JP2004094890A - 電子機器およびその動作処理方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】キーリピート動作を用いた電子機器の操作性を向上する。
【解決手段】電子機器の設定を行うための項目を一覧表示する表示手段と、前記項目のうち、設定を行うための選択対象とする項目を配列された順番で変更するための操作部材と、前記操作部材が連続的に入力状態にあるキーリピート状態であることが検出された場合には、選択対象とする項目を配列された順番に順次変更するとともに、選択対象とする項目が最後の項目となったときにはその項目で変更を停止させ、前記操作部材のキーリピート状態が検出されていない場合には、選択対象とする項目を配列された順番に1つ変更するとともに、現在の選択対象の項目が最後の項目である場合には選択対象とする項目を先頭の項目に変更する制御手段とを有することを特徴とする電子機器を提供する。
【選択図】 図4
【解決手段】電子機器の設定を行うための項目を一覧表示する表示手段と、前記項目のうち、設定を行うための選択対象とする項目を配列された順番で変更するための操作部材と、前記操作部材が連続的に入力状態にあるキーリピート状態であることが検出された場合には、選択対象とする項目を配列された順番に順次変更するとともに、選択対象とする項目が最後の項目となったときにはその項目で変更を停止させ、前記操作部材のキーリピート状態が検出されていない場合には、選択対象とする項目を配列された順番に1つ変更するとともに、現在の選択対象の項目が最後の項目である場合には選択対象とする項目を先頭の項目に変更する制御手段とを有することを特徴とする電子機器を提供する。
【選択図】 図4
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば、デジタルカメラなどの撮像装置、あるいは携帯電話などに代表される電子機器のメニュー項目の選択方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、小型液晶表示部材とメニュー項目などの設定を行うための方向選択キーを搭載した携帯可能な情報処理装置が存在する。このような装置では、キーの押しつづけることによる所謂キーリピート動作を用いて、メニューの選択項目の移動を連続して行うことができる。
【0003】
さらに、選択項目の終点と始点または始点と終点をシームレスにつなげるループ処理を用いることで、所望の位置への移動をよりすくない手数で実現している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、キーリピートを用いた場合、利用者はある程度目星をつけて所望のメニュー項目に付近に選択対象を移動させたあと所望の項目を選択させるような処理を行うことになる。このような操作は、終点と始点を繋げたループ処理を実現している場合、終点のメニュー項目を選択しようとしても、操作によっては選択対象が先頭のメニュー項目に進んでしまう場合も起こり得るので操作が煩わしくなる。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上述した問題を解決するために、本願発明によれば、電子機器の設定を行うための項目を一覧表示する表示手段と、前記項目のうち、設定を行うための選択対象とする項目を配列された順番で変更するための操作部材と、前記操作部材が連続的に入力状態にあるキーリピート状態であることが検出された場合には、選択対象とする項目を配列された順番に順次変更するとともに、選択対象とする項目が最後の項目となったときにはその項目で変更を停止させ、前記操作部材のキーリピート状態が検出されていない場合には、選択対象とする項目を配列された順番に1つ変更するとともに、現在の選択対象の項目が最後の項目である場合には選択対象とする項目を先頭の項目に変更する制御手段とを有することを特徴とする電子機器を提供する。
【0006】
また、画像を再生表示する表示手段と、予め定められた順番に基づいて再生する画像を変更するための操作部材と、前記操作部材が連続的に入力状態にあるキーリピート状態であることが検出された場合には、再生対象とする画像を予め定められた順番に基づいて順次再生するとともに、再生する画像が最後の画像となった場合にはその画像を再生させたままとし、前記操作部材のキーリピート状態が検出されていない場合には、再生対象とする画像を配列された順番に基づいて1つ変更するとともに、現在の再生対象の画像が最後の画像である場合には、再生対象とする画像を先頭の画像に変更する制御手段とを有することを特徴とする電子機器を提供する。
【0007】
また、画像を再生表示する表示手段と、画像を電子的に拡大するための操作部材と、前記操作部材が連続的に入力状態にあるキーリピート状態であることが検出された場合には、前記表示手段によって表示される画像の拡大処理を連続的に行うとともに、予め設定された最大拡大率となった場合にはその倍率を保持したまま画像を表示し、前記操作部材のキーリピート状態が検出されていない場合であって、予め設定された最大拡大率で画像が表示されている場合には、前記操作部材の操作に応じて拡大されていない画像を表示する制御手段とを有することを特徴とする電子機器を提供する。
【0008】
【発明の実施の形態】
(第1の実施の形態)
以下、添付の図面に沿って本発明の実施の形態をデジタルカメラなどの撮像装置におけるメニュー項目の選択動作を例として説明する。
【0009】
図1は、本実施形態による撮像装置の主要構成を示すブロック図、図2は本実施の形態におけるメニュー項目選択におけるキーリピート動作の処理フローチャート、図3はメニュー項目の表示例を示す図、図4は選択項目の移動動作の処理フローチャート、図5は本実施の形態におけるメモリ56内のメニュー構造を示す図、図6は本実施の形態における操作部70に含まれる操作部材の配置例を示す図、図7は本実施の形態におけるメモリ内のメニュー項目(アイテム)の構造を示す図である。
【0010】
図1において、撮像装置本体100は以下によって構成される。
【0011】
10は撮影レンズ、12は絞り機能を備えるシャッター、14は光学像を電気信号に変換する撮像素子、16は撮像素子14のアナログ信号出力をディジタル信号に変換するA/D変換器である。
【0012】
タイミング発生回路18は、撮像素子14、A/D変換器16、D/A変換器26にクロック信号や制御信号を供給するものであり、メモリ制御回路22及びシステム制御回路50により制御される。
【0013】
画像処理回路20は、A/D変換器16からのデータ或いはメモリ制御回路22からのデータに対して所定の画素補間処理や色変換処理を行う。また画像処理回路20によって画像の切り出し、拡大処理を行うことで電子ズーム機能が実現される。
【0014】
また、画像処理回路20においては、撮像した画像データを用いて所定の演算処理を行い、得られた演算結果に基づいてシステム制御回路50が露光制御回路40、焦点制御回路42に対して制御を行う、焦点制御回路42ではTTL(スルー・ザ・レンズ)方式のAF(オートフォーカス)処理、AE(自動露出)処理、露光制御回路40ではEF(フラッシュプリ発光)処理を行うことが可能である。
【0015】
更に、画像処理回路20においては、撮像した画像データを用いて所定の演算処理を行い、得られた演算結果に基づいてTTL方式のAWB(オートホワイトバランス)処理を実行する。
【0016】
メモリ制御回路22は、A/D変換器16、タイミング発生回路18、画像処理回路20、画像表示メモリ24、D/A変換器26、メモリ30、圧縮・伸長回路32を制御する。
【0017】
なお、A/D変換器16から出力された画像データは、画像処理回路20、メモリ制御回路22を介して、或いはA/D変換器16のデータが直接メモリ制御回路22を介して、画像表示メモリ24或いはメモリ30に書き込まれる。
【0018】
24は画像表示メモリ、26はD/A変換器、28はTFT LCD等から成る画像表示部であり、画像表示メモリ24に書き込まれた表示用の画像データはD/A変換器26を介して画像表示部28により表示される。
【0019】
なお、撮像した画像データを、画像表示部28を用いて逐次表示すれば、電子ファインダ機能を実現することが可能である。また、画像表示部28は、システム制御回路50の指示により任意に表示をオン/オフすることが可能であり、表示をオフにした場合には撮像装置100の電力消費を大幅に低減することができる。
【0020】
撮影した静止画像や動画像を格納するためのメモリ30は、所定枚数の静止画像や所定時間の動画像を格納するのに十分な記憶量を備えている。また、メモリ30はシステム制御回路50の作業領域としても使用することが可能である。
【0021】
適応離散コサイン変換(ADCT)等により画像データを圧縮伸長する圧縮・伸長回路32は、メモリ30に格納された画像を読み込んで圧縮処理或いは伸長処理を行い、処理を終えたデータをメモリ30に書き込む、これらのデータは後述の記憶媒体に画像データを取り込んだ際の情報、例えば撮影日時、連写、パノラマ撮影をした等の情報とともに、格納される。
【0022】
絞り機能を備えるシャッター12を制御する露光制御回路40は、フラッシュ48と連携することによりフラッシュ調光機能も有するものである。
【0023】
焦点制御回路42は、撮影レンズ10のフォーカシングを制御し、ズーム制御回路44は撮影レンズ10のズーミングを制御する。また、フラッシュ48は被写体を照明するためのものであり、AF補助光の投光機能、フラッシュ調光機能も有する。
【0024】
露光制御回路40、焦点制御回路42はTTL方式を用いて制御されており、撮像した画像データを画像処理回路20によって演算した演算結果に基づき、システム制御回路50が露光制御回路40、焦点制御回路42に対して制御を行う。
【0025】
システム制御回路50は撮像装置100全体を制御し、メモリ52はシステム制御回路50の動作用の定数、変数、プログラム等を記憶する。通知部54はシステム制御回路50でのプログラムの実行に応じて、文字、画像、音声等を用いて動作状態やメッセージ等を通知するものであり、撮像装置100の操作部近辺の視認し易い位置に単数或いは複数個所設置され、例えばLCDやLED、発音素子等の組み合わせにより構成されている。
【0026】
不揮発性メモリ56は電気的に消去・記録可能であり、例えばEEPROM等が用いられる。タイマー59は時間を計測する。
【0027】
操作部材60、62、64、及び70は、システム制御回路50の各種の動作指示を入力するためのものであり、スイッチやダイアル、タッチパネル、視線検知によるポインティング、音声認識装置等の単数或いは複数の組み合わせで構成される。
【0028】
ここで、これらの操作部材の具体的な説明を行う。モードダイアルスイッチ60は、電源オフ、自動撮影モード、撮影モード、パノラマ撮影モード、再生モード、マルチ画面再生等の各機能モードを切り替え設定することができる。
【0029】
シャッタースイッチSW1−62は、不図示のシャッタボタンの操作途中でオンとなり、AF(オートフォーカス)処理、AE(自動露出)処理、AWB(オートホワイトバランス)処理、EF(フラッシュプリ発光)処理等の動作開始を指示する。
【0030】
シャッタースイッチSW2−64は、不図示のシャッタボタンの操作完了でオンとなり、撮像素子12から読み出した信号をA/D変換器16、メモリ制御回路22を介してメモリ30に画像データを書き込む露光処理、画像処理回路20やメモリ制御回路22での演算を用いた現像処理、メモリ30から画像データを読み出し、圧縮・伸長回路32で圧縮を行い、記録媒体200或いは210に画像データを書き込む記録処理という一連の処理の動作開始を指示する。
【0031】
操作部70は、後述するが、メニューボタン、セットボタン、MFボタン、フラッシュ設定ボタン、単写/連写/セルフタイマー切り替えボタン、十字ボタン、ズーム操作ボタン等を有する。なお、本実施形態では特に、上記スイッチ、操作部による入力検出を行い、システム制御部50によってスイッチ操作の判断がおこなわれ、釦類の操作に対してアクションが行われる。また、操作部70は後述のボタン601〜608を有する。
【0032】
電源制御部80は、電池検出回路、DC−DCコンバータ、通電するブロックを切り換えるスイッチ回路等により構成されており、電池の装着の有無、電池の種類、電池残量の検出を行い、検出結果及びシステム制御回路50の指示に基づいてDC−DCコンバータを制御し、必要な電圧を必要な期間、記録媒体を含む各部へ供給する。電源部86はアルカリ電池やリチウム電池等の一次電池やNiCd電池やNiMH電池、Li電池等の二次電池、ACアダプター等からなる。
【0033】
90及び94はメモリカードやハードディスク等の記録媒体とのインターフェースである。
【0034】
なお、本実施形態では記録媒体を取り付けるインターフェース及びコネクタを2系統持つものとして説明している。もちろん、記録媒体を取り付けるインターフェース及びコネクタは、単数或いは複数、いずれの系統数を備える構成としても構わない。また、異なる規格のインターフェース及びコネクタを組み合わせて備える構成としても構わない。
【0035】
インターフェース及びコネクタとしては、PCMCIAカードやCF(コンパクトフラッシュ(R))カード等の規格に準拠したものを用いて構成して構わない。
【0036】
更に、インターフェース90及び94をPCMCIAカードやCF(コンパクトフラッシュ(R))カード等の規格に準拠したものを用いて構成した場合、LANカードやモデムカード、USBカード、IEEE1394カード、P1284カード、SCSIカード、PHS等の通信カード、等の各種通信カードを接続することにより、他のコンピュータやプリンタ等の周辺機器との間で画像データや画像データに付属した管理情報を転送し合うことができる。
【0037】
通信部110は、RS232CやUSB、IEEE1394、P1284、SCSI、モデム、LAN、無線通信、等の各種通信機能を有する。
【0038】
200,210はメモリカードやハードディスク等の記録媒体である。記録媒体200,210は、半導体メモリや磁気ディスク等から構成される記録部202,212、撮像装置100とのインターフェース204,214を備えている。
【0039】
ここで、撮像装置100のメニュー項目の構築に関して説明する。撮像装置100は電源86より電源供給されている状態で操作部70において電源スイッチがONされた場合に起動する。そして起動時に図5に示すメニュー構造を構築する。
【0040】
図5に示すメモリ30に格納されるメニュー構造は、タブメニュー名510、タブメニュー名510にそれぞれ含まれるアイテム(項目)の総数520、現在選択対象となっているアイテム(項目)の位置(番号)530、画面にアイテム(項目)を表示する表示数540、およびアイテム(項目)数520にそれぞれ対応する図7に示すアイテム(項目)550a,550b・・・から構成される。図7に示すように、メニューアイテム(項目)550a,550b・・・は、それぞれアイテム番号710、文字列やアイコンのリソースID720、およびサブメニューへのオフセット情報730から構成される。サブメニューへのオフセット情報730が「0」の場合、サブメニューの存在は無視される。オフセット情報730が「0」以外の場合、オフセット情報730にはそのメニュー構造が格納されているアドレスが設定される。なお、アイテム番号710は上から順番に1,2,3・・・と付加されている。
