JP4307638B2 - エアコン室内機洗浄用カバー - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、エアコン室内機の内部を洗浄する際に、洗浄液等が周囲に飛散するのを防止するエアコン室内機洗浄用カバーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、エアコンの壁掛け室内機に内蔵された熱交換器を洗浄する際には、洗浄液等が周囲に飛散するのを防止するために、洗浄用カバーが用いられている。その例として、実公平7−37069号公報には、つぎのようなものが提案されている。すなわち、図9に示すように、柔軟性を有する透明な塩化ビニール製シート材を後面が開口した箱型袋状に形成し、その後面開口縁に紐を周設し、前面に丸い作業窓51を左右2箇所に設け、底面に排水口および排水パイプ52を設けたものである。そして、上記洗浄用カバーを用いて洗浄する際には、洗浄用カバーを、その後面開口部で室内機Aを囲うように被せ、上記紐で縛り、室内機Aに取り付ける。
【0003】
しかしながら、上記洗浄用カバーは、柔軟性を有するシート材からなるため、室内機Aに取り付けた際にそれ自体の形が崩れる。その結果、洗浄用カバーが熱交換器Hに当接し、熱交換器Hを洗浄しにくくなる。
【0004】
そこで、上記洗浄用カバーを用いて、エアコンの室内機Aに内蔵された熱交換器Hを洗浄する際には、まず、洗浄用カバーを箱型に保つための骨組み53を室内機Aに取り付ける必要がある。この骨組み53は、上記室内機Aの上面および両側面に沿って当接する金属パイプ製の太骨54と、この太骨54から室内機Aの前方向に突出する複数の細骨55と、上記太骨54内に挿通されているベルト56からなっており、太骨54を室内機Aの上面および両側面に沿わせたのちベルト56で締め付けることにより室内機Aに固定される。そして、洗浄用カバーの取り付けは、その後面開口部で上記骨組み53および室内機Aの外周を囲むように被せたのち、上記紐で室内機A後部を縛ることにより行われる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の洗浄用カバーは、その取り付けに上記骨組み53を要するため、その分、着脱に手間がかかり、持ち運びの際には、骨組み53がかさばったものとなっていた。さらに、洗浄用カバーの取り付けが骨組み53によるため、洗浄用カバーを室内機Aに取り付けた状態では洗浄用カバーを変形させることができず、室内機Aの周縁部では洗浄用カバーが妨げになり熱交換器Hの周縁部等を充分に洗浄することができなかった。
【0006】
本発明は、このような事情に鑑みなされたもので、持ち運びの際にはコンパクトになり、着脱の際には簡単に着脱でき、取り付けられた状態で変形させることができるエアコン室内機洗浄用カバーの提供をその目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するため、本発明のエアコン室内機洗浄用カバーは、エアコン室内機の外周を囲うように着脱自在に取着される遮水性シート材製の筒状カバー本体と、このカバー本体の一端開口縁部に周設されカバー本体を上記室内機に固定する締め付け部材と、上記カバー本体の他端開口縁部に周設され他端開口の開口状態を保持する弾性線材と、上記カバー本体の一端開口部と他端開口部との間隔を保持するために両開口部間を押し広げるように付勢する付勢部材と、上記他端開口部の下部を覆う下部カバーとを備え、上記他端開口縁の下端部もしくは上記下部カバーと、上記他端開口縁の上端部とが、長さ調整可能なベルトにより連結されているという構成をとる。
【0008】
すなわち、本発明のエアコン室内機洗浄用カバーは、エアコン室内機の外周を囲うように着脱自在に取着される遮水性シート材製の筒状カバー本体と、このカバー本体の一端開口縁部に周設されカバー本体を上記室内機に固定する締め付け部材と、上記カバー本体の他端開口縁部に周設され他端開口の開口状態を保持する弾性線材と、上記カバー本体の一端開口部と他端開口部との間隔を保持するために両開口部間を押し広げるように付勢する付勢部材とを備えている。このため、上記エアコン室内機洗浄用カバーを室内機に取り付ける際には、従来と異なり、骨組みが不要となる。したがって、上記エアコン室内機洗浄用カバーは、その着脱が簡単になるとともに、持ち運びの際に、かさばらず、軽量になる。さらに、エアコン室内機洗浄用カバーの取り付けが骨組みによらないため、エアコン室内機洗浄用カバーを室内機に取り付けた状態でもエアコン室内機洗浄用カバーを変形させることができ、熱交換器の周縁部等を充分に洗浄することができる。そして、上記他端開口縁の下端部もしくは上記下部カバーと、上記他端開口縁の上端部とが、長さ調整可能なベルトにより連結されているため、上記他端開口部の開口面積を調整することができる。
【0009】
また、本発明において、付勢部材が折り畳み可能となっている場合には、持ち運びの際に、さらにコンパクトになる。
【0010】
また、本発明において、カバー本体の底部に排水口が設けられている場合には、室内機外に飛散した汚水等を排水口から排出させることができる。
【0011】
また、筒状カバー本体,締め付け部材,弾性線材および下部カバーが折り畳み可能となっている場合には、持ち運びの際に、コンパクトになる。
【0012】
【発明の実施の形態】
つぎに、本発明の実施の形態を図面にもとづいて詳しく説明する。
【0013】
図1〜図5は、本発明のエアコン室内機洗浄用カバーの一実施の形態を示している。この実施の形態では、エアコン室内機洗浄用カバー(以下、単に「洗浄用カバー」という)は、図1および図2に示すように、筒状のカバー本体1と、このカバー本体1の後端(一端)開口縁部に周設された伸縮ベルト2,長さ調整紐3および長さ調整ベルト4(締め付け部材)と、上記カバー本体1の前端(他端)開口縁に周設された環状線材(弾性線材)5と、上記後端開口部の下端部と前端開口部の上端部とに支持され両開口部間を押し広げるように付勢する弾性フレーム6(付勢部材)と、上記前端開口部の下部を覆う下部カバー7と、この下部カバー7と前端開口縁の上端部とを連結する開口調整ベルト8と、カバー本体1の底部に設けられた排水口9とを備えている。
【0014】
より詳しく説明すると、上記カバー本体1は、ナイロン製シートをウレタン加工した遮水性シート材を筒状に形成したものである。そして、その両端縁は、折り返され、両端の開口縁に沿って管状部10,11が形成されている。さらに、これら管状部10,11は、それぞれ左右の2箇所で切断されている。また、後端開口部の下端部には、上記弾性フレーム6の一端部を収容するポケット部12が設けられており、前端開口縁の上端部には、弾性フレーム6の他端部を支持する支持部13が設けられている。また、後端開口縁部に沿って上端部から両側部にかけてベルト通し14が複数設けられている。そして、カバー本体1の上部のうち上記長さ調整ベルト4が通る部分には、略長板状のスポンジ15が設けられている。
【0015】
上記伸縮ベルト2は、カバー本体1の後端管状部10内に挿通されたゴム製のものであり、それ自体が伸縮することにより後端開口部の大きさを調整することができるようになっている。また、上記長さ調整紐3は2本あり、そのうちの1本は、後端管状部10の左右切断部より上方の管状部10に挿通され、他の1本は、左右切断部より下方の管状部10に挿通されている。そして、それぞれの両端部は、左右切断部より出されてストッパー16に通され、このストッパー16により長さ調整紐3の長さを調整することができるようになっている。また、上記長さ調整ベルト4は、伸縮ベルト2よりも前方に設けられており、カバー本体1の上部と下部に位置する部分が縫い付けられ、カバー本体1の両側部で長さを調整することができるようになっている。
【0016】
上記環状線材5は、ばね用線材をカバー本体1の前端管状部11の切断部から前端管状部11内に挿入し、その両端部をジョイント17により接合することにより環状に形成したものであり、前端開口部の開口形状を維持しているとともに、変形自在となっている。
