JP4296135B2 - Pllクロック出力安定化回路 - Google Patents

Pllクロック出力安定化回路 Download PDF

Info

Publication number
JP4296135B2
JP4296135B2 JP2004215200A JP2004215200A JP4296135B2 JP 4296135 B2 JP4296135 B2 JP 4296135B2 JP 2004215200 A JP2004215200 A JP 2004215200A JP 2004215200 A JP2004215200 A JP 2004215200A JP 4296135 B2 JP4296135 B2 JP 4296135B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
clock
pll
output
circuit
counter
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2004215200A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006041653A (ja
Inventor
晋吾 数馬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Lapis Semiconductor Co Ltd
Original Assignee
Oki Semiconductor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Oki Semiconductor Co Ltd filed Critical Oki Semiconductor Co Ltd
Priority to JP2004215200A priority Critical patent/JP4296135B2/ja
Priority to US11/153,487 priority patent/US7250803B2/en
Publication of JP2006041653A publication Critical patent/JP2006041653A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4296135B2 publication Critical patent/JP4296135B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03LAUTOMATIC CONTROL, STARTING, SYNCHRONISATION OR STABILISATION OF GENERATORS OF ELECTRONIC OSCILLATIONS OR PULSES
    • H03L7/00Automatic control of frequency or phase; Synchronisation
    • H03L7/06Automatic control of frequency or phase; Synchronisation using a reference signal applied to a frequency- or phase-locked loop
    • H03L7/08Details of the phase-locked loop

Landscapes

  • Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)
  • Manipulation Of Pulses (AREA)