【0041】
図3に画像表示部28に表示されるメニューの構成例を示す。メニュー画面30はアイテム(項目)を分類したタブ300a,b,cが最上部に横方向に複数配置され、現在選択中のタブ300とともに対応するアイテム(項目)が一覧表示される。タブ300配下のメニューはアイテム(項目)301が縦方向に複数表示され、各アイテムの現在の設定380が対応するアイテム(項目)の横方向に表示される。現在の設定380は文字列を用いて表現されるがアイコンなどの絵を用いてもよい。また、現在表示中の全体のアイテムに対するアイテムの位置はスクロールバー302を用いて表現される。
【0042】
図6を用いて次に項目の選択操作方法を説明する。メニューボタン605が押されると、画像表示部28上にメニュー画面30が表示される。メニュー表示直後、図3(a)に示すように、タブメニュー300aに対応する項目が表示される。このとき、現在選択されているタブ配下のメニューを構成するアイテム数520が表示アイテム数540より大きい場合、スクロールバー302内の矩形領域320はグレイアウト表示しておく。ここで、右ボタン602が押されると右方向のタブメニュー300bに移動する。またさらに右ボタン602が押されるとタブメニューの右端のタブメニュー300cが選択される。
【0043】
図3(a)に示すようなタブメニューにフォーカスしている状態で、下ボタン603が押されると、タブメニューのアイテム301のうち最上部のアイテムにフォーカスが移動する。このときスクロールバー302内の矩形領域320の表示色がグレイアウト表示からタブ300の背景色に近い色に変更されることにより、選択アイテムがタブ300からタブ配下のアイテム301に移動したことが強調表示される。なお、ここで言う「フォーカス」とは、アイテム301またはタブメニュー300a〜cのいずれかが選択対象となることを指す。
【0044】
さらに、操作者によって下ボタン603が押されると、選択対象となるアイテムが下方向に変更され、例えば図3(b)に示すようになる。この状態で左ボタン604もしくは右ボタン602を押すと設定380の表示が切換わり、対応するアイテムの設定を変更することができる。そして、さらに下ボタン603が押されるとアイテムの表示が次々と切換わり表示される。そして、最下アイテムにおいて下ボタン603押されると、表示されているアイテムに対応するタブ300にフォーカスが再び移動する(選択対象が最上部に戻る)。逆にタブメニュー300が選択されている状態で上ボタン601が押されると、そのタブメニュー配下の最下部のアイテムに選択対象が変更される。このような表示処理を行うことで、アイテム・タブメニューにおける最上部と最下部との選択対象のループ移動を実現する。
【0045】
なお、選択対象のアイテムがサブメニューを有する場合、左ボタン604もしくは右ボタン602を用いて不図示のサブメニューのアイテムの表示・選択が可能である。さらにメニュー画面30の表示中に光学レンズ10のズームを制御するためのテレボタン607が押されると、右ボタン602と同様に選択対象とするタブメニューを右方向に移動し、ワイドボタン608が押されると左ボタン604と同様に選択対象とするタブメニューを左方向に移動することもできる。
【0046】
図2を用いてこのようなメニューの表示処理におけるシステム制御回路50によるキーリピートの動作処理を説明する。ここで述べる「キーリピート動作」とは、あるボタン(キー)を押しつづける(入力状態である)ことを検出することによって、同じ制御信号を連続的に出力する動作のことを指す(例えば下ボタン603を押しつづけることにより選択対象とするアイテムを連続的に切り換えることを指すものとする)。システム制御部50ではシステムONの状態において、操作部材601,603が押圧されているか否か調べるキースキャンを行う(S21)。そして、前回のキースキャン結果との比較を行い(S23)、異なる場合はタイマー59に例えば第1の設定値TM=300msecを設定(S24)し、スキャン結果をメモリ30に記憶(S25)した後イベント出力する(S2a)。
【0047】
一方、S23において、前回のキースキャン結果と同一の場合、タイマーの経時時間を調査し、設定値以内の場合イベント「なし」として(S28)その結果を出力する(S2a)。また、経時時間がタイマー設定値以上である場合、再度タイマー59に対し例えば第1の設定値より短い第2の設定値TM=200msecを設定(S27)し、キーリピート状態であることを示すビット設定を行い(S29)イベント出力(S2a)を行う。このような動作を撮像装置の電源がOFFとなるまで繰り返す。
【0048】
このようなキーリピート動作処理に対するアイテムの選択対象のシステム制御回路50による移動処理動作を図4のフローチャートを用いて説明する。
【0049】
まず、入力イベントe(上ボタン601または下ボタン603に対する押下)を受け取り、メモリ30に格納されているアイテム数520よりアイテムの総数Nおよび選択対象となっているアイテムの位置c(番号)をカレントアイテム位置530より取得する(S401)。入力イベントが下ボタン603の操作であると判断した場合(S402)、現在選択対象となっているアイテムの位置cとアイテムの総数Nを比較(c<Nかどうかを判断)し(S404)、最下アイテムでなければカレントアイテム530の値を一つ増加(c=c+1)して更新し(S406)した後、選択対象となるアイテムを配列されたひとつ下の順番のアイテムに変更させ(S408)、終了する(S414)。
【0050】
選択対象のアイテムが最下部のアイテムである場合(c=N)、S405に進み、入力イベントのリピートビットを参照する。入力イベントがキーリピート状態である場合、最下部のアイテムを選択対象としたまま処理を終了する(S414)。入力イベントがキーリピート状態でなければ、カレントアイテム530の値を0に戻し、選択対象をタブメニュー300に変更し(S408)終了する(S414)。ここで、c=0のときは選択対象を配列の最上位のタブメニュー300とするものとする。
【0051】
同様に入力イベントが上ボタン601の場合(S403)、S409に進む。S409において、現在選択対象のアイテムの番号が0より大きい場合(c>0)、カレントアイテム530の値を1つ減少して更新し(S411)、なお、選択対象を現在より1つ上側に配列された(配列された順番とは逆の順番の)アイテムに変更し(S413)、終了する(S414)。選択対象とするアイテムの変更は、カレントアイテム530の値を参照し、リソースID720からの文字列またはアイコンの色の変更することで実現される。
カレントアイテム530の値が0の場合、つまり選択対象がタブメニュー300である場合、S410に進み、入力イベントのリピートビットを参照する。ここでキーリピート動作状態であると判断された場合、選択対象をタブメニュー300としたまま終了する(S414)。一方、キーリピート状態ではないと判断された場合、カレントアイテム530を最下部のアイテムの値に更新し(S412)、選択対象とするアイテムを最下部のアイテムに変更した(S413)後、終了する(S414)。
【0052】
このように、選択対象のアイテムを連続的に変更するキーリピート状態を検出した場合には、先頭から最後(最後から先頭)の項目への選択対象の移動を行わないため、操作性が向上する。
【0053】
(第2の実施の形態)
上記第1の実施の形態では、メニュー項目の選択に関して説明したが、画像の再生機能に本システムを適用することが可能である。
【0054】
