JP4319323B2 - 転写具 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、手で把持して、紙面等を押圧しながら後方へ移動させることにより、リールから繰り出される転写テープに塗着されている糊料もしくは修正用塗膜を紙面等に転写する転写具に関し、特にその転写具において転写テープやリール等が収容されるケースの改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に転写具のケースは、一面が開口する扁平な1対のケース部材を、開口面同士を対面させて、一方のケース部材の内面に立設した固定用ピンを、他方のケース部材の内面に設けた嵌合孔に嵌合させることによって両ケース部材を一体化させて形成されている。
【0003】
この場合、固定用ピンは、先細になるようにほぼ全長に亘って漸次縮径した形状とし、この固定用ピンを内径が一定の嵌合孔に圧入することによって1対のケース部材を一体化することが行われている。
しかし、この方法は、転写具の商品の販売経路における輸送中または需要者の使用中において、ケースを構成する1対のケース部材が、相互に分離して使用不可となることを有効に防止できる利点がある反面、次のような問題点がある。
【0004】
(1)固定用ピンのほぼ全長に亘って漸次縮径した形状となっているために、強く圧入すれば、1対のケース部材が強固に一体化されるが、圧入が弱く押し込み深さが浅い場合、逆に固定用ピンが嵌合孔から抜け易くなり、1対のケース部材が分離し易い。
【0005】
(2)1対のケース部材のうち一方が圧入工程中に破損した場合、他方の破損しない方のケース部材を有効利用するために、両ケース部材を分離させようとしても強固に一体されており、分離が容易でない。
【0006】
(3)前記(1)(2)の理由より、圧入の程度を最適に管理する必要があるが、この管理が手数を要し、作業能率の向上を阻害する要因となっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、前記の現状に鑑み、実用上充分な1対のケース部材の一体化の強度が得られるとともに、一体化の行程中に一方のケース部材が破損した場合も、比較的容易に両ケース部材を分離でき、更に一体化作業における固定用ピンの嵌合孔への圧入行程の管理も容易な固定用ピンと嵌合孔の構造を有するケース部材を備える転写具を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明によると上記課題は、次のようにして解決される。
(1)一面が開口する扁平な1対のケース部材を、開口面同士を対面させて、一方のケース部材の内底面に立設した固定用ピンを、他方のケース部材の内底面に設けた嵌合孔に嵌合させることによって両ケース部材を一体化させて形成したケースの内部に、糊料もしくは修正用塗膜を塗着した転写テープを収容し、この転写テープをケースの一部から突出させた転写ヘッドによって紙面等に押圧し糊料もしくは修正用塗膜を転写するようにした転写具において、固定用ピンの先端部の端面の周縁を面取りするとともに、基部を先細になるように漸次縮径し、かつ先端部と基部間の中間部を一定の軸径とする。
【0009】
(2)上記(1)項において、固定用ピンの外周面と嵌合孔の内周面の形状を、固定用ピンを嵌合孔に嵌合させようとした際に、各ケース部材を水平に位置させた場合の平面視において、両者が少なくとも2箇所で線接触または点接触するような形状とし、かつ固定用ピンを嵌合孔に圧入して嵌合させることによって、固定ピンの外周面または嵌合孔の内周面の一部が塑性変形して、固定用ピンと嵌合孔とが前記の線接触または点接触しないで間隙が存在する部分に入り込むようにする。
【0010】
(3)上記(2)項において、各ケース部材を水平に位置させた場合の平面視において、固定用ピンの外周面を円状の形状とし、嵌合孔の内周面の少なくとも一部をD字状の形状とする。
【0011】
(4)上記(2)項において、各ケース部材を水平に位置させた場合の平面視において、固定用ピンの外周面と嵌合孔の内周面とのいずれか一方を円状の形状とし、他方を楕円状の形状とする。
【0012】
(5)上記(2)項において、各ケースを部材を水平に位置させた場合の平面視において、固定用ピンの外周面と嵌合孔の内周面とのいずれか一方を、円周囲に放射状に突起を付設した形状とし、他方を円周囲に放射状に突起を付設した形状または円状の形状とする。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の転写具の実施形態を、添付図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の転写具(1)において、1対のケース部材(2)(3)を分離して内部を示した斜視図である。
