JP4317516B2 - 電気回路基板用ケース - Google Patents

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Description

本発明は、電気回路基板用ケースに関し、例えば、燃料電池の各セルの電圧を測定するためのセル電圧検出制御ユニット(以下、単に「制御ユニット」という)において電気回路基板用ケースを構成するハウジングとカバーとの接着構造に関する。
従来、単セルを複数積層してなる燃料電池では、各セルが正常な状態にあるかどうかを知るために、セパレータ間の電圧を制御ユニットで測定して、監視している。このため、燃料電池のセル電圧監視用の各セパレータ接続端子の端子群は、例えば、特許文献1に開示されているように、制御ユニットのハウジングに形成され、防水機構が施された接続コネクタの中継端子を介して電気回路基板に接続されている。
このような燃料電池において、セパレータ接続端子と接続コネクタ(コネクタモジュール)との接続箇所には、外部から浸入する水分による端子間の短絡を防止するために、防水機構が施されている。さらに、ハウジングに設置された中継端子および電気回路基板は、水がかからないように、カバーによって覆われている。
また、電気回路基板を設けたハウジングを、前記カバーで密閉する手段としては、例えば、接着剤を使用した電気回路基板用ケースが特許文献2に開示されている。この電気回路基板用ケースは、ハウジングの全周に接着剤を充填する接着剤充填溝を形成して、接着剤によりカバーとハウジングとを密着させた状態で接着硬化することによって、電気回路基板が水に浸ることを防止している。
特開2004−127779号公報(段落0013〜0019、図1) 特開2000−323865号公報(段落0014〜0018、図1〜図3)
しかしながら、特許文献1の燃料電池の制御ユニットでは、ハウジングに設けられた接続コネクタと電気回路基板とをカバーで覆って、このカバーをハウジングにねじ止めすることにより、接続コネクタおよび電気回路基板を電気回路基板用ケース内に封止していた。このような封止手段では、カバーとハウジングとの間に微小な隙間ができて、その隙間から水が浸入することがあるため、防水性および密閉性に問題があった。
また、特許文献2の電気回路基板用ケースでは、ハウジングにカバーを封止する手段として接着剤を使用した場合、接着剤が接着剤充填溝から溢れたり、また、接着剤注入ノズルの位置がズレたり、また、接着剤注入ノズルから吐出された接着剤の位置がずれたりすることによって、接着剤が中継端子の設置されている側に流れ込むという問題があった。
また、従来、接続コネクタの中継端子とこの接続コネクタに接続される端子(セパレータ接続端子)とが、カムロックの回動でスライダが可動されることによって、接続コネクタの可動部が前記端子に圧接されて、端子が電気的に接続されるZIF(Zero Insertion Force)コネクタがある。このようなZIFコネクタにあっては、中継端子に接着剤が付着して硬化すると、可動部が動かなくなったり、端子を収容する部分が固着して、端子の接続や接続解除ができなくなるという問題があった。
そこで、本発明は、前記従来技術の問題点を解決するためになされたものであり、上部部材と下部部材との密閉性を向上させるとともに、接着剤が接続コネクタなどに付着することを防止した電気回路基板用ケースを提供することを課題とする。
前記課題を解決するために、請求項1に記載の電気回路基板用ケースは、上部部材と下部部材とを含んでなり、前記上部部材の周囲および前記下部部材の周囲の合わせ目が接着剤で接着される電気回路基板用ケースにおいて、前記電気回路基板用ケースは、凸状に伸びる接続端子が複数配置された電気接続用の端子群を有する接続対象機器の前記端子群を収容する接続コネクタを内部に備え、前記合わせ目と前記接続コネクタとが近接する部分には、前記接着剤が前記接続コネクタ側に流れ込むのを防止する壁が設けられていることを特徴とする。