記録部202ないし203に記録されている画像をI/F90およびメモリ制御部22を介し、画像表示メモリ24に格納された画像は、D/A26を介して画像表示部28に出力される。そして、操作部70配下の右ボタン602が押されると再生表示されている画像の次に再生される画像が再生表示される。なお、画像が再生表示される順番は、撮影された順番などで予め定められているものとする。
【0055】
ここで、第1の実施の形態と同様のキーリピート動作検出フローを用いる。具体的には、右ボタン602がキーリピート状態であることが検出された場合、連続的に撮影された順番に画像再生処理を行うことが可能となるが、最後に再生される画像が表示されているときになお右ボタン602がキーリピート状態である場合、入力イベントを無視し、現在再生されている画像を表示したままとする。そして、キーリピート状態が開放され、右ボタン602が押されたら、再生する画像を最も始めに再生した先頭画像に設定し再生表示する。
【0056】
同様に、左ボタン604が押されると、右ボタン602が押されたときとは逆の順番に現在再生表示されている画像より前に再生された画像の再生表示を行う。ここで左ボタン604がキーリピート状態である場合、連続して前方向の画像再生が可能である。ただし先頭画像表示中においてなお左ボタン604が押されつづけている場合、入力イベントは無視し、現在再生されている画像を表示したままとする。そしてキーリピート状態が開放され、再度左ボタン604が押されたら、再生表示する画像を最終画像に設定し画像再生する。このような処理によってキーリピートを用いた画像再生機能のループ処理の操作性の向上を実現することが可能である。
【0057】
(第3の実施の形態)
本実施の形態では、画像の電子的な拡大、縮小機能に本システムを適用することが可能である。
【0058】
記録部202ないし203に記録されている画像をI/F90およびメモリ制御部22を介し、画像表示メモリ24に格納された画像は、D/A26を介して画像表示部28に出力される。この状態で、操作部70配下のテレボタン607が押されると、画像処理部20およびメモリ制御部22を用いて画像の電子的な拡大処理が行われ、画像表示メモリ24に出力される。その出力結果が画像表示部28に出力される。同様に、拡大状態において、ワイドボタン608が押されると、画像処理部20およびメモリ制御部22において電子的な縮小処理がおこなわれその結果が画像表示メモリ24に出力され、その結果が画像表示部28に出力される。本実施の形態において、画像の拡大は前記キーリピート検出処理部においてテレボタン607が押されつづけると拡大処理が連続して行われる。ここで、予め設定された最大拡大率の状態においてもなお、キーリピート状態である場合、そのキーイベントは無視し、最大拡大率の状態のままとする。そして、キーリピート状態が解除された状態でさらに再度テレボタン607が押された場合、拡大状態を解除し、全画面出力する(ズーム倍率を1倍に戻す)ことで、画像の拡大機能に応用することが可能となる。
【0059】
同様に、ワイドボタン608のキーリピート状態を検出することで、画像の縮小処理を連続的に動作させる。このとき、全画面出力状態(ズーム倍率1倍)においてワイドボタン608がキーリピート状態である場合、そのイベントは無視し、そして、キーリピート状態が解除された状態でさらに再度ワイドボタン608が押された場合、最大拡大率に画像を拡大する。このような処理によって、拡大・縮小のループ処理を実現することが可能となる。
【0060】
本発明は、一例として、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを、インターネットなどのネットワークを介して撮像装置に供給し、撮像装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによって達成できる。
【0061】
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態のCPU50の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
【0062】
プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フロッピー(R)ディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROMなどを用いることができる。
【0063】
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOS(オペレーティングシステム)などが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれる。
【0064】
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示にもとづき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される。
【0065】
本発明を上記記憶媒体に適用する場合、その記憶媒体には、先に説明したフローチャートに対応するプログラムコードを格納することになるが、簡単に説明すると、本発明の撮像装置に不可欠なモジュールを、記憶媒体に格納することになる。
【0066】
【発明の効果】
以上説明したように、キーリピート動作を用いた電子機器の操作性を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態における撮像装置のブロック図。
【図2】本実施の形態におけるキーリピート動作の処理フローチャートを示す図。
【図3】本実施の形態におけるメニュー項目の表示例を示す図。
【図4】本実施の形態におけるメニュー項目に対する選択対象の変更動作の処理フローチャートを示す図。
【図5】本実施の形態におけるメニュー構造を示す図。
【図6】本実施の形態における撮像装置の背面図。
【図7】本実施の形態におけるアイテム(項目)構造を示す図。
【符号の説明】
28 画像表示部
601 上ボタン
602 右ボタン
603 下ボタン
604 左ボタン
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば、デジタルカメラなどの撮像装置、あるいは携帯電話などに代表される電子機器のメニュー項目の選択方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、小型液晶表示部材とメニュー項目などの設定を行うための方向選択キーを搭載した携帯可能な情報処理装置が存在する。このような装置では、キーの押しつづけることによる所謂キーリピート動作を用いて、メニューの選択項目の移動を連続して行うことができる。
【0003】
さらに、選択項目の終点と始点または始点と終点をシームレスにつなげるループ処理を用いることで、所望の位置への移動をよりすくない手数で実現している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、キーリピートを用いた場合、利用者はある程度目星をつけて所望のメニュー項目に付近に選択対象を移動させたあと所望の項目を選択させるような処理を行うことになる。このような操作は、終点と始点を繋げたループ処理を実現している場合、終点のメニュー項目を選択しようとしても、操作によっては選択対象が先頭のメニュー項目に進んでしまう場合も起こり得るので操作が煩わしくなる。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上述した問題を解決するために、本願発明によれば、電子機器の設定を行うための項目を一覧表示する表示手段と、前記項目のうち、設定を行うための選択対象とする項目を配列された順番で変更するための操作部材と、前記操作部材が連続的に入力状態にあるキーリピート状態であることが検出された場合には、選択対象とする項目を配列された順番に順次変更するとともに、選択対象とする項目が最後の項目となったときにはその項目で変更を停止させ、前記操作部材のキーリピート状態が検出されていない場合には、選択対象とする項目を配列された順番に1つ変更するとともに、現在の選択対象の項目が最後の項目である場合には選択対象とする項目を先頭の項目に変更する制御手段とを有することを特徴とする電子機器を提供する。
【0006】
また、画像を再生表示する表示手段と、予め定められた順番に基づいて再生する画像を変更するための操作部材と、前記操作部材が連続的に入力状態にあるキーリピート状態であることが検出された場合には、再生対象とする画像を予め定められた順番に基づいて順次再生するとともに、再生する画像が最後の画像となった場合にはその画像を再生させたままとし、前記操作部材のキーリピート状態が検出されていない場合には、再生対象とする画像を配列された順番に基づいて1つ変更するとともに、現在の再生対象の画像が最後の画像である場合には、再生対象とする画像を先頭の画像に変更する制御手段とを有することを特徴とする電子機器を提供する。
【0007】
また、画像を再生表示する表示手段と、画像を電子的に拡大するための操作部材と、前記操作部材が連続的に入力状態にあるキーリピート状態であることが検出された場合には、前記表示手段によって表示される画像の拡大処理を連続的に行うとともに、予め設定された最大拡大率となった場合にはその倍率を保持したまま画像を表示し、前記操作部材のキーリピート状態が検出されていない場合であって、予め設定された最大拡大率で画像が表示されている場合には、前記操作部材の操作に応じて拡大されていない画像を表示する制御手段とを有することを特徴とする電子機器を提供する。
【0008】
【発明の実施の形態】
(第1の実施の形態)
以下、添付の図面に沿って本発明の実施の形態をデジタルカメラなどの撮像装置におけるメニュー項目の選択動作を例として説明する。
【0009】
図1は、本実施形態による撮像装置の主要構成を示すブロック図、図2は本実施の形態におけるメニュー項目選択におけるキーリピート動作の処理フローチャート、図3はメニュー項目の表示例を示す図、図4は選択項目の移動動作の処理フローチャート、図5は本実施の形態におけるメモリ56内のメニュー構造を示す図、図6は本実施の形態における操作部70に含まれる操作部材の配置例を示す図、図7は本実施の形態におけるメモリ内のメニュー項目(アイテム)の構造を示す図である。
【0010】
図1において、撮像装置本体100は以下によって構成される。
【0011】
10は撮影レンズ、12は絞り機能を備えるシャッター、14は光学像を電気信号に変換する撮像素子、16は撮像素子14のアナログ信号出力をディジタル信号に変換するA/D変換器である。
【0012】
タイミング発生回路18は、撮像素子14、A/D変換器16、D/A変換器26にクロック信号や制御信号を供給するものであり、メモリ制御回路22及びシステム制御回路50により制御される。
【0013】
画像処理回路20は、A/D変換器16からのデータ或いはメモリ制御回路22からのデータに対して所定の画素補間処理や色変換処理を行う。また画像処理回路20によって画像の切り出し、拡大処理を行うことで電子ズーム機能が実現される。
【0014】
また、画像処理回路20においては、撮像した画像データを用いて所定の演算処理を行い、得られた演算結果に基づいてシステム制御回路50が露光制御回路40、焦点制御回路42に対して制御を行う、焦点制御回路42ではTTL(スルー・ザ・レンズ)方式のAF(オートフォーカス)処理、AE(自動露出)処理、露光制御回路40ではEF(フラッシュプリ発光)処理を行うことが可能である。
【0015】
更に、画像処理回路20においては、撮像した画像データを用いて所定の演算処理を行い、得られた演算結果に基づいてTTL方式のAWB(オートホワイトバランス)処理を実行する。
【0016】
メモリ制御回路22は、A/D変換器16、タイミング発生回路18、画像処理回路20、画像表示メモリ24、D/A変換器26、メモリ30、圧縮・伸長回路32を制御する。
【0017】
なお、A/D変換器16から出力された画像データは、画像処理回路20、メモリ制御回路22を介して、或いはA/D変換器16のデータが直接メモリ制御回路22を介して、画像表示メモリ24或いはメモリ30に書き込まれる。
【0018】
24は画像表示メモリ、26はD/A変換器、28はTFT LCD等から成る画像表示部であり、画像表示メモリ24に書き込まれた表示用の画像データはD/A変換器26を介して画像表示部28により表示される。
【0019】
なお、撮像した画像データを、画像表示部28を用いて逐次表示すれば、電子ファインダ機能を実現することが可能である。また、画像表示部28は、システム制御回路50の指示により任意に表示をオン/オフすることが可能であり、表示をオフにした場合には撮像装置100の電力消費を大幅に低減することができる。
【0020】
撮影した静止画像や動画像を格納するためのメモリ30は、所定枚数の静止画像や所定時間の動画像を格納するのに十分な記憶量を備えている。また、メモリ30はシステム制御回路50の作業領域としても使用することが可能である。
【0021】
適応離散コサイン変換(ADCT)等により画像データを圧縮伸長する圧縮・伸長回路32は、メモリ30に格納された画像を読み込んで圧縮処理或いは伸長処理を行い、処理を終えたデータをメモリ30に書き込む、これらのデータは後述の記憶媒体に画像データを取り込んだ際の情報、例えば撮影日時、連写、パノラマ撮影をした等の情報とともに、格納される。
【0022】
絞り機能を備えるシャッター12を制御する露光制御回路40は、フラッシュ48と連携することによりフラッシュ調光機能も有するものである。
【0023】
焦点制御回路42は、撮影レンズ10のフォーカシングを制御し、ズーム制御回路44は撮影レンズ10のズーミングを制御する。また、フラッシュ48は被写体を照明するためのものであり、AF補助光の投光機能、フラッシュ調光機能も有する。
【0024】
露光制御回路40、焦点制御回路42はTTL方式を用いて制御されており、撮像した画像データを画像処理回路20によって演算した演算結果に基づき、システム制御回路50が露光制御回路40、焦点制御回路42に対して制御を行う。
【0025】
システム制御回路50は撮像装置100全体を制御し、メモリ52はシステム制御回路50の動作用の定数、変数、プログラム等を記憶する。通知部54はシステム制御回路50でのプログラムの実行に応じて、文字、画像、音声等を用いて動作状態やメッセージ等を通知するものであり、撮像装置100の操作部近辺の視認し易い位置に単数或いは複数個所設置され、例えばLCDやLED、発音素子等の組み合わせにより構成されている。
【0026】
不揮発性メモリ56は電気的に消去・記録可能であり、例えばEEPROM等が用いられる。タイマー59は時間を計測する。
【0027】
操作部材60、62、64、及び70は、システム制御回路50の各種の動作指示を入力するためのものであり、スイッチやダイアル、タッチパネル、視線検知によるポインティング、音声認識装置等の単数或いは複数の組み合わせで構成される。
【0028】
ここで、これらの操作部材の具体的な説明を行う。モードダイアルスイッチ60は、電源オフ、自動撮影モード、撮影モード、パノラマ撮影モード、再生モード、マルチ画面再生等の各機能モードを切り替え設定することができる。
【0029】
シャッタースイッチSW1−62は、不図示のシャッタボタンの操作途中でオンとなり、AF(オートフォーカス)処理、AE(自動露出)処理、AWB(オートホワイトバランス)処理、EF(フラッシュプリ発光)処理等の動作開始を指示する。
【0030】
シャッタースイッチSW2−64は、不図示のシャッタボタンの操作完了でオンとなり、撮像素子12から読み出した信号をA/D変換器16、メモリ制御回路22を介してメモリ30に画像データを書き込む露光処理、画像処理回路20やメモリ制御回路22での演算を用いた現像処理、メモリ30から画像データを読み出し、圧縮・伸長回路32で圧縮を行い、記録媒体200或いは210に画像データを書き込む記録処理という一連の処理の動作開始を指示する。
【0031】
操作部70は、後述するが、メニューボタン、セットボタン、MFボタン、フラッシュ設定ボタン、単写/連写/セルフタイマー切り替えボタン、十字ボタン、ズーム操作ボタン等を有する。なお、本実施形態では特に、上記スイッチ、操作部による入力検出を行い、システム制御部50によってスイッチ操作の判断がおこなわれ、釦類の操作に対してアクションが行われる。また、操作部70は後述のボタン601〜608を有する。
【0032】
電源制御部80は、電池検出回路、DC−DCコンバータ、通電するブロックを切り換えるスイッチ回路等により構成されており、電池の装着の有無、電池の種類、電池残量の検出を行い、検出結果及びシステム制御回路50の指示に基づいてDC−DCコンバータを制御し、必要な電圧を必要な期間、記録媒体を含む各部へ供給する。電源部86はアルカリ電池やリチウム電池等の一次電池やNiCd電池やNiMH電池、Li電池等の二次電池、ACアダプター等からなる。
【0033】
90及び94はメモリカードやハードディスク等の記録媒体とのインターフェースである。
【0034】
なお、本実施形態では記録媒体を取り付けるインターフェース及びコネクタを2系統持つものとして説明している。もちろん、記録媒体を取り付けるインターフェース及びコネクタは、単数或いは複数、いずれの系統数を備える構成としても構わない。また、異なる規格のインターフェース及びコネクタを組み合わせて備える構成としても構わない。
【0035】
インターフェース及びコネクタとしては、PCMCIAカードやCF(コンパクトフラッシュ(R))カード等の規格に準拠したものを用いて構成して構わない。
【0036】
更に、インターフェース90及び94をPCMCIAカードやCF(コンパクトフラッシュ(R))カード等の規格に準拠したものを用いて構成した場合、LANカードやモデムカード、USBカード、IEEE1394カード、P1284カード、SCSIカード、PHS等の通信カード、等の各種通信カードを接続することにより、他のコンピュータやプリンタ等の周辺機器との間で画像データや画像データに付属した管理情報を転送し合うことができる。
【0037】
通信部110は、RS232CやUSB、IEEE1394、P1284、SCSI、モデム、LAN、無線通信、等の各種通信機能を有する。
【0038】
200,210はメモリカードやハードディスク等の記録媒体である。記録媒体200,210は、半導体メモリや磁気ディスク等から構成される記録部202,212、撮像装置100とのインターフェース204,214を備えている。
【0039】
ここで、撮像装置100のメニュー項目の構築に関して説明する。撮像装置100は電源86より電源供給されている状態で操作部70において電源スイッチがONされた場合に起動する。そして起動時に図5に示すメニュー構造を構築する。
【0040】
図5に示すメモリ30に格納されるメニュー構造は、タブメニュー名510、タブメニュー名510にそれぞれ含まれるアイテム(項目)の総数520、現在選択対象となっているアイテム(項目)の位置(番号)530、画面にアイテム(項目)を表示する表示数540、およびアイテム(項目)数520にそれぞれ対応する図7に示すアイテム(項目)550a,550b・・・から構成される。図7に示すように、メニューアイテム(項目)550a,550b・・・は、それぞれアイテム番号710、文字列やアイコンのリソースID720、およびサブメニューへのオフセット情報730から構成される。サブメニューへのオフセット情報730が「0」の場合、サブメニューの存在は無視される。オフセット情報730が「0」以外の場合、オフセット情報730にはそのメニュー構造が格納されているアドレスが設定される。なお、アイテム番号710は上から順番に1,2,3・・・と付加されている。
【0041】
図3に画像表示部28に表示されるメニューの構成例を示す。メニュー画面30はアイテム(項目)を分類したタブ300a,b,cが最上部に横方向に複数配置され、現在選択中のタブ300とともに対応するアイテム(項目)が一覧表示される。タブ300配下のメニューはアイテム(項目)301が縦方向に複数表示され、各アイテムの現在の設定380が対応するアイテム(項目)の横方向に表示される。現在の設定380は文字列を用いて表現されるがアイコンなどの絵を用いてもよい。また、現在表示中の全体のアイテムに対するアイテムの位置はスクロールバー302を用いて表現される。
【0042】
図6を用いて次に項目の選択操作方法を説明する。メニューボタン605が押されると、画像表示部28上にメニュー画面30が表示される。メニュー表示直後、図3(a)に示すように、タブメニュー300aに対応する項目が表示される。このとき、現在選択されているタブ配下のメニューを構成するアイテム数520が表示アイテム数540より大きい場合、スクロールバー302内の矩形領域320はグレイアウト表示しておく。ここで、右ボタン602が押されると右方向のタブメニュー300bに移動する。またさらに右ボタン602が押されるとタブメニューの右端のタブメニュー300cが選択される。
【0043】
図3(a)に示すようなタブメニューにフォーカスしている状態で、下ボタン603が押されると、タブメニューのアイテム301のうち最上部のアイテムにフォーカスが移動する。このときスクロールバー302内の矩形領域320の表示色がグレイアウト表示からタブ300の背景色に近い色に変更されることにより、選択アイテムがタブ300からタブ配下のアイテム301に移動したことが強調表示される。なお、ここで言う「フォーカス」とは、アイテム301またはタブメニュー300a〜cのいずれかが選択対象となることを指す。
【0044】
さらに、操作者によって下ボタン603が押されると、選択対象となるアイテムが下方向に変更され、例えば図3(b)に示すようになる。この状態で左ボタン604もしくは右ボタン602を押すと設定380の表示が切換わり、対応するアイテムの設定を変更することができる。そして、さらに下ボタン603が押されるとアイテムの表示が次々と切換わり表示される。そして、最下アイテムにおいて下ボタン603押されると、表示されているアイテムに対応するタブ300にフォーカスが再び移動する(選択対象が最上部に戻る)。逆にタブメニュー300が選択されている状態で上ボタン601が押されると、そのタブメニュー配下の最下部のアイテムに選択対象が変更される。このような表示処理を行うことで、アイテム・タブメニューにおける最上部と最下部との選択対象のループ移動を実現する。
【0045】
なお、選択対象のアイテムがサブメニューを有する場合、左ボタン604もしくは右ボタン602を用いて不図示のサブメニューのアイテムの表示・選択が可能である。さらにメニュー画面30の表示中に光学レンズ10のズームを制御するためのテレボタン607が押されると、右ボタン602と同様に選択対象とするタブメニューを右方向に移動し、ワイドボタン608が押されると左ボタン604と同様に選択対象とするタブメニューを左方向に移動することもできる。
【0046】
図2を用いてこのようなメニューの表示処理におけるシステム制御回路50によるキーリピートの動作処理を説明する。ここで述べる「キーリピート動作」とは、あるボタン(キー)を押しつづける(入力状態である)ことを検出することによって、同じ制御信号を連続的に出力する動作のことを指す(例えば下ボタン603を押しつづけることにより選択対象とするアイテムを連続的に切り換えることを指すものとする)。システム制御部50ではシステムONの状態において、操作部材601,603が押圧されているか否か調べるキースキャンを行う(S21)。そして、前回のキースキャン結果との比較を行い(S23)、異なる場合はタイマー59に例えば第1の設定値TM=300msecを設定(S24)し、スキャン結果をメモリ30に記憶(S25)した後イベント出力する(S2a)。
【0047】
一方、S23において、前回のキースキャン結果と同一の場合、タイマーの経時時間を調査し、設定値以内の場合イベント「なし」として(S28)その結果を出力する(S2a)。また、経時時間がタイマー設定値以上である場合、再度タイマー59に対し例えば第1の設定値より短い第2の設定値TM=200msecを設定(S27)し、キーリピート状態であることを示すビット設定を行い(S29)イベント出力(S2a)を行う。このような動作を撮像装置の電源がOFFとなるまで繰り返す。
【0048】
このようなキーリピート動作処理に対するアイテムの選択対象のシステム制御回路50による移動処理動作を図4のフローチャートを用いて説明する。
【0049】
まず、入力イベントe(上ボタン601または下ボタン603に対する押下)を受け取り、メモリ30に格納されているアイテム数520よりアイテムの総数Nおよび選択対象となっているアイテムの位置c(番号)をカレントアイテム位置530より取得する(S401)。入力イベントが下ボタン603の操作であると判断した場合(S402)、現在選択対象となっているアイテムの位置cとアイテムの総数Nを比較(c<Nかどうかを判断)し(S404)、最下アイテムでなければカレントアイテム530の値を一つ増加(c=c+1)して更新し(S406)した後、選択対象となるアイテムを配列されたひとつ下の順番のアイテムに変更させ(S408)、終了する(S414)。
【0050】
選択対象のアイテムが最下部のアイテムである場合(c=N)、S405に進み、入力イベントのリピートビットを参照する。入力イベントがキーリピート状態である場合、最下部のアイテムを選択対象としたまま処理を終了する(S414)。入力イベントがキーリピート状態でなければ、カレントアイテム530の値を0に戻し、選択対象をタブメニュー300に変更し(S408)終了する(S414)。ここで、c=0のときは選択対象を配列の最上位のタブメニュー300とするものとする。
【0051】
同様に入力イベントが上ボタン601の場合(S403)、S409に進む。S409において、現在選択対象のアイテムの番号が0より大きい場合(c>0)、カレントアイテム530の値を1つ減少して更新し(S411)、なお、選択対象を現在より1つ上側に配列された(配列された順番とは逆の順番の)アイテムに変更し(S413)、終了する(S414)。選択対象とするアイテムの変更は、カレントアイテム530の値を参照し、リソースID720からの文字列またはアイコンの色の変更することで実現される。
カレントアイテム530の値が0の場合、つまり選択対象がタブメニュー300である場合、S410に進み、入力イベントのリピートビットを参照する。ここでキーリピート動作状態であると判断された場合、選択対象をタブメニュー300としたまま終了する(S414)。一方、キーリピート状態ではないと判断された場合、カレントアイテム530を最下部のアイテムの値に更新し(S412)、選択対象とするアイテムを最下部のアイテムに変更した(S413)後、終了する(S414)。
【0052】
このように、選択対象のアイテムを連続的に変更するキーリピート状態を検出した場合には、先頭から最後(最後から先頭)の項目への選択対象の移動を行わないため、操作性が向上する。
【0053】
(第2の実施の形態)
上記第1の実施の形態では、メニュー項目の選択に関して説明したが、画像の再生機能に本システムを適用することが可能である。
【0054】
記録部202ないし203に記録されている画像をI/F90およびメモリ制御部22を介し、画像表示メモリ24に格納された画像は、D/A26を介して画像表示部28に出力される。そして、操作部70配下の右ボタン602が押されると再生表示されている画像の次に再生される画像が再生表示される。なお、画像が再生表示される順番は、撮影された順番などで予め定められているものとする。
【0055】
ここで、第1の実施の形態と同様のキーリピート動作検出フローを用いる。具体的には、右ボタン602がキーリピート状態であることが検出された場合、連続的に撮影された順番に画像再生処理を行うことが可能となるが、最後に再生される画像が表示されているときになお右ボタン602がキーリピート状態である場合、入力イベントを無視し、現在再生されている画像を表示したままとする。そして、キーリピート状態が開放され、右ボタン602が押されたら、再生する画像を最も始めに再生した先頭画像に設定し再生表示する。
【0056】
同様に、左ボタン604が押されると、右ボタン602が押されたときとは逆の順番に現在再生表示されている画像より前に再生された画像の再生表示を行う。ここで左ボタン604がキーリピート状態である場合、連続して前方向の画像再生が可能である。ただし先頭画像表示中においてなお左ボタン604が押されつづけている場合、入力イベントは無視し、現在再生されている画像を表示したままとする。そしてキーリピート状態が開放され、再度左ボタン604が押されたら、再生表示する画像を最終画像に設定し画像再生する。このような処理によってキーリピートを用いた画像再生機能のループ処理の操作性の向上を実現することが可能である。
【0057】
(第3の実施の形態)
本実施の形態では、画像の電子的な拡大、縮小機能に本システムを適用することが可能である。
【0058】
記録部202ないし203に記録されている画像をI/F90およびメモリ制御部22を介し、画像表示メモリ24に格納された画像は、D/A26を介して画像表示部28に出力される。この状態で、操作部70配下のテレボタン607が押されると、画像処理部20およびメモリ制御部22を用いて画像の電子的な拡大処理が行われ、画像表示メモリ24に出力される。その出力結果が画像表示部28に出力される。同様に、拡大状態において、ワイドボタン608が押されると、画像処理部20およびメモリ制御部22において電子的な縮小処理がおこなわれその結果が画像表示メモリ24に出力され、その結果が画像表示部28に出力される。本実施の形態において、画像の拡大は前記キーリピート検出処理部においてテレボタン607が押されつづけると拡大処理が連続して行われる。ここで、予め設定された最大拡大率の状態においてもなお、キーリピート状態である場合、そのキーイベントは無視し、最大拡大率の状態のままとする。そして、キーリピート状態が解除された状態でさらに再度テレボタン607が押された場合、拡大状態を解除し、全画面出力する(ズーム倍率を1倍に戻す)ことで、画像の拡大機能に応用することが可能となる。
【0059】
同様に、ワイドボタン608のキーリピート状態を検出することで、画像の縮小処理を連続的に動作させる。このとき、全画面出力状態(ズーム倍率1倍)においてワイドボタン608がキーリピート状態である場合、そのイベントは無視し、そして、キーリピート状態が解除された状態でさらに再度ワイドボタン608が押された場合、最大拡大率に画像を拡大する。このような処理によって、拡大・縮小のループ処理を実現することが可能となる。
【0060】
本発明は、一例として、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを、インターネットなどのネットワークを介して撮像装置に供給し、撮像装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによって達成できる。
【0061】
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態のCPU50の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
【0062】
プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フロッピー(R)ディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROMなどを用いることができる。
【0063】
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOS(オペレーティングシステム)などが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれる。
【0064】
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示にもとづき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される。
【0065】
本発明を上記記憶媒体に適用する場合、その記憶媒体には、先に説明したフローチャートに対応するプログラムコードを格納することになるが、簡単に説明すると、本発明の撮像装置に不可欠なモジュールを、記憶媒体に格納することになる。
【0066】
【発明の効果】
以上説明したように、キーリピート動作を用いた電子機器の操作性を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態における撮像装置のブロック図。
【図2】本実施の形態におけるキーリピート動作の処理フローチャートを示す図。
【図3】本実施の形態におけるメニュー項目の表示例を示す図。
【図4】本実施の形態におけるメニュー項目に対する選択対象の変更動作の処理フローチャートを示す図。
【図5】本実施の形態におけるメニュー構造を示す図。
【図6】本実施の形態における撮像装置の背面図。
【図7】本実施の形態におけるアイテム(項目)構造を示す図。
【符号の説明】
28 画像表示部
601 上ボタン
602 右ボタン
603 下ボタン
604 左ボタン
Claims (8)
- 電子機器の設定を行うための項目を一覧表示する表示手段と、
前記項目のうち、設定を行うための選択対象とする項目を配列された順番で変更するための操作部材と、
前記操作部材が連続的に入力状態にあるキーリピート状態であることが検出された場合には、選択対象とする項目を配列された順番に順次変更するとともに、選択対象とする項目が最後の項目となったときにはその項目で変更を停止させ、
前記操作部材のキーリピート状態が検出されていない場合には、前記操作部材の操作に応じて、選択対象とする項目を配列された順番に1つ変更するとともに、現在の選択対象の項目が最後の項目である場合には選択対象とする項目を先頭の項目に変更する制御手段とを有することを特徴とする電子機器。 - 電子機器の設定を行うための項目を一覧表示する表示手段と、
前記項目のうち、設定を行うための選択対象とする項目を配列された順番とは逆の順番で変更するための操作部材を有し、
前記制御手段は、前記操作部材が連続的に入力状態にあるキーリピート状態であることが検出された場合には、選択対象とする項目を配列された順番とは逆の順番に順次変更するとともに、選択対象とする項目が先頭の項目となったときにはその項目で変更を停止させ、
前記第2の操作部材のキーリピート状態が検出されていない場合には、前記操作部材の操作に応じて、選択対象とする項目を配列された順番とは逆の順番に1つ変更するとともに、現在の選択対象の項目が先頭の項目である場合には選択対象とする項目を最後の項目に変更する制御手段とを有することを特徴とする電子機器。 - 画像を再生表示する表示手段と、
予め定められた順番に基づいて再生する画像を変更するための操作部材と、
前記操作部材が連続的に入力状態にあるキーリピート状態であることが検出された場合には、再生対象とする画像を予め定められた順番に基づいて順次再生するとともに、再生する画像が最後の画像となった場合にはその画像を再生させたままとし、
前記操作部材のキーリピート状態が検出されていない場合には、前記操作部材の操作に応じて、再生対象とする画像を配列された順番に基づいて1つ変更するとともに、現在の再生対象の画像が最後の画像である場合には、再生対象とする画像を先頭の画像に変更する制御手段とを有することを特徴とする電子機器。 - 画像を再生表示する表示手段と、
画像を電子的に拡大するための操作部材と、
前記操作部材が連続的に入力状態にあるキーリピート状態であることが検出された場合には、前記表示手段によって表示される画像の拡大処理を連続的に行うとともに、予め設定された最大拡大率となった場合にはその倍率を保持したまま画像を表示し、
前記操作部材のキーリピート状態が検出されていない場合であって、予め設定された最大拡大率で画像が表示されている場合には、前記操作部材の操作に応じて拡大されていない画像を表示する制御手段とを有することを特徴とする電子機器。 - 電子機器の設定を行うための項目を一覧表示する表示手段を有する電子機器の動作処理方法であって、
前記項目のうち、設定を行うための選択対象とする項目を配列された順番で変更するための操作部材が連続的に入力状態にあるキーリピート状態であることが検出された場合には、選択対象とする項目を配列された順番に順次変更するとともに、選択対象とする項目が最後の項目となったときにはその項目で変更を停止させ、
前記操作部材のキーリピート状態が検出されていない場合には、前記操作部材の操作に応じて、選択対象とする項目を配列された順番に1つ変更するとともに、現在の選択対象の項目が最後の項目である場合には選択対象とする項目を先頭の項目に変更することを特徴とする電子機器の動作処理方法。 - 画像を再生表示する表示手段を有する電子機器の動作処理方法であって、
予め定められた順番に基づいて再生する画像を変更するための操作部材が連続的に入力状態にあるキーリピート状態であることが検出された場合には、再生対象とする画像を予め定められた順番に基づいて順次再生するとともに、再生する画像が最後の画像となった場合にはその画像を再生させたままとし、
前記操作部材のキーリピート状態が検出されていない場合には、前記操作部材の操作に応じて、再生対象とする画像を配列された順番に基づいて1つ変更するとともに、現在の再生対象の画像が最後の画像である場合には、再生対象とする画像を先頭の画像に変更することを特徴とする電子機器の動作処理方法。 - 請求項5または請求項6に記載の動作処理方法を実行するためのプログラム。
- 請求項7のプログラムを記憶した記憶媒体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002258946A JP2004094890A (ja) | 2002-09-04 | 2002-09-04 | 電子機器およびその動作処理方法 |
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