテンツ情報名」「コンテンツブロック名」といったように直接的に名称を取り扱ったが、「コンテンツID」といった管理情報を導入してもよい。
【0017】
入力部102は、ユーザが入力する情報を検査部103に出力する部分である。より具体的には、ユーザがどのコンテンツを見たいかを選択し、その選択したコンテンツを特定する情報(例えば、コンテンツ名称、コンテンツID)を検査部103に出力する。
【0018】
検査部103は、入力部102から出力されるコンテンツを特定する情報に基づいて、コンテンツ情報格納部110に格納されているコンテンツ情報を選択する部分である。より具体的には、検査部103は、コンテンツ情報格納部110に格納されているコンテンツ情報の中から該当するコンテンツ情報を選択し、その選択したコンテンツ情報が改竄されていないかを検査する。検査部103はその検査の結果、選択したコンテンツ情報が改竄されていると判断した場合にはそのまま処理を終了する。一方、検査部103は、選択したコンテンツ情報が改竄されていないと判断した場合にはその選択したコンテンツ情報を分離部104に出力する。例えば、入力部102から出力されたコンテンツを特定する情報が「コンテンツ情報40」であれば、コンテンツ情報格納部110に格納されている情報(図3参照)の中から「コンテンツ情報40」に関連する全ての情報を選択し、この「コンテンツ情報40」が改竄されていないかを検査した後にその選択した情報を分離部104に出力する。ここで、「コンテンツ情報40」は実質的に「コンテンツブロック41〜44」の集合体であるから、検査部103は「コンテンツブロック41〜44」を選択して分離部104に出力してもよい。更に、「コンテンツ情報40」の先頭のデータである「コンテンツブロック41」を選択して分離部104に出力してもよい。このようにブロックごとに処理する場合には、検査部103はまず「コンテンツブロック41」を分離部104に出力し、後述する復号処理が完了すると次のブロックである「コンテンツブロック42」を分離部104に出力する。このようにして「コンテンツ情報40」に含まれるコンテンツブロックを順次処理する。
【0019】
分離部104は、コンテンツ情報を暗号化コンテンツと課金情報とに分離し、暗号化コンテンツは復号部105に、課金情報はICカード20の生成部201にそれぞれ出力する部分である。例えば、検査部104から出力される情報が「コンテンツブロック41」であれば、分離部104は「コンテンツブロック41」を「課金情報411」と「暗号化コンテンツ412」に分離する。分離部104は「課金情報411」を生成部201に、「暗号化コンテンツ412」を復号部105にそれぞれ出力する。
【0020】
生成部201は、分離部104から出力される課金情報に基づいてコンテンツの対価を算出すると共に、暗号化されたコンテンツを復号するための鍵情報を生成する部分である。生成部201は算出した対価を課金部202に出力し、鍵情報を復号部105に出力する。より具体的には、分離部104から出力される課金情報が「課金情報411」であれば、生成部201はその「課金情報411」に含まれている課金ロジックに基づいて「暗号化コンテンツ412」の対価を算出して課金部202に出力し、同様に「課金情報411」に含まれている情報に基づいて対応する暗号化コンテンツである「暗号化コンテンツ412」を復号するための鍵情報を生成して復号部105に出力する。
【0021】
課金部202は、生成部201が出力する対価に基づいて、金額情報格納部210に格納されている前払い金額情報からその対価に相当する所定の金額を減算して課金実績情報を生成する部分である。金額情報格納部210に格納される情報の例を図4に示す。図4に示す例に拠れば金額情報格納部210には、「前払い金額情報」「利用コンテンツ」「対価」「課金実績情報」が関連付けられて格納されている。「前払い金額情報」は、課金サーバ35から払い出しを受けたプリペイドマネーの情報である。「利用コンテンツ」は、ユーザが利用したコンテンツを特定する情報である。「対価」は「利用コンテンツ」に対応する利用金額を示す情報である。「課金実績情報」は、「前払い金額情報」から「対価」の総和を差し引いた金額を示す情報である。例えば、生成部201から「コンテンツブロック41」を「100円」で利用した旨の情報が課金部202に出力されると、課金部202は金額情報格納部210の対応する部分にそれらの情報を格納し、「前払い金額情報」から「対価」を減算して「課金実績情報」を生成する。課金部202は、この減算が完了するとその旨の情報を監視部106に出力する。また、課金部202は、この減算に失敗すると(例えば、「前払い金額情報」よりも「対価」の総和が多い場合)その旨の情報を監視部106に出力する。
