JP4316498B2 - 無線周波数トラッキングおよび同期捕捉のための装置および方法 - Google Patents

無線周波数トラッキングおよび同期捕捉のための装置および方法 Download PDF

Info

Publication number
JP4316498B2
JP4316498B2 JP2004519999A JP2004519999A JP4316498B2 JP 4316498 B2 JP4316498 B2 JP 4316498B2 JP 2004519999 A JP2004519999 A JP 2004519999A JP 2004519999 A JP2004519999 A JP 2004519999A JP 4316498 B2 JP4316498 B2 JP 4316498B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
gain adjustment
loop
peak
data
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2004519999A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005532747A (ja
Inventor
グラツコ、セルゲイ・エー
ライ、クエイ−チアン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Qualcomm Inc
Original Assignee
Qualcomm Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Qualcomm Inc filed Critical Qualcomm Inc
Publication of JP2005532747A publication Critical patent/JP2005532747A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4316498B2 publication Critical patent/JP4316498B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B1/00Details of transmission systems, not covered by a single one of groups H04B3/00 - H04B13/00; Details of transmission systems not characterised by the medium used for transmission
    • H04B1/69Spread spectrum techniques
    • H04B1/707Spread spectrum techniques using direct sequence modulation
    • H04B1/7073Synchronisation aspects
    • H04B1/7075Synchronisation aspects with code phase acquisition

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)
  • Circuits Of Receivers In General (AREA)
  • Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)