図2は、図1における上側のケース部材(2)の座面図、図3は、図1における下側のケース部材(3)の平面図である。
【0014】
1対のケース部材(2)(3)は、それぞれ通常、縦長楕円状で一面が開口する扁平なケース部材として成形される。
1対のケース部材(2)(3)のいずれか一方、図1においては上側のケース部材(2)の内底面(2a)に固定用ピン(2b)が立設され、下側のケース部材(3)の内底面(3a)には、嵌合孔(3b)が設けてある。
【0015】
これらの両ケース部材(2)(3)を一体化するには、上側のケース部材(2)の固定用ピン(2a)を、下側のケース部材(3)の嵌合孔(3b)に圧入して嵌合させることにより一体化することができる。
下側のケース部材(3)には、転写テープ(4)を繰り出す繰出リール(5)が大歯車(6)と一体となって内底面(3a)に立設された支軸(7)に枢支され、前記大歯車(6)と噛合する小歯車(8)と一体をなす巻取リール(9)が内底面(3a)に立設された支軸(10)に枢支されている。
【0016】
転写テープ(4)は、繰出リール(5)から繰り出され、ガイドピン(11)に案内されて転写ヘッド(12)で反転されて巻取リール(9)に巻取られる。
【0017】
本発明は、固定用ピン(2a)と嵌合孔(3b)を特定の形状に形成することに大きな特徴がある。
図4は、図2におけるIVーIV線部分断面図、
図5は、図3におけるVーV線部分断面図である。
図6は、固定用ピン(2b)の先端部のみを一部分だけ嵌合孔(3b)に嵌挿した状態の縦断面図である。
図7は、図6におけるVII−VII線部分平面図、
図8は、図7において固定用ピン(2b)を嵌合孔(3b)に圧入して嵌合させた後の平面図である。
【0018】
従来の転写具のケースに用いられている固定用ピンの形状は、前記したようにほぼ全長に亘って漸次縮径した形状の固定用ピンである。
これに対して、本発明においては、図4に示すように固定用ピン(2b)の形状を、先端部の端面(2c)の周縁(2d)を面取りするとともに、基部(2e)を先細になるように漸次縮径し、かつ先端部と基部間の中間部(2f)を一定の軸径とする。
【0019】
なお、基部(2e)の長さは、固定用ピン(2b)の全長の30%以下、通常2〜5mm程度が望ましい。
固定用ピン(2b)のうち、符号A、B、Cで示す部分がそれぞれ面取りした部分、中間部、基部である。
【0020】
また嵌合孔(3b)は、従来の転写具のケースに用いられている嵌合孔と同じように、内径が一定の長孔であってもよいが、次のような形状のものが好ましい。
【0021】
すなわち、図5に示すように、ケース部材(3)を水平に位置させた場合の平面視において、嵌合孔(3b)の内周面の少なくとも一部をD字状の形状としたものが好ましい。
【0022】
図5に示す状態では、嵌合孔(3b)の深さの約3分の1までは、平面視を円状とし、それ以上の深さの部分(D)を平面視が(D)字状となる形状にしてある。
【0023】
固定用ピン(2b)と嵌合孔(3b)の寸法の関係は、固定用ピン(2b)を嵌合孔(3b)に嵌合させようとした際、すなわち、図6に示すように、固定用ピン(2b)の先端部のみを一部分だけ嵌合孔(3b)に嵌挿させた場合に、平面視において固定用ピン(2b)の外周面と嵌合孔(3b)の内周面とが、2箇所で点接触するような寸法にしてある。
【0024】
図6、図7において符号E、Fで示す部分が、平面視において点接触している部分であり、このうち符号Fで示す部分では、全体的に見れば固定用ピン(2b)の外周面と嵌合孔(3b)の内周面とが線接触している。
【0025】
図6、図7に示す状態に続いて、固定用ピン(2b)を嵌合孔(3b)に圧入して嵌合させると、図8に示すように、固定用ピン(2b)の外周面の一部が塑性変形して、固定用ピン(2b)と嵌合孔(3b)とが前記の点接触または線接触しないで間隙(13)が存在する部分に入り込み、その結果として、前記の点接触または線接触の近傍部分が面接触となり、それによって固定用ピン(2b)は、嵌合孔(3b)に強固に嵌合され固定される。
【0026】
図8において、符号14で示す部分が、塑性変形した部分であり、符号Gで示す部分が面接触となっている。
【0027】
図9は、第2の実施形態における図7に相当する図面であり、図10は、図8に相当する図面である。
【0028】
本実施形態における固定用ピン(2b)の形状は、第1の実施形態の場合と同じであるが、嵌合孔(3b)は、平面視が円状の長孔の内周面に、放射状に3箇所の部分に、弧板状突部(15)を孔軸方向に、その途中から下半部分に設けた形状となっている。