【0022】
課金送受信部203は、課金サーバ35から送信される前払い金額情報を受信して金額情報格納部210に格納すると共に、金額情報格納部210に格納されている課金実績情報を課金サーバ35に送信する部分である。課金送受信部203が課金サーバ35と情報を送受信するタイミングは、予め定められている所定のタイミングであっても、ユーザが入力する指示に応じてであってもよい。
【0023】
復号部105は、分離部104から出力される暗号化コンテンツを、生成部201から出力される鍵情報を用いて復号し、その復号したコンテンツを表示部107に出力する部分である。復号部105は、暗号化コンテンツの復号が完了するとその旨の情報を監視部106に出力する。また、復号部105は暗号化コンテンツの復号に失敗すると(例えば、鍵情報がマッチしない場合)その旨の情報を監視部106に出力する。
【0024】
表示部107は、復号部105から出力される復号されたコンテンツを表示する部分である。
【0025】
監視部106は、復号部105及び課金部202から出力される情報に基づいて復号部105及び課金部202の動作を監視する部分である。課金部202から課金に失敗した旨の情報が出力されると、監視部106は復号部105にその課金に失敗した暗号化コンテンツを復号しないように指示する情報を出力する。復号部105は、この指示を受け取ると該当する暗号化コンテンツを復号せずに破棄する。また、復号部105から暗号化コンテンツの復号に失敗した旨の情報が出力されると、監視部106は課金部202にその復号に失敗した暗号化コンテンツに対応する課金をしないように指示する情報を出力する。課金部202は、この指示を受け取ると金額情報格納部210に格納されている情報から、該当する課金情報を削除する。例えば図4の例において、コンテンツブロック41の復号に失敗すれば、そのレコードを削除して課金実績情報を10,000円に戻すことで課金処理のロールバックを行う。
【0026】
最後にコンピュータを、上記実施形態の携帯電話機10として機能させるためのコンテンツ利用プログラム92及びそれが記録されているコンピュータ読取可能な記録媒体9について説明する。図5は、コンテンツ利用プログラム92が記録されている記録媒体9の構成を示した図である。記録媒体9としては、例えば、磁気ディスク、光ディスク、CD−ROM、コンピュータに内蔵されたメモリなどが該当する。
【0027】
記録媒体9は、図5に示すように、プログラムを記録するプログラム領域91と、データを記録するデータ領域93とを備えている。データ領域93には、図1を用いて説明したコンテンツ情報格納部110と同様のコンテンツ情報データベース935、金額情報格納部210と同様の金額情報データベース936がそれぞれ格納されている。
【0028】
プログラム領域91には、コンテンツ利用プログラム92が記録されている。コンテンツ利用プログラム92は、処理を統括するメインモジュール921と、受信モジュール922と、入力モジュール923と、検査モジュール924と、分離モジュール925と、復号モジュール926と、監視モジュール927と、表示モジュール928と、生成モジュール929と、課金モジュール930と、課金送受信モジュール931とを備える。ここで、受信モジュール922、入力モジュール923、検査モジュール924、分離モジュール925、復号モジュール926、監視モジュール927、表示モジュール928、生成モジュール929、課金モジュール930、課金送受信モジュール931のそれぞれを動作させることによって実現する機能は、上記携帯電話機10の受信部101、入力部102、検査部103、分離部104、復号部105、監視部106、表示部107、生成部201、課金部202、課金送受信部203のそれぞれの機能と同様である。
【0029】
【発明の効果】