Description

本発明は、一般に無線周波数(RF)受信に関し、特に、RF同期捕捉およびトラッキングのための装置および方法に関する。
無線周波数(RF)レシーバーは、入って来るRF信号を同期捕捉し、追跡するように設計されなければならない。理想的環境では、RF信号は直系の送信器からレシーバーに移動する。しかしながら、より現実的な設定においては、送信器からのRF信号は様々な物体によって反射されるか回折され、複数の経路に沿ってRFレシーバーに到着する。そのようなマルチパス環境では、信号電力レベルは変動する。同期ループにおいて、位相ロックループのような同期ループは所望の動作基点で動作するように設計されたループ帯域幅を有する。しかしながら、マルチパス環境において、信号の電力レベルが変動するにつれ、同期ループのループ帯域幅は変化する。あるチャンネル状態において、この変化は、設計した動作基点から著しく逸脱する可能性があり、同期捕捉時間の増加、より小さな同期捕捉/ロックイン(lock-in)レンジ(range)等のような性能損失を生じる。この問題の従来の解決策は、ループ帯域幅を増加させる設計、または、ハードリミッター(hard limiter)の使用または、同期ループに先行するコヒーレントな自動利得制御(AGC)である。
しかしながら、これらのアプローチの各々は、現実的な動作条件の下では、RFレシーバーの劣化した性能を生じる設計上の制限を有する。
それゆえ、マルチパス環境においても、同期捕捉時間および同期捕捉/ロックインレンジを最適化することができる装置および方法の特筆すべき必要性があることが理解できる。本発明は、以下の詳細な説明および添付図面から明白であるように、この利点および他の利点を提供する。
発明の概要
本発明は、無線周波数信号の検出のためのシステムおよび方法において具現化される。1つの実施形態では、本発明は、無線周波数(RF)信号の検出のための装置を含み、およびピークRF信号を検出し、タイミングデータを発生するとともに、タイミングデータに関連する大きさデータを発生するピーク検出器を含む。ピーク検出器に接続された逆拡散器は、ピーク検出器からタイミングデータを受信し、RF信号を逆拡散して逆拡散信号を発生する。ピーク検出器に接続された利得調節発生器は、ピーク検出器から大きさデータを受信し、大きさデータに基づいて利得調整係数を発生する。計測器は、利得調整係数により逆拡散信号を換算し、出力信号を発生する。
一実施形態において、ピーク検出器は非コヒーレントなピーク検出器である。ピーク検出器は、非コヒーレント逆拡散器、大きさ推定器およびソーターを含み、タイミングデータおよび大きさデータを発生してもよい。
一実施形態において、利得調節発生器は、大きさデータに基づいて利得調整係数を計算する。あるいは、利得調節発生器は、複数の利得調整係数を含むデータ記憶エリアを含み、複数の利得調整係数のうち、選択された利得調整係数が、大きさデータに基づいた利得調整係数として選択される。データ記憶エリアは、大きさデータに基づいた入力を有し、出力が、複数の利得調整係数のうちの選択された利得調整係数である、ルックアップテーブルを含んでいてもよい。
一実施形態において、計測器は、第1および第2の入力を有する乗算器として実現される。第1の入力は逆拡散器に接続され、第2の入力は、利得調節発生器に接続される。
一実施形態において、装置は、位相検出器、フィルタおよび出力信号が位相検出器に接続される電圧制御発振器(VCO)または数的制御発振器(NCO)から構成される位相ロックループ(PLL)をさらに含む。PLLの1つの実施では、位相検出器は、第1および第2入力および出力を有し、第1入力は、出力信号を受信するように構成され、第2入力は、VCO/NCOの出力に接続される。位相検出器の出力はフィルタを介して、VCO/NCOの制御入力に接続される。
[0013] 同期は通信レシーバーの中で実行される本質的であるがやりがいのある仕事である。送信されたシンボルを確実に復調する受信器の場合、(すなわち、シンボルが開始し終了するとき)シンボルタイミングの正確な知識および搬送波周波数が必要である。さらに、コヒーレントレシーバーは、その位相が受信無線周波数(RF)信号の位相と同期している参照信号を発生することができなければならない。
最も一般的な同期技術は位相ロックループ(PLL)である。PLLは搬送波位相および搬送波周波数回復の両方のために使用される。時間トラッキングループ(TLL)は、
タイミング回復のために使用される。図1は従来のPLL10を図解する。図1に図解されるように、PLL10は基本的に3つの基本的なコンポーネントを含むフィードバック制御システムである:位相検出器12、ループフィルタ14および電圧制御発振器(VCO)16。当業者は、VCOという用語はアナログ回路文献において典型的に使用され、一方数的制御発振器(NCO)という用語はデジタル回路文献において典型的に使用されることを理解するであろう。ここに使用されるように、VCO、NCOという用語は同義的に使用することができる。本発明の範囲はVCO、NCOという用語により制限されない。
位相検出器12は、入力信号(すなわち、RF信号)とVCO16の出力との間の位相差を示す信号を発生する。位相検出器12からの信号はループフィルタ14によって処理される。ループフィルタ14は、典型的に位相検出器12の出力における高周波成分を除去する低域フィルタである。ループが完成すると、ループフィルタ14の出力は、VCO16の制御入力に接続される。VCO16の出力は、PLL10において測定された位相差に基づいて受信された信号の位相推定値である。
図1で図解されたPLL10に類似したループ構造も、それぞれ自動周波数制御(AFC)およびTTL(これは早遅ゲートシンクロナイザーである)のような周波数同期およびシンボルタイミング同期において広く使用されている。例えば、AFCループにおいて、位相検出器12は、受信信号とVCO16の出力との間の周波数差を測定する周波数検出器(図示せず)と交換される。TTLにおいて、位相検出器12は、タイミング誤差信号の測定値を生成する弁別器(図示せず)と交換される。VCO16は、シンボルタイミングを示す電圧制御クロック(図示せず)を交換される。したがって、図1のPLL10により図解される基本ループは所望の信号処理能力を供給するように周知の方法で変更できる。
