JP4313460B2 - 組立式ロール状物用ディスプレーボックス材 - Google Patents
組立式ロール状物用ディスプレーボックス材 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4313460B2 JP4313460B2 JP10764999A JP10764999A JP4313460B2 JP 4313460 B2 JP4313460 B2 JP 4313460B2 JP 10764999 A JP10764999 A JP 10764999A JP 10764999 A JP10764999 A JP 10764999A JP 4313460 B2 JP4313460 B2 JP 4313460B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plate
- crease
- roll
- display box
- bent
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Cartons (AREA)
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、トイレットペーパーやペーパータオルや食品等の包装用プラスチックフィルム等がロール状に巻かれたロール状物をその中空部で保持して、店頭において宣伝販売用の見本として展示するためのロール状物用ディスプレーボックスに組み立てるための組立式ロール状物用ディスプレーボックス材に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
スーパー等の店頭においてトイレットペーパーやペーパータオルや食品等の包装用プラスチックフィルム等がロール状に巻かれたロール状物の新製品の見本をＰＲ用として展示するロール状物用ボックスは、使用後は廃棄するものであるため従来はボール紙で製作されたものであるので、見栄えが悪いばかりでなく、耐久性に乏しく、特にその耐久性を考慮すると予め組み上げたものとなるので折り畳みや積み重ねができず、運搬や保管や廃棄が容易でないという欠点があった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、前記従来技術の欠点を解消し、簡単にしかも安価に作成することができ、組立及び分解が容易でしかも組立状態での耐久性も優れたロール状物用ディスプレーボックスに組み立てるための組立式ロール状物用ディスプレーボックス材を提供することを課題とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】
本発明者らは前記課題を解決すべく種々検討した結果、構成素材として一枚の合成樹脂板を用い、これを打ち抜き加工して作成し、雄型係合部と雌型係合部とを係合することによって組立形状を維持する構造にすれば良いことに着目して、背面板の四周にそれぞれクリースの位置で正面側に折り曲げ可能に底面板と上面板と左側面板と右側面板とが、背面板にはその中央部に二本のクリースの位置で一旦背面側に折り曲げられた後に下方に折り曲げられる引掛け固定部が、上面板にはその中央部にクリースの位置で引き起こされる印刷された商品説明ラベル貼着用の宣伝説明部が、左右の側面板にはその中央部に背面板と左右の側面板との間のクリースと平行なクリースの位置で内側に折り曲げられてロール状物の中空部に挿入される左右のロール支持部が、更に前記クリースの位置で背面板の正面側に折り曲げられた際に近接する左右の側面板と上面板，及び左右の側面板と底面板の各側縁には互いに係合する雄型係合部と雌型係合部とが、それぞれ形成されている一枚の合成樹脂板を打ち抜き加工で作成されている本発明に係る組立式ロール状物用ディスプレーボックス材を完成した。
【０００５】
そして、このような構成において、合成樹脂板がポリエチレンテレフタレート板であると、通常の有機溶剤に不溶で、耐熱性，対薬品性に優れ、寸法安定性及び強度面においてに優れているばかりでなく、使用後は回収して素材の再利用が可能であると共に、焼却しても有毒ガスが発生する恐れがなく、また合成樹脂板が透明な素材であると清潔感が高まるばかりでなく、ディスプレー効果が高いことも究明したのである。
【０００６】
【発明の実施の形態】
以下、図面により本発明に係る組立式ロール状物用ディスプレーボックス材について詳細に説明する。
図１は本発明に係る組立式ロール状物用ディスプレーボックス材の展開図、図２は本発明に係る組立式ロール状物用ディスプレーボックス材を組み立てた状態を示す斜視図、図３は本発明に係る組立式ロール状物用ディスプレーボックス材を組み立ててロール状物を保持させた状態を示す側面図である。
