JP4302256B2 - 非付着性粘弾性食品と付着防止方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、歯等に付着しにくい付着防止剤に関し、更に詳しくは各種粘弾性食品との組合せが可能で、粘弾性食品の所期食感、風味及びその持続性を損なわない付着防止剤及びそれを用いた非付着性粘弾性食品等に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、チューインガム等の粘弾性食品は、特有の粘弾性を有するため、歯表面との界面力により歯に付着し易い。この付着性は、特に入れ歯等の義歯の場合に著しく、従って、義歯を使用した人は粘弾性食品を楽しむ上で大きな障害となる。
【0003】
このような問題を解決するため、従来義歯への付着防止のために粘弾性食品の改良がなされているが、いずれもその付着防止効果が弱く、噛み心地、風味、経日安定性のいずれかに問題がある。
【0004】
例えば、特開昭60−66939号公報には、弾性体10〜30重量%(以下「%」と記す)、弾性溶媒(天然樹脂類)2〜18%、15,000〜30,000の媒質平均分子量を有するポリビニルアセテート(酢酸ビニル樹脂)15〜45%、ワックス0.5〜10%、乳化剤2〜10%等を主体とする非付着性チューイングガム組成物が開示されている。しかしながら、この組成物は、弾性体及びワックスの添加比率が酢酸ビニル樹脂及び天然樹脂類の比率に比べて低く、歯に対する付着防止効果はあるものの、弾性体の添加量が低いため、噛みごたえがない物足りない食感である。
【0005】
また、特公平2−18049号公報には、ガムベース92〜99%、香料、グリセリンからなる低カロリーチューインガムにおいて、ガムベースとして、限定されたエラストマー、水素化動植物油脂、充填剤、酢酸ビニル樹脂、乳化剤、樹脂、天然ガム、ワックス、酸化防止剤を添加した非付着性チューインガムが開示されている。しかしながら、このチューインガムは、エラストマー及び天然ゴムの比率及び分子量が低く、歯に対する付着防止効果はあるものの、ガムベース量が非常に多いために、従来用いられている砂糖等の糖質甘味料が添加できない。このため、風味的に合成的なものとなり、また、物性が通常のチューインガムとは異なるので、従来の製造設備での製造が困難である。
【0006】
また、乳化剤の種類を変えることによって、歯への付着防止効果を得ようとする方法もある。例えば、特公平4−45141号公報は、乳化剤としてレシチン及びその誘導体、弾性体溶媒としての水添ウッドロジングリセリンエステルを含む非粘着性ロジン、ロジン誘導体およびそれらの多価アルコールエステルを用いた非粘着チューインガムを開示している。しかし、これらの成分はチクルなどの天然弾性体に含有されるものと同様のガムベース樹脂物質であって、本来強い粘着性を有するため、付着防止効果に限界がある。また、レシチン及びその誘導体には特異臭があり、香味を劣化させる欠点がある。
【0007】
以上のように、従来の非付着性チューインガムは付着防止効果を高めるために、チューインガムを、ガムベース組成物で大半を占める構成とすることによって、付着防止効果を得ていたが、食感、風味のいずれかに改良すべき点があった。
【0008】
一方、特開平5−115247号公報には、ガムベースの食感改良剤として、難消化デキストリンやガラクトマンナン分解物等の水溶性多糖類を粉末のまま,チューインガムに添加する方法が開示されている。しかしながらこれら水溶性多糖類では、分子量が1,500と小さく、咀嚼時に歯表面の凹凸に入り込み、かつ保水力が小さいため付着防止効果が得られない。
【0009】
また、特開平5−139979号公報には、虫歯菌付着阻害及び離脱のためにフラノン、Z−カラギナン、ファーセレラン、ジェランガムから選択された多糖類を用いることが開示されている。しかしながらこれら多糖類では、分子量は10万〜80万と比較的大きく、保水力も高いが、離水しやすいため付着防止効果が得られにくい。
【0010】
以上のように、従来の非付着性チューインガムや、多糖類含有チューインガムは、いずれも付着防止効果に限界があったり、風味及びその持続性や噛み心地が悪かったり、生産性が悪かったりするのが実情であった。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、このような事情に鑑みなされたものであって、その目的とするところは、歯等への付着防止効果に優れており、かつ風味及びその持続性、並びに食感、生産性の良好な付着防止剤、非付着性粘弾性食品及び付着防止方法を提供するにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記の目的は、粉末状またはグリセリン若しくは水飴に分散された液状のグルコマンナンを含有することを特徴とする歯、義歯、歯科材料に対する粘弾性食品の付着防止剤によって達成される。
また、上記付着防止剤を含有する非付着性粘弾性食品によって達成される。好ましくは、粘弾性食品がチューインガムである。更に好ましくは、チューインガムに酢酸ビニル樹脂が含有されている。
また、上記付着防止剤を含有させることを特徴とする歯、義歯、歯科材料に対する粘弾性食品の付着防止方法によって達成される。
【0013】
すなわち、本発明者らは、歯等への付着防止効果に優れ、且つ粘弾性食品の風味及びその持続性、並びに食感に優れる物性について検討を行った。そして、通常の多糖類より分子量が大きく、水溶性の高分子多糖類であるグルコマンナンを粉末状もしくは分散された液状で付着防止剤として用い、これを粘弾性食品中に添加すると、保水力も高く、離水し難いため、歯等への付着防止効果、風味、食感に優れた粘弾性食品を得ることができ、特に、粘弾性食品としてチューインガムを用いた場合に好適にその効果を発揮することを見出し、本発明に到達した。
【0014】
次に、本発明を詳しく説明する。
まず、グルコマンナンとは、D−グルコースとD−マンノースが1:1.6の割合でβ−1,4結合した直鎖多糖で、水溶性の分子量67万〜190万の高分子多糖類であり、多糖類の中で最も分子量が大きい多糖類である。起源は、こんにゃく芋、広葉樹、イリス根茎、アロエ葉等である。具体的には、MRCポリサッカライド社製の「ソアマンナGM−210」等が挙げられる。なお、従来からグルコマンナンは食物繊維としての用途はあるものの、本発明の付着を防止する効果があることについては全く知られていなかった。
【0015】
また、本発明の非付着性粘弾性食品に用いる付着防止剤は、グルコマンナンを含有するが、その量は特に限定するものではなく、適宜設定すればよい。好ましくは、付着防止剤全体重量中、50重量%以上であることが付着防止効果を得る点で好適である。なお、付着防止剤には副原料として、例えば、多糖類、オリゴ糖類、多糖類を含む各種糖類、油脂及び乳化剤等を用いてもよい。これらは単独でも、複数組み合わせてもよい。また、付着防止剤は、粉体、錠剤等適宜の形態で用いればよい。
【0016】
当該付着防止剤は、特に歯、義歯、歯科材料(メチルメタクリレートモノマー、ブチルメタクリレートモノマー等)に対する粘弾性食品の付着防止剤である。
【0017】
次に、本発明の非付着性粘弾性食品は、上記付着防止剤を含有する。すなわち、チューインガム、ソフトキャンディ等の粘弾性食品に上記付着防止剤を含有すると、特に付着防止効果が発揮され好適である。
【0018】
本発明における粘弾性食品とは、通常一般に粘弾性食品と言われている食品全般を指し、例えばチューインガムや、ソフトキャンディ、マシュマロ、ヌガー、フォンダン、キャラメル、タフィー、ファッジ及びチューイングキャンディ等が挙げられる。
【0019】
また、グルコマンナンを粘弾性食品に添加する際の添加量は、非付着性粘弾性食品の物性を好適に得る点で、粘弾性食品の全体重量中、好ましくは0.01〜3.0%、更に好ましくは0.05〜1.0%添加することが望ましい。すなわち、グルコマンナンが3.0%を超えると、歯等への付着防止効果は得られるが、チューインガムの食感が硬くなる傾向にある。逆に、グルコマンナンが0.01%未満であると歯等への付着防止効果が得られにくい傾向にある。
【0020】
その添加方法としては、粉末状もしくは分散させた液状が挙げられるが、短時間で粘弾性食品中にグルコマンナンが均一に分散され、歯等への付着防止効果がやや優れている点で、グリセリンまたは水飴等に分散させた液状が好適である。また、グルコマンナンを未加熱の状態で粘弾性食品に添加すると、歯等への付着防止効果が優れている点で好適である。
なお、グルコマンナンを添加する際には、その粒度を、好ましくは60メッシュパス、更に好ましくは100メッシュパスより細かい粒度のものを用いるとチューインガムの食感に影響しにくくなる点で好適である。
【0021】
次に、グルコマンナンを含有する非付着性粘弾性食品の一例として、非付着性チューインガムの製造方法を下記に示す。
【0022】
まず、チューインガムは通常の方法により調製される。
すなわち、チューインガムは、ガムベースと副原料とからなり、ガムベースは、例えば、弾性体、ワックス、無機質等が適宜選択して使用される。弾性体としては、例えば天然ゴム、ポリイソブチレン、ポリイソプレン、酢酸ビニル樹脂、合成ゴム、合成弾性体、天然弾性体等が挙げられ、これらの中から適宜選択し単独もしくは複数組み合わせて用いればよい。この中でも特に酢酸ビニル樹脂は非付着性の点で好適である。
ワックスとしては、ライスワックス、カルナバワックス、及びマイクロクリスタリンワックス等が挙げられる。これらは単独でも複数組み合わせてもよい。
無機質としては、炭酸カルシウム、タルク等が挙げられ、これらは単独でも複数組み合わせてもよい。
【0023】
また、ガムベースは、酢酸ビニル樹脂を主体とする風船ガムタイプ、天然チクルを主体とするレギュラーガムタイプ等適宜設計して用いればよい。特に、付着防止効果を好適に得る点で酢酸ビニル樹脂と無機質とが添加されることが望ましい。
【0024】
副原料としては、糖類、色素、乳化剤、安定剤、酸味料、軟化剤等を適宜組み合わせて用いればよい。例えば、乳化剤としては、プロピレングリコール脂肪酸エステル、グリセリン脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステル、脂肪酸モノグリセライド、グリセリルモノステアレート、ジグリセライド、トリグリセライド、グリセリルトリアセテート、プロピレングリコールモノステアレート等が挙げられ、これらは単独でも複数組み合わせてもよい。
【0025】
次に、上記ガムベース、副原料及びグルコマンナン等を合わせて混練し、成形すれば、非付着性チューインガムが得られる。
【0026】
次に、本発明を実施例を挙げて具体的に説明する。
〈実施例1〜10、比較例1〜5〉
表1に示す組成にて下記のようにしてチューインガムを調製した。
なお、実施例1〜9においては、グルコマンナンをグリセリンに分散させ、グルコマンナン溶液として、また、実施例10においては、グルコマンナン粉末のまま添加した。
【0027】
(チューインガムの調製)
チューインガムベース組成物、多糖類をチューインガム混合機に投入し、15分間均質混合した後、圧延、裁断し、チューインガムを得た。
【0028】
〈実施例11、比較例6〉
表2に示す組成にて下記のようにしてソフトキャンディを調製した。
【0029】
(ソフトキャンディの調製)
実施例11は、まず、砂糖、ライススターチ及びショートニングとをニーダーで混合し、その後、グルコマンナンを分散させた水飴とゼラチン水溶液を添加混合してソフトキャンディ生地を得た。次に、この生地をエクストルーダーより押出し、ロープ成形後、切断してグルコマンナン含有のソフトキャンディを得た。
また、比較例6は、グルコマンナンを使用しない他は、実施例11と同様にしてソフトキャンディを得た。