同期ループ(例えば、PLL10、AFCループ、およびTTL)は、典型的には2つの動作モードを有する。すなわち同期を獲得する同期捕捉モードおよび、トラッキングモードである。トラッキングモードは、伝播チャネルまたは発振器ドリフト(drift)により導入される変化のような予測できない変化がある場合に同期を維持する。典型的には、設計者達は、どのくらい高速にシステムが同期を同期捕捉するかおよびどのくらい確実にシステムが同期を維持するかに関心がある。以下に述べるように、これら2つの目標(すなわち、同期捕捉とトラッキング)は、すべての環境下で互換性がない。信号の同期捕捉は、設計上の考察を必要とする。例えば、どのような信号条件の下でシステムが信号を同期捕捉できるかという条件である。例えば、システム設計は、システムが同期捕捉できる、受信信号と局部発振器との間の初期周波数オフセットを考慮しなければならない。これはときどき、レシーバーのロックインレンジと呼ばれる。さらに、レシーバーは、受信信号の位相、周波数およびタイミングを追跡しながら、信号強度における変化のような変化を追跡するように設計されなければならない。
ループ設計(例えば、PLL、AFC、またはTTL)における重要なパラメーターは、ループ帯域幅である。ループ帯域幅は、対応する閉ループ伝達関数の等価な雑音帯域幅として定義される。例えば、PLL10内のループ帯域幅は、受信信号の位相と、VCO16の出力の位相の間の伝達関数に対応する等価な雑音帯域幅である。ループ帯域幅は、図1に図解される3つのコンポーネントの特性に依存する。ループフィルタ1414の構成、例えば、フィルタの次数およびループフィルタ係数は、帯域幅に影響を及ぼす。さらに、位相検出器12およびVCO16の信号利得および入力信号レベルもループ帯域幅に影響を及ぼす。
与えられた外部雑音および干渉レベルについては、より大きな帯域幅が、より多くの雑音および干渉がループに入ることを可能にし、その結果、位相ジッタ(すなわち、VCO16の出力における位相推定値はより雑音が多くなる)およびより低いループ信号対雑音比(SNR)を生じる。この議論のために、雑音は関心のある周波数帯域に存在するかもしれない背景雑音であり、人為的かもしれないし、自然に発生するかもしれない。干渉は、ここに使用されるように、マイクロ波、他の基地局および他の無線通信システムからの望ましくない信号のような人為的な信号に言及する。PLL10が低いSNRを持っている場合、ループは、サイクルをはずす可能性が高い(すなわち、短い時間間隔で2πラジアンの倍数だけ位相誤差ジャンプを招く)。これは、タイミング回復のようなアプリケーションに弊害をもたらす。いくつかの条件の下では、ロックから離脱することは可能である。
他方では、より広いループ帯域幅は、より短い同期捕捉時間(すなわち、同期状態に到達するのに必要な時間)および受信信号の位相(あるいは周波数あるいはタイミング)の変更に対するより短いループ応答時間を許容する。更に、より大きなループ帯域幅を備えたループはより大きな同期捕捉/ロックインレンジを有する。このレンジは、受信信号と、ループがサイクルスリップを有して/有さずに同期捕捉できる自由継続周波数との間の最大周波数オフセットとして定義される。実際上、ループ帯域幅のような設計された動作基点は、これらのトレードオフをバランスすることにより決定される。
無線移動通信システムでは、送信された信号は、レシーバーに到着する前に複数の伝播経路を通って移動する。各伝播経路がランダムな減衰および位相オフセットを引き起こすので、これらのマルチパス成分の重複である受信信号は、レシーバーの可動性による到着時刻と同様に位相と振幅における変化を経験するであろう。レシーバー設計がこれらの要因を緩和しない場合、このフェージングマルチパス効果は厳しい性能劣化を引き起こすかもしれない。
ダイレクトシーケンススペクトル拡散信号を使用するシステムでは、レーキレシーバーはフェージングマルチパス効果に対抗するために一般に使用される。レーキレシーバーは複数の伝播経路から信号エネルギーを集めて、それらを結合し、SNRを増大させる。レーキレシーバーはこの分野においてよく知られており、ここでは、さらに詳細に記載する必要はない。
レーキレシーバーの有効性は、チャネル推定値の正確さに極度に依存する。変調されていないパイロット信号が利用できないシステム、例えば、IEEE802.11b標準で指定されたシステムでは、チャネル推定値は決定に指図されたやり方で典型的に得られる。例えば、与えられたコードオフセットで受信信号を拡散コードの局所複製と相互に関連づけることは、送信されたデータシンボルと、そのオフセットで(すなわち、対応する伝播遅延で)におけるマルチパス成分の複素値チャネル利得との積の推定値を与える。したがって、送信されたデータシンボルの決定が十分に信頼できるとすると、チャンネル利得の推定値は、相関性を、データ変調を除去するための対応するシンボル決定の複素共役により乗算することにより得ることができる。したがって、このプロセスは決定指図される。最も正確なシンボル決定を得るためには、チャンネル推定値が得られ、最適の結合が起こるかもしれない前に、最も強いマルチパスコンポーネントが意志決定プロセスの中で使用されなければならないことはあきらかである。なぜならば、最も強いマルチパスコンポーネントは、すべてのマルチパスコンポーネント中で最も高いSNRを有するからである。
送信されたシンボルを正確に復調するためにタイミング、周波数および/または位相同期(上に記述された様々な同期ループを使用して)が要求されることに留意する必要がある。
シンボル決定の正確さに関して上に議論された同じ理由のために、最も強いマルチパスコンポーネントも最適にマルチパスコンポーネントを組み合わせることができる前に同期ループを駆動するために使用されなければならない。
同期ループがマルチパスチャネルで作動する場合、設計上の問題が生じる。
