JP4298527B2 - ジェットポンプ差圧計測管の補修装置 - Google Patents

ジェットポンプ差圧計測管の補修装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4298527B2
JP4298527B2 JP2004016912A JP2004016912A JP4298527B2 JP 4298527 B2 JP4298527 B2 JP 4298527B2 JP 2004016912 A JP2004016912 A JP 2004016912A JP 2004016912 A JP2004016912 A JP 2004016912A JP 4298527 B2 JP4298527 B2 JP 4298527B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
welding
measuring tube
jet pump
differential pressure
tack
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2004016912A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005207983A (ja
Inventor
豊 吉江
正之 西野
利治 永島
裕成 池田
信雄 古川
智 菅野
稔 大高
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Engineering and Services Co Ltd
Hitachi GE Nuclear Energy Ltd
Original Assignee
Hitachi Engineering and Services Co Ltd
Hitachi GE Nuclear Energy Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Engineering and Services Co Ltd, Hitachi GE Nuclear Energy Ltd filed Critical Hitachi Engineering and Services Co Ltd
Priority to JP2004016912A priority Critical patent/JP4298527B2/ja
Publication of JP2005207983A publication Critical patent/JP2005207983A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4298527B2 publication Critical patent/JP4298527B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E30/00Energy generation of nuclear origin
    • Y02E30/30Nuclear fission reactors

Landscapes

  • Monitoring And Testing Of Nuclear Reactors (AREA)
  • Butt Welding And Welding Of Specific Article (AREA)

Description

本発明は、沸騰水型原子力発電プラントの供用期間中における原子炉圧力容器(以下、単に圧力容器と称す)内のジェットポンプ差圧計測管を補修する補修装置に関する。
図6は従来から実施されている沸騰水型の原子炉(BWR)の圧力容器と炉内構造物を示す概略構成図である。
同図において、圧力容器1内には上部からドライヤ2、セパレータ3、シュラウド4等が据え付けられ、シュラウド4には燃料集合体14を支持するための上部格子板5及び炉心支持板6が取り付けられている。また、燃料集合体14は制御棒15によって昇降させられ、制御棒15は制御棒案内管15aに沿って制御棒駆動機構15bによって昇降駆動される。また、圧力容器1とシュラウド4の間の狭隘な部位には、ジェットポンプ7がシュラウド4を囲むように据え付けられている。シュラウド4の外周部にはこのようにして複数のジェットポンプ7が等間隔で設置され、圧力容器1の外部に設けられた再循環ポンプによりジェットポンプ7内に冷却水を送り込み、冷却水が炉心内を強制循環するようになっている。
図7はジェットポンプの構成を示す正面図である。同図において、ジェットポンプ7は、中央部に配置され水流を上方に導くライザ管8、ライザ管8から2つに分岐したエルボ8a、エルボ8aに混合ノズル8bを介して接続されたインレットミキサ9、インレットミキサ9に接続されたディフューザ10、及びディフューザ10の側面に沿ってディフューザ10の軸方向に設けられた計測管12から基本的に構成されている。計測管12は、ディフューザ10に第1ないし第3のサポート11a,11b,11cを介して溶接により3個所で取り付けられており、ディフューザ10内の圧力を圧力容器1外に設けている差圧計に伝達するために設置されている。インレットミキサ9はライザ管8から送られてくる冷却水に、ジェットポンプ7の周囲の炉水を巻き込んでディフューザ10側に送る機能を備えている。
このように大略構成されたジェットポンプ7では、再循環ポンプから送り込まれる冷却水と混合ノズル8bから噴射された炉水とが混合され、ディフューザ10から放出されるので、流体振動が発生する。そのため、ジェットポンプ7や計測管12が破損することがあり、特に計測管12については破断にまで至ることがある。
このように計測管12が破断すると、計測管として機能することができないので、修復、ここでは芯を合わせて溶接により接続する必要がある。これに対処して、例えば特許文献1では、ジェットポンプのライザ管内部の点検及び補修を炉水を抜く必要なく行えるようにした発明が開示されている。
特開平8−271673号公報
引用文献1記載の発明では、ジェットポンプのライザ管内部の点検及び補修を炉水を抜く必要なく行えるようにしているが、この方法では破断した計測管の補修を行うことはできない。すなわち、この発明では、ライザ管の内部に気中作業空間を形成するためにインレットミキサを取り外した後に前記ライザ管の上部開口部を炉内から液密にシールして区画し、炉上からシール管を降ろして前記ライザ管の上部開口部に接続して炉上空間と連通させるようにしているが、計測管の破損は、計測管のどの位置で発生するか不明であり、径も細いことから同様の方法を適用することはできない。
一方、水中状態で配管を補修する方法として、溶接による工法が提案されている。水中で溶接を実施する場合、水を排除しない雰囲気で被覆アーク溶接を行う湿式法あるいは、溶接部全体をチャンバーで覆い、その中の水を空気又はシールドガスで置換し、気中で通常の溶接を行なう乾式法が従来から行われている。
しかし、計測管は、サポートを介してディフューザに溶接されており、仮にその溶接部近傍に流体振動応力による割れが発生すると、図からも分かるように狭隘部となることから補修は極めて困難となり、前記従来技術も前述の溶接方法も適用することはできない。
本発明は、このような従来技術の実情に鑑みてなされたもので、その目的は、供用期間
中にジェットポンプ差圧計測管を補修する作業が生じた場合に、短期間に効率よく補修作
業ができる装置を提供することにある。
前記目的を達成するため、本発明は、沸騰水型原子炉のジェットポンプに設けられた差圧計測管の破断部を補修するジェットポンプ差圧計測管の補修装置において、計測管の破断部を突き合わせ、炉水中で前記計測管の破断部の仮付け溶接を行う仮付け溶接機と、仮付け終了後、前記仮付け溶接機を取り外した後溶接位置に設置され、少なくとも溶接位置が水上に露出する位置まで前記炉水を排水し、露出た破断部の全周を気中雰囲気下でシール溶接するシール溶接機と、を備え、前記仮付け溶接機が、破断した計測管の破断部を挟んでそれぞれを保持するクランプ手段と、破断によりジェットポンプのディフューザの側面に対して離脱した側の第1の計測管の位置を前記ディフューザの側面に支持された側の第2の計測管の端面に対して芯合わせを行う第1の調整手段と、前記第1の調整手段による調整が行われた状態で、前記第1の計測管の端面を前記第2の計測管の端面に対して突き合わせる第2の調整手段と、突き合わされた第1及び第2の計測管の突き合わせ部を1個所以上水中で仮付け溶接する第1の溶接手段と、前記溶接手段の溶接ヘッドを前記突き合わせ部に位置させる第3の調整手段と、を含み、前記シール溶接機が、前記第1の計測管を保持するクランプ手段と、前記破断部の外周を溶接するトーチを含む第2の溶接手段と、前記第2の溶接手段の前記計測管の軸方向の位置を調整する第4の調整手段と、前記第2の溶接手段の溶接ヘッドを前記破断部の外周に沿って少なくとも一周移動させる駆動手段と、前記溶接ヘッドの上部に設けられ、溶接部へのガスパージを行なうガスカーテンユニットと、を含み、前記駆動手段によって前記第2の溶接手段の溶接ヘッドを前記差圧計測管の外周に沿って移動させながら前記差圧計測管の前記破断部を外周部からシール溶接することを特徴とする。
このように第2の溶接手段の溶接ヘッドが前記破断部の外周に沿って少なくとも一周移動できるためには、前記溶接ヘッドはディフューザの側面と計測管との間を通り抜けることができるだけ小型にしておく必要がある。また、破断位置と溶接状態を確認するために溶接を行っていないときの状態を観察する機能と、溶接作業中のアークを監視する機能を備えていることが望ましく、この機能を実現するために溶接ヘッドに両機能を実現できる小型の監視用カメラを設けるとよい。
この発明を実施する際には、まず、圧力容器内の機器を取り外し、補修装置を圧力容器内に投入できる状態にする。次に、仮付け溶接機を圧力容器内に投入して破断した部分のジェットポンプ差圧計測管に前記仮付け溶接機を取り付け、溶接機を作動させ水中で破断部の仮付け溶接を行う。続いて、水中でシール溶接機を設置し、原子炉圧力容器のフランジ上部に遮蔽板、もしくは原子炉圧力容器の上鏡を仮置きして放射線を遮蔽し水抜きを行い、気中状態にしてシール溶接機で仮付け溶接した計測管の全周シール溶接を行う。その際、補修したジェットポンプ差圧計測管をクランプ治具を使用してディフューザに固定すると、流体振動による応力を低減して割れの発生を防止することが可能となる。
また、破断して上下に分離したジェットポンプ差圧計測管を仮付け溶接する際に芯合せする機構を第1の調整手段として設けたので、装置の一体化を図ることができ、作業効率の向上と治工具類の節約が可能となる。また、ディフューザ管と被補修配管の間を通過可能な溶接ヘッドとし、更に、破断部の外周面に沿って溶接ヘッドを一周旋回させて溶接軌道をティーチングし、その後、前記溶接軌道を再度旋回して全周シール溶接するティーチングする機能を備えているので、破断部が複雑な破断形状となっても、全周シール溶接を自動的に容易に行なうことができる。
更に、溶接ヘッドに溶接を行っていないときの状態を観察できるカメラと溶接作業中のアークを監視することができるカメラ、言い換えれば両状態を監視し得る波長域に対応した特性を備えたCCDカメラなどを使用するようにすれば、カメラを交換することなく装置設定作業、溶接作業が行なえることから作業時間の短縮、作業者の被ばく低減を図ることができる。
なお、以下の実施例では、前述の仮付け溶接機は符号50に、仮付け溶接機50におけるクランプ手段は上部クランプユニット27及び下部クランプユニット28に、第1の計測管は計測管16に、第2の計測管は計測管12に、第1の調整手段は前後調整ユニット33に、第2の調整手段は突き合わせユニット32に、第1の溶接手段は溶接トーチ30に、第3の調整手段はトーチ位置調整ユニット29に、シール溶接機42におけるクランプ手段はクランプユニット35に、第2の溶接手段は溶接トーチ36、AVC駆動軸38及びトーチ角度駆動軸39に、駆動手段は回転駆動軸41に、ガスカーテンユニットは符号37にそれぞれ対応する。
本発明によれば、以上のように構成されているので、供用期間中にジェットポンプ差圧計測管を補修する作業が生じた場合に、短期間に効率よく補修作業ができる方法及び装置を提供することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について説明する。なお、圧力容器及びジェットポンプを含む炉内構造物は従来例に係る図6及び図7と同等なので、同等な各部には同一の参照符号を付し、重複する説明は省略する。
図1は本発明の実施例に係るジェットポンプ計測管の補修方法の補修工程を示す作業工程図である。本実施例に係る補修方法を実施するに際して、先ず最初の工程として、圧力容器1の上鏡13、ドライヤ2、セパレータ3、燃料集合体14、御制棒15等を順次取り外し、続いてジェットポンプ7の計測管12へ補修装置が容易に取り付けられるようにインレットミキサ9を取り外す(ステップS101)。図2はステップS101の工程、すなわち炉内機器の取り外しが終了したときの状態を示す図である。図では、計測管16は第3サポート11cの下側で破断し、第3サポート11cよりも上部の計測管12と分離した状態を示している。
図2の状態になると、図示はしないが、破断した計測管16の芯を仮合せするための芯合せ治具を炉内に投入し、その芯合せ治具を操作し、計測管12に対して大きく芯ずれした計測管16の計測管12に対する仮芯合せを行ない(ステップS102)、その仮芯合わせにより破断面がほぼ一致した位置で保持する。次いで、計測管12,16の溶接性を向上させるため、図示しない磨き治具を炉内に投入して補修溶接する計測管12,16の管外表面の磨きを行なう(ステップS103)。
ステップS103で計測管12,16の管外表面の研磨が終了すると、仮付け溶接機50を炉内に投入し、計測管16を計測管12に仮止めするため仮付け溶接を行なう(ステップS104)。図3は、このステップS104の作業時の状態を示す図である。仮付け溶接機50は、上部クランプユニット27、下部クランプユニット28、溶接トーチ30、トーチ調整ユニット29、突き合わせユニット32、前後調整ユニット33及び誘い込みガイド34から基本的に構成され、計測間12,16を上部クランプユニット27及び下部クランプユニット28によってクランプし、溶接トーチ30によって仮止めが可能に構成されている。
すなわち、ステップS104における仮付け溶接では、仮付け溶接機50を炉水中に投入し、上部クランンプユニット27によりサポート11a,11b,11cにより固定されている側の計測管12をクランプし、仮付け溶接機50本体を固定する。次に、前記芯合わせ治具によって芯合せした計測管16を誘い込みガイド34により仮クランプし、前後調整ユニット33を作動させて前記計測管12との間で芯位置の調整を行なう。なお、前後調整ユニット33はディフューザ10の側面に対して垂直な方向と前記側面に対して接線方向に調整を行うことが可能になっている。前後調整ユニット33によって芯合わせの微調整がなされ、下部クランプユニット28によってクランプされた計測管16を突合せユニット32の作動により突き上げ、計測管12との破断部31の面を突き合わせて固定する。次いで、溶接トーチ30の位置をトーチ上下位置調整ユニット29を作動させて破断部31に合せ、計測管12と計測管16の合わせ目を1箇所あるいは周方向の複数箇所点で仮付け溶接する。なお、水中環境下においても、タングステンイナートガス溶接で溶接電流、電圧と、イナートガスの圧力、流量と、ガスノズルからの電極突き出し長さ及び、アーク発生時間を調整して点付け溶接を行なうことができる。
仮付け溶接が完了すると、仮付けした計測管を全周シール溶接するため、仮付け溶接機50を取り外して炉外に持ち出し、シール溶接機43を炉内に投入し仮付け溶接した計測管12,16に取り付ける(ステップS105)。これまで一連の作業は全て水中状態で行なわれる。
次いで、ステップS106において、ウェルの水抜きを行い、圧力容器1に圧力容器1の上鏡13あるいは、仮の遮蔽板を圧力容器フランジに取り付け、仮閉鎖して放射線を遮蔽し、更に炉水をドレンして圧力容器1内を気中環境にする。図4は、シール溶接機42のジェットポンプ7の計測管12,16への取り付けを終了し、炉水のドレンが完了した状態を示す。シール溶接機ケーブル43は、圧力容器1と圧力容器1の上蓋13の隙間を通り、オペレーションフロア45に据え付けられたシール溶接機制御盤44に接続されている。
ステップS106で圧力容器1内の所定の水抜きが終了すると、気中環境でシール溶接
機42を作動させて計測管12,16のシール溶接を行なう。図5は破断部31をシール
溶接している状態を示す図である。シール溶接機42は、仮付け溶接した計測管12,1
6を全周シール溶接するための装置であり、クランプユニット35、溶接トーチ36、各
駆動軸38,39,40,41により構成された構造となっている。シール溶接機42は
、クランプユニット35により計測管12に固定され、溶接トーチ36はディフューザ1
0と計測管12の間を通過可能な溶接トーチ36を有し、計測管12,16の周囲を旋回
して全周シール溶接が行なえる。溶接トーチ36の上部には、ガスカーテンユニット37
が設けられ、溶接部へのガスパージを行なう。シール溶接は、溶接トーチ36を破断部3
1の外周面に沿って一度旋回させて溶接軌跡をティーチングした後、溶接条件に従いAV
C(Arc voltage Controller)駆動軸38、トーチ角度駆動軸39、上下駆動軸40、回
転駆動軸41を制御することにより行われる。図示はしないが、シール溶接機42には光
の波長を調整するフィルタを持ったCCDカメラが取り付けられ、CCDカメラのシャッ
タ速度を切り替えることによって、通常の映像及び溶接中に生じるビードの状態も観察で
きるようになっている。また、溶接中にビード状態の観察を行なう方法としては、2種類
のCCDカメラを溶接ヘッドに搭載して切り替えるといった方法も考えられる。なお、溶
接トーチ36の高さ位置は上下駆動軸40をモータによって駆動することによりシール溶
接機42自体の高さ方向の位置を調整し、トーチの角度はトーチ角度駆動軸39を駆動す
ることにより調整し、AVC駆動軸38は溶接トーチ36の位置を例えばアーク長が一定
になるように制御する。また、溶接トーチ36の計測管12,16の外周の旋回動作は回
転駆動軸41を駆動することによって行われる。なお、駆動軸38,39,40,41の
駆動は例えばモータが使用され、これらの制御及び溶接トーチ36へのアーク電圧の制御
は前記シール溶接機制御盤44によって行われる。
このようにしてシール溶接が終了すると、ステップS108において、圧力容器1の水張りを行い、圧力容器1の上鏡13を圧力容器1から取り外し、更に水張りを行ってウェル満水状態にする。そして、ステップS109において、水中状態でシール溶接機43を炉内から取外し、炉内機器を本の状態に戻して(ステップS110)計測管12,16の補修工法が完了する。
図示はしないが、好ましくは補修溶接したジェットポンプ計測管16をクランプ治具を使用してディフューザ10に固定すれば、流体振動による応力を低減して割れの発生を防止することができる。
本発明の実施例に係る補修の作業工程を示す作業工程図である。 ステップS101の炉内機器の取り外しが終了したときの状態を示す図である。 ステップS104の仮付け溶接構成の作業時の状態を示す図である。 ステップS106のシール溶接機のジェットポンプの計測管への取り付けを終了し、炉水のドレンが完了した状態を示す図である。 ステップS107の破断部をシール溶接している状態を示す図である。 従来から実施されている沸騰水型の原子炉(BWR)の圧力容器と炉内構造物を示す概略構成図である。 ジェットポンプの構成を示す正面図である。
符号の説明
1 原子炉圧力容器
7 ジェットポンプ
8 ライザ管
9 インレットミキサ
10 ディフーザ
11a,11b,11c サポート
12,16 計測管
27 上部クランプユニット
28 下部クランプユニット
29 トーチ上下位置調整ユニット
30,36 溶接トーチ
31 計測管破断部
32 突合せユニット
33 前後調整ユニット
34 誘い込みユニット
35 クランプユニット
37 シールユニット
38 AVC駆動部
39 トーチ角度駆動部
40 上下駆動部
41 回転駆動部
42 シールル溶接機
44 シール溶接機制御盤
50 仮付け溶接機

Claims (1)

  1. 沸騰水型原子炉のジェットポンプに設けられた差圧計測管の破断部を補修するジェットポンプ差圧計測管の補修装置において、
    計測管の破断部を突き合わせ、炉水中で前記計測管の破断部の仮付け溶接を行う仮付け溶接機と、
    仮付け終了後、前記仮付け溶接機を取り外した後溶接位置に設置され、少なくとも溶接位置が水上に露出する位置まで前記炉水を排水し、露出した破断部の全周を気中雰囲気下でシール溶接するシール溶接機と、
    を備え、
    前記仮付け溶接機が、
    破断した計測管の破断部を挟んでそれぞれを保持するクランプ手段と、
    破断によりジェットポンプのディフューザの側面に対して離脱した側の第1の計測管の位置を前記ディフューザの側面に支持された側の第2の計測管の端面に対して芯合わせを行う第1の調整手段と、
    前記第1の調整手段による調整が行われた状態で、前記第1の計測管の端面を前記第2の計測管の端面に対して突き合わせる第2の調整手段と、
    突き合わされた第1及び第2の計測管の突き合わせ部を1個所以上水中で仮付け溶接する第1の溶接手段と、
    前記溶接手段の溶接ヘッドを前記突き合わせ部に位置させる第3の調整手段と、
    を含み、
    前記シール溶接機が、
    前記第1の計測管を保持するクランプ手段と、
    前記破断部の外周を溶接するトーチを含む第2の溶接手段と、
    前記第2の溶接手段の前記計測管の軸方向の位置を調整する第4の調整手段と、
    前記第2の溶接手段の溶接ヘッドを前記破断部の外周に沿って少なくとも一周移動させる駆動手段と、
    前記溶接ヘッドの上部に設けられ、溶接部へのガスパージを行なうガスカーテンユニットと
    を含み、
    前記駆動手段によって前記第2の溶接手段の溶接ヘッドを前記差圧計測管の外周に沿って移動させながら前記差圧計測管の前記破断部を外周部からシール溶接すること
    を特徴とするジェットポンプ差圧計測管の補修装置。
JP2004016912A 2004-01-26 2004-01-26 ジェットポンプ差圧計測管の補修装置 Expired - Fee Related JP4298527B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004016912A JP4298527B2 (ja) 2004-01-26 2004-01-26 ジェットポンプ差圧計測管の補修装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004016912A JP4298527B2 (ja) 2004-01-26 2004-01-26 ジェットポンプ差圧計測管の補修装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005207983A JP2005207983A (ja) 2005-08-04
JP4298527B2 true JP4298527B2 (ja) 2009-07-22

Family

ID=34901913

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004016912A Expired - Fee Related JP4298527B2 (ja) 2004-01-26 2004-01-26 ジェットポンプ差圧計測管の補修装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4298527B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2463527A2 (en) 2010-12-10 2012-06-13 Kabushiki Kaisha Toshiba Jet pump measurement pipe repair method
US10283226B2 (en) 2012-01-24 2019-05-07 Kabushiki Kaisha Toshiba Method of repairing jet pump measuring pipe and repair device therefor
JP7229422B2 (ja) 2020-08-19 2023-02-27 Dic株式会社 硬化性樹脂、硬化性樹脂組成物、及び、硬化物

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5641750B2 (ja) * 2010-03-10 2014-12-17 株式会社東芝 沸騰水型原子炉のジェットポンプの支持構造

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2463527A2 (en) 2010-12-10 2012-06-13 Kabushiki Kaisha Toshiba Jet pump measurement pipe repair method
US9312036B2 (en) 2010-12-10 2016-04-12 Kabushiki Kaisha Toshiba Jet pump measurement pipe repair method
US10283226B2 (en) 2012-01-24 2019-05-07 Kabushiki Kaisha Toshiba Method of repairing jet pump measuring pipe and repair device therefor
JP7229422B2 (ja) 2020-08-19 2023-02-27 Dic株式会社 硬化性樹脂、硬化性樹脂組成物、及び、硬化物

Also Published As

Publication number Publication date
JP2005207983A (ja) 2005-08-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3604535B2 (ja) 原子炉の点検補修装置
US4440339A (en) Method of repairing housing of control rod driving system
CN104384674B (zh) 主泵电机转子屏蔽套与转子护环的机动钨极氩弧焊接方法
KR101745802B1 (ko) 가압기 히터 슬리브 보수용 자동 용접장치와 그 설치방법
US5583305A (en) Pipe clamping device
JP2006349596A (ja) 原子力容器の管台内面の切削方法および切削装置
JP2002168992A (ja) 原子炉圧力容器内補修方法及び補修装置
JP3514875B2 (ja) 遠隔炉内作業装置および方法
JP4298527B2 (ja) ジェットポンプ差圧計測管の補修装置
KR101028386B1 (ko) 회전식 용접장치
US5483033A (en) Apparatus and method for sequentially registering tool modules for a welding operation of a tube
KR101240275B1 (ko) 원자력 발전소 1차 계통 관통 노즐 정비용 자동 용접장치
JPH07132372A (ja) 水中加工装置
KR20140004534U (ko) 보완용접부를 포함하는 자동용접장치
JPH05329687A (ja) 切断・溶接装置
KR101745801B1 (ko) 가압기 히터 슬리브 보수용 자동 용접장치
JP4119321B2 (ja) 亀裂補修溶接方法
JP4045635B2 (ja) 原子炉圧力容器内配管の接合方法及びその方法に用いる開先合わせ治具
KR200409916Y1 (ko) 증기발생기 전열관의 보링장치
CN113999949A (zh) 一种炼钢转炉氧枪修复装置及其修复方法
JP2001347392A (ja) 欠陥補修方法および欠陥補修装置
JP2004209515A (ja) ジェットポンプ計測配管の水中レーザ溶接補修方法およびレーザ溶接装置
JPH08105990A (ja) 原子炉内構造物の据付け方法及びその方法に用いる原子炉シュラウド溶接機並びにその方法に用いる原子炉シュラウド吊具兼芯測定装置
KR101438560B1 (ko) 노즐 가공, 검사, 및 용접 일체형 장치
JP4316130B2 (ja) 炉心スプレイ系配管取替工法

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20050720

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050928

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060613

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20071206

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20071206

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20081120

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20081209

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090206

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090331

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090415

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120424

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120424

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130424

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140424

Year of fee payment: 5

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees