JP4313227B2 - 車両用電源制御装置 - Google Patents

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本発明は、車両用電源の制御方法および装置に係り、特に内燃機関を持つ車輌におけるエンジン非回転時におけるバッテリー上がりを防止することのできる車両用電源制御装置に関する。
近年、車両、特に内燃機関を有する自動車においては、多くの電気機器の搭載に伴って使用電力が増大し、スイッチの切り忘れ等により、その非駆動時における電源の異常放電(バッテリー上がり)が問題になっている。このバッテリー上がりを防止するため、従来、イグニッション・キーをキーシリンダに差し込んだままの状態、または、イグニッション・キーをキーシリンダから抜いた状態において、バッテリー負荷装置であるランプ類の消し忘れや車載AV機器等の連続使用によるバッテリー上がりを未然に防止するための方法として、エンジン停止後一定時間が経過すると、自動的に全負荷装置(電装品)へのバッテリー電源の供給を停止(遮断)することにより、バッテリー上がりを未然に回避するという方法がある。
また、従来、自動車のバッテリー上がりに関しては、ドア・スイッチとイグニッション・スイッチとドアの開閉に連動して点灯と消灯を行なうランプを備え、ドア・スイッチとイグニッション・スイッチの状態を判定して、その状態に基づきランプの出力を制御する技術が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
この特許文献1は、ドア・スイッチおよびイグニッション・スイッチの状態を判定し、ドア・スイッチおよびイグニッション・スイッチの状態に基づいてランプの点灯/消灯を制御するもので、イグニッション・スイッチがオフ状態であって、ドア・スイッチがドア開状態になってから所定時間内にドア閉状態にならないとき、ランプを消灯させてバッテリー上がりを防止するものである。具体的には、イグニッション・スイッチ1aがオフのとき、ランプメインリレー制御部2bは、タイマー手段Tm1に設定されたT1時間以上ドア状態に変化がないとき、ランプメインリレー3をオフにして、ルームランプ5、D、P、Rカーテシーランプ6等への電源供給を遮断しバッテリー上がりを防止している。
また、ドア、トランク等の開閉部の閉じ忘れにより点灯しっぱなしとなるルームランプ、トランクルームランプ等の電力浪費を防止し、さらにはアクセサリ類(カーステレオのバックアップメモリや時計等)の暗電流による電力浪費をも防止して、車載バッテリーの上がりやへたりを防ぐ技術が提案されている(例えば、特許文献2参照。)。
この特許文献2は、負荷回路の上流にスイッチング回路を設けて、イグニッション・スイッチとドア・スイッチの状態を検出し、イグニッション・スイッチがオフ状態で且つドアが開状態でドア・スイッチがオンしている場合は、即或いは所定時間経過後にスイッチング回路をオフ制御し負荷回路への電流を遮断することと、イグニッション・スイッチがオフ状態で且つドアが閉状態でドア・スイッチがオフしている場合は、所定時間経過後に同様にスイッチング回路をオフ制御し、ルームランプを含む時計やラジオのメモリ等の暗電流を使う負荷回路への電流を遮断することで長期の日時においての微量なバッテリー放電でのバッテリー上がりを防止しようというものである。
そして、この特許文献2は、具体的には、ルームランプ、トランクルームランプ等の負荷回路1へ出力されるバッテリー2の電流をハイサイドでスイッチングするリレーや半導体スイッチ等のスイッチング回路3と、イグニッション・キー・スイッチ4やドア、トランク等に設けられるドア・スイッチ5の状態等を検知し、これらの情報に基づいてスイッチング回路3を制御する制御装置6とを備え、制御装置6は、イグニッション・キー・スイッチ4がOFF状態でなお且つドア・スイッチ5がドアの解放又は半開によりON状態であることを検出すると、その直後、あるいは所定時間経過後にスイッチング回路3をOFF制御して負荷回路1への電流を遮断するものである。
すなわち、特許文献2は、車両等に搭載されたエンジンが停止(イグニッション・キーをキーシリンダに差し込んだ状態でイグニッション・キーがACCまたはOFFポジションにある状態)されると、コントロール・ユニットの内部に設けられたタイマーがスタートし、所定の時間が経過すると、コントロール・ユニットの管理下にある全てのリレー(RLY)をオフ制御することにより、エンジン停止後、所定の時間が経過すると、車両等に設けられた負荷装置(電装品)へのバッテリー電源の供給が自動的に全て停止(遮断)するものである。
特開平11−5500号公報(第2頁 第1図) 特開平09−202195号公報(第3頁 第1図)
しかしながら、特許文献1は、ルームランプを消し忘れた場合や、ドアを開状態にしたままの場合についてのもので、その他の電気負荷に基づくバッテリー上がりについては全く考慮されていない。また、制御の開始条件がイグニッション・スイッチのオフということであるため、イグニッション・スイッチをオンしたままの場合やイグニッション・スイッチの下流に繋がっている電装品がオンした状態になっている場合については、全く考慮されていない。
また、車両等には、通常多数のバッテリー負荷装置(電装品)が装備されているのが普通であり、このため、特許文献2にあっては、エンジン停止後、これら電装品の複数が稼働状態(バッテリー電源が供給された状態)となった場合や、単数であっても消費電力の大きい電装品が稼働状態となった場合等には、予想に反してタイマー時間内に消費するバッテリー容量が大きくなり、バッテリー上がりを生じる場合がある。
本発明の目的は、エンジン停止後、稼働状態(バッテリー電源が供給された状態)となった場合でも、バッテリー上がりを効率よく防止することのできる車両用電源制御装置を提供することにある。
本発明の別な目的は、後述する発明を実施するための最良の形態の中で記述する。
発明に係る車両用電源制御装置は、エンジンの回転/非回転を検出するエンジン回転センサを備え、バッテリにメインスイッチとイグニッションスイッチを介して接続される第1の電気負荷と、バッテリにメインスイッチを介して接続される第2の電気負荷とを有し、コントロール・ユニットからの指令に基づき前記メインスイッチをオン/オフ制御して第1の電気負荷と第2の電気負荷にバッテリから電力を供給する車両用電源制御装置において,
バッテリの下流にバッテリから供給される全電流値を監視する第1の電流監視モニター装置を設け、
イグニッション・スイッチとバッテリとの間に、バッテリからイグニッション・スイッチを介して第1の電気負荷に供給される電流値を監視する第2の電流監視モニター装置を設け、
第2の電気負荷とバッテリとの間に、バッテリから第2の電気負荷に供給される電流値を監視する第3の電流監視モニター装置を設け、
第1の電流監視モニター装置の下流側で第2の電流監視モニター装置との間にバッテリから第1の電流監視モニター装置を介して供給される電流を遮断する電流遮断スイッチを設け、
エンジン回転センサがエンジン非回転を検出し、第1の電流監視モニター装置と、第2の電流監視モニター装置と、第3の電流監視モニター装置において検出した各電流値が検出されたときに作動し、所定時間経過後に前記電流遮断スイッチを作動させるスイッチ制御手段を設けて構成したものである。
本発明によれば、エンジン停止後、稼働状態(バッテリー電源が供給された状態)となった場合でも、バッテリー上がりを効率よく防止することができる。すなわち、本発明によれば、イグニッション・スイッチがオンしているか、各電装品がオンしているかを電流値の変化によって認識し、微量でも電流値の変化があれば、電装品等のスイッチがオンしているとして、タイマーを設けて所定時間経過した時、回路に流れる電流を遮断するので、バッテリー上がりを効率よく防止することができる。
本発明は、エンジンが非回転の状態で、イグニッション・スイッチのみをオンした状態、またはイグニッション・スイッチがオンで、その下流に接続された各電装品がオンされ、各電気負荷が懸っている状態であるか、またはイグニッション・スイッチがオフで、イグニッション・スイッチとは独立してオン,オフが可能である各電装品がオンされており、各電気負荷が懸っている状態である場合、各ポイントを流れる電流値をモニターして、電気負荷が懸ってからの時間を算出し、所定時間が経過すると、自動的に電流遮断スイッチを駆動して回路に流れる電流を遮断して実現する。
以下、本発明の実施例を詳細に説明する。
図1には、本発明に係る車両用電源制御装置の実施例が示されている。
図1において、1はバッテリー、2は第1の電流監視モニター装置で、バッテリー1から一部の電子機器(SOS送信装置26)を除いた自動車に搭載されるあらゆる電気・電子機器に供給する電流を検出するものである。
3は第2の電流監視モニター装置で、バッテリー1から第1の電流監視モニター装置2を介してイグニッション・スイッチ13に接続される電気・電子機器に供給する電流を検出するものである。また、4は第3の電流監視モニター装置で、バッテリー1から第1の電流監視モニター装置2、第2の電流監視モニター装置3を介してイグニッション・スイッチ13に接続しない電気・電子機器に供給する電流を検出するものである。このように、3つの電流監視モニター装置(第1の電流監視モニター装置2、第2の電流監視モニター装置3、第3の電流監視モニター装置4)は、バッテリー直下,コントロール・ユニット分岐後,イグニッション・スイッチ分岐後の3箇所に設けられており、それぞれの電流監視モニター装置に流れる電流値をモニターしている。
5は電流遮断スイッチで、エンジン回転センサがエンジン非回転を検出したときに、第1の電流監視モニター装置2、第2の電流監視モニター装置3、第3の電流監視モニター装置4のいずれかにおいて電流が検出され、この電流の検出がなされ所定時間経過した後に電流遮断スイッチ制御部11からの制御信号によって作動し、第2の電流監視モニター装置3、第3の電流監視モニター装置4の下流側に供給される電流を遮断するもので、スイッチ制御手段に相当する。
8はコントロール・ユニットで、電圧制御部9と、電流監視部10と、電流遮断スイッチ制御部11と、タイマー12と、事故判定制御部22と、フェール信号23と、故障判定制御部24と、SOS制御部25と、搭乗者有無認識手段28を内蔵している。
電圧制御部9は、バッテリー1の電圧を常時モニターするもので、バッテリー1の電圧値が、エンジン回転センサがエンジン非回転を検出した後、所定電圧(再始動に最低限必要な電圧)に低下した場合に、電流遮断スイッチ制御部11に電流遮断信号を出力して電流遮断スイッチ5を作動させ、第2の電流監視モニター装置3、第3の電流監視モニター装置4の下流側に供給される電流を遮断する機能を有している。
電流監視部10は、第1の電流監視モニター装置2、第2の電流監視モニター装置3、第3の電流監視モニター装置4の各電流監視モニター装置によって検出される電流値を監視し、エンジンが非回転のときに、第1の電流監視モニター装置2、第2の電流監視モニター装置3、第3の電流監視モニター装置4のいずれかにおいて電流が検出されたときに、電流遮断スイッチ5を作動させる電流遮断スイッチ制御部11に電流遮断信号を出力して、電流遮断スイッチ制御部11から制御信号を出力し、電流遮断スイッチ5を作動して第2の電流監視モニター装置、第3の電流監視モニター装置の下流側に供給される電流を遮断する電流遮断信号を出力するものである。
電流遮断スイッチ制御部11は、電圧制御部9と、電流監視部10からの電流遮断信号によって電流遮断スイッチ5を作動させて第2の電流監視モニター装置、第3の電流監視モニター装置の下流側に供給される電流を遮断させるものである。
タイマー12は、エンジン回転センサがエンジン非回転を検出したときに、第1の電流監視モニター装置2、第2の電流監視モニター装置3、第3の電流監視モニター装置4のいずれかにおいて電流が検出されたときに作動し、所定時間を計測し、所定時間経過した後に、電流遮断スイッチ制御部11に電流遮断信号を出力するものである。
このように第1の電流監視モニター装置2、第2の電流監視モニター装置3、第3の電流監視モニター装置4のいずれかにおいて検出される電流値がコントロール・ユニット8のバックアップ電流値より大きくなると、電装品がオンしていると認識して、タイマー12を作動させて、所定時間が経過した後、この電流遮断スイッチ制御部11によって、電流遮断スイッチ5を作動してコントロール・ユニット分岐後(第2の電流監視モニター装置3及び第3の電流監視モニター装置の下流側)の電流を遮断する。
事故判定制御部22は、車両に設けられている各種センサー(例えば、ショックセンサ21)からの信号に基づいて事故や故障の発生を判定し、事故判定制御を行なうものである。また、故障判定制御部24は、フェール信号23によって、故障を認識し故障判定制御を行なうものである。そして、SOS制御部25は、事故判定制御部22、故障判定制御部24からの事故や故障の発生信号に基づいて、SOS制御を行うものである。
このように事故判定制御部22、故障判定制御部24によって事故判定制御が行なわれた場合、スイッチ19を自動でオンし、電流遮断スイッチ5を設けた回路には依存しない別電源ラインを確保することで、電流遮断スイッチ5が作動してコントロール・ユニット分岐後(第2の電流監視モニター装置3及び第3の電流監視モニター装置の下流側)の電流が遮断されたとしても、最低限必要なハザードランプ,スモールランプ17をオンすることが可能になっている。
さらに、搭乗者認識制御部29は、搭乗者の意識の有無、搭乗者の意識の有無を認識するもので、この搭乗者認識制御部29において運転者の体調不良を検出したときにスイッチ18を作動して電流遮断スイッチ5がオンし電流が遮断されたとしても、緊急時オン電装品(ラジオ,エアコン)16,ハザードランプ,スモールランプ17をオンすることができるようにするものである。
また、運転者の体調不良時には、運転者の意識がある場合、意図的に運転者非常事態20によって、スイッチ18をオンして、電流遮断スイッチ5を設けた回路には依存しない別電源ラインを確保することで、電流遮断スイッチ5がオンし電流が遮断されたとしても、緊急時オン電装品(ラジオ,エアコン)16,ハザードランプ,スモールランプ17をオンすることが可能になっている。
また、13はイグニッション・スイッチ、14は各種電装品(電気・電子機器)、15は各種電装品(電気・電子機器)、16は緊急時オン電装品(ラジオ,エアコン)、17は緊急時オン電装品(ハザードランプ,スモールランプ)、18はスイッチ(別電源ラインオンスイッチ)、19はスイッチ(別電源ラインオンスイッチ)である。
イグニッション・スイッチ13は、エンジンを始動するためのスイッチで、スタータモータを作動するためのスイッチである。各種電装品(電気・電子機器)14は、イグニッション・スイッチ13に接続される電装部品であり、各種電装品(電気・電子機器)15は、イグニッション・スイッチ13とは別系統の電装部品である。スイッチ(別電源ラインオンスイッチ)18、スイッチ(別電源ラインオンスイッチ)19は、電流遮断スイッチ5を設けた回路には依存しない別電源ラインにバッテリ1から電流を供給するためのスイッチである。
この各種電装品(電気・電子機器)14の中には、緊急時オン電装品(ラジオ,エアコン)16が、各種電装品(電気・電子機器)15の中には、緊急時オン電装品(ハザードランプ,スモールランプ)17がある。この緊急時オン電装品(ラジオ,エアコン)16と、緊急時オン電装品(ハザードランプ,スモールランプ)17は、運転者の体調不良時に運転者の意識がある場合は、意図的にスイッチ18をオンすることにより、電流遮断スイッチ5を設けた回路には依存しない別電源ラインを確保し、電流遮断スイッチ5が作動して電流が遮断されても、オンすることができる機器である。
さらに、20は運転者非常事態(運転者による動作制御部)、21はショックセンサ、26はSOS信号送信装置、27は搭乗者状態認識手段、29は搭乗者認識制御部、30は超音波センサorドップラーセンサー、31は圧力センサである。
運転者非常事態(運転者による動作制御部)20は、運転者が体調不良を起こしたときに運転者自らがスイッチ18をオンするための動作制御部である。また、ショックセンサ21は、衝突等の衝撃を検知するものである。また、SOS信号送信装置26は、車両又は運転者の異常事態を外部に送信するものである。
搭乗者状態認識手段27は、搭乗者の意識の有無を認識する手段で、超音波センサorドップラーセンサー30によって搭乗者の意識の有無を認識する。また、搭乗者有無認識手段28は、搭乗者の有無をシート下部に取り付けられた圧力センサ31によって搭乗者の意識の有無を認識する手段である。
さらに、搭乗者認識制御部29は、搭乗者の有無、搭乗者の意識の有無を認識するもので、この搭乗者認識制御部29において運転者の体調不良を検出したときにスイッチ18を作動して電流遮断スイッチ5がオンし電流が遮断されたとしても、緊急時オン電装品(ラジオ,エアコン)16,ハザードランプ,スモールランプ17をオンすることができるようにするものである。
これら搭乗者状態認識手段27、搭乗者有無認識手段28、搭乗者認識制御部29によって、事故発生時且つ運転者の意識が無くなっている場合や、運転者の体調不良時且つ意識が無くなっている場合には、スイッチ18を自動的にオンして、電流遮断スイッチ5を設けた回路には依存しない別電源ラインを確保することで、電流遮断スイッチ5が作動して電流が遮断されたとしても、電装品の内の緊急時オン電装品(ラジオ,エアコン)16、緊急時オン電装品(ハザードランプ,スモールランプ)17をオンすることが可能になっている。
このように構成することにより、イグニッション・スイッチ13がオンしているか、各電装品14,15がオンしているかを電源ライン上に供給される電流値を第1の電流監視モニター装置2、第2の電流監視モニター装置3、第3の電流監視モニター装置4によって検出し、この検出した電流値の変化を認識し、微量でも電流値の変化があれば、電装品等のスイッチがオンしているとして、タイマーを設けて所定時間経過した時、回路に流れる電流を遮断することでバッテリー上がりを効率よく防止することができる。
図2には、本発明に係る車両用電源制御装置の制御パターンを示す実施例が示されている。
図2において、コントロール・ユニット8の制御パターンは、パターンA〜パターンEの5種類がある。これら5つのパターンA〜パターンEは、それぞれ
制御の開始条件は同じで、第1の電流監視モニター装置2において検出した電流値がコントロール・ユニット8のバックアップ電流値よりも大きくなった時点である。
図2において、パターンAは、イグニッション・スイッチ13がオンになっているか、またはイグニッション・スイッチ13がオンで且つイグニッション・スイッチ13の下流に繋がっている各種電装品(電気・電子機器)14がオンしている場合で、図3に太線で示す如く、第1の電流監視モニター装置2の下流側の回路のイグニッション・スイッチ13及び各種電装品(電気・電子機器)14側のラインに電流が流れ、制御開始と同時にタイマー12が作動し、所定時間(T)が経過した後に電流遮断スイッチ5が作動し、第1の電流監視モニター装置2の下流側の回路が遮断され、第2の電流監視モニター装置3、第3の電流監視モニター装置4の下流側に電流が流れなくなる動作タイミングを示してある。
また、図2において、パターンBは、イグニッション・スイッチ13に接続される各種電装品(電気・電子機器)14へ電流を供給するラインとは別のライン、すなわち、第3の電流監視モニター装置4の下流側に接続される各種電装品(電気・電子機器)15に電流を供給するラインで、各種電装品(電気・電子機器)15がオンになっている場合が示されている。すなわち、パターンBは、図3に太線で示す如く、第1の電流監視モニター装置2の下流側の回路の各種電装品(電気・電子機器)15側のラインに電流が流れ、第1の電流監視モニター装置2の電流値がコントロール・ユニット8のバックアップ電流値より大きくなり、第3の電流監視モニター装置4の電流値も値を出力し、制御開始と同時にタイマー12が作動し、一定時間(T)が経過した後に電流遮断スイッチ5が作動し、第1の電流監視モニター装置2の下流側の回路が遮断され、第2の電流監視モニター装置3、第3の電流監視モニター装置4の下流側に電流が流れなくなる動作タイミングを示してある。
また、図2において、パターンCは、イグニッション・スイッチ13に接続される各種電装品(電気・電子機器)14へ電流を供給するラインと、第3の電流監視モニター装置4の下流側に接続される各種電装品(電気・電子機器)15に電流を供給するラインで、各種電装品(電気・電子機器)14及び各種電装品(電気・電子機器)15がオンになっている場合が示されている。すなわち、パターンCは、図3に太線で示される第1の電流監視モニター装置2の下流側の回路のイグニッション・スイッチ13及び各種電装品(電気・電子機器)14側のラインと、第1の電流監視モニター装置2の下流側の回路の各種電装品(電気・電子機器)15側のラインに電流が流れ、パターンA、パターンBと同じく、第1の電流監視モニター装置2の電流値がコントロール・ユニット8のバックアップ電流値より大きくなり、第3の電流監視モニター装置4の電流値も値を出力し、制御開始と同時にタイマー12が作動し、一定時間(T)が経過した後に電流遮断スイッチ5が作動し、第1の電流監視モニター装置2の下流側の回路が遮断され、第2の電流監視モニター装置3、第3の電流監視モニター装置4の下流側に電流が流れなくなる動作タイミングを示してある。
これらパターンA〜パターンCにおいて、各種電装品(電気・電子機器)14、各種電装品(電気・電子機器)15による消費電力が大きい場合、所定時間(T)が経過する前であっても、エンジンの再始動に必要な電圧を保持する必要性があるため、その再始動に必要な電圧以下になる前に電流遮断スイッチ5を作動して、第1の電流監視モニター装置2の下流側の回路を遮断する制御を行なう。
また、パターンD〜パターンEにおいては、車両状態としては、パターンA〜Cの場合と同じで、制御開始後、所定時間(T)が経過すれば、自動的に電流遮断スイッチ5が作動して、第1の電流監視モニター装置2の下流側の回路が遮断され、第2の電流監視モニター装置3、第3の電流監視モニター装置4の下流側に電流が流れなくなるタイミングが示されている。
このままでは、事故や故障等の不具合を生じる可能性がある。
そこで、パターンA〜パターンEの現象が起こった場合、図4に太線で示されるように、電流遮断スイッチ5を介して電流が供給される電源ラインとは別の電流遮断スイッチ5が作動しても電流の供給が遮断されない電源ラインを持たせることで、電流遮断スイッチ5が作動されて、第1の電流監視モニター装置2の下流側の回路が遮断され、第2の電流監視モニター装置3、第3の電流監視モニター装置4の下流側に電流が流れなくなっても最低限必要な電装品(緊急時オン電装品(ラジオ,エアコン)16,緊急時オン電装品(ハザードランプ,スモールランプ)17)を駆動可能に構成している。
したがって、事故が発生した場合、車両に取り付けられたショックセンサ21によって車両の受けた衝撃を認識し、コントロール・ユニット8に内蔵される故障判定制御部24によって、スイッチ19が自動でオンされることで、電流遮断スイッチ5を介さない別電源ラインをバッテリー1と結線する。このラインは緊急時オン電装品(ハザードランプ,スモールランプ)17に繋がっており、電流遮断スイッチ5を作動し、第1の電流監視モニター装置2の下流側の回路が遮断されることによって、第2の電流監視モニター装置3、第3の電流監視モニター装置4の下流側に電流が流れなくなっても、スイッチ19をオフしない限り緊急時オン電装品(ハザードランプ,スモールランプ)17をオンしたままにすることができる。
また、この時運転者の意識の有無を識別し、運転者の意識が無い場合は、図4に太線で示されるように、スイッチ18も自動でオンし、電流遮断スイッチ5に接続される第1の電流監視モニター装置2の下流側の回路が遮断され、第2の電流監視モニター装置3、第3の電流監視モニター装置4の下流側に電流が流れなくなってもスイッチ18をオフしない限り、緊急時オン電装品(ラジオ,エアコン)16をオンしたままにすることができる。
さらに、故障が発生した場合、コントロール・ユニット8に内蔵されたフェール信号23に基づいて故障を認識し、コントロール・ユニット8に内蔵された故障判定制御部24によって、事故発生時と同じ制御を行なう。また、これらの制御時に運転者の意識の有無を識別する手段として、シート下に設置した圧力センサ31で搭乗者の有無を認識(搭乗者有無認識手段28)し、さらに超音波センサ等30を用いて車内の動作物を認識(搭乗者状態認識手段27)することを可能にしている。この搭乗者状態認識手段27と搭乗者有無認識手段28の2つの認識手段と、コントロール・ユニット8に内蔵された故障判定制御部24によって、運転者の意識が無い場合には、前記の制御を行なうことができるようになっている。
また、運転者の体調が急変した場合、運転者の意識があればスイッチ18を自力でオンして、必要な電装品(緊急時オン電装品(ラジオ,エアコン)16,緊急時オン電装品(ハザードランプ,スモールランプ)17)を駆動することができるようにすると同時に、緊急連絡装置(SOS信号送信装置26)を備える車両においては、SOS信号を送信する。そして、運転者の意識が無い場合、搭乗者認識制御部29によって自動でスイッチ18をオンして、大事に至らないようにしている。
図5には、パターンA〜パターンCの制御フローチャートが示されている。
この制御フローチャートがスタートすると、ステップ100において、エンジンが停止したか否かを判定し、エンジンが停止するまで待つ。このステップ100においてエンジンが停止したと判定すると、ステップ102において、第1の電流監視モニター装置2によって検出した電流値がバックアップ電流値より大きいか否かを判定し、第1の電流監視モニター装置2によって検出した電流値がバックアップ電流値より大きくなるのを待つ。このステップ102において第1の電流監視モニター装置2によって検出された電流値がバックアップ電流値より大きいと判定すると、ステップ104において、イグニッション・スイッチ13がオンあるいは電気負荷(各種電装品(電気・電子機器)14、各種電装品(電気・電子機器)15)がオンであることを確認する。
このステップ104においてイグニッション・スイッチ13がオンあるいは電気負荷(各種電装品(電気・電子機器)14、各種電装品(電気・電子機器)15)がオン確認すると、ステップ106において、イグニッション・スイッチ13がオンしているか否かを判定する。このステップ106においてイグニッション・スイッチ13がオンしていると判定すると、ステップ108において、第3の電流監視モニター装置4によって検出された電流値が0mAより大きいか否か判定する。このステップ108において第3の電流監視モニター装置4によって検出された電流値が0mAより小さいと判定すると、ステップ110において、イグニッション・スイッチ13がオン又は電気負荷(各種電装品(電気・電子機器)14、各種電装品(電気・電子機器)15)がオンであることを確認する。
このステップ110においてイグニッション・スイッチ13がオン又は電気負荷(各種電装品(電気・電子機器)14、各種電装品(電気・電子機器)15)がオンしていることを確認すると、ステップ112において、第2の電流監視モニター装置3によって検出された電流値が0mAより大きく、第3の電流監視モニター装置4によって検出された電流値が0mAであることを確認し、ステップ118に移る。
また、ステップ108において第3の電流監視モニター装置4によって検出された電流値が0mAより大きいと判定すると、ステップ114において、各種電装品(電気・電子機器)15がオンしていることを確認する。このステップ114において各種電装品(電気・電子機器)15がオンしていることを確認すると、ステップ116において、第2の電流監視モニター装置3によって検出された電流値が0mAより大きく、第3の電流監視モニター装置4によって検出された電流値が0mAより大きいことを確認し、ステップ118に移る。
ステップ118において、第1の電流監視モニター装置2によって検出された電流値がバックアップ後時間Tを経過したことを確認する。このステップ118においてバックアップ後時間Tを経過したことを確認すると、ステップ124に移る。
また、ステップ106においてイグニッション・スイッチ13がオンしていないと判定すると、ステップ120において、第2の電流監視モニター装置3がオンしているか否かを判定する。このステップ120において第2の電流監視モニター装置3がオンしていないと判定するとステップ102に戻り、第2の電流監視モニター装置3がオンしていると判定すると、ステップ122において、第2の電流監視モニター装置3によって検出された電流値が0mAより大きく、第3の電流監視モニター装置4によって検出された電流値が0mAより大きいことを確認し、ステップ118に移る。
ステップ118においてバックアップ後時間Tを経過したことを確認するとステップ124において、電流遮断スイッチ5を作動し、第1の電流監視モニター装置2の下流側の回路が遮断され、第2の電流監視モニター装置3、第3の電流監視モニター装置4の下流側に流れる電流を遮断する。このステップ124において電流遮断スイッチ5を作動すると、ステップ126において、制御終了を確認し、このフローを終了する。また、ステップ130において、再起動が掛かるとクリアされる。
図6には、パターンD〜パターンEの制御フローチャートが示されている。
この制御フローチャートがスタートすると、ステップ200において、エンジンが停止したか否かを判定し、エンジンが停止するまで待つ。このステップ200においてエンジンが停止したと判定すると、ステップ202において、第1の電流監視モニター装置2によって検出した電流値がバックアップ電流値より大きいか否かを判定し、第1の電流監視モニター装置2によって検出した電流値がバックアップ電流値より大きくなるのを待つ。このステップ202において第1の電流監視モニター装置2によって検出された電流値がバックアップ電流値より大きいと判定すると、ステップ204において、イグニッション・スイッチ13がオンあるいは電気負荷(各種電装品(電気・電子機器)14、各種電装品(電気・電子機器)15)がオンであることを確認する。
このステップ204においてイグニッション・スイッチ13がオンあるいは電気負荷(各種電装品(電気・電子機器)14、各種電装品(電気・電子機器)15)がオン確認すると、ステップ206において、イグニッション・スイッチ13がオンしているか否かを判定する。このステップ206においてイグニッション・スイッチ13がオンしていると判定すると、ステップ208において、第3の電流監視モニター装置4によって検出された電流値が0mAより大きいか否か判定する。このステップ208において第3の電流監視モニター装置4によって検出された電流値が0mAより小さいと判定すると、ステップ210において、イグニッション・スイッチ13がオン又は電気負荷(各種電装品(電気・電子機器)14、各種電装品(電気・電子機器)15)がオンであることを確認する。
このステップ210においてイグニッション・スイッチ13がオン又は電気負荷(各種電装品(電気・電子機器)14、各種電装品(電気・電子機器)15)がオンしていることを確認すると、ステップ212において、第2の電流監視モニター装置3によって検出された電流値が0mAより大きく、第3の電流監視モニター装置4によって検出された電流値が0mAであることを確認する。
また、ステップ208において第3の電流監視モニター装置4によって検出された電流値が0mAより大きいと判定すると、ステップ214において、各種電装品(電気・電子機器)15がオンしていることを確認する。このステップ214において各種電装品(電気・電子機器)15がオンしていることを確認すると、ステップ216において、第2の電流監視モニター装置3によって検出された電流値が0mAより大きく、第3の電流監視モニター装置4によって検出された電流値が0mAより大きいことを確認する。
また、ステップ206においてイグニッション・スイッチ13がオンしていないと判定すると、ステップ218において、第2の電流監視モニター装置3がオンしているか否かを判定する。このステップ218において第2の電流監視モニター装置3がオンしていないと判定するとステップ202に戻り、第2の電流監視モニター装置3がオンしていると判定すると、ステップ220において、第2の電流監視モニター装置3によって検出された電流値が0mAより大きく、第3の電流監視モニター装置4によって検出された電流値が0mAより大きいことを確認する。
このステップ212において第2の電流監視モニター装置3によって検出された電流値が0mAより大きく第3の電流監視モニター装置4によって検出された電流値が0mAであることを確認するか、ステップ216において第2の電流監視モニター装置3によって検出された電流値が0mAより大きく第3の電流監視モニター装置4によって検出された電流値が0mAより大きいことを確認するか、ステップ220において第2の電流監視モニター装置3によって検出された電流値が0mAより大きく、第3の電流監視モニター装置4によって検出された電流値が0mAより大きいことを確認するすると、ステップ222において、事故又は故障が発生したか否かを判定する。
このステップ222において事故又は故障が発生したと判定すると、ステップ224において、スイッチ19を作動し、電流遮断スイッチ5を設けた回路には依存しない別電源ラインにバッテリ1から電流を供給する。このステップ224においてスイッチ19を作動して別電源ラインにバッテリ1から電流を供給すると、ステップ226において、緊急時オン電装品(ハザードランプ,スモールランプ)17をオンする。そして、ステップ228において、不具合発生か否かを判定する。このステップ228において不具合発生であると判定すると、ステップ230において、運転者意識が無いか否かを判定する。このステップ230において運転者意識が無いと判定すると、ステップ232において、スイッチ18を自動でオンする。
このステップ230において運転者意識が有ると判定すると、ステップ234において、スイッチ18を手動でオンする。このステップ232においてスイッチ18を自動でオンするか、ステップ234においてスイッチ18を手動でオンすると、ステップ236において、緊急時オン電装品(ラジオ,エアコン)16をオンする。このステップ236において緊急時オン電装品(ラジオ,エアコン)16をオンすると、ステップ242において制御終了処理を行い、このフローを終了する。
ステップ222において事故又は故障が発生していないと判定すると、ステップ238において、第1の電流監視モニター装置2によって検出された電流値がバックアップ後時間Tを経過した後の電流値よりも大きいことを確認する。このステップ238において第1の電流監視モニター装置2によって検出された電流値がバックアップ後時間Tを経過した後の電流値よりも大きいことを確認すると、ステップ240において、電流遮断スイッチ5を作動し、第1の電流監視モニター装置2の下流側の回路が遮断され、第2の電流監視モニター装置3、第3の電流監視モニター装置4の下流側に流れる電流を遮断する。このステップ240において電流遮断スイッチ5を作動すると、ステップ242において、制御終了を確認し、このフローを終了する。また、ステップ250において、再起動が掛かるとクリアされる。
また、ステップ228において不具合発生でないと判定すると、ステップ242において、制御終了を確認し、このフローを終了する。
したがって、本実施例によれば、各ポイントに流れる電流値をモニターすることで、微量な電流値の変化でも電装品のオン,オフを認識し、バッテリー上がりを防止することができる。
また、本実施例によれば、電装品の種類つまりイグニッション・スイッチ13の下流に位置する電装品がオン状態になっている場合や、イグニッション・スイッチ13とは独立した灯火類(ハザードランプ,スモールランプ)17がオン状態になっている場合に関係なく、電流値の変化で電流遮断スイッチ5をオンすることで、いかなる状態でも一定時間が経過すれば自動的にバッテリー上がりを防止できる。
さらに、本実施例によれば、通常時はヘッドライトの点けっぱなしに代表されるバッテリー上がりを効果的に防止することができる。
また、本実施例によれば、事故や故障,運転者の体調急変等の緊急事態が発生した場合に限っては、電流遮断スイッチ5を介さない別電源ラインを繋ぐことで、最低限必要な電装品(ラジオ,エアコン)16を動かせるようにして、大事に至らないようにすることができる。
本発明に係る車両用電源制御方法および装置の実施例を示す制御構成図。 本発明に係る車両用電源制御方法および装置の制御パターンを示す図。 本発明に係る車両用電源制御方法および装置の制御パターンA〜Cの制御構成図。 本発明に係る車両用電源制御方法および装置の制御パターンD〜Fの制御構成図。 本発明に係る車両用電源制御方法および装置の制御パターンA〜Cの制御フローチャート。 本発明に係る車両用電源制御方法および装置の制御パターンD〜Fの制御フローチャート。
符号の説明
1………………バッテリー
2………………第1の電流監視モニター装置
3………………第2の電流監視モニター装置
4………………第3の電流監視モニター装置
5………………電流遮断スイッチ
6………………緊急事態 別電源ラインオンスイッチB
7………………緊急事態 別電源ラインオンスイッチC
8………………コントロール・ユニット
9………………電圧制御部
10……………電流監視部
11……………電流遮断スイッチ制御部
12……………タイマー
13……………イグニッション・スイッチ
14……………各種電装品(電気・電子機器)
15……………各種電装品(電気・電子機器)
16……………緊急時オン電装品(ラジオ,エアコン)
17……………緊急時オン電装品(ハザードランプ,スモールランプ)
18……………スイッチ(別電源ラインオンスイッチ)
19……………スイッチ(別電源ラインオンスイッチ)
20……………運転者非常事態(運転者による動作制御部)
21……………ショックセンサ
22……………事故判定制御部
23……………フェール信号
24……………故障判定制御部
25……………SOS制御部
26……………SOS信号送信装置
27……………搭乗者状態認識手段
28……………搭乗者有無認識手段
29……………搭乗者認識制御部
30……………超音波センサorドップラーセンサー
31……………圧力センサ

Claims (2)

  1. エンジンの回転/非回転を検出するエンジン回転センサを備え、バッテリにメインスイッチとイグニッションスイッチを介して接続される第1の電気負荷と、バッテリにメインスイッチを介して接続される第2の電気負荷とを有し、コントロールユニットからの指令に基づき前記メインスイッチをオン/オフ制御して前記第1の電気負荷と前記第2の電気負荷にバッテリから電力を供給する車両用電源制御装置において,
    前記バッテリの下流に該バッテリから供給される全電流値を監視する第1の電流監視モニター装置を設け、
    前記イグニッションスイッチと前記バッテリとの間に、前記バッテリから前記イグニッションスイッチを介して前記第1の電気負荷に供給される電流値を監視する第2の電流監視モニター装置を設け、
    前記第2の電気負荷と前記バッテリとの間に、前記バッテリから前記第2の電気負荷に供給される電流値を監視する第3の電流監視モニター装置を設け、
    前記第1の電流監視モニター装置の下流側で前記第2の電流監視モニター装置との間に前記バッテリから前記第1の電流監視モニター装置を介して供給される電流を遮断する電流遮断スイッチを設け、
    前記エンジン回転センサがエンジン非回転を検出し、前記第1の電流監視モニター装置と、前記第2の電流監視モニター装置と、前記第3の電流監視モニター装置において検出した各電流値が検出されたときに作動し、所定時間経過後に前記電流遮断スイッチを作動させるスイッチ制御手段を設けたことを特徴とする車両用電源制御装置
  2. 請求項1に記載の車両用電源制御装置であって,
    前記バッテリの電圧を常時モニターするバッテリ電圧制御部を設け、前記エンジン回転センサがエンジン非回転を検出した後、前記バッテリ電圧制御部においてバッテリ電圧が予め設定してある電圧に達したことを検出すると、前記スイッチ制御手段を作動させて前記第1の電気負荷および前記第2の電気負荷への電流の供給を遮断するようにしたことを特徴とする車両用電源制御装置
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