請求項1に記載の電気回路基板用ケースの発明によれば、電気回路基板用ケースは、上部部材と下部部材とからなり、上部部材の周囲および下部部材の周囲の合わせ目が接着剤で接着されて密閉されている。この合わせ目の接続コネクタに近接する部分には、接着剤が接続コネクタ側に流れ込むのを防止する壁が設けられている。
これにより、接着剤を合わせ目に塗り付けたときや、その後、上部部材と下部部材とを合わせ目で合わせたときに、接着剤が合わせ目から溢れて接続コネクタに流れ込むことを防止できる。このため、壁は、接続コネクタの端子に接着剤が付着して、導通不良を起きることを防止することができる。
例えば、カムロックを回動操作することによって、端子同士が強固に接続されるZIFコネクタの場合では、前記壁によって、合わせ目から溢れた接着剤が接続コネクタ内の端子に流れて付着することを阻止できる。これにより、壁は、端子の可動部に接着剤が付着して、接続コネクタの可動部が動かなくなることによって導通不良が惹起することを防止できる。
請求項2に記載の電気回路基板用ケースは、請求項1に記載の電気回路基板用ケースであって、前記電気回路基板用ケースには、電気部品を設置した電気回路基板が設けられ、前記壁は、前記電気回路基板が設置された高さより、低く形成されていることを特徴とする。
請求項2に記載の電気回路基板用ケースの発明によれば、壁は、電気回路基板が設置された高さより、低く形成されている。これにより、壁は、前記合わせ目から溢れ出た接着剤が電気回路基板より下側を流れるため、その接着剤が電気回路基板に付着することを防止することができる。
請求項3に記載の電気回路基板用ケースは、請求項1または請求項2に記載の電気回路基板用ケースであって、前記壁は、前記接着剤が接着される側の先端部に傾斜面を有することを特徴とする。
請求項3に記載の電気回路基板用ケースの発明によれば、壁は、接着剤が接着される側の先端部に傾斜面を有する。これにより、前記合わせ目に接着剤を吐出した時に、傾斜面上に接着剤が付着した場合、その接着剤が傾斜面を下降するように接着剤充填溝に流れ落ちる。その結果、傾斜面上に付着した接着剤、および接着剤充填溝から傾斜溝側に流れた接着剤は、傾斜面によって合わせ目側に流れるようにガイドされるため、接着剤を吐出すべき合わせ目に正確に、かつ、容易に吐出できるようになる。したがって、壁の傾斜面は、接続コネクタに接着剤が付着することを防止することができる。
請求項4に記載の電気回路基板用ケースは、請求項1ないし請求項3のいずれか一項に記載の電気回路基板用ケースであって、前記下部部材には、周部に前記接着剤を充填するための接着剤充填溝が形成され、前記上部部材には、前記接着剤充填溝に挿入されて接着される環状突起が設けられていることを特徴とする。
請求項4に記載の電気回路基板用ケースの発明によれば、上部部材は、周部に接着剤が充填された接着剤充填溝に環状突起を挿入して接着される。このため、上部部材の周部と下部部材との合わせ目が接着剤内に没入して密着され、電気回路基板用ケース内に電気回路基板が封止される。その結果、電気回路基板用ケースは、電気回路基板を完全防水することができる。
請求項5に記載の電気回路基板用ケースは、請求項4に記載の電気回路基板用ケースであって、前記壁は、前記接着剤充填溝の前記接続コネクタが設置されている側に隣設されていることを特徴とする。
請求項5に記載の電気回路基板用ケースの発明によれば、壁は、接着剤充填溝の接続コネクタが設置されている側に隣設されていることより、接着剤が接着剤充填溝から溢れ出て、接続コネクタに流れて付着することを防止できる。
本発明の電気回路基板用ケースによれば、上部部材と下部部材との合わせ目の接続コネクタに近接する部分に、接着剤が接続コネクタ側に流れ込むのを防止する壁が設けられていることにより、所望位置に接着剤を吐出できるため、電気回路基板用ケースの密閉性および防水性を向上させることができる。さらに、壁は、接着剤が接続コネクタに流れて付着することを防止するため、接着剤が端子の接続部に付着したことに起因する接続不良を解消することができる。
また、接着剤流れ込み防止壁は、カムロックの回動操作によって、端子同士が電気的に接続されるZIFコネクタにおいて、中継端子に接着剤が付着して硬化することより中継端子の可動部が動かなくなって、端子間が導通不良となることを解消して、品質の向上を図ることができる。
次に、図1〜図7を参照して、本発明を実施するための最良の形態(以下、「実施形態」という)を説明する。
なお、本発明の実施形態に係る電気回路基板用ケースは、設置したときの向きによって上下および表裏の方向が変わるが、便宜上、図1に示す上側を「上」、下側を「下」として説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る電気回路基板用ケースを示す説明図である。図2は、本発明の実施形態に係る電気回路基板用ケースを示す分解斜視図である。図3は、本発明の実施形態に係る電気回路基板用ケースを示す図であり、接着剤を充填したときの状態を示すハウジングの一部部分拡大断面を有する平面図である。
≪電気回路基板用ケース≫
図1に示すように、電気回路基板用ケース1は、接続コネクタCや電気回路基板6などの電気部品を内設して封止した箱体である(図2参照)。電気回路基板用ケース1は、下側に配置されたハウジング5と、このハウジング5の上面に密着されるカバー7とから構成されて、カバー7の周囲およびハウジング5の周囲の合わせ目が接着剤11(図3参照)で接着されている。電気回路基板用ケース1には、後記のように、凸状に伸びるセパレータ接続端子4aが複数配置された電気接続用の端子群4を有する燃料電池FCの端子群4を収容する接続コネクタCを内部に備えている。
以下、電気回路基板用ケース1の一例として、燃料電池FCに使用される制御ユニット2を挙げて本発明の実施の形態を説明する。
≪燃料電池≫
図1に示すように、燃料電池FCは、燃料ガスと酸化剤ガスとの反応によって発電を行うものである。燃料電池FCは、図示しない膜電極構造体を挟み込むセパレータ3が複数積層されるとともに、これらが枠体Bに収納されて構成されている。また、燃料電池FCには、制御ユニット2(セル電圧ECU(Electronic Control Unit))が設けられている。
なお、燃料電池FCは、特許請求の範囲に記載の「接続対象機器」に相当する。
≪セパレータ、セパレータ接続端子≫
積層されたセパレータ3には、その上端面からハウジング5の接続コネクタCに向かってそれぞれセパレータ接続端子4aの端子群4が延在している。このセパレータ接続端子4aは、枠体Bに制御ユニット2が取り付けられたとき、下端部がセパレータ3に電気的に接続され、上端部がハウジング5に設けられたシール設置部材8と、このシール設置部材8に内設されたシール材(図示せず)とを挿通して、接続コネクタCの中継端子10d(図2参照)に電気的に接続される。
なお、セパレータ接続端子4aは、特許請求の範囲に記載の「接続端子」に相当する。
≪制御ユニット≫
制御ユニット2(セル電圧ECU)は、セル電圧検出用の電気機器であり、主に、ハウジング5と電気回路基板6(図2参照)とカバー7と、接続コネクタCと、から構成されている。制御ユニット2は、ハウジング5とカバー7とで電気回路基板用ケース1を形成して、この電気回路基板用ケース1に電気部品を実装した電気回路基板6(図2参照)を収納している。この制御ユニット2には、接続コネクタCと、第1コネクタ部5aと、第2コネクタ部5bと、第3コネクタ部5cとが備えられている。
≪シール設置部材≫
図1に示すように、シール設置部材8は、セパレータ接続端子4aが挿通されるハウジング5の接続コネクタCを防水するために、シール材(図示せず)を設置するための部材である。このシール設置部材8は、そのシール材(図示せず)を装着し、ハウジング5の接続コネクタCの下部に、ねじ止めされる部材である。
なお、セパレータ接続端子4aは、シール材(図示せず)を装着したシール設置部材8に挿通することにより、そのシール材がセパレータ接続端子4aに密着するため、水がハウジング5の外側からセパレータ接続端子4aを伝わってハウジング5内の中継端子10d(図2参照)側に浸入することを阻止している。
≪ハウジング≫
図2に示すように、ハウジング5は、例えば、略長方形に形成されて、一方の短辺側に第1および第2コネクタ部5a,5bが配設され、他方の短辺側に第3コネクタ部5cが配設され、1つの長辺側に接続コネクタCおよび中継部材5dが配設されている。ハウジング5は、前記第1〜3コネクタ部5a〜5cにそれぞれ配設される接続端子10a〜10cを非導電性の合成樹脂でインサート成形されている。ハウジング5には、中継端子10dを有する中継部材5dと、この中継部材5dの下側に設けられて長手方向に移動可能なスライダ12と、電気回路基板6と、が設置されている。このハウジング5は、電気回路基板6のスルーホール(図示せず)に半田付けされた電子素子などからなる電気部品(図示せず)を収納する収納空間5eを中央に有するとともに、その収納空間5eを、電気回路基板6を取り付けることによって閉塞している。
ハウジング5の外周部側面には、前記第1〜3コネクタ部5a〜5cと、平面視して長円形の補強金具を内設して枠体B(図1参照)にねじ止めするためのねじ止め部5fと、カバー7の弾性係止片7aが係止する係止爪5gと、が形成されている。
ハウジング5の収納空間5eの周囲には、第1および第2コネクタ部5a,5bの近傍から突出した前記接続端子10a,10bと、この接続端子10a,10bの対向位置の第3コネクタ部5cの近傍から突出した前記接続端子10cと、接続端子10a,10b,10cに対して90度相違する方向の中継部材5dから突出した中継端子10dの雄端子部10gと、がそれぞれ上側に向けて配設されている。また、中継端子10dの近傍には、カバー7に回動自在に設けられたカムロック7cが軸挿されるロックピン5mが設けられている。
なお、ハウジング5は、特許請求の範囲に記載の「下部部材」に相当する。
≪接続コネクタ≫
図3に示すように、接続コネクタCは、中継部材5dに設けた中継端子10dによって、セパレータ接続端子4aと、電気回路基板6のスルーホール6d(図2参照)とを接続するためのものである。この接続コネクタCには、中継端子10dを並設した端子基板からなるとともに、接続コネクタCのカバー部材としての機能も備えた中継部材5dと、前記セパレータ接続端子4aに接続される雌端子部10e、およびスライダ12によって可動する可動部10fを一体形成した中継端子10dと、中継部材5dの下に配設されて長手方向に移動可能に設けられたスライダ12と、このスライダ12を移動するためのカムロック7cが係合されるロックピン5m(図2参照)と、が設置されている。
≪中継端子≫
中継端子10dは、ハウジング5に設けられた中継部材5dに設置された多数の端子を並設してなる。この中継端子10dは、中継部材5dの上面から突出してスルーホール6d(図2参照)に接続される雄端子部10gと、中継部材5dの下面から突出して前記接続コネクタC内でセパレータ接続端子4aに接続される雌端子部10eと、この雌端子部10eから延設されてスライダ12に押圧されることによって反り曲がって、前記雌端子部10eをセパレータ接続端子4aに圧接させる可動部10fと、を一体に成形してなる。なお、雌端子部10eおよび可動部10fは、導電性板ばね金属によって形成されている。
≪接着剤充填溝≫
ハウジング5に設置された電気回路基板6、接続コネクタCの上に設けられた中継部材5d、および第1〜3コネクタ部5a〜5cの周部(合わせ目)には、接着剤11と、カバー7の外全部に形成された環状突起7b(図2参照)と挿入されて、接着される接着剤充填溝5hが形成されている。接着剤充填溝5hは、ハウジング5の外周上端(外壁5j)に沿って形成されたU字形状の溝からなる。この接着剤充填溝5hと、接続コネクタCおよびロックピン5mとの間には、接着剤充填溝5hに注入された接着剤11が流れ込んで来るのを防止する接着剤流れ込み防止壁5iが形成されている。なお、接着剤充填溝5hの外側に隣接されている外壁5jは、接着剤流れ込み防止壁5iより低く形成されている(図4および図5参照)。このため、溢れ出た接着剤11は、電気回路基板用ケース1の外側に排出される。
≪接着剤流れ込み防止壁、傾斜面≫
図2に示すように、カバー7とハウジング5との合わせ目と、接続コネクタCとが近接する部分には、接着剤11が接続コネクタC側に流れ込むのを防止する接着剤流れ込み防止壁5iが設けられている。ハウジング5には、中継端子10dの周辺部位(接続コネクタCの周囲部)の少なくとも一部を取り囲んで形成された接着剤流れ込み防止壁5iが一体に設けられている。この接着剤流れ込み防止壁5iは、ハウジング5に設置されている電気回路基板6の高さより、低く形成されている。接着剤流れ込み防止壁5iは、先端部の接着剤充填溝5h側に傾斜面5kを有する(図4〜図6参照)。
傾斜面5kは、この傾斜面5kに付着した接着剤11を接着剤充填溝5hに流れ落ちるように導くためのものである(図4参照)。
≪電気回路基板≫
電気回路基板6は、セル電圧検出用の制御ユニット2を構成する電子素子などからなる電気部品を設置したプリント基板などからなる。電気回路基板6には、第1〜3コネクタ部5a〜5cおよび接続コネクタCに設けられた接続端子10a〜10cおよび中継端子10dが半田付けされるスルーホール6a〜6dと、電子素子が半田付けされるスルーホール(図示せず)と、ハウジング5の位置決め突起5oに係合する位置決め部6eと、が設けられている。電気回路基板6は、収納空間5eを閉塞するようにして、接着剤流れ込み防止壁5iおよび接着剤充填溝5hの内側に設置されて、ハウジング5にねじ止めされている。
位置決め部6eは、各スルーホール6a〜6dに接続端子10a〜10cおよび中継端子10dが容易に挿入できるように、電気回路基板6を位置決めするためのものである。この位置決め部6eは、例えば、電気回路基板6の周縁に複数箇所に形成された切欠形状の溝でなる。
≪カバー≫
図2に示すように、カバー7は、ハウジング5に載設された電気回路基板6の上側を覆って、電気回路基板6をハウジング5との間に密閉するための合成樹脂製の蓋部材である。カバー7の外周部には、ハウジング5に向かって湾曲形成された外周縁7dと、この外周縁7dの内側近傍に形成されてハウジング5の接着剤充填溝5hに挿入される環状突起7bと、この環状突起7bの外側に形成された弾性係止片7aと、位置決めピン7eと、が一体形成されている。カバー7の上面には、カバー7をハウジング5に取り付けたときにロックピン5mに連結されて、回動することにより、ロックピン5mを締め付けるためのカムロック7cが設けられている。カバー7は、周囲に複数形成された弾性係止片7aが係止爪5gに係止することと、全周の近傍の環状突起7bが接着剤11によってハウジング5の接着剤充填溝5hに封止されることとにより、ハウジング5に密着されている。
カバー7の外周縁7dとハウジングの外壁5jとの間には、カバー7をハウジング5に組み付けたときに、接着剤充填溝5hに充填された接着剤11の状況を確認できるようにするために、1mm程度の隙間がある(図6参照)。
なお、カバー7は、特許請求の範囲に記載の「上部部材」に相当する。
図4は、本発明の実施形態に係る電気回路基板用ケースを示す図であり、接着剤流れ込み防止壁の設置状態を示す要部拡大斜視図である。図5は、図3のX−X線方向拡大断面図である。図6は、本発明の実施形態に係る電気回路基板用ケースを示す図であり、カバーをハウジングに接着したときの状態を示す要部拡大断面図である。
≪接着剤≫
図6に示す接着剤11は、合わせ目に形成された環状突起7bと接着剤充填溝5hとを接着して密着させるためのものであり、例えば、シリコーン系のゲル剤などの熱硬化型接着剤からなる。接着剤11は、図4に示す接着剤充填溝5hに、図5に示すように所定量流し込まれる。接着剤11が接着剤充填溝5hに流し込まれる量は、図6に示すように、外壁5jより低く、接着剤充填溝5hに環状突起7bが挿入されたときに、接着剤11が外壁5jから溢れ出ない程度の量にする。
≪作用≫
次に、図1〜図6を参照して、本発明の実施形態に係る電気回路基板用ケースの作用を組付手順とともに説明する。
まず、図1に示す接続端子10a〜10cを非導電性の合成樹脂でインサート成形してハウジング5を形成する。図2に示すように、このハウジング5の接続コネクタCに、スライダ12を挿入し、このスライダ12の上に中継端子10dを有する中継部材5dを設置してハウジング5を完成する。
続いて、図2に示すように、電気回路基板6を位置決め部6eで位置決め突起5oに位置合わせしながら、各スルーホール6a〜6dを接続端子10a〜10bおよび中継端子10dを嵌入して、半田付けするとともに、その電気回路基板6をハウジング5にねじ止めする(図3参照)。
次に、図示しない接着剤注入機械の接着剤注入用ノズルを移動させながら接着剤11を、図3に示すように、ハウジング5の全周部(合わせ目)に形成された接着剤充填溝5hに流し込む。なお、図5に示すように、接着剤充填溝5hに注入される接着剤11の量は、接着剤充填溝5hの開口端(外壁5j)の高さより低くなる量であり、この後、図6に示すように、カバー7の環状突起7bが接着剤11内に浸されたときに、接着剤11が接着剤充填溝5hから溢れ出ない程度の量とする。
このとき、注入された接着剤11の量が多かった場合、接着剤充填溝5hに注入された接着剤11は、中継端子10dの周辺に接着剤流れ込み防止壁5iが形成されていることにより、接着剤充填溝5hから中継端子10d側に流れることが阻止される。このため、接着剤11は、この接着剤流れ込み防止壁5iより低い外壁5jからハウジング5の外側に流れる。また、接着剤注入用ノズルから吐出された接着剤11が接着剤流れ込み防止壁5iの傾斜面5kに付着したときには、接着剤11が傾斜面5kを下側に流れ落ちることにより、注入すべき接着剤充填溝5hにガイドされるように流れ込む。
このため、接着剤流れ込み防止壁5iが設置されている中継端子10dの周辺では、前記傾斜面5kが形成されていることにより、接着剤注入ノズルから僅かに中継端子10d側にずれた位置に接着剤11を吐出されたとしても、接着剤11が傾斜面5kの上に付着して、自ら接着剤充填溝5hに流れるようになる。したがって、接着剤11の注入作業は、接着剤流れ込み防止壁5iと傾斜面5kとにより、所定位置である接着剤充填溝5hに注入し易くなり、注入作業が容易になる。
なお、後記するカムロック7cの回動によって、スライダ12が可動部10fを押圧して、雌端子部10eがセパレータ接続端子4aに圧接して、この中継端子10dとセパレータ接続端子4aとが電気的に接続されるZIFコネクタ(接続コネクタC)においては、接着剤流れ込み防止壁5iによって、接着剤充填溝5hから溢れた接着剤11が中継端子10dに流れて付着することを阻止できる。これにより、接着剤流れ込み防止壁5iは、可動部10fに接着剤11が流れ込んで、可動部10fが動かなくなることによって導通不良が惹起することを防止できる。また、この制御ユニット2は、燃料電池FCへの取り付け取り外し(セパレータ接続端子4aの挿抜)を繰り返して行うものであるから、セパレータ接続端子4aが中継端子10dに接着されて取り外せないとか、取り付けられないとかを防止できる。
続いて、図2に示すように、カバー7の位置決めピン7eをハウジング5の位置決め孔5nに挿入して位置決めするとともに、各弾性係止片7aを係止爪5gに係止させて、カバー7をハウジング5に取り付ける。すると、環状突起7bが、図6に示すように、接着剤充填溝5h内の接着剤11に浸った状態で、電気回路基板用ケース1が組み立てられる。
このとき、カバー7の外周縁7dとハウジング5の外壁5jとの間には、隙間があるため、接着剤充填溝5hに充填された接着剤11の状況を確認できる。例えば、接着剤11が接着剤充填溝5から溢れて、外周縁7dから電気回路基板用ケース1の外側方向に流れたときには、外周縁7dと外壁5jとの隙間から溢れ出た接着剤11を視認することができる。
次に、この電気回路基板用ケース1を恒温槽(図示せず)に入れて、約100℃の温度で接着剤11を硬化させる。その結果、接着剤11に浸っていた環状突起7bが接着剤充填溝5hに接着されて、カバー7の外周部がハウジング5に密着され、電気回路基板6が電気回路基板用ケース1内に封止される。
続いて、図1に示すように、シール材(図示せず)を装着したシール設置部材8をハウジング5の接続コネクタCにねじ止めして、各セパレータ接続端子4aをシール設置部材8の各貫通孔8aに挿通し、中継端子10dに接続する(図3参照)。
なお、セパレータ接続端子4aを装着した接続コネクタCには、シール材が内設されているため、ハウジング5外の水がセパレータ接続端子4aを伝わってハウジング5の上面側の中継端子10d側に流れ込むことを防止することができる。
次に、ハウジング5のねじ止め部5fにねじを挿入して、ハウジング5を図1に示す枠体Bにねじ止めする。すると、前記シール設置部材8内のシール材が押し潰されて、シール材がセパレータ接続端子4aに密着し、防水効果が向上される。したがって、接続コネクタCは、電気回路基板用ケース1外の水がセパレータ接続端子4aを伝わって電気回路基板用ケース1内に浸入することを阻止して、セル間の短絡を防止することができる。
続いて、カバー7の上面に設置されたカムロック7cを回動して、カム機構を介してスライダ12を移動させる。すると、スライダ12によって中継端子10dの可動部10fが押圧されて、雌端子部10eがセパレータ接続端子4aに圧接して、中継端子10dとセパレータ接続端子4aとが確実に接続される。これにより、電気回路基板用ケース1の組み付けが完了する。
このようにして、組み付けられた電気回路基板用ケース1は、接続端子10a〜10cがハウジング5の第1〜3コネクタ部5a〜5cに圧入されていることによって完全防水され、接続コネクタCが前記のようにシール材で防水され、さらに、ハウジング5とカバー7の外周部とが接着剤11によって防水されているため、水による短絡を完全に防止することができる。
なお、組み付け時には、接着剤11が中継端子10dに付着することがないため、中継端子10dとセパレータ接続端子4aとの間に接着剤11が流れ込んで導通不良が起きることも防止される。
また、制御ユニット2を燃料電池FCへ取り付け、取り外しを行うときには、セパレータ接続端子4aが中継端子10dに接着剤11によって接着されることがないため、セパレータ接続端子4aの挿抜が常に容易に行えるようになる。
なお、本発明は、前記実施形態に限定されるものではなく、その技術的思想の範囲内で種々の改造および変更が可能であり、本発明はこれら改造および変更された発明にも及ぶことは勿論である。
図7は、本発明の実施形態に係る電気回路基板用ケースの変形例を示す分解斜視図である。
なお、電気回路基板用ケース1の形状やコネクタの数は、図1に示すように、略四角形で、第1〜3コネクタ部5a〜5cおよび接続コネクタCを備えたものに限定されるものではない。例えば、図7に示すように、電気回路基板用ケース20の形状は、設置箇所などに合わせて適宜に形成すればよく、また、コネクタ20a,20bの数や端子21,22の数は、電気回路基板用ケース20の使用目的に応じて適宜な数にすればよい。なお、図7に示す電気回路基板用ケース20は、燃料電池FC(図1参照)に設置されるOCV ECU(Open Circuit Voltage Electronic Control Unit)であり、前記制御ユニット2(セル電圧ECU)と同様に、ZIFコネクタからなる接続コネクタC1を備えている。
また、図3に示す前記接着剤流れ込み防止壁5iおよび傾斜面5kは、中継端子10dの取り囲むようにその周辺に形成することに限定されるものではなく、少なくとも中継端子10dの周辺部位の一部を取り囲んで形成されればよい。例えば、接着剤流れ込み防止壁5iおよび傾斜面5kは、接着剤充填溝5hに沿って環状に形成してもよい。
さらに、接着剤充填溝5hには、防水用のパッキンを嵌入して、このパッキン(図示せず)がカバー7の環状突起7bに密着するようにしてもよい。このようにして、ハウジング5とカバー7との間の防水性および密閉性を保ってもよい。
本発明の実施形態に係る電気回路基板用ケースを示す説明図である。 本発明の実施形態に係る電気回路基板用ケースを示す分解斜視図である。 本発明の実施形態に係る電気回路基板用ケースを示す図であり、接着剤を充填したときの状態を示すハウジングの一部部分拡大断面を有する平面図である。 本発明の実施形態に係る電気回路基板用ケースを示す図であり、接着剤流れ込み防止壁の設置状態を示す要部拡大斜視図である。 図3のX−X線方向拡大断面図である。 本発明の実施形態に係る電気回路基板用ケースを示す図であり、カバーをハウジングに接着したときの状態を示す要部拡大断面図である。 本発明の実施形態に係る電気回路基板用ケースの変形例を示す分解斜視図である。
1,20 電気回路基板用ケース
4 端子群
4a セパレータ接続端子(接続端子)
5 ハウジング(下部部材)
5d 中継部材
5h 接着剤充填溝
5i 接着剤流れ込み防止壁(壁)
5k 傾斜面
6 電気回路基板
7 カバー(上部部材)
7b 環状突起
7c カムロック
10d 中継端子
10e 雌端子部
10f 可動部
11 接着剤
12 スライダ
C 接続コネクタ
FC 燃料電池(接続対象機器)

Claims (5)

  1. 上部部材と下部部材とを含んでなり、前記上部部材の周囲および前記下部部材の周囲の合わせ目が接着剤で接着される電気回路基板用ケースにおいて、
    前記電気回路基板用ケースは、凸状に伸びる接続端子が複数配置された電気接続用の端子群を有する接続対象機器の前記端子群を収容する接続コネクタを内部に備え、
    前記合わせ目と前記接続コネクタとが近接する部分には、前記接着剤が前記接続コネクタ側に流れ込むのを防止する壁が設けられていること
    を特徴とする電気回路基板用ケース。
  2. 請求項1に記載の電気回路基板用ケースであって、
    前記電気回路基板用ケースには、電気部品を設置した電気回路基板が設けられ、
    前記壁は、前記電気回路基板が設置された高さより、低く形成されていること
    を特徴とする電気回路基板用ケース。
  3. 請求項1または請求項2に記載の電気回路基板用ケースであって、
    前記壁は、前記接着剤が接着される側の先端部に傾斜面を有すること
    を特徴とする電気回路基板用ケース。
  4. 請求項1ないし請求項3のいずれか一項に記載の電気回路基板用ケースであって、
    前記下部部材には、周部に前記接着剤を充填するための接着剤充填溝が形成され、
    前記上部部材には、前記接着剤充填溝に挿入されて接着される環状突起が設けられていること
    を特徴とする電気回路基板用ケース。
  5. 請求項4に記載の電気回路基板用ケースであって、
    前記壁は、前記接着剤充填溝の前記接続コネクタが設置されている側に隣設されていること
    を特徴とする電気回路基板用ケース。
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