Description

本発明は、PLL(Phase Locked Loop)回路が安定状態(ロック状態)なってからPLLクロックを出力して後段の論理回路等に供給するようにしたPLLクロック出力安定化回路に関するものである。
従来、PLL回路に関する技術としては、例えば、次のような文献に記載されるものがあった。
特開平11−69263号公報 モトローラ ユーザーズ マニュアル(2001.1) On-Chip Clock Synthesis(OCCS),Page6-7中の“Figure 6-3”,Page6-9 中の“6.8.1.3 PLL Frequency Lock Detector”
図6は、従来の周波数カウンタを示す原理図であり、図7は、図6の動作の一例を示すタイミングチャートである。
例えば、PLL回路で生成されたクロックpll_clkを利用する場合、基準クロックである源振クロックclkがPLL回路に入力されてからしばらくは、期待する周期のクロックpll_clkが出てこないため、安定して期待する周期のクロックpll_clkが出力されるようになるまで待たなければならない。
従来のPLL回路が安定したことを検出する手法としては、例えば、特許文献1、2に記載されているような、PLL回路の出力クロックpll_clkをカウンタでカウント(計数)し、このカウント値から安定状態を検出する方法や、或いは、LSI(大規模集積回路)の外部にPLL回路の出力クロックpll_clkを引き出して、その波形によって判別するという手段が用いられている。
後者の波形によって判別する手法において、PLL回路の出力クロックpll_clkの周波数をある期間毎に調べていくと、ある時刻から目的の周波数に一致し続けるようになるので、その時刻でPLL回路が安定したものと考えられる。
例えば、図6に示すようなフリップフロップ(以下、「FF」という。)1及びカウンタ2により構成される周波数カウンタを用いて、周波数Fを測定する際には、図7に示すように、FF1に与えられるイネーブル信号enableにおける“H”レベルの一定時間tenableの間に到達したクロックpll_clkのパルス数npulseをカウンタ2で数えており、次の計算式から求める。
F=1/T= npulse /tenable
又、PLL回路が安定するまでの間、不安定なPLL回路の出力クロックpll_clkによって後段の論理回路等が誤動作しないようにするために、PLLクロック出力安定化回路が提案されている。
図8は、従来のPLLクロック出力安定化回路の一例を示す構成図である。
このPLLクロック出力安定化回路では、源振クロックclkを所定の逓倍数で逓倍してPLLクロックpll_clkを出力するPLL回路3と、リセット信号resetによりリセットされ、源振クロックclkでカウントアップするカウンタ4とを備え、そのカウンタ4の出力側に比較回路5が接続されると共に、PLL回路3の出力側にゲート回路6が接続されている。
PLL回路3の出力クロックpll_clkを使用する際には、評価時にLSIの外部で測定した安定するまでの時間を基に、マージンを持たせた固定値を安定待ち回数Kとして比較回路5に設定する。源振クロックclkのパルス数は、カウンタ4でカウントされ、このカウント値が比較回路5に与えられる。比較回路5では、カウンタ4のカウント値が安定待ち回数Kに達すると、イネーブル信号enableを出力し、PLLクロックpll_clkを遮断しているゲート回路6を開く。これにより、ゲート回路6から安定したPLLクロックPLL_CLKが出力され、後段の論理回路等に供給される。
しかしながら、従来の図8のようなPLLクロック出力安定化回路では、次のような課題をあった。
PLL回路3の安定待ち回数Kは、使用時の温度や電圧、素子特性のばらつきにより変化するので、図8のようにPLL回路3の安定待ち回数Kを固定値にした場合、実際にPLL回路3が安定してからPLL回路3を使用するまでの時間が無駄になったり、逆に安定する前にPLL回路3を使用することになる可能性がある。
従来の課題を解決するために、本発明では、PLLクロック出力安定化回路において、LSI等の内部にPLL回路の逓倍数(即ち、分周比)を検査する回路を内蔵させ、PLL回路が安定したことをLSI等の内部で判断可能な構成にしている。
即ち、本発明のPLLクロック出力安定化回路では、基準クロックを固定又は可変の逓倍数で逓倍してPLLクロックを出力するPLL回路と、一定期間の間、前記PLLクロックでカウントアップする第1のカウンタと、前記第1のカウンタのカウント値と前記固定又は可変の逓倍数とを比較する比較回路と、前記一定の期間の間、前記比較回路の比較値の等しい状態が続いた回数だけカウントアップする第2のカウンタと、前記第2のカウンタのカウント値が一定数に達したときに出力イネーブル信号を生成し、前記出力イネーブル信号により、前記PLLクロックを遮断していたゲートを開いて前記PLLクロックを通過させる出力手段と、を備えている。
前記一定期間は、前記PLLクロック及び前記基準クロックを入力し、前記PLLクロックのエッジで前記基準クロックを同期化するフリップフロップと、前記フリップフロップの出力信号を分周する分周回路とにより、設定する構成にしている。
又、本発明の他のPLLクロック出力安定化回路では、基準クロックを固定又は可変の逓倍数で逓倍してPLLクロックを出力するPLL回路と、前記PLLクロックを入力し、前記PLLクロックを前記固定又は可変の逓倍数で分周する分周回路と、前記分周回路の出力クロック及び前記基準クロックを入力し、前記分周回路の出力クロックと前記基準クロックとをそれぞれカウントしてこの2つのカウント値の差分値を求め、この差分値と1つ前の差分値とを比較して、前記分周回路の出力クロックと前記基準クロックとの周期が等しいことを検出する検出手段と、前記基準クロックを入力し、前記検出手段の出力信号に基づき、前記等しい状態が続いた回数だけ前記基準クロックでカウントアップするカウント手段と、前記カウント手段のカウント値が一定数に達したときに出力イネーブル信号を生成し、前記出力イネーブル信号により、前記PLLクロックを遮断していたゲートを開いて前記PLLクロックを通過させる出力手段と、を備えている。
