JP4296473B2 - 映像装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はデジタルカメラ、カメラ一体型VTR等の映像装置に係り、特に、操作者の発する音声を認識して、その音声指示に従って装置の各機能を制御させ得る映像装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、デジタルカメラ、カメラ一体型VTR等の映像装置の運転は、装置に設けられたボタン等のスイッチ類を指先等で操作して行うのが一般的であった。ところが、これらの装置の機能が増えるに従って、操作も複雑となってきた。一方、音声認識の技術も向上して来つつある。これにより、操作者の負担を軽減する意味で、操作者の発する音声を認識して、その音声指示に従って装置の各機能を制御させ得る映像装置が導入されつつある。
【0003】
このような映像装置等に関して、各種の提案がなされている(特許文献1、2等参照)。これらの技術は、音声により入力が行える映像装置等であって、設定項目を操作者が階層的に設定可能とするものである。
【0004】
【特許文献1】
特開2000−83186号公報
【0005】
【特許文献2】
特開2000−78448号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、たとえば、画像の画素数と画質モード(圧縮率)といったような項目は、それぞれ独立に設定できない。すなわち、これらは単純に上階層から下階層に決定していくことはできない。
【0007】
図6は、この一例の関係を示す表である。同図において、画素数の選択肢は2M、1M及びVGAの3種であり、それぞれの括弧内はピクセルの数を示す。ここでは、上段のもの程高解像度となっている。一方、画質(圧縮率)の選択肢はFINE、NORMAL及びBASICの3種であり、左列のもの程高画質となっている。
【0008】
この表において、画素数で2Mを選択した場合、画質の選択肢はFINE、NORMAL及びBASICの3種いずれも可能であるが、画素数でVGAを選択した場合、画質の選択肢はFINEのみとなる。この対応関係は、画質を先に選択した場合にも同様となる。なお、表中のマトリックスにおいて、○印は設定可能な状態を、×印は設定不可能な状態をそれぞれ示す。
【0009】
したがって、このように相互依存関係にある2以上の設定項目がある場合に、音声により入力した場合には、設定項目が入力できないという不具合を生じることとなる。
【0010】
本発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、独立な設定ができない複数の設定項目についても、音声入力による設定を可能とし、操作性を向上させた映像装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために、本発明は、画像情報及び/又は文字情報を表示する表示手段と、音声信号を入力する音声信号入力手段と、前記入力した音声信号を認識する音声信号認識手段と、前記認識した音声信号に従って、装置の複数の設定項目に対して、各設定項目の条件を選択する条件選択手段と、を備える映像装置であって、前記複数の設定項目のうち、相互依存関係にある2の設定項目のうち任意の一方の設定項目の条件が選択されると、相互依存関係にある他の設定項目において選択可能な2以上の条件を前記表示手段に表示させる制御手段を備えることを特徴とする映像装置を提供する。
【0012】
本発明によれば、複数の設定項目のうち、相互依存関係にある2の設定項目がある場合には、任意の音声入力では適正な設定ができない場合があるが、その場合であっても、この設定項目の情報が表示手段に表示されれば、音声入力での適正な設定が可能となる。
【0014】
また、本発明において、前記表示手段に、更に音声信号の入力を促す旨の情報が表示されることが好ましい。このように、音声信号の入力を促す旨の情報が表示されれば操作者にとって便宜だからである。この音声信号の入力を促す旨の情報とは、たとえば、「FINEとNORMALのいずれかを選択してください!」等の表示が例示できる。また、本発明において、前記相互依存関係にある2の設定項目は、記録画像の画素数と圧縮率であることが好ましい。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下添付図面に従って、本発明に係る映像装置の好ましい実施の形態について説明する。図1は、本発明に係る映像装置としてのデジタルカメラの実施の形態を示す概略図である。
【0016】
