JP4299405B2 - 変圧器中身のコア締め金具解体装置及びこれを用いたコア締め金具解体方法 - Google Patents

変圧器中身のコア締め金具解体装置及びこれを用いたコア締め金具解体方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、変圧器中身のコア締め金具解体装置及びこれを用いたコア締め金具解体方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
本発明で、コア締め金具等を除去しようとする変圧器中身1は、図1に示すように、環状をなす変圧器鉄心2の各脚部に低圧と高圧のコイル3がそれぞれ巻装され、該変圧器鉄心2に絶縁板4a,5a(図5参照)を介して上下のコア締め金具4,5が当てがわれた状態で、これらのコア締め金具4,5を変圧器鉄心2に押しつけるようにスチール製の結束バンド6で結束して構成されている構造のものである。この変圧器中身1の上側のコア締め金具4には、この変圧器中身1を図示しない変圧器タンクに固定するための複数の固定金具7と、複数の端子板支持アーム8とが立設されている。各端子板支持アーム8の上端には、端子板9がそれぞれ水平向きで支持されている。コイル3の低圧コイル部からは、低圧側口出し線10が立ち上げられている。コイル3の高圧コイル部からは、高圧側口出し線11が立ち上げられている。
【0003】
従来、このような変圧器中身1から上下のコア締め金具4,5や結束バンド6を除去する際には、変圧器中身1を90°回転して寝かせ、この状態でいずれかの側のコア締め金具4または5と結束バンド6との間に、バールを差し込み、このバールでこじって結束バンド6の一部をコア締め金具4または5から浮かせ、結束バンド6の浮いた部分を金切り挟みで切断する。かかる状態で、両方のコア締め金具4,5や結束バンド6を変圧器鉄心2から分離して除去する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このようなコア締め金具解体方法では、解体作業を手作業で行うので、作業者が絶縁油に汚損されるため好ましくない。また、変圧器中身1を回転する作業や、結束バンド6を切断する作業は、危険を伴い、安全上も問題がある。特に、絶縁油にPCBが含まれている場合には、コア締め金具4,5の解体作業を人手により行うことができないため、PCBを含む絶縁油が用いられている変圧器は、リサイクルが行われないまま大量に保管されているのが現状である。
【0005】
本発明の目的は、変圧器中身から各コア締め金具や結束バンド等を自動的に解体できる変圧器中身のコア締め金具解体装置及びこれを用いたコア締め金具解体方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、変圧器鉄心の各脚部にコイルがそれぞれ巻装され、変圧器鉄心に上下のコア締め金具が当てがわれた状態で、これらのコア締め金具を変圧器鉄心に押しつけるように結束バンドで結束して構成されている変圧器中身から各コア締め金具及び結束バンド等を自動的に撤去する変圧器中身のコア締め金具解体装置を得るものである。
【0007】
本発明に係る変圧器中身のコア締め金具解体装置では、変圧器中身を載せて搬送すると共に該変圧器中身を載せた状態で水平方向の相互間隔が可変自在で且つ昇降も自在な1対の搬送手段と、解体場所で各搬送手段にそれぞれ支持されていて変圧器中身の下側のコア締め金具の両側をそれぞれ係止する引っ掛け金具と、解体場所で1対の搬送手段の間に配置されていて下側のコア締め金具とその下面の結束バンドとの間に圧入される楔部を有するスライドブロックと、該スライドブロックを動かすことにより楔部をコア締め金具と結束バンドとの間に圧入する操作とその位置から後退させる操作とを行うスライドブロック操作手段と、楔部がコア締め金具と結束バンドとの間に圧入された状態のときに昇降することにより該楔部の側面に存在する結束バンドの部分を該楔部と共同して切断するバンド切断刃と、該バンド切断刃に切断動作を行わせる刃操作手段と、少なくともスライドブロックとバンド切断刃とを上昇した切断位置と下降した退避位置に昇降させるスライドブロック昇降手段と、解体場所で1対の搬送手段の両側に設けられていて変圧器中身を把持すると共に把持状態で該変圧器中身の支持状態を上下反転させる変圧器中身把持反転機構とを備えていることを特徴とする。
【0008】
本発明に係る変圧器中身のコア締め金具解体方法では、変圧器中身のコア締め金具解体装置として、前述した構造のものを用いる。
【0009】
この変圧器中身のコア締め金具解体方法では、変圧器中身を1対の搬送手段により解体場所に搬送する工程と、該解体場所で変圧器中身を移動しないようにした状態で、スライドブロック操作手段でスライドブロックを動かすことにより楔部をコア締め金具と結束バンドとの間に圧入して該結束バンドをコア締め金具から浮かす工程と、かかる状態で、バンド切断刃を刃操作手段で上昇させて下側のコア締め金具から浮かされている結束バンドの部分を楔部の側面で切断する工程と、少なくともスライドブロックとバンド切断刃とを有するバンド切断機構をバンド切断機構昇降手段で下降させて退避させる工程と、変圧器中身を変圧器中身把持反転機構で把持する工程と、各搬送手段を両者の間隔が接近する方向に移動させて各引っ掛け金具により変圧器中身の下側のコア締め金具の両側をそれぞれ係止する工程と、各搬送手段を下降させて下側のコア締め金具を変圧器鉄心から分離させて各搬送手段上に載せる工程と、下側のコア締め金具が分離された変圧器鉄心を変圧器中身把持反転機構により上下反転させて上側のコア締め金具を下向きにして該コア締め金具と結束バンドとを変圧器鉄心から分離する工程と、各搬送手段を両者の間隔が離反する方向に移動させて変圧器中身の下側のコア締め金具の両側をそれぞれ係止している引っ掛け金具を離脱させる工程と、各コア締め金具及び結束バンドを別の場所に搬送する工程と、少なくともスライドブロックとバンド切断刃とを有するバンド切断機構と前記各搬送手段とを上昇させて元の位置に戻す工程と、変圧器中身把持反転機構が変圧器中身を放して各搬送手段上に載せる工程と、各搬送手段で変圧器中身を別の工程に移送する工程とを備えている。
【0010】
上記のような構造の変圧器中身のコア締め金具解体装置を用いて、上記のような変圧器中身のコア締め金具解体方法により変圧器中身から各コア締め金具及び結束バンド等を解体すると、自動的にコア締め金具等の解体を行うことができ、作業者が絶縁油に触れることなく、また危険な作業に身を挺することなく、安全に作業を行わせることができる。
【0011】
特に、本発明の変圧器中身のコア締め金具解体方法では、解体場所で変圧器中身を移動しないようにした状態で、スライドブロック操作手段でスライドブロックを動かすことにより楔部をコア締め金具と結束バンドとの間に圧入して該結束バンドをコア締め金具から浮かすので、安全に結束バンドの一部をコア締め金具から浮かすことができる。また、コア締め金具から浮かした結束バンドは、バンド切断刃を刃操作手段で操作して楔部と共同して切断するので、結束バンドの切断作業も安全に行うことができる。変圧器中身から下側のコア締め金具を除去する作業は、変圧器中身を変圧器中身把持反転機構で把持した状態で、各搬送手段を両者の間隔が接近する方向に移動させて各引っ掛け金具により変圧器中身の下側のコア締め金具の両側をそれぞれ係止させ、かかる状態で各搬送手段を下降させて、下側のコア締め金具を変圧器鉄心から分離させて各搬送手段上に載せることにより行うので、自動的に容易に行うことができる。下側のコア締め金具を分離した変圧器鉄心は、変圧器中身把持反転機構により上下反転させて上側のコア締め金具を下向きにして該コア締め金具と結束バンドとを変圧器鉄心から分離するので、この作業も自動的に容易に行うことができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
図2〜図5は本発明に係る変圧器中身のコア締め金具解体装置における実施の形態の一例を示したもので、図2は本例の装置の全体的構成を示す斜視図、図3は本例の装置の要部構成を示す斜視図、図4は本例の装置で搬送手段に引っ掛け金具を取り付けた状態を示す要部断面図、図5は本例の装置で下側のコア締め金具と結束バンドとの間にスライドブロックの楔部を圧入した状態を示す側面図である。
【0013】
本例の変圧器中身のコア締め金具解体装置においては、変圧器中身1を載せて搬送すると共に該変圧器中身1を載せた状態で水平方向の相互間隔が可変自在で且つ昇降も自在な1対の搬送手段12を有する。これら搬送手段12は、1対のフレーム13に多数のローラ14が回転自在に支持されている。これらローラ14は、その上面がフレーム13の上面より上方に突出されている。
【0014】
解体場所において、これら搬送手段12の外向きのフレーム13には変圧器中身1の下側のコア締め金具5の両側をそれぞれ係止する引っ掛け金具15がそれぞれ支持されている。また、これら引っ掛け金具15には、コア締め金具5が引っ掛けられたことを検出するセンサ16が取り付けられている。
【0015】
解体場所において、1対の搬送手段12の間の空間には自動的に昇降を行う昇降プレート17が設置されている。この昇降プレート17上には、搬送手段12で運ばれて来た変圧器中身1をその進行方向に動かないように保持させる昇降ストッパー18が昇降自在に設置されている。この昇降ストッパー18の上部には、変圧器中身1が当たったことを検出するセンサ19が支持されている。また、昇降プレート17上には、搬送手段12に対して平行に設置されたガイドレール20を案内として前後動するスライドブロック21が設置されている。このスライドブロック21の前部先端には、下側のコア締め金具5とその下面の結束バンド6との間に圧入される楔部21aが突設されている。昇降プレート17上には、このスライドブロック21を前後動させることにより、楔部21aをコア締め金具5と結束バンド6との間に圧入する操作とその位置から後退させる操作とを行う油圧シリンダーよりなるスライドブロック操作手段22が設置されている。スライドブロック21には、楔部21aがコア締め金具5と結束バンド6との間に圧入された状態のときに昇降することにより該楔部21aの側面に存在する結束バンド6の部分を該楔部21aと共同して切断するバンド切断刃23が軸24で先端側が昇降自在となるように支持されている。このバンド切断刃23は、スライドブロック21に支持された油圧シリンダーよりなる刃操作手段25で昇降されるようになっている。これら昇降プレート17,昇降ストッパー18,ガイドレール20,スライドブロック21,楔部21a,スライドブロック操作手段22,バンド切断刃23,軸24,刃操作手段25により結束バンド6を切断するバンド切断機構26が構成されている。これらバンド切断機構26は、油圧シリンダーよりなるバンド切断機構昇降手段27により昇降させられるようになっている。
【0016】
また、解体場所において、1対の搬送手段12の両側には1対の変圧器中身把持反転機構28が設置されていて、スタンド29の上部に水平向きに支持されたクランプシリンダー30により変圧器中身1を把持すると共に把持状態で該変圧器中身1の支持状態を該クランプシリンダー30をモータ31によりその軸心の回りに回転させて変圧器中身1を上下反転させるようになっている。
【0017】
このような変圧器中身のコア締め金具解体装置は、ハウジング32の中に設置されていて、外面の操作盤33から操作を行うようになっている。
【0018】
次に、このような変圧器中身のコア締め金具解体装置を用いたコア締め金具解体方法の一例について説明する。
【0019】
まず、変圧器中身1を1対の搬送手段12により解体場所に搬送する(工程1)。
【0020】
該解体場所に変圧器中身1が搬送されてくると、上昇ストッパー18が図5に示すように上昇して、変圧器中身1がその進行方向に移動しないように保持し、かかる状態でスライドブロック操作手段22でスライドブロック21を前進させることにより楔部21aを下側のコア締め金具5とその下面の結束バンド6との間に圧入して該結束バンド6をコア締め金具5から浮かす(工程2)。
【0021】
かかる状態で、バンド切断刃23を刃操作手段25で上昇させて、下側のコア締め金具5から浮かされている結束バンド6の部分を楔部21aの側面で切断する(工程3)。
【0022】
次に、少なくともスライドブロック21とバンド切断刃23とを有するバンド切断機構26をバンド切断機構昇降手段27で下降させて退避させる工程(工程4)。この場合、バンド切断機構昇降手段27によりバンド切断機構26を下降させると、結束バンド6から楔部21aが離れる。
【0023】
各クランプシリンダー30を延ばして変圧器中身1を変圧器中身把持反転機構28で把持する(工程5)。
【0024】
次に、各搬送手段12を両者の間隔が接近する方向に移動させて、各引っ掛け金具15により変圧器中身1の下側のコア締め金具5の両側をそれぞれ係止する(工程6)。
【0025】
かかる状態で、各搬送手段12を下降させて下側のコア締め金具5を変圧器鉄心2から分離させて各搬送手段12上に載せる(工程7)。この場合、各搬送手段12を図示しない昇降手段で下降させると、引っ掛け金具15も一緒に下降し、これにより下側のコア締め金具5が変圧器鉄心2から下方に引き下ろされて各搬送手段12上に載る。
【0026】
次に、下側のコア締め金具5が分離された変圧器鉄心2とコイル3とを、モータ31の駆動により変圧器中身把持反転機構28で上下反転させて、上側のコア締め金具4を下向きにし、かかる状態で自重によりコア締め金具4と結束バンド6とを変圧器鉄心2から分離し、各搬送手段12上に載せる(工程8)。
【0027】
次に、各コア締め金具4,5及び結束バンド6を、各搬送手段12または他の手段により別の場所に搬送する(工程8)。
【0028】
次に、各搬送手段12を両者の間隔が離反する方向に移動させて変圧器中身1の下側のコア締め金具5の両側をそれぞれ係止している前記引っ掛け金具15を離脱させる工程(工程9)。
【0029】
次に、各コア締め金具4,5及び結束バンド6を、各搬送手段12または他の手段により別の場所に搬送する(工程10)。
【0030】
次に、バンド切断機構26と各搬送手段12とを上昇させて元の位置に戻す(工程11)。
【0031】
次に、変圧器中身把持反転機構28が各クランプシリンダー30を縮めることにより変圧器中身1を放して各搬送手段12上に載せる(工程12)。
【0032】
次に、各搬送手段12で変圧器中身1を別の工程に移送する(工程13)。
【0033】
このように変圧器中身のコア締め金具解体装置を用いて、上記のような変圧器中身のコア締め金具解体方法により変圧器中身1から各コア締め金具4,5及び結束バンド6等を解体すると、自動的にコア締め金具4,5等の解体を行うことができ、作業者が絶縁油に触れることなく、また危険な作業に身を挺することなく、安全に作業を行わせることができる。
【0034】
特に、この変圧器中身のコア締め金具解体方法では、解体場所で変圧器中身1を移動しないようにした状態で、スライドブロック操作手段22でスライドブロック21を動かすことにより楔部21aをコア締め金具5と結束バンド6との間に圧入して該結束バンド6をコア締め金具5から浮かすので、安全に結束バンド6をコア締め金具5から浮かすことができる。また、コア締め金具5から浮かした結束バンド6は、バンド切断刃23を刃操作手段25で操作して楔部21aと共同して切断するので、結束バンド6の切断作業も安全に行うことができる。変圧器中身1から下側のコア締め金具5を除去する作業は、変圧器中身1を変圧器中身把持反転機構28で把持した状態で、各搬送手段12を両者の間隔が接近する方向に移動させて各引っ掛け金具15により変圧器中身1の下側のコア締め金具5の両側をそれぞれ係止させ、かかる状態で各搬送手段12を下降させて、下側のコア締め金具5を変圧器鉄心2から分離させて各搬送手段12上に載せることにより行うので、自動的に容易に行うことができる。下側のコア締め金具5を分離した変圧器鉄心2は、変圧器中身把持反転機構28により上下反転させて上側のコア締め金具4を下向きにして該コア締め金具4と結束バンド6とを変圧器鉄心2から分離するので、この作業も自動的に容易に行うことができる。
【0035】
【発明の効果】
本発明に係る変圧器中身のコア締め金具解体装置によれば、変圧器中身から各コア締め金具及び結束バンド等を自動的に解体できるので、作業者が絶縁油に触れることなく、また危険な作業に身を挺することなく、安全に作業を行わせることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明で解体しようとしている変圧器中身の一例を示す斜視図である。
【図2】本発明に係る変圧器中身のコア締め金具解体装置における実施の形態の一例の全体的構成を示す斜視図である。
【図3】本例の装置の要部構成を示す斜視図である。
【図4】本例の装置で搬送手段に引っ掛け金具を取り付けた状態を示す要部断面図である。
【図5】本例の装置で下側のコア締め金具と結束バンドとの間にスライドブロックの楔部を圧入した状態を示す側面図である。
【符号の説明】
1 変圧器中身
2 変圧器鉄心
3 コイル
4,5 上下のコア締め金具
4a,5a 絶縁板
6 結束バンド
7 固定金具
8 端子板支持アーム
9 端子板
10 低圧側口出し線
11 高圧側口出し線
12 搬送手段
13 フレーム
14 ローラ
15 引っ掛け金具
16 センサ
17 昇降プレート
18 昇降ストッパー
19 センサ
20 ガイドレール
21 スライドブロック
21a 楔部
22 スライドブロック操作手段
23 バンド切断刃
24 軸
25 刃操作手段
26 バンド切断機構
27 バンド切断機構昇降手段
28 変圧器中身把持反転機構
29 スタンド
30 クランプシリンダー
31 モータ
32 ハウジング
33 操作盤

Claims (2)

  1. 変圧器鉄心の各脚部にコイルがそれぞれ巻装され、前記変圧器鉄心に上下のコア締め金具が当てがわれた状態で、これらのコア締め金具を前記変圧器鉄心に押しつけるように結束バンドで結束して構成されている変圧器中身から前記各コア締め金具と前記結束バンドとを撤去する変圧器中身のコア締め金具解体装置であって、
    前記変圧器中身を載せて搬送すると共に該変圧器中身を載せた状態で水平方向の相互間隔が可変自在で且つ昇降も自在な1対の搬送手段と、解体場所で前記各搬送手段にそれぞれ支持されていて前記変圧器中身の下側の前記コア締め金具の両側をそれぞれ係止する引っ掛け金具と、解体場所で1対の前記搬送手段の間に配置されていて下側の前記コア締め金具とその下面の前記結束バンドとの間に圧入される楔部を有するスライドブロックと、前記スライドブロックを動かすことにより前記楔部を前記コア締め金具と前記結束バンドとの間に圧入する操作とその位置から後退させる操作とを行うスライドブロック操作手段と、前記楔部が前記コア締め金具と前記結束バンドとの間に圧入された状態のときに昇降することにより該楔部の側面に存在する前記結束バンドの部分を該楔部と共同して切断するバンド切断刃と、前記バンド切断刃に切断動作を行わせる刃操作手段と、少なくとも前記スライドブロックと前記バンド切断刃とを有するバンド切断機構を上昇した切断位置と下降した退避位置に昇降させるバンド切断機構昇降手段と、解体場所で1対の前記搬送手段の両側に設けられていて前記変圧器中身を把持すると共に把持状態で該変圧器中身の支持状態を上下反転させる変圧器中身把持反転機構とを備えていることを特徴とする変圧器中身のコア締め金具解体装置。
  2. 変圧器鉄心の各脚部にコイルがそれぞれ巻装され、前記変圧器鉄心に上下のコア締め金具が当てがわれた状態で、これらのコア締め金具を前記変圧器鉄心に押しつけるように結束バンドで結束して構成されている変圧器中身から前記各コア締め金具と前記結束バンドとを、変圧器中身のコア締め金具解体装置を用いて撤去するに際し、
    前記変圧器中身のコア締め金具解体装置として、前記変圧器中身を載せて搬送すると共に該変圧器中身を載せた状態で水平方向の相互間隔が可変自在で且つ昇降も自在な1対の搬送手段と、解体場所で前記各搬送手段にそれぞれ支持されていて前記変圧器中身の下側の前記コア締め金具の両側をそれぞれ係止する引っ掛け金具と、解体場所で1対の前記搬送手段の間に配置されていて下側の前記コア締め金具とその下面の前記結束バンドとの間に圧入される楔部を有するスライドブロックと、前記スライドブロックを動かすことにより前記楔部を前記コア締め金具と前記結束バンドとの間に圧入する操作とその位置から後退させる操作とを行うスライドブロック操作手段と、前記楔部が前記コア締め金具と前記結束バンドとの間に圧入された状態のときに昇降することにより該楔部の側面に存在する前記結束バンドの部分を該楔部と共同して切断するバンド切断刃と、前記バンド切断刃に切断動作を行わせる刃操作手段と、少なくとも前記スライドブロックと前記バンド切断刃とを有するバンド切断機構を上昇した切断位置と下降した退避位置に昇降させるバンド切断機構昇降手段と、解体場所で1対の前記搬送手段の両側に設けられていて前記変圧器中身を把持すると共に把持状態で該変圧器中身の支持状態を上下反転させる変圧器中身把持反転機構とを備えた構造のものを用い、
    前記変圧器中身を前記1対の搬送手段により解体場所に搬送する工程と、
    該解体場所で前記変圧器中身を移動しないようにした状態で、前記スライドブロック操作手段で前記スライドブロックを動かすことにより前記楔部を前記コア締め金具と前記結束バンドとの間に圧入して該結束バンドを前記コア締め金具から浮かす工程と、
    かかる状態で、前記バンド切断刃を前記刃操作手段で上昇させて下側の前記コア締め金具から浮かされている前記結束バンドの部分を前記楔部の側面で切断する工程と、
    少なくとも前記スライドブロックと前記バンド切断刃とを有する前記バンド切断機構を前記バンド切断機構昇降手段で下降させて退避させる工程と、
    前記変圧器中身を前記変圧器中身把持反転機構で把持する工程と、
    前記各搬送手段を両者の間隔が接近する方向に移動させて前記各引っ掛け金具により前記変圧器中身の下側の前記コア締め金具の両側をそれぞれ係止する工程と、
    前記各搬送手段を下降させて下側の前記コア締め金具を前記変圧器鉄心から分離させて前記各搬送手段上に載せる工程と、
    下側の前記コア締め金具が分離された前記変圧器鉄心を前記変圧器中身把持反転機構により上下反転させて上側の前記コア締め金具を下向きにして該コア締め金具と前記結束バンドとを前記変圧器鉄心から分離する工程と、
    前記各搬送手段を両者の間隔が離反する方向に移動させて前記変圧器中身の下側の前記コア締め金具の両側をそれぞれ係止している前記引っ掛け金具を離脱させる工程と、
    前記各コア締め金具及び前記結束バンドを別の場所に搬送する工程と、
    少なくとも前記スライドブロックと前記バンド切断刃とを有する前記バンド切断機構と前記各搬送手段とを上昇させて元の位置に戻す工程と、
    前記変圧器中身把持反転機構が前記変圧器中身を放して前記各搬送手段上に載せる工程と、
    前記各搬送手段で前記変圧器中身を別の工程に移送する工程とを備えていることを特徴とする変圧器中身のコア締め金具解体方法。
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