上述したように、ループコンポーネントパラメータおよび構成の所定のセットに関して、ループ帯域幅は、ループ(すなわち、図1の入力信号)を入力する信号電力レベルに依存する。マルチパスコンポーネントの強度が時間に対してランダムに変化するので、ループ帯域幅、また、それゆえ、同期捕捉時間および同期捕捉/ロックインレンジは、それに応じて変動する。これは、ループ帯域幅の振幅変調現象に帰着する。すなわち、ループ帯域幅は入力信号の振幅に応じて変動する。この変動が設計された動作基点から著しく逸脱するとき、システムは相当な性能損失を経験するであろう。
例えば、典型的な通信レシーバーは、一定のレベルにレシーバーの合計入力電力(すなわち信号電力、干渉電力および雑音電力の和)を維持するために非コヒーレントな自動利得制御(AGC)機構を利用する。しかしながら、上に記述されたチャンネル評価プロセスでは、最も強いマルチパスコンポーネントだけが同期ループを駆動するために使用することができる。したがって、たとえ非コヒーレントなAGCが一定の合計受信電力を維持しても、構成要素であるマルチパスコンポーネントの電力の分布は時間に対して変化する可能性がある。したがって、最も強いマルチパス信号の強度時間に対して変化する可能性がある。これは、ループへの入力信号電力を異ならせ、従って、ループ帯域幅を異ならせる。
典型的な実施では、ループパラメーターは、非コヒーレントなAGCによって設定された電力レベルに基づいて設計される。そのようなレシーバー設計では、最も強いパスの電力レベルに依存する、結果として生じる有効なループ帯域幅は目標ループ帯域幅より小さい。それは合計受信電力に基づいて計算される。従って、レシーバーはより小さな同期捕捉およびロックインレンジを持っているかもしれず、それゆえ、入力信号を得るためにより小さな量の周波数オフセットを許容することができる。
縮小されたループ帯域幅のさらなる結果は、縮小された帯域幅がとにかく同期捕捉できると仮定すると、より長い同期捕捉時間である。それゆえ、短いデータパケットの受信は失敗するかもしれない。よりよい性能および同期、シンボル決定、チャンネル評価およびレーキ結合を達成するために、マルチパス環境においてループ帯域幅の損失を補償することができる機構が備わっていなければならない。
この問題を多少とも解決する従来の試みはより広いループ帯域幅を使用するか、あるいは同期化ループの前段にハードリミッターまたはコヒーレントなAGCを備えることである。マルチパス効果による減衰を考慮にいれると、帯域幅を広げるアプローチは、最も強いマルチパスコンポーネントの最小の受理可能か平均の信号の強度に基づいて目標ループ帯域幅を増加させて、そして、あらゆる入って来る信号の電力レベルのためにこのループ帯域幅を使用する。このアプローチは、最悪のケースあるいは平均ケースシナリオに基づくので、主要な欠点は、有効なループ帯域幅が、あるチャネル条件下で過度になり得、それにより、より多くの雑音がループに入力することを可能にし、したがって、同期化ループの性能を下げるということである。
ハードリミッターは、本質的に2レベルの中層のスカラー量子化器である。入力が正なら、このリミッターは正の一定値を出力する(または、入力が負なら、負の一定値を出力する)。この一定値は目標ループ帯域幅に基づいて決定される。ハードリミッターは、信号、雑音および干渉の入力電力レベルに関係なく一定の出力電力を有する。したがって、雑音と干渉の存在がリミッターの出力における信号の電力レベルを抑え、それによりループの入力SNRを劣化させることはあきらかである。この劣化は低いSNR条件において、悪化する。
PLL10の前段にコヒーレントAGC20を用いた一般的な帯域幅調節スキームを図2の機能ブロック図に図解する。コヒーレントAGC20は図1のPLL10のコヒーレントAGCと類似したフィードバック制御構造を有する。制御ループ内の3つのエレメントは、利得制御増幅器(GCA)22、大きさ検出器24、およびフィルタ32である。大きさ検出器24は、2つの信号を比較し、制御電圧を生成するという点で図1の位相検出器12に似ている。位相検出器12は入力信号をVCO16の出力と比較するけれども、大きさ検出器24は、基準電圧24をGCA22の出力と比較し、差分信号を発生する。差分信号はフィルタ32によりフィルタされ、GCA22のための制御信号を発生する。GCA22は、制御信号に基づいて入力信号の電力を調節するために使用される。GCA22への制御信号はフィルタ32を介して大きさ検出器24により供給される。
VCO16の出力は、直交位相シフター34に接続され、大きさ検出器24のための位相基準信号を供給する。この結果、コヒーレントAGCを生じる。大きさ検出器24は、乗算器24および低域フィルタ28を含む。乗算器26は、GCA22の出力と直交位相シフター34からの位相基準信号とを結合し、信号の大きさの尺度を発生する。低域フィルタ28は、大きさ推定値を供給するために、積の高周波成分を除去する。大きさ検出器24の出力は加算器30により基準電圧VREFと比較される。加算器30によって生成された差分信号は、フィルタ32によってフィルタされる。フィルタ32の出力は、GCA22の利得を調節する制御信号として役立つ。
コヒーレンとAGC20の応答は十分高速であると仮定すると、PLL10に入力する信号の大きさは、
Figure 0004316498
であり、この場合VREFは、基準電圧であり、θeは、位相検出器12の入力とVCO16の出力との間の位相誤差である。トラッキング・モード(すなわち、PLL10がロックされている)では、θeは、0に近い。したがって、PLL10の入力信号の大きさはVREFにおいてほぼ定数として保持される。この定数は、目標ループ帯域幅のような所望の動作基点に相当する。しかしながら、同期捕捉モード(すなわち、PLLはロックから外れており同期捕捉しようと試みている)では、θeはゼロに近くない。その結果、PLL10の入力信号の大きさは、
Figure 0004316498
(但しkは整数)なので、VREFより大きい。この結果、過度のループ帯域幅を生じる。このアプローチの欠点は、上に議論された、帯域幅を広げるアプローチのそれに似ている。ループ帯域幅の適切な調節は特に同期捕捉モードにおいて、レシーバー回路の満足な動作に不可欠である。
