JP4314201B2 - 歌詞と音楽との同期データ作成方法、装置、プログラムおよびプログラムを記録する記録媒体 - Google Patents

歌詞と音楽との同期データ作成方法、装置、プログラムおよびプログラムを記録する記録媒体 Download PDF

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Description

本発明は、小型ディスプレイ上で音楽に同期した歌詞を表示する場合における歌詞と音楽との同期データ作成方法、装置、プログラムおよびプログラムを記録する記録媒体に関するものである。
音楽データの再生とともに、歌詞データがディスプレイ上に表示される音声再生装置として、カラオケ装置が周知である。このような音楽データと歌詞データの同期を行うためのタイムスタンプデータの作成が、パソコン(PC)のような個人用の情報処理装置においても実現可能となっている。また、作成したタイムスタンプデータを基に、PC上で音楽を再生すると、音楽に同期した歌詞がディスプレイ上に表示される。
PCのような個人用の情報処理装置における、歌詞と音楽との同期処理の一般的な方法について図11を参照しながら以下説明する。図11は、従来技術として、個人用情報処理装置における歌詞と音楽との同期処理の流れを示したフロー図である。
図11において、ユーザが、音楽データとその歌詞データを指定することにより、処理が開始される。ステップST1101において、ユーザが指定した音楽データ、歌詞データを記録媒体から読み込む。ステップST1102において、読み込んだ音楽データの再生を開始する。
ステップST1103において、読み込んだ歌詞データをディスプレイ上の歌詞ウィンドに表示する。このとき、歌詞ウィンドには前記読み込んだ歌詞データが、表示することのできるデータ量だけ示される。そして、同期処理を行う未処理の1行を、他の行と背景を変えるなどして強調表示を行い、処理を行う1行をユーザに示す。また、歌詞全体が歌詞ウィンドに表示できなくて、強調表示する行が歌詞ウィンドに表示されていない場合、歌詞ウィンドが自動でスクロールし、強調表示する行が表示される。
ステップST1104において、ユーザからのタイムスタンプデータ作成の通知を待つ。このとき、ユーザは、強調表示されている1行の歌詞を音楽の再生中に表示したいタイミングで、マウスをクリックする。ユーザからの通知があれば、ステップST1105へ進む。ステップST1105において、ユーザから通知があった時点の音楽の再生開始からの時間に連動して、強調表示していた1行の歌詞がディスプレイに表示されるように、タイムスタンプデータを作成する。
ステップST1106において、歌詞データに次の歌詞の行があるかの判断を行う。次の歌詞の行がない場合、NOが選択されて処理が終了する。その他の場合は、YESが選択され、次の未処理の1行の処理を行うため、処理がステップST1103へ進む。
また、図11のフローに示した同期処理では、1行の歌詞の表示を開始するタイムスタンプの付加方法について述べたが、表示を終了するタイムスタンプの付加を行うものも周知である。上述した従来技術の同期処理によって、タイムスタンプデータを作成することにより、ユーザの求めるタイミングで歌詞の表示開始、終了が可能となる。
しかしながら、上記従来技術による歌詞と音楽との同期処理では次のような課題がある。ここで、タイムスタンプデータ(例えば、図8に示すように、音楽の再生開始からの経過時間を示すタイムスタンプ802,804を含むタイムスタンプデータ801)と同期付けられた音楽データを、ポータブルオーディオプレイヤやそれに付随するリモコンなど、表示能力が6文字〜12文字程度の小型ディスプレイ上で再生を行う場合を想定する。小型ディスプレイの表示能力が小さいため、歌詞データによっては、1行すべてを表示できない場合がある。
歌詞データの1行(例えば、図3に示すような1行301又は302)に対して1つのタイムスタンプを付加する従来技術では、その1つのタイムスタンプが表示するのは、1行の歌詞データである。このような小型ディスプレイ上で1行の歌詞データの表示を行おうとすると、1行の歌詞の前方部分のみ表示されるが、後方部分は表示させることができないことがある。
従来技術において、小型ディスプレイ上ですべての歌詞を表示するためには、同期処理を行う前に、ユーザは歌詞データの1行の長さを短くするという編集作業が必要であった。即ち、PCなどで小型ディスプレイに表示可能な文節のまとまり毎に歌詞を、ユーザが改行する必要があった。
さらに、小型ディスプレイに表示された歌詞に相当する音楽部分からの再生をユーザが希望したとしても、1行単位にしかタイムスタンプがついていないので、小型ディスプレイに表示された歌詞に相当する部分から再生できなかった。
そこで、本発明の目的は、小型ディスプレイ上で音楽データと同期の取れた歌詞データを表示させるためのタイムスタンプデータの作成処理に際して、この作成処理以前における歌詞データの編集作業を省略可能とすることで効率的な歌詞と音楽との同期データ作成を行うことにある。また、音楽データの再生スピードを遅く設定することで十分な時間間隔で同期の作成処理を行い得てタイムスタンプ付加の失敗を軽減することにある。
前記課題を解決するために、本発明は主として次のような構成を採用する。
