JP4315384B2 - 揺動座椅子 - Google Patents

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Description

本発明は、背掛部と臀座部と大腿座部と脛座部とを備えた座椅子に関し、詳しくは、体重位置移動によって、背掛部と臀座部とが、任意に設定された所望の角度を維持したまま、前後方向に揺動自在な揺動座椅子に関するものである。
従来の座椅子では、背掛部と臀座部と大腿座部と脛座部との互いの各連結部に、所望の角度に調整が自在な所謂「座椅子用ギア」を用いて、座椅子使用者の意のままに連結部を自在に屈曲或いは展開(以下、単に屈曲ともいう)させて自由に使用することは可能であったが、臀座部は常にその底面全部が床面に接地された状態であるか、或いは一定の角度にて固定(臀座部の後端縁が接地し前端縁側が浮かされた状態)されたものでしかなかった。
従来の座椅子では、このように背掛部等の屈曲角度(傾き度)は自由に選択できるとしても、一旦選択して座った状態が長時間続くと、座った姿勢が長時間固定されてしまい、体の節々、特に腰部に掛かる負担が大きくなってしまう。
このため、屈曲角度の変更を余儀なくされ、座椅子で体を休めて居たいのにもかかわらず、度々、座椅子から体を離して角度調節をやり直さねばならず、ゆっくりと体を休めることができない、という不都合があった。
本発明の揺動座椅子は、前記課題の解決を目的としてなされたもので、背掛部と臀座部とが、所望の角度(一旦選択された折り曲げ角度)を維持したまま、臀座部の背掛部側端縁を床面に接地した状態で、前後方向に揺動自在な構成としたものである。
請求項1の揺動座椅子の発明は、上半身の少なくとも腰部を持たせ掛ける背掛部と、臀部を乗せる臀座部と、大腿部を乗せる大腿座部と、脛部を乗せる脛座部とが連結された座椅子において、
前記背掛部と臀座部、及び大腿座部と脛座部とを角度調整自在な座椅子用ギアを用いて連結すると共に前記臀座部と大腿座部とを所定角度内において回動自在に連結し、
前記背掛部と臀座部との連結部は、当該臀座部の前後方向において、当該臀座部後方の背掛部側後端縁を避け、当該背掛部側後端縁から脛座部側前端縁へ間隔をおいた位置に配設し、前記臀座部の底面を床面に接地させ、前記大腿座部と脛座部との連結部を床面から浮かせて当該脛座部の足先側を接地させ、前記背掛部を床面から浮かせて臀座部に対して所望の角度に折り曲げた状態において、
座椅子に座ってる人の体重位置移動によって、前記背掛部と臀座部とが、前記所望の角度を維持したまま、臀座部の背掛部側端縁が床面に支えられて前後方向に揺動自在としたことを特徴とする。
請求項2の揺動座椅子の発明は、上半身の少なくとも腰部を持たせ掛ける背掛部と、臀部を乗せる臀座部と、大腿部を乗せる大腿座部と、脛部を乗せる脛座部とを備えた座椅子において、
前記大腿座部と脛座部とを所定角度に固定した上、前記背掛部と臀座部とを角度調整自在な座椅子用ギアを用いて連結すると共に前記臀座部と大腿座部とを所定角度内において回動自在に連結し、前記背掛部と臀座部との連結部は、当該臀座部の前後方向において、当該臀座部後方の背掛部側後端縁を避け、当該背掛部側後端縁から脛座部側前端縁へ間隔をおいた位置に配設し、
前記臀座部の底面を床面に接地させ、前記大腿座部と脛座部との連結部を床面から浮かせて当該脛座部の足先側を接地させ、前記背掛部を床面から浮かせて臀座部に対して所望の角度に折り曲げた状態において、
座椅子に座ってる人の体重位置移動によって、前記背掛部と臀座部とが、前記所望の角度を維持したまま、臀座部の背掛部側端縁が床面に支えられて前後方向に揺動自在としたことを特徴とする