本発明の実施形態は、ループ帯域幅が信号の強度に基づいて調節される技術を提供する。本発明の実施形態は、図3の機能ブロック図で図解されたシステム100で示される。システムは、最も強いマルチパスコンポーネントの強度を評価するためにノンコヒーレントなピーク検出器102を使用し、次に、ループ帯域幅の損失を補償するために帯域幅調節利得係数を介して同期ループの入力を計る。ピーク検出器102がノンコヒーレントなので、同期したPLL10からの位相基準は必要なく、それにより、図2に関して上述したように、同期捕捉モードにおけるコヒーレントなAGCアプローチが直面した問題を緩和する。さらに、システム100の帯域幅調節係数は、同じ量による、信号のコンポーネントおよび干渉/雑音コンポーネントを計る。したがって、SNR劣化を引き起こすハードリミッターと異なり、システム100でのループの入力SNRは変更されない。図3で図解するように、受信信号である入力信号は干渉と雑音を含むすべてのマルチパスコンポーネントの重ね合せである。入力信号は様々なコードオフセットの逆拡散器110により最初に逆拡散される。典型的な実施では、逆拡散器110は1/2チップ間隔ごとにコードオフセットを使用する。しかしながら、他の間隔が使用されてもよい。本発明は、逆拡散器110によって使用される特定のチップ間隔によって制限されない。
以下の議論の目的のために、i番目のコードオフセットにおけるマルチパスコンポーネントの複素評価されたチャネル利得はhiとして指定され、最も強いマルチパスコンポーネントはhmaxとして指定される。一般法則の損失なしで、および説明の便宜のために、
Figure 0004316498
と仮定することができる。すなわち、平均の受信信号電力は送信された信号電力と同じである。さらに、議論のために、送信されたデータシンボルdはユニット電力(すなわち、|d|=1)を持っていると仮定することができる。さらに、上述した理由により、レシーバーにおける拡散シーケンスの局所複製が以下のように正規化されると仮定することができる。すなわち、何の歪もなくシンボル拡散の送信された拡散シーケンスが受信されると、逆拡散器110の出力は、ユニット電力を有するように正規化されると仮定することができる。したがって、i番目のコードオフセットにおける逆拡散器110の出力は以下のように書いてもよい:
Figure 0004316498
但し、
Figure 0004316498
は、それぞれ、Ziの同相成分および直交成分であり、IiおよびNiは、それぞれi番目のコードオフセットの干渉および雑音を示す。その干渉は外部ソースおよび他のマルチパスコンポーネントからかもしれない。
逆拡散器110は、雑音および干渉を抑えることができる処理利得を提供する(すなわち、方程式(1)な中のIiおよびNiは信号成分hiおよびdに対して相対的に小さい)ので、ziは、送信されたデータシンボルdと、チャネル利得hiの積の推定値としての役目をする。
逆拡散器110の出力{zi}は、大きさ推定器112に接続される。大きさ推定器112は、種々のマルチパスコンポーネントのチャネル利得の大きさ推定値を生成する。
大きさ推定器112は様々な異なる技術で実現することができる。
例えば、
Figure 0004316498
として示されるhiの大きさは、ノンコヒーレントに
Figure 0004316498
によって取得してもよい。当業者は、大きさ推定器112が他の周知の技術を用いて実現されてもよいことを認識するであろう。本発明は、大きさ推定器112の特定の実施によって制限されない。
推定値の変化を低減するために、大きさ推定値は典型的には、いくつかのシンボル間隔に関して平均化されることは、留意されるべきである。これらの大きさ推定値は、
Figure 0004316498
により示される最大の大きさを選択するソーター114に接続される。この場合、
Figure 0004316498
である。但し、
Figure 0004316498
の値は、最も強いマルチパスコンポーネントの大きさ推定値を表す。そして、対応するコード位相は、そのマルチパスコンポーネントの粗いタイミングを示す。すなわち、i番目のコードオフセットは、タイミング情報を供給し、一方、そのi番目のコンポーネントに関連する大きさは上述の式(3)により与えられる。したがって、ソーター114は大きさおよびタイミング情報の両方を生成する。最も強いパス(すなわち、
Figure 0004316498
)の大きさは、最も強いパスの大きさを示す。信号は、以下により詳細に記載されるように、調節係数発生器104に供給される。
上述したように、ソーター114はまた、マルチパスコンポーネントの中で最も強いパスのタイミングを示す粗いタイミング情報を生成する。粗いタイミング情報は逆拡散器120で使用され、最も強いマルチパスコンポーネントを逆拡散する。式(1)に表現される逆拡散器110の出力に類似して、逆拡散器120の出力は、以下のように表すことができる。
Figure 0004316498
但し、I'および N'は、それぞれ対応する干渉および雑音成分を示す。最も強い信号パスのため精細なタイミングをTTL(図示せず)により得て、逆拡散器120の粗いタイミングと一緒に使用してもよいことに留意する必要がある。簡潔さと明瞭のために、精細なタイミング成分は図3に図解されていない。しかしながら、精細なタイミングのためのTTLの使用は技術において周知であり、より非常に詳しくここに記述される必要はない。
[0040] 典型的な設計において、(xとして指定された)逆拡散器120の出力は、同期ループの入力であることに留意する必要がある。これは、図1乃至図2の「入力信号」の均等物である。ノンコヒーレントなAGCに関して上述したように、ループ帯域幅パラメーターは、ノンコヒーレントなAGCにより維持される合計受信電力に基づいて、典型的に設計される。すなわち、ループの所望の入力は、次のように表現することができる:
Figure 0004316498
但し、すべてのパラメーターが以前に定義されている。式(5)において、項
Figure 0004316498
は、ノンコヒーレントAGCが
Figure 0004316498