音楽データを再生する再生部と歌詞データを表示する表示部とを備えて、音楽に連動した歌詞表示を行わせるための音楽と歌詞との同期データ作成装置であって、前記表示部に表示するのに適した前記歌詞データの表示単位を決定し、前記歌詞データの表示単位毎に歌詞表示時間を付加して音楽と歌詞との同期データを作成するに際して、作成しようとする表示単位の歌詞データの前に同期データとして作成された表示単位の歌詞データにおける仮名変換した文字数と、該歌詞データの歌詞表示時間とから求めた仮名変換した1文字当たりの再生時間を用いて、同期データを作成しようとする表示単位の歌詞データの再生時間を予測し、前記予測した再生時間に基づいて前記作成しようとする表示単位の音楽データの再生スピードを調整する構成とする。
本発明によると、小型ディスプレイ上で音楽データと同期の取れた歌詞データを表示させるためのタイムスタンプデータを作成する以前の、従来必要とした歌詞データの編集作業を省略することができる。
また、小型ディスプレイ上でも同期処理が行え、さらに、小型ディスプレイ上で表示される文節のまとまりをユーザが指定することによって、音楽データを、その文節のまとまりに相当する再生開始からの時間から再生可能とすることができる。
また、音楽データの再生スピードを遅く設定することで、ユーザは十分な時間間隔を持って同期処理が行うことができ、これにより容易に同期処理が行えるため、タイムスタンプ付加の失敗を軽減することができる。
本発明の実施形態に係る歌詞と音楽との同期データ作成方法・作成装置について、図1〜図10を参照しながら以下詳細に説明する。本発明の実施形態は、表示可能な最大文字数が例えば6〜12文字程度の表示能力しかない、小型ディスプレイ上で歌詞を表示する際の歌詞と音楽との同期を取る同期データ作成の方法・装置に関するものである。
図1は、本発明の実施形態に係る歌詞と音楽との同期データ作成装置の構成を示すブロック図である。図1に示すように、歌詞と音楽との同期データ作成装置は、歌詞データ読み込み部101、音楽データ読み込み部102、文節解析部103、歌詞表示部104、再生部105、制御部106、ユーザ入力部107、タイムスタンプ記録部108から構成される。
歌詞データ読み込み部101は、制御部106から転送されたファイル名を基に、図示しない記録媒体から歌詞データを読み込み、図示しないメモリに記録する。歌詞データとは、歌詞が記録されている所定の形式のデータである。以下、歌詞データがテキスト形式のデータである場合を例に説明する。
音楽データ読み込み部102は、制御部106から転送されたファイル名を基に、指定の音楽データを読み込み、読み込んだデータを再生部105に転送する処理を行う。音楽データとは、音楽が記録されている所定の形式のデータである。以下、音楽データがWAV,MP3,AACなどのデジタル形式のデータである場合を例に説明する。
文節解析部103は、まず、図示しないメモリに記録されている歌詞データを文節に分解する。そして、分解された文節を、小型ディスプレイに表示可能でかつ適切な長さとなるように文節をまとめる。以下、このような文節のまとまりを表示単位と称する。詳細は後述するが、図4を参照すると、分解された歌詞データの文節は符号401〜406であり、文節のまとまり、即ち表示単位は符号407〜410を云う。さらに、制御部106からの指示により、歌詞表示部104と制御部106に表示単位の歌詞データを転送する。
歌詞表示部104は、文節解析部103から転送された表示単位の歌詞データを、歌詞表示部104が備えているディスプレイに表示する。再生部105は、音楽データ読み込み部102から転送された音楽データを、スピーカやヘッドフォンで聞くための一連の再生処理を行う。例えば、符号化された音楽データの復号処理を行ったり、音量を調整したり、デジタルからアナログに変換したりといった処理を行う。また、再生部105は音楽の再生開始からの時間を管理している。
制御部106は次のような処理を行う。(1)ユーザ入力部107の通知により、歌詞データと音楽データそれぞれのファイル名を、歌詞データ読み込み部101と音楽データ読み込み部102にそれぞれ転送する。(2)ユーザ入力部107の通知により、文節解析部103に作成された表示単位の歌詞データを転送するように指示する。また、転送された表示単位の歌詞データを、タイムスタンプ記録部108に転送する。(3)ユーザ入力部107の通知により、再生部105に時間情報を転送するよう指示する。また、転送された時間情報を、タイムスタンプ記録部108に転送する。
ユーザ入力部107は、ボタン等による操作があったことを制御部106に通知する。タイムスタンプ記録部108は、制御部106から転送されてきた時間情報と表示単位の歌詞データとを図示しないメモリに記録し、その後記録媒体へ記録する。
次に、本発明の実施形態に関する歌詞と音楽との同期データ作成装置の動作について、図2を参照しながら説明する。図2は、歌詞と音楽との同期処理の流れを示すフロー図である。記録媒体に記録されている歌詞データと音楽データの中から、同期処理を行うものをユーザがユーザ入力部107により選択することで、処理が開始する。また、図2に示すフローの途中で、音楽の再生が終了した場合は処理を終了する。
ステップST201において、歌詞データ読み込み部101は、歌詞データを図示しないメモリに記録する。音楽データ読み込み部102は、音楽データを記録媒体から読み出し、再生部105に転送する。ステップST202において、再生部105は音楽データ読み込み部102から送られてきた音楽データの再生を行う。
ステップST203において、文節解析部103は、図示しないメモリ上の歌詞データの未処理の行を図示しない内部メモリに1行読み込む。読み込んだ1行の歌詞データについて、文節を解析することによって、表示単位を決定する。ここで、後述するが、歌詞データの1行とは、図3に示す符号301のこと、歌詞データの文節とは、図4に示す符号401〜406のこと、歌詞データの表示単位とは図4に示す符号407〜410のことをそれぞれ云う。決定した表示単位毎の文字数を図示しない内部メモリに記録する。
図3は、歌詞データの例を示す図である。また、図4は、図3に示した1行の歌詞データ301にステップST203の処理を適用した結果を示す図である。図3における1行の歌詞データ301(所定区間の歌詞データの一例)は、図4に示した表示単位407〜表示単位410に分解される。このとき、表示単位407〜410それぞれの文字数を表す、表示単位文字数411〜414とデータ415が図示しない内部メモリに記録される。ここで、データ415は、1行の処理が終了したことを判定する際に用いるためのデータであり、図4では「終了」と記載しているが、実際には表示単位の文字数以外の数字が用いられる。なお、ステップST203の処理の詳細は後述する。
ステップST204において、ユーザからのタイムスタンプデータ作成の依頼を待つため、制御部106は、ユーザ入力部107からの通知を待ち続ける。ユーザ入力部107からタイムスタンプデータ作成依頼の通知が来た場合、処理がステップST205に進む。ここで、後述するが、タイムスタンプデータとは図8に示す符号801を云い、タイムスタンプとは符号802,804のことを云う。ステップST205において、文節解析部103は、歌詞表示部104へ表示単位の歌詞データを転送し、歌詞表示部104は転送された歌詞データをディスプレイに表示する。
次に、文節解析部103が表示単位の歌詞データを転送する処理について説明する。図3における1行の歌詞データ301の処理を行うとした場合、文節解析部103は、内部メモリには、既に1行の歌詞データ301の行と図4に示した表示単位文字数411〜414とデータ415が記録されている。制御部106から指示があると、文節解析部103は、内部メモリに記録している歌詞データの表示単位文字数411の文字数分を、歌詞表示部104に転送する。即ち、表示単位407の歌詞データ(「思い出たちも」)を転送する。そして、文節解析部103は、内部ポインタを次に転送する歌詞データの先頭メモリアドレスに設定することで、次に転送する歌詞データの準備をする。
次に、制御部106から指示があると、文節解析部103は、内部メモリに記録している歌詞データの表示単位文字数412の文字数分を、歌詞表示部104に転送する。即ち、表示単位408の歌詞データ(「霞んではイタズラな」)を転送する。このように、文節解析部103は、制御部106の指示により、歌詞データを表示単位毎に、歌詞表示部104に転送する処理を行う。また、文節解析部103は、タイムスタンプデータ用に、制御部106へも同様の表示単位の歌詞データを転送する。
ステップST206において、タイムスタンプデータの作成を行う(タイムスタンプは後述する図8に示す符号802,804のこと)。制御部106の指示により、再生部105は、時間情報を制御部106に転送する。制御部106は、再生部105から転送された時間情報をタイムスタンプとして、タイムスタンプ記録部108に転送する。制御部106は、文節解析部103から既に転送されている歌詞データをタイムスタンプ記録部108に転送する。タイムスタンプ記録部108は、転送されたタイムスタンプ、歌詞データを内部メモリに記録し、その後記録媒体に記録する。
ステップST207において、文節解析部103は、次に表示する表示単位があるかを、図4に示すデータ415で判断する。この判断の仕方について説明すると、文節解析部103は、制御部106の指示により、内部メモリに記録している表示単位の文字数分の転送が終了すると、次に表示するべき表示単位の文字数の確認をする。次に表示するべき文字数が、図4に示すデータ415の値ならば、NOが選択され、処理がステップST208に進む。それ以外は、YESが選択され、処理がステップST204に進む。
ステップST208において、文節解析部103は次の歌詞の行があるかどうかを、歌詞データファイルのエンド(例えば、EOF)、改行コードが存在するか、などにより判断する。次の行がある場合はYESを選択し、ステップST209の処理へ進む。それ以外はNOが選択され、処理が終了する。ステップST209において、文節解析部103は、1行の歌詞データが記録された図示しない内部メモリ部分を開放し、処理がステップST203に進む。
以上説明した歌詞と音楽との同期データ作成処理は、図2に示す処理手順を記述したソフトウェア(プログラム)の動作によっても実行することができる。また、このプログラムを記録した記録媒体も本発明の実施形態に含まれる。
次に、翻って、図2に示すステップST203の詳細について説明する。図5は、図2に示すステップST203(文節解析部103)の具体的処理の一例を示すフロー図である。処理を開始するに当たり、文節解析部103は、図示しないメモリに記録されている歌詞データから、同期処理を行う1行の歌詞データを図示しない内部メモリに記録しており、また、予め小型ディスプレイに表示を行うことのできる最大文字数A(例えば、9)の設定がされているとする。ここで、最大文字数Aはユーザが指定できるものであって良い。
ステップST501において、文節解析部103は、構文の係り受け関係、構文の木構造の作成、辞書データの参照などを行い、構文を解析することによって、1行の歌詞データを文節に分解する(図4の1行の歌詞データ301、文節401〜406を参照)。分解に際し得られた1行の歌詞データの全文字数Kを、文節解析部103は、図示しない内部メモリに記録する。ステップST502において、文節解析部103は、まだ表示単位と決まっていない文節の文字数が、小型ディスプレイに表示できる最大文字数Aを超えていないかを判断する。ここで、表示単位と決まっていないとは表示単位としてまとめられていない文節を指す(本実施形態では、大略、1行歌詞データを文節に分解後に、最大文字数Aを考慮に入れて表示単位の歌詞データ407〜410を作成するのである)。表示単位とすると決まっていない文節の文字数がAより大きい場合は、YESが選択され、処理がステップST507へ進む。それ以外はNOが選択され、処理がステップST503へ進む。
ステップST503において、文節解析部103は、まだ表示単位と決まっていない残りの歌詞データを小型ディスプレイに表示するのに最低必要な表示単位の数Nを次のようにして算出する。(1)表示単位と決まっていないすべての文字数の和KをAで割る。(2)K/Aで計算した余りを繰り上げ、整数値とする。(2)で定まった整数値がNの値となる。ただし空行も歌詞とみなすために、K=0の場合は、N=1とする。このステップST503の具体例は後述する。
ステップST504において、文節解析部103は、K/Nを算出し、K/Nの値に最も近く、かつ最大文字数Aを超えないように文節をまとめ、1つの表示単位を決定する(図4の例では、文節402と403をまとめて1つの表示単位408としている。)。ここでK/Nは、文節を考慮しないで、文字数が均一になる値である。この値に近づくよう、表示単位を決定することで、表示単位の文字数が、極端に少なくなるのを防ぐ。
ステップST505において、文節解析部103は、1行の歌詞の文節がすべて表示単位として決まったか判定を行う。これは、最低必要な表示単位の数Nの値で判断する。N=1ならば文節がすべて表示単位と決定したことを表しているので、YESが選択され、処理が終了する。それ以外はNOが選択され、処理がステップST506へ進む。ステップST506において、文節解析部103は、ステップST505で決定した表示単位の文字数をKから減算した値を新たなKとして更新する。
ステップST507において、文節解析部103は、一つの文節で既に最大文字数Aを超えているので、まだ表示単位としてまとまっていない文節の最初から数えたA文字(最大表示文字数Aの例えば、9文字)までを一つの表示単位とする。そして、表示単位として決まっていない文節の最初から数えたA文字以降を1つの文節とする。
次に、図3に示す1行の歌詞データ301,302,303の3つの例を用いて、図5に示すフローの処理を具体的に示す。ここで、最大文字数A=9が設定されているとする。
「歌詞データ301の例」
図3の1行の歌詞データ301への処理について、図4を用いて示す。ステップST501において、図3における1行の歌詞データ301は、図4に示す文節401〜文節406に分解される。文節401〜文節406の文節の文字数は、それぞれ6,4,5,4,5,2で、全文字数Kは、6+4+5+4+5+2=26である。
ステップST502において、表示単位はまだ決めていないので、1行の歌詞データ301の文節401の文字数6と最大文字数A=9を比較する。6>9は成立しないため、NOが選択され、処理がステップST503へ進む。ステップST503において、K/A =26/9≒2.9が算出され、N=3となる。
ステップST504において、K/N=26/3≒8.67が算出される。そして、K/Nの値に最も近く、Aを超えない表示単位を決める。図6は本発明の実施形態における、図3に示す1行の歌詞データ301の表示単位を決定する方法を示す図である。図6に示す境界位置601〜境界位置606は、図4における1行の歌詞データ301の文節401〜文節406の境界位置を表している。図6に示す第1境界決定数直線607は、文節401からスタートした、各文節の文字数を距離として示す図である。K/N値608は、前記計算したK/N値である。これに一番近いのは、境界位置602である。しかし、境界位置602では6+4=10文字と最大文字数A=9を超えているため、次に近い境界位置601が決定される。つまり、境界位置601までの、文節401を、第1の表示単位407とする。
ステップST505において、N=3なので、NOが選択され、処理がステップST506に進む。ステップST506において、現在のK=26から、表示単位として区切られた境界位置601までの文字数6を減算した、K=26−6=20が更新される。次に、また処理がステップST502に進む。ステップST502において、まだ表示単位として決まっていない文節402の文字数4と最大文字数A=9を比較する。4>9は成立しないため、NOが選択され、処理がステップST503へ進む。以下、同様な手順を踏むため、詳細な説明は省略する。
第2境界決定数直線609は、文節402からスタートした、各文節の文字数を距離として示す図である。次の処理により、境界位置603までの、文節402と文節403のまとまりを、第2の表示単位408として決定される。すなわち、K/N=20/3=6.67に最も近く且つ最大文字数9を超えない境界位置は603であるので、文節402と403をまとめたものが1つの表示単位408と決定されるのである。
第3境界決定数直線610は、文節404からスタートした、各文節の文字数を距離として示す図である。同様の処理により、境界位置604までの文節404を、第3の表示単位409として決定される。
第4境界決定数直線611は、文節405からスタートした、各文節の文字数を距離として示す図である。同様の処理により、境界位置606までの、文節405と文節406のまとまりを、第4の表示単位410として決定される。ステップST505において、文節がすべて表示単位と決定したので、N=1となっており、YESが選択され、処理が終了する。
「歌詞データ302の例」
図3の1行の歌詞データ302への処理について、図7を用いて示す。図7は、図3に示した1行の歌詞データ302に図5に示すフローの処理を適用した結果を示す説明図である。
ステップST501において、図3における1行の歌詞データ302は、図7に示す文節701、文節702に分解されるものとする。文節701、文節702の文字数は、それぞれ15,5で、全文字数Kは、15+5=20である。ステップST502において、表示単位はまだ決めていないので、最初の文節701の文字数15と最大文字数A=9を比較する。15>9は成立するため、YESが選択され、処理がステップST507へ進む。
ステップST507において、文節701が最大文字数Aを超えており、一度に小型ディスプレイに表示することはできないため、最大文字数Aで区切りを入れる。即ち、文節701を文字数Aの文節703と文字数B−Aの文節704に分割して、文節703を一つの表示単位705とする。そして、表示単位と決まっていない文節704からステップST502の処理を行い、歌詞データ301を挙げて説明した上述と同様の処理を繰り返す。
「歌詞データ303(空行)の例」
図3の1行の歌詞データ303(空行)への処理を示す。ステップST501において、図3における1行の歌詞データ303は空行であるため、文節の文字数は0、全文字数Kも0である。ステップST502において、表示単位はまだ決めていないので、1行の歌詞データ303の文字数0と、最大文字数A=9を比較する。0>9は成立しないため、NOが選択され、処理がステップST503へ進む。
ステップST503において、K=0なので、N=1となる。ステップST504において、1行の歌詞データ303を表示単位と決定する。これにより、空行の歌詞の行が表われたときも歌詞データと認識され、ディスプレイ上には見かけ上、何も表示されない。空行は間奏を表していることがしばしばあり、ユーザは同期処理中にそれを知ることができ、またタイムスタンプを付けやすくなる効果がある。ステップST505において、N=1なので、YESが選択され、処理が終了する。
次に、翻って、図2に示すステップST206で作成されるタイムスタンプデータの一例について説明する。図8は、図3における1行の歌詞データ301,302にタイムスタンプを付加したタイムスタンプデータを示す図である。
ユーザがボタンを押すと、タイムスタンプ802と表示単位803がタイムスタンプ記録部108内の図示しない内部メモリに記録され、その後、記録媒体に記録される。次に、ユーザがボタンを押すと、タイムスタンプ804と表示単位805がタイムスタンプ記録部108内の図示しない内部メモリに記録され、その後、記録媒体に記録される。このようにして、タイムスタンプ記録部108が、図8に示すタイムスタンプデータ801を作成する。
次に、図8に示すタイムスタンプデータを用いた音楽再生時の歌詞表示の動作について説明する。音楽の再生が開始され、再生開始からの時間がタイムスタンプ802になった場合、表示単位の歌詞803を小型ディスプレイに表示する。そして、時間がタイムスタンプ804になった場合に、表示単位の歌詞805の表示を行うといった所定の処理を繰り返す。また、音楽の途中から歌詞を表示するようユーザからの通知があった場合、通知があった時点での音楽の再生開始から時間を取得する。タイムスタンプデータを参照し、取得した時間以前で、一番近い時間のタイムスタンプを検索する。そして、検索したタイムスタンプで表示される表示単位の歌詞を表示する。このようにすることで、音楽の再生にあわせ、歌詞の表示ができる。
従来技術として、表示されている歌詞をユーザが指定することにより、タイムスタンプデータから、その歌詞を表示するべき再生開始からの時間を特定し、その時間から音楽の再生を開始することが知られている。いま、表示単位にタイムスタンプがついているので、小型ディスプレイに表示される単位での音楽の再生時間の特定ができる。即ち、小型ディスプレイに表示できる単位で、正確にその音楽の再生開始からの時間へジャンプができる。
次に、図2に示すステップST206において、間奏のタイムスタンプデータを作成する処理の一例を示す。図9は、ステップST206における、間奏を入れたタイムスタンプデータを作成する処理を示すフロー図である。なお、間奏のスタンプデータの作成処理についての具体例は後述の図10で説明する。
ステップST901において、ユーザがボタンを押したとユーザ入力部107から通知があると、制御部106は、再生部105に指示を出す。指示に従い、再生部105は、時間T1を制御部106に転送する。ステップST902において、制御部106は、転送された時間T1を、タイムスタンプデータに記録するべき形のデータに変換し、タイムスタンプ記録部108に転送する。タイムスタンプ記録部108は、転送された時間T1を記録する(例えば、図10に示す符号1003を参照)。
ステップST903において、ユーザがボタンを離したとユーザ入力部107から通知があるまで、制御部106は処理を待ち続けるため、NOが選択される。ユーザがボタンを離したと通知があると、YESが選択され、処理がステップST904へ進む。ステップST904において、ユーザがボタンを離した時点で、ステップST901と同様に、制御部106は、再生部105に指示を出す。その指示に従い、再生部105は、時間T2を制御部106に転送する(例えば、時間T2は図10の例で符号1004を云う)。
ステップST905において、制御部106は、予め設定しておいた時間の閾値S(例えば、5秒)とT2−T1を比較する。T2−T1>Sが成立するならば、歌詞と歌詞の間には間奏があるとみなし(図10の例で云えば、表示単位の歌詞データ1002と1005の間に間奏があるとする)、YESが選択され、処理がステップST906へ進む。それ以外はNOが選択され、処理がステップST907へ進む。ステップST906において、時間T2をステップST902の処理と同様の方法で記録し、ステップST907へ進む。ステップST907において、タイムスタンプ記録部108は、表示単位の歌詞をメモリに記録し、その後記録媒体に記録する。
次に、図10の例を用いて、図9に示すフローの処理を具体的に示す。図10は、図9に示すフローの処理を、図3における1行の歌詞データ301から歌詞データ302に適用した結果の一例を示す図である。表示単位の歌詞1002の処理から説明を開始する。また、時間の閾値Sを5秒と設定しているとする。通常、表示単位の歌詞1002の音楽再生が終了した時点で、ユーザはボタンを押す。
ステップST901において、押した時点での時間T1(タイムスタンプ1003)が取得される。ステップST902において、時間T1(タイムスタンプ1003)が記録媒体に記録される。ステップST903において、ユーザがボタンを離した時点で、YESが選択され、ステップST904へ進む。
ステップST904において、時間T2(タイムスタンプ1004)が取得される。ステップST905において、T2−T1=8秒>閾値S=5秒が成立するので、YESを選択し、ステップST906へ進む。ステップST906において、時間T2(タイムスタンプ1004)を記録媒体に記録する。ステップST907において、次の表示単位の歌詞1005が記録媒体に記録される。このようにして、図10に示すタイムスタンプデータ1001が得られる。
次に、図10に示すタイムスタンプデータを用いた音楽再生時の歌詞表示の動作について説明する。音楽の再生が開始され、再生開始からの時間がタイムスタンプ1003になった場合、タイムスタンプ1004になるまで、表示単位の歌詞1005の表示を行わない。これは、タイムスタンプの次のデータが、またタイムスタンプのデータでないかどうかで判断する。時間がタイムスタンプ1004になると、表示単位の歌詞1005の表示を行う。これにより、間奏を入れたタイムスタンプデータの作成が可能となり、より正確に音楽にあわせた歌詞の表示が行える。
また、本実施形態において、歌詞データを文節に分解し、文節のまとまりとして表示単位を決定したが、例えば単語に分解し、そこから単語のまとまりを作成して表示しても良いし、小型ディスプレイに表示できる最大文字数A毎に表示しても良いし、その他方法で表示してもかまわない。また、本実施形態において、歌詞1行毎に表示単位を決定していたが、例えば歌詞すべてに対して先に表示単位を決定するというように、歌詞のその他単位毎に決定してもかまわない。また、本実施形態において、ユーザが同期処理を行うとしたが、音楽データの音声を認識することによって、自動で同期処理が行えるとしても良い。
また、本実施形態において、歌詞データは、ユーザがWEBサイトから購入したり、購入したCDの歌詞カードを写したり、歌詞データを記録・管理しているデータベースなどから自動でダウンロードしたり、音楽データの音声を認識することにより作成されたりと、歌詞データの入手・作成方法はどのような形であっても良い。
また、本実施形態において、例えばPC用のディスプレイなどの大きな画面で一連の処理を行っても、小型ディスプレイ上で一連の処理を行っても良い。また、PC用のディスプレイなどで本発明を行う際、1行の歌詞データを複数行並べて処理できる。この場合は、例えば表示単位の歌詞を他の歌詞と区別すべく、処理を行っている表示単位の歌詞のフォントを他と変えたり、背景部分の色を他と変えたりと、その他歌詞と区別して処理を行う。
また、ポータブルオーディプレイヤに付随するリモコンの液晶ディスプレイなどでは、1行あたりの表示文字数が6〜12文字程度で複数行の表示が可能なものがある。表示可能な行数が例えば3行の場合、1行目にタイムスタンプの付加する表示単位の歌詞の表示を、2行目にはその次の表示単位の歌詞を、3行目にはさらにその次の表示単位の歌詞を表示する。1行目の処理が終了すると同時に、今までの表示されていた2行目を1行目へ、3行目を2行目へ、3行目にはその次の表示単位の歌詞を表示する。又は、2行目にタイムスタンプを付加する表示単位の歌詞の表示を行い、1行目には処理が終了した前表示単位の歌詞を、3行目には次処理を行う表示単位の歌詞の表示を行うなど、その他方法であっても良い。
また、表示に際しては、音楽の再生開始からの時間を表示するなど、この他情報をディスプレイに表示を行い、同期処理を行ってもかまわない。このように構成することにより、ユーザはより快適に、スムーズに同期処理を行える。
また、本実施形態において、ユーザがボタンを押した時点の、又は離した時点の音楽の再生開始からの時間をタイムスタンプとして用いて説明を行ったが、例えばボタンを押した、又は離した時点での音楽の再生開始からの時間より数秒前に設定するなど、ユーザがボタンを操作した時点の開始から時間をタイムスタンプデータとして用いなくても良い。一般に、歌詞は、その歌詞部分の音楽再生が始まる前に表示されていることが好ましい。このように、タイムスタンプをユーザがボタンを押した時点の再生開始からの時間で構成せず、その時間より数秒前に設定することにより、よりユーザに好ましい音楽と同期の取れた歌詞の表示が行える。
また、本実施形態において、音楽再生のスピードを変更して処理を行っても良い。再生スピードは、ユーザが指定できるものであっても良いし、自動で設定されるものであってもよい。歌詞が早く再生されるため、同期処理が困難な場合は、再生スピードを遅くすることにより、ユーザは同期処理を容易に実施でき、また、タイムスタンプ付加の失敗が少なくなる。反対に、歌詞が遅く再生される場合は、再生スピードを上げることにより、ユーザはすばやく同期処理が行える。また、再生スピードは、歌詞の全体、行単位、表示単位、の内少なくとも1つの単位で再生スピードを変化させて良い。
例えば、行単位で再生スピードを変化させる場合について、その再生スピードを決定する例を説明する。処理する歌詞の行の前行の歌詞の表示開始U1と表示終了U2のタイムスタンプから、前行を表示するのにかかる時間U2−U1を算出する。前行の漢字を辞書データなどにより仮名に変換を行い、文字数Cをカウントし、U2−U1/Cを計算する。この結果、前行の1文字が再生においてどの程度の時間を有したか分かる。次に、処理を行う歌詞の行の漢字を仮名に変換する。表示単位の歌詞毎に仮名に変換した際の文字数を算出する。
そして、仮名に変換した際の文字数が最小となる表示単位の文字数Lを算出し、L×(U2−U1)/Cを算出する。この結果を用いて、表示単位の歌詞の表示開始から終了までの最小時間を予測する。この最小時間は、ユーザがボタン操作を行う最小の時間間隔であると予測できる。この時間間隔があまりに短い場合は、その行を他の行よりスロースピードで再生する。例えば、予め再生スピードに対する閾値を設定しておき、L×(U2−U1)/Cとその閾値を比較し、再生スピードを調整する方法であっても良い。このように構成することにより、小型ディスプレイなど、画面が非常に小さい場合でも、ユーザは同期処理を容易に行える。反対に、時間間隔が長い場合は、再生スピードをハイスピードに設定して、ユーザが早く同期処理を終了できるように構成を行ってもよい。
また、本実施形態において、タイムスタンプ付加に失敗した場合、以下に示す方法によって、簡単にその修正が可能となる。ユーザは表示単位の歌詞を間違う以前の表示単位の歌詞に表示位置を移動し、ボタンを押す。ボタンを押すことによって、これまで記録したタイムスタンプデータのタイムスタンプを基に、その表示単位の歌詞部分から音楽の再生を開始させ、再度同期処理を行う。この再度同期処理によって、古いタイムスタンプデータは上書きされる。このように構成することにより、ユーザはタイムスタンプデータの修正を容易に行える。
また、本実施形態において、歌詞データにタイトルや歌手名などが入っている場合は、それを跳ばした、最初の歌詞の位置から同期処理を行う構成であっても良い。さらに、歌詞の1行に、空白がある場合、そこまでを歌詞の1行と見て処理を行う構成であっても良い。また、空行でない歌詞の1行と次の空行でない歌詞までの改行数、即ち空行数が複数ある場合は、その複数の空行を1つの空行とみなして、同期処理を行う構成であっても良い。このように構成することにより、ユーザはより快適に同期処理を行える。
以上説明したように、本発明の要旨は次のような構成と効果を具備することを特徴とするものである。すなわち、音楽データを再生する再生手段と、歌詞データを表示する表示手段を備え、音楽に連動した歌詞表示を行わせるための、前記歌詞データの歌詞表示時間を関連付けた歌詞と音楽との同期データ作成装置において、歌詞データを文節に分解し、ディスプレイに表示可能でかつ適当な長さを持つ文節のまとまりを表示単位として決定する表示単位決定手段を用いることにより、小型ディスプレイ上で音楽データと同期の取れた歌詞データを表示させるためのタイムスタンプデータを作成する以前の、歌詞データの編集作業が省略されるので効率的である。
また、小型ディスプレイ上でも同期処理が行える。さらに、小型ディスプレイ上で表示される文節のまとまりをユーザが指定することによって、音楽データを、その文節のまとまりに相当する再生開始からの時間から再生可能である。
また、歌詞と音楽との同期処理を行う際、音楽データの再生スピードを変化させる制御手段を用いることにより、小型ディスプレイなど、画面が非常に小さい場合でも、言い換えると、文節のまとまりの文字数が少なく、ユーザがボタンを押す時間間隔が短い場合でも、音楽データの再生スピードが遅く設定できるので、ユーザは十分な時間間隔を持って同期処理が行うことができる。これにより容易に同期処理が行えるため、タイムスタンプ付加の失敗を軽減できる。
本発明の実施形態に係る歌詞と音楽との同期データ作成装置の構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態に係る歌詞と音楽との同期処理の流れを示すフロー図である。 本発明の実施形態に係る同期処理を説明するための歌詞データの例を示す図である。 本発明の実施形態における、図3に示す1行の歌詞データに図2のステップST203(文節解析部)の処理を適用した結果を示す説明図である。 本発明の実施形態における、図2のステップST203での具体的処理の例を示すフロー図である。 本発明の実施形態における、図3に示す1行の歌詞データ301の表示単位を決定する方法を示す図である。 本発明の実施形態における、図3に示す1行の歌詞データ302に図5に示すフローの処理を適用した結果を示す説明図である。 本発明の実施形態における、図3に示す1行の歌詞データ301,302にタイムスタンプを付加したタイムスタンプデータを示す図である。 本発明の実施形態における、図2に示すステップST206で間奏を入れたタイムスタンプデータの作成処理を示すフロー図である。 本発明の実施形態における、間奏を入れたタイムスタンプデータの例を示す図である。 従来の個人用情報処理装置における歌詞と音楽との同期処理方法を説明するフロー図である。
符号の説明
101 歌詞データ読み込み部
102 音楽データ読み込み部
103 文節解析部
104 歌詞表示部
105 再生部
106 制御部
107 ユーザ入力部
108 タイムスタンプ記録部
301〜303 1行の歌詞データ
601〜606 境界位置
607 第1境界決定数直線
608 K/N値
609 第2境界決定数直線
610 第3境界決定数直線
611 第4境界決定数直線
701〜704 文節
705 表示単位
801 タイムスタンプデータ
802 タイムスタンプ
803 表示単位の歌詞
804 タイムスタンプ
805 表示単位の歌詞
1001 タイムスタンプデータ
1002 表示単位の歌詞
1003,1004 タイムスタンプ
1005 表示単位の歌詞

Claims (4)

  1. 音楽データを再生する再生部と歌詞データを表示する表示部とを備えて、音楽に連動し
    た歌詞表示を行わせるための音楽と歌詞との同期データ作成装置であって、
    前記表示部に表示するのに適した前記歌詞データの表示単位を決定し、前記歌詞データ
    の表示単位毎に歌詞表示時間を付加して音楽と歌詞との同期データを作成するに際して、
    作成しようとする表示単位の歌詞データの前に同期データとして作成された表示単位の歌詞データにおける仮名変換した文字数と、該歌詞データの歌詞表示時間とから求めた仮名変換した1文字当たりの再生時間を用いて、同期データを作成しようとする表示単位の歌詞データの再生時間を予測し、
    前記予測した再生時間に基づいて前記作成しようとする表示単位の音楽データの再生ス
    ピードを調整する
    ことを特徴とする音楽と歌詞との同期データ作成装置。
  2. 音楽データを再生する再生部と歌詞データを表示する表示部とを備えて、音楽に連動し
    た歌詞表示を行わせるための音楽と歌詞との同期データ作成方法であって、
    前記表示部に表示するのに適した前記歌詞データの表示単位を決定し、前記歌詞データ
    の表示単位毎に歌詞表示時間を付加して音楽と歌詞との同期データを作成するに際して、
    作成しようとする表示単位の歌詞データの前に同期データとして作成された表示単位の歌詞データにおける仮名変換した文字数と、該歌詞データの歌詞表示時間とから仮名変換した1文字当たりの再生時間を求めるステップと、
    前記求めた再生時間を用いて、同期データを作成しようとする表示単位の歌詞データの
    再生時間を予測するステップと、
    前記予測した再生時間に基づいて前記作成しようとする表示単位の音楽データの再生ス
    ピードを調整するステップと、からなる
    ことを特徴とする音楽と歌詞との同期データ作成方法。
  3. 音楽データを再生する再生部と歌詞データを表示する表示部とを備えて、音楽に連動し
    た歌詞表示を行わせるための音楽と歌詞との同期データを作成するプログラムであって、
    前記表示部に表示するのに適した前記歌詞データの表示単位を決定し、前記歌詞データ
    の表示単位毎に歌詞表示時間を付加して音楽と歌詞との同期データを作成するに際して、
    同期データの作成が終了した歌詞データと前記歌詞表示時間とから算出した前記歌詞デ
    ータの仮名変換した1文字当たりの再生時間を求めるステップと、
    作成しようとする表示単位の歌詞データの前に同期データとして作成された表示単位の歌詞データにおける仮名変換した文字数と、該歌詞データの歌詞表示時間とから仮名変換した1文字当たりの再生時間を求めるステップと
    前記求めた再生時間を用いて、同期データを作成しようとする表示単位の歌詞データの
    再生時間を予測するステップと、
    前記予測した再生時間に基づいて前記作成しようとする表示単位の音楽データの再生ス
    ピードを調整するステップと、を備える
    ことを特徴とする音楽と歌詞との同期データ作成プログラム。
  4. 請求項3に記載された同期データ作成プログラムを記録した記録媒体。
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