JP4302032B2 - バーハンドル車両におけるパワーステアリング及びバーハンドル車両 - Google Patents

バーハンドル車両におけるパワーステアリング及びバーハンドル車両 Download PDF

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Description

本発明は、バーハンドル車両におけるハンドル操舵力をアシストさせるパワーステアリングと、そのパワーステアリングを備えたバーハンドル車両に関する。
鞍乗りタイプの車両として、例えば、四輪バギーがある。この四輪バギーは、バーハンドルを備えたステアリング機構を介して前輪を操舵するように構成されている。
しかしながら、丸ハンドルを備えた車両は、比較的に車両重量が重い為に、ハンドル角に対し、前輪の操舵角を所要のギア比で減速させて前輪を倍力させているのに対し、四輪バギーのような軽量な車は、ハンドル操作入力が比較的に軽い為、ギア比で減速させて前輪を倍力する必要もないことと、車両のコンセプト上、バーハンドルが適している為、当構造が採用されている。
しかしながら、より快適性を向上するにあたり、ハンドル操作荷重を軽くすることも望まれている。
そこで、快適性をより向上する為に、例えば、ステアリングシャフトの上部側を支持する支持部とステアリングシャフトの下部側を支持する支持部との間に、上部側フレームパイプに支持された電動式パワーステアリング装置を介挿して、操舵力をアシストさせることが提案されている。
この電動式パワーステアリング装置は、回動自在に軸支された入力軸と出力軸が、トーションバーによって弾性的に結合され、そのトーションバーの捻れ量に基づいてトルク量を検出し、そのトルク量等に基づいて出力軸と噛合されたギアを電動モータで駆動して操舵力をアシストするものである(例えば特許文献1参照)。
特許2663454号(第2頁、図1)
しかしながら、上記したように快適性をより向上させてはいるものの、四輪バギーのような小型の車両は、ステアリングパワーアシスト装置を取り付けるに当たり、スペースに制限がある為、小型の装置が必要となる。
そこで本発明は、例えば四輪バギーのような車両に対しても、広く用いられている小型のトルクセンサを実装することができるバーハンドル車両におけるパワーステアリングと、バーハンドル車両を提供することを目的とする。
上記技術的課題を達成するために、本発明にかかるパワーステアリングは、下記の技術的手段を講じた。
すなわち、請求項1にかかるバーハンドル車両におけるパワーステアリングは、入力軸と前記入力軸と同軸上に位置した出力軸とを備え夫々の軸が回動可能に支持されたステアリングシャフト部と、前記入力軸と前記出力軸との間を連結するトーションバーと前記トーションバーにかかるトルク量を検出するトルクセンサとからなるトルクセンサ部と、前記出力軸と係合され、前記トルクセンサ部でセンシングされた前記トルク量等に基づいて操舵力をアシストさせるパワーアシスト部とを備えたバーハンドル車両におけるパワーステアリングにおいて、前記トーションバー端部にはセンシング用入力軸とセンシング用出力軸が連結され、前記入力軸には前記センシング用入力軸が独立して回動可能に取り付けられ、前記入力軸と前記センシング用入力軸とに係合され、前記入力軸に付与されたトルクを低減させて前記センシング用入力軸に付与させるトルク低減機構部と、前記センシング用出力軸と前記出力軸とに係合され、前記センシング用出力軸に付与されたトルクを増幅させて前記出力軸に付与させるトルク増幅機構部を備え、前記トルク低減機構部と前記トルク増幅機構部はタイバーで連結され、前記トルク低減機構部と前記パワーアシスト部はブラケットを介して連結されていることを特徴とする。
請求項2にかかるバーハンドル車両におけるパワーステアリングは、請求項1において、前記トルク低減機構部は、前記入力軸に設けられた第1ギアと、前記入力軸と平行に並設され回動可能に支持された入力側副軸と、前記入力側副軸に設けられ前記第1ギアと噛合された第2ギアと、前記入力側副軸に設けられた第3ギアと、前記センシング用入力軸に設けられ前記第3ギアと噛合された第4ギアと、を備えてなり、前記第1ギアに対して前記第4ギアが所要の増速となるギア比で構成されたことを特徴とする。
請求項3にかかるバーハンドル車両におけるパワーステアリングは、請求項1または2において、前記トルク増幅機構部は、前記センシング用出力軸に設けられた第5ギアと、前記出力軸と平行に並設され回動可能に支持された出力側副軸と、前記出力側副軸に設けられ前記第5ギアと噛合された第6ギアと、前記出力側副軸に設けられた第7ギアと、前記センシング用出力軸に設けられ前記第7ギアと噛合された第8ギアと、を備えてなり、前記第5ギアに対して前記第8ギアが所要の減速となるギア比で構成されたことを特徴とする。
請求項4にかかるバーハンドル車両におけるパワーステアリングは、請求項3において、前記トルク増幅機構部は、そのギア比が、前記トルク低減機構部のギア比と相殺されるように前記トルク低減機構部のギア比と逆になるギア比で構成されていることを特徴とする。
請求項5にかかるバーハンドル車両は、請求項1〜4の何れか1項に記載のバーハンドル車両におけるパワーステアリングと、バーハンドルとを備えたことを特徴とする。
請求項1によれば、入力軸に付与されたトルクを低減させてセンシング用入力軸に付与させるトルク低減機構部を設けたから、どのようなタイプの車両においても、小型のトルクセンサを実装することができる。
請求項2によれば、センシング用出力軸に付与されたトルクを増幅させて出力軸に付与させるトルク増幅機構部を設けたから、機構的なロスを生じさせることなく、トルク低減機構部で低減されたトルクを復帰することができる。
請求項3及び4によれば、トルク低減機構部とトルク増幅機構部とを所要のギアトレーンで構成したから、摩擦損失が少なく機構的に安定したトルク低減、あるいはトルク増幅が実現できると共に、ギアトレーンという容易な手段を採用したことで、生産性に優れたパワーステアリングを提供できる。
請求項5によれば、トルク増幅機構部のギア比を、トルク低減機構部のギア比と相殺されるようにトルク低減機構部のギア比と逆になるように構成したから、トルク低減機構部で低減されたトルクを復帰することができると同時に、入力軸に入力された回転角度に対して同じ角度でもって出力軸が回動するから、パワーステアリングと接続される車輪側の機構部を変更する必要がない。
請求項6によれば、丸ハンドルを備えた自動車用のトルクセンサを用いることで、生産コストを抑えたパワーステアリングを提供できる。
請求項7によれば、ステアリングシャフトに掛かるトルクが大きくなる四輪バギーに小型のトルクセンサを実装したパワーステアリングが採用したことで、生産コストを抑えた四輪バギーを提供できる。
次に、本発明にかかるバーハンドル車両におけるパワーステアリングの実施の形態を説明する。なお、本実施の形態は、本発明にかかるパワーステアリングを組み込んだ、所謂鞍乗りタイプの四輪バギーAを例示しており、要部であるパワーステアリング以外の構成の詳細な説明は省略する。なお、図中、符号Aは四輪バギーを、符号7はパワーステアリングを示す。
本実施の形態にかかる四輪バギーAは、図1に示すように、骨組みとなる車体フレーム1と、車体フレーム1に基部が接続された懸架装置2と、その懸架装置2と車体フレーム1に支持された2本1組の前輪3及び2本1組の後輪4と、伝達機構(図示せず)を介して後輪4と接続され減速機構(図示せず)が内装されたエンジン部(図示せず)と、運転者が鞍乗り状に着座するシート部5と、車体フレーム1に支持され伝達機構6を介して前輪3と接続されたパワーステアリング7と、パワーステアリング7の頂部に設けられたバーハンドル8と、を備えて構成され、シート部5に着座した運転者のハンドル操作、スロットル操作、ギア操作などによって自走するように構成されている。
次に、本発明の要部であるパワーステアリング7について説明する。
本実施の形態にかかるパワーステアリング7は、図2に示すように、ステアリングシャフト部7aと、トルク低減機構部7bと、トルクセンサ部7cと、トルク増幅機構部7dと、パワーアシスト部7eと、を備えてなる。
ステアリングシャフト部7aは、略U字状に形成され車体フレーム1に支持されたステアリングホルダ7fと後述する第1ギアボックス707とで回動可能に支持された中空状の入力軸701と、その入力軸701の中心線上、下方に、後述するパワーアシスト部7eに回動可能に支持され車体フレーム1に支持された伝達機構6を介して前輪3と接続された出力軸705とを備えてなる。なお、この出力軸705は、2本の軸702,703が継ぎ手704を介して接続されてなる。
トルク低減機構部7bは、入力軸701に設けられ所要端歯数・所要ピッチ円直径の第1ギア706と、開閉可能に構成された第1ギアボックス707内に回動可能に支持され入力軸701と平行に並設された入力側副軸708と、その入力側副軸708に設けられ第1ギア706と噛合された所要端歯数・所要ピッチ円直径(第1ギア706より小径)の第2ギア709と、入力側副軸708に設けられ所要端歯数・所要ピッチ円直径(第1ギア706より大径)の第3ギア710と、後述するセンシング用入力軸713に設けられ第3ギア710と噛合された所要端歯数・所要ピッチ円直径の第4ギア711(第2ギア709より小径)とを備え、第1ギア706に対して第4ギア711が所要の増速となるようなギア比で構成されており、入力軸701に付与されたトルクを低減させて後述するセンシング用入力軸713に付与させるようになっている。
たとえば、図3及び図4に示すように、入力軸701に入力されたトルクを20(kg・cm)、第1ギア706のピッチ円半径を10(cm)、第2ギア709のピッチ円半径を4(cm)、第3ギア710のピッチ円半径を12(cm)、第4ギア711のピッチ円半径を2(cm)とすると、第1ギア706のピッチ円上の法線方向の力Fは、F=T(トルク)/L(長さ)で求めることができるので2kgとなり、入力側副軸708に生じるトルクは、T=F・Lで求めることができるので8(kg・cm)となる。さらに、第3ギア710のピッチ円上の法線方向の力Fは、上記と同様にして求めると2/3(kg)となり、センシング用入力軸713に生じるトルクは、上記と同様にして求めると4/3(kg・cm)となる。
このように、トルク低減機構部7bは、入力軸701に入力されたトルクに対してセンシング用入力軸713に生じるトルクを低減するように構成されている。
トルクセンサ部7cは、丸ハンドルを備えた自動車用のトルクセンサを用いて構成されており、ベアリング712を介して入力軸701と独立して回動可能に接続されたセンシング用入力軸713と、そのセンシング用入力軸713の下端面に設けられた所要深さのセレーション孔714に噛合されると共に連通孔715が設けられた第1タイロッド716と、その第1タイロッド716の連通孔715に挿通されると共に上部が第1タイロッド716上部と平行ピン(図示せず)で軸着され、軸中央域が第1タイロッド716の連通孔715周面に接触しないように両軸端より縮径されたトーションバー717と、第1タイロッド716の下部が遊挿されると共にトーションバー717の下部が嵌着され、下部にセレーションが螺刻された第2タイロッド718と、ベアリング719を介して出力軸705と独立して回動可能に接続されたセンシング用出力軸720と、第1タイロッド716の中途部に遊挿される共に平行ピンで第2タイロッド718上部と止着され第1タイロッド716を覗くセンシング用のスリット等が周方向に亘って設けられたリング状の被検出体721と、センシング用のコイル722が内部に周設されると共にそのコイル722と接続されたコネクタ部723が形成され、ベアリング724を介して第1タイロッド716の上部を回動可能に支持させた上ケース725と、上ケース725と螺合されベアリング726を介して第2タイロッド718の中途部を回動可能に支持させた下ケース727と、を備えて構成される。
なお、センシング用入力軸713は、第1タイロッド716と一体化(一本の軸として)させて構成しても良く、これと同様に、センシング用出力軸720は、第2タイロッド718と一体化(一本の軸として)しても良いものである。
このように構成されたトルクセンサ部7cは、上ケース725または下ケース727が車体フレーム1に止着されており、入力軸701と出力軸705とを連結したトーションバー717の縮径部分に、前輪3部分等の抵抗によって生じる入力軸701と出力軸705との回転角の差、すなわち、歪を起こさせ、入力軸701と連動する第1タイロッド716と、出力軸705と連動する被検出体721との回転角の差を、電圧の変化として、入力軸701の回動方向の情報も備えた信号(トルク量)を出力するようになっている。
トルク増幅機構部7dは、センシング用出力軸720に設けられ所要端歯数・所要ピッチ円直径の第5ギア728(第4ギア711と同一)と、第1ギアボックス707とタイバー738で接続され開閉可能に構成された第2ギアボックス737と、その第2ギアボックス737内に回動可能に支持され出力軸705と平行に並設された出力側副軸729と、その出力側副軸729に設けられ第5ギア728と噛合された所要端歯数・所要ピッチ円直径の第6ギア730(第3ギア710と同一)と、出力側副軸729に設けられ所要端歯数・所要ピッチ円直径の第7ギア731(第2ギア709と同一)と、ベアリングを介してセンシング用出力軸720と独立して回動可能に接続された出力軸705に設けられ第7ギア731と噛合された所要端歯数・所要ピッチ円直径の第8ギア732(第1ギア706と同一)とを備え、トルク低減機構部7bのギア比と相殺されるようにトルク低減機構部7bのギア比と逆になるギア比で構成されており、センシング用出力軸720に付与されたトルクを増幅させて出力軸705に付与させるようになっている。
パワーアシスト部7eは、トルクセンサ部7cの出力信号と車速信号等の各種の信号に基づいて駆動信号を決定し電動モータ733に印加させる制御部(図示せず)と、その電動モータ733を備えると共にその電動モータ733に連結されたウォームギア734とそのウォームギア734に噛合されると共に出力軸705に挿嵌されたウォームホイール735とがケース736に内装されてなり、操舵力をアシストさせるようになっている。また、このケース736は、ブラケット739を介して第2ギアボックス737と接続されている。
以上のように構成された本実施の形態にかかる四輪バギーAは、シート部5に鞍乗り状に着座した運転者がバーハンドル8を操作することで、出力軸705と連動した前輪3部分等の抵抗によって、入力軸701と出力軸705とをトルク低減機構部7bとトルク増幅機構部7dを介して連結したトーションバー717の縮径部分にねじり応力が生じる。このとき、トルク低減機構部7bによってトーションバー717に付与するトルクを低減する。また、これと同時に、入力軸701の回転変位とトルクをトルク増幅機構部7dによって元に戻す。
そして、トーションバー717に生じた歪量に基づいてトルクセンサ部7cから出力した信号(入力軸701の回動方向の情報も備えている)と、現在の車速信号等の各種信号とに基づいて制御部が演算し、その演算結果に基づいて電動モータ733に駆動信号を出力してウォームギア734、ウォームホイール735を駆動し、出力軸705を介して操舵力をアシストする。
このように、トルクセンサ部7cを設けたパワーステアリング7を四輪バギーAに組み込むことで、本来であれば、自動車用のトルクセンサでは約10倍もの負荷がかかるところを、トルク低減機構部7bが負荷を低減して、大量生産がされている自動車用の小型のトルクセンサを実装することが可能となり、したがって、生産コストを抑えた四輪バギーAを提供できる。
以上、本実施の形態にかかる四輪バギーを説明したが、上述した実施の形態は、本発明の好適な実施の形態の一例を示すものであり、本発明はそれに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲内において、種々変形実施が可能である。
本実施の形態にかかる四輪バギーの概略を示した正面側斜視図である。 要部であるパワーステアリングの縦断正面図である。 トルク低減機構部を模式的に表した平面図である。 トルク低減機構部を模式的に表した正面図である。
符号の説明
A 四輪バギー
1 車体フレーム
2 懸架装置
3 前輪
4 後輪
5 シート部
6 伝達機構
7 パワーステアリング
7a ステアリングシャフト部
7b トルク低減機構部
7c トルクセンサ部
7d トルク増幅機構部
7e パワーアシスト部
701 入力軸
705 出力軸
706 第1ギア
708 入力側副軸
709 第2ギア
710 第3ギア
711 第4ギア
713 センシング用入力軸
717 トーションバー
720 センシング用出力軸
729 出力側副軸
730 第6ギア
731 第7ギア
732 第8ギア
8 バーハンドル

Claims (5)

  1. 入力軸と前記入力軸と同軸上に位置した出力軸とを備え夫々の軸が回動可能に支持されたステアリングシャフト部と、
    前記入力軸と前記出力軸との間を連結するトーションバーと前記トーションバーにかかるトルク量を検出するトルクセンサとからなるトルクセンサ部と、
    前記出力軸と係合され、前記トルクセンサ部でセンシングされた前記トルク量等に基づいて操舵力をアシストさせるパワーアシスト部とを備えたバーハンドル車両におけるパワーステアリングにおいて、
    前記トーションバー端部にはセンシング用入力軸とセンシング用出力軸が連結され、
    前記入力軸には前記センシング用入力軸が独立して回動可能に取り付けられ、
    前記入力軸と前記センシング用入力軸とに係合され、前記入力軸に付与されたトルクを低減させて前記センシング用入力軸に付与させるトルク低減機構部と、
    前記センシング用出力軸と前記出力軸とに係合され、前記センシング用出力軸に付与されたトルクを増幅させて前記出力軸に付与させるトルク増幅機構部を備え、
    前記トルク低減機構部と前記トルク増幅機構部はタイバーで連結され、前記トルク低減機構部と前記パワーアシスト部はブラケットを介して連結されていることを特徴とするバーハンドル車両におけるパワーステアリング。
  2. 前記トルク低減機構部は、
    前記入力軸に設けられた第1ギアと、
    前記入力軸と平行に並設され回動可能に支持された入力側副軸と、
    前記入力側副軸に設けられ前記第1ギアと噛合された第2ギアと、
    前記入力側副軸に設けられた第3ギアと、
    前記センシング用入力軸に設けられ前記第3ギアと噛合された第4ギアと、
    を備えてなり、
    前記第1ギアに対して前記第4ギアが所要の増速となるギア比で構成されたことを特徴とする請求項1記載のバーハンドル車両におけるパワーステアリング。
  3. 前記トルク増幅機構部は、
    前記センシング用出力軸に設けられた第5ギアと、
    前記出力軸と平行に並設され回動可能に支持された出力側副軸と、
    前記出力側副軸に設けられ前記第5ギアと噛合された第6ギアと、
    前記出力側副軸に設けられた第7ギアと、
    前記センシング用出力軸に設けられ前記第7ギアと噛合された第8ギアと、
    を備えてなり、
    前記第5ギアに対して前記第8ギアが所要の減速となるギア比で構成されたことを特徴とする請求項1または2記載のバーハンドル車両におけるパワーステアリング。
  4. 前記トルク増幅機構部は、そのギア比が、前記トルク低減機構部のギア比と相殺されるように前記トルク低減機構部のギア比と逆になるギア比で構成されていることを特徴とする請求項3記載のバーハンドル車両におけるパワーステアリング。
  5. 請求項1〜4の何れか1項に記載のバーハンドル車両におけるパワーステアリングと、バーハンドルとを備えたことを特徴とするバーハンドル車両。
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