JP4314791B2 - 燃料電池及び電子機器装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えばラップトップ型のパーソナルコンピュータや携帯電話等の携帯型の電子機器装置の電源として搭載される燃料電池及びそれらの電子機器装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
ラップトップ型のパーソナルコンピュータや携帯電話等の携帯型の電子機器装置の電源には、従来からリチウムイオンバッテリーなどの2次電池が用いられている。
【0003】
このような電子機器装置では、処理部や表示部等が益々大きな電力を消費するようになってきており、加えて長時間の使用に耐え得る電源が求められている。
【0004】
そこで、これらの電子機器装置の電源として燃料電池を用いることが検討されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、これらの電子機器装置に燃料電池を搭載した場合、燃料電池から発生する熱によって誤動作等の問題が発生する虞がある。
【0006】
そこで、例えばファンにより燃料電池を冷却するような構成が考えられるが、冷却能力の点や騒音の点で問題になる可能性が高い。特に、最近のこれらの電気機器装置では、処理部や表示部等から発生する熱でさえもファンによる冷却が問題となっているため、ファン以外の新たな冷却手段が求められるものと考えられる。
【0007】
本発明は、このような事情に基づきなされたもので、騒音等の問題を回避しつつ、発熱を抑えることができる燃料電池及び電気機器装置を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】
かかる課題を解決するため、本発明の主たる観点に係る燃料電池は、燃料電池本体と、ヒートパイプを構成するエバポレータ部が前記燃料電池本体に近接して配置された冷却装置と、前記燃料電池本体で発生した水を、前記ヒートパイプを構成する流路に作動液として流入させる流入部とを具備する。
【0009】
本発明では、燃料電池から発生する熱をヒートパイプにより構成される冷却装置によって冷却するようにしているので、騒音等の問題を回避しつつ、発熱を抑えることができる。
ここで、燃料電池では、水素と酸素とが結合して水が生じる。従来の燃料電池では、このような水は排出するような構成が採用されていた。これに対して、本発明では、燃料電池本体で発生した水を、ヒートパイプを構成する流路に作動液として流入させるように構成したので、即ち燃料電池本体で発生した水を再利用できるように構成したので、燃料電池で発生した水を捨てる必要はなくなり、また作動液を外部から供給する必要もなくなる。
【0010】
ここで、ヒートパイプとは、例えば管の内壁に毛細管構造を持たせた金属製パイプであり、内部は真空で、少量の水もしくは代替フロンなどが封入されている。ヒートパイプの一端を熱源に接触させて加熱すると、内部の液体が蒸発して気化し、このとき潜熱(気化熱)として、熱が取り込まれる。そして、低温部へ高速に(ほぼ音速で)移動し、そこで、冷やされてまた液体に戻り、熱を放出する(凝縮潜熱による熱放出)。液体は毛細管構造を通って(もしくは重力によって)元の場所へ戻るので、連続的に効率よく熱を移動させることができる。
【0011】
本発明では、前記燃料電池本体は、空気極である第1の層と、固体高分子膜からなる第2の層と、燃料極である第3の層とを積層した構造であり、前記エバポレータ部は、前記第1の層上に積層された板状の構造であることが好ましい。
【0012】
これにより、小型薄型化が可能となり、ラップトップ型のパーソナルコンピュータや携帯電話等の携帯型の電子機器装置の電源として搭載される形態として非常に好ましいものになるからである。
【0015】
本発明の別の観点に係る電子機器装置は、燃料電池本体と、ヒートパイプを構成するエバポレータ部が前記燃料電池本体に近接して配置された冷却装置と、前記燃料電池本体で発生した水を、前記ヒートパイプを構成する流路に作動液として流入させる流入部とを具備する燃料電池を電源として搭載する。
【0016】
本発明では、騒音等の問題を回避しつつ、発熱を抑えることができる。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づき説明する。
(燃料電池の構成)
図1は本発明の一実施形態に係る燃料電池の構成を示す斜視図、図2はその断面図である。
【0018】
これらの図に示すように、燃料電池1は、燃料電池本体2と、冷却装置3とを有する。
【0019】
燃料電池本体2は、空気/水の流路基板4と空気極5と固体高分子膜6と燃料極7とを順次積層して構成される。
【0020】
空気/水の流路基板4は、空気極5内に空気(O2)を導入するための空気導入部8及び生成された水を外部に排出するための水排出口9が設けられている。
【0021】
固体高分子膜6は、触媒を担持し、電解質膜として機能している。
【0022】
燃料極7は、水素吸収合金からなる。なお、燃料極7は、水素を供給するための流路と極との組み合わせとすることも可能である。
【0023】
そして、空気極5と燃料極7との間に負荷100が接続されるようになっている。
【0024】
冷却装置3は、矩形で板状のヒートパイプであり、流路基板4と積層して配置されたエバポレータ領域10と、コンデンサ領域11と、これらエバポレータ側とコンデンサ側との間で作動液を循環させるための液循環領域12とを有する。
【0025】
図3はこの冷却装置3の構成を示す分解斜視図、図4はその側面図、図5はその平面図である。
【0026】
これらの図に示すように、エバポレータ領域10は、それぞれ独立してエバポレータとして機能する例えば9個のエバポレータ部10a〜10iを有する。同様に、コンデンサ領域11も、それぞれ独立してコンデンサとして機能し、それそれが上記の各エバポレータ部10a〜10iに対応する例えば9個のコンデンサ部11a〜11iを有する。液循環領域12には、各エバポレータ部10a〜10iと各コンデンサ部11a〜11iとの間に、エバポレータ部からコンデンサ部に気化された作動液(気体の状態)を流通する流路である気相ライン13a〜13i及びコンデンサ部からエバポレータ部に例えば水である作動液(液体の状態)が流通する流路である液相ライン14a〜14iが設けられている。
【0027】
ここで、冷却装置3は、上記の各部を構成するために、流路基板15、対向基板16、9個のウイック基板17a〜17i及び9個のコンデンサ基板18a〜18iを有する。
【0028】
流路基板15はフッ素樹脂等からなる矩形の基板であり、流路基板15の表面には上記の各部を構成するための溝19a〜19eが形成されている。より具体的には、流路基板15の表面には、エバポレータ部10a〜10iを構成する液体供給溝19a及び気体回収溝19b、液相ライン14a〜14iを構成する液体流路溝19c、気相ライン13a〜13iを構成する気体流通溝19d、コンデンサ部11a〜11iを構成するコンデンサ溝19eが形成されている。また、流路基板15の裏面から各液体供給溝19aにはリザーバ孔25a〜25iが貫通し、流路基板15の裏面から各気体回収溝19bにはオーバフロー水口26a〜26iが貫通している。
【0029】
図2に示したように、各リザーバ孔25a〜25iと燃料電池本体2の水排出口9とは、例えばフッ素樹脂からなる配管27を介して接続され、燃料電池本体2で生じた水が配管27を介して作動液として冷却装置3に供給されるようになっている。また、オーバフロー水口26a〜26iからは同様にフッ素樹脂からなる配管28を介して外部に排出されるようになっている。
【0030】
対向基板16は同様にフッ素樹脂等からなる矩形の基板であり、ウイック基板17a〜17i及びコンデンサ基板18a〜18iが組み込まれる孔20が設けられている。
【0031】
各ウイック基板17a〜17iは、熱伝導性の良い、例えばニッケル、銅等の金属からなり、表面には多数の溝21が形成されている。各溝21は、作動液である水を毛細管現象により移動させることができるような幅で形成されている。
【0032】
各コンデンサ基板18a〜18iも、同様に熱伝導性の良い、例えばニッケル、銅等の金属からなり、表面には上記と同様の多数の溝22が形成されている。
【0033】
本実施形態に係る冷却装置3は、対向基板16の各孔20に各ウイック基板17a〜17i及び各コンデンサ基板18a〜18iを組み込むと共に、流路基板15と対向基板16とを張り合わせることでヒートパイプを構成する流路が形成されるようになっている。なお、組み込み及び針合わせには例えば接着剤としてポリイミド樹脂が使用されている。
【0034】
次に、このように構成された冷却装置3による冷却動作について説明する。
【0035】
燃料電池本体2から発生する熱は、冷却装置3におけるエバポレータ部10a〜10iに伝達し、この熱によってエバポレータ部10a〜10iに溜まっている液体は蒸発して気体になる。
【0036】
この気体は、気相ライン13a〜13iを通ってコンデンサ部11a〜11iに流入し、コンデンサ部11a〜11iで熱を放出して再び液体になる。
【0037】
この液体は、液相ライン14a〜14iを通ってエバポレータ部10a〜10iに流入する。
【0038】
そして、エバポレータ部10a〜10iからの熱により再び気体になってコンデンサ部11a〜11iに流入する。
【0039】
本実施形態に係る冷却装置3では、このような液体及び気体の循環により、エバポレータ部10a〜10iからコンデンサ部11a〜11iに熱を移動させて冷却を行う。
【0040】
このように本実施形態に係る燃料電池1では、燃料電池本体2から発生する熱をヒートパイプにより構成される冷却装置3によって冷却するようにしているので、騒音等の問題を回避しつつ、発熱を抑えることができる。また、冷却装置3を、流路基板15と対向基板16とウイック基板17a〜17iとコンデンサ基板18a〜18iとを組み込み及び張り合わせで構成したので、小型薄型化が可能で、コンパクトな燃料電池1を構成することが可能である。従って、本実施形態に係る燃料電池1は、ラップトップ型のパーソナルコンピュータや携帯電話等の携帯型の電子機器装置の電源として搭載される形態として非常に好ましいものになる。更に、燃料電池本体2で発生した水を、ヒートパイプを構成する流路に作動液として流入させるように構成したので、即ち燃料電池本体で発生した水を再利用できるように構成したので、ヒートパイプにより構成される冷却装置3に対して作動液を外部から供給する必要もなくなる。
【0041】
なお、上記の燃料電池1を積層させるような構造であっても勿論かまわない。
【0042】
(燃料電池の製造方法)
次に、上記のように構成された燃料電池1の製造方法について説明する。
【0043】
図6は燃料電池1の製造の工程を示したものである。
【0044】
まず、空気/水の流路基板4と空気極5と固体高分子膜6と燃料極7とを積層することによって燃料電池本体2を製造する(ステップ601)。
【0045】
一方、冷却装置3については以下のように製造する。
【0046】
流路基板15、対向基板16、ウイック基板17a〜17i及びコンデンサ基板18a〜18iを形成する(ステップ602〜605)。
【0047】
流路基板15については、フッ素樹脂からなる矩形の基材に溝19a〜19e、リザーバ孔25a〜25i及びオーバフロー水口26a〜26iを形成する。
【0048】
対向基板16については、同様にフッ素樹脂からなる矩形の基材にウイック基板17a〜17i及びコンデンサ基板18a〜18iが組み込まれる孔20を形成する。
【0049】
より具体的には、流路基板15及び対向基板16は例えばTIEGA(Teflon Included Etching Galvanicforming)法によって形成される。このTIEGA法について図7に基づき説明する。
【0050】
まず、図7(a)に示すように、流路基板15及び対向基板16上に、マスクとして、パターンニングされたメタルマスク37を配置する。
【0051】
次に、図7(b)に示すように、シンクロトロン光を照射することによって、流路基板15及び対向基板16上に溝や孔を形成する。ここで、シンクロトロン光とは、電子又は陽電子を光速近くまで加速し、磁場の中で進行方向を曲げることにより発生する電磁波をいう。
【0052】
次に、図7(c)に示すように、メタルマスク37を除去し、流路基板15及び対向基板16の溝や孔の形成が完了する。
【0053】
次に、図7(d)に示すように、熱圧着時に必要な接着層の形成を行う。流路基板15及び対向基板16上に形成された溝及び孔の部分にレジスト層39を形成する。そして、フッ素樹脂表面に、FCVA(Filtered Cathodic Vacuum Arc)法によって注入層を形成する。本実施形態では注入層として銅層38が用いられているが、例えばシリコンを注入層として用いてもよい。
【0054】
そして、図7(e)に示すように、レジスト層39を剥離し、接着層が形成され、流路基板15及び対向基板16が完成する。
【0055】
なお、流路基板15及び対向基板16はシンクロトロン光の照射により形成されているが、例えばエキシマレーザー等のレーザー光の照射による形成や金型成型による形成、又は反応性イオンエッチング法等により形成しても良い。さらに、銅層38を形成する際には、エキシマレーザーなどによってフッ素樹脂の表面を改質させた後に、蒸着やスパッタリングなどの方法によって形成しても良い。この方法により、効率的に基板を形成することができる。
【0056】
溝を有するウイック基板17a〜17i及びコンデンサ基板18a〜18iは例えばUV−LIGAと呼ばれる方法によって形成される。図8に基づきUV−LIGAの工程について具体的に説明する。
【0057】
まず、図8(a)に示すように、プレート43上例えば有機材料であるSU−8からなるレジスト層42を形成し、その上にパターンニングされたレジスト膜41を形成する。これをパターン基板40と呼ぶ。
【0058】
次に、図8(b)に示すように、パターン基板40の上方からUVを照射し、レジスト層42のエッチングを行う。
【0059】
次に、図8(c)に示すように、このパターン基板40からレジスト膜41を剥離し、この表面にニッケルNiの電鋳でニッケル層44を形成する。
【0060】
そして、図8(d)に示すように、パターン基板40からニッケル層44を剥離する。剥離したニッケル層44が溝を有するウイック基板17a〜17i及びコンデンサ基板18a〜18iとなる。
【0061】
なお、ウイック基板17a〜17i及びコンデンサ基板18a〜18iの形成は、例えば反応性イオンエッチング法によっても可能である。
【0062】
以上のようにして流路基板15、対向基板16、ウイック基板17a〜17i及びコンデンサ基板18a〜18iが形成される。
【0063】
次に、対向基板16の孔20にウイック基板17a〜17i及びコンデンサ基板18a〜18iを組み込む(ステップ606)。
【0064】
次に、ウイック基板17a〜17i及びコンデンサ基板18a〜18iが組み込まれた対向基板16と流路基板15とを接合する(ステップ607)。
【0065】
このように形成された冷却装置3と燃料電池本体2とを例えば接着剤により接着する(ステップ608)。
【0066】
そして、冷却装置3のリザーバ孔25a〜25iと燃料電池本体2の水排出口9とを例えばフッ素樹脂からなる配管27により接続し、冷却装置3のオーバフロー水口26a〜26iに同様にフッ素樹脂からなる配管28を接続する(ステップ609)。
【0067】
(電子機器装置)
次に、本発明に係る燃料電池1が搭載された電子機器装置について説明する。
【0068】
図9は本発明に係る燃料電池1が搭載された電子機器装置としてのノート型のパーソナルコンピュータ(以下、PCと呼ぶ。)の概略斜視図である。
【0069】
PC150は、当該PC150を駆動するために、上記構成の燃料電池1を電源として搭載している。
【0070】
なお、ここでは、電子機器装置としてPCを例にとり説明したが、本発明に係る燃料電池は携帯電話やディジタルカメラ、ビデオカメラ等の他の電子機器装置にも搭載することが可能である。
【0071】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、騒音等の問題を回避しつつ、発熱を抑えることができる燃料電池及び電気機器装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る燃料電池の構成を示す斜視図である。
【図2】図1に示した燃料電池の断面図である。
【図3】図1に示した冷却装置の構成を示す分解斜視図である。
【図4】図3に示した冷却装置の側面図である。
【図5】図3に示した冷却装置の平面図である。
【図6】本発明の一実施形態に係る燃料電池の製造工程を示すフロー図である。
【図7】TIEGA法を説明するための図である。
【図8】UV−LIGAの工程を説明するための図である。
【図9】本発明に係る燃料電池が搭載された電子機器装置としてのパーソナルコンピュータの概略斜視図である。
【符号の説明】
1 燃料電池
2 燃料電池本体
3 冷却装置
4 空気/水の流路基板
5 空気極
6 固体高分子膜
7 燃料極
9 水排出口
10 エバポレータ領域
11 コンデンサ領域
12 液循環領域
10a〜10i エバポレータ部
11a〜11i コンデンサ部
13a〜13i 気相ライン
14a〜14i 液相ライン
15 流路基板
16 対向基板
17a〜17i ウイック基板
18a〜18i コンデンサ基板
25a〜25i リザーバ孔
27 配管
Claims (3)
- 燃料電池本体と、
ヒートパイプを構成するエバポレータ部が前記燃料電池本体に近接して配置された冷却装置と、
前記燃料電池本体で発生した水を、前記ヒートパイプを構成する流路に作動液として流入させる流入部と
を具備する燃料電池。 - 請求項1に記載の燃料電池において、
前記燃料電池本体は、空気極である第1の層と、固体高分子膜からなる第2の層と、燃料極である第3の層とを積層した構造であり、
前記エバポレータ部は、前記第1の層に近接して積層された板状の構造である
燃料電池。 - 燃料電池本体と、ヒートパイプを構成するエバポレータ部が前記燃料電池本体に近接して配置された冷却装置と、前記燃料電池本体で発生した水を、前記ヒートパイプを構成する流路に作動液として流入させる流入部とを具備する燃料電池を電源として搭載した電子機器装置。
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