同図に示されるデジタルカメラ100には、液晶モニタ(LCD)102、電源スイッチ104、光学ビューファインダ105、レリーズボタン106、音声入力用のマイク152、モード設定ダイヤル108、マルチファンクションの上下左右ボタン110、メニューボタン112、実行ボタン114、及び取消ボタン116等の操作部が設けられている。なお、なお、デジタルカメラ100の背面には、図示しない撮像部120等が設けられている。
【0017】
このデジタルカメラ100は、撮影時には液晶モニタ102及び光学ビューファインダ105のいずれによっても画角の確認が可能となっており、光学ビューファインダ105を使用するときには液晶モニタ102をOFFとすることができる。
【0018】
デジタルカメラ100には、音声入力用のマイク152が設けられており、操作者の発声する指令となる音声を入力する。この音声入力用のマイク152は光学ビューファインダ105の略下方に設けられているため、操作者が光学ビューファインダ105を覗くと、音声入力用のマイク152が操作者の口元付近に位置するようになっており、良好なS/N比の状態で操作者の音声を入力することができる。
【0019】
図2は上記デジタルカメラ100の内部構成を示すブロック図である。同図に示されるように、このデジタルカメラ100の撮像系には、被写体の像を受光面に結像させて光電変換し、画像信号として出力する撮像部120と、デジタルカメラ全体の制御を行うとともに、画像信号のサンプリング制御、画像の記録制御、音声入力制御、表示制御、画像を分類したディレクトリの生成等の制御を行う中央処理装置(CPU)122と、ホワイトバランス補正、ガンマ補正等の処理を行う信号処理部124と、アナログの画像信号をデジタルの画像データに変換するA/D変換器126とが設けられている。
【0020】
また、デジタルカメラ100の入力系には、図1に示した電源スイッチ104、レリーズボタン106、モード設定ダイヤル108、上下左右ボタン110、メニューボタン112、実行ボタン114、及び取消ボタン116等を含む操作部128と、前記操作部128で入力した各々の情報の信号を変換するポートであるI/O130とが設けられている。
【0021】
同じく入力系として、音声の入力を行う音声信号入力手段としてのマイク152とA/D変換器154とが設けられている。マイク152から入力された音声は、A/D変換されて取り込まれ、一時的に一定時間内にメモリに記録することができる。後述する不揮発性メモリ142又はROM(システムメモリ140)には音声認識に必要な辞書や図6に示されるテーブル等が格納されており、入力された音声に対応可能となっている。
【0022】
また、デジタルカメラ100の画像変換系には、画像データをJPEGやMPEGに代表される手法で圧縮制御したり、圧縮したデータを伸張展開制御する処理を行う圧縮伸張部132と、画像データを着脱可能なメモリカード134にカードスロット136を介して記録したり読み出したりするためにデータを変換するカードインターフェース138とが設けられている。
【0023】
更に、デジタルカメラ100には、動作プログラムや各定数が記憶されているROMやプログラム実行時の作業領域となるとともに、画像を記録することが可能なRAMにより構成されているシステムメモリ140と、デジタルカメラ100の動作に関する各種定数や各種情報を電源遮断時にも記憶し続けることが可能な不揮発性メモリ142と、撮影日時などを管理するためのカレンダ時計144と、撮影時の被写体の光量を補うために発光するストロボ146と、このストロボ146の発光を制御するストロボ制御手段148とが設けられている。
【0024】
デジタルカメラ100の表示系には、表示手段としての液晶モニタ102と、画像等を液晶モニタ102に表示するための信号に変換するD/A変換器156と、表示する画像や情報を一時記憶するためのVRAM等で構成されているフレームメモリ158と、名前などの文字やメッセージをオンスクリーンディスプレイするOSD160とが設けられている。なお、液晶モニタ102にはバックライトが設けられているタイプが好ましく使用できるが、低消費電力タイプのモニタでは、バックライトを設けないタイプのものも使用できる。
【0025】
その他、外部機器とのデータの交換等ができるように、外部インターフェース162及びコネクタ164が設けられている。また、上記の各構成要素に電力を供給するバッテリー(図示略)が設けられている。上記の各構成要素は、バス170を介して相互に連結されている。
【0026】
以上のハードウェア構成のうち、条件選択手段及び制御手段の役割は、主にCPU122が分担する。また、音声信号認識手段の役割は、主にCPU122及び不揮発性メモリ142又はROM(システムメモリ140)内の辞書が分担する。
【0027】
図1に戻って、モード設定ダイヤル108は、デジタルカメラ100における各種のモードを設定するもので、図3に示されるように、設定モード(Setup)、通信モード(PC) 、静止画撮影モード(Cam) 、動画撮影モード(Mov) 、及び再生モード(Play)のいずれかを設定できるようになっている。
【0028】
図3において、設定モードを選択すると、図4に示される設定画面が液晶モニタ102に表示される。この図4の設定画面において、撮影時の画像の記録モード(記録画像の画素数と画質の設定が可能。詳細は、図5参照。)の他、マクロ撮影のON/OFFの設定、ストロボの発光モードの設定等が可能である。
【0029】
マクロ撮影やストロボの発光の設定等のように単純に設定が可能な項目については、この図4の設定画面において設定が可能であるが、記録画像の画素数と画質の設定のような項目については、既述の図6の説明のように互いに独立に設定できない条件もあることゆえ、図4の設定画面において設定は行わない。そして、図4の設定画面において、記録モードを選択している状態で「実行」スイッチを操作することにより、図5に示される記録モード設定画面に移行する。
【0030】
図5に示される記録モード設定画面では、図6に基づいて設定可能な値のみがマトリックス表示されており、この画面で操作者は、上下左右ボタン110(図1参照)を操作して希望の画素数と画質との組み合わせを選択できる。
【0031】
次に、上記デジタルカメラ100における、音声入力による各設定項目の条件を選択する動作について、図7のフローチャートを使用して説明する。
【0032】
デジタルカメラ100では、既述の設定モードにおいて音声入力により種々の設定ができる他、静止画撮影モード、動画撮影モードにおいても音声入力により、ストロボ、マクロ、記録モード(画素数と画質)の設定が可能となっている。なお、静止画撮影モード、動画撮影モードにおいてレリーズボタン106が押し下げられた場合には、その時点における設定条件で撮影が実行される。
【0033】
図7において、先ず、図示しない設定スイッチにより音声入力状態に設定する(ステップS0)。この状態で、一定レベル以上の音声入力があるかが判断され(ステップS2)、一定レベル以上の音声入力がない場合(No)には、ステップS2で循環ループを形成し、入力があるまで待機状態が維持される。
【0034】
一定レベル以上の音声入力があった場合(Yes)には、デジタルカメラ100は操作者から何らかの音声入力があったものと判断して、音声をメモリに記録(ストア)して(ステップS4)、次いで、辞書により照合(音声認識)を行う(ステップS6)。
【0035】
照合において、音声と合致した単語が辞書内にあるか否かが判断され(ステップS8)、辞書内にない場合(No)には、無効である旨のビープ音を発生させ(ステップS10)、その後ステップS2に戻り、音声入力待ちとなる。なお、このビープ音が煩わしい場合には、図示しないスイッチ操作により、ビープ音を無効とする設定状態にもできる。一方、音声と合致した単語があった場合(Yes)には、以下のフローによりどの設定項目であるかが判断される。
【0036】
すなわち、単語がマクロ設定関連(「マクロオン」と「マクロオフ」)であるか否かが判断され(ステップS12)、マクロ設定関連である場合(Yes)には、その単語の指示に従いマクロ設定を行い(ステップS14)、次いでステップS80に移行し、ここで設定状態を一定時間液晶モニタ102に表示し、その後ステップS2に戻り、音声入力待ちとなる。
【0037】
一方、マクロ設定関連でない場合(No)には、単語がストロボ設定関連(「ストロボオン」と「ストロボオフ」)であるか否かが判断され(ステップS16)、ストロボ設定関連である場合(Yes)には、その単語の指示に従いストロボ設定を行い(ステップS18)、次いでステップS80に移行し、ここで設定状態を一定時間液晶モニタ102に表示し、その後ステップS2に戻り、音声入力待ちとなる。
【0038】
ステップS16において、単語がストロボ設定関連でない場合(No)には、単語が画素数関連(「ニメガ」(2M)、「イチメガ」(1M)、及び「ブイジーエー」(VGA))であるか否かが判断され(ステップS20)、画素数関連である場合(Yes)には、その単語の指示に従い画素数の設定を行い(ステップS22)、設定された画素数で設定可能な画質の候補を図6の表に基づいて所得する(ステップS24)。その際、画質の候補が2個以上であるか否かが判断され(ステップS26)、画質の候補が1個しかない場合(No)であって他に選択の余地がない場合には、画質をその値に設定し(ステップS28)、次いでステップS80に移行し、ここで設定状態を一定時間液晶モニタ102に表示し、その後ステップS2に戻り、音声入力待ちとなる。
【0039】
一方、ステップS26において、画質の候補が2個以上ある場合(Yes)には、図8に示されるような画面を液晶モニタ102に表示する(ステップS30)。図8の画面は、画素数が1Mに設定された場合の例であり、設定可能な画質の候補が「FINE」と「NORMAL」であることを示している。画素数候補の「2M」と「VGA」の表示は、グレーアウトされている。
【0040】
この状態で、一定レベル以上の音声入力があるかが判断され(ステップS32)、一定レベル以上の音声入力がない場合(No)には、ステップS32で循環ループを形成し、入力があるまで待機状態が維持される。一定レベル以上の音声入力があった場合(Yes)には、デジタルカメラ100は操作者から何らかの音声入力があったものと判断して、音声をメモリに記録(ストア)して(ステップS34)、次いで、辞書により照合(音声認識)を行う(ステップS36)。
【0041】
照合において、音声と合致した単語が辞書内にあるか否かが判断され(ステップS38)、辞書内にない場合(No)には、無効である旨のビープ音を発生させ(ステップS40)、その後ステップS32に戻り、音声入力待ちとなる。一方、音声と合致した単語があった場合(Yes)には、この合致した単語が「キャンセル」であるか否かが判断される(ステップS42)。そして、単語が「キャンセル」であった場合(Yes)には、ステップS2に戻り、音声入力待ちとなる。
【0042】
一方、ステップS42において、単語が「キャンセル」でなかった場合(No)には、音声と合致した単語が画質関連であるか否かが判断される(ステップS44)。そして、単語が画質関連でない場合(No)には、無効である旨のビープ音を発生させ(ステップS40)、その後ステップS32に戻り、音声入力待ちとなる。
【0043】
一方、単語が画質関連であった場合(Yes)には、その単語の指示が図8で示される画質の候補にあるか否かが判断され(ステップS46)、候補でない場合(No)には、無効である旨のビープ音を発生させ(ステップS40)、その後ステップS32に戻り、音声入力待ちとなる。
【0044】
ステップS46で、単語の指示が図8で示される画質の候補にある場合(Yes)には、単語の指示通りに画質を設定し(ステップS48)、次いでステップS80に移行し、ここで図9に示されるような設定結果を一定時間液晶モニタ102に表示し、その後ステップS2に戻り、音声入力待ちとなる。
【0045】
この図9に示される設定結果は、記録モードにおいて、画素数を1Mと設定し、画質をNORMALと設定した例であり、設定された条件が白抜きで表示されている。
【0046】
以上のフローは、記録モードにおいて、先に画素数関連の音声入力を行い、次いで画質関連の音声入力を行った場合についてのものである。以下のステップS50以降においては、記録モードにおいて、先に画質関連の音声入力を行い、次いで画素数関連の音声入力を行った場合について説明する。
【0047】
ステップS20に戻って、単語が画素数関連でない場合(No)には、次のステップS50に移行し、単語が画質関連であるか否かが判断される。単語が画質関連でない場合(No)には、ステップS2に戻り、音声入力待ちとなる。
【0048】
一方、ステップS50において、単語が画質関連である場合(Yes)には、その単語の指示に従い画質の設定を行い(ステップS52)、設定された画質で設定可能な画素数の候補を図6の表に基づいて所得する(ステップS54)。その際、画素数の候補が2個以上であるか否かが判断され(ステップ56)、画素数の候補が1個しかない場合(No)であって他に選択の余地がない場合には、画素数をその値に設定し(ステップS58)、次いでステップS80に移行し、ここで設定状態を一定時間液晶モニタ102に表示し、その後ステップS2に戻り、音声入力待ちとなる。
【0049】
一方、ステップS56において、画素数の候補が2個以上ある場合(Yes)には、その旨の内容の画面を液晶モニタ102に表示する(ステップS60)。この状態で、一定レベル以上の音声入力があるかが判断され(ステップS62)、一定レベル以上の音声入力がない場合(No)には、ステップS62において循環ループを形成し、入力があるまで待機状態が維持される。
【0050】
一定レベル以上の音声入力があった場合(Yes)には、デジタルカメラ100は操作者から何らかの音声入力があったものと判断して、音声をメモリに記録(ストア)して(ステップS64)、次いで、辞書により照合(音声認識)を行う(ステップS66)。
【0051】
照合において、音声と合致した単語が辞書内にあるか否かが判断され(ステップS68)、辞書内にない場合(No)には、無効である旨のビープ音を発生させ(ステップS70)、その後ステップS62に戻り、音声入力待ちとなる。一方、音声と合致した単語があった場合(Yes)には、この合致した単語が「キャンセル」であるか否かが判断される(ステップS72)。そして、単語が「キャンセル」であった場合(Yes)には、ステップS2に戻り、音声入力待ちとなる。
【0052】
一方、ステップS72において、単語が「キャンセル」でなかった場合(No)には、音声と合致した単語が画素数関連であるか否かが判断される(ステップS74)。そして、単語が画素数関連でない場合(No)には、無効である旨のビープ音を発生させ(ステップS70)、その後ステップS62に戻り、音声入力待ちとなる。
【0053】
一方、単語が画素数関連であった場合(Yes)には、その単語の指示が画素数の候補にあるか否かが判断され(ステップS76)、候補でない場合(No)には、無効である旨のビープ音を発生させ(ステップS70)、その後ステップS62に戻り、音声入力待ちとなる。
【0054】
ステップS76で、単語の指示が画素数の候補にある場合(Yes)には、単語の指示通りに画素数を設定し(ステップS78)、次いでステップS80に移行し、ここで設定結果を一定時間液晶モニタ102に表示し、その後ステップS2に戻り、音声入力待ちとなる。
【0055】
以上、本発明に係る映像装置の実施形態の例について説明したが、本発明は上記実施形態の例に限定されるものではなく、各種の態様が採り得る。
【0056】
たとえば、本実施形態の例では、相互依存関係にある設定項目として、撮影モードにおける画素数と画質との関係について説明したが、これ以外の例、たとえば、撮影モードにおけるオートホワイトバランスとマニュアルホワイトバランスとの関係についても適用できる。
【0057】
オートホワイトバランス(以下、「W/B」と略す)の設定では、W/Bは自動的に設定される。これに対し、マニュアルW/Bの設定では、昼光、蛍光灯(この内でも数段階に分類可)、白熱灯、等の数種類の照明状態を選択できる。このような相互依存関係にある設定項目の場合にも、図7に示されるフローと同様な手順で設定が行える。
【0058】
また、本実施形態の例では、映像装置としてデジタルカメラが使用されているが、これ以外の装置、たとえば、カメラ一体型VTR等の装置も採用できる。同様に、ソフトウェア構成及びハードウェア構成も一例を示したに過ぎず、他の態様を採用することを妨げるものではない。
【0059】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、複数の設定項目のうち、相互依存関係にある2以上の設定項目がある場合には、任意の音声入力では適正な設定ができない場合があるが、その場合であっても、この設定項目の情報が表示手段に表示されれば、音声入力での適正な設定が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る表示装置としてのデジタルカメラの実施の形態を示す概略図
【図2】図1に示したデジタルカメラの内部構成を示すブロック図
【図3】図1に示したデジタルカメラのモード設定ダイヤルの平面図
【図4】設定モードを選択した際の液晶モニタの画面
【図5】設定モードにおいて記録モードを選択した際の液晶モニタの画面
【図6】相互依存関係にある2つの設定項目がある場合の例を示す表
【図7】音声入力による各設定項目の条件を選択する動作についてのフローチャート
【図8】画質の候補が2個以上ある場合の液晶モニタの画面
【図9】設定結果を表示する液晶モニタの画面
【符号の説明】
100…デジタルカメラ、122…CPU、128…操作部、134…メモリカード、140…システムメモリ、142…不揮発性メモリ、152…マイク、154…A/D変換器、170…バス

Claims (3)

  1. 画像情報及び/又は文字情報を表示する表示手段と、
    音声信号を入力する音声信号入力手段と、
    前記入力した音声信号を認識する音声信号認識手段と、
    前記認識した音声信号に従って、装置の複数の設定項目に対して、各設定項目の条件を選択する条件選択手段と、を備える映像装置であって、
    前記複数の設定項目のうち、相互依存関係にある2の設定項目のうち任意の一方の設定項目の条件が選択されると、相互依存関係にある他の設定項目において選択可能な2以上の条件を前記表示手段に表示させる制御手段を備えることを特徴とする映像装置。
  2. 前記表示手段に、更に音声信号の入力を促す旨の情報が表示される請求項1に記載の映像装置。
  3. 前記相互依存関係にある2の設定項目は、記録画像の画素数と圧縮率であることを特徴とする請求項1又は2に記載の映像装置。
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