JP4302259B2 - 害虫駆除用毒餌剤 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、アリやゴキブリなどの害虫に対して駆除効果のある害虫駆除用毒餌剤に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、害虫を餌料で誘引すると共に殺虫成分を体内に取り込ませて駆除するために使用される毒餌剤として、害虫の摂食可能な粉や粒状の餌料を主成分とし、液状または粉末状の殺虫成分を添加し、これらを均一に混合した組成物からなる毒餌剤が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記した従来の組成物からなる毒餌剤は、駆除対象害虫用の餌料と殺虫成分が混在しているものであり、殺虫成分が駆除対象害虫に対して忌避効果を及ぼす場合があり、確実に誘引できる毒餌剤に調製することは困難であった。
【0004】
また、従来の組成物からなる毒餌剤は、これを調製するときに、餌料の誘引効果を妨げないようにするために殺虫成分の種類と添加濃度を制限する必要があるので、殺虫成分本来の効果を充分に発揮する殺虫性に優れた毒餌剤を得ることは困難であった。
【0005】
そこで、この発明の課題は、上記した問題点を解決して、殺虫成分が駆除対象害虫に対する忌避効果を及ぼさない毒餌剤とし、より誘引性が高く、殺虫成分本来の効果を充分に発揮する殺虫性に優れた害虫駆除用毒餌剤を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するため、この発明においては、駆除対象害虫用の餌料を含有する固形状基材の外側に、殺虫剤層を設け、この殺虫剤層の外側には駆除対象害虫に対して誘引性のある誘引性被覆層を設けてなる害虫駆除用毒餌剤としたのである。
【0007】
上記したように構成されるこの発明の害虫駆除用毒餌剤は、外側の誘引性被覆層とそれより内側の殺虫剤層が混ざり合わずに積層状態にあるので、誘引性被覆層の誘引効果が殺虫剤の忌避効果によって妨げられることがない。
【0008】
すなわち、毒餌剤の表面に露出している誘引性被覆層から発散される誘引性物質に誘引された害虫は、誘引性被覆層に近づいてこの層に触れたり摂食したりする行動をとる。このような行動が繰り返されると誘引性被覆層が表面から徐々に削られて、その内側の殺虫剤層に虫体が近づいてゆき、忌避行動をとることなく殺虫剤に触れるか、さらには誘引性被覆層を摂食するときに殺虫剤を同時に摂食する行動をとる。このようにして、害虫が忌避作用とることなく殺虫剤が害虫に作用して殺虫効果を高めるのである。
【0009】
また、殺虫剤層状は、駆除対象害虫用の餌料を含有する固形状基材の外側に設けられているため、餌料成分の誘引効果によって、殺虫剤からの忌避効果が弱められており、その分だけ害虫が殺虫剤に触れたり摂食する確率が高くなる。
【0010】
上記の手段においては、殺虫剤層を複数層にして、各層に異なる殺虫成分を含有させた殺虫剤層に構成することもできる。
【0011】
このように殺虫剤層を形成する際、例えば外層に遅効性の殺虫成分を配置し、内層に速効性の殺虫成分を配置するか、またはその逆の配置を採用するなどすれば、アリなどの営巣する習性のある害虫が、巣に殺虫成分を持ち込むようになって駆除効果が高まる。また、各層に異なる殺虫成分を含有させた殺虫剤層にする際に、殺虫効果とその忌避性の程度を勘案して各層の殺虫成分を設定することにより、駆除対象害虫に最も効果の高い積層構成の殺虫剤層にすることができる。
【0012】
また、上記の手段においては、固形状基材が、粒状、棒状または繊維状の固形状基材、またはその他の毒餌剤として周知形状に形成された害虫駆除用毒餌剤とすることができる。
【0013】
このようにこの発明の害虫駆除用毒餌剤は、駆除対象害虫の虫体の大きさ、習性、成長段階に応じて種々の態様で施用できるものであり、実施に際して駆除効果の最も高い最適の形態に形成できるものである。
【0014】
【発明の実施の形態】
この発明の害虫駆除用毒餌剤の実施形態と一例としては、図1に示すものが挙げられる。すなわち、駆除対象害虫用の餌料を含有する固形状基材1の外側に、液状の殺虫剤を塗布硬化させて殺虫剤層2を設け、この殺虫剤層2の外側には駆除対象害虫に対する誘引性物質を含有する液状の成膜性材料を塗布し硬化させた誘引性被覆層3を設けた錠剤状の害虫駆除用毒餌剤である。
【0015】
この発明における駆除対象害虫は、固形状の毒餌剤によって駆除可能な害虫であればよく、虫のライフステージに合わせて効率よく作用させればよく、特に虫の種類は限定されない。しかしながら、駆除が可能な害虫の代表例を挙げれば、ゴキブリ類、アリ類、ハエ類、シロアリ類、ダンゴムシ類、ワラジムシ類などの昆虫の他、ナメクジ類などが挙げられる。
【0016】
この発明において餌料を含有する固形状基材は、毒餌剤の核(芯材)になるものであり、穀物などの植物種子その他の天然の植物質類もしくは木粉、油粕、故紙などの再生物や産業上の副産物として得られる植物質類、または乾燥肉類、ミールワームのような動物質類などの虫の餌料として周知の物質を含有するものである。そして、餌料以外の成分としては、タルク、珪藻土、結晶セルロース、カオリン、ベントナイト、ゼオライトなどの鉱物質類などが挙げられる。
【0017】
このような餌料を含有する固形状基材は、一括混合して成形することができ、またこの発明の効果を妨げない程度であれば、殺虫成分を含有させることもできる。
【0018】
この発明における殺虫剤層は、殺虫成分を主成分とし、上記の固形状基材の表面などに対してコーティング可能なものであり、成膜性を有する塗料状の液体または粉体を含む流動物状に調整された殺虫剤を、浸漬、吹き付けなどの方法で塗布して形成される層である。このような成膜性を有する殺虫剤の態様としては、マイクロカプセル化された殺虫剤を塗膜形成成分に分散させた殺虫剤を採用することもできる。
【0019】
殺虫剤層の一部または全体を構成する殺虫剤の有効成分を例示すれば、以下の通りである。
【0020】
(1) 有機リン系殺虫剤:フェニトロチオン、ダイアジノン、ピリダフェンチオンなど、
(2) カーバメイト系殺虫剤:カルバリル、プロポクスル、フェノブカルブ、エチオフェンカルブなど、
(3) ピレスロイド系殺虫剤:フェノトリン、シフェノトリン、レスメトリン、ペルメトリン、エスフェンバレレート、イミプロトリン、トラロメスリン、デルタメスリン、シハロトリン、シフルトリン、テフルトリンなど、
(4) オキサゾール系殺虫剤:エトキサゾールなど、
(5) クロロニコチル系殺虫剤:イミダクロプリド、アセタミプリド、ニテンピラムなど、
(6) ピリジンアゾメチン系殺虫剤:ピメトロジンなど、
(7) ベンゾイルウレア系殺虫剤:ルフェヌロンなど、
(8) ピロール系殺虫剤:クロルフェナピルなど、
(9) フェニルピラゾール系殺虫剤:フィプロニルなど、
(10)ネオニコチノイド系殺虫剤:チアクロプリド、チアメトキサムなど、
(11)昆虫成長制御剤:シロマジン、フェノキシカルブ、ヘキサフルムロン、フルフェノキシウロン、トリフルムロン、テフルベンズロン、ジフルベンズロン、クロルフルアズロン、ブプロフェジン、ピリプロキシフェンなど、
(12)その他の殺虫剤:エマメクチン安息香酸、アバメクチン、ミルベメクチン、イベルメクチン、ホウ酸、硼砂など。
【0021】
このような殺虫剤からなる殺虫剤層は、上記した一種以上の殺虫剤を含む層を積み重ねた複数層からなるものであってもよい。また、各層に異なる殺虫成分を含有させて駆除対象の害虫に最適の殺虫剤層とすることが好ましい。このような殺虫剤層の厚さは、対象害虫の性質に応じて設計するものであるが、例えば、10μm〜2mm程度の厚みを採用できると考えられる。
【0022】
この発明に用いる誘引性被覆層は、塗膜(成膜)材料に誘引性物質を配合した組成物からなる層、または誘引性および成膜性を有する材料からなる層のいずれであってもよい。前記の塗膜材料としては、害虫に忌避性のない適度な硬さの成膜性材料であれば良いが、後述する成膜性および誘引性を有する材料を用いることも好ましく、特に害虫が好んでかじりとったり喫食するような材料を採用することが好ましい。誘引性被覆層層の厚さは、対象害虫の性質に応じて設計するものであるが、例えば、10μm〜2mm程度の厚みを採用できると考えられる。
【0023】
上記した誘引性物質は、駆除対象となる害虫に応じて適宜に区別して採用されるものであり、害虫(a) 〜(f) と誘引性物質との好適な対応例は、以下の通りである。
【0024】
(a) ゴキブリ類またはアリ類に対する誘引物質例
・グルコース、マルトース、ガラクトースなどの多糖類
・魚類、甲殻類(エビなど)、昆虫類などの粉砕物またはそれらの抽出物
・植物油、動物油などの油脂類
・粉乳、チーズなどの乳製品
・各種のゴキブリ類やアリ類の誘引性フェロモン、糞またはその抽出物
(b) ハエ類に対する誘引物質例
・上記(a)に加えて、腐敗もしくは腐熟した動植物質またはその抽出物
(c) シロアリ類に対する誘引物質例
・木粉またはその抽出物
・虫体、巣またはそれらの抽出物
・不飽和ジテルペン系炭化水素
(d) ダンゴ虫類またはワラジムシ類に対する誘引物質例
・腐敗もしくは腐熟した植物質またはその抽出物
・植物粉またはその抽出物
(e) ナメクジ類に対する誘引物質例
・澱粉、グルコースなどの多糖類
・腐敗もしくは腐熟した植物質またはその抽出物
・ビールまたはビール酵母。
【0025】
また、誘引性および成膜性を有する材料としては、以下の材料を例示できる。
【0026】
(1) 二糖類または多糖類:グァーガム、ローカストビーンガム、カラギーナン、アルギン酸ソーダ、寒天、ペクチン、デンプン、ショ糖、還元糖など、
(2) 天然粘質物:ザンサンガム、ゼラチン、カゼイン、シェラックなど、
(3) セルロース誘導体:カルボキシメチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロースなど、
(4) 油脂類(油脂成分を含む):牛脂硬化油、魚硬化油、ステアリン酸など。
【0027】
以上のような材料から形成される毒餌剤の形状は、固形状基材の形状によってほぼ決定されるが、例えば粒状、棒状または繊維状その他の周知形状を採用することもできる。
【0028】
また、この発明において製造できる毒餌剤の大きさは、駆除対象害虫の大きさや摂食量に応じて調整するため、特に限定することは困難であるが、例えば直径1mm〜500mm程度のもの、重量20g以下のものは汎用性があると考えられる。
【0029】
【実施例】
〔実施例1:顆粒剤の製造例〕
油粕65部(部は重量部、以下同じ。)とカルボキシメチルセルロースナトリウム1部を混合し根水3部を混合した後、直径1mmで湿式造粒して顆粒を得た。これにフェニトロチオンマイクロカプセル5部とグァーガム0.5部を混合した粘性液を糖衣機を用いてコーティングし、さらにショ糖20部と水5.5部を溶解したショ糖液を糖衣機にてコーティングし、直径約1.2mmのアリ用毒餌剤を得た。
【0030】
〔実施例2:ゴキブリ用錠剤の製造例〕
デンプン45部と蛹粉15部、カルボキシメチルセルロースナトリウム1部、クロルフェナピル0.5部、エタノール5部、水5部を混合し、押し出し成形機により加圧成形して直径1.5cmの錠剤を得た。ここにエタノール5部に溶解したシフェノトリン2部とペクチン1部、温水5部の混合物を糖衣機を用いてコーティングし、乾燥の後、麦芽還元糖15部と硼砂5.5部、水5部を溶解して糖衣機を用いてさらにコーティングし、1錠約0.8gのゴキブリ用毒餌剤を得た。
【0031】
〔実施例3:アリ用毒餌剤の製造例〕
粟種子70部に、加温溶解したトラロメスリン0.5部と牛脂硬化油2部の混合物を糖衣機を用いてコーティングし、これにピリプロキシフェン0.1部とショ糖グリセリンエステル0.2部、ショ糖20部、水7.2部の溶解液をさらにコーティングし、直径約2mmのアリ用毒餌剤を得た。
【0032】
〔実施例4:シロアリ用毒餌剤の製造例〕
約5mmのセルロースファイバー50部に、フェノブカルブマイクロカプセル10部とカルボキシメチルセルロースナトリウム0.2部を混合した粘稠液を糖衣機でコーティングし、木粉と加温溶解したゼラチンの混合物をさらにコーティングして粒状の剤を塊化し、1片約5cmのシロアリ用毒餌剤を得た。
【0033】
〔比較例1:アリ用毒餌剤の製造例〕
油粕65部とカルボキシメチルセルロースナトリウム1部、水8部、フェニトロチオンマイクロカプセル5部、ショ糖20部を混合した後、湿式造粒して直径約1mmの顆粒状のアリ用毒餌剤を得た。
【0034】
〔比較例2:ゴキブリ用錠剤の製造例〕
デンプン45部と蛹粉15部、カルボキシメチルセルロースナトリウム1部、クロルフェナピル0.5部、シフェノトリン2部、麦芽還元糖15部と硼砂5.5部、エタノール5部、水5部を混合し、押し出し成形機により加圧成形して1錠約0.8gのゴキブリ用毒餌剤を得た。
【0035】
以上のように得られた実施例および比較例を用いて比較試験を行ない、結果を表中に示した。
【0036】
〔実施例1、比較例1の駆除効果の比較試験〕
図2に示す飼育容器4の一側に水を含ませた砂山6を配置すると共に、このような2つの容器4内に、予めトビイロシワアリ30匹をそれぞれ放して自然な行動状態になるまで所定期間飼育した。そして、1つの容器4内にペトリ皿に入れた実施例1を置くと共に他の容器内に比較例1の毒餌剤5を置き、これらのアリが10分間に毒餌剤を運搬した延べ虫数および5時間〜24時間経過後に致死したアリの固体数を計測し、これらの係数値を表1に示した。
【0037】
【表1】
Figure 0004302259
【0038】
表1の結果からも明らかなように、比較例1の毒餌剤ではアリに忌避行動がみられ、24時間までには殺虫効果がなかった。
【0039】
これに対して実施例1の毒餌剤は、アリが忌避行動をとらずに運搬し、また経過時間に対応して致死虫数が順調に増加した。
【0040】
〔実施例2、比較例2の駆除効果の比較試験〕
2つの飼育容器内に、予めチャバネゴキブリ50匹をそれぞれ放して自然な行動状態になるまで所定期間飼育した。そして、2つの容器4内にそれぞれペトリ皿に入れた実施例2または比較例2の毒餌剤を置き、チャバネゴキブリが10分間にペトリ皿に進入した延べ虫数および5時間〜24時間経過後に致死した固体数を計測し、これらの係数値を表2に示した。
【0041】
【表2】
Figure 0004302259
【0042】
表2の結果からも明らかなように、比較例2の毒餌剤では誘引性が不充分であり、24時間までの殺虫効果も低かった。
【0043】
これに対して実施例2の毒餌剤は、チャバネゴキブリがよく誘引されており、また24時間後には全数が致死した。
【0044】
【発明の効果】
この発明は、以上説明したように、餌料を含有する固形状基材の外側に、殺虫剤層を設け、表面には駆除対象害虫用の誘引性被覆層を設けた害虫駆除用毒餌剤としたので、誘引性被覆層と殺虫剤層が混ざり合わずに積み重ねられた層状に構成され、殺虫成分が駆除対象害虫に対する忌避効果を及ぼさず、誘引性がきわめて高く、摂食性にも優れていて殺虫性能のよい害虫駆除用毒餌剤になるという利点がある。
【0045】
また、殺虫剤層を複数層に形成して、各層に異なる殺虫成分を含有させた発明では、上記の利点に加えて駆除対象害虫に最も効果の高い積層構成の殺虫剤層とすることができ、そのためにより殺虫性能のよい害虫駆除用毒餌剤になる利点がある。
【0046】
また、固形状基材が、粒状、棒状または繊維状の固形状基材である害虫駆除用毒餌剤とする態様の害虫駆除用毒餌剤は、上記した利点に加えて駆除対象害虫の虫体の大きさ、習性、成長段階に応じて種々の態様で施用できるという利点もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】錠剤状の害虫駆除用毒餌剤の断面図
【図2】アリの駆除効果試験の装置の平面図
【符号の説明】
1 固形状基材
2 殺虫剤層
3 誘引性被覆層
4 飼育容器
5 毒餌剤
6 砂山

Claims (3)

  1. 駆除対象害虫用の餌料を含有する固形状基材の外側に、殺虫剤層を設け、この殺虫剤層の外側には駆除対象害虫に対して誘引性のある誘引性被覆層を設けてなる害虫駆除用毒餌剤。
  2. 殺虫剤層が、複数層からなり各層に異なる殺虫成分を含有させた殺虫剤層である請求項1記載の害虫駆除用毒餌剤。
  3. 固形状基材が、粒状、棒状または繊維状の固形状基材である請求項1記載の害虫駆除用毒餌剤。
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