本発明のPLLクロック出力安定化回路によれば、固定又は可変の逓倍数が所定値に設定されるので、基準クロックで所定サイクル毎に第2のカウンタ及び出力手段によりPLLクロックの周波数が測定されることになる。そのため、PLL回路が安定したことをLSI等の内部で検出できる。
本発明の他のPLLクロック出力安定化回路によれば、逓倍数Nが例えば「1」の時には正常に動作しないが、他の発明によれば、分周回路をバイパスすることで正常に動作する。しかも、基準クロックを分周することで、整数倍すると整数になる逓倍数に対応できる。
又、クロック遮断手段を設けることにより、PLL回路が安定した後にPLL安定待ち回路の動作を停止でき、PLLクロック使用時の消費電力を抑制できる。
本発明のPLLクロック出力安定化回路では、PLL回路と、第1、第2のカウンタと、比較回路と、出力手段とを備えている。
前記PLL回路は、基準クロックを固定又は可変の逓倍数で逓倍してPLLクロックを出力する。前記第1のカウンタは、一定期間の間、前記PLLクロックでカウントアップする。前記比較回路は、前記第1のカウンタのカウント値と前記固定又は可変の逓倍数とを比較する。前記第2のカウンタは、前記一定期間の間、前記比較回路の比較値の等しい状態が続いた回数だけカウントアップする。そして、前記出力手段は、前記第2のカウンタのカウント値が一定数に達したときに出力イネーブル信号を生成し、前記出力イネーブル信号により、前記PLLクロックを遮断していたゲートを開いて前記PLLクロックを通過させる。
例えば、前記一定期間は、前記PLLクロック及び前記基準クロックを入力し、前記PLLクロックのエッジで前記基準クロックを同期化するFFと、前記FFの出力信号を分周する分周回路とにより、設定する構成にしている。
前記PLL回路の出力側には、クロック遮断手段が設けられている。このクロック遮断手段では、前記FF及び前記第1のカウンタへの前記PLLクロック及び前記基準クロックの供給を、前記出力イネーブル信号の反転信号により遮断する。
前記出力手段は、前記第2のカウンタのカウント値と前記一定数とを比較し、この比較値が一致のときには前記出力イネーブル信号を出力する比較回路と、前記出力イネーブル信号により、前記PLLクロックを遮断していたゲートを開くゲート回路とにより、構成されている。
本発明の他のPLLクロック出力安定化回路では、PLL回路と、分周回路と、検出手段と、カウント手段と、出力手段とを備えている。
前記PLL回路は、基準クロックを固定又は可変の逓倍数で逓倍してPLLクロックを出力する。前記分周回路は、前記PLLクロックを入力し、前記PLLクロックを前記固定又は可変の逓倍数で分周する。前記検出手段は、前記分周回路の出力クロック及び前記基準クロックを入力し、前記分周回路の出力クロックと前記基準クロックとをそれぞれカウントしてこの2つのカウント値の差分値を求め、この差分値と1つ前の差分値とを比較して、前記分周回路の出力クロックと前記基準クロックとの周期が等しいことを検出する。前記カウント手段は、前記基準クロックを入力し、前記検出手段の出力信号に基づき、前記等しい状態が続いた回数だけ前記基準クロックでカウントアップする。前記出力手段は、前記カウント手段のカウント値が一定数に達したときに出力イネーブル信号を生成し、前記出力イネーブル信号により、前記PLLクロックを遮断していたゲートを開いて前記PLLクロックを通過させる。
例えば、前記検出手段は、前記分周回路の出力クロックが入力され、前記分周回路の出力クロックでカウントアップする第1のカウンタと、前記基準クロックが入力され、前記基準クロックでカウントアップする第2のカウンタと、前記第1及び第2のカウンタのカウント値の差分を求めて差分値を出力する差分回路と、前記基準クロックを入力し、前記差分値を前記基準クロックで保持するFFと、前記差分値と前記FFの出力信号とを比較する比較回路とで構成されている。前記カウント手段は、前記基準クロックを入力し、前記比較回路の比較結果が一致のときに前記基準クロックでカウントアップする第3のカウンタで構成されている。
前記PLL回路の出力側には、クロック遮断手段が設けられている。このクロック遮断手段は、前記分周回路、前記第2のカウンタ、前記FF、及び前記第3のカウンタへの前記PLLクロック及び前記基準クロックの供給を、前記出力イネーブル信号の反転信号により遮断する。
前記出力手段は、前記第3のカウンタのカウント値と前記一定数とを比較し、この比較値が一致のときには前記出力イネーブル信号を出力する比較回路と、前記出力イネーブル信号により、前記PLLクロックを遮断していたゲートを開くゲート回路とにより、構成されている。
(構成)
図1は、本発明の実施例1を示すPLLクロック出力安定化回路の概略の構成図である。
このPLLクロック出力安定化回路は、基準クロックである源振クロックclkを固定の分周比(即ち、逓倍数)で逓倍してPLLクロックpll_clkを出力するPLL回路10を有している。PLL回路10は、源振クロックclkと帰還クロックS14の位相差を検出してそれに比例した電圧を発生する位相検出器11と、この位相検出器11の出力電圧を平滑し、位相差に比例した電圧成分を取り出す低域フィルタ(以下「LPF」という。)12と、このLPF12の出力電圧である制御電圧によって発振周波数が制御され、PLLクロックpll_clkを出力する電圧制御発振器(以下、「VCO」という。)13と、PLLクロックpll_clkを分周比(即ち、逓倍数)Nで分周して帰還クロックS14を位相検出器11に帰還入力する分周回路14とにより、構成されている。
PLL回路10の出力側には、出力手段を構成するゲート回路25と、一定期間設定用