【0029】
固定用ピン(2b)の先端部を嵌合孔(3b)内の弧板状突部(15)の頂部に当接するまで嵌挿した場合、図9に示すように、固定用ピン(2b)の端面周縁の面取り部分が3箇所の弧板状突部(15)の頂部縁に線接触するような寸法にしてある。符号Hで示す部分が線接触している部分である。
【0030】
この状態に続いて、固定用ピン(2b)を嵌合孔(3b)内に圧入して嵌合させると、図10に示すように、固定用ピン(2b)の外周面の一部が塑性変形して、固定用ピン(2b)と嵌合孔(3b)間の間隙(13)部分に入り込み、前記の線接触の近傍部分が面接触となり、それによって固定用ピン(2b)は、嵌合孔(3b)に強固に嵌合され固定される。
【0031】
符号16で示す部分が塑性変形した部分であり、符号Iで示す部分が面接触となっている。
【0032】
図11は、第3の実施形態における図7に相当する図面であり、図12は、図8に相当する図面である。
【0033】
本実施形態における固定用ピン(2b)は、平面視が楕円状となるように形成され、先端部の端面の周縁は面取りしてある。
【0034】
嵌合孔(3b)は、平面視が円状の長孔の内周面を孔軸方向の下半部分において段状に縮径してある。
【0035】
固定用ピン(2b)の先端部を嵌合孔(3b)内の前記段状に縮径した部分の頂部に当接するまで嵌挿した場合、図11に示すように、固定用ピン(2b)の端面周縁の面取り部分が、楕円の長径方向の2箇所で、前記段状に縮径した部分の頂部で点接触するような寸法にしてある。
符号Jで示す部分が点接触している部分である。
【0036】
この状態に続いて、固定用ピン(2b)を嵌合孔(3b)内に圧入して嵌合させると、図12に示すように固定用ピン(2b)の外周面の一部が塑性変形して、固定用ピン(2b)と嵌合孔(3b)間の間隙(13)部分に入り込み、前記の点接触の近傍部分が、面接触となり、それによって固定用ピン(2b)は、嵌合孔(3b)に強固に嵌合され固定される。
【0037】
符号17で示す部分が塑性変形した部分であり、符号Kで示す部分が面接触となっている。
【0038】
図13は、第4の実施形態における図7に相当する図面であり、図14は、図8に相当する図面である。
【0039】
本実施形態における固定用ピン(2b)は、平面視において、固定用ピン(2b)の外周面の円周面に放射状に突起(18)を付設した形状、つまり固定用ピン(2b)の外周面に平面視において放射状になるように縦条の突起(18)を付すとともに、固定用ピン(2b)の先端部の端面の周縁は面取りしてある。
【0040】
嵌合孔(3b)は、平面視が円状の長孔の内周面を孔軸方向の下半部分において段状に縮径している。
【0041】
固定用ピン(2b)の先端部を嵌合孔(3b)内の前記段状に縮径した部分の頂部に当接するまで嵌挿した場合、図13に示すように、固定用ピン(2b)の前記突起(18)の下端と線接触または点接触するような寸法にしてある。
【0042】
符号Lで示す部分が線接触または点接触している部分である。
この状態に続いて、固定用ピン(2b)を嵌合孔(3b)内に圧入して嵌合させると、図14に示すように固定用ピン(2b)の前記突起(18)が、その頂部が押し潰されて左右両側に膨出するように塑性変形して、固定用ピン(2b)と嵌合孔(3b)間の間隙(13)部分に入り込み、突起(18)の押し潰された頂部と嵌合孔(3b)の内周面とが面接触となり、それによって固定用ピン(2b)は、嵌合孔(3b)に強固に嵌合され固定さる。
【0043】
符号19で示す部分が塑性変形した部分であり、符号Mで示す部分が面接触している部分である。
なお、請求項1において、固定用ピン(2b)の先端部と基部間の中間部が、一定の軸径であることを要件としているが、本明細書において一定の軸径とは、たとえば先細になるように先端部に向って漸次縮径した場合のように、中間部の側面視が、先端部または基部に向って、いわゆるテーパを有していないことを指称する。
【0044】
したがって、前記の第3、第4の実施形態における平面視が楕円状の固定用ピンや円状の円周に放射状の突起が付設された形状のものも、中間部の側面視が、いわゆるテーパを有していない限り、本明細書において指称する軸径が一定の範疇に属するものである。
【0045】
【発明の効果】
本発明は、次のような効果を奏する。
(1) 請求項1記載の発明によれば、固定用ピンの基部の部分のみが先細になるように漸次縮径されているため、一旦、嵌合孔内に圧入した固定用ピンを、たとえば、圧入工程中において1対のケース部材のうちの一方のケース部材が破損し、他方の破損していないケース部材を有効利用するために、両ケース部材を分離したい場合にも、過度の圧入によって、分離が困難となることもない。