【０００７】
図面中、１は背面板、２は背面板１の下縁にクリースＡの位置で正面側に直角に折り曲げ可能に連設されている底面板、３は背面板１の上縁にクリースＡの位置で直角に正面側に折り曲げ可能に連設されている上面板、４は背面板１の左側縁にクリースＡの位置で正面側に直角に折り曲げ可能に連設されている左側面板、５は背面板１の右側縁にクリースＡの位置で直角に正面側に折り曲げ可能に連設されている右側面板、６は上面板３の中央部に設けられていてクリースＢの位置で引き起こされる印刷された商品説明ラベル貼着用の宣伝説明部、７は背面板１の中央部に設けられていて二本のクリースＤの位置で一旦背面側に折り曲げられた後に下方に折り曲げられる引掛け固定部、８は左右の側面板４，５の各中央部に背面板１と左右の側面板４，５との間のクリースＡと平行なクリースＣの位置で内側に略直角に折り曲げられてロール状物１１の中空部に挿入される左右のロール支持部、９はクリースＡの位置で背面板１の正面側に直角に折り曲げられた際に近接する左右の側面板４，５と上面板３のいずれかと左右の側面板４，５と底面板２のいずれかの各側縁に設けられた雄型係合部、１０はクリースＡの位置で背面板１の正面側に直角に折り曲げられた際に近接する上面板３と左右の側面板４，５のいずれかと底面板２と左右の側面板４，５のいずれかの各側縁に設けられていて雄型係合部９と互いに係合する雌型係合部である。
【０００８】
このような構成より成る引掛け固定部７を備えた背面板１と、底面板２と、宣伝説明部６を備えた上面板３と、ロール支持部８を備えた左右の側面板４，５とは、一枚の合成樹脂板を打ち抜き加工で作成されている。
【０００９】
この合成樹脂板としては、荷重に対する強度，曲げに対する強度からその厚さが０．５〜４mm、通常は１〜２mm程度が好適であり、その素材としては形成材料として使用されている汎用の硬質の合成樹脂の殆どのものが使用できるが、通常の有機溶剤に不溶で、耐熱性，対薬品性に優れ、寸法安定性及び強度面においてに優れているばかりでなく、使用後は回収して素材の再利用が可能であり、焼却しても有毒ガスが発生する恐れがないポリエチレンテレフタレート板が好適である。そして、この合成樹脂板が透明な素材であると、清潔感が高まるばかりでなく、ディスプレー効果が高いので好ましい。
【００１０】
このような構成の本発明に係る組立式ロール状物用ディスプレーボックス材を使用する場合の組立について以下に説明する。
先ず、図１に示すような形状に合成樹脂板を打ち抜き加工して作成されている平板状の本発明に係る組立式ロール状物用ディスプレーボックス材を、図２に示すように背面板１を中心としてその四周のそれぞれクリースＡの位置で底面板２と上面板３と左側面板４と右側面板５とを正面側に直角に折り曲げ、近接した左右の側面板４，５と上面板３，及び左右の側面板４，５と底面板２の各側縁に形成されている雄型係合部９と雌型係合部１０とをそれぞれ係合させてボックスを形成する。そして、上面板３の中央部に形成されている宣伝説明部６をクリースＢの位置で引き起こして印刷された商品説明ラベルを貼着し、必要に応じて背面板１の中央部に形成されている引掛け固定部７を二本のクリースＤの位置で一旦背面側に折り曲げた後に下方に折り曲げると、組立が完了する。しかる後に、見本のロール状物１１をボックス内に僅かに挿入し、左右の側面板４，５の中央部に形成されているロール支持部８，８を背面板１と左右の側面板４，５との間のクリースＡと平行なクリースＣの位置でやゝ内側に折り曲げその頭部をロール状物１１の中空部に挿入してロール状物１１と共にボックス内に押し込んで図３に示すようにロール状物１１を確実に保持させる。
かくして、ロール状物１１を保持させた本発明に係る組立式ロール状物用ディスプレーボックス材を組み立てたロール状物用ディスプレーボックスは、展示すべき位置の水平面上に底面板２で載置させるか、展示すべき位置のハンガー等に引掛け固定部７を引掛ければ良いのである。
そして、見本展示終了後は逆の順序で分解し平面状に戻して回収又は廃棄すればよいのである。
【００１１】
【発明の効果】
以上に詳述した如く、本発明に係る組立式ロール状物用ディスプレーボックス材は、一枚の合成樹脂板を打ち抜き加工で簡単にまた大量生産で安価に作成製造することができ、見栄えが良く、耐久性も優れ、雄型と雌型の係合部同士の係合によってボックス状に簡単に組み立てることができるばかりかこの係合を解除することによって簡単に分解することもでき、組立前，分解後は平面状になるので積重ねが可能で、輸送，持運びや回収が容易である。
そして、ロール支持部は背面板と左右の側面板との間のクリースと平行なクリースの位置で内側に折り曲げられてロール状物の中空部に挿入されてロール状物を支持するものであるから、ロール状物の重量が大きくてもその曲げ剛性が大きいので変形することがない。
また素材としてポリエチレンテレフタレート板を使用すると、寸法安定性及び強度面においてに優れているばかりでなく、使用後は回収して素材の再利用が可能であると共に、焼却しても有毒ガスが発生する恐れがなく、また合成樹脂板が透明な素材であると清潔感が高まるばかりでなく、ディスプレー効果がより高まるという効果を有する。
このような種々の効果を奏する本発明に係る組立式ロール状物用ディスプレーボックス材は、スーパー等の店頭においてトイレットペーパーやペーパータオルや食品等の包装用プラスチックフィルム等がロール状に巻かれたロール状物の新製品の見本をＰＲ用として展示するのに好適なものであり、その産業上の利用価値は非常に大きなものである。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明に係る組立式ロール状物用ディスプレーボックス材の展開図である。
【図２】本発明に係る組立式ロール状物用ディスプレーボックス材を組み立てた状態を示す斜視図である。
【図３】本発明に係る組立式ロール状物用ディスプレーボックス材を組み立ててロール状物を保持させた状態を示す側面図である。
【符号の説明】
１ 背面板
２ 底面板
３ 上面板
４ 左側面板
５ 右側面板
６ 宣伝説明部
７ 引掛け固定部
８ ロール支持部
９ 雄型係合部
１０ 雌型係合部
１１ ロール状物
Ａ，Ｂ，Ｃ，Ｄ クリース
【発明の属する技術分野】
本発明は、トイレットペーパーやペーパータオルや食品等の包装用プラスチックフィルム等がロール状に巻かれたロール状物をその中空部で保持して、店頭において宣伝販売用の見本として展示するためのロール状物用ディスプレーボックスに組み立てるための組立式ロール状物用ディスプレーボックス材に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
スーパー等の店頭においてトイレットペーパーやペーパータオルや食品等の包装用プラスチックフィルム等がロール状に巻かれたロール状物の新製品の見本をＰＲ用として展示するロール状物用ボックスは、使用後は廃棄するものであるため従来はボール紙で製作されたものであるので、見栄えが悪いばかりでなく、耐久性に乏しく、特にその耐久性を考慮すると予め組み上げたものとなるので折り畳みや積み重ねができず、運搬や保管や廃棄が容易でないという欠点があった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、前記従来技術の欠点を解消し、簡単にしかも安価に作成することができ、組立及び分解が容易でしかも組立状態での耐久性も優れたロール状物用ディスプレーボックスに組み立てるための組立式ロール状物用ディスプレーボックス材を提供することを課題とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】
本発明者らは前記課題を解決すべく種々検討した結果、構成素材として一枚の合成樹脂板を用い、これを打ち抜き加工して作成し、雄型係合部と雌型係合部とを係合することによって組立形状を維持する構造にすれば良いことに着目して、背面板の四周にそれぞれクリースの位置で正面側に折り曲げ可能に底面板と上面板と左側面板と右側面板とが、背面板にはその中央部に二本のクリースの位置で一旦背面側に折り曲げられた後に下方に折り曲げられる引掛け固定部が、上面板にはその中央部にクリースの位置で引き起こされる印刷された商品説明ラベル貼着用の宣伝説明部が、左右の側面板にはその中央部に背面板と左右の側面板との間のクリースと平行なクリースの位置で内側に折り曲げられてロール状物の中空部に挿入される左右のロール支持部が、更に前記クリースの位置で背面板の正面側に折り曲げられた際に近接する左右の側面板と上面板，及び左右の側面板と底面板の各側縁には互いに係合する雄型係合部と雌型係合部とが、それぞれ形成されている一枚の合成樹脂板を打ち抜き加工で作成されている本発明に係る組立式ロール状物用ディスプレーボックス材を完成した。
【０００５】
そして、このような構成において、合成樹脂板がポリエチレンテレフタレート板であると、通常の有機溶剤に不溶で、耐熱性，対薬品性に優れ、寸法安定性及び強度面においてに優れているばかりでなく、使用後は回収して素材の再利用が可能であると共に、焼却しても有毒ガスが発生する恐れがなく、また合成樹脂板が透明な素材であると清潔感が高まるばかりでなく、ディスプレー効果が高いことも究明したのである。