請求項3の発明は、請求項1又は2に記載の揺動座椅子において、臀座部と大腿座部との所定角度は人が反り返った状態において臀部と大腿部とが最大に開いた角度以内であることを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項1又は2に記載の揺動座椅子において、臀座部と大腿座部との所定角度は180度であることを特徴とする。
請求項5の発明は、請求項1乃至4の何れかに記載の揺動座椅子において、背掛部は頭部を乗せる枕部を一体的に備えていることを特徴とする。
請求項6の発明は、請求項1乃至5の何れかに記載の揺動座椅子において、背掛部は頭部を乗せる枕部を備え、前記枕部は角度調整自在な座椅子用ギアを用いて背掛部と連結されたことを特徴とする。
請求項7の発明は、請求項1乃至6の何れかに記載の揺動座椅子において、臀座部は丸パイプにて略四角状に形成された骨格を備え、背掛部との連結部は当該臀座部の前後方向を向いた両縁側に配設されたことを特徴とする。
請求項の発明は、請求項1乃至の何れかに記載の揺動座椅子において、座椅子は臀座部の底面を床面に設置させた状態で、当該臀座部に対して背掛部と大腿座部とがコ字形を形成するよう少なくとも直角に屈曲可能に構成されたことを特徴とする。
請求項1乃至の各発明によれば、何れも、座椅子に座ったままで、背掛部に体重の掛かる位置を移動(体重位置移動)して、背部で荷重を掛けながら後方に押し倒すように姿勢を反り返らせることにより、背掛部と臀座部とが設定角度を維持したままで一体的に後傾するので、臀部が臀座部によって持ち上げられて腰を伸ばすことができ、姿勢を反り返らせた状態に伸展(伸展状態)させることができる。
又、背掛部への体重位置移動を前後方向に繰り返すことによって、腰を曲げて座った状態(座り状態)と伸展状態とを交互に自在に繰り返すロッキングをさせることができる。
又、背掛部と臀座部とが一体的に揺動する際の揺動軸、即ち背掛部と臀座部との連結部が、臀座部の前後方向の幅内即ち臀座部の前端縁と後端縁との間に位置させることができるので、背掛部と臀座部との揺動に対して、座椅子を安定化させることができる。
請求項5及び6の発明によれば、何れも、頭を支える枕部を備えているので、全身を委ねられる快適な座椅子として使用することができる。
請求項7の発明によれば、背掛部及び臀座部の骨格及び連結構造を簡易化することができる。
請求項8の発明によれば、不使用時にはコ字形構造にコンパクトに折りたたむことができるので、収納や搬送において、省スペース化と取り扱いの容易化とを実現させることができる。
以下、本発明の揺動座椅子を、枕部と背掛部と臀座部と大腿座部と脛座部とを備えた座椅子を例にして説明する。
実施例1の揺動座椅子は、枕部と背掛部と臀座部と大腿座部と脛座部とが連結された屈曲自在な座椅子である。
先ず、図1及び図2において説明する。
図1は座椅子の外観図、図2は図1の状態に屈曲された座椅子の骨格を示すフレーム図である。図中の符号1は背掛部であり、少なくとも腰部以上の上半身を持たせ掛ける部分である。2は臀座部であり、臀部を乗せる部分である。3は大腿座部であり、大腿部を乗せる部分である。4は脛座部であり、脛部を乗せる部分である。5は頭を持たせ掛ける枕部である。
背掛部1と臀座部2との連結部12、大腿座部3と脛座部4との連結部34、及び枕部5と背掛部1との連結部51は、何れも、角度調整が自在な在来の座椅子用ギアを用いて連結されている。
座椅子用ギアは、例えば、当該座椅子用ギア(連結部12)を中央に介して互いに連結された2つのフレーム(背掛部1と臀座部2)とは最大展開角度が180度であり、この最大展開角度内において、自由に設定角度を選択(調整)できる機能を備えたものである。
実際の角度調整に当っては、例えば、臀座部2に対して背掛部1を角度調整する場合には、背掛部1を一旦180度に開いてから所望の角度になるまでスムーズな動きで内角を狭めて行き、所望の角度になったら当該背掛部1の動きを止める。すると、背掛部1の動きを止めた段階で自動的にロックが掛かり、臀座部2に対する背掛部1の所望角度が固定される。
こうして、一旦設定された所望角度を変える場合には、設定角度より小さくなる方向に一旦背掛部1を少し動かすことでロックが解除されるので、解除した後、改めて所望の角度にまで背掛部1を動かして行き、所望の角度に達した段階で動きを止めれば、上述のようにロックが掛かって固定される。
枕部5と背掛部1との連結部51に用いられている座椅子用ギア(51)も最大展開角度が180度であり、前記背掛部1と臀座部2との連結部12の座椅子用ギア(12)と同様であり、両ギア51,12とも展開側が上方に向けられて設けられている。
同様に、大腿座部3と脛座部4との連結部34に用いられている座椅子用ギア(34)も最大展開角度が180度であるが、この座椅子用ギア(34)は膝が曲がる方向と同様になるように、展開側が下方に向けられて設けられている。
尚、前記の枕部5は角度調整自在な座椅子用ギア51を用いて背掛部1と連結されているが、これに限らず、例えば、座椅子用ギアを用いずに不動の枕部を一体的に備えた構成としても良い(図示せず)。このような枕部5を備えていると頭を支えることができ、全身を委ねられる快適な座椅子を提供できる。
臀座部2と大腿座部3との連結部23は、前記のような座椅子用ギアではなく、単なる回動軸(23)を介して回動自在に連結する。図示の回動軸23は、人が反り返った状態において臀部と大腿部とが最大に開いて大腿部とが曲がる角度(回動範囲)範囲以内を設定角度として、例えば180度にて、展開側が臀部と大腿部とが曲がる方向即ち上方向きとなるように設けられている。
前記のように構成した座椅子の臀座部2の底面を床面に接地させ、大腿座部3と脛座部4との連結部34を床面から浮かせて脛座部4の足先側の前端縁を床面に接地させ、背掛部1を床面から浮かせて臀座部2に対して所望の角度に折り曲げた図1及び図2の状態において、
座椅子に座ってる人の体重位置移動によって、図3に示すように、背掛部1と臀座部2とが、任意に設定された所望の角度を維持したままで、臀座部2の背掛部1側の床面に接地された後端縁21(臀座部の後端縁)を支点として、前後方向に揺動自在となるので、図3の想像線に示す図1及び図2の設定状態と図3の実線で示す傾倒状態との両状態を交互に繰り返す揺動運動(ロッキング)を自在に行うことができる。
図示の揺動座椅子によれば、座ったままで、座ってる人が背掛部1に体重の掛かる位置を移動(体重位置移動)し、背部で荷重を掛けながら背掛部1を後方(図3において左方向)に押し倒すように姿勢を反り返らせると、背掛部1と臀座部2とが設定角度を維持したままで一体的に後傾するので、臀部が臀座部2の前端縁32によって持ち上げられて腰を伸ばすことができ、座った状態の姿勢を反り返らせて伸展(伸展状態)させた状態ることができるし、この動作を繰り返すことによって、腰を曲げて座った状態(座り状態)と伸展状態との交互姿勢変換を自在に行うこともできる。
従って、従来の座椅子のように、座った姿勢で長時間固定されてしまうことや、座椅子から体を離して角度調節をやり直す必要がなくなり、体の節々や腰部に掛かる負担を解消することができ、ゆっくりと体を休めることのできる座椅子を提供できる。
尚、図示の揺動座椅子の臀座部2の骨格(フレーム)は、丸パイプの素材を用いて略四角状に形成され、背掛部1との連結部12が、当該臀座部2の前後方向(身長方向)を向いた両縁側に配設されており、しかも、当該臀座部2前後方向で後方側の背掛部側後端縁21を避けて、当該背掛部側後端縁21から脛座部3側の当該臀座部2の前端縁32へ適当な間隔をおいた位置Pに配設されている。