本発明によれば、暗号化されたコンテンツと課金情報とが関連付けられて含まれているコンテンツ情報を受信するので、各コンテンツに対応する対価を特定することができる。対価の算出と鍵情報の生成とを対応させて行うので、例えば、課金処理と再生処理とを並行して行う場合に効率的に対価と鍵情報とを提供できる。前払い金額情報から所定の金額を減算して課金実績情報を生成するので、例えば、前払い金額情報が示す残高よりも減算する金額が多ければ課金実績情報が生成不可能となり課金漏れの発生を低減できる。課金実績情報の生成に応じてコンテンツの復号を行うので、前払い金額情報が示す残高がコンテンツの対価よりも少なければコンテンツが復号されず、対価の回収を的確に行うことができる。また、このコンテンツ利用装置では個々の装置を識別する情報を用いることなくコンテンツの利用を可能としているので、コンテンツ情報を受け渡せば他の装置において利用したコンテンツの再利用を容易に行うことができる。従って本発明の目的とする、コンテンツの利用に応じた課金を的確に行うことができ、他の装置において利用したコンテンツの再利用を容易に行うことができるコンテンツ利用装置、及びコンテンツ利用プログラムを提供することができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態である携帯電話機を説明するための図である。
【図2】図1の受信部が受信するコンテンツ情報の例を示す図である。
【図3】図1のコンテンツ情報格納部に格納されている情報の例を示す図である。
【図4】図1の金額情報格納部に格納されている情報の例を示す図である。
【図5】本発明の実施形態であるコンテンツ利用プログラムを説明するための図である。
【符号の説明】
10…携帯電話機、101…受信部、102…入力部、103…検査部、104…分離部、105…復号部、106…監視部、107…表示部、201…生成部、202…課金部、203…課金送受信部、110…コンテンツ情報格納部、210…金額情報格納部、30…コンテンツサーバ、35…課金サーバ。

Claims (4)

  1. 暗号化されたコンテンツと当該コンテンツをユーザが利用する際の対価を特定する情報を含む課金情報とが関連付けられて含まれるコンテンツ情報を受信する受信手段と、
    前記暗号化されたコンテンツの利用を要求する要求情報の入力に応じて、前記課金情報に基づいて前記対価を算出すると共に前記暗号化されたコンテンツを復号するための鍵情報を生成する生成手段と、
    前記生成手段が算出した対価に基づいて、予め金額情報格納手段に格納されている前払い金額情報から所定の金額を減算して課金実績情報を生成する課金手段と、
    当該課金実績情報の生成に応じて、前記暗号化されたコンテンツを前記鍵情報を用いて復号する復号手段と、
    当該復号したコンテンツを出力する出力手段と、
    を備えるコンテンツ利用装置。
  2. 前記前払い金額情報を受信して前記金額情報格納手段に格納すると共に、前記課金実績情報を送信する課金送受信手段を更に備える、請求項1に記載のコンテンツ利用装置。
  3. 当該コンテンツ利用装置はICカードを備え、
    少なくとも前記生成手段及び前記課金手段は前記ICカードに形成されている、請求項1に記載のコンテンツ利用装置。
  4. コンピュータを、
    暗号化されたコンテンツと当該コンテンツをユーザが利用する際の対価を特定する情報を含む課金情報とが関連付けられて含まれるコンテンツ情報を受信する受信手段と、
    前記暗号化されたコンテンツの利用を要求する要求情報の入力に応じて、前記課金情報に基づいて前記対価を算出すると共に前記暗号化されたコンテンツを復号するための鍵情報を生成する生成手段と、
    前記生成手段が算出した対価に基づいて、予め金額情報格納手段に格納されている前払い金額情報から所定の金額を減算して課金実績情報を生成する課金手段と、
    当該課金実績情報の生成に応じて、前記暗号化されたコンテンツを前記鍵情報を用いて復号する復号手段と、
    当該復号したコンテンツを出力する出力手段と、
    して機能させるコンテンツ利用プログラム。
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