JP4311697B2 - 照光傾動スイッチ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電気・電子機器類に使用される照光傾動スイッチに関する。
【0002】
【従来の技術】
図7及び図8は従来の照光傾動スイッチの外観平面図である。
これら従来の照光傾動スイッチにあっては、照光面にボタン内部の構成による陰影が鮮明に現われてしまうという欠点があった。また、ボタン表面には発光体の目隠しのためにローレットが施されているためボタンに文字を表示する際、良いデザインを得ることができなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
図10はこうしたボタンの照光ムラを改善した従来の照光傾動スイッチであるが、陰影をださないためにはボタン101と転換子120に分割して構成する必要があるため、部品点数が増えてしまうという課題があった。
本発明はこうした問題を解決し、安価で鮮やかな照光面を有する照光傾動スイッチを提供する目的で発明されたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
弾性部材を略U字状に折曲げた可動接片を受部に載置した開閉接触部をスイッチ本体に内蔵し、透光性部材からなるボタンを前記スイッチ本体に左右揺動自在に係止し、前記スイッチ本体の略中心部に発光体を配設するとともに前記開閉接触部を前記スイッチ本体の側面に配列し、開閉接触部からボタン及びフィルタ内部へのアーク生成物の飛散を防止するとともに発光体の光を前記ボタン上面に向けて反射する遮蔽部を発光体近傍に設け、しかも前記可動接片の曲げ弾性力を付勢するとともに前記可動接片の自由端近傍を弾発的に開閉する突片を前記ボタンの側面部に垂設する。
またボタンの内部に透光性部材からなるフィルタを重設するとともに該フィルタに前記突片を設ける。
【0005】
【発明の実施の形態】
可動接片をU字状に形成した応力を接触力に付勢するとともに開閉接触部とボタンの突片をスイッチ本体内の側壁面に配列することにより照光部に陰影のない鮮やかな照光面を有する安価な照光傾動スイッチを提供することができる。
また、ボタンの内部にフィルタを重設し、このフィルタに前記突片を設け、さらに開閉接触部からボタン及びフィルタ内部へのアーク生成物の飛散を防止するとともに発光体の光を前記ボタン上面に向けて反射する遮蔽部を発光体近傍に設けることにより、長期間使用しても鮮やかで明るい照光面を維持することができる。
【0006】
【実施例】
以下、本実施例について図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は本発明の照光傾動スイッチの第1実施例の開閉接触部を表す正面断面図であり、図2はその略中央断面図である。さらに、図3はその側面断面図であり、図4はその分解斜視図である。
【0007】
これらの図において、スイッチ本体の筐体部であるハウジング16の一方の側面には、固定接点9が取付けられた接触端子8と受部11を形成した共通端子10が加締めて固定され、燐青銅等弾性部材をU字状に折り曲げた可動接片4が、その一端に可動接点7を取り付けた状態で一部を折り曲げて形成した凹部6を前記受部11に当接した状態で載置され開閉接触部を構成している。
可動接片4のU字状に折り曲げられた一方の自由端は上方に開放され、後述の突片2により押圧され接触力が付勢される。
【0008】
そして、ハウジング16の中央部には中間壁19が形成されるとともに発光体12の端子が組込まれる端子孔20が外部まで貫通形成され、発光体12がスイッチ本体の略中央部に配置され、中間壁19と発光体12の間に遮蔽板70が配置されている。
本実施例ではLEDが発光体12として使用されている。
そして、このLEDの端子はスイッチ本体外部に一旦導出された後、前記開閉接触部に対向してハウジング16のもう一方の側面に固定された端子13に突起部14を以って加締めて固定される。
【0009】
一方、ボタン1には傾動軸3が対向形成され、ハウジング16に開けられた横穴18に前記傾動軸3を係止して左右傾動自在に配設される。そしてボタン1の傾動軸3の下方に突片2が垂設され、前述のようにU字状に折り曲げられた可動接片4の自由端近傍を押圧して接触力を付勢している。
【0010】
このように構成した照光傾動スイッチは開閉接触部とそれを駆動するボタン1の突片2がスイッチ本体の側壁に沿って配設されるため、従来の照光傾動スイッチに見られるような発光体からの光により陰影をつくるボタン内部の突起部等がないことからボタン1表面の照光状態が均一で、しかも鮮やかな照光面を構成することができるという特徴を有している。そして遮蔽板70を発光体12の下面に配設したので、発光体12の反射効果を持つとともに開閉接触部から開閉の度に発生するカーボン等のアーク生成物がボタン1や後述するフィルタ15に飛散して煤けてしまうことを防止し、長期間に渡り鮮明な照光面を維持することができるという効果を併せ持っている。
【0011】
また15は着色透光部材等で形成されたフィルタである。ボタン1の内部に透光性部材からなるフィルタ15を重設したのでボタン1を透明部材で構成しても発光体12がそのまま外部から見えることがないため、ボタン1へのローレット加工の必要がなく、すっきりとした外観を形成することができる。
図9はそのフィルタ15上面に文字を表示した本発明の照光傾動スイッチの上面図である。図7や図8の従来の照光傾動スイッチに比べローレットや陰影が表示の邪魔をしない優れたデザインを得ることができる。
【0012】
図5は本発明の照光傾動スイッチの他の実施例を表す分解斜視図である。
本実施例は電源用スイッチとして2極を構成する開閉接触部間に発光体としてネオン球32が配設されている。
【0013】
