JP3059897U - 壁掛エアコン用洗浄シ―ト - Google Patents

壁掛エアコン用洗浄シ―ト

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JP3059897U
JP3059897U JP1998010484U JP1048498U JP3059897U JP 3059897 U JP3059897 U JP 3059897U JP 1998010484 U JP1998010484 U JP 1998010484U JP 1048498 U JP1048498 U JP 1048498U JP 3059897 U JP3059897 U JP 3059897U
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air conditioner
wall
sheet
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mounted air
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JP1998010484U
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Inventor
隆 野村
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有限会社アメニティサービス
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  • Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【解決手段】壁掛エアコンPの下方に装着されるシート
であって、漏斗状に形成されたシート体1の下端部に排
水ホース2を設け、このシート体1を壁掛エアコンPの
上端部に係止する紐状の係止具3をシート体1の上部に
設ける。シート体1は、二つ折りにした矩形状のシート
材Sの折返し側縁S1の端部から、一方の重合した側縁
を接合して前面部S2を設ける。前面部S2の左右に位
置する左右側面S3、S4の上部に前記係止具3を設け
る。前面部S2の接合された側縁の端部と折返し側縁S
1の端部とで成す角部に前記排水ホース2を設ける。 【効果】専門業者に委託しなくてもエアコンのユーザー
自身で容易に装着することができる。業者と同様の洗浄
作業が可能になり、洗浄時の水漏れを確実に防止するこ
とができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、壁掛タイプのクーラー又はエアコンディショナー(以下、総称して エアコンと称する)の熱交換器を、壁に掛けた状態で洗浄する際に使用する壁掛 エアコン用洗浄シートに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、主に家庭用として使用されている壁掛タイプのエアコンの熱交換器を、 壁に掛けたままで洗浄するには、業者に委託するか、あるいは、市販されている 洗浄スプレーを吹き付けて洗浄している。
【0003】 業者が洗浄するには、特殊なシートでエアコンの周囲を包み込み、この状態で 洗浄液や洗浄水を熱交換器に吹き付けて洗浄する作業が行なわれる。
【0004】 また、エアコンのユーザーが、市販されている洗浄スプレーを利用して洗浄す る場合は、熱交換器に吹き付けた洗浄スプレーで汚れを落とし、液化したスプレ ー材を布等で拭き取る作業になる。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、業者に委託するには工賃が高く、また、洗浄作業の間は、部屋を留 守にすることができず、小人数の家庭等では、スケジュールの調整など面倒な手 続きも必要になる。
【0006】 一方、ユーザー自身が洗浄用スプレーで洗浄する場合、手軽に行える利点はあ るが、熱交換器の洗浄は、洗浄スプレーを吹き付ける範囲に限られ、ドレンパイ プなどの重要な箇所の洗浄には適さない。したがって、洗浄スプレーによって落 ちた汚れが、このドレンパイプに詰まるなど、不具合が生じるおそれもあった。 このような不具合を解消するには、やはり、業者のように、十分な水で洗い流す 必要があるが、この場合、洗浄液よりも、洗浄時や洗浄後の水が周囲に漏れ出な いように装着する特殊なシートの装着工程が極めて重要な作業になる。しかしな がら、ユーザーが業者の洗浄用道具を借りて洗浄作業を行おうとしても、この特 殊なシートの装着作業が困難であり、洗浄中に周囲に水漏れする確率が高いもの であった。
【0007】 そこで、本考案は、上述の課題を解消すべく案出されたもので、エアコンのユ ーザーでも容易な装着が可能で、しかも、洗浄時の水漏れを確実に防止できる壁 掛エアコン用洗浄シートの提供を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上述の目的を達成すべく本考案の第1の手段は、壁掛エアコンPの下方に装着 されるシートであって、漏斗状に形成されたシート体1の下端部に排水ホース2 を設け、このシート体1を壁掛エアコンPの上端部に係止する紐状の係止具3を シート体1の上部に設けたことにある。
【0009】 第2の手段のシート体1は、二つ折りにした矩形状のシート材Sの折返し側縁 S1の端部から、一方の重合した側縁を接合して前面部S2を設け、前面部S2 の左右に位置する左右側面S3、S4の上部に前記係止具3を設け、前面部S2 の接合された側縁の端部と折返し側縁S1の端部とで成す角部に前記排水ホース 2を設ける。
【0010】 第3の手段のシート体1は、補強糸1Aで補強された塩化ビニル製とし、前記 係止具3は、弾性紐材で形成したことを課題解消のための手段とする。
【0011】 本考案によると、左右側面S3、S4に設けた係止具3を持って左右に開くと 、前面部S2が突出した漏斗状に広がる。この状態で、排水ホース2を壁掛エア コンPに係止すると、壁掛エアコンPの下方に広がったシート体1は、前面部S 2が作業位置の下方にまで突出して広がるものになる。
【0012】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の実施の形態を説明する。本考案壁掛エアコン用洗浄シートは、 壁掛エアコンPの下方に装着して、熱交換器を洗浄する際の洗浄水を集水する( 図1参照)。
【0013】 シート体1は、略漏斗状に形成され下端部に排水ホース2を設けてある(図3 参照)。そして、シート体1の上部に設けた紐状の係止具3を壁掛エアコンPの 上部に係止して装着する(図2参照)。
【0014】 シート体1は、補強糸1Aで補強された塩化ビニル製を使用すると腰が強く、 略漏斗形状を維持するのにが好適であるが、他の材質で形成してもよい。このシ ート体1は、矩形状のシート材Sを二つ折りにして形成している(図5イ参照) 。すなわち、折返し側縁S1の端部から、一方の重合した側縁を接合して前面部 S2を設ける(同図ロ参照)。この接合は、ハトメやスナップを使用した機械的 な接合や、ウェルダー接合、熱接合等任意の接合手段によって接合する。次に、 前面部S2の接合された側縁の端部と折返し側縁S1の端部とで成す角部に前記 排水ホース2を設ける(同図ハ参照)。更に、前面部S2の左右に位置する左右 側面S3、S4の上部に前記係止具3を設ける(同図ニ参照)。このとき係止具 3は、ゴム紐等の弾性紐材で形成することで、壁掛エアコンPのサイズに適応で きるが、弾性を有しない係止具3を壁掛エアコンPのサイズに合わせて連結する タイプに形成することもできる。
【0015】 本考案を使用するには、壁掛エアコンPの上面に係止具3を係止することで、 左右側面S3、S4に囲まれたシート体1の前面部S2が、作業位置まで適度に 突出するものである(図2又は図5ホ参照)。一方、シート材Sの折返し側縁S 1を設けた面は、当接面S5となって壁掛エアコンPの長手側面に沿った位置に 配設されるものになる(図3又は図5ニ参照)。
【0016】 この状態で、露出させた熱交換器に洗浄液を吹き付けて汚れを落し、更にスプ レーで多量の洗浄水を吹き付けて、この汚れや洗浄液を洗い流す作業を行い、こ れら洗浄液や洗浄水を排水ホース2先の集水容器Q等に排水する。このとき、シ ート体1の装着前に、壁掛エアコンPと壁面との間隙を被覆する帯状の養生テー プや養生フィルムRを、壁掛エアコンPの周囲に配設することで、壁伝いに沿っ た水漏れを完全に防止することができる。また、シート体1は、シート材Sを折 り畳んだ状態で形成しているから、不使用時には、二つ折りしたシート体1に排 水ホース2や係止具3を包んでコンパクトに収納することが可能になる(図4参 照)。
【0017】
【考案の効果】
本考案は、上述の如く構成したことにより、当初の目的を達成する。すなわち 、請求項1により、専門業者に委託しなくてもエアコンのユーザー自身で容易に 装着することができ、業者と同様の洗浄作業が可能になる。
【0018】 また、請求項2により、係止具3を壁掛エアコンPに上部にかけるだけで、シ ート体1が洗浄作業に適した形状に広がり、洗浄時の水漏れを確実に防止するこ とができる。
【0019】 更に、請求項3によって、シート体1の拡開形状を形状を維持でき、しかも、 壁掛エアコンPのサイズに適応した装着が可能になる。
【0020】 このように、本考案によると、専門業者に委託しなくてもエアコンのユーザー 自身で容易に装着することができ、業者と同様の洗浄作業が可能になり、洗浄時 の水漏れを確実に防止することができるなどといった実用上有益な種々の効果を 奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の使用状態を示す正面図。
【図2】本考案の使用状態を示す側面図。
【図3】本考案の使用状態を示す一部省略平面図。
【図4】本考案の収納状態を示す斜視図。
【図5】本考案のシート体を形成する工程を示す工程
図。
【符号の説明】
P 壁掛エアコン Q 集水容器 R 養生フィルム S シート材 S1 折返し側縁 S2 前面部 S3 左右側面 S4 右側面 S5 当接面 1 シート体 1A 補強糸 2 排水ホース 3 係止具

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 壁掛エアコンの下方に装着されるシート
    であって、漏斗状に形成されたシート体の下端部に排水
    ホースを設け、このシート体を壁掛エアコンの上端部に
    係止する紐状の係止具をシート体の上部に設けたことを
    特徴とする壁掛エアコン用洗浄シート。
  2. 【請求項2】 前記シート体は、二つ折りにした矩形状
    のシート材の折返し側縁の端部から、一方の重合した側
    縁に沿って接合された前面部を設け、前面部の左右に位
    置する左右側面上部に前記係止具を設け、前面部の接合
    された側縁の端部と折返し側縁の端部とで成す角部に前
    記排水ホースを設けた請求項1記載の壁掛エアコン用洗
    浄シート。
  3. 【請求項3】 前記シート体は、補強糸で補強された塩
    化ビニル製とし、前記係止具は、弾性紐材で形成した請
    求項1又は2記載の壁掛エアコン用洗浄シート。
JP1998010484U 1998-12-15 1998-12-15 壁掛エアコン用洗浄シ―ト Expired - Lifetime JP3059897U (ja)

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