このように、丸パイプの素材を用いて略四角状に形成することによって、背掛部1や臀座部2の骨格や背掛部1と臀座部2との連結構造を簡易化することができ、製造コスト削減と生産性を向上させることができるが、骨格素材は必ずしも丸パイプである必要はなく、木製やその他の素材を用いて構成してもよい。
又、背掛部1と臀座部2との揺動軸となる連結部12を、臀座部2の前後方向の幅内において当該幅の中央に寄せた部位に位置させているので、背掛部と臀座部との揺動に対して、座椅子を安定化させることができる。
又、図4に示すように、この揺動座椅子は、枕部5と背掛部1と臀座部2と大腿座部3と脛座部4とが水平に展開可能に構成されているので、平面的なベッドとして使用することもできる。尚、図5はベット状態において膝を立てた状態を示し、図6は上半身側を起こした状態を示したものである。
更に又、図7に示すように、この揺動座椅子は、臀座部2の底面を床面に設置させた状態で、当該臀座部2に対して背掛部1と大腿座部3とがコ字形を形成するよう少なくとも直角に屈曲可能に構成されているので、不使用時にはコ字形構造にコンパクトに折りたたむことができ、収納や搬送等において、省スペース化と取り扱いの容易化とを実現させることができる。
請求項2の揺動座椅子の発明は、上半身の少なくとも腰部を持たせ掛ける背掛部と、臀部を乗せる臀座部と、大腿部を乗せる大腿座部と、脛部を乗せる脛座部とを備えた座椅子において、
実施例2の揺動座椅子は、枕部5と背掛部1と臀座部2と大腿座部3と脛座部4とを備えた座椅子であって、前記大腿座部3と脛座部4とを所定角度に固定した上で、前記背掛部1と臀座部2とを角度調整自在な座椅子用ギア12を用いて連結すると共に前記臀座部2と大腿座部3とを所定角度内において回動自在に連結し、
前記臀座部2の底面を床面に接地させ、前記大腿座部3と脛座部4との折り曲げ固定部を床面から浮かせて当該脛座部4の足先側を接地させ、前記背掛部1を床面から浮かせて臀座部2に対して所望の角度に折り曲げた状態において、
座椅子に座ってる人の体重位置移動によって、前記背掛部1と臀座部2とが、前記所望の角度を維持したまま、臀座部2の背掛部側端縁21が床面に支えられて前後方向に揺動自在な構成とした、ものである(図示せず)。
即ち、この実施例2の揺動座椅子は、実施例1における大腿座部3と脛座部4との連結部34に座椅子用ギア34を用いず、例えば、フレーム骨材としての丸パイプを単に折り曲げただけ(折り曲げ固定部)の構成とした点が異なるのみである。
従って、この実施例2の揺動座椅子では、かかる構成(折り曲げ固定部として点)の相違により、例えば、図4に示すように全体を水平状態に展開する事ができず、図5に示すように膝が折れて立ち上がった状態となるのみである。
又、図7に示すコ字形状態に折りたたんでの収納状態では、同図の連結部34に相当する膝部がコ字形の内側に折れ込んで「く」の字形となるだけであるから、実施例1の収納スペースより小さくなることはあっても大きくなることは無い。
その他、この実施例2の揺動椅子による作用効果は実施例1の揺動椅子と同様である。
本発明は、広く折り畳み式の座椅子に適用することができる。
図1は実施例1の座椅子の外観図である。 図2は実施例1の図1の状態に屈曲された座椅子の骨格を示すフレーム図である。 図3は実施例1における揺動状態の骨格を示す斜視図である。 図4は実施例1においてべットとして平面状に展開した状態の骨格を示す斜視図である。 図5は実施例1において膝を起こした状態の骨格を示す斜視図である。 図6は実施例1において上半身側を起こした状態の骨格を示す斜視図である。 図7は実施例1において不使用時の折り畳み状態骨格を示す側面図である。
1 背掛部
2 臀座部
3 大腿座部
4 脛座部
5 枕部
12 連結部(座椅子用ギア)
21 後端縁(臀座部)
23 回動軸(揺動軸)
32 前端縁(臀座部)
34 連結部(座椅子用ギア)
51 連結部(座椅子用ギア)

Claims (8)

  1. 上半身の少なくとも腰部を持たせ掛ける背掛部と、臀部を乗せる臀座部と、大腿部を乗せる大腿座部と、脛部を乗せる脛座部とが連結された座椅子において、
    前記背掛部と臀座部、及び大腿座部と脛座部とを角度調整自在な座椅子用ギアを用いて連結し、前記背掛部と臀座部との連結部は、当該臀座部の前後方向において、当該臀座部後方の背掛部側後端縁を避け、当該背掛部側後端縁から脛座部側前端縁へ間隔をおいた位置に配設し、
    前記臀座部と大腿座部とを所定角度内において回動自在に連結し、前記臀座部の底面を床面に接地させ、前記大腿座部と脛座部との連結部を床面から浮かせて当該脛座部の足先側を接地させ、前記背掛部を床面から浮かせて臀座部に対して所望の角度に折り曲げた状態において、
    座椅子に座ってる人の体重位置移動によって、前記背掛部と臀座部とが、前記所望の角度を維持したまま、臀座部の背掛部側端縁が床面に支えられて前後方向に揺動自在としたこと、
    を特徴とする揺動座椅子。
  2. 上半身の少なくとも腰部を持たせ掛ける背掛部と、臀部を乗せる臀座部と、大腿部を乗せる大腿座部と、脛部を乗せる脛座部とを備えた座椅子において、
    前記大腿座部と脛座部とを所定角度に固定した上、前記背掛部と臀座部とを角度調整自在な座椅子用ギアを用いて連結し、前記背掛部と臀座部との連結部は、当該臀座部の前後方向において、当該臀座部後方の背掛部側後端縁を避け、当該背掛部側後端縁から脛座部側前端縁へ間隔をおいた位置に配設し、
    前記臀座部と大腿座部とを所定角度内において回動自在に連結し、前記臀座部の底面を床面に接地させ、前記大腿座部と脛座部との連結部を床面から浮かせて当該脛座部の足先側を接地させ、前記背掛部を床面から浮かせて臀座部に対して所望の角度に折り曲げた状態において、
    座椅子に座ってる人の体重位置移動によって、前記背掛部と臀座部とが、前記所望の角度を維持したまま、臀座部の背掛部側端縁が床面に支えられて前後方向に揺動自在としたこと、
    を特徴とする揺動座椅子。
  3. 臀座部と大腿座部との所定角度は、人が反り返った状態において臀部と大腿部とが最大に開いた角度以内であることを特徴とする請求項1又は2に記載の揺動座椅子。
  4. 臀座部と大腿座部との所定角度は180度であることを特徴とする請求項1又は2に記載の揺動座椅子。
  5. 背掛部は、頭部を乗せる枕部を一体的に備えていることを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載の揺動座椅子。
  6. 背掛部は頭部を乗せる枕部を備え、前記枕部は角度調整自在な座椅子用ギアを用いて背掛部と連結されたことを特徴とする請求項1乃至5の何れかに記載の揺動座椅子。
  7. 臀座部は丸パイプにて略四角状に形成された骨格を備え、背掛部との連結部は当該臀座部の前後方向を向いた両縁側に配設されたことを特徴とする請求項1乃至6の何れかに記載の揺動座椅子。
  8. 座椅子は、臀座部の底面を床面に設置させた状態で、当該臀座部に対して背掛部と大腿座部とがコ字形を形成するよう少なくとも直角に屈曲可能に構成されたことを特徴とする請求項1乃至の何れかに記載の揺動座椅子。

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