JP4311980B2 - 映像表示装置及びマルチ表示システム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、映像表示装置、複数台の映像表示装置をデイジーチェイン接続することによって構成されるマルチ表示システム、及び、映像表示装置において水平同期信号を基準とした映像信号開始点又は垂直同期信号を基準とした映像開始ラインを設定するために用いることができる同期位置固定回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の映像表示装置としては、予め記憶部に記憶させた水平位置補正データを用いて、水平走査期間に対する映像信号期間の相対位置の補正を行うものがある(例えば、特許文献1参照)。また、従来のマルチ表示システムとしては、システムを構成する映像表示装置の入力信号の種類に応じて有効画面信号の変化点(有効信号期間)を変えるものがある。(例えば、特許文献2参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開平8−263032号公報(段落0019及び0024、図1〜4)
【特許文献2】
特開2001−86428号公報(段落0042及び0053、図4)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記した従来技術においては、入力映像信号の種類に応じて有効信号期間を変える処理を行うための回路を持っているので、映像表示装置及びマルチ表示システムの製造コストが上昇するという問題がある。また、例えば、多数の可動式微小ミラーによって映像を投写するDMD(デジタルマイクロミラーデバイス:テキサスインスツルメント社の商標名)を用いた映像表示装置等においては、ブラウン管方式のモニターとは表示方式が異なり、帰線期間をそれほど必要としない。このため、DMDを用いた映像表示装置等においては、同期信号から映像信号の開始点までの期間を小さな値に固定することによって、映像信号を受信するための回路や映像信号に基づいて映像を表示させるための回路の簡素化を図っても映像表示性能に悪影響はない。
【0005】
そこで、本発明は上記したような従来技術の課題を解決するためになされたものであり、その目的は、同期位置を固定する回路を採用することにより製造コストを低減することができる映像表示装置及びマルチ表示システム、並びに、同期位置を固定することができる同期位置固定回路を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明の映像表示装置は、
映像を表示する表示手段を有する装置であって、入力水平同期信号、データ位置信号、クロック信号、及び水平同期位置設定信号を受け取り、前記入力水平同期信号、前記データ位置信号、前記クロック信号、及び前記水平同期位置設定信号に基づく出力水平同期信号を生成する水平同期位置固定手段と、入力垂直同期信号、前記入力水平同期信号、前記データ位置信号、及び垂直同期位置設定信号を受け取り、前記入力垂直同期信号の立ち下がり又は立ち上がりエッジで前記入力水平同期信号のカウント値をクリアしてから、前記入力水平同期信号の前縁のカウントを開始し、前記データ位置信号の立ち下がり又は立ち上がりエッジにおける前記入力水平同期信号のカウント値と前記垂直同期位置設定信号とに基づいて出力垂直同期信号を生成する垂直同期位置固定手段と、デジタル映像信号、前記出力水平同期信号、及び前記出力垂直同期信号を受け取り、前記デジタル映像信号に基づく映像を前記出力水平同期信号及び前記出力垂直同期信号に同期して前記表示手段に表示させる信号処理手段とを有するものである。
【0007】
また、本発明のマルチ表示システムは、デイジーチェイン接続された第1段から第n(nは2以上の整数)段までの映像表示装置を有するシステムであって、前記第1段から第n段までの映像表示装置のそれぞれが、映像を表示する表示手段と、入力水平同期信号、データ位置信号、クロック信号、及び水平同期位置設定信号を受け取り、前記入力水平同期信号、前記データ位置信号、前記クロック信号、及び前記水平同期位置設定信号に基づく出力水平同期信号を生成する水平同期位置固定手段と、入力垂直同期信号、前記入力水平同期信号、前記データ位置信号、及び垂直同期位置設定信号を受け取り、前記入力垂直同期信号の立ち下がり又は立ち上がりエッジで前記入力水平同期信号のカウント値をクリアしてから、前記入力水平同期信号の前縁のカウントを開始し、前記データ位置信号の立ち下がり又は立ち上がりエッジにおける前記入力水平同期信号のカウント値と前記垂直同期位置設定信号とに基づいて出力垂直同期信号を生成する垂直同期位置固定手段と、デジタル映像信号、前記出力水平同期信号、及び前記出力垂直同期信号を受け取り、前記デジタル映像信号に基づく映像を前記出力水平同期信号及び前記出力垂直同期信号に同期して前記表示手段に表示させる信号処理手段とを有し、前記第2段から第n段までの映像表示装置のそれぞれが、前記デジタル映像信号、前記入力水平同期信号、前記入力垂直同期信号、前記データ位置信号、及び前記クロック信号を受信する受信手段を有し、前記第1段から第(n−1)段までの映像表示装置のそれぞれが、前記受信手段からの出力を外部に送信する送信手段を有し、第p(pは1以上(n−1)以下の整数)段の映像表示装置の送信手段から送信された信号が第(p+1)段の映像表示装置の受信手段により受信されるものである。
【0009】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1に係る映像表示装置の構成を概略的に示すブロック図である。図1に示されるように、実施の形態1の映像表示装置は、デジタル映像信号が入力されるデジタル映像信号入力端子101と、デジタル映像信号を受信する受信部102と、アナログ映像信号が入力されるアナログ映像信号入力端子103と、アナログ映像信号をデジタル映像信号に変換するデジタル信号変換部104とを有する。また、実施の形態1の映像表示装置は、受信部102からの出力信号(映像データRGB1、水平同期信号H1、垂直同期信号V1、データ位置信号DE1)とデジタル信号変換部104からの出力信号(映像データRGB2、水平同期信号H2、垂直同期信号V2、データ位置信号DE2)とを受け取り、いずれかを選択して出力する第1の信号選択部105とを有する。さらに、実施の形態1の映像表示装置は、第1の信号選択部105で選択された水平同期信号H3、データ位置信号DE3、第1及び第2の同期位置設定値(水平同期位置設定信号)に基づいて水平同期信号H5を生成する水平同期位置固定部107と、第1の信号選択部105で選択された水平同期信号H3、垂直同期信号V3、データ位置信号DE3、第3及び第4の同期位置設定値(垂直同期位置設定信号)に基づいて垂直同期信号V5を生成する垂直同期位置固定部108とを有する。
【0010】
さらにまた、実施の形態1の映像表示装置は、入力される映像データRGB3を水平同期信号H5と垂直同期信号H5に基づくタイミングで出力する信号処理回路109と、信号処理回路109から出力された映像データに基づく映像を表示する表示部110とを有する。また、実施の形態1の映像表示装置は、受信部102からの出力信号(映像データRGB1、水平同期信号H1、垂直同期信号V1、データ位置信号DE1)とデジタル信号変換部104からの出力信号(映像データRGB2、水平同期信号H2、垂直同期信号V2、データ位置信号DE2)とを受け取り、いずれかを選択して出力する第2の信号選択部106と、第2の信号選択部106により選択されたデジタル映像信号(映像データRGB4、水平同期信号H4、垂直同期信号V4、データ位置信号DE4)を後段の映像表示装置に送信する送信部111と、デジタル映像信号出力端子112とを有する。
【0011】
次に、実施の形態1の映像表示装置の動作を説明する。デジタル映像信号RGB1、水平同期信号H1、垂直同期信号V1、及びデータ位置信号DE1が、デジタル映像信号入力端子101を通して受信部102に入力される。受信部102は、デジタル映像信号RGB1、水平同期信号H1、垂直同期信号V1、及びデータ位置信号DE1を、第1の信号選択部105と第2の信号選択部106に出力する。受信部102には、例えば、DVI(Digital Visual Interface)規格に基づく映像信号が入力される。
【0012】
また、アナログ映像信号、水平同期信号、及び垂直同期信号が、アナログ映像信号入力端子103を通してデジタル信号変換部104に入力される。さらに、図示しないマイコン等によって生成された同期位置設定信号がデジタル信号変換部104に入力される。デジタル信号変換部104は、入力されたアナログ映像信号、水平同期信号、垂直同期信号、及び同期位置設定信号に基づいて、デジタル映像信号RGB2、水平同期信号H2、垂直同期信号V2、及びデータ位置信号DE2を生成し、第1の信号選択部105と第2の信号選択部106に出力する。水平同期信号H2を基準とするデータ位置信号DE2の位置は、デジタル信号変換部104に入力される同期位置設定信号に基づいて決定される。
【0013】
第1の信号選択部105は、図示しないマイコン等からの第1の選択信号を受け取る。第1の信号選択部105は、第1の選択信号に基づいて、受信部102からの出力信号(デジタル映像信号RGB1、水平同期信号H1、垂直同期信号V1、データ位置信号DE1)、又は、デジタル信号変換部104からの出力信号(デジタル映像信号RGB2、水平同期信号H2、垂直同期信号V2、データ位置信号DE2)のいずれかを選択して出力する。なお、第1の信号選択部105からの出力信号を、デジタル映像信号RGB3、水平同期信号H3、垂直同期信号V3、及びデータ位置信号DE3とする。
【0014】
第2の信号選択部106は、図示しないマイコン等からの第2の選択信号を受け取る。第2の信号選択部106は、第2の選択信号に基づいて、受信部102からの出力信号(デジタル映像信号RGB1、水平同期信号H1、垂直同期信号V1、データ位置信号DE1)、又は、デジタル信号変換部104からの出力信号(デジタル映像信号RGB2、水平同期信号H2、垂直同期信号V2、データ位置信号DE2)のいずれかを選択して出力する。なお、第2の信号選択部106からの出力信号を、デジタル映像信号RGB4、水平同期信号H4、垂直同期信号V4、データ位置信号DE4とする。
【0015】
水平同期位置固定部107は、水平同期信号H3、データ位置信号DE3、クロック信号、第1及び第2の同期位置設定値を受け取り、水平同期信号H5を生成して出力する。この処理により、映像信号の種類にかかわらず、水平同期信号H5を基準としたデジタル映像信号RGB3の映像開始点の位置を一定に保たせている。また、図示しないマイコン等からの第1及び第2の同期位置設定値を変更することにより、データ位置信号DE3と水平同期信号H5の位置関係を可変としている。なお、水平同期位置固定部107の詳細な動作は、後述する。
【0016】
垂直同期位置固定部108は、垂直同期信号V3、水平同期信号H3、データ位置信号DE3、クロック信号、第3及び第4の同期位置設定値(垂直同期位置設定信号)を受け取り、垂直同期信号V5を生成して出力する。この処理により、映像信号の種類にかかわらず、垂直同期信号V5を基準としたデジタル映像信号RGB3の映像開始ラインの位置を一定に保たせている。また、図示しないマイコン等からの第3及び第4の同期位置設定値を変更することにより、データ位置信号DE3と垂直同期信号H5の位置関係を可変としている。なお、垂直同期位置固定部108の詳細な動作は、後述する。
【0017】
信号処理回路109は、多種多様な解像度を持つ映像信号を受け取り、一定の解像度に変換して出力する。表示部110は、信号処理回路109から出力された映像信号に基づいて映像を表示する。
【0018】
送出部111は、第2の信号選択部106からのデジタル映像信号RGB4、水平同期信号H4、垂直同期信号V4、及びデータ位置信号DE4を受け取り、例えば、DVI規格に基づく映像信号をデジタル映像信号出力端子112を通して後段の映像表示装置に出力する。
【0019】
図2(a)は水平同期信号と水平映像期間を示すタイミングチャートであり、図2(b)は垂直同期信号と垂直映像期間を示すタイミングチャートである。また、表1は、実施の形態1の映像表示装置に入力される入力信号SVGA、XGA1、XGA2、SXGAを例示したものである。
【表1】
Figure 0004311980
【0020】
表1に示される信号名SVGAにおいては、解像度は800画素(水平)×600ライン(垂直)であり、水平同期信号の前縁(立ち下がりエッジ)から映像信号開始位置(水平映像期間の前縁)までの水平バックポーチ(図2(a))の画素数は88画素である。また、表1に示される信号名XGA1においては、解像度は1024画素(水平)×768ライン(垂直)であり、水平同期信号の前縁(立ち下がりエッジ)から映像信号開始位置(水平映像期間の前縁)までの水平バックポーチの画素数は160画素である。また、表1に示される信号名XGA2においては、解像度は1024画素(水平)×768ライン(垂直)であり、水平同期信号の前縁(立ち下がりエッジ)から映像信号開始位置(水平映像期間の前縁)までの水平バックポーチの画素数は144画素である。このように、解像度が同じであっても映像信号開始位置が同じとは限らない。
【0021】
信号名XGA1の場合、水平ドット数は1344画素であり、水平解像度は1024画素あり、両者の差である320画素(=1344画素−1024画素)が情報の伝達には利用しない水平帰線期間である。また、信号名XGA1の場合、垂直ライン数は800ラインであり、垂直解像度は768ラインであり、両者の差32ライン(=800ライン−768ライン)が情報の伝達には利用しない垂直帰線期間である。
【0022】
ここで、水平帰線期間及び垂直帰線期間が大きい値に設定されているのは、ブラウン管方式のモニターに合わせて信号のタイミングを決めたためである。ブラウン管を用いたラスタースキャン方式では、電子ビームの戻り時間がある程度必要で、これが帰線期間に相当している。DMDを用いた映像表示装置等は、ブラウン管方式のモニターとは表示方式が異なり、帰線期間をそれほど必要としない。このため、DMDを用いた映像表示装置等においては、水平同期位置固定部107及び垂直同期位置固定部108によって同期信号から映像信号の開始点までの期間を小さな値に固定して、映像信号を受信する回路や映像信号に基づいて映像を表示させるための回路の簡素化を図っても性能に悪影響はない。ただし、本発明は、DMDを用いた映像表示装置に限定されるものではない。
【0023】
図3は、水平同期位置固定部107の構成を示すブロック図である。水平同期信号が水平同期信号入力端子201から入力されると、第1のカウンタ203は水平同期信号H3の前縁(例えば、後述する図4における水平同期信号の立ち下がりエッジ)でカウントをクリアし、クロック入力端子202から入力されるクロック(clock)のカウントを開始する。入力されたクロックは、第1の信号選択回路105により選択された映像信号のドットクロックであり、カウント値は水平同期信号H3の前縁からの画素数を数えていることになる。第1のレジスタ204は、第1のカウンタ203の出力をデータ位置信号入力端子205に入力されるデータ位置信号DE3の前縁(例えば、後述する図4におけるデータ位置信号DEの立ち上がりエッジ)で記憶する。これは、水平同期信号H3の前縁からデータ位置信号DE3の前縁までの画素数を記憶したことになる。第1のレジスタ204の出力と図示しないマイコン等からの第1の同期位置設定値を第1の加算器206にて加算する。さらに、第1のレジスタ204の出力と図示しないマイコン等からの第2の同期位置設定値を第2の加算器207にて加算する。
【0024】
第1の比較器208は、第1のカウンタ203の出力値と、第1の加算器206の出力値とを比較し、両方の値が同じである時には出力信号a1として‘1’(ハイレベル)を出力し、それ以外のときには出力信号a1として‘0’(ローレベル)を出力する。この第1の比較器208の出力信号a1は、水平同期信号H3の前縁からデータ位置信号DE3の前縁までの画素数を、図示しないマイコン等からの第1の同期位置設定値だけずらした時点において‘1’になる。同様に、第2の比較器209は、第1のカウンタ203の出力値と、第2の加算器207の出力値とを比較して、両方の値が同じである時には出力信号b1として‘1’を出力し、それ以外のときには出力信号b1として‘0’を出力する。この第2の比較器209の出力信号b1は、水平同期信号H3の前縁からデータ位置信号DE3の前縁までの画素数を、図示しないマイコン等からの第2の同期位置設定値だけずらした時点において‘1’になる。
【0025】
第1のJK−FF(第1のJKフリップフロップ回路)210は、出力信号a1とb1の状態で出力が決まり、図3の中のJKFF真理値表に示されるように、a1が‘1’でb1が‘0’の時に出力が‘0’になり、a1が‘0’でb1が‘1’の時に出力が‘1’になる。第1のJK−FF210から出力される水平同期信号出力が、水平同期信号出力端子211を通して出力される。
【0026】
図4は、図3の水平同期位置固定部107の動作を示すタイミングチャートである。図4に示されるように、水平同期信号は一定の周期で繰り返される信号である。また、データ位置信号(DE(データイネーブル)信号)も水平同期信号と同じ周期で繰り返される信号あるが、時間位置が異なる。なお、データ位置信号DEのハイレベルの位置と、RGB映像信号の位置は、予め合わせて入力される。
【0027】
水平同期信号の前縁(立ち下がりエッジ)でカウントをクリア(“0”にする)してから、ドットクロックのカウントを開始し、データ位置信号DEの前縁(立ち上がりエッジ)でカウント値(図4においては、“55”)を第1のレジスタ204にて記憶する。第1のレジスタ204の値“55”と第1の同期位置設定値“−4”を加算した値“51”と、第1のカウンタ203の値を第1の比較器208で比較した位置を図では示している。図4においては、図示しないマイコン等からの第1の同期位置設定値を“−4”と、負の値を設定している。これは第1のレジスタ204の値より差し引いた値であり、時間関係では、データ位置信号DE位置よりも前の位置を設定していることになる。入力する信号が切り替わった瞬間では位置関係は定まらないが、信号が確定して、第1のレジスタ204で記憶するデータ位置信号DEの前縁位置が確定すれば、次の周期で位置が確定することになる。これは映像信号の繰り返し性を応用している。
【0028】
同様に、第2の比較器209も図示しないマイコン等からの第2の同期位置設定値“−2”と第1のレジスタ204の値“55”を加算した値“53”と、第1のカウンタ203の値とを比較している。図示しないマイコン等からの第1の同期位置設定値は、第1のJK−FF210から出力される水平同期信号出力の前縁を指定しており、第2の同期位置設定値は後縁を指定している。
【0029】
なお、図4のタイミングチャートにおいては、第1及び第2の同期位置設定値は負の値を例示したが、この値は正の値でもよい。第1及び第2の同期位置設定値を正の値にすると、データ位置信号DEより後ろに水平同期信号出力が現れ、データ位置信号DEが確定すると、その後直ちに水平同期信号が出力される。このため、第1及び第2の同期位置設定値を正の値にした場合には、第1及び第2の同期位置設定値を負の値に設定したときに発生する、信号が切り替わった直後の1周期遅れはない。
【0030】
図5は、垂直同期位置固定部108の構成を示すブロック図である。垂直同期信号と水平同期信号が入力端子301から入力されると、第2のカウンタ303は垂直同期信号の前縁(例えば、後述する図6における垂直同期信号の立ち下がりエッジ)でカウントをクリアしてから、水平同期信号の前縁のカウントを開始し、クロック入力端子302から入力されたクロックに同期してカウントを出力する。入力されたクロックは、第1の信号選択回路105により選択された映像信号のドットクロックであり、カウント値は垂直同期信号V5の前縁から水平同期信号のライン数を数えていることになる。第2のレジスタ304は、第2のカウンタ303の出力を、垂直同期信号の前縁を受信してから最初に受信するデータ位置信号DEの前縁(例えば、後述する図6におけるデータ位置信号DEの立ち上がりエッジ)で記憶し、2回目以後のデータ位置信号DEの前縁では記憶しないようにする。これによって、垂直同期信号の前縁から最初のデータ位置信号DEの前縁までのライン数を記憶したことになる。第2のレジスタ304の出力と図示しないマイコン等からの第3の同期位置設定値を第3の加算器306にて加算する。さらに、第2のレジスタ304の出力と図示しないマイコン等からの第4の同期位置設定値を第2の加算器307にて加算する。
【0031】
第3の比較器308は、第2のカウンタ303の出力値と、第3の加算器306の出力値を比較し、両方の値が同じである時には出力信号a2として‘1’を出力し、それ以外のときには出力信号a2として‘0’を出力する。この第3の比較器308の出力信号a2は、垂直同期信号H3の前縁から最初のデータ位置信号DEの前縁までのライン数に、図示しないマイコン等からの第3の同期位置設定値の値だけずらした時点において‘1’になる。同様に、第4の比較器309は、第2のカウンタ303の値と、第4の加算器307の出力値を比較して、両方の値が同じである時には出力信号b2として‘1’を出力し、それ以外のときには出力信号b2として‘0’を出力する。この第4の比較器309の出力信号b2は、垂直同期信号V3の前縁から最初のデータ位置信号DEの前縁までのライン数に、図示しないマイコン等からの第2の同期位置設定値だけずらした時点において‘1’になる。
【0032】
第2のJK−FF(第1のJKフリップフロップ回路)310は、出力信号a2とb2の状態で出力が決まり、図5のJKFF真理値表に示されるように、a2が‘1’でb2が‘0’の時に出力が‘0’になり、a2が‘0’でb2が‘1’の時に出力が‘1’になる。第2のJK−FF310から出力される垂直同期信号出力を垂直同期信号出力311から出力する。
【0033】
図6は、図5の垂直同期位置固定部108の動作を示すタイミングチャートである。図6に示されるように、垂直同期信号は一定の周期で繰り返した信号である。また、データ位置信号(DE信号)は、垂直同期信号と同じ周期(水平同期信号において切れ込んだ部分が無いと仮定した場合の波形の周期)であり、垂直データ位置信号と水平データ位置信号とを多重した信号である。なお、データ位置信号DEのハイレベル位置がRGB映像信号の位置である。
【0034】
垂直同期信号V3の前縁(立ち下がりエッジ)でカウントをクリア(“0”にする)してから、水平同期信号の前縁のカウントを開始し、垂直同期信号V3の前縁を受信してから最初に受信するデータ位置信号DEの前縁でカウント値(図6においては、“6”)を第2のレジスタ304にて記憶する。第2のレジスタ304の値“6”と第3の同期位置設定値の値“−3”を加算した値“3”と、第2のカウンタ303の値を第3の比較器308で比較した位置を図では示している。図6では、図示しないマイコン等からの第3の同期位置設定値の値を“−3”と、負の値を設定している。これは第2のレジスタ304の値より差し引いた値であり、時間関係では、データ位置信号DE位置よりも前の位置を設定していることになる。入力する信号が切り替わった瞬間では位置関係は定まらないが、信号が確定して第2のレジスタ304が記憶するデータ位置信号DEの前縁位置が確定すれば、次の周期(フレーム)で位置が確定することになる。これは水平同期位置固定部と同様に、映像信号の繰り返し性を応用している。
【0035】
同様に、第4の比較器309も図示しないマイコン等からの第4の同期位置設定値“−1”と第2のレジスタ304の値“6”を加算した値“5”と、第2のカウンタ303の値とを比較している。図示しないマイコン等からの第3の同期位置設定値は、第2のJK−FF310から出力される水平同期信号出力の前縁を指定しており、第4の同期位置設定値は後縁を指定している。なお、図6のタイミングチャートは、クロック入力端子302に入力するクロックで動作する同期式で書いているので、第3の比較器308の出力と第4の比較器309の出力は1水平期間中ハイが出力し、このハイ期間中にはドットクロックが多数存在する。第3の比較器308の出力と第4の比較器309の出力のハイが出力した後の最初のドットクロックで第2のJK−FF310の出力(図6の垂直同期出力の波形)が確定するので、タイミングチャートも実動作に合わせて書いている。
【0036】
なお、図6のタイミングチャートでは、第3及び第4の同期位置設定値は負の値を例示したが、この値は正の値でもよい。第3及び第4の同期位置設定値を正の値にすると、データ位置信号DEより後ろにライン数単位に垂直同期信号出力が現れ、データ位置信号DEが確定すると、その後直ちに垂直同期信号が出力される。このため、第3及び第4の同期位置設定値を正の値にした場合には、第3及び第4の同期位置設定値を負の値に設定したときに発生する、信号が切り替わった直後の1周期遅れはない。
【0037】
以上説明したように、実施の形態1の映像表示装置によれば、水平同期位置固定回路107及び垂直同期位置固定回路108を採用することにより、信号処理回路109における映像信号の種類に応じた同期位置の補正を不要としたので、製造コストの低減を図ることができる。また、実施の形態1における水平同期信号固定回路107及び垂直同期位置固定回路108によれば、簡単な回路構成により同期位置が固定された出力同期信号を生成できる。また、本発明の映像表示装置によりマルチ表示システムを構成すれば、アナログ映像信号入力に対しては、同期信号からの映像信号の位置合わせを第1段の映像表示装置で行い、第2段以降の映像表示装置で行う必要がないので、入力段の回路の構成を簡素化することができ、その結果、製造コストの低減を図ることができる。
【0038】
実施の形態2.
図7は、本発明の実施の形態2に係るマルチ表示システムの構成を概略的に示すブロック図である。図7に示されるように、実施の形態1のマルチ表示システムは、デイジーチェイン接続された複数台の映像表示装置を主要な構成としている。第1段の映像表示装置400−1と、第2段の映像表示装置400−2と、以後直列に接続された最後の第n段の映像表示装置400−nで構成している。第1段の映像表示装置400−1のデジタル映像信号送出部111を第2段の映像表示装置400−2のデジタル映像信号入力端子101に接続し、以下同様に、第(n−1)段の映像表示装置のデジタル映像信号送出部を、第n段の映像表示装置400−nのデジタル映像信号入力端子101に接続した構成である。
【0039】
第1段の映像表示装置400−1に入力した映像信号(アナログ映像信号又はデジタル映像信号)が、2段目以後の映像表示装置にも接続されている。例えば、4面マルチ表示の場合、4面全体で入力映像信号が表示でき、映像を4倍に拡大表示したことになる。また、mを3以上の自然数として、m×m面のマルチ表示を行うこともできる。
【0040】
また、実施の形態2のマルチ表示システムにおいては、前段の映像表示装置の送信部から送信されたデジタル映像信号を、次段の映像表示装置の受信部102で受信しているので、第2段以後の映像表示装置の入力段における映像開始位置合わせが不要になる。
【0041】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の映像表示装置及びマルチ表示システムによれば、水平同期位置固定手段及び垂直同期位置固定手段を採用することにより、信号処理手段における映像信号の種類に応じた同期位置の補正を不要としたので、製造コストの低減を図ることができるという効果が得られる。
【0042】
また、本発明のマルチ表示システムによれば、アナログ映像信号入力に対しては、同期信号からの映像信号の位置合わせを第1段の映像表示装置で行い、第2段以降の映像表示装置で行う必要がないので、入力段の回路の構成を簡素化することができ、その結果、製造コストの低減を図ることができるという効果が得られる。
【0043】
また、本発明の同期信号固定回路によれば、簡単な回路構成により同期位置が固定された出力同期信号を生成できるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1に係る映像表示装置の構成を概略的に示すブロック図である。
【図2】 (a)は水平走査期間と水平映像期間を示すタイミングチャートであり、(b)は垂直走査期間と垂直映像期間を示すタイミングチャートである。
【図3】 図1の映像表示装置における水平同期位置固定部の構成を示すブロック図である。
【図4】 図3の水平同期位置固定部の動作を示すタイミングチャートである。
【図5】 図1の映像表示装置における垂直同期位置固定部の構成を示すブロック図である。
【図6】 図5の垂直同期位置固定部の動作を示すタイミングチャートである。
【図7】 本発明の実施の形態2に係るマルチ表示システムの構成を概略的に示すブロック図である。
【符号の説明】
101 デジタル映像信号入力端子、 102 受信部、 103 アナログ映像信号入力端子、 104 デジタル信号変換部、 105 第1の信号選択部、 106 第2の信号選択部、 107 水平同期位置固定部、 108 垂直同期位置固定部、 109 信号処理回路、 110 表示部、 111 送信部、 112 デジタル映像信号出力端子、 201 水平同期信号入力端子、 202 クロック入力端子、 203 第1のカウンタ、 204 第1のレジスタ、 205 データ位置信号(DE信号)入力端子、 206 第1の加算器、 207 第2の加算器、 208 第1の比較器、 209 第2の比較器、 210 第1のJKフリップフロップ回路(第1のJK−FF)、211 水平同期信号出力端子、 301 垂直・水平同期信号入力端子、 302 クロック入力端子、 303 第2のカウンタ、 304 第2のレジスタ、 305 データ位置信号(DE信号)入力端子、 306 第3の加算器、 307 第4の加算器、 308 第3の比較器、 309 第4の比較器、 310 第2のJKフリップフロップ回路(第2のJK−FF)、 311 垂直同期信号出力端子、 400−1,…,400−n 第1段〜第n段の映像表示装置、 RGB1,RGB2,RGB3,RGB4 デジタル映像信号、 H1,H2,H3,H4 水平同期信号、 H5 水平同期位置が固定された水平同期信号、 V1,V2,V3,V4 垂直同期信号、 V5 垂直同期位置が固定された垂直同期信号、 DE,DE1,DE2,DE3,DE4 データ位置信号(データイネーブル信号)。

Claims (9)

  1. 映像を表示する表示手段を有する映像表示装置において、
    入力水平同期信号、データ位置信号、クロック信号、及び水平同期位置設定信号を受け取り、前記入力水平同期信号、前記データ位置信号、前記クロック信号、及び前記水平同期位置設定信号に基づく出力水平同期信号を生成する水平同期位置固定手段と、
    入力垂直同期信号、前記入力水平同期信号、前記データ位置信号、及び垂直同期位置設定信号を受け取り、前記入力垂直同期信号の立ち下がり又は立ち上がりエッジで前記入力水平同期信号のカウント値をクリアしてから、前記入力水平同期信号の前縁のカウントを開始し、前記データ位置信号の立ち下がり又は立ち上がりエッジにおける前記入力水平同期信号のカウント値と前記垂直同期位置設定信号とに基づいて出力垂直同期信号を生成する垂直同期位置固定手段と、
    デジタル映像信号、前記出力水平同期信号、及び前記出力垂直同期信号を受け取り、前記デジタル映像信号に基づく映像を前記出力水平同期信号及び前記出力垂直同期信号に同期して前記表示手段に表示させる信号処理手段と
    を有することを特徴とする映像表示装置。
  2. 前記デジタル映像信号、前記入力水平同期信号、前記入力垂直同期信号、前記データ位置信号、及び前記クロック信号を受信する受信手段をさらに有することを特徴とする請求項1に記載の映像表示装置。
  3. アナログ映像信号、前記入力水平同期信号、前記入力垂直同期信号、前記クロック信号、及び同期位置設定信号を受信し、前記アナログ映像信号から前記デジタル映像信号を生成する変換手段をさらに有することを特徴とする請求項1に記載の映像表示装置。
  4. 前記デジタル映像信号、前記入力水平同期信号、前記入力垂直同期信号、前記データ位置信号、及び前記クロック信号を受信する受信手段と、
    アナログ映像信号、前記入力水平同期信号、前記入力垂直同期信号、前記クロック信号、及び同期位置設定信号を受信し、前記アナログ映像信号から前記デジタル映像信号を生成する変換手段と、
    前記受信手段からの出力又は前記変換手段からの出力のいずれかを選択して前記信号処理手段、前記水平同期位置固定手段、及び前記垂直同期位置固定手段に出力する第1の選択手段と
    をさらに有することを特徴とする請求項1に記載の映像表示装置。
  5. 前記受信手段からの出力又は前記変換手段からの出力のいずれかを選択して出力する第2の選択手段と、
    前記第2の選択手段の出力を外部に送信する送信手段と
    をさらに有することを特徴とする請求項4に記載の映像表示装置。
  6. 前記水平同期位置設定信号が、第1及び第2の同期位置設定値に関する情報を含み、
    前記水平同期位置固定手段が、
    前記入力水平同期信号の立ち下がり又は立ち上がりエッジでカウント値をクリアしてから、前記クロック信号のカウントを開始する第1のカウンタと、
    前記データ位置信号の立ち下がり又は立ち上がりエッジで前記第1のカウンタの第1のカウント値を記憶する第1のレジスタと、
    前記第1のカウント値と前記第1の同期位置設定値とを加算する第1の加算手段と、
    前記第1のカウンタの出力値と前記第1の加算手段の出力値とを比較する第1の比較手段と、
    前記第1のカウント値と前記第2の同期位置設定値とを加算する第2の加算手段と、
    前記第1のカウンタの出力値と前記第2の加算手段の出力値とを比較する第2の比較手段と、
    前記第1の比較手段の比較結果及び前記第2の比較手段の比較結果に基づくタイミングで立ち下がり又は立ち上がる前記出力水平同期信号を生成する第1の同期信号生成手段と
    を有することを特徴とする請求項1から5までのいずれかに記載の映像表示装置。
  7. 前記垂直同期位置設定信号が、第3及び第4の同期位置設定値に関する情報を含み、
    前記垂直同期位置固定手段が、
    前記入力垂直同期信号の立ち下がり又は立ち上がりエッジでカウント値をクリアしてから、前記入力水平同期信号の前縁のカウントを開始する第2のカウンタと、
    前記データ位置信号の立ち下がり又は立ち上がりエッジで前記第2のカウンタの第2のカウント値を記憶する第2のレジスタと、
    前記第2のカウント値と前記第3の同期位置設定値とを加算する第3の加算手段と、
    前記第2のカウンタの出力値と前記第3の加算手段の出力値とを比較する第3の比較手段と、
    前記第2のカウント値と前記第4の同期位置設定値とを加算する第4の加算手段と、
    前記第2のカウンタの出力値と前記第4の加算手段の出力値とを比較する第4の比較手段と、
    前記第3の比較手段の比較結果及び前記第4の比較手段の比較結果に基づくタイミングで立ち下がり又は立ち上がる前記出力垂直同期信号を生成する第2の同期信号生成手段と
    を有することを特徴とする請求項1から6までのいずれかに記載の映像表示装置。
  8. デイジーチェイン接続された第1段から第n(nは2以上の整数)段までの映像表示装置を有するマルチ表示システムであって、
    前記第1段から第n段までの映像表示装置のそれぞれが、
    映像を表示する表示手段と、
    入力水平同期信号、データ位置信号、クロック信号、及び水平同期位置設定信号を受け取り、前記入力水平同期信号、前記データ位置信号、前記クロック信号、及び前記水平同期位置設定信号に基づく出力水平同期信号を生成する水平同期位置固定手段と、
    入力垂直同期信号、前記入力水平同期信号、前記データ位置信号、及び垂直同期位置設定信号を受け取り、前記入力垂直同期信号の立ち下がり又は立ち上がりエッジで前記入力水平同期信号のカウント値をクリアしてから、前記入力水平同期信号の前縁のカウントを開始し、前記データ位置信号の立ち下がり又は立ち上がりエッジにおける前記入力水平同期信号のカウント値と前記垂直同期位置設定信号とに基づいて出力垂直同期信号を生成する垂直同期位置固定手段と、
    デジタル映像信号、前記出力水平同期信号、及び前記出力垂直同期信号を受け取り、前記デジタル映像信号に基づく映像を前記出力水平同期信号及び前記出力垂直同期信号に同期して前記表示手段に表示させる信号処理手段と
    を有し、
    前記第2段から第n段までの映像表示装置のそれぞれが、前記デジタル映像信号、前記入力水平同期信号、前記入力垂直同期信号、前記データ位置信号、及び前記クロック信号を受信する受信手段を有し、
    前記第1段から第(n−1)段までの映像表示装置のそれぞれが、前記受信手段からの出力を外部に送信する送信手段を有し、
    第p(pは1以上(n−1)以下の整数)段の映像表示装置の送信手段から送信された信号が第(p+1)段の映像表示装置の受信手段により受信される
    ことを特徴とするマルチ表示システム。
  9. デイジーチェイン接続された第1段から第n(nは2以上の整数)段までの映像表示装置を有するマルチ表示システムであって、
    前記第1段から第n段までの映像表示装置のそれぞれが、
    映像を表示する表示手段と、
    入力水平同期信号、データ位置信号、クロック信号、及び水平同期位置設定信号を受け取り、前記入力水平同期信号、前記データ位置信号、前記クロック信号、及び前記水平同期位置設定信号に基づく出力水平同期信号を生成する水平同期位置固定手段と、
    入力垂直同期信号、前記入力水平同期信号、前記データ位置信号、及び垂直同期位置設定信号を受け取り、前記入力垂直同期信号の立ち下がり又は立ち上がりエッジで前記入力水平同期信号のカウント値をクリアしてから、前記入力水平同期信号の前縁のカウントを開始し、前記データ位置信号の立ち下がり又は立ち上がりエッジにおける前記入力水平同期信号のカウント値と前記垂直同期位置設定信号とに基づいて出力垂直同期信号を生成する垂直同期位置固定手段と、
    デジタル映像信号、前記出力水平同期信号、及び前記出力垂直同期信号を受け取り、前記デジタル映像信号に基づく映像を前記出力水平同期信号及び前記出力垂直同期信号に同期して前記表示手段に表示させる信号処理手段と
    前記デジタル映像信号、前記入力水平同期信号、前記入力垂直同期信号、前記データ位置信号、及び前記クロック信号を受信する受信手段と、
    アナログ映像信号、前記入力水平同期信号、前記入力垂直同期信号、及び前記クロック信号を受信し、前記アナログ映像信号から前記デジタル映像信号を生成する変換手段と、
    前記受信手段からの出力又は前記変換手段からの出力のいずれかを選択して前記信号処理手段、前記水平同期位置固定手段、及び前記垂直同期位置固定手段に出力する第1の選択手段と、
    前記受信手段からの出力又は前記変換手段からの出力のいずれかを選択して出力する第2の選択手段と、
    前記第2の選択手段の出力を外部に送信する送信手段と
    を有し、
    第p(pは1以上(n−1)以下の整数)段の映像表示装置の送信手段から送信された信号が第(p+1)段の映像表示装置の受信手段により受信される
    ことを特徴とするマルチ表示システム。
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