【0017】
上記弾性フレーム6は、図3および図4に示すように、ばね用線材を略長方形の枠状に形成した2個の枠体18,19からなっている。そして、一方の枠体18は、長手方向の一端部の幅が狭くなるように凸状に形成されている。また、他方の枠体19は、長手方向の一端部が折り返されるとともに、その折り目20は、ばね用線材が挿通できるように略環状に形成されている。さらに、上記凸状部分21の突出している長さは、上記折り返し部分22の長さよりも長く、その折り返し部分22の幅は、凸状部分21の幅よりも広く、一方の枠体18の幅よりも狭くなっている。そして、上記凸状部分21の肩部23に上記折り目20の略環状部分24を係合させることにより、一方の枠体18と他方の枠体19とを回動自在としている。そして、凸状部分21を基準にして他方の枠体19の折り返し部分22がある側には、両枠体18,19が回動することにより、弾性フレーム6が折り畳み可能となっており、その反対側には、両枠体18,19が回動することにより、折り返し部分22が凸状部分21を押圧し、弾性フレーム6が撓むようになっている。また、弾性フレーム6の全長は、カバー本体1に設けられたポケット部12と支持部13との距離よりも長くなっている。さらに、一方の枠体18の他端部には、略直方体状のABS製係合体25が設けられている。
【0018】
そして、上記弾性フレーム6の係合体25を係合させる被係合体26が、図2に示すように、上記カバー本体1の後端開口部の下端部に設けられている。この被係合体は、天然ゴム製であり、図5に示すように、係合体25を係合させる条溝状の係合部27が形成され、その上部に角筒状のベルト通し28が形成されている。そして、図1および図2に示すように、このベルト通し28にベルト29が通され、このベルト29がカバー本体1のベルト通し14に通されることにより、カバー本体1に固定されている。
【0019】
上記構成において、洗浄用カバーを室内機Aに取り付ける際には、まず、カバー本体1の後端開口部を広げ、室内機Aの外周を囲うように被せることにより、洗浄用カバーを室内機Aに仮固定する。ついで、長さ調整紐3および長さ調整ベルト4で締め付けることにより、洗浄用カバーを室内機Aに強固かつ水密に固定する。つぎに、弾性フレーム6が撓むように、弾性フレーム6の一端部の係合体25をカバー本体1のポケット部12に収容したのち、ポケット部12を介して被係合体26に係合させるとともに、弾性フレーム6の他端部を前端開口縁の上端部の支持部13に支持させる。つぎに、上記排水口9に排水パイプ30の一端を接続し、その他端を排水容器31内に配置する。このようにして、洗浄用カバーを室内機Aに取り付ける。
【0020】
このように弾性フレーム6が撓んでいる状態では、その撓みにより、室内機Aが取り付けられている壁面Wに被係合体26が押圧されているとともに、前端開口縁の上端部が前方に押し出されている。すなわち、弾性フレーム6の撓みにより、両開口部間が押し広げられるように付勢されている。そして、上記前端開口縁の上端部に作用する前方への押し出し力が、洗浄用カバーの上面を室内機Aの上面の高さ位置に維持させるように働く。また、被係合体26は、壁面Wとの摩擦力により、擦れないようになっている。
【0021】
つづいて、室内機Aの熱交換器Hを洗浄する際には、洗浄液が入ったスプレーを手に取って上記前端開口部から入れ、洗浄液を熱交換器Hに吹き付ける。そののち、水が噴射するノズルを手に取って上記前端開口部から入れ、熱交換器Hを水で洗い流す。このようにして洗浄する際に、室内機Aの周縁部等で洗浄用カバーが妨げになる場合には、前端開口部等を手で上下,左右,前後に移動させることにより洗浄用カバーを変形させる。このようにすることにより、熱交換器Hが洗浄され、室内機A内に流れ落ちた汚水等は、エアコンに備えられているドレンパイプを通って外部に排出され、室内機A外に飛散した汚水等は、上記排水パイプ30を通って排水容器31内に排出される。
【0022】
そして、洗浄を終えると、上記とは逆の手順で洗浄用カバーを室内機Aから外す。この外されたもののうち、カバー本体1は、前後方向に縮められたのち、開口部をひねって8の字にし、この8の字の2つの開口部を重ねて折り畳まれることによりコンパクトにされる。また、弾性フレーム6も、折り畳まれることによりコンパクトにされる。
【0023】
このように、上記実施の形態によれば、洗浄用カバーの取り付けに、従来と異なり、骨組み53(図9参照)が不要となるため、その着脱が簡単になるとともに、持ち運びの際に、かさばらず、軽量になる。
【0024】
さらに、洗浄用カバーは、シート材やばね用線材等の変形自在なもので構成されているため、洗浄用カバーを室内機Aに取り付けた状態でも洗浄用カバーを変形させることができ、熱交換器Hの周縁部等を充分に洗浄することができる。
【0025】
また、カバー本体1および弾性フレーム6は、折り畳み可能であるため、持ち運びの際に、コンパクトになる。
【0026】
また、飛散する洗浄液等が多い状況等で前端開口部の開口面積を小さくしたい場合や、作業性をよくしたい状況等でその開口面積を大きくしたい場合等には、上記開口調整ベルト8の長さを調整することにより行うことができる。
【0027】
また、一般に、上記長さ調整ベルト4等で室内機Aの外周を締め付けると、室内機Aの上部等の平らな部分が長い部分では、長さ調整ベルト4との間に隙間ができることがある。しかしながら、上記実施の形態では、カバー本体1の上部のうち長さ調整ベルト4が通る部分に略長板状のスポンジ15が設けられているため、長さ調整ベルト4で締め付けた際に、上記隙間ができず、より水密性が高くなる。
【0028】
図6および図7は、本発明のエアコン室内機洗浄用カバーの他の実施の形態を示している。この実施の形態では、洗浄用カバーは、上記実施の形態における洗浄用カバーのうち、長さ調整紐3およびストッパー16,カバー本体1に形成されたポケット部12およびベルト通し14,ならびに被係合体26およびベルト29が設けられておらず、カバー本体1の後端開口縁部の下端中央部の表裏面にゴムシート32が取り付けられているものである。それ以外の構成は、上記実施の形態と同様であり、同様の部分には同じ符号を付している。
【0029】
そして、上記洗浄用カバーを室内機Aに取り付ける際には、まず、カバー本体1の後端開口部を広げ、室内機Aの外周を囲うように被せることにより、洗浄用カバーを室内機Aに仮固定する。ついで、長さ調整ベルト4で締め付けることにより、洗浄用カバーを室内機Aに強固かつ水密に固定する。つぎに、ゴムシート32を上方に折り曲げ、弾性フレーム6が撓むように、弾性フレーム6の一端部の係合体25をゴムシート32に当接させるとともに、弾性フレーム6の他端部を前端開口縁の上端部の支持部13に支持させる。つぎに、上記排水口9に排水パイプ30の一端を接続し、その他端を排水容器31内に配置する。このようにして、洗浄用カバーを室内機Aに取り付ける。
【0030】
このように弾性フレーム6が撓んでいる状態では、その撓みにより、室内機Aが取り付けられている壁面Wにゴムシート32が押圧されており、ゴムシート32は、壁面Wとの摩擦力により、擦れないようになっている。
【0031】
そして、このような洗浄用カバーを用いても、上記実施の形態と同様の作用・効果を奏する。
【0032】
なお、上記各実施の形態では、付勢部材としてばね用線材からなる弾性フレーム6を用い、その撓みを利用したが、図8に示すように、棒体33等を用い、撓みを利用しなくてもよい。
【0033】
また、上記各実施の形態において、上記スポンジ15は、カバー本体1の上部だけでなく、カバー本体1の下部や両側部に設けられてもよい。
【0034】
また、上記各実施の形態において、カバー本体1の色は、特に限定されるものではないが、カバー本体1内が明るくなるように、明るい色や無色透明であることが好ましい。
【0035】
また、上記各実施の形態において、洗浄液等が周囲に飛散する量が少ない場合には、排水口9および排水パイプ30を設けなくてもよい。この場合には、飛散した洗浄液等を洗浄後に拭き取ったり、カバー本体1の内面下部に予め吸水性シートを配置しておいたりして対応する。
【0036】
【発明の効果】
以上のように、本発明のエアコン室内機洗浄用カバーによれば、その取り付けに、従来と異なり、骨組みが不要となるため、その着脱が簡単になるとともに、持ち運びの際に、かさばらず、軽量になる。さらに、カバー本体の他端開口縁部には、弾性線材が周設されているため、カバー本体が折り畳み可能となり、持ち運びの際に、コンパクトになる。また、洗浄用カバーは、シート材,弾性線材,弾性フレーム等の変形自在なもので構成されているため、洗浄用カバーを室内機に取り付けた状態でも洗浄用カバーを変形させることができ、熱交換器の周縁部等を充分に洗浄することができる。そして、上記他端開口縁の下端部もしくは上記下部カバーと、上記他端開口縁の上端部とが、長さ調整可能なベルトにより連結されているため、上記他端開口部の開口面積を調整することができる。これにより、例えば、飛散する洗浄液等が多い状況等では、上記他端開口部の開口面積を小さくすることができ、作業性をよくしたい状況等では、その開口面積を大きくすることができる。
【0037】
また、本発明において、弾性フレームが折り畳み可能となっている場合には、持ち運びの際に、さらにコンパクトになる。
【0038】
また、本発明において、カバー本体の底部に排水口が設けられている場合には、室内機外に飛散した汚水等を排水口から排出させることができる。
【0039】
また、筒状カバー本体,締め付け部材,弾性線材および下部カバーが折り畳み可能となっている場合には、持ち運びの際に、コンパクトになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のエアコン室内機洗浄用カバーの一実施の形態を示す斜視図である。
【図2】 上記エアコン室内機洗浄用カバーを示す断面図である。
【図3】 上記エアコン室内機洗浄用カバーに用いる弾性フレームを示す平面図である。
【図4】 上記弾性フレームを示す側面図である。
【図5】 上記弾性フレームの取り付けに用いる被係合体を示す斜視図である。
【図6】 本発明のエアコン室内機洗浄用カバーの他の実施の形態を示す斜視図である。
【図7】 上記エアコン室内機洗浄用カバーを示す断面図である。
【図8】 上記弾性フレームに代えて棒体を用いた洗浄用カバーを示す説明図である。
【図9】 従来のエアコン室内機洗浄用カバーを示す説明図である。
【符号の説明】
1 カバー本体
2 伸縮ベルト
3 長さ調整紐
4 長さ調整ベルト
5 環状線材
6 弾性フレーム
7 下部カバー
8 開口調整ベルト
Claims (4)
- エアコン室内機の外周を囲うように着脱自在に取着される遮水性シート材製の筒状カバー本体と、このカバー本体の一端開口縁部に周設されカバー本体を上記室内機に固定する締め付け部材と、上記カバー本体の他端開口縁部に周設され他端開口の開口状態を保持する弾性線材と、上記カバー本体の一端開口部と他端開口部との間隔を保持するために両開口部間を押し広げるように付勢する付勢部材と、上記他端開口部の下部を覆う下部カバーとを備え、上記他端開口縁の下端部もしくは上記下部カバーと、上記他端開口縁の上端部とが、長さ調整可能なベルトにより連結されていることを特徴とするエアコン室内機洗浄用カバー。
- 付勢部材が折り畳み可能となっている請求項1記載のエアコン室内機洗浄用カバー。
- カバー本体の底部に排水口が設けられている請求項1または2記載のエアコン室内機洗浄用カバー。
- 筒状カバー本体,締め付け部材,弾性線材および下部カバーが折り畳み可能となっている請求項1〜3のいずれか一項に記載のエアコン室内機洗浄用カバー。
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