JP4314222B2 - 誘導加熱調理器 - Google Patents
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Description
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1に係る誘導加熱調理器50の構造を示す断面図である。ここでは、誘導加熱調理器50内に内鍋14が収納されている場合を例に示している。誘導加熱調理器50は、本体1と、本体1に内装固着された内鍋収納部2と、内鍋収納部2の外底部に設けられた電磁誘導加熱用の第一加熱コイル3aと、内鍋収納部2の外底部コーナーに設けられた第二加熱コイル3bと、内鍋収納部2に収納された内鍋を閉塞する内蓋7を有する外蓋9とで構成されている。なお、第一加熱コイル3aと第二加熱コイル3bとで誘導加熱コイル3を構成している。
図4は、内鍋の表面温度と時間との関係を示す説明図である。ここでは、内鍋14または内鍋15が収納されている場合を例に示したものであり、内鍋14または内鍋15に100Vの商用電源を投入した際の表面温度の時間的な推移を示したものである。図において、炭素焼結材製で形成されている内鍋14では、通電時間20秒で表面温度の上昇は16℃となることを示している。これに対し、金属性の内鍋15では、通電時間20秒で表面温度の上昇は10℃となることを示している。したがって、この温度差を利用することで、内鍋の種類を特定することが可能である。
まず始めに、ユーザが所定量の調理対象物(たとえば米や水、小麦粉、その他の食材等)を内鍋内に入れた後、その内鍋を内鍋収納部2に収納すると前記のようにして重量センサ4の検知結果に基づき内鍋の種類が特定される。そして、外蓋9を閉める。そうすると、内蓋7の蓋パッキン8が内鍋のフランジ部に圧接されて密閉シールされるようになる。この段階では、前記の重量センサ4による方法以外では、まだ内鍋の種類が特定されていない。
実施の形態1では、フランジ受け部2aに段差を設けて、内鍋14や内鍋15に対応する場合を例に説明したが、実施の形態2では、フランジ受け部2bに支持体16を設けて内鍋14や内鍋15に対応する場合を例に説明する。なお、その他の構成については誘導加熱調理器50と同一または同等であるので、同一符号を付し説明を省略する。また、内鍋収納部2に収納された内鍋の種類を特定する仕方についても実施の形態1と同様に行うようになっている。
実施の形態3では、内鍋の種類の特定を開始するためのスイッチをフランジ受け部2dあるいは内蓋7aに設置している点で、実施の形態1及び実施の形態2と差異を設けている。つまり、内鍋を構成している材質に差異がなくても、内鍋の形状に基づいて内鍋収納部2に収納された内鍋を特定することを可能にしている。なお、その他の構成については誘導加熱調理器50と同一または同等であるので、同一符号を付し説明を省略する。
Claims (10)
- 上部が開口し、異なる材質あるいは異なる構成で形成された2種類以上の内鍋を選択的に収納する内鍋収納部と、
前記内鍋収納部に収納される内鍋と、
前記内鍋収納部の開口部を開閉自在に覆う内蓋を有する外蓋と、
前記内鍋収納部に収納された内鍋を発熱させる誘導加熱コイルと、
前記誘導加熱コイルに高周波電流を供給するインバータ回路と、
前記内鍋収納部に内鍋が収納された際にその内鍋の種類を特定する検知部と、
前記検知部からの検知情報に基づいて前記インバータ回路を制御する制御部とを有し、
前記検知部は、
前記内鍋収納部に収納された内鍋の重量を検知する重量検知手段を有し、
その結果によって構成材質の異なる前記内鍋の種類を特定する
ことを特徴とする誘導加熱調理器。 - 前記検知部は、
前記内鍋収納部に収納された内鍋の温度を検知する温度検知手段を有し、
前記温度検知手段からの温度情報に基づいて温度上昇速度を算出し、
その結果を加えることによって構成材質の異なる前記内鍋の種類を特定する
ことを特徴とする請求項1に記載の誘導加熱調理器。 - 前記検知部は、
前記内鍋収納部に収納された内鍋の重量を検知する重量検知手段を有し、
その結果を加えることによって構成材質の異なる前記内鍋の種類を特定する
ことを特徴とする請求項2または3に記載の誘導加熱調理器。 - 前記検知部は、
前記誘導加熱コイルを流れる電流を検知するコイル電流検知手段を有し、
その結果を加えることによって構成材質の異なる前記内鍋の種類を特定する
ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の誘導加熱調理器。 - 上部が開口し、異なる材質あるいは異なる構成で形成された2種類以上の内鍋を選択的に収納する内鍋収納部と、
前記内鍋収納部に収納される内鍋と、
前記内鍋収納部の開口部を開閉自在に覆う内蓋を有する外蓋と、
前記内鍋収納部に収納された内鍋を発熱させる誘導加熱コイルと、
前記誘導加熱コイルに高周波電流を供給するインバータ回路と、
前記内鍋収納部に内鍋が収納された際にその内鍋の種類を特定する検知部と、
前記検知部からの検知情報に基づいて前記インバータ回路を制御する制御部とを有し、
前記内鍋の周縁には、内鍋の種類に応じて形状の異なるフランジ部を設け、
前記内鍋収納部には、いずれの種類の内鍋が収納された際にも、その内鍋の開口縁部を同じ高さにするフランジ受け部を設け、
前記内鍋収納部に収納された内鍋の種類を特定するための鍋種検知スイッチを前記内蓋に備え、
前記検知部は、
前記内鍋収納部に収納される内鍋のフランジ部により前記鍋種検知スイッチが押下されることで前記内鍋の種類を特定する
ことを特徴とする誘導加熱調理器。 - 前記フランジ受け部を、前記内鍋収納部に収納される内鍋の開口縁部の高さを調整するための支持体が装着可能な構成とし、
前記支持体の着脱で前記内鍋収納部に収納された内鍋を特定する
ことを特徴とする請求項5に記載の誘導加熱調理器。 - 前記フランジ受け部を、前記内鍋収納部に収納される内鍋の開口縁部の高さを調整するための支持体が装着可能な構成とし、
前記支持体を方向可変に着脱可能な形状とし、前記支持体の装着された向きで前記内鍋収納部に収納された内鍋を特定する
ことを特徴とする請求項5に記載の誘導加熱調理器。 - 前記支持体に、弾性体を含めた
ことを特徴とする請求項5〜7のいずれか一項に記載の誘導加熱調理器。 - 前記2種類以上の内鍋には、炭素含有率90%以上の材料で形成した種類のものと、磁性金属を主材料として形成した種類のものとを少なくとも含む
ことを特徴とする請求項1〜8のいずれか一項に記載の誘導加熱調理器。 - 前記検知部で特定した内鍋の種類を表示する表示部を備えた
ことを特徴とする請求項1〜9のいずれか一項に記載の誘導加熱調理器。
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JP2005231602A JP4314222B2 (ja) | 2005-08-10 | 2005-08-10 | 誘導加熱調理器 |
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Publications (2)
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JP7378206B2 (ja) * | 2018-12-19 | 2023-11-13 | 三菱電機株式会社 | 炊飯器 |
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2005
- 2005-08-10 JP JP2005231602A patent/JP4314222B2/ja active Active
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