JP4298483B2 - 断熱容器、及び外装用断熱シート - Google Patents

断熱容器、及び外装用断熱シート Download PDF

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Description

本発明は、食品や飲料等の高温な被収容物を収容する有底筒状の容器本体と、該容器本体の周壁を覆う外装体とで構成された断熱容器、及び前記外装体を成形するための外装用断熱シートに関する。詳しくは、容器本体の周壁を覆う筒状部を備えた外装体が熱収縮性を有する外装用断熱シートから成形された断熱容器、及び前記外装体を成形するための熱収縮性を有する外装用断熱シートに関する。
従来から、熱湯を注いで飲食するスープや麺類等のインスタント食品や、別途加熱した飲料等の高温な被収容物を入れる容器として、種々の断熱容器が提供されている。かかる断熱容器として、図1に示す如く、射出成形やブロー成形等の成形方法により有底筒状に成形された容器本体1と、該容器本体1の周壁10を覆う外装体2とを備え、容器本体1と外装体2との間に空間Eが形成された断熱容器がある。該断熱容器は、容器本体1と外装体2との間に前記空間Eを形成することで、容器本体1に収容した被収容物の熱が、使用者が把持する外装体2に伝わりにくいようになっている。
前記外装体2は、熱収縮性を有する外装用断熱シートを筒状にしたものを凸型に外嵌し、該外装用断熱シートを主に外方から所定温度に加熱して熱収縮させることにより、容器本体1の周壁10を覆う筒状部20と、該筒状部20の下端を基端にして筒状部20の中心に向けて延出した環状延出部24とが形成されている。なお、凸型に外嵌した外装用断熱シートSに対して主に外方から熱を加えるようにしているのは、凸型の熱によって外装用断熱シートが収縮してしまい、外装用断熱シートを凸型に完全に外嵌できなくなるのを防止するためである。
外装体2の上端開口部はカール処理が施されてカール部22が形成されており、容器本体1の開口端縁部に形成された断面コの字状のフランジ部12にカール部22を嵌合することで、容器本体1に対して外装体2が組み付けられている。
該外装体2は、使用者に把持されるものであり、更に使用者に視認されるものであるため、使用者が把持しても火傷を負うことことのないように断熱性を要することは基より、装飾性も重視されるものである。そのため、外装用断熱シートSには、熱収縮性を有する発泡樹脂シートに対し、一方の面に印刷層が形成され、前記発泡樹脂シートと熱収縮率が略同一の非発泡樹脂シートを積層したものが考えられている。
すなわち、外装用断熱シートは、断熱だけを考えると発泡樹脂シートだけで構成しても十分であるが、該外装体の装飾性を勘案すれば、表面が梨地状の発泡樹脂シートに印刷を施しても満足できる印刷にはならないため、表面が平滑な非発泡樹脂シートの一方の面に印刷層を形成し、該非発泡樹脂シートを発泡樹脂シートに接着剤を介して貼り合したものが採用されている。これにより、成形後の外装体は、断熱効果に優れ、且つ良質な印刷を備えたものとなる。
しかしながら、上記構成の断熱容器の外装体を作製するにあたり、熱収縮率を同じくする発泡樹脂シートと非発泡樹脂シートとを積層した外装用断熱シートを用い、筒状にした前記外装用断熱シートの外面側から熱をかけて外装用断熱シートを凸型に沿うように収縮させるようにしているため、成形時の加熱収縮過程で発泡樹脂シートと非発泡樹脂シートとの間に温度伝達の差が生じてしまい、周方向における非発泡樹脂シートの熱収縮に発泡樹脂シートの熱収縮が追従することができず、成形後において外装体にシワや引けが発生する場合があった。特に、大きく曲げられるカール部22の付近や、環状延出部24においてはシワの発生が顕著であり、当該断熱容器の商品価値を低下させるといった問題があった。
そこで、本発明は、斯かる実情に鑑み、有底筒状の容器本体を覆う外装体を作製するに当たり、該外装体にシワや引け等が発生することなく、外観良好で且つ断熱性に優れた断熱容器、及び外装用断熱シートを提供しようとするものである。
本発明にかかる断熱容器は、高温な被収容物を収容する有底筒状の容器本体と、該容器本体の周壁との間に空間を形成するように該周壁を覆う筒状部を備えた外装体とで構成され、熱収縮性を有する発泡樹脂シートと一方の面に印刷層が形成された熱収縮性を有する非発泡樹脂シートとが積層されてなる外装用断熱シートを、前記発泡樹脂シートが内側になるように筒状にして凸型を包囲し、該外装用断熱シートを非発泡樹脂シート側から加熱して熱収縮させることで、前記外装体が成形されてなる断熱容器であって、前記非発泡樹脂シートは、一定温度のグリセリンバスに10秒間浸漬した状態における110℃〜120℃の全温度範囲での前記筒状部の周方向となる一方向、及び該一方向と直交する方向の熱収縮率が、発泡樹脂シートの前記一方向、及び該一方向と直交する方向の熱収縮率よりも小さく設定され、前記発泡樹脂シートは、120℃のグリセリンバスに10秒間浸漬した状態の前記一方向と直交する方向の熱収縮率が10%〜20%に設定される一方、前記非発泡樹脂シートは、120℃のグリセリンバスに10秒間浸漬した状態の前記一方向と直交する方向の熱収縮率が1%〜3%に設定されてなることを特徴とする。なお、「筒状にして凸型を包囲」とは、外装用断熱シートを予め筒状にしてから凸型に外嵌し、凸型を包囲することは勿論のこと、凸型に対して外装用断熱シートを巻き付けることにより、筒状にして凸型を包囲することも含む概念である。
上記構成の断熱容器の非発泡樹脂シートは、一定温度のグリセリンバスに10秒間浸漬した状態における110℃〜120℃の全温度範囲での前記筒状部の周方向となる一方向、及び該一方向と直交する方向(以下、他方向という)の熱収縮率が、発泡樹脂シートの前記一方向、及び他方向の熱収縮率よりも小さく設定されているので、該外装用断熱シートを加熱して外装体に成形するに際し、非発泡樹脂シートの熱収縮に追従するように、発泡樹脂シートが熱収縮することになり、成形後の外装体にシワや引け等が発生することが確実に防止される。
具体的には、筒状にした外装用断熱シートの外面側から加熱すると、その熱は、外装用断熱シートの非発泡樹脂シートを介して発泡樹脂シートに伝達することになるが、非発泡樹脂シートは、当該外装用断熱シートに対する加熱過程で通過する温度範囲(110℃〜120℃)に相当する一定温度のグリセリンバスに10秒間浸漬した状態における110℃〜120℃の全温度範囲での筒状部の周方向となる一方向、及び筒状部の軸方向となる他方向の熱収縮率が、発泡樹脂シートより小さく設定されているので、加熱収縮時に非発泡樹脂シートが発泡樹脂シートよりも先に大きく収縮することがなく、非発泡樹脂シートと発泡樹脂シートとの熱収縮のタイミングのズレが少なく、該外装用断熱シートが前記一方向、及び他方向に収縮することになる。したがって、外装体は、シワや引け等が発生することがなく外観良好なものとなる。その上、外装体は、発泡樹脂シートを構成の一部としているので、優れた断熱効果を奏し得る。
本発明にかかる外装用断熱シートは、熱収縮性を有する発泡樹脂シートと、一方の面に印刷層が形成された熱収縮性を有する非発泡樹脂シートとが積層されてなり、前記発泡樹脂シートが内側になるように筒状にして凸型を包囲し、非発泡樹脂シート側から加熱して熱収縮させることで、高温な被収容物を収容する有底筒状の容器本体の周壁との間に空間を形成するように該周壁を覆う筒状部を備えた外装体に成形される外装用断熱シートであって、前記非発泡樹脂シートは、一定温度のグリセリンバスに10秒間浸漬した状態における110℃〜120℃の全温度範囲での前記筒状部の周方向となる一方向、及び該一方向と直交する方向の熱収縮率が、発泡樹脂シートの前記一方向、及び該一方向と直交する方向の熱収縮率よりも小さく設定され、前記発泡樹脂シートは、120℃のグリセリンバスに10秒間浸漬した状態の前記一方向と直交する方向の熱収縮率が10%〜20%に設定される一方、前記非発泡樹脂シートは、120℃のグリセリンバスに10秒間浸漬した状態の前記一方向と直交する方向の熱収縮率が1%〜3%に設定されてなることを特徴とする。なお、「筒状にして凸型を包囲」とは、外装用断熱シートを予め筒状にしてから凸型に外嵌し、凸型を包囲することは勿論のこと、凸型に対して外装用断熱シートを巻き付けることにより、筒状にして凸型を包囲することも含む概念である。
上記構成の外装用断熱シートの非発泡樹脂シートは、一定温度のグリセリンバスに10秒間浸漬した状態における110℃〜120℃の全温度範囲での前記筒状部の周方向となる一方向、及び該一方向と直交する方向(以下、他方向という)の熱収縮率が、発泡樹脂シートの前記一方向、及び他方向の熱収縮率よりも小さく設定されているので、該外装用断熱シートを加熱して外装体に成形するに際し、非発泡樹脂シートの熱収縮に追従するように、発泡樹脂シートが熱収縮することになり、成形後の外装体にシワや引け等が発生することが確実に防止される。
具体的には、筒状にした外装用断熱シートの外面側から加熱すると、その熱は、外装用断熱シートの非発泡樹脂シートを介して発泡樹脂シートに伝達することになるが、非発泡樹脂シートは、当該外装用断熱シートに対する加熱過程で通過する温度範囲(110℃〜120℃)に相当する一定温度のグリセリンバスに10秒間浸漬した状態における110℃〜120℃の全温度範囲での筒状部の周方向となる一方向、及び筒状部の軸方向となる他方向の熱収縮率が、発泡樹脂シートより小さく設定されているので、加熱収縮時に非発泡樹脂シートが発泡樹脂シートよりも先に大きく収縮することがなく、非発泡樹脂シートと発泡樹脂シートとの熱収縮のタイミングのズレが少なく、該外装用断熱シートが前記一方向、及び他方向に収縮することになる。したがって、外装体は、シワや引け等が発生することがなく外観良好なものとなる。その上、外装体は、発泡樹脂シートを構成の一部としているので、優れた断熱効果を奏し得る。
本発明にかかる断熱容器は、有底筒状の容器本体を覆う外装体を作製するに当たり、該外装体にシワや引け等が発生することなく、外観良好で且つ断熱性に優れているといった効果を奏するものである。
本発明にかかる外装用断熱シートは、有底筒状の容器本体を覆う外装体を作製するに当たり、該外装体にシワや引け等が発生することなく、外観良好で且つ断熱性に優れているといった効果を奏するものである。
以下、本発明の一実施形態にかかる断熱容器について、添付図面を参酌しつつ説明する。本実施形態にかかる断熱容器は、図1に示す如く、有底筒状の容器本体1と、該容器本体1の周壁10を覆う外装体2とで構成されている。
前記容器本体1は、射出成形、ブロー成形、真空成形、或いは圧空成形等の成形方法により成形された樹脂成形品である。該容器本体1は、周壁10が下端側ほど径が小さくなるように円筒状に形成されている。該容器本体1は、周壁10の上端に環状の接続部11が外方の向けて延設され、該接続部11の外周縁に、下方に向けて開放した断面コの字状で環状のフランジ部12の内周側の片12bの下端が接続されている。
前記フランジ部12の外周側の片12aには、内周側の片12b側に膨出した係合用凸部13,13…が周方向に所定の間隔をおいて複数形成されている。
前記外装体2は、熱収縮性を有する外装用断熱シートから成形されており、前記容器本体1の周壁10に対向するように、周壁10を覆う筒状部20と、該筒状部20の下端を基端に、当該筒状部20の内部に向けて延設された環状延出部24とを備えている。
前記筒状部20の上端部には、外側に向けてカールしたカール部22が形成されている。該カール部22は、前記容器本体1のフランジ部12内に嵌め入れ、その状態で、前記係合用凸部13,13…と係合するように形状設定されている。
前記環状延出部24は、筒状部20の下端を基端に、筒状部20の内側に折り返された環状部21と、環状部21の内周縁から筒状部20の中心に向けて延設された水平環状部23とで構成されている。前記環状部21は、先端側(内周縁側)が筒状部20の内周面に対して離間するように形成されており、先端(内周縁)が基端(外周縁)より筒状部20の内部側に位置して、先端側ほど先細りするようにテーパー状をなしている。また、水平環状部23は、ドーナツ板状に形成されており、外周縁が前記環状部21の内周縁に接続されている。
上記構成の断熱容器は、筒状部20の内周面と容器本体1の周壁10の外周面とが対向するように、容器本体1を外装体2に嵌め入れ、カール部22を容器本体1のフランジ部12に嵌合することで、容器本体1の周壁10と外装体2の筒状部20との間に空間Eが形成されている。この状態で、環状部21の先端及び水平環状部23の内面は、容器本体1の底部と略接触状態をなしている。
次に、上記構成の外装体2の製造工程について説明する。なお、外装体2についての製造工程の説明に先立って、外装体2の成形材料である外装用断熱シートS、及び該外装用断熱シートSを外装体2に成形する凸型3、プレス型4について説明する。
前記外装用断熱シートSは、図2に示す如く、熱収縮性を有する発泡樹脂シートS1と、文字や図柄等を裏印刷した印刷層Pが一方の面に形成された熱収縮性を有する非発泡樹脂シートS2とが積層されたものである。積層方法としては、ドライラミネート法が好ましい。すなわち、外装用断熱シートSは、非発泡樹脂シートS2の前記印刷層Pに接着剤Xが塗布され、該接着剤X中の溶剤が乾燥した後、該接着剤Xを介して発泡樹脂シートS1に貼着されて積層状態をなしたものである。なお、前記非発泡樹脂シートS2は、透明度の高いものが採用されており、印刷層Pの図柄等を非発泡樹脂シートS2の他方の面から視認できるようになっている。また、図柄等(印刷層P)は、非発泡樹脂シートS2を介することで光沢を持ったものとなっており、装飾性の高いものとなっている。
前記接着剤Xには、ポリエーテルポリウレタン系のものが採用されており、硬化剤にエキポシ系のものが、希釈材にアルコール系のものが採用されており、塗布量は、約15g/m2に設定されている。なお、接着剤Xとしては、他のウレタン系やアクリル系のラミネート用のものを採用することもできる。
前記発泡樹脂シートS1は、発泡倍率が2〜10倍(好ましくは2.5倍〜7倍)の発泡ポリスチレン製のシートが採用されており、厚さが0.1〜1.0mm(好ましくは0.2〜0.5mm)に設定されている。該発泡樹脂シートS1としては、汎用性ポリスチレンを各種発泡剤によって発泡させたものや、ポリスチレンにブタジエン、アクリロニトリル、メタクリル酸、アクリル酸、アクリル酸エステル類を共重合させたコポリマを主成分とし、且つそのスチレン成分を50%以上(好ましくは70%以上)含有したものを各種発泡剤によって発泡したもの等を採用することができる。
本実施形態にかかる発泡樹脂シートS1は、一方向(筒状部20の周方向となる方向)の熱収縮率が、100℃で10%以下(好ましくは5%以下)、且つ110℃で35%〜50%、120℃で45%〜60%、160℃で60%以上である。また、該発泡樹脂シートS1は、一方向と直交する方向(筒状部20の軸線方向となる方向(以下、他方向という))の熱収縮率が、100℃で2%以下(好ましくは1%以下)、且つ110℃で4%〜10%、120℃で10〜20%である。なお、本実施形態でいう熱収縮率とは、JIS Z―1709(収縮包装用フィルム)の試験方法に基づき、浴液にグリセリンを採用し、設定した温度で略一定に保つ恒温浴槽内のグリセリン(グリセリンバス)に10秒間浸漬した状態における熱収縮率を意味するものである。
本実施形態にかかる非発泡樹脂シートS2は、熱収縮性を有するポリスチレン系フィルムである。具体的には、該非発泡樹脂シートS2は、実質的に延伸加工を施していないポリスチレン系(CPS)フィルムであり、一方向(筒状部20の周方向となる方向)の熱収縮率が、100℃で5%(好ましくは2%以下)、且つ110℃で8%〜25%、120℃で25%〜50%(好ましくは、30%〜45%)、160℃で60%以上である。さらに、該非発泡樹脂シートS2は、他方向(筒状部20の軸線方向となる方向)の熱収縮率が、100℃で0.5%以下、且つ110℃で0%〜5%、120℃で1%〜10%(好ましくは1%〜3%)である。
すなわち、上記構成の外装用断熱シートSは、当該外装用断熱シートSから外装体2を成形する際の加熱過程で通過する温度範囲(110℃〜120℃)での非発泡樹脂シートS2の一方向の熱収縮率が、発泡樹脂シートS1の一方向の熱収縮率よりも小さく設定されるとともに、非発泡樹脂シートS2の他方向の熱収縮率が、発泡樹脂シートS1の他方向の熱収縮率よりも小さく設定されている。
次に、前記凸型3及びプレス型4について説明すると、前記凸型3は、図3に示す如く、前記筒状部20の形状に対応して一端から他端に向けての外径が小さく設定されて、截頭円錐状(円錐台状)に形成されている。ここで、截頭円錐とは、円錐形状の中途部を中心線と直交する方向に切断し、先端側を除いた形状をいう。該凸型3は、小径に設定された他端面に、前記プレス型4が嵌め合わされる凹部30が形成され、該凹部30の内周面は、一端側に向けて先細りしたテーパー状に形成されている。前記プレス型4は、前記凹部30に嵌め合わされる凸部40を備えている。該凸部40は、前記環状延出部24(環状部21、水平環状部23)の形状に対応して截頭円錐状に形成されている。
上記構成の外装体2を製造するには、まず、前記一方向が長手方向になるように外装用断熱シートSを平面視矩形状に裁断し、図4(イ)に示す如く、該外装用断熱シートSの長手方向の両端部同士を貼着して筒状にする。そして、図4(ロ)に示す如く、凸型3の下端と筒状にした外装用断熱シートSの一端開口縁とを一致させて、前記凸型3の外周面を覆うように筒状にした外装用断熱シートSを外嵌(包囲)する。この状態で、筒状にした外装用断熱シートSの他端開口縁部は、凸型3の他端より外側に位置することになる。なお、平面視矩形状に裁断した前記外装用断熱シートSを凸型3の周囲に巻き付けて両端部同士を貼着し、凸型3を包囲するようにしてもよい。
そして、図4(ハ)に示す如く、外装用断熱シートSの外面(後述の非発泡樹脂シートS2側)を熱風A等で加熱する。すなわち、外装用断熱シートSの表面(非発泡樹脂シートS2)が120℃に加熱されるように、熱風送風口(図示しない)から140℃以上(140℃から300℃程度)の熱風を噴出させる加熱トンネルを通過させ、外装用断熱シートSを加熱する。そうすると、該外装用断熱シートSは、熱収縮性を有しているので、周方向に収縮して縮径し、凸型3の外周面に密接して筒状部20が形成されることになる。この際、非発泡樹脂シートS2が先に加熱されるため、従来であれば非発泡樹脂シートS2が先に収縮を開始することになるが、本実施形態にかかる外装用断熱シートSは、110℃〜120℃での筒状部20の周方向になる一方向、及び該一方向と直交する方向(他方向)における非発泡樹脂シートS2の熱収縮率が、発泡樹脂シートS1よりも小さいため、発泡樹脂シートS1と非発泡樹脂シートS2とがバランスをとった状態で熱収縮することになる。
そして、外装用断熱シートSの他端部は、前記環状延出部24を形成するのに50%以上(好ましくは60%以上)の収縮が必要であるため、外装用断熱シートS(特に他端部)を140℃〜160℃程度に更に加熱する。そうすると、図4(ニ)に示す如く、外装用断熱シートSの他端部が中心に向けて収縮して凸型3の軸心方向に倒れて水平環状(ドーナツ板状)をなすことになる。なお、前記凸型3は、主に非発泡樹脂シートS2を介して加熱され、直接熱風が当たることが少ないため、筒状にした外装用断熱シートSを凸型3に対して円滑に外嵌できるようにすべく、該凸型3の表面温度が約60℃〜70℃の温度範囲に留まるように、外装用断熱シートSに対する加熱温度、及び加熱時間(本実施形態においては約8秒)、凸型3の冷却時間が設定されている。つまり、先に行われた外装用断熱シートSに対する成形によって凸型3に伝達された熱で、次に成形される外装用断熱シートSを熱収縮させてしまわないように、外装用断熱シートSに対する加熱温度、及び加熱時間が設定されている。
そして、熱風Aによる外装用断熱シートSの加熱を停止し、図4(ホ)に示す如く、外装用断熱シートSの水平環状をなす他端部を、プレス型4でプレスする。この際、外装用断熱シートSに対する加熱を停止しているが、これまでの加熱によって外装用断熱シートSは軟化しているので、外装用断熱シートSの他端部は、プレス型4の凸部40によって、凸型3の上端周縁部を曲げ支点にして凸型3の凹部30内に押し込まれることになる。
そうすると、外装用断熱シートSの他端部には、周方向の収縮力が中心に向けて作用しているので、プレス型4の凸部40の外周面に接触していない部分が水平環状を維持した状態で筒状部20(凸型3の凹部30)の内部に押さえ込まれることになり、プレス型4の凸部40の外周に接触した部分で、筒状部20の一端(下端)を基端にしたテーパー状の環状部21が形成され、該環状部21の内周縁から筒状部20の中心に向けて延出した前記水平環状部23が形成されることになる。
この際、外装用断熱シートSには、熱収縮力が作用しているが、筒状部20が成形されたときと同様に、発泡樹脂シートS1と非発泡樹脂シートS2との熱収縮特性の差により、当該外装用断熱シートSは、外面側及び内面側がバランス状態を維持して収縮しており、筒状部20の周方向のシワ、及び軸線方向での引けの発生が防止されている。そして、プレス型4を凸型3から離間させ、当該凸型3を取り外すことで、筒状にした外装用断熱シートSからシワのない外観良好で、且つ断熱性に富んだ外装体2が形成されることになる。
以上のように、本実施形態にかかる外装用断熱シートによれば、熱収縮性を有する発泡樹脂シートS1及び非発泡樹脂シートS2が積層されて構成され、しかも、一定温度のグリセリンバスに10秒間浸漬した状態における110℃〜120℃の全温度範囲、すなわち、外装体2に成形する際の加熱過程で通過する温度範囲(110℃〜120℃)での非発泡樹脂シートS2の一方向の熱収縮率が、同じ温度条件での発泡樹脂シートの一方向の熱収縮率よりも小さく設定されているので、成形時(加熱時)において発泡樹脂シートS1を非発泡樹脂シートS2に追従させて(外面側及び内面側がバランスのとれた状態で)収縮させることができ、筒状部20の周方向におけるシワの発生を確実に防止することができる。
さらに、成形時の加熱過程で通過する温度範囲(110℃〜120℃)での非発泡樹脂シートS2の他方向の熱収縮率が、同じ温度条件での発泡樹脂シートS1の他方向の熱収縮率よりも小さく設定されているので、成形時に発泡樹脂シートS1を筒状部20の軸線方向で非発泡樹脂シートS2に追従して収縮させることができ、筒状部20の周方向におけるシワだけでなく筒状部20の軸線方向での引け等の発生も防止することができる。
また、非発泡樹脂シートの一方の面に印刷層Pを形成し、該印刷層Pを介して非発泡樹脂シートS2を発泡樹脂シートS1に貼着して外装用断熱シートSによって外装体2を成形したので、外面から視認される印刷層P(図柄や文字)が光沢のあるものとなり、当該断熱容器を装飾性に極めて優れたものにすることができる。
また、容器本体1の周壁10と外装体2の筒状部との間に空間Eを形成するとともに、発泡樹脂シートS1を備えた外装用樹脂シートSによって外装体2を成形するようにしたので、当該断熱容器を断熱性に極めて優れたものにすることができる。
発明者は、発泡樹脂シートS1と、非発泡樹脂シートS2との熱収縮差の適正を検証すべく、表1に示す如く、各温度での熱収縮率を異にする厚さが30μmに設定された5種類の非発泡樹脂シートS2(A、B、C、D、E)と、表2に示す如く、熱収縮特性を有する発泡樹脂シートS1とを貼り合わせて複数種類の外装用断熱シートSを作製し、各外装用断熱シートSで外装体2を作製して仕上がり状態を確認した。
なお、各非発泡樹脂シートS2(A、B、C、D,E)及び発泡樹脂シートS1の熱収縮特性は、表1、及び表2、並びに表1、表2の結果をグラフ化した図5に示す通りであり、これらの測定結果は、JIS Z―1709(収縮包装用フィルム)に規定された試験方法(所定温度で略一定に保つグリセリンバスに10秒間浸漬し、各温度での一方向、及び他方向の収縮率を測定する方法)に基づいて測定して得られたものである。また、表1及び表2において、MDとは、機械方向(シート成形時の搬送方向)であり、前記容器本体1の筒状部20の周方向となる一方向と一致する方向を示している。また、TDとは、機械方向と直交する方向であり、前記容器本体1の筒状部20の軸線方向となる前記他方向と一致する方向である。
その結果、表3に示す如く、表1に示した非発泡樹脂シートS2(A、B、C、D、E)と表2に示した発泡樹脂シートS1との組み合わせのうち、非発泡樹脂シートS2(B)と発泡樹脂シートS1とで構成した外装用断熱シートSを外装体2に成形した場合(比較例1)、筒状部20の軸線方向にシワや引けが発生し、非発泡樹脂シートS2(C)と発泡樹脂シートS1とで構成した外装用断熱シートSを外装体2に成形した場合(比較例2)も、シワや引けが発生した。すなわち、外装体2を成形する際の加熱過程で通過する温度範囲(110℃〜120℃)に相当する一定温度のグリセリンバスに浸漬した状態における110℃〜120℃の温度範囲でのTDの熱収縮率が発泡樹脂シートS1よりも非発泡樹脂シートS2(B,C)の方が大きくなる外装用断熱シートSから外装体2を成形した場合、外観が不良になることを確認することができた。
一方、非発泡樹脂シートS2(E)と発泡樹脂シートS1とで構成した外装用断熱シートSを外装体2に成形した場合(実施例3)、非発泡樹脂シートS2(E)は、110℃〜120℃の温度範囲でのTDの熱収縮率が発泡樹脂シートS1よりも低いが、発泡樹脂シートS1の熱収縮率に近づく傾向にあるため、若干の引けが生じるものもあったが、実用上問題のない程度であり、総じて良好であった。また、残りの非発泡樹脂シートS2(A,D)と発泡樹脂シートS1とで構成した外装用断熱シートSで外装体2を成形した場合(実施例1,2)、シワや引けが発生することなく、極めて良好なものとなった。すなわち、外装体2を成形する際の加熱過程で通過する温度(110℃〜120℃)に相当する一定温度のグリセリンバスに10秒間浸漬した状態における110℃〜120℃の全温度範囲でのMD、及びTDの熱収縮率が非発泡樹脂シートS2(A,D,E)の方が発泡樹脂シートS1よりも小さい外装用断熱シートSから外装体2を成形した場合、外観が良好になることを確認することができた。
以上の検証結果からも明らかのように、外装体2を成形する際の外装用断熱シートSに対する加熱過程で通過する温度範囲(110℃〜120℃)での非発泡樹脂シートS2の熱収縮率を発泡樹脂シートS1の熱収縮率よりも小さく設定することで、成形後の外装体2にシワや引けが発生するのを確実に防止することができることが判った。すなわち、外装体2を成形する際の加熱過程で通過する温度範囲(110℃〜120℃)に相当する一定温度のグリセリンバスに10秒間浸漬した状態における110℃〜120℃の全温度範囲での外装体2の筒状部20の周方向となる一方向(MD)の熱収縮率を、発泡樹脂シートS1よりも非発泡樹脂シートS2の方が小さくなる(非発泡樹脂シートS2よりも発泡樹脂シートS1の方が大きくなる)ように設定することで、外装部2の筒状部20の周方向にシワが発生するのを防止することができる。
また、外装体2を成形する際の加熱過程で通過する温度範囲(110℃〜120℃)に相当する一定温度のグリセリンバスに10秒間浸漬した状態における110℃〜120℃の全温度範囲での外装体2の筒状部20の軸線方向となる他方向(TD)の熱収縮率を、発泡樹脂シートS1よりも非発泡樹脂シートS2の方が小さくなる(非発泡樹脂シートS2よりも発泡樹脂シートS1の方が大きくなる)ように設定することで、環状延出部24やカール部22の形成に起因する筒状部20の軸線方向の引けの発生を防止することができる。
尚、本発明の断熱容器、及び外装用断熱シートは、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
すなわち、上記実施形態において、筒状にしたシート体の一端部を、プレス型4でプレスすることで、環状延出部24を環状部21、及び水平環状部23で構成するようにしたが、これに限定されるものではなく、例えば、環状部21、及び水平環状部23を形成することなく、環状延出部24を水平環状(ドーナツ板状)に形成した態様、すなわち、上記製造工程における図4(ニ)に示した態様のものや、外装体2を筒状部20のみで構成したものであってもよい。このような態様は、従来の外装用断熱シートではシワや引けが生じるが、上述の如く、非発泡樹脂シートS2の熱収縮率を発泡樹脂シートS1よりも小さくしておくことで、これらの問題を解決することができる。
上記実施形態において、外装用断熱シートSは、非発泡樹脂シートS2の一方の面に裏面印刷からなる印刷層Pを形成し、該印刷層Pに塗布された接着剤Xを介して発泡樹脂シートS1に貼着して形成したが、これに限定されるものではなく、例えば、非発泡樹脂シートS2の一方の面に表面印刷からなる印刷層Pを形成し、非発泡樹脂シートS2の他方の面に塗布した接着剤Xを介して発泡樹脂シートS1に貼着して外装用断熱シートSを構成するようにしてもよい。このようにしても、非発泡樹脂シートS2は、表面が平滑状態であるので、綺麗な印刷層Pを形成することができ、当該外装体2を装飾性に富むものにすることができる。
本発明の一実施形態にかかる断熱容器の半断面図を示す。 本実施形態にかかる外装用断熱シートの部分拡大断面図を示す。 本実施形態にかかる外装体の成形に用いる凸型、及びプレス型の正面図を示す。 本実施形態にかかる外装体の作製工程図であって、(イ)は、筒状にした外装用断熱シートを凸型に外嵌する状態を示し、(ロ)は、筒状にした外装用断熱シートを凸型に外嵌した状態を示し、(ハ)は、凸型に外嵌した外装用断熱シートを加熱している状態を示し、(ニ)は、外装用断熱シートが熱収縮して凸型に沿った状態を示し、(ホ)は、プレス型で外装体の環状部、及び水平環状部を成形している状態を示す。 表1及び表2のデータをグラフ化したものであって、種類の異なる非発泡樹脂シートの熱収縮特性、及び各非発泡樹脂シートに組み合わされる発泡樹脂シートの熱収縮特性を表すグラフを示す。
符号の説明
1…容器本体、10…周壁、11…接続部、12…フランジ部、12a,12b…片、13…係合用凸部、2…外装体、20…筒状部、21…環状部、22…カール部、23…水平環状部、24…環状延出部、3…凸型、30…凹部、4…プレス型、40…凸部、E…空間、S…外装用断熱シート、S1…発泡樹脂シート、S2…非発泡樹脂シート、P…印刷層、X…接着剤、A…熱風

Claims (2)

  1. 高温な被収容物を収容する有底筒状の容器本体と、該容器本体の周壁との間に空間を形成するように該周壁を覆う筒状部を備えた外装体とで構成され、熱収縮性を有する発泡樹脂シートと一方の面に印刷層が形成された熱収縮性を有する非発泡樹脂シートとが積層されてなる外装用断熱シートを、前記発泡樹脂シートが内側になるように筒状にして凸型を包囲し、該外装用断熱シートを非発泡樹脂シート側から加熱して熱収縮させることで、前記外装体が成形されてなる断熱容器であって、前記非発泡樹脂シートは、一定温度のグリセリンバスに10秒間浸漬した状態における110℃〜120℃の全温度範囲での前記筒状部の周方向となる一方向、及び該一方向と直交する方向の熱収縮率が、発泡樹脂シートの前記一方向、及び該一方向と直交する方向の熱収縮率よりも小さく設定され、前記発泡樹脂シートは、120℃のグリセリンバスに10秒間浸漬した状態の前記一方向と直交する方向の熱収縮率が10%〜20%に設定される一方、前記非発泡樹脂シートは、120℃のグリセリンバスに10秒間浸漬した状態の前記一方向と直交する方向の熱収縮率が1%〜3%に設定されてなることを特徴とする断熱容器。
  2. 熱収縮性を有する発泡樹脂シートと、一方の面に印刷層が形成された熱収縮性を有する非発泡樹脂シートとが積層されてなり、前記発泡樹脂シートが内側になるように筒状にして凸型を包囲し、非発泡樹脂シート側から加熱して熱収縮させることで、高温な被収容物を収容する有底筒状の容器本体の周壁との間に空間を形成するように該周壁を覆う筒状部を備えた外装体に成形される外装用断熱シートであって、前記非発泡樹脂シートは、一定温度のグリセリンバスに10秒間浸漬した状態における110℃〜120℃の全温度範囲での前記筒状部の周方向となる一方向、及び該一方向と直交する方向の熱収縮率が、発泡樹脂シートの前記一方向、及び該一方向と直交する方向の熱収縮率よりも小さく設定され、前記発泡樹脂シートは、120℃のグリセリンバスに10秒間浸漬した状態の前記一方向と直交する方向の熱収縮率が10%〜20%に設定される一方、前記非発泡樹脂シートは、120℃のグリセリンバスに10秒間浸漬した状態の前記一方向と直交する方向の熱収縮率が1%〜3%に設定されてなることを特徴とする外装用断熱シート。
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