JP4314222B2 - 誘導加熱調理器 - Google Patents

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Description

本発明は、食品等を誘導加熱調理器本体内に収容してその食品等を加熱調理する誘導加熱調理器に関するものであり、特に多様な調理を実現するために誘導加熱調理器1台で複数種類の鍋が使用できる誘導加熱調理器に関するものである。
従来、「誘導加熱により加熱を行う加熱装置と、この加熱装置に選択的に載置し得る複数の調理容器本体とからなり、調理容器本体のうち1つを炊飯用とし、この炊飯用調理容器本体に対応した炊飯モードに使用する第1の操作部を加熱装置の側面に設けるとともに、その他の調理容器本体に対応した調理モードに使用する第2の操作部を加熱装置の上面に設けて、炊飯用調理容器本体を載置したときに第2の操作部が隠れる」ようにした電磁誘導加熱調理器が存在する(たとえば、特許文献1参照)。
また、「制御部8に誘導加熱コイル6を炊飯と煮物に応じてそれぞれ制御する炊飯用制御パターンと煮物用制御パターンとを設け、蓋体2が内鍋収納部5の開口部を閉じたときは炊飯用制御パターンにより、蓋体2が内鍋収納部の開口部を開放したときは煮物用制御パターンにより誘導加熱コイル6を制御する」ようにした誘導加熱調理器が存在する(たとえば、特許文献2参照)。
特許3108956号公報(第2−3頁、図1−図6) 特開2004−329488号公報(第6頁、図9)
上記の電磁誘導加熱調理器は、加熱装置に選択的に載置し得る複数の調理器本体(鍋)を必要とするものである。炊飯や他の食材の調理を行う場合は、その調理に応じた調理器本体(鍋)を載置しなければならなかった。つまり、ユーザが調理によって、その都度、調理器本体を変換しなければならなかった。このように、ユーザが負担する手間(作業手順や操作手順、調理器本体の選択等)が多く、煩雑であるという問題があった。
また、上記の誘導加熱調理器は、複数種類の鍋を使用することができるように構成されたものである。しかしながら、炊飯及び煮物にそれぞれ専用の内鍋を用いることになっており、調理に応じて専用の内鍋に交換しなければならなかった。すなわち、内鍋の種類を誘導加熱調理器の蓋体の開閉で検知するものであり、作業手順や操作手順は軽減できるものの内鍋の選択はユーザが行わなければならず、ユーザの負担する手間を十分に軽減するものではなかった。
本発明は、上記の問題を解決するためになされたもので、1つの調理器本体に材質(すなわち、加熱特性)の異なる複数の鍋を選択的に使用可能とすることでユーザの煩雑な作業をなくし、かつ利便性を高めて多様な調理を実現することを目的とするものである。
本発明に係る誘導加熱調理器は、上部が開口し、異なる材質あるいは異なる構成で形成された2種類以上の内鍋を選択的に収納する内鍋収納部と、前記内鍋収納部に収納される内鍋と、前記内鍋収納部の開口部を開閉自在に覆う内蓋を有する外蓋と、前記内鍋収納部に収納された内鍋を発熱させる誘導加熱コイルと、前記誘導加熱コイルに高周波電流を供給するインバータ回路と、前記内鍋収納部に内鍋が収納された際にその内鍋の種類を特定する検知部と、前記検知部からの検知情報に基づいて前記インバータ回路を制御する制御部とを有し、前記検知部は、前記内鍋収納部に収納された内鍋の重量を検知する重量検知手段を有し、その結果によって構成材質の異なる前記内鍋の種類を特定することを特徴とする。
本発明に係る誘導加熱調理器は、上部が開口し、異なる材質あるいは異なる構成で形成された2種類以上の内鍋を選択的に収納する内鍋収納部と、前記内鍋収納部に収納される内鍋と、前記内鍋収納部の開口部を開閉自在に覆う内蓋を有する外蓋と、前記内鍋収納部に収納された内鍋を発熱させる誘導加熱コイルと、前記誘導加熱コイルに高周波電流を供給するインバータ回路と、前記内鍋収納部に内鍋が収納された際にその内鍋の種類を特定する検知部と、前記検知部からの検知情報に基づいて前記インバータ回路を制御する制御部とを有し、前記検知部は、前記内鍋収納部に収納された内鍋の重量を検知する重量検知手段を有し、その結果によって構成材質の異なる前記内鍋の種類を特定するので、収納された内鍋の種類に適した調理が可能になる。
以下、図面に基づいて本発明の実施の形態について説明する。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1に係る誘導加熱調理器50の構造を示す断面図である。ここでは、誘導加熱調理器50内に内鍋14が収納されている場合を例に示している。誘導加熱調理器50は、本体1と、本体1に内装固着された内鍋収納部2と、内鍋収納部2の外底部に設けられた電磁誘導加熱用の第一加熱コイル3aと、内鍋収納部2の外底部コーナーに設けられた第二加熱コイル3bと、内鍋収納部2に収納された内鍋を閉塞する内蓋7を有する外蓋9とで構成されている。なお、第一加熱コイル3aと第二加熱コイル3bとで誘導加熱コイル3を構成している。
また、本体1には、内鍋収納部2の底中央部に形成した孔部に貫通して設けられ圧縮バネ4aにより下方から支持された重量センサ4(重量検知手段)と、内鍋の温度を検知する温度検知手段19と、内鍋表面に微弱電流を流すことによりその抵抗値を検知する表面電流検知手段18とが内装されている。さらに、内蓋7及び外蓋9には、蒸気を排出するための蒸気口11が貫通するように設けられている。この蒸気口11は、容器内弁11aと外部弁11bとによって構成されている。なお、内蓋7と外蓋9との間には、係止材10が設けられている。
内鍋14は、内鍋収納部2に着脱自在に収納される内鍋であり、内鍋14の外底部中央は重量センサ4と接触するようになっている。この内鍋14は、内鍋フランジ部14aが内鍋収納部2の開口部に設けられているフランジ受け部2aによって支持されるようになっている(図3参照)。また、内鍋14と内蓋7とは、内鍋14と内蓋7との接触部分に設けられている蓋パッキン8で密閉されるようになっている。
ここでは、この内鍋14の材質を熱伝導が良好な炭素90%の焼結体を基材として形成されている場合を例に説明する。この焼結体は、比較的割れ易いという性質を有しているため、従来の金属系鍋の板厚に比較して略2〜5倍の板厚である4〜10mmで構成するとよい。こうすれば、炭素焼結体を基材とした内鍋14であっても十分な強度が得られるようになる。したがって、炭素焼結体の内鍋14は、炭素(炭)の性質に由来する遠赤外線放射機能や脱臭機能等が付与されることになり、炊飯はもちろん煮込みやパン製造等の調理でも有効に利用することが可能になっている。
また、誘導加熱調理器50の内鍋収納部2は、内鍋14とは板厚が異なる内鍋15も収納することが可能になっている。ここでは、この内鍋15の材質をフェライト系ステンレス鋼板等の磁性金属を母材として、その内側に熱伝導率の高いアルミや銅等の素材を多層で組み合わせて、その後内側表面にフッ素コーティング等の表面処理を施して形成されている場合を例に説明する。内鍋15は、金属性の鍋であり、強度が強いため内鍋14に比べて薄肉化が可能になっているのである(図3参照)。なお、ここでは、内鍋14及び内鍋15の2種類の内鍋が内鍋収納部2に収納される場合を例に説明するが、これに限定するものではなく、内鍋14及び内鍋15以外の内鍋であってもよい。
なお、外蓋9には、ユーザからの指示を受け付けたり、誘導加熱調理器50の状態を示したりする操作表示部12が設けられている(図7参照)。また、重量センサ4と温度検知手段19とを別々の備えている場合を例に示しているが、これに限定するものではない。たとえば、重量センサ4の先端に温度検知手段19を設けるようにして共用してもよい。また、温度検知手段19は、内鍋内の内容物の温度を検知するものなので、内蓋7に備えてもよい。
また、第一加熱コイル3a及び第二加熱コイル3bは、スパイラル状に旋回され直列に接続されており、高周波電流が供給されるようになっている。この高周波電流は、インバータ回路41から供給されるようになっている。インバータ回路41は、制御部40により駆動制御されて、電磁誘導加熱される内鍋の加熱調節を行うようになっている。なお、この制御部40に用いられる情報として、重量センサ4の情報や温度検知手段19からの検知情報が利用されるようになっている。
図2は、誘導加熱調理器50の回路構成を示す概略構成図である。誘導加熱調理器50は、整流回路52と、整流回路52の出力端子間に接続されたコンデンサ54と、コンデンサ54に接続されたチョークコイル53及び平滑コンデンサ55と、平滑コンデンサ55に並列に接続された共振コンデンサ56と、共振コンデンサ56に接続された誘導加熱コイル3と、誘導加熱コイル3に高周波電流を供給するインバータ回路41と、インバータ回路41を制御する制御部40と、内鍋収納部2に収納された内鍋を特定するための検知部30とで構成されている。また、誘導加熱調理器50は、商用電源51に接続されており、この商用電源51から供給される交流電圧は、整流回路52で直流電圧に変換されるようになっている。
整流回路52は、全波整流を行なうダイオードブリッジで構成されており、交流電圧を整流して直流電圧に変換するものである。インバータ回路41は、スイッチング素子42と、ダイオード43とを備えている。ここでは、スイッチング素子42がトランジスタである場合を例に示している。また、ダイオード43は、スイッチング素子42のコレクタ・エミッタ間に逆接続されるようになっている。
なお、インバータ回路41には、スイッチング素子42が一つ設けられている場合を例に示しているが、これに限定するものではない。たとえば、スイッチング素子を複数設けるようにしたハーフブリッジ回路や、フルブリッジ回路を備えてもよい。また、スイッチング素子42が、トランジスタである場合を例に示しているが、これに限定するものではない。たとえば、電界効果トランジスタやIGBT(絶縁ゲートバイポーラトランジスタ)であってもよい。
制御部40は、検知部30からの各種検知情報に基づいてインバータ回路41を制御するようになっている。CPU(中央演算装置)を備えたマイクロコンピュータ等で構成するとよい。また、ユーザからの指示に基づいてインバータ回路41を制御したり、誘導加熱調理器50の状態を操作表示部12に表示したりするようになっている。なお、検知部30からの各種検知情報は、図示省略の不揮発メモリ等の記憶部に格納するようにしておくとよい。
検知部30は、温度検知手段19または重量センサ4、表面電流検知手段18、コイル電流検知手段31、鍋種検知スイッチ17のいずれか1つ以上を備えている。なお、検知部30は、温度検知手段19または重量センサ4、表面電流検知手段18、コイル電流検知手段31、鍋種検知スイッチ17のいずれか1つを備えていてもよく、2つ以上を組み合わせて備えていてもよい。また、全部備えていてもよい。
温度検知手段19は、内鍋収納部2に収納された内鍋の温度を検知するものであり、サーミスタ等で構成するとよい。重量センサ4は、内鍋収納部に収納される内鍋や内鍋及び内鍋内の内容部の重量を検知するものである。表面電流検知手段18は、内鍋表面に流れる微弱電流を検知するものである。コイル電流検知手段31は、誘導加熱コイル3に流れる電流を検知するものである。鍋種検知スイッチ17については、後述する(図10参照)。
図3は、内鍋フランジ部とフランジ受け部との関係を示す拡大断面図である。ここでは、内鍋14の内鍋フランジ部14aと内鍋15の内鍋フランジ15aとの2種類を例に示している。内鍋フランジ部14a及び内鍋フランジ部15aは、内鍋収納部2のフランジ受け部2aによって支持されるようになっている。このフランジ受け部2aは、内鍋収納部2の開口部に設置されており、半径方向に対して段差を持つ構造となっている。こうすることで、内鍋収納部2に収納可能な複数種類の内鍋(内鍋14や内鍋15等)に対応している。
図に示すように、内鍋14及び内鍋15は、上述したように、それぞれ異なる材質で形成されており、それに伴って板厚やフランジ長さにも差異が生じている。このように、内鍋収納部2に収納される内鍋の材質が異なるものであっても、いずれの内鍋も内鍋収納部2に収納可能になっている。また、内鍋収納部2にいずれの内鍋が収納されても、その内鍋の開口縁部の高さ(H)が同じになるようになっている。したがって、いずれの内鍋が内鍋収納部2に収納された場合でも、密閉効果は同等なものとなる。
内鍋収納部2に収納される内鍋が内鍋14である場合には、内鍋フランジ部14aがフランジ受け部2aに設けられている段差の下段部分で支持されるようになっている。一方、内鍋収納部2に収納される内鍋が内鍋15である場合には、板厚が内鍋14に比べて薄いために、内鍋14と同様な構造で形成すると開口縁部の高さ(H)を確保できなくなってしまう。そこで、内鍋フランジ部15aがフランジ受け部2aに設けられている段差の上段部分で支持されるようになっている。このようにして、いずれの内鍋が内鍋収納部2に収納された場合でも内鍋の開口縁部の高さ(H)が確保できるようになっている。
次に、収納された内鍋の種類を特定する仕方について説明する。
図4は、内鍋の表面温度と時間との関係を示す説明図である。ここでは、内鍋14または内鍋15が収納されている場合を例に示したものであり、内鍋14または内鍋15に100Vの商用電源を投入した際の表面温度の時間的な推移を示したものである。図において、炭素焼結材製で形成されている内鍋14では、通電時間20秒で表面温度の上昇は16℃となることを示している。これに対し、金属性の内鍋15では、通電時間20秒で表面温度の上昇は10℃となることを示している。したがって、この温度差を利用することで、内鍋の種類を特定することが可能である。
すなわち、温度検知手段19が内鍋の種類を特定する検知部としての機能を果たすようになっている。なお、内鍋の表面温度と時間との関係は、予め不揮発性メモリ等の記憶部に格納しておくとよい。また、ここでは、内鍋が内鍋14と内鍋15との2種類である場合を例に示しているが、これに限定するものではない。たとえば、材質の異なる三種類以上の内鍋が収納される可能性がある場合にも対応できるようにしておくとよい。これらの記憶部に格納されている情報は、追加や変更、削除を容易に実行できるようにしておくとよい。
図5は、検知重量と内鍋の種類との関係を示す説明図である。ここでは、内鍋14及び内鍋15でそれぞれ米3合及び5合を炊飯する場合を例に説明する。一般的に、炊飯時に利用される米及び水の重量は、1合あたり約350gである。そして、炊飯する際の米及び水の重量の誤差は、±50gである。図5では、そのようなばらつきを補完するように設定されている。なお、内鍋14の重量が約800g、内鍋15の重量が約700gであるとした場合を例に示すものとする。
内鍋及び内鍋内の内容物の総重量が1800g〜1900gの間であれば、内鍋14で米3合であることが特定でき、1700g〜1800gの間であれば、内鍋15で米3合あることが特定できる。同様に、内鍋及び内鍋内の内容物の総重量が2500g〜2600gの間であれば、内鍋14で米5合であることが特定でき、2400g〜2500gの間であれば、内鍋15で米5合であることが特定できる。このように、検知重量によって、内鍋の種類、炊飯量を特定することが可能になっている。すなわち、重量センサ4が内鍋の種類を特定する検知部としての機能を果たすようになっている。
なお、内鍋及び内鍋内の内容物の総重量と内鍋の種類との関係は、炊飯の場合に限定するものでない。また、内鍋及び内鍋内の内容物の総重量と内鍋の種類との関係は、予め不揮発性メモリ等の記憶部に格納しておくとよい。さらに、複雑な調理の場合には、ユーザからの指示及び格納されている情報に基づいて最適な調理を実現可能にするとよい。これらの記憶部に格納されている情報は、追加や変更、削除を容易に実行できるようにしておくとよい。たとえば、調理に応じて検知重量と内鍋の種類との関係を記憶部に格納しておけば、調理の種類(炊飯や煮物、パン製造等)を設定するだけで、内鍋の種類の特定及びそれに伴う調理時間等が計算されて設定された調理が実行されるようになる。
図6は、内鍋の材質から生じる抵抗率と内鍋の種類との関係を示す説明図である。図では、内鍋14の材質が炭素焼結材で、内鍋15の材質が18−8ステンレスである場合を例に示している。内鍋収納部2に収納された内鍋の表面に微弱電流を流し、そのときの抵抗率を比較することで、内鍋の種類を特定することができるようになっている。図に示すように、炭素焼結材の抵抗率は10×10-7であり、18−8ステンレスの抵抗率は7.2×10-7である。
すなわち、内鍋を形成している材質の有する抵抗率の違いによって、内鍋の種類を特定することが可能になっている。この場合は、表面電流検知手段18が内鍋の種類を特定する検知部としての機能を果たすようになっている。なお、ここでは内鍋の表面に微弱電流を流す場合を例に示したが、これに限定するものではない。たとえば、内鍋の抵抗率や磁性の違いから生じる第一加熱コイル3aや第二加熱コイル3bの高周波電流の電流値を検出して(コイル電流検知手段)、内鍋の種類を特定するようにしてもよい。
図7は、操作表示部12の一例を示す正面図である。操作表示部12には、特定した内鍋の種類をユーザに報知する炭鍋表示13aと金属鍋表示13bが設けられている。これによって、内鍋の種類を特定したことをユーザに知らせることが可能になっている。なお、ユーザからの調理スタートスイッチ20の操作によって調理が開始されるようになっている。ここでは、調理が炊飯の場合を例に示しているが、これに限定するものではない。たとえば、煮物やパン製造等の調理が表示されていてもよい。たとえば、メニュースイッチの操作によって、調理の種類に応じた画面に表示が切り替わるようにしておくとよい。
次に、誘導加熱調理器50の動作について説明する。
まず始めに、ユーザが所定量の調理対象物(たとえば米や水、小麦粉、その他の食材等)を内鍋内に入れた後、その内鍋を内鍋収納部2に収納すると前記のようにして重量センサ4の検知結果に基づき内鍋の種類が特定される。そして、外蓋9を閉める。そうすると、内蓋7の蓋パッキン8が内鍋のフランジ部に圧接されて密閉シールされるようになる。この段階では、前記の重量センサ4による方法以外では、まだ内鍋の種類が特定されていない。
ユーザは、調理対象物(白米や無洗米)、調理方法(ふつうやかため、炊込み)、調理完了時間等を設定し、調理スタートスイッチ20を操作する。調理スタートスイッチ20が操作されると、調理が開始される。なお、ユーザからの指示が特になく調理スタートスイッチ20が操作されたときは、通常の炊飯工程がデフォルトとして予め設定されているとよい。また、ユーザが内鍋の種類を特定することができるようにしておいても構わない。
調理スタートスイッチ20が操作されると、検知部30は、内鍋収納部2に収納された内鍋の種類を特定する。内鍋の種類は、上述したような仕方によって特定される。内鍋が特定されると、その種類が操作表示部12に表示される。たとえば、内鍋14が特定されたのであれば炭鍋表示13aが、内鍋15が特定されたのであれば金属鍋13bが点灯したり点滅したりして表示される。
そして、収納された内鍋の種類に応じて、第一加熱コイル3a及び第二加熱コイル3bに、高周波電流が供給される。これは、制御部40がインバータ回路41を制御することで行われる。つまり、制御部40は、インバータ回路41を制御して第一加熱コイル3a及び第二加熱コイル3bに供給する高周波電流を調節しているのである。第一加熱コイル3a及び第二加熱コイル3bに高周波電流が供給されると高周波磁界が発生し、第一加熱コイル3a及び第二加熱コイル3bと磁気結合した内鍋の加熱コイル対向面が励磁される。
そうすると、容器底面に渦電流が誘起され、この渦電流と内鍋の持つ抵抗とによりジュール熱を生じ、鍋底面が発熱して加熱が行われる。なお、ここでは、第一加熱コイル3aを第二加熱コイルとに分割して内鍋を加熱する場合を例に示しているが、これに限定するものでない。たとえば、誘導加熱コイルを分割せずに、内鍋収納部2の底面に一括設置してもよい。このようにした場合でも同様の効果が得られる。調理が完了すると、ブザーや音声で報知するとともに、保温ランプが点灯する。
実施の形態1では、内鍋収納部2に収納された内鍋の種類を特定するために、内鍋の表面温度や重量、電流のそれぞれを単独で利用した場合を例に説明したが、これに限定するものではない。たとえば、それぞれを組み合わせて利用すれば、内鍋の種類を高精度で特定することが可能になる。また、実施の形態1では、材質の異なる2種類の内鍋(内鍋14、内鍋15)を例に説明したが、これに限定するものではない。材質の異なる2種類以上の内鍋の場合でも同様に内鍋の種類を特定することができる。
実施の形態2.
実施の形態1では、フランジ受け部2aに段差を設けて、内鍋14や内鍋15に対応する場合を例に説明したが、実施の形態2では、フランジ受け部2bに支持体16を設けて内鍋14や内鍋15に対応する場合を例に説明する。なお、その他の構成については誘導加熱調理器50と同一または同等であるので、同一符号を付し説明を省略する。また、内鍋収納部2に収納された内鍋の種類を特定する仕方についても実施の形態1と同様に行うようになっている。
図8は、本発明の実施の形態2に係わる誘導加熱調理器50aのフランジ受け部2bを示す拡大断面図である。ここでは、内鍋14の場合は支持体16を外し直置きとするのに対し、内鍋15の場合には支持体16を装着し、薄肉である内鍋15であっても内鍋14と同じ高さに設置することができるようになっている。つまり、フランジ形状の異なる炭素焼結体90%以上の内鍋14と金属性の内鍋15とのいずれであっても、内鍋収納部2に収納した際に内鍋の開口縁部の高さ(H)を同等とするべく、支持体16を着脱可能な構成としている。なお、支持体16を装着する場合には、上面から見て円周上になる内鍋フランジ部14aに対して3点以上の複数点に装着し、内鍋を支持するとよい。
図9は、本発明の実施の形態2に係わる誘導加熱調理器50aのフランジ受け部2cを示す拡大断面図である。ここでは、支持体16aが方向可変に装着可能であり、内鍋の種類に応じて支持体16aの向きを変更して装着することで内鍋の開口縁部の高さ(H)を調整するようになっている。すなわち、図8で例示した支持体16は、内鍋の種類に応じて着脱することで内鍋の開口縁部の高さ(H)を調整したが、支持体16aは、内鍋の種類に応じて装着する方向を変更することで内鍋の開口縁部の高さ(H)を調整するようになっている。
たとえば、支持体16aを上下可変に装着可能な構成とするとよい。また、側面の高さも利用するようにすれば、内鍋の開口縁部の高さ(H)を他段階で調整可能となり、さらに他種類の内鍋に対応することができるようになる。ここでは、内鍋14を収納する場合には、支持体16aを下向き(逆さ状態)に装着し、内鍋15を収納する場合には、支持体16aを上向き(通常状態)に装着することで内鍋の開口縁部の高さ(H)を調整している場合を例に示している。なお、支持体16aを装着する場合には、上面から見て円周上になる内鍋フランジ部14aに対して3点以上の複数点に装着し、内鍋を支持するとよい。
図8及び図9のいずれの例においても、内鍋14あるいは内鍋15の開口縁部の高さ(H)は同等となるため、内蓋7及び蓋パッキン8による内鍋の密閉効果を維持・継続することが可能になる。その際、密着性を効果的に高めるために、支持体16をゴム製あるいは内部にバネやゴムなどの弾性体を含んだもので構成することが望ましい。なお、図8及び図9においても2種類の内鍋を例に説明したが、これに限定するものではない。
実施の形態3.
実施の形態3では、内鍋の種類の特定を開始するためのスイッチをフランジ受け部2dあるいは内蓋7aに設置している点で、実施の形態1及び実施の形態2と差異を設けている。つまり、内鍋を構成している材質に差異がなくても、内鍋の形状に基づいて内鍋収納部2に収納された内鍋を特定することを可能にしている。なお、その他の構成については誘導加熱調理器50と同一または同等であるので、同一符号を付し説明を省略する。
図10は、本発明の実施の形態3に係わる誘導加熱調理器50bのフランジ受け部2dを示す拡大断面図である。ここでは、フランジ受け部2dに設けた段差の上段に鍋種検知スイッチ17が設置されている場合を例に示す。この鍋種検知スイッチ17が押下されたかどうかで、内鍋収納部2に収納された内鍋を特定するようになっている。つまり、フランジ受け部2dに設けた段差の上段で内鍋が支持されるかどうかで内鍋収納部2に収納された内鍋の種類を特定するのである。
内鍋14の場合においては、フランジ受け部2dに設けた段差の下段で支持されるので、鍋種検知スイッチ17が押下されることがない。一方、内鍋15の場合においては、フランジ受け部2dに設けた段差の上段で支持されるので、鍋種検知スイッチ17が押下されることになる。このように、鍋種検知スイッチ17が押下された場合は内鍋15が収納された状態であり、押下されていない場合は内鍋14が収納された状態であることが特定される。つまり、内鍋収納部2に収納された内鍋の材質ではなく、内鍋の形状に基づいて内鍋の種類を特定しているのである。なお、鍋種検知スイッチ17がフランジ受け部2dに設けられている場合を例に示したが、これに限定するものではない。
図11は、本発明の実施の形態3に係わる誘導加熱調理器50bのフランジ受け部2eを示す拡大断面図である。図10では、鍋種検知スイッチ17をフランジ受け部2dに設置した場合を例に説明したが、ここでは、鍋種検知スイッチ17aを内蓋7aに設置する場合を例に説明する。この場合においても図10同様に、内鍋フランジ部14aでは届かない位置に鍋種検知スイッチ17aが設置されるようになっている。したがって、鍋種検知スイッチ17aが押下された場合は内鍋15が収納された状態であり、押下されていない場合は内鍋14が収納された状態であることが容易に特定できる。つまり、図10同様に内鍋収納部2に収納された内鍋の材質ではなく、内鍋の形状に基づいて内鍋の種類を特定しているのである。
実施の形態3に係わる誘導加熱調理器50bに設置された鍋種検知スイッチ17が押下されると、誘導加熱コイルを通じて誘導加熱を行うための制御部において、内鍋の種類の判断基準情報として利用されるようになっている。なお、鍋種検知スイッチ17のスイッチ形状及び構造は、図6及び図7に示すものに限定されるものではない。また、鍋種検知スイッチ17は、内鍋の支持体(支持体16、支持体16a)を兼用させてもよい。
以上説明した実施の形態により、異なる材質の複数種類の内鍋が用意されていたとしても、ユーザが負担する手間(作業手順や操作手順、調理器本体の選択等)を十分に軽減することが可能になる。また、自動的に内鍋の種類が特定されるので、ひいては鍋種に応じた加熱制御により、多様な調理(炊飯のみならず、煮物やパン製造等の調理にも適用可能)を実現することができる。
実施の形態1に係る誘導加熱調理器の構造を示す断面図である。 誘導加熱調理器の回路構成を示す概略構成図である。 内鍋フランジ部とフランジ受け部との詳細を示す拡大断面図である。 内鍋の表面温度と時間との関係を示す説明図である。 検知重量と内鍋の種類との関係を示す説明図である。 内鍋の材質から生じる抵抗率と内鍋の種類との関係を示す説明図である。 操作表示部の一例を示す正面図である。 実施の形態2に係わるフランジ受け部を示す拡大断面図である。 実施の形態2に係わるフランジ受け部を示す拡大断面図である。 実施の形態3に係わるフランジ受け部を示す拡大断面図である。 実施の形態3に係わるフランジ受け部を示す拡大断面図である。
符号の説明
1 本体、2 内鍋収納部、2a フランジ受け部、2b フランジ受け部、2c フランジ受け部、2d フランジ受け部、2e フランジ受け部、3 誘導加熱コイル、3a 第一加熱コイル、3b 第二加熱コイル、4 重量センサ、4a 圧縮バネ、7 内蓋、7a 内蓋、8 蓋パッキン、9 外蓋、10 係止材、11 蒸気口、11a 容器内弁、11b 外部弁、12 操作表示部、13a 炭鍋表示、13b 金属鍋表示、14 内鍋、14a 内鍋フランジ部、15 内鍋、15a 内鍋フランジ部、16 支持体、16a 支持体、17 鍋種検知スイッチ、17a 鍋種検知スイッチ、18 表面電流検知手段、19 温度検知手段、20 調理スタートスイッチ、30 検知部、31 コイル電流検知手段、40 制御部、41 インバータ回路、42 スイッチング素子、43 ダイオード、50 誘導加熱調理器、50a 誘導加熱調理器、50b 誘導加熱調理器、51 商用電源、52 整流回路、53 チョークコイル、54 コンデンサ、55 平滑コンデンサ、56 共振コンデンサ。

Claims (10)

  1. 上部が開口し、異なる材質あるいは異なる構成で形成された2種類以上の内鍋を選択的に収納する内鍋収納部と、
    前記内鍋収納部に収納される内鍋と、
    前記内鍋収納部の開口部を開閉自在に覆う内蓋を有する外蓋と、
    前記内鍋収納部に収納された内鍋を発熱させる誘導加熱コイルと、
    前記誘導加熱コイルに高周波電流を供給するインバータ回路と、
    前記内鍋収納部に内鍋が収納された際にその内鍋の種類を特定する検知部と、
    前記検知部からの検知情報に基づいて前記インバータ回路を制御する制御部とを有し、
    前記検知部は、
    前記内鍋収納部に収納された内鍋の重量を検知する重量検知手段を有し、
    その結果によって構成材質の異なる前記内鍋の種類を特定する
    ことを特徴とする誘導加熱調理器。
  2. 前記検知部は、
    前記内鍋収納部に収納された内鍋の温度を検知する温度検知手段を有し、
    前記温度検知手段からの温度情報に基づいて温度上昇速度を算出し、
    その結果を加えることによって構成材質の異なる前記内鍋の種類を特定する
    ことを特徴とする請求項1に記載の誘導加熱調理器。
  3. 前記検知部は、
    前記内鍋収納部に収納された内鍋の重量を検知する重量検知手段を有し、
    その結果を加えることによって構成材質の異なる前記内鍋の種類を特定する
    ことを特徴とする請求項2または3に記載の誘導加熱調理器。
  4. 前記検知部は、
    前記誘導加熱コイルを流れる電流を検知するコイル電流検知手段を有し、
    その結果を加えることによって構成材質の異なる前記内鍋の種類を特定する
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の誘導加熱調理器。
  5. 上部が開口し、異なる材質あるいは異なる構成で形成された2種類以上の内鍋を選択的に収納する内鍋収納部と、
    前記内鍋収納部に収納される内鍋と、
    前記内鍋収納部の開口部を開閉自在に覆う内蓋を有する外蓋と、
    前記内鍋収納部に収納された内鍋を発熱させる誘導加熱コイルと、
    前記誘導加熱コイルに高周波電流を供給するインバータ回路と、
    前記内鍋収納部に内鍋が収納された際にその内鍋の種類を特定する検知部と、
    前記検知部からの検知情報に基づいて前記インバータ回路を制御する制御部とを有し、
    前記内鍋の周縁には、内鍋の種類に応じて形状の異なるフランジ部を設け、
    前記内鍋収納部には、いずれの種類の内鍋が収納された際にも、その内鍋の開口縁部を同じ高さにするフランジ受け部を設け、
    前記内鍋収納部に収納された内鍋の種類を特定するための鍋種検知スイッチを前記内蓋に備え、
    前記検知部は、
    前記内鍋収納部に収納される内鍋のフランジ部により前記鍋種検知スイッチが押下されることで前記内鍋の種類を特定する
    ことを特徴とする誘導加熱調理器。
  6. 前記フランジ受け部を、前記内鍋収納部に収納される内鍋の開口縁部の高さを調整するための支持体が装着可能な構成とし、
    前記支持体の着脱で前記内鍋収納部に収納された内鍋を特定する
    ことを特徴とする請求項5に記載の誘導加熱調理器。
  7. 前記フランジ受け部を、前記内鍋収納部に収納される内鍋の開口縁部の高さを調整するための支持体が装着可能な構成とし、
    前記支持体を方向可変に着脱可能な形状とし、前記支持体の装着された向きで前記内鍋収納部に収納された内鍋を特定する
    ことを特徴とする請求項5に記載の誘導加熱調理器。
  8. 前記支持体に、弾性体を含めた
    ことを特徴とする請求項5〜7のいずれか一項に記載の誘導加熱調理器。
  9. 前記2種類以上の内鍋には、炭素含有率90%以上の材料で形成した種類のものと、磁性金属を主材料として形成した種類のものとを少なくとも含む
    ことを特徴とする請求項1〜8のいずれか一項に記載の誘導加熱調理器。
  10. 前記検知部で特定した内鍋の種類を表示する表示部を備えた
    ことを特徴とする請求項1〜9のいずれか一項に記載の誘導加熱調理器。
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