【０００６】
【発明の実施の形態】
以下、図面により本発明に係る組立式ロール状物用ディスプレーボックス材について詳細に説明する。
図１は本発明に係る組立式ロール状物用ディスプレーボックス材の展開図、図２は本発明に係る組立式ロール状物用ディスプレーボックス材を組み立てた状態を示す斜視図、図３は本発明に係る組立式ロール状物用ディスプレーボックス材を組み立ててロール状物を保持させた状態を示す側面図である。
【０００７】
図面中、１は背面板、２は背面板１の下縁にクリースＡの位置で正面側に直角に折り曲げ可能に連設されている底面板、３は背面板１の上縁にクリースＡの位置で直角に正面側に折り曲げ可能に連設されている上面板、４は背面板１の左側縁にクリースＡの位置で正面側に直角に折り曲げ可能に連設されている左側面板、５は背面板１の右側縁にクリースＡの位置で直角に正面側に折り曲げ可能に連設されている右側面板、６は上面板３の中央部に設けられていてクリースＢの位置で引き起こされる印刷された商品説明ラベル貼着用の宣伝説明部、７は背面板１の中央部に設けられていて二本のクリースＤの位置で一旦背面側に折り曲げられた後に下方に折り曲げられる引掛け固定部、８は左右の側面板４，５の各中央部に背面板１と左右の側面板４，５との間のクリースＡと平行なクリースＣの位置で内側に略直角に折り曲げられてロール状物１１の中空部に挿入される左右のロール支持部、９はクリースＡの位置で背面板１の正面側に直角に折り曲げられた際に近接する左右の側面板４，５と上面板３のいずれかと左右の側面板４，５と底面板２のいずれかの各側縁に設けられた雄型係合部、１０はクリースＡの位置で背面板１の正面側に直角に折り曲げられた際に近接する上面板３と左右の側面板４，５のいずれかと底面板２と左右の側面板４，５のいずれかの各側縁に設けられていて雄型係合部９と互いに係合する雌型係合部である。
【０００８】
このような構成より成る引掛け固定部７を備えた背面板１と、底面板２と、宣伝説明部６を備えた上面板３と、ロール支持部８を備えた左右の側面板４，５とは、一枚の合成樹脂板を打ち抜き加工で作成されている。
【０００９】
この合成樹脂板としては、荷重に対する強度，曲げに対する強度からその厚さが０．５〜４mm、通常は１〜２mm程度が好適であり、その素材としては形成材料として使用されている汎用の硬質の合成樹脂の殆どのものが使用できるが、通常の有機溶剤に不溶で、耐熱性，対薬品性に優れ、寸法安定性及び強度面においてに優れているばかりでなく、使用後は回収して素材の再利用が可能であり、焼却しても有毒ガスが発生する恐れがないポリエチレンテレフタレート板が好適である。そして、この合成樹脂板が透明な素材であると、清潔感が高まるばかりでなく、ディスプレー効果が高いので好ましい。
【００１０】
このような構成の本発明に係る組立式ロール状物用ディスプレーボックス材を使用する場合の組立について以下に説明する。
先ず、図１に示すような形状に合成樹脂板を打ち抜き加工して作成されている平板状の本発明に係る組立式ロール状物用ディスプレーボックス材を、図２に示すように背面板１を中心としてその四周のそれぞれクリースＡの位置で底面板２と上面板３と左側面板４と右側面板５とを正面側に直角に折り曲げ、近接した左右の側面板４，５と上面板３，及び左右の側面板４，５と底面板２の各側縁に形成されている雄型係合部９と雌型係合部１０とをそれぞれ係合させてボックスを形成する。そして、上面板３の中央部に形成されている宣伝説明部６をクリースＢの位置で引き起こして印刷された商品説明ラベルを貼着し、必要に応じて背面板１の中央部に形成されている引掛け固定部７を二本のクリースＤの位置で一旦背面側に折り曲げた後に下方に折り曲げると、組立が完了する。しかる後に、見本のロール状物１１をボックス内に僅かに挿入し、左右の側面板４，５の中央部に形成されているロール支持部８，８を背面板１と左右の側面板４，５との間のクリースＡと平行なクリースＣの位置でやゝ内側に折り曲げその頭部をロール状物１１の中空部に挿入してロール状物１１と共にボックス内に押し込んで図３に示すようにロール状物１１を確実に保持させる。
かくして、ロール状物１１を保持させた本発明に係る組立式ロール状物用ディスプレーボックス材を組み立てたロール状物用ディスプレーボックスは、展示すべき位置の水平面上に底面板２で載置させるか、展示すべき位置のハンガー等に引掛け固定部７を引掛ければ良いのである。
そして、見本展示終了後は逆の順序で分解し平面状に戻して回収又は廃棄すればよいのである。
【００１１】
【発明の効果】