を得ると仮定してすべてのマルチパスコンポーネントから集めた合計受信電力を表す。式(4)および(5)を比較すると、同期化ループの入力であるxは、
Figure 0004316498
なので、hmaxだけ減衰し、結果として、ループ帯域幅の損失を生じる。
ループ帯域幅の損失を補償するために、逆拡散器120の出力は、例えば乗算器を用いて、係数
Figure 0004316498
を乗算することにより計測される。この係数は、図3のyとして指定される、乗算器122の出力が、
Figure 0004316498
となるように、ピーク検出器102の出力の最も強いパス(すなわち、
Figure 0004316498
)の大きさに基づいて計算される。
この式において、
Figure 0004316498
という近似式は、上述の式(2)に従う。式(5)と式(6)を比較すると、利得調節の後に、入力信号電力がほぼ所望の電力と同じであることが明らかである。
効率的なハードウェアによる実施のために、調節係数104によるループ帯域幅調節の発生は、
Figure 0004316498
を計算するのに必要な除算を無くすために、テーブルルックアップにより得ることができる。特にデータルックアップテーブルの入力は、ピークデータ出力
Figure 0004316498
であり、テーブルの出力は、
Figure 0004316498
のあらかじめ計算された量子化されたバージョンである。
量子化を行なう複数の方法はシステム100によって実施してもよいことに留意する必要がある。例えば、量子化は線形であってもよいし、または非線形であってもよい。実際の実施は、ルックアップテーブルを格納することができる最大メモリサイズのような、特定性能要求および複雑さ制約に依存する。さらに、位相検出器12の後であってループフィルタ14の前に乗算器122により調節係数の乗算を行うことができることに留意する必要がある。このように、実数の乗数を保存することは可能である。なぜならば、逆拡散器120の出力は典型的に複素評価され、一方、位相検出器12の出力は、実数評価されるからである。最後に、図3は、PLL10の使用を用いて図解されているけれども、単に図3の中のPLLを対応する同期ループに取り替えることにより、変更なしでAFCとTTLに同じループ調節機構を適用することができることに留意されなければならない。
図3の機能ブロック図に図解されるコンポーネントは、周知のハードウエアコンポーネントにより実施してもよく、または、デジタルシグナルプロセッサー(DSP)のようなプロセッサーにより実行される命令のセットとして実施してもよい。あるいは、図3の機能ブロック図に図解されるコンポーネントは、ハードウエアコンポーネントと、DSPにより実行される命令群の組み合わせにより実施してもよい。
システム100により実施されるプロセスは、図4のフローチャートに図解される。このフローチャートにおいて、開始200において、入力信号は、無線レシーバーにより検出された。当業者は、アンテナ、無線周波数増幅器、フィルタ等のような一般的な無線部品をシステム100に使用してもよいことを理解するであろう。明瞭と簡潔さのために、これらの従来の部品はここに図解されない。ステップ202において、システム100は選択されたコード間隔で入って来る信号を逆拡散する。1/2チップの典型的なコード間隔を使用してもよいが、他のコード間隔をシステム100によって容易に実施してもよい。ステップ204において、システム100は最大の大きさとタイミングを決定する。上述したように、選択されたチップ間隔での一連のコードサンプルが解析され、どのコード間隔が最大の振幅を持っているかを決定する。そのサンプルの大きさおよびそのサンプルのタイミングは、その後のプロセスの中で使用される。
ステップ206において、システム100は、調節係数を決定するために最大の大きさを使用する。上述したように、調節係数は、ここに提供される開示に基づいてリアルタイムで計算してもよい。あるいは、計算は、ルックアップテーブルのような記憶エリアにあらかじめ記憶された所望のスケール係数を用いて前もって実行してもよい。記憶エリアの異なる実施は技術的に周知であり、ここに記述される必要はない。本発明が、リアルタイム計算、データルックアップテーブルの形態で実施されようとそうでなかろうと、または、ハードウエアまたは、DSPによって実行されるソフトウェア命令群により実施用されようとそうでなかろうと、本発明は、調節係数の特定の実施により限定されない。
ステップ208において、システム100は、入って来る信号を逆拡散するために、ステップ204において派生されたタイミング情報を使用する。上述したように、選択されたコードサンプルは粗いタイミング情報を供給してもよい。また、TTLは、ステップ208で行なわれた、逆拡散動作のための精細なタイミング情報を供給するために使用されてもよい。ステップ210において、システムは、ステップ206で計算された調節係数に基づいて逆拡散信号を計る。
ステップ212において、システム100は、図3のPLL10のような位相ロックループに、計測された信号を供給する。プロセスはステップ214で終了する。
したがって、システム100は、PLL10の中で所望のループ帯域幅を達成するために入力信号を計測する。システム100は、多数の変化する実施において上述した。たとえ様々な実施形態および利点が先の記述で述べられたとしても、上記の開示は実例となるだけであり、詳細にわたって変更してもよく、まだ本発明の広い原理の内にあることが理解されるべきである。したがって、本発明は添付された請求項によってのみ制限されるべきである。
この明細書で参照されるおよび/または出願データシートにリストアップされる上述の米国特許、米国特許出願出版物、米国特許出願、外国特許、外国特許出願および非特許出版物は、参照することによりその全体が本明細書に組み込まれる。
図1は、従来の位相ロックループの機能ブロック図である。 図2は、位相ロックループの前段の、コヒーレント自動利得コントローラーを用いた従来のレシーバーの機能ブロック図である。 図3は、本発明の1つの実施において図解された無線周波数レシーバーの一部の機能ブロック図である。 図4は、本発明の1つの実施の動作を図解するフローチャートである。

Claims (8)

  1. 下記を具備する無線周波数(RF)信号の検出のための装置:
    ピークRF信号を検出し、それに関連するタイミングデータおよび大きさデータを発生するピーク検出器;
    前記ピーク検出器に接続され、前記タイミングデータを前記ピーク検出器から受け取る逆拡散器、前記逆拡散器は、前記RF信号を逆拡散し、それにより逆拡散信号を発生する;
    前記ピーク検出器に接続され、前記ピーク検出器から前記大きさデータ受信する利得調節発生器、前記利得調節発生器は、前記大きさデータに基づいて、利得調節係数を発生する;
    前記利得調節係数と前記逆拡散信号を乗算し、出力信号を発生する乗算器;
    位相検出器、フィルタおよび電圧制御発振器(VCO)または数的制御発振器(NCO)を具備する位相ロックループ(PLL)、前記出力信号は、前記位相検出器に接続される。
  2. 前記ピーク検出器はノンコヒーレントピーク検出器である、請求項1の装置。
  3. 前記ピーク検出器は、ノンコヒーレント逆拡散器、大きさ推定器、およびソーターを具備し、前記タイミングデータおよび前記大きさデータを発生する、請求項1の装置。
  4. 前記利得調節発生器は、前記大きさデータに基づいて前記利得調節係数を計算する、請求項1の装置。
  5. 前記利得調節発生器は複数の利得調節係数を含むデータ記憶エリアを具備し、複数の利得調節係数の選択された1つが前記大きさデータに基づく前記利得調節係数として選択される、請求項1の装置。
  6. 前記複数の利得調節係数は、前記大きさデータに反比例するように選択される、請求項5の装置。
  7. 前記位相検出器は、第1と第2入力および出力を有し、前記第1入力は、前記出力信号を受信するように構成され、前記第2入力は、前記VCOまたはNCOの出力に接続され、前記位相検出器の前記出力は、前記フィルタを介して前記VCOまたは前記NCOの制御入力に接続される、請求項1の装置。
  8. 下記を具備する、無線周波数(RF)信号検出のための方法:
    ピークRF信号を検出し、前記ピークRF信号に関連する大きさデータを発生する;
    前記大きさデータに基づいて利得調節係数を発生する;
    前記利得調節係数と前記RF信号を乗算し、出力信号を発生する;
    前記RF信号と同期化する同期化ループ、前記出力信号は前記同期化ループの入力に供給される、
    ここにおいて前記ピークRF信号を検出することは、前記検出されたピークに関連するタイミングデータを発生することを具備し、前記方法は前記タイミングデータを用いて前記RF信号を逆拡散し、それにより逆拡散RF信号を発生することをさらに具備し、前記乗算は、前記逆拡散RF信号を乗算することを具備する。
JP2004519999A 2002-07-08 2003-07-08 無線周波数トラッキングおよび同期捕捉のための装置および方法 Expired - Fee Related JP4316498B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US10/191,728 US7130329B2 (en) 2002-07-08 2002-07-08 Apparatus and method for radio frequency tracking and acquisition
PCT/US2003/021277 WO2004006459A1 (en) 2002-07-08 2003-07-08 Apparatus and method for radio frequency tracking and acquisition

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005532747A JP2005532747A (ja) 2005-10-27
JP4316498B2 true JP4316498B2 (ja) 2009-08-19

Family

ID=30000003

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004519999A Expired - Fee Related JP4316498B2 (ja) 2002-07-08 2003-07-08 無線周波数トラッキングおよび同期捕捉のための装置および方法

Country Status (7)

Country Link
US (1) US7130329B2 (ja)
EP (1) EP1520352A1 (ja)
JP (1) JP4316498B2 (ja)
AU (1) AU2003247919A1 (ja)
CA (1) CA2492150A1 (ja)
RU (1) RU2321955C2 (ja)
WO (1) WO2004006459A1 (ja)

Families Citing this family (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7474724B1 (en) * 2004-10-13 2009-01-06 Cirrus Logic, Inc. Method and system for video-synchronous audio clock generation from an asynchronously sampled video signal
KR100610364B1 (ko) * 2005-02-14 2006-08-09 삼성전자주식회사 자동조정기능을 구비한 영상표시장치 및 자동조정방법
JP4179418B2 (ja) * 2005-07-13 2008-11-12 京セラ株式会社 無線受信装置
US7737739B1 (en) * 2007-12-12 2010-06-15 Integrated Device Technology, Inc. Phase step clock generator
US8437721B2 (en) * 2009-04-26 2013-05-07 Qualcomm Incorporated Jammer detection based adaptive PLL bandwidth adjustment in FM receiver
EP2253370B1 (en) 2009-05-20 2014-10-01 Gambro Lundia AB Hollow fibre membranes having improved performance
US8494070B2 (en) * 2010-05-12 2013-07-23 Qualcomm Incorporated Channel impulse response (CIR)-based and secondary synchronization channel (SSC)-based (frequency tracking loop (FTL)/time tracking loop (TTL)/channel estimation
JP5655251B2 (ja) * 2011-04-21 2015-01-21 ▲ホア▼▲ウェイ▼技術有限公司 位相誤差補正構成および位相誤差補正方法
RU2580068C1 (ru) * 2015-02-24 2016-04-10 Акционерное общество "Научно-производственное предприятие "Исток" имени А.И. Шокина" (АО "НПП "Исток" им. Шокина") Свч синтезатор частот
US9525576B1 (en) * 2015-07-24 2016-12-20 Seagate Technology Llc Self-adapting phase-locked loop filter for use in a read channel
US9613652B2 (en) 2015-07-24 2017-04-04 Seagate Technology Llc Phase error recovery circuitry and method for a magnetic recording device
JP6600878B2 (ja) * 2017-12-21 2019-11-06 本田技研工業株式会社 車両制御装置、車両制御方法、およびプログラム
US11018842B1 (en) * 2018-07-31 2021-05-25 Seagate Technology Llc Dynamic timing recovery bandwidth modulation for phase offset mitigation
WO2023085593A1 (ko) * 2021-11-09 2023-05-19 삼성전자주식회사 전자 장치 및 이의 동작 방법

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0453223B1 (en) * 1990-04-17 1997-09-10 Canon Kabushiki Kaisha Automatic loop gain control apparatus
JPH0783292B2 (ja) * 1990-09-21 1995-09-06 クラリオン株式会社 スペクトラム拡散通信機
US5610554A (en) * 1994-07-28 1997-03-11 Aval Communications Inc. Cancellation loop, for a feed-forward amplifier, employing an adaptive controller
JPH09247046A (ja) 1996-03-04 1997-09-19 Canon Inc スペクトラム拡散通信用受信装置
US6590872B1 (en) 1997-12-12 2003-07-08 Thomson Licensing S.A. Receiver with parallel correlator for acquisition of spread spectrum digital transmission
US6366607B1 (en) * 1998-05-14 2002-04-02 Interdigital Technology Corporation Processing for improved performance and reduced pilot
US6463043B1 (en) * 1998-11-25 2002-10-08 Nortel Networks Limited Carrier phase recovery of multi-rate signals
US6693882B1 (en) * 1999-01-26 2004-02-17 International Business Machines Corporation Frequency correction burst detection
US6504862B1 (en) 1999-06-02 2003-01-07 Nortel Networks Limited Method and apparatus for reducing the ratio of peak to average power in a Gaussian signal including a CDMA signal
US6430214B1 (en) * 2000-05-22 2002-08-06 Motorola, Inc. Fading resistant multi-level QAM receiver
US20040105382A1 (en) * 2000-05-25 2004-06-03 Kenichi Miyoshi Radio reception apparatus

Also Published As

Publication number Publication date
EP1520352A1 (en) 2005-04-06
US20040004962A1 (en) 2004-01-08
JP2005532747A (ja) 2005-10-27
AU2003247919A1 (en) 2004-01-23
RU2005102933A (ru) 2005-08-10
WO2004006459A1 (en) 2004-01-15
RU2321955C2 (ru) 2008-04-10
US7130329B2 (en) 2006-10-31
CA2492150A1 (en) 2004-01-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4035108B2 (ja) 自動パワー規格化を備えたコードトラッキングループ
US6606487B2 (en) Automatic frequency correction method and apparatus for time division duplex modes of 3G wireless communications
US7983323B2 (en) Method and system for managing, controlling, and combining signals in a frequency selective multipath fading channel
JP4316498B2 (ja) 無線周波数トラッキングおよび同期捕捉のための装置および方法
US7697596B2 (en) Cluster path processor time alignment for signal suppression/separation in a wireless device
JP4141067B2 (ja) 自動周波数制御方法およびシステム
US9413579B2 (en) Determining frequency errors in a multi-carrier receiver
JP2005509371A (ja) パイロット記号と非パイロット記号とを用いる周波数追跡
US7532685B2 (en) Methods of controlling tracker bandwidth in wireless communication systems
US7889781B2 (en) Maximum energy delay locked loop for cluster path processing in a wireless device
KR101073920B1 (ko) 자동 주파수 제어 장치 및 방법
JP3581067B2 (ja) Afc機能の有るcdma受信機
JP2004120338A (ja) Cdma受信装置
KR100768102B1 (ko) 직접 시퀀스 대역 확산 방식의 무선 피코셀 통신시스템에서의 위상 추적 장치 및 그 방법
JPH11234168A (ja) 拡散信号に対する相関処理の同期追従回路
JP2003163613A (ja) 受信装置及び受信方法
JP2001251218A (ja) 同期保持回路

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060627

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080507

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20080806

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20080813

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20081027

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20081125

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090325

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20090401

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090421

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090520

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4316498

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120529

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120529

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130529

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130529

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees