JP4316539B2 - バスダクト用吊り金具 - Google Patents

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Description

本発明は、ホイストなどでバスダクトを運搬ないし移動させる際に使用するバスダクト用吊り金具に関するものである。
一般にバスダクトは、帯状の通電導体の外周に絶縁被覆を施してバスダクト用導体を形成し、このバスダクト用導体を複数本並列に密着させて並べ、これを金属製函体に収めた構造をなしている。このようなバスダクトをホイストなどで運搬ないし移動させる際には、長尺物であるバスダクトにワイヤーロープなどを直接掛けて吊り上げていた。
特開平9−182260号公報
しかしながら、上述のように、長尺物のバスダクトにワイヤーロープなどを直接掛けて吊り上げ、ホイストなどで移動させると、以下のような問題があった。即ち、
1)ワイヤーロープがバスダクトの函体の表面を滑り、函体の塗装された表面を傷つけることがある。
2)バスダクトの移動の際に、作業者が吊り上げたバスダクトを手で支えて、その振れや回転を抑えて、動きを安定させようとすると、滑りにより危険性をともなう。特に、バスダクトの一箇所をワイヤーロープで吊り上げ、他の箇所を手で支えて移動させると、危険性が大きくなる。
本発明は、上記問題を解決するためになされたもので、長尺のバスダクトを安全に、かつ、安定して損傷を与えることなく吊ることができるバスダクト用吊り金具を提供することを目的とする。
本発明は、請求項1に記載のように、中央に断面が矩形状に突出して形成された矩形部と、前記矩形部の両端に前記矩形部が突出している方向に直角に曲げて形成された函体片部と前記函体片部のそれぞれの先端に前記矩形部方向に直角に曲げられた端部とからなる鍔部とを有する函体片とを備え、一対の前記函体片を前記矩形部で導体収容部が形成されるように上下に組み合わせて接合された函体と、通電導体を前記函体の前記導体収容部に収納してなるバスダクトに取り付けて前記バスダクトを吊るバスダクト用吊り金具であって、吊り用のロープを掛ける吊り部材が外側に取り付けられ、下端部が内側にコの字状に曲げられた金具本体と、前記金具本体の前記吊り部材が取り付けられた面とは反対側の全面に装着されるパッキングシートと、前記バスダクトの前記函体を前記金具本体に固定する、断面が略U字状の溝部を有する固定金具とを有し、前記函体を下側に配置された前記函体片の前記端部が、前記パッキングシートを介してコの字状に曲げられた前記金具本体下端部内側で把持され、上側に配置された前記函体片の前記端部が前記溝部に位置合わせされると共に、上側に配置された前記函体片の前記函体片部及び前記端部が前記固定金具と前記金具本体とで挟まれ押圧されて固定されることを特徴とするものである。ここで、ロープは、ワイヤーロープ、スリングベルト、チェーンなどの柔軟な線状体を含むものとする。
また、本発明は、請求項2に記載のように、請求項1記載の発明において、前記固定金具はディッピング加工(浸漬により表面にゴムを沈着させる)が施されていることを特徴とするものである。



本発明のバスダクト用吊り金具は、バスダクトの函体をパッキングシートを介して金具本体に固定金具で固定するため、バスダクトは吊られた状態で滑ることがないので、バスダクトを安全に、かつ、安定して損傷を与えることなく吊ることができる。また、固定金具にディッピング加工を施しておくと、バスダクトが吊られた状態での滑りや損傷をより確実に防ぐことができる。
以下、図面に基づいて本発明の実施の形態を詳細に説明する。
図1、2はそれぞれ、本発明にかかるバスダクト用吊り金具の一実施形態をバスダクトに取り付けた状態の正面図および側面図である。
図において、吊り金具1は、金具本体2、固定金具3、弾力性のあるパッキングシート4からなる。
金具本体2は、下端部2aがコの字状に曲げられた金属板からなり、金具本体2の片面(下端部2aがコの字状に曲げられた外側の面)には、ロープ8を掛けるV字状をなす金属管からなる吊り部材5が溶接されており、その反対側の面にはパッキングシート4が全面に接着されている。
固定金具3は、ディッピング加工により表面にゴムを沈着させた金属板からなり、曲げ加工により形成された直線状で断面が略U字状の溝部3aを有する(反対側の面は膨らむ)。
バスダクト10は、金属板を折り曲げて形成した一対の函体片11、12を組み合わせて接合して形成された函体13と、函体13に設けられた導体収納部13aに収納された導体14とからなる。
函体13は、中央に導体収納部13aが設けられ、その両側に布設の際に使用される鍔部13bが延設されている。導体収納部13aは、一対の函体片11、12の間に形成された断面が矩形で、長手方向に延びる空間である。また、鍔部13bは、函体片11、12が重ね合わせられて結合した函体片部11a、12aと、函体片11、12が反対方向に直角に曲げられて延びる函体片部11b、12bと、函体片11、12の内側方向(導体収納部13a方向)に直角に曲げられた端部11c、12cとからなる。
本実施形態の吊り金具1は、上記バスダクト10に以下のようにして取り付ける。即ち、
1)金具本体2のコの字状に曲げられた下端部2aの内側を、鍔部13bの下側の函体片12の端部12cにあてがい、金具本体2に接着したパッキングシート4面を函体片部11b、12bの外側面に合わせる。
2)次いで、固定金具3の溝部3aを函体片11の端部11cに位置合わせし、固定金具3をボルト6と蝶ナット7で金具本体2に固定し、固定金具3と金具本体2で函体片部11bと端部11cを押圧するように挟む。
このようにバスダクト10に吊り金具1を取り付けた状態で、鍔部13bの金具本体2に面する部分(端部11c、函体片部11b、12b、端部12c)は、すべてパッキングシート4に接触している。
また、バスダクト10に取り付けられた吊り金具1は、バスダクト10を吊った状態で、金具本体2の下端部2aでバスダクト10を支えて、その落下を防ぎ、また、固定金具3でバスダクト10の鍔部13bの上部を押さえて、鍔部13b(言い換えると、函体片部11b、12b)が金具本体2のパッキングシート4面から離間しないように保持する。
吊り金具1は、図1、2に示すように、バスダクト10の幅方向の両側に延設された鍔部13bに適当な間隔で2個づつ取り付けられ、合わせて4個の吊り金具1でバスダクト10を吊る。
本実施形態の特徴的なことは、金具本体2にパッキングシート4が接着しており、吊り金具1は、バスダクト10の函体片部11b、12bが弾力性のあるパッキングシート4に押圧されるように、取り付けられることである。そのため、バスダクト10は吊られた状態で滑ることがなく、安全であり、かつ、安定しており、函体13の表面に損傷を受けることがない。
また、他の特徴的なことは、固定金具3はディッピング加工が施されて、その表面にゴムが沈着していることである。そのため、固定金具3と金具本体2で端部11cを押圧するように挟むと、バスダクト10が吊られた状態での滑りや表面の損傷をより確実に防ぐことができる。
なお、上記実施形態は、本発明を具体化した一例であって、本願発明の技術的範囲を限定するものではない。例えば、バスダクト10の鍔部13bはさまざまな形状をなすものであり、それにともない、金具本体2と固定金具3もさまざまな形状をなすものであることは言うまでもない。
本発明にかかるバスダクト用吊り金具の一実施形態をバスダクトに取り付けた状態の正面図である。 本発明にかかるバスダクト用吊り金具の一実施形態をバスダクトに取り付けた状態の側面図である。
符号の説明
1 吊り金具
2 金具本体
2a 下端部
3 固定金具
3a 溝部
4 パッキングシート
5 吊り部材
6 ボルト
7 ナット
8 ロープ
10 バスダクト
11、12 函体片
11a、11b、12a、12b
函体片部
11c、12c 端部
13 函体
13a 導体収納部
13b 鍔部
14 導体

Claims (2)

  1. 中央に断面が矩形状に突出して形成された矩形部と、前記矩形部の両端に前記矩形部が突出している方向に直角に曲げて形成された函体片部と前記函体片部のそれぞれの先端に前記矩形部方向に直角に曲げられた端部とからなる鍔部とを有する函体片とを備え、
    一対の前記函体片を前記矩形部で導体収容部が形成されるように上下に組み合わせて接合された函体と、
    通電導体を前記函体の前記導体収容部に収納してなるバスダクトに取り付けて前記バスダクトを吊るバスダクト用吊り金具であって、
    吊り用のロープを掛ける吊り部材が外側に取り付けられ、下端部が内側にコの字状に曲げられた金具本体と、
    前記金具本体の前記吊り部材が取り付けられた面とは反対側の全面に装着されるパッキングシートと、
    前記バスダクトの前記函体を前記金具本体に固定する、断面が略U字状の溝部を有する固定金具とを有し、前記函体を
    下側に配置された前記函体片の前記端部が、前記パッキングシートを介してコの字状に曲げられた前記金具本体下端部内側で把持され、
    上側に配置された前記函体片の前記端部が前記溝部に位置合わせされると共に、
    上側に配置された前記函体片の前記函体片部及び前記端部が前記固定金具と前記金具本体とで挟まれ押圧されて
    固定されることを特徴とするバスダクト用吊り金具。
  2. 前記固定金具は、ディッピング加工が施されていることを特徴とする請求項1記載のバスダクト用吊り金具。
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