【0030】
次に、得られたチューインガム及びソフトキャンディを専門パネラー20名によって官能評価及び物性試験を下記のようにして行った。
【0031】
(官能評価)
義歯(メタクリレート樹脂、クラウン、さし歯)を使用している専門パネラー20名で、各実施例及び比較例のチューインガム3.1g及びソフトキャンディ2.7gを咀嚼させ、義歯への付着、噛み心地、風味を評価した。
【0032】
(物性試験)
専門パネラーにより一定速度で各実施例及び比較例のチューインガム3.1g及びソフトキャンディ2.7gを3分間咀嚼させた後の噛みかすを試料とし、レオメーターにより義歯素材付着性を測定した。義歯素材としてはメタクリレート樹脂製のものをレオメーター専用柱具に装着し、圧縮荷重1kg、試料台速度80mm/分の条件で3mm挿入後、同条件で20mmけん引し、けん引時の値(応力)を測定した。すなわち、応力の値が小さいほど義歯へのガムの付着感は少なくなる。
【0033】
【表1】
【0034】
【表2】
【0035】
表1及び2の結果から明らかなように、実施例1〜5、8のチューインガムは、グルコマンナンを液状に分散させて含有することによって、義歯への付着防止効果に優れており、且つ、風味及びその持続性と食感に優れたチューインガムが得られた。また、実施例10のチューインガムは、グルコマンナンを粉末のまま含有するため、グルコマンナンを液状に分散させて含有させるものよりも、若干非付着性が劣るものの、義歯への付着防止効果はあり、且つ、風味及びその持続性と食感に優れたチューインガムが得られた。また、実施例6及び9のチューインガムはそれぞれ義歯への付着防止効果に優れているものの、グルコマンナンの量が多かったり、グルコマンナンの粒度が粗かったりして、やや硬い食感で歯入りが悪かった。また、実施例7のチューインガムはグルコマンナンの量が少なく、付着防止効果がやや劣っていた。これに対し、比較例1〜3及び5のチューインガムはグルコマンナンを含有せず、食感、風味には優れているものの、付着防止効果は得られなかった。また、比較例4のチューインガムはグルコマンナンを含有せずガムベース量を非常に多く含有したため、付着防止効果はあるものの、風味が合成的で、また、食感も通常のチューインガムとは異なり、好ましいチューインガム物性は得られなかった。
また、実施例11のソフトキャンディもグルコマンナンを含有することによって、義歯への付着防止効果に優れており、且つ、風味及びその持続性と食感に優れたソフトキャンディが得られた。また、比較例6のソフトキャンディは、グルコマンナンを含有せず、食感及び風味には優れているものの、付着防止効果は得られなかった。
【0036】
以上のように、本発明の非付着性粘弾性食品は、付着防止剤として粉末状またはグリセリン若しくは水飴に分散された液状のグルコマンナンを含有することによって、歯等への付着防止効果が大きく、また、風味及びその持続性、食感に優れた非付着性粘弾性食品である。また、その物性は、例えばチューインガムの場合、従来のチューインガム製造装置を用いて製造できるものであり、様々な形状に成形することができる。また、風味付けや着色等も従来のチューインガムと同様、自由に設計することができる。また、風船ガム、レギュラーガム等の商品設計に影響することなく、所期の食感、風味を生かすことができる。
Claims (4)
- 粉末状またはグリセリン若しくは水飴に分散された液状のグルコマンナンを含有することを特徴とする歯、義歯、歯科材料に対する非付着性粘弾性食品。
- 粘弾性食品がチューインガムである請求項1記載の非付着性粘弾性食品。
- 酢酸ビニル樹脂を含有する請求項2記載の非付着性粘弾性食品。
- 粉末状またはグリセリン若しくは水飴に分散された液状のグルコマンナンを含有することを特徴とする歯、義歯、歯科材料に対する粘弾性食品の付着防止方法。
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