【0046】
また、基部の部分のみが、先細になっているために、従来のように、固定用ピンの全長が先細になっている場合に比較して、過度の圧入となる虞が少なく、圧入工程の管理も容易であり、作業能率上も有利である。
【0047】
(2) 請求項2記載の発明によれば、固定用ピンの外周面の一部が塑性変形して、固定用ピンと嵌合孔間の間隙に入り込んだ部分が、嵌合孔の内周面に強い押圧状態で面接触するために、強固な嵌合状態が得られ、1対のケース部材が、実用上充分な程度に強固に一体化されるとともに、前記面接触の部分は、複数箇所に分散し、これらの間には、非接触の間隙が存在するために、圧入工程中において1対のケース部材のうちの一方のケース部材が破損して、両ケース部材を分離したい場合にも、比較的容易に分離できる。
【0048】
(3) 請求項3〜請求項5のいずれかに記載の発明によれば、比較的簡単な固定用ピンと嵌合孔の形状で、前記した請求項2記載の発明の効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の転写具において、1対のケース部材を分離して内部を示した斜視図である。
【図2】図1における上側のケース部材の底面図である。
【図3】図1における下側のケース部材の平面図である。
【図4】図2におけるIV−IV線部分断面図である。
【図5】図3におけるV−V線部分断面図である。
【図6】固定用ピンの先端部のみを一部分だけ嵌合孔に嵌挿した状態の縦断面図である。
【図7】図6におけるVII−VII線部分平面図である。
【図8】図7において固定用ピンを嵌合孔に圧入して嵌合させた後の平面図である。
【図9】第2の実施形態における図7に相当する図面である。
【図10】第2の実施形態における図8に相当する図面である。
【図11】第3の実施形態における図7に相当する図面である。
【図12】第3の実施形態における図8に相当する図面である。
【図13】第4の実施形態における図7に相当する図面である。
【図14】第4の実施形態における図8に相当する図面である。
【符号の説明】
(1)転写具
(2)(3)ケース部材
(2a)(3a)内底面
(2b)固定用ピン
(2c)端面
(2d)周縁
(2e)基部
(2f)中間部
(2g)端面の楕円状縁
(3b)嵌合孔
(4)転写テープ
(5)繰出リール
(6)大歯車
(7)(10)支軸
(8)小歯車
(9)巻取リール
(11)ガイドピン
(12)転写ヘッド
(13)間隙
(14)(16)(17)(19)塑性変形部分
(15)弧板状突部
(18)突起
Claims (5)
- 一面が開口する扁平な1対のケース部材を、開口面同士を対面させて、一方のケース部材の内底面に立設した固定用ピンを、他方のケース部材の内底面に設けた嵌合孔に嵌合させることによって両ケース部材を一体化させて形成したケースの内部に、糊料もしくは修正用塗膜を塗着した転写テープを収容し、この転写テープをケースの一部から突出させた転写ヘッドによって紙面等に押圧し糊料もしくは修正用塗膜を転写するようにした転写具において、固定用ピンの先端部の端面の周縁を面取りするとともに、基部を先細になるように漸次縮径し、かつ先端部と基部間の中間部を一定の軸径としたことを特徴とする転写具。
- 固定用ピンの外周面と嵌合孔の内周面の形状を、固定用ピンを嵌合孔に嵌合させようとした際に、各ケース部材を水平に位置させた場合の平面視において、両者が少なくとも2箇所で線接触または点接触するような形状とし、かつ固定用ピンを嵌合孔に圧入して嵌合させることによって、固定ピンの外周面または嵌合孔の内周面の一部が塑性変形して、固定用ピンと嵌合孔とが前記の線接触または点接触しないで間隙が存在する部分に入り込むようにしたこしとを特徴とする請求項1記載の転写具。
- 各ケース部材を水平に位置させた場合の平面視において、固定用ピンの外周面を円状の形状とし、嵌合孔の内周面の少なくとも一部をD字状の形状としたことを特徴とする請求項2記載の転写具。
- 各ケース部材を水平に位置させた場合の平面視において、固定用ピンの外周面と嵌合孔の内周面とのいずれか一方を円状の形状とし、他方を楕円状の形状としたことを特徴とする請求項2記載の転写具。
- 各ケースを部材を水平に位置させた場合の平面視において、固定用ピンの外周面と嵌合孔の内周面とのいずれか一方を、円周囲に放射状に突起を付設した形状とし、他方を円周囲に放射状に突起を付設した形状または円状の形状としたことを特徴とする請求項2記載の転写具。
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