以上に詳述した如く、本発明に係る組立式ロール状物用ディスプレーボックス材は、一枚の合成樹脂板を打ち抜き加工で簡単にまた大量生産で安価に作成製造することができ、見栄えが良く、耐久性も優れ、雄型と雌型の係合部同士の係合によってボックス状に簡単に組み立てることができるばかりかこの係合を解除することによって簡単に分解することもでき、組立前，分解後は平面状になるので積重ねが可能で、輸送，持運びや回収が容易である。
そして、ロール支持部は背面板と左右の側面板との間のクリースと平行なクリースの位置で内側に折り曲げられてロール状物の中空部に挿入されてロール状物を支持するものであるから、ロール状物の重量が大きくてもその曲げ剛性が大きいので変形することがない。
また素材としてポリエチレンテレフタレート板を使用すると、寸法安定性及び強度面においてに優れているばかりでなく、使用後は回収して素材の再利用が可能であると共に、焼却しても有毒ガスが発生する恐れがなく、また合成樹脂板が透明な素材であると清潔感が高まるばかりでなく、ディスプレー効果がより高まるという効果を有する。
このような種々の効果を奏する本発明に係る組立式ロール状物用ディスプレーボックス材は、スーパー等の店頭においてトイレットペーパーやペーパータオルや食品等の包装用プラスチックフィルム等がロール状に巻かれたロール状物の新製品の見本をＰＲ用として展示するのに好適なものであり、その産業上の利用価値は非常に大きなものである。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明に係る組立式ロール状物用ディスプレーボックス材の展開図である。
【図２】本発明に係る組立式ロール状物用ディスプレーボックス材を組み立てた状態を示す斜視図である。
【図３】本発明に係る組立式ロール状物用ディスプレーボックス材を組み立ててロール状物を保持させた状態を示す側面図である。
【符号の説明】
１ 背面板
２ 底面板
３ 上面板
４ 左側面板
５ 右側面板
６ 宣伝説明部
７ 引掛け固定部
８ ロール支持部
９ 雄型係合部
１０ 雌型係合部
１１ ロール状物
Ａ，Ｂ，Ｃ，Ｄ クリース
Claims (3)
- 背面板(１)の四周にそれぞれクリース(Ａ)の位置で正面側に折り曲げ可能に底面板(２)と上面板(３)と左側面板(４)と右側面板(５)とが、背面板(１)にはその中央部に二本のクリース(Ｄ)の位置で一旦背面側に折り曲げられた後に下方に折り曲げられる引掛け固定部(７)が、上面板(３)にはその中央部にクリース(Ｂ)の位置で引き起こされる印刷された商品説明ラベル貼着用の宣伝説明部(６)が、左右の側面板(４，５)にはその中央部に背面板(１)と左右の側面板(４，５)との間のクリース(Ａ)と平行なクリース(Ｃ)の位置で内側に折り曲げられてロール状物(１１)の中空部に挿入される左右のロール支持部(８，８)が、更に前記クリース(Ａ)の位置で背面板(１)の正面側に折り曲げられた際に近接する左右の側面板(４，５)と上面板(３)，及び左右の側面板(４，５)と底面板(２)の各側縁には互いに係合する雄型係合部(９)と雌型係合部(１０)とが、それぞれ形成されている一枚の合成樹脂板を打ち抜き加工で作成されていることを特徴とする組立式ロール状物用ディスプレーボックス材。
- 合成樹脂板がポリエチレンテレフタレート板である請求項１に記載の組立式ロール状物用ディスプレーボックス材。
- 合成樹脂板が透明な素材である請求項１又は２に記載の組立式ロール状物用ディスプレーボックス材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10764999A JP4313460B2 (ja) | 1999-04-15 | 1999-04-15 | 組立式ロール状物用ディスプレーボックス材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10764999A JP4313460B2 (ja) | 1999-04-15 | 1999-04-15 | 組立式ロール状物用ディスプレーボックス材 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000296042A JP2000296042A (ja) | 2000-10-24 |
| JP4313460B2 true JP4313460B2 (ja) | 2009-08-12 |
Family
ID=14464554
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10764999A Expired - Fee Related JP4313460B2 (ja) | 1999-04-15 | 1999-04-15 | 組立式ロール状物用ディスプレーボックス材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP4313460B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6265704B2 (ja) * | 2013-11-25 | 2018-01-24 | 紀伊産業株式会社 | 物品陳列具 |
-
1999
- 1999-04-15 JP JP10764999A patent/JP4313460B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2000296042A (ja) | 2000-10-24 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US20060118502A1 (en) | Merchandise display system | |
| JP2013515561A (ja) | 折り畳み可能な商品陳列台 | |
| JP4313460B2 (ja) | 組立式ロール状物用ディスプレーボックス材 | |
| JP4885500B2 (ja) | 一体型見本表示体 | |
| US8205366B2 (en) | Snap mobile for advertising a product or event | |
| JP2011000365A (ja) | 組立式展示台 | |
| KR20100005544U (ko) | 접이식 종이액자 | |
| JP4426022B2 (ja) | 商品陳列用トレイ | |
| JP2005296031A (ja) | ロール状物展示用紙製箱 | |
| JP6265704B2 (ja) | 物品陳列具 | |
| JP4244581B2 (ja) | 商品宣伝用ディスプレイ | |
| JP2563084Y2 (ja) | 商品陳列棚用の表示体 | |
| US3606134A (en) | Folded waste paper container | |
| JP3050403U (ja) | 商品陳列台 | |
| WO2011099163A1 (ja) | 履物用段ボール箱及び履物用段ボール箱の組立体 | |
| JPH0452791Y2 (ja) | ||
| JP2011183109A (ja) | 展示用具及び組立式展示台 | |
| JPH0734778B2 (ja) | 折りたたみ式陳列台 | |
| JP4338255B2 (ja) | 吊り下げ販売商品用ディスプレーパネル | |
| JP6041653B2 (ja) | 物品陳列台 | |
| JP2000014500A (ja) | スライド組立式の陳列台 | |
| JPH04131361U (ja) | 展示販売台 | |
| KR200472423Y1 (ko) | 상품 진열대용 광고 장치 | |
| JPH0439748Y2 (ja) | ||
| JP3081160U (ja) | 商品陳列用具 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20060307 |
|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20090401 |
|
| TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20090428 |
|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
| A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20090515 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120522 Year of fee payment: 3 |
|
| R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120522 Year of fee payment: 3 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150522 Year of fee payment: 6 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |