JP4296503B2 - 情報処理装置および方法、並びにプログラム - Google Patents

情報処理装置および方法、並びにプログラム Download PDF

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Description

本発明は、情報処理装置および方法、並びにプログラムに関し、特に、例えば、番組とCM(Commercial)が混在するコンテンツ全体から、CMを正確に切り出すことができるようにする情報処理装置および方法、並びにプログラムに関する。
例えば、録画したテレビジョン番組中のCMのスキップ手法には、そのほとんどが15秒間、または30秒間だけ放送されるという特徴から、ユーザ操作に応じて15秒、または30秒単位で早送りを行なう手動スキップ手法や、2ヶ国語放送、ステレオ放送などのように、音声のモードがCMのときと本放送(番組放送)のときとで異なることを利用して、CMの音声モードであるステレオ放送の間だけ、早送りを自動的に行うスキップ手法がある。
また、CMをスキップしたり、自動的にカットしたりするためのCMを認識する技術としては、例えば、特許文献1に開示されているように、CMの開始位置を表す無音区間やシーンチェンジの発生を検出し、それらの発生位置からCMの終了部分を推測する技術がある。
特開2000−165796号公報
このように、テレビジョン放送中からCMをスキップする技術が各種提案されているものの、例えば、上述した手動による手法の場合、当然、ユーザは、CMが始まるたびにスキップ操作を行なう必要があり、手間かかる。また、スキップ操作は人間が行う操作である以上、CMが始まったことを認識してから操作を行うまでに僅かではあるが時間がかかり、CMスキップ後の、本放送の頭出しを正確に行なうことが難しい。
さらに、例えば、本放送と同じモノラル音声でCMも放送されるといったように、CMのときと本放送のときとで音声モードが同じ放送も存在し、このような場合においては、音声モードの違いを検出して行う上述したスキップ手法ではCMが正確に認識されず、スキップも正確に行われない。
一方、特許文献1に開示されているように、無音区間やシーンチェンジの発生を検出してCMを認識する場合、本放送中に無音区間やシーンチェンジが発生したとき、それ以降の本放送の部分がCMとして認識されたり、反対に、CM中に無音区間やシーンチェンジが複数回発生した場合、CM部分だけを正確に認識することができないことがあるという課題があった。
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、例えば、テレビジョン放送中のCMを正確に切り出すことができるようにするものである。
本発明の情報処理装置は切り出しの対象とするCMを構成する複数のデータ単位のうち、一部の連続するデータ単位からなる一区間のデータから一意に求められた値と、その値が求められた一区間と、一区間の位置を基準として表される切り出し範囲含む、切り出しの対象とするCM毎に用意される切り出し情報を選択する選択手段と、選択手段により選択された切り出し情報に含まれる一区間と同じ数のデータ単位からなる区間であって、切り出し情報に含まれる一意に求められた値と同じ値が求められる、コンテンツ全体のうちの所定の位置にある一区間を検出する第1の検出手段と、第1の検出手段により所定の位置にある一区間が検出されたとき、選択手段により選択された切り出し情報に含まれる切り出し範囲に基づいて、切り出しの対象とするCMを切り出す切り出し手段とを備える
本発明の情報処理装置は、コンテンツ全体における、切り出し手段により切り出されたCMの位置を表すメタデータを生成する生成手段をさらに備えるようにすることができる。
本発明の情報処理装置は、切り出し情報を記憶する記憶手段をさらに備えるようにすることができる。
本発明の情報処理装置は、ネットワークを介して接続されるサーバから切り出し情報をダウンロードすることにより、記憶手段により記憶されている切り出し情報を更新する更新手段をさらに備えるようにすることができる。
本発明の情報処理方法は切り出しの対象とするCMを構成する複数のデータ単位のうち、一部の連続するデータ単位からなる一区間のデータから一意に求められた値と、その値が求められた一区間と、一区間の位置を基準として表される切り出し範囲含む、切り出しの対象とするCM毎に用意される切り出し情報を選択する選択ステップと、選択ステップの処理により選択された切り出し情報に含まれる一区間と同じ数のデータ単位からなる区間であって、切り出し情報に含まれる一意に求められた値と同じ値が求められる、コンテンツ全体のうちの所定の位置にある一区間を検出する検出ステップと、検出ステップの処理により所定の位置にある一区間が検出されたとき、選択ステップの処理により選択された切り出し情報に含まれる切り出し範囲に基づいて、切り出しの対象とするCMを切り出す切り出しステップとを含む
本発明のプログラムは切り出しの対象とするCMを構成する複数のデータ単位のうち、一部の連続するデータ単位からなる一区間のデータから一意に求められた値と、その値が求められた一区間と、一区間の位置を基準として表される切り出し範囲含む、切り出しの対象とするCM毎に用意される切り出し情報を選択する選択ステップと、選択ステップの処理により選択された切り出し情報に含まれる一区間と同じ数のデータ単位からなる区間であって、切り出し情報に含まれる一意に求められた値と同じ値が求められる、コンテンツ全体のうちの所定の位置にある一区間を検出する検出ステップと、検出ステップの処理により所定の位置にある一区間が検出されたとき、選択ステップの処理により選択された切り出し情報に含まれる切り出し範囲に基づいて、切り出しの対象とするCMを切り出す切り出しステップとを含む処理をコンピュータに実行させる
本発明の情報処理装置および方法、並びにプログラムにおいては切り出しの対象とするCMを構成する複数のデータ単位のうち、一部の連続するデータ単位からなる一区間のデータから一意に求められた値と、その値が求められた一区間と、一区間の位置を基準として表される切り出し範囲含む、切り出しの対象とするCM毎に用意される切り出し情報が選択され、切り出し情報に含まれる一区間と同じ数のデータ単位からなる区間であって、切り出し情報に含まれる一意に求められた値と同じ値が求められる、コンテンツ全体のうちの所定の位置にある一区間が検出される。また、所定の位置にある一区間が検出されたとき、切り出し情報に含まれる切り出し範囲に基づいて、所定のコンテンツが切り出される。
本発明によれば、切り出しの対象とするコンテンツがCMである場合、コンテンツ全体からCMを正確に切り出すことができる。
また、本発明によれば、コンテンツの切り出しに用いられる切り出し情報を更新することができる。
以下、本発明の実施の形態について図を参照して説明する。
図1は、本発明を適用した情報処理装置1の構成例を示すブロック図である。
CPU(Central Processing Unit)11は、ROM(Read Only Memory)12に記憶されているプログラム、または、記憶部17からRAM(Random Access Memory)13にロードされたプログラムに従って各種の処理を実行する。RAM13にはまた、CPU11が各種の処理を実行する上において必要なデータなどが適宜記憶される。
CPU11、ROM12、およびRAM13は、バス14を介して相互に接続される。このバス14にはまた、入出力インタフェース15も接続される。
入出力インタフェース15に接続されるコンテンツ受信部16は、図示せぬアンテナから供給されてくる信号を受信し、本放送であるテレビジョン番組と、CM(Commercial)を含む放送コンテンツを取得する。アンテナにおいては、地上ディジタル放送、BS(Broadcasting Satellite)/CS(Communications Satellite)ディジタル放送などの各種のディジタル放送波が受信される。コンテンツ受信部16により取得された放送コンテンツは、例えば、入出力インタフェース15を介して記憶部17に供給され、記憶される。
入出力インタフェース15には、記憶部17、通信部18も接続される。
記憶部17は、ハードディスクなどより構成され、コンテンツ受信部16から供給されてきた放送コンテンツなどを記憶する。記憶部17に記憶された放送コンテンツは、適宜、CPU11により読み出され、放送コンテンツ全体からCMが切り出される。ここで、「切り出し」とは、放送コンテンツ全体のうち、テレビジョン番組部分とCM部分とを区別して扱うことができるようにすることをいう。
通信部18は、ネットワークを介しての通信処理を行う。例えば、通信部18は、放送コンテンツ全体からCMを切り出すときにCPU11により参照されるファイル(後述するパターンファイル)を、ネットワークに接続されるサーバからダウンロードする処理などを行う。
入出力インタフェース15にはまた、必要に応じてドライブ19が接続され、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、或いは半導体メモリなどよりなるリムーバブルメディア20が適宜装着され、それから読み出されたコンピュータプログラムが、必要に応じて記憶部17にインストールされる。また、コンテンツ受信部16により受信されたものではなく、リムーバブルメディア20に記憶されている放送コンテンツが情報処理装置1において処理される場合、ドライブ19により読み出された放送コンテンツは、入出力インタフェース15を介して記憶部17に供給され、記憶される。
このような構成を有する情報処理装置1においては、上述したように、放送コンテンツ全体からCMが切り出され、その切り出し位置(CMの位置)を表すメタデータが放送コンテンツに付加される。CMの切り出しは、CM毎に用意されるパターンファイルを用いて行われる。
あるCMを検出するときに用いられるパターンファイルには、例えば、そのCMのデータ全体(CMの先頭から最後までのビット列)から求められたチェックサムと、チェックサムを求めたCMの範囲、および、その、チェックサムを求めた範囲の位置を基準として表されるCMの開始位置、終了位置が記述されている。すなわち、それぞれのCMのチェックサムがいずれかの装置において予め求められており、パターンファイルには、そのようにして予め求められたチェックサムが記述されている。
図2は、CMの開始位置、終了位置の特定の例を示す図である。
例えば、図2に示すように、CM1、CM2、番組1、CM3、CM4が、その順番で時系列的に並ぶMPEG(Moving Picture Experts Group)2規格の放送コンテンツについて考える。ここで、CM1はGOP(Group Of Picture)1および2からなり、CM2はGOP3乃至6からなるものとする。また、番組1はGOP7乃至N+1からなり、CM3はGOP N+2乃至N+5からなり、CM4はGOP N+6およびN+7からなるものとする。さらに、情報処理装置1にはCM1乃至4のそれぞれのパターンファイルが用意されているものとする。
情報処理装置1においては、例えば、始めに、CM1のパターンファイルが選択され、選択されたパターンファイルの記述に基づいて、放送コンテンツ全体におけるCM1の位置が特定される。具体的には、CM1のパターンファイルには、CM1を検出するためのチェックサムを求める範囲が「2GOP」であることが記述されており、情報処理装置1においては、放送コンテンツ全体を構成するGOPのうちの2GOPを1単位としてチェックサムが求められる。
例えば、GOP1とGOP2、GOP2とGOP3、GOP3とGOP4、・・・というように、2GOPのデータを1単位としてチェックサムが求められ、求められたチェックサムの中に、選択しているパターンファイルに記述されているチェックサム(CM1全体から予め求められた「チェックサム1」)と一致するものがあるか否かが判定される。
この例においては、いま、CM1のパターンファイルが選択されているから、それに記述されているチェックサム1は、GOP1とGOP2を1単位として求められたチェックサムと一致し、情報処理装置1においては、GOP1とGOP2は、CM1のGOPであるとして認識される。また、CM1のパターンファイルには、チェックサムを求めた範囲が、CM1の開始位置から終了位置までの範囲(CM1全体)であることが記述されており、情報処理装置1においては、GOP1の先頭がCM1の開始位置であり、GOP2の末尾がCM1の終了位置であるとして特定される。
同様に、CM2の位置を特定する場合、選択されたCM2のパターンファイルには、CM2を検出するためのチェックサムを求める範囲が「4GOP」であることが記述されており、情報処理装置1においては、放送コンテンツ全体を構成するGOPのうちの4GOPを1単位としてチェックサムが求められる。
例えば、GOP1乃至4、GOP2乃至5、GOP3乃至6、・・・というように、4GOPのデータを1単位としてチェックサムが求められ、求められたチェックサムの中に、選択しているパターンファイルに記述されているチェックサム(CM2全体から予め求められた「チェックサム2」)と一致するものがあるか否かが判定される。
この例においては、いま、CM2のパターンファイルが選択されているから、それに記述されているチェックサム2は、GOP3乃至6を1単位として求められたチェックサムと一致し、情報処理装置1においては、GOP3乃至6は、CM2を構成するGOPであると認識される。また、CM2のパターンファイルには、チェックサムを求めた範囲が、CM2の開始位置から終了位置までの範囲(CM2全体)であることが記述されており、情報処理装置1においては、GOP3の先頭がCM2の開始位置であり、GOP6の末尾がCM2の終了位置であるとして特定される。
以下、同様に、情報処理装置1に用意されているパターンファイルが順次選択され、それぞれのCMの位置(開始位置、終了位置)が特定される。CMの開始位置、終了位置が特定されたとき、特定されたCMの開始位置と終了位置を表すメタデータが生成される。
以上のことから、1つのパターンファイルは、それによりチェックサム等が表される1つのCMを切り出すためのヒントを情報処理装置1に与えるものであるといえる。
生成されたメタデータは、例えば、放送コンテンツを再生する場合にCMをスキップするときや、CMを除いて、テレビジョン番組(本放送の部分)だけをDVD(Digital Versatile Disc)などのリムーバブルメディア20に記憶させるときなどに用いられる。
例えば、図2のCM1乃至4の開始位置と終了位置が特定された場合、GOP7乃至N+1以外の部分は再生されずにスキップされたり、GOP7乃至N+1からなる番組1の部分だけがリムーバブルメディア20に記憶されることになる。
このように、情報処理装置1は、パターンファイルの記述に従って所定の単位でチェックサムを求め、それが、選択しているパターンファイルに記述されているチェックサムと一致するか否かを判定するだけであるから、無音区間やシーンチェンジを検出して、それらが検出された位置から15秒間、或いは30秒間をCM部分として扱うといったように、無音区間やシーンチェンジの検出結果からCMの位置を特定する場合に較べて、確実に、CMの位置を特定することができる。
すなわち、無音区間やシーンチェンジの検出結果からCMの位置を特定する場合、無音区間やシーンチェンジがCM中に存在するときには放送コンテンツ中のテレビジョン番組の部分も含めてCMの位置として誤って特定してしまうことがあるが、そのような誤った特定を防止することができる。
CMの位置を特定する情報処理装置1の一連の処理についてはフローチャートを参照して後述する。
図3は、情報処理装置1の機能構成例を示すブロック図である。図3の各機能部の少なくとも一部は、図1のCPU11により所定のプログラムが実行されることによって実現される。
録画制御部31は、コンテンツ受信部16を制御して所定の放送コンテンツを選択し、選択した放送コンテンツ(画像と音声)を記憶部17のコンテンツ記憶部51に記憶させる。
画像チェックサム算出部32は、コンテンツ受信部16から供給されてきた放送コンテンツのうちの画像(画像シーケンス)を取得し、制御部34のパターンファイル選択部41から供給されてきたパターンファイルにより指定される範囲の画像(例えば、GOP単位の画像)を対象としてチェックサムを求める。画像チェックサム算出部32により求められたチェックサムは制御部34の位置特定部42に出力される。なお、画像チェックサム算出部32に供給される画像は、コンテンツ記憶部51に一旦記憶され、所定のタイミングで読み出されたものであってもよい。
音声チェックサム算出部33は、コンテンツ受信部16から供給されてきた放送コンテンツのうちの音声を取得し、パターンファイル選択部41から供給されてきたパターンファイルにより指定される範囲の音声を対象としてチェックサムを求める。音声チェックサム算出部33により求められたチェックサムも位置特定部42に出力される。
以下、所定の範囲の画像から求められたチェックサムに基づいてCMの位置を特定する場合について主に説明するが、同様にして、音声チェックサム算出部33により所定の範囲の音声から求められたチェックサムに基づいてCMの位置を特定することも可能である。
制御部34は、パターンファイル選択部41、位置特定部42、およびメタデータ生成部43からなる。
パターンファイル選択部41は、パターンファイル記憶部52に記憶されているパターンファイルを1つずつ選択し、選択したパターンファイルを画像チェックサム算出部32に出力する。
位置特定部42は、画像チェックサム算出部32により求められたチェックサムが、いま選択しているパターンファイルに記述されるチェックサムと一致するか否かを判定する。位置特定部42は、画像チェックサム算出部32により求められたチェックサムと、パターンファイルに記述されているチェックサムが一致すると判定した場合、すなわち、画像チェックサム算出部32により、いま選択しているパターンファイルにより開始位置、終了位置が表されるCMに含まれる画像が検出された場合、その位置を基準として、パターンファイルの記述に従ってCMの位置を特定する。位置特定部42により特定されたCMの位置を表す情報はメタデータ生成部43に供給される。
メタデータ生成部43は、位置特定部42から供給されてきた情報に基づいて、CMの開始位置、終了位置を表すメタデータを生成する。メタデータ生成部43により生成されたメタデータは、外部のアプリケーションに供給され、放送コンテンツと対応付けて記憶されたり、放送コンテンツの再生(CMのスキップ再生)、放送コンテンツの記録(番組部分のみの記録)等に用いられる。
記憶部17は、コンテンツ記憶部51とパターンファイル記憶部52からなる。
コンテンツ記憶部51は、録画制御部31から供給されてきた放送コンテンツを記憶し、パターンファイル記憶部52は、CM毎のパターンファイルを記憶する。
図4は、パターンファイルの例を示す図である。パターンファイルは、例えば、XML(eXtensible Markup Language)により記述される。
パターンファイルには、例えば、「CMタイトル」、「チェックサムを求める範囲」、「チェックサム」、「CM開始位置」、「CM終了位置」が記述される。
「CMタイトル」は、このパターンファイルにより開始位置、終了位置等が表されるCMのタイトルを表す。
「チェックサムを求める範囲」は、次の「チェックサム」を求めるときに対象とされたデータの範囲を表す情報である。例えば、所定の範囲の画像から求められたチェックサムに基づいてCMの位置を特定する場合、上述したGOPの他、ビット数、フレーム数、フィールド数、時間等で範囲が指定される。
「チェックサム」は、このパターンファイルにより開始位置、終了位置等が表されるCMの「チェックサムを求める範囲」のデータを対象として予め求められたチェックサムを表す。
「CM開始位置」は、「チェックサムを求める範囲」の位置を基準としたCMの開始位置を表す情報であり、「CM終了位置」は、「チェックサムを求める範囲」の位置を基準としたCMの終了位置を表す情報である。CMの開始位置と終了位置は、例えば、フレーム数、時刻などで特定される。「CM開始位置」から「CM終了位置」までの範囲が切り出し範囲となる。
このような記述を含むパターンファイルがCM毎に用意され、パターンファイル記憶部52に記憶される。
次に、情報処理装置1の動作についてフローチャートを参照して説明する。
始めに、図5のフローチャートを参照して、メタデータを生成する情報処理装置1の一連の処理について説明する。
ステップS1において、情報処理装置1はCM認識処理を行う。この処理は、処理対象とする放送コンテンツの各範囲のうち、パターンファイルに記述されるチェックサムと同じチェックサムが求められる範囲の検出を行い、その範囲を検出した場合、CMの認識に成功したものとする処理である。CM認識処理の詳細については図6のフローチャートを参照して後述する。
ステップS2において、情報処理装置1は、CMの認識に成功したか否かを判定し、CMの認識が成功したと判定した場合、ステップS3に進む。例えば、そのとき選択しているパターンファイルにより指定されているチェックサムと同じチェックサムが求められる範囲が検出された場合、CMの認識に成功したと判定される。
ステップS3において、情報処理装置1はCM切り出し処理を行う。この処理は、パターンファイルに記述されるチェックサムと同じチェックサムが求められた範囲の位置を基準として特定されるCMの開始位置、終了位置を表すメタデータを生成する処理である。CM切り出し処理の詳細については図7のフローチャートを参照して後述する。
ステップS3においてCM切り出し処理が終了された場合、または、ステップS2においてCMの認識に成功していないと判定された場合、処理は終了される。
このような処理が繰り返し行われ、処理対象とする1つの放送コンテンツに含まれるそれぞれのCMの開始位置、終了位置を表すメタデータが生成される。
次に、図6のフローチャートを参照して、図5のステップS1において行われるCM認識処理について説明する。ここでは、例えば、所定の範囲の画像から求められたチェックサムに基づいてCMの位置を特定する場合について説明する。
ステップS11において、制御部34のパターンファイル選択部41は、パターンファイル記憶部52に記憶されているパターンファイルを1つ選択し、選択したパターンファイルを画像チェックサム算出部32に出力する。
ステップS12において、画像チェックサム算出部32は、パターンファイル選択部41から供給されてきたパターンファイルに記述されている「チェックサムを求める範囲」を確認し、ステップS13に進み、ステップS12で確認した各範囲のデータを対象としてチェックサムを求める。例えば、「チェックサムを求める範囲」として、2GOP単位でチェックサムを求めることが記述されている場合、画像チェックサム算出部32は、放送コンテンツ全体の2GOPのデータを1単位としてチェックサムをそれぞれ求め、求めたチェックサムを位置特定部42に出力する。
ステップS14において、位置特定部42は、画像チェックサム算出部32によりチェックサムが求められた範囲の中に、いま選択されているパターンファイルに記述されている「チェックサム」と一致するチェックサムが求められた範囲があるか否かを判定し、そのような範囲がないと判定した場合、ステップS15に進む。
ステップS15において、パターンファイル選択部41は、全てのパターンファイルを選択したか否かを判定し、全てのパターンファイルを選択していないと判定した場合、ステップS11に戻り、それ以降の処理を繰り返す。
パターンファイル選択部41は、ステップS15において、全てのパターンファイルを選択したと判定した場合、図5のステップS2以降の処理を行う。
一方、ステップS14において、位置特定部42は、画像チェックサム算出部32によりチェックサムが求められた範囲の中に、いま選択されているパターンファイルに記述されている「チェックサム」と一致するチェックサムが求められた範囲があると判定した場合、ステップS16に進み、CM(いま選択されているパターンファイルにより開始位置、終了位置が特定されるCM)の認識に成功したと判断する。
その後、処理は図5のステップS2に進み、CMの認識に成功したと判定された後、ステップS3のCM切り出し処理が行われる。
次に、図7のフローチャートを参照して、図5のステップS3において行われるCM切り出し処理について説明する。
ステップS21において、制御部34の位置特定部42は、パターンファイル(図6のステップS11で選択されたパターンファイル)に記述される「チェックサム」と一致するチェックサムが求められた範囲の位置を基準として、「CM開始位置」、「CM終了位置」の記述に基づいてCMの開始位置、終了位置を特定する。位置特定部42により特定されたCMの開始位置、終了位置の情報はメタデータ生成部43に出力される。
例えば、「チェックサム」と一致するチェックサムが求められた範囲と、CMの開始位置から終了位置までの範囲が同じであることがパターンファイルにより指定されている場合、位置特定部42は、チェックサムが求められた所定の数のGOP(チェックサムが求められた範囲)の先頭をCMの開始位置とし、末尾をCMの終了位置としてCMの開始位置と終了位置を特定する。
ステップS22において、メタデータ生成部43は、ステップS21で特定されたCMの開始位置、終了位置を表すメタデータを生成し、生成したメタデータを外部のアプリケーションに出力する。その後、処理は図5のステップS3に戻り、メタデータ生成処理が終了される。
以上のように、処理対象とする放送コンテンツ全体から、パターンファイルに記述されているチェックサムと一致するチェックサムが求められる範囲を検出し、検出した範囲の位置とパターンファイルの記述に基づいて放送コンテンツにおけるCMの開始位置、終了位置を特定することにより、情報処理装置1は、CMの開始位置、終了位置を確実に特定することが可能になる。ディジタル放送の場合、同じCMコンテンツに対しては、それが別時間、別チャネルで取り込まれたとしたも同じビット列が取得されるため、チェックサムを求めるアルゴリズムが同じである限り求められるチェックサムは一致する。
なお、チェックサム以外にも、常に一意の値(所定の桁数のビット列)が求められ、かつ、データ毎(CM毎)にほぼ異なる値が求められるものであれば、CMを認識するためにチェックサムではなく、所定のハッシュ関数を適用して求められるハッシュ値などの各種の値を用いることが可能である。
以上においては、図2に示すように、CM1を構成するGOP1および2全体から求められたチェックサム1、CM2を構成するGOP3乃至6全体から求められたチェックサム2、というように、CM全体から求められたチェックサムが、CMの認識時に求められたチェックサムとの比較に用いられるとしたが、CMの一部から求められたチェックサムが、CMの認識時に求められたチェックサムとの比較に用いられるようにしてもよい。
図8は、CMの開始位置、終了位置の特定の他の例を示す図である。
この例においては、図2の場合と異なり、CM1を認識するために比較されるチェックサム1(パターンファイルに記述されるチェックサム)は、CM1を構成するGOP1および2のうちのGOP1から求められたチェックサムとされ、CM2を認識するために比較されるチェックサム2は、CM2を構成するGOP3乃至6のうちのGOP4から求められたチェックサムとされている。
また、CM3を認識するために比較されるチェックサム3は、CM3を構成するGOP N+2乃至N+5のうちのGOP N+2から求められたチェックサムとされ、CM4を認識するために比較されるチェックサム4は、CM4を構成するGOP N+6およびN+7のうちのGOP N+7から求められたチェックサムとされている。
例えば、このように、CMを構成するGOP全体のうちの一部のGOPから求められたチェックサムが、CMを認識するために比較されるチェックサムとして用いられることにより、情報処理装置1の処理負担を軽減することが可能になる。
すなわち、図8のようにチェックサムを求める範囲が指定されている場合、情報処理装置1は、GOP1乃至N+7のそれぞれのGOPを対象としてチェックサムを求め、それらと、CM1乃至4のパターンファイルに記述されるチェックサムを比較するだけでCM1乃至4を検出することができる。また、情報処理装置1は、CMを検出した場合、パターンファイルに記述されるチェックサムと同じチェックサムが求められた範囲を基準として表されるCMの開始位置、終了位置から、CMの位置を特定することができる。
例えば、GOP1乃至N+7のそれぞれのGOPを対象としてチェックサムが求められ、CM1を認識するために比較されるチェックサム1と同じチェックサムが求められた範囲がGOP1であると検出された場合、CM1のパターンファイルには、チェックサム1と同じチェックサムが求められたGOP(GOP1)の先頭がCM1の開始位置であり、そのGOPの時間的に1つ後ろのGOP(GOP2)の末尾がCM1の終了位置であるというように、チェックサム1が求められたGOPの位置を基準としてCM1の開始位置と終了位置が記述されているから、情報処理装置1においては、GOP1の先頭がCM1の開始位置であり、GOP2の末尾がCM1の終了位置であるとして特定される。
同様に、CM2のパターンファイルには、チェックサム2が求められたGOP(GOP4)の位置を基準として、そのGOPの時間的に1つ前のGOP(GOP3)の先頭がCM2の開始位置であり、そのGOPの時間的に2つ後ろのGOP(GOP6)の末尾がCM2の終了位置であるというように、チェックサム2が求められたGOPの位置を基準としてCM2の開始位置と終了位置が記述されているから、情報処理装置1においては、GOP3の先頭がCM2の開始位置であり、GOP6の末尾がCM2の終了位置であるとして特定される。
このように、情報処理装置1は、CM全体のうちの一部のデータから求められたチェックサムと同じチェックサムが求められる範囲を検出し、その範囲の位置を基準として、パターンファイルの記述からCM全体の位置を特定することも可能である。
また、以上においては、「チェックサムを求める範囲」(図4)がGOPにより指定される場合について説明したが、シーンチェンジの数により指定されるようにしてもよい。
図9は、CMの開始位置、終了位置の特定のさらに他の例を示す図である。
図9の放送コンテンツにおいては、CM1の先頭でシーンチェンジ1が生じ、CM1とCM2の間でシーンチェンジ2が生じている。また、CM2の間にシーンチェンジ3が生じ、CM2と番組1の間でシーンチェンジ4が生じている。同様に、番組1とCM3の間ではシーンチェンジ5が、CM3の間にシーンチェンジ6と7が、CM3とCM4の間ではシーンチェンジ8が、CM4の末尾ではシーンチェンジ9がそれぞれ生じている。
この場合、CM1のパターンファイルに記述される「チェックサムを求める範囲」は、ある位置で検出されたシーンチェンジから、時間的に次のシーンチェンジまでの範囲として記述され、「チェックサム」には、CM1全体から予め求められたチェックサム1が記述される。
また、CM2のパターンファイルに記述される「チェックサムを求める範囲」は、ある位置で検出されたシーンチェンジから、時間的に2つ後のシーンチェンジまでの範囲として記述され、「チェックサム」には、CM2全体から予め求められたチェックサム2が記述される。
さらに、CM3のパターンファイルに記述される「チェックサムを求める範囲」は、ある位置で検出されたシーンチェンジから、時間的に3つ後のシーンチェンジまでの範囲として記述され、「チェックサム」には、CM3全体から予め求められたチェックサム3が記述される。
CM4のパターンファイルに記述される「チェックサムを求める範囲」は、ある位置で検出されたシーンチェンジから、時間的に次のシーンチェンジまでの範囲として記述され、「チェックサム」には、CM4全体から予め求められたチェックサム4が記述される。
すなわち、この場合、情報処理装置1においては、シーンチェンジの検出が繰り返し行われ、シーンチェンジが検出されたとき、検出されたシーンチェンジの位置から、そのとき選択されているパターンファイルの「チェックサムを求める範囲」により指定されるシーンチェンジの位置までを対象としてチェックサムが求められる。
例えば、CM1のパターンファイルが選択されている場合において、あるシーンチェンジ(第1のシーンチェンジ)が検出されたとき、CM1のパターンファイルには、検出されたシーンチェンジから次のシーンチェンジ(第2のシーンチェンジ)までの範囲が「チェックサムを求める範囲」として記述されているから、情報処理装置1においては、第1のシーンチェンジから第2のシーンチェンジまでを対象としてチェックサムが求められる。
第1のシーンチェンジが図9のシーンチェンジ1である場合、第2のシーンチェンジ(シーンチェンジ2)までを対象として求められたチェックサムはチェックサム1であり、CM1のパターンファイルに記述されているチェックサムと一致するから、情報処理装置1においては、第1のシーンチェンジであるシーンチェンジ1の発生位置がCM1の開始位置であり、第2のシーンチェンジであるシーンチェンジ2の発生位置がCM1の終了位置であるとして特定される。
なお、第1のシーンチェンジが図9のシーンチェンジ1以外のシーンチェンジである場合、第1のシーンチェンジから第2のシーンチェンジまでを対象として求められたチェックサムは、CM1のパターンファイルに記述されているチェックサム1と一致しないから、情報処理装置1においては、このときの第1のシーンチェンジの発生位置は、CM1の開始位置ではないとして認識されることになる。すなわち、CM1の位置が誤って認識されることはない。
同様に、CM2のパターンファイルが選択されている場合において、あるシーンチェンジ(第1のシーンチェンジ)が検出されたとき、CM2のパターンファイルには、検出されたシーンチェンジから時間的に2つ後のシーンチェンジ(第3のシーンチェンジ)までの範囲が「チェックサムを求める範囲」として記述されているから、情報処理装置1においては、第1のシーンチェンジから第3のシーンチェンジまでを対象としてチェックサムが求められる。
第1のシーンチェンジが図9のシーンチェンジ2である場合、第3のシーンチェンジ(シーンチェンジ4)までを対象として求められたチェックサムはチェックサム2であり、CM2のパターンファイルに記述されているチェックサムと一致するから、情報処理装置1においては、第1のシーンチェンジであるシーンチェンジ2の発生位置がCM2の開始位置であり、第3のシーンチェンジであるシーンチェンジ4の発生位置がCM2の終了位置であるとして特定される。
なお、第1のシーンチェンジが図9のシーンチェンジ2以外のシーンチェンジである場合、第1のシーンチェンジから第3のシーンチェンジまでを対象として求められたチェックサムは、CM2のパターンファイルに記述されているチェックサム2と一致しないから、情報処理装置1においては、このときの第1のシーンチェンジの発生位置は、CM2の開始位置ではないとして認識されることになる。
このように、シーンチェンジにより、「チェックサムを求める範囲」が指定されるようにすることも可能である。
図10は、情報処理装置1の他の機能構成例を示すブロック図である。
図10の構成は、シーンチェンジ検出部61が追加されている点を除いて図3の構成と同じである。重複する説明については適宜省略する。
シーンチェンジ検出部61は、コンテンツ受信部16から供給されてきた放送コンテンツのうちの画像(画像シーケンス)を取得し、シーンチェンジを検出する。シーンチェンジの検出は、例えば、時間的に連続する2フレームの画像に注目し、それらの各画素の画素値の変化が所定の閾値より大きいか否かに基づいて行われる。シーンチェンジ検出部61は、シーンチェンジを検出したとき、シーンチェンジを検出したことを画像チェックサム算出部32、音声チェックサム算出部33、および制御部34のパターンファイル選択部41に通知する。シーンチェンジ検出部61からの通知にはシーンチェンジの位置を表す情報が含まれる。
画像チェックサム算出部32は、シーンチェンジ検出部61によりシーンチェンジが検出されたとき、シーンチェンジの位置を基準として、パターンファイル選択部41から供給されてきたパターンファイルの記述に基づいてチェックサムを求める範囲を特定し、特定した範囲を対象として求められたチェックサムを位置特定部42に出力する。
音声チェックサム算出部33は、画像チェックサム算出部32と同様に、シーンチェンジ検出部61によりシーンチェンジが検出されたとき、シーンチェンジの位置を基準として、パターンファイル選択部41から供給されてきたパターンファイルの記述に基づいてチェックサムを求める範囲を特定し、特定した範囲を対象として求められたチェックサムを位置特定部42に出力する。
次に、図11のフローチャートを参照して、図10の情報処理装置1により行われるCM認識処理について説明する。この処理も、図5のステップS1において行われるものである。
ステップS31において、シーンチェンジ検出部61は、シーンチェンジの検出を行い、ステップS32に進み、シーンチェンジを検出したか否かを判定する。
シーンチェンジ検出部61は、ステップS32において、シーンチェンジを検出したと判定するまでシーンチェンジの検出を繰り返す。これにより、シーンチェンジが検出されるまで画像チェックサム算出部32等による処理が行われないことになり、チェックサムを求めるのに要する処理負担が軽減される。
ステップS32において、シーンチェンジ検出部61は、シーンチェンジを検出したと判定した場合、ステップS33に進む。このとき、シーンチェンジが検出されたことがパターンファイル選択部41等にシーンチェンジ検出部61から通知される。
ステップS33において、パターンファイル選択部41は、パターンファイル記憶部52に記憶されているパターンファイルを1つ選択し、選択したパターンファイルを画像チェックサム算出部32に出力する。
ステップS34において、画像チェックサム算出部32は、パターンファイル選択部41から供給されてきたパターンファイルに記述されている「チェックサムを求める範囲」を確認し、ステップS35に進み、チェックサムを求める範囲を特定する。すなわち、ステップS31で検出されたシーンチェンジから、時間的に後の、「チェックサムを求める範囲」により指定される数のシーンチェンジまでの範囲が、チェックサムを求める範囲として特定される。シーンチェンジ検出部61においては、シーンチェンジの検出が繰り返し行われ、検出されたシーンチェンジの位置を表す情報が、シーンチェンジ検出部61から画像チェックサム算出部32に順次供給されている。
チェックサムを求める範囲を特定した後、画像チェックサム算出部32は、ステップS36に進み、ステップS35で特定した各範囲を対象としてチェックサムを求める。例えば、2つのシーンチェンジの間の範囲がチェックサムを求める範囲として特定された場合、全てのシーンチェンジ間を対象として画像チェックサム算出部32によりチェックサムが求められる。画像チェックサム算出部32により求められたチェックサムは位置特定部42に出力される。
ステップS37において、位置特定部42は、画像チェックサム算出部32によりチェックサムが求められた範囲の中に、いま選択されているパターンファイルに記述されているチェックサムと一致するチェックサムが求められた範囲があるか否かを判定し、そのような範囲がないと判定した場合、ステップS38に進む。
ステップS38において、パターンファイル選択部41は、全てのパターンファイルを選択したか否かを判定し、全てのパターンファイルを選択していないと判定した場合、ステップS33に戻り、それ以降の処理を繰り返す。
パターンファイル選択部41は、ステップS38において、全てのパターンファイルを選択したと判定した場合、図5のステップS2以降の処理を行う。
一方、ステップS37において、位置特定部42は、画像チェックサム算出部32によりチェックサムが求められた範囲の中に、いま選択されているパターンファイルに記述されているチェックサムと一致するチェックサムが求められた範囲があると判定した場合、ステップS39に進み、CMの認識に成功したと判断する。
その後、処理は図5のステップS2に進み、CMの認識に成功したと判定された後、ステップS3のCM切り出し処理が行われる。
図9においては、図2の場合と同様、CM全体から求められたチェックサムが、CMの認識時に求められたチェックサムとの比較に用いられるものとしたが、「チェックサムを求める範囲」がシーンチェンジの数によって指定される場合でも、CMの一部から求められたチェックサムが、比較に用いられるようにすることも可能である。
図12は、CMの開始位置、終了位置の特定のさらに他の例を示す図である。
図12の放送コンテンツのシーンチェンジの位置は、図9の放送コンテンツのシーンチェンジの位置と同じである。
この例においては、図9の場合と異なり、CM2を認識するために比較されるチェックサム2(パターンファイルに記述されるチェックサム)は、CM2の開始位置から終了位置までに対応するシーンチェンジ2からシーンチェンジ4までの範囲のうち、シーンチェンジ3からシーンチェンジ4までの範囲を対象として求められたチェックサムとされている。
また、CM3を認識するために比較されるチェックサム3は、CM3の開始位置から終了位置までに対応するシーンチェンジ5からシーンチェンジ8までの範囲のうち、シーンチェンジ5からシーンチェンジ6までの範囲を対象として求められたチェックサムとされている。
このように、CMの開始位置から終了位置までの範囲のうち、一部の範囲に対応するシーンチェンジ間から求められたチェックサムがCMの認識時に比較されるチェックサムとして用いられる場合でも、情報処理装置1は、パターンファイルの記述に基づいてそれぞれのCMの位置を特定することができる。
例えば、図12に示すように、2つのシーンチェンジ間から求められたチェックサムが、CMの認識時に比較されるチェックサムとされている場合、情報処理装置1においては、各シーンチェンジ間のチェックサムが求められる。
いま、CM2のパターンファイルが選択されている場合、そのパターンファイルに記述されているチェックサム2は、シーンチェンジ3とシーンチェンジ4の間を対象として求められたチェックサムと一致するから、情報処理装置1においては、シーンチェンジ3からシーンチェンジ4までの範囲がCM2の全体、または一部であるとして認識される。
また、CM2のパターンファイルには、チェックサム2が求められた範囲を定める2つのシーンチェンジのうち、時間的に先のシーンチェンジ(シーンチェンジ3)から1つ前のシーンチェンジの位置がCM2の開始位置であることが記述されているから、情報処理装置1においては、シーンチェンジ3から時間的に1つ前のシーンチェンジであるシーンチェンジ2の位置がCM2の開始位置であるとして特定される。
さらに、CM2のパターンファイルには、チェックサム2が求められた範囲を定める2つのシーンチェンジのうち、時間的に後のシーンチェンジ(シーンチェンジ4)の位置がCM2の終了位置であることが記述されているから、情報処理装置1においては、シーンチェンジ4の位置がCM2の終了位置であるとして特定される。
なお、以上においては、チェックサムを求める範囲を定めるものがシーンチェンジであるとしたが、放送コンテンツ中に存在する無音区間によりチェックサムを求める範囲が定められるようにしてもよい。この場合、情報処理装置1においては、放送コンテンツ中に存在する無音区間が全て検出され、無音区間の数でパターンファイルにより指定される範囲を対象としてチェックサムが求められる。
また、以上においては、パターンファイルに記述されるCMの開始位置、終了位置は、チェックサムが求められた範囲の位置を基準として表されるものとしたが、シーンチェンジの位置を基準として表されるようにしてもよい。
さらに、以上においては、画像によるCMの認識と、音声によるCMの認識のそれぞれにより、CMの位置を特定することができるとしたが、画像と音声によるCMの認識を組み合わせることによってCMの認識精度を高めることができる。
この場合、例えば、画像によるCMの認識結果を表すスコアと、音声によるCMの認識結果を表すスコアが加算され、加算して得られた値が所定の閾値を越えるか否かが判定される。加算して得られた値が所定の閾値を越えたと判定された場合、CMの認識に成功したと判断される。
ここで、図13のフローチャートを参照して、画像によるCMの認識と音声によるCMの認識を組み合わてCMの認識を行う情報処理装置1の処理について説明する。
ステップS51において、パターンファイル選択部41は、画像によるCMの認識を行うためのパターンファイルを選択し、それを画像チェックサム算出部32に出力するとともに、音声によるCMの認識を行うためのパターンファイルを選択し、それを音声チェックサム算出部33に出力する。画像チェックサム算出部32に供給されるパターンファイルと、音声チェックサム算出部33に供給されるパターンファイルは同じCMについてのものとされる。
ステップS52において、画像チェックサム算出部32は、図2、図8、図9、または図12を参照して説明したような画像によるCM認識を行う。画像チェックサム算出部32による認識結果を表すスコアは制御部34の位置特定部42に出力される。
一方、音声チェックサム算出部33は、ステップS53において、音声によるCM認識を行う。音声チェックサム算出部33による認識結果を表すスコアも位置特定部42に出力される。
位置特定部42は、ステップS54において、画像チェックサム算出部32と音声チェックサム算出部33から供給されてきたスコアに基づいて、画像によるものと音声によるものとのいずれの認識においてもCMが認識されたか否かを判定し、CMが認識されたと判定した場合、ステップS55に進む。CMが認識されなかったと判定された場合、ステップS55の処理はスキップされる。
ステップS55において、位置特定部42は、画像チェックサム算出部32から供給されてきたスコアと、音声チェックサム算出部33から供給されてきたスコアを加算し、ステップS56に進み、スコアの加算結果が所定の閾値を越えたか否かを判定する。
位置特定部42は、ステップS56において、スコアの加算結果が所定の閾値を越えていないと判定した場合、ステップS57に進み、全てのパターンファイルが選択されたか否かを判定する。
位置特定部42は、ステップS57において、全てのパターンファイルが選択されていないと判定した場合、ステップS51に戻り、それ以降の処理を繰り返し実行し、全てのパターンファイルが選択されたと判定した場合、処理を終了させる。
一方、ステップS56において、位置特定部42は、スコアの加算結果が所定の閾値を越えたと判定した場合、ステップS58に進み、CMの認識に成功したと判断する。その後、処理は図5のステップS2に進む。
このように、画像チェックサム算出部32によるCMの認識結果と音声チェックサム算出部33によるCMの認識結果とを組み合わせることによって、それぞれの認識精度があまり信頼できるものではない場合であっても、全体として、CMの認識精度を高めることができる。
なお、パターンファイル記憶部52に記憶されるパターンファイルは、例えば、所定の周期でサーバからダウンロードされることによって更新されるようにしてもよい。放送されるCMは日々変わっていくものではあるが、最新のCMのパターンファイルがサーバに用意され、それがダウンロードされるようにすることで、ユーザは、新たに放送が開始されたCMについても、放送コンテンツの中からそれを切り出し、番組と分けて取り扱うことができる。
図14は、パターンファイルのダウンロードシステムの概念を示す図である。
例えば、CMの愛好家が、自分がパーソナルコンピュータなどに録画しておいた放送コンテンツを用いて、あるCMを認識するためのパターンファイルを作成する。例えば、チェックサムを求めるアプリケーションがパーソナルコンピュータに用意されている場合、CMの愛好家は、あるCMの開始位置と終了位置を決めた後、CM全体または一部のチェックサムを求め、さらに、そのチェックサムを求めた範囲と、CMの開始位置と終了位置の関係(例えば、チェックサムを求めた範囲を基準としたCMの開始位置と終了位置)を指定することによって、容易に、パターンファイルを作成することができる。
このようにして多くのCMの愛好家により作成されたパターンファイルがネットワーク上のサーバ81に登録されることによって、サーバ81には、最新のCMも含めて、様々なCMのパターンファイルが登録されることになる。
情報処理装置1と同じ構成を有する情報処理装置82乃至84においては、サーバ81からのパターンファイルのダウンロードが所定の周期で行われ、様々なCMを切り出すことが可能なパターンファイルが記憶される。
当然、CMの愛好家ではなく、サービス業者などがパターンファイルを作成し、サーバ81からダウンロード可能なように提供するようにしてもよい。
図15は、パターンファイルのダウンロード等を管理する情報処理装置1の機能構成例を示すブロック図である。図15の機能部も、図1のCPU11により所定のプログラムが実行されることによって実現される。
パターンファイル管理部91は、通信部18(図1)を制御して、所定のタイミングでネットワークを介してサーバ81にアクセスし、例えば、パターンファイル記憶部52に記憶されていないパターンファイルをダウンロードする。パターンファイル管理部91によりダウンロードされたパターンファイルはパターンファイル記憶部52に記憶される。
なお、コンテンツ記憶部51に記憶されている放送コンテンツに含まれていないCMであって、既に放送されていないCMのパターンファイルについては、パターンファイル管理部91により所定のタイミングで順次消去されるようにしてもよい。これにより、不使用のパターンファイルにより記憶部17の容量が圧迫されるのを防止することができる。
ここで、図16のフローチャートを参照して、パターンファイル管理部91により行われるパターンファイル管理処理について説明する。
ステップS71において、パターンファイル管理部91は、パターンファイルの更新のタイミングであるか否かを判定し、更新のタイミングではないと判定した場合、処理を終了させる。例えば、1日毎、1週間毎などのように、所定の周期でパターンファイル管理部91によりパターンファイルが更新される。
パターンファイル管理部91は、ステップS71において、更新のタイミングであると判定した場合、ステップS72に進み、サーバ81にアクセスする。
パターンファイル管理部91は、ステップS73において、最新のパターンファイルをサーバ81からダウンロードし、ダウンロードしたパターンファイルをパターンファイル記憶部52に記憶させる。
これにより、最新のCMのパターンファイルがパターンファイル記憶部52に記憶され、最新のCMであっても放送コンテンツの中から切り出すことが可能になる。
以上においては、パターンファイルには、チェックサムを求めた範囲を基準として、CMの開始位置と終了位置を表す情報がそれぞれ記述されるとしたが、CMの開始位置と、開始位置と終了位置との差が記述されるようにしてもよい。
例えば、開始位置から終了位置までのフレーム数や時間などを表す情報が記述されていることにより、情報処理装置1は、特定したCMの開始位置から、終了位置を特定することができる。反対に、チェックサムを求めた範囲を基準とした終了位置と、終了位置と開始位置との差が記述されるようにしてもよい。
なお、以上においては、CMの開始位置、終了位置などの画像シーケンスを構成する各位置は、主に、GOPの先頭、末尾など、GOPで特定される場合について説明したが、フレーム数、フィールド数、時刻(時間)で特定するようにしてもよい。また、処理対象の動画が、EVD(Enhanced Versatile Disk)規格などの様々な圧縮規格により圧縮された動画の場合であっても、それぞれの圧縮規格で用いられる画像の位置を表す情報によりCMの位置を特定することも可能である。
また、パターンファイルは、CMをスキップしたり、CMを除いたテレビジョン番組の部分をリムーバブルメディア20に記憶させたりするために用いられるのではなく、CMだけを集めたりすることに用いられるようにしてもよい。
なお、以上においては、CMを切り出すためのパターンファイルが用意されるとしたが、テレビジョン番組自体(本放送自体)を切り出すためにパターンファイルが用意されるようにしてもよい。この場合、例えば、テレビジョン番組全体や、その一部を対象として求められたチェックサムや、それが求められた範囲を基準とした、番組の開始位置、終了位置などがパターンファイルに記述される。
また、以上においては、チェックサムを求める範囲は、GOPやシーンチェンジにより指定される場合について主に説明したが、固定長のビット数、バイト数、フレーム数、フィールド数などによって指定されるようにしてもよい。
上述した一連の処理は、ハードウェアにより実行させることもできるが、ソフトウェアにより実行させることもできる。
一連の処理をソフトウェアにより実行させる場合には、そのソフトウェアを構成するプログラムが、専用のハードウェアに組み込まれているコンピュータ、または、各種のプログラムをインストールすることで、各種の機能を実行することが可能な、例えば、汎用のパーソナルコンピュータなどに、ネットワークや記録媒体からインストールされる。
この記録媒体は、図1に示されるように、装置本体とは別に、ユーザにプログラムを提供するために配布される、プログラムが記録されている磁気ディスク(フレキシブルディスクを含む)、光ディスク(CD-ROM(Compact Disk-Read Only Memory),DVD(Digital Versatile Disk)を含む)、光磁気ディスク(MD(登録商標)(Mini-Disk)を含む)、もしくは半導体メモリなどよりなるリムーバブルメディア20により構成されるだけでなく、装置本体に予め組み込まれた状態でユーザに提供される、プログラムが記録されているROM12や、記憶部17に含まれるハードディスクなどで構成される。
なお、本明細書において、各ステップは、記載された順序に従って時系列的に行われる処理はもちろん、必ずしも時系列的に処理されなくとも、並列的あるいは個別に実行される処理をも含むものである。
また、本明細書において、システムとは、複数の装置により構成される装置全体を表わすものである。
本発明を適用した情報処理装置の構成例を示すブロック図である。 CMの開始位置、終了位置の特定の例を示す図である。 情報処理装置の機能構成例を示すブロック図である。 パターンファイルの例を示す図である。 情報処理装置のメタデータ生成処理について説明するフローチャートである。 図5のステップS1において行われるCM認識処理について説明するフローチャートである。 図5のステップS3において行われるCM切り出し処理について説明するフローチャートである。 CMの開始位置、終了位置の特定の他の例を示す図である。 CMの開始位置、終了位置の特定のさらに他の例を示す図である。 情報処理装置の他の機能構成例を示すブロック図である。 図5のステップS1において行われる他のCM認識処理について説明するフローチャートである。 CMの開始位置、終了位置の特定のさらに他の例を示す図である。 図5のステップS1において行われるCM認識処理について説明するフローチャートである。 パターンファイルのダウンロードシステムの概念を示す図である。 情報処理装置の機能構成例を示すブロック図である。 情報処理装置のパターンファイル管理処理について説明するフローチャートである。
符号の説明
1 情報処理装置, 32 画像チェックサム算出部, 33 音声チェックサム算出部, 34 制御部, 41 パターンファイル選択部, 42 位置特定部, 43 メタデータ生成部, 51 コンテンツ記憶部, 52 パターンファイル記憶部, 61 シーンチェンジ検出部, 81 サーバ, 91 パターンファイル管理部

Claims (6)

  1. 切り出しの対象とするCMを構成する複数のデータ単位のうち、一部の連続するデータ単位からなる一区間のデータから一意に求められた値と、その値が求められた前記一区間と、前記一区間の位置を基準として表される切り出し範囲含む、前記切り出しの対象とするCM毎に用意される切り出し情報を選択する選択手段と、
    前記選択手段により選択された前記切り出し情報に含まれる前記一区間と同じ数のデータ単位からなる区間であって、前記切り出し情報に含まれる前記一意に求められた値と同じ値が求められる、コンテンツ全体のうちの所定の位置にある一区間を検出する第1の検出手段と、
    前記第1の検出手段により前記所定の位置にある一区間が検出されたとき、前記選択手段により選択された前記切り出し情報に含まれる切り出し範囲に基づいて、前記切り出しの対象とするCMを切り出す切り出し手段と
    を備える情報処理装置。
  2. 前記コンテンツ全体における、前記切り出し手段により切り出された前記CMの位置を表すメタデータを生成する生成手段をさらに備える
    請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記切り出し情報を記憶する記憶手段をさらに備える
    請求項1に記載の情報処理装置。
  4. ネットワークを介して接続されるサーバから前記切り出し情報をダウンロードすることにより、前記記憶手段により記憶されている前記切り出し情報を更新する更新手段をさらに備える
    請求項3に記載の情報処理装置。
  5. 切り出しの対象とするCMを構成する複数のデータ単位のうち、一部の連続するデータ単位からなる一区間のデータから一意に求められた値と、その値が求められた前記一区間と、前記一区間の位置を基準として表される切り出し範囲含む、前記切り出しの対象とするCM毎に用意される切り出し情報を選択する選択ステップと、
    前記選択ステップの処理により選択された前記切り出し情報に含まれる前記一区間と同じ数のデータ単位からなる区間であって、前記切り出し情報に含まれる前記一意に求められた値と同じ値が求められる、コンテンツ全体のうちの所定の位置にある一区間を検出する検出ステップと、
    前記検出ステップの処理により前記所定の位置にある一区間が検出されたとき、前記選択ステップの処理により選択された前記切り出し情報に含まれる切り出し範囲に基づいて、前記切り出しの対象とするCMを切り出す切り出しステップと
    を含む情報処理方法。
  6. 切り出しの対象とするCMを構成する複数のデータ単位のうち、一部の連続するデータ単位からなる一区間のデータから一意に求められた値と、その値が求められた前記一区間と、前記一区間の位置を基準として表される切り出し範囲含む、前記切り出しの対象とするCM毎に用意される切り出し情報を選択する選択ステップと、
    前記選択ステップの処理により選択された前記切り出し情報に含まれる前記一区間と同じ数のデータ単位からなる区間であって、前記切り出し情報に含まれる前記一意に求められた値と同じ値が求められる、コンテンツ全体のうちの所定の位置にある一区間を検出する検出ステップと、
    前記検出ステップの処理により前記所定の位置にある一区間が検出されたとき、前記選択ステップの処理により選択された前記切り出し情報に含まれる切り出し範囲に基づいて、前記切り出しの対象とするCMを切り出す切り出しステップと
    を含む処理をコンピュータに実行させるプログラム。
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