ネオン球32を発光体として使用する場合、輝度の関係でボタン21には透明部材が使用され、その内面にはローレット加工が施されるが、本実施例では開閉接触機構部をハウジング36の側面一杯に寄せて配置し、突片22をボタン21の両端側面に形成することにより、ボタン21内上面のほぼ全面に均一にローレットを加工することができるので、広範囲の照光面が得られるとともにボタン21内部の陰影が無いデザイン的にも優れた照光傾動スイッチを得ることができる。
【0014】
図6は本発明の照光傾動スイッチの第2実施例を表す分解斜視図である。
第1実施例と比べ、突片42をフィルタ55に設けるとともに、遮蔽板60をLED52の下面に配設した事例である。
【0015】
突片42をフィルタ55に配設することにより、ボタン41に対するフィルタ55の幅を広く構成することができ、併せてボタン41の内部にLED52からの光によりボタン41の表面に陰影をつくる突起部などがないことから、ボタン41の表面の照光状態が均一で鮮やかな照光面を構成することができる。
【0016】
そして遮蔽板60をLED52の下面に配設したので、LED52の反射効果を持つとともに開閉接触部から開閉の度に発生するカーボン等のアーク生成物がボタン41やフィルタ55に飛散して煤けてしまうことを防止し、長期間に渡り鮮明な照光面を維持することができるという効果を併せ持っている。
【0017】
なお、本実施例では遮蔽板60、70、80を別部品として構成したがハウジング16、36、56と一体的に形成してもよい。
更に、遮蔽板60、70、80はボタン1、21、41又はフィルタ15、55の下面部に嵌着させることも可能であり、その配設手段は特に限定せず任意の手段でよい。
【0018】
また、本実施例の傾動軸3及び傾動軸43はそれぞれフィルタ15及びフィルタ55に設けることも可能であり、この場合ボタン1及びボタン41は上方から着脱可能となり、文字表示フィルム(図示せず)等の交換が容易となる。
また、発光体12の形態や配設数についても限定せず、多色発光や複数配置とすることができる。
【0019】
【発明の効果】
以上、詳細に説明したように、本発明によれば次のような効果を奏することができる。
(1)開閉接触部とそれを駆動するボタンの突片をスイッチ本体の側面に沿って配設したので、ボタン内部に発光体からの光により陰影をつくる突起部などがないことから、ボタン表面の照光状態が均一で鮮やかな照光面を構成することができる。
(2)ボタンの内部に透光性部材からなるフィルタを重設し、該フィルタに突片を設けたので、ボタンに対するフィルタ幅を広く構成することができるため、照光面をより広く構成することができる。
(3)ボタンの内部に透光性部材からなるフィルタを重設し突片をフィルタに設けたので、透明ボタンを使用する際も発光体を目隠しする必要がないので、ボタンにローレット加工を施す必要も無く、ボタンへの文字表示が可能になるなど優れたデザインの照光傾動スイッチを提供することができる。
(4)開閉接触部からボタン及びフィルタ内部へのアーク生成物の飛散を防止するとともに発光体の光をボタン上面に向けて反射する遮蔽部を発光体近傍に設けたので、開閉接触部から開閉の度に発生するカーボン等のアーク生成物がボタンやフィルタ内部に飛散して煤けてしまうことを防止し、長期間に渡り鮮明な照光状態を維持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の照光傾動スイッチの第1実施例の開閉接触部を表す正面断面図である。
【図2】本発明の照光傾動スイッチの第1実施例を表す略中央断面図である。
【図3】本発明の照光傾動スイッチの第1実施例を表す側面断面図である。
【図4】本発明の照光傾動スイッチの第1実施例を表す分解斜視図である。
【図5】本発明の照光傾動スイッチの他の実施例を表す分解斜視図である。
【図6】本発明の照光傾動スイッチの第2実施例を表す分解斜視図である。
【図7】従来の照光傾動スイッチの外観平面図である。
【図8】他の従来の照光傾動スイッチの外観平面図である。
【図9】本発明の照光傾動スイッチの外観上面図である。
【図10】ボタンの照光ムラを改善した従来の照光傾動スイッチの分解斜視図である。
【符号の説明】
1、21、41、101 ボタン
2、22、42 突片
3、23、43 傾動軸
4、24、44、104 可動接片
5、25、45 折曲部
6、26、46 凹部
7、27、47 可動接点
8、28、48 接触端子
9、29、49 固定接点
10、30、50 共通端子
11、31 受部
12、112 発光体
13、53、123 端子
14、34、54 突起部
15、55 フィルタ
16、36、56、116 ハウジング
17、37、57 取付バネ
18、38、58 横穴
19、39、59 中間壁
20 端子孔
32 ネオン球
52 LED
60、70、80 遮蔽板
117 ケース
120 転換子
121 滑動棒
122 コイルバネ

Claims (2)

  1. 弾性部材を略U字状に折曲げた可動接片を受部に載置した開閉接触部をスイッチ本体に内蔵し、透光性部材からなるボタンを前記スイッチ本体に左右揺動自在に係止し、前記スイッチ本体の略中心部に発光体を配設するとともに前記開閉接触部を前記スイッチ本体の側面に配列し、前記開閉接触部から前記ボタン及び前記フィルタ内部へのアーク生成物の飛散を防止するとともに前記発光体の光を前記ボタン上面に向けて反射する遮蔽部を前記発光体近傍に設け、しかも前記可動接片の曲げ弾性力を付勢するとともに前記可動接片の自由端近傍を弾発的に開閉する突片を前記ボタンの側面部に垂設することにより前記ボタン上面に前記突片の陰影が投影されないことを特徴とする照光傾動スイッチ。
  2. 前記ボタンの内部に透光性部材からなるフィルタを重設し、該フィルタに前記突片を設けたことを特徴とする請求項1記載の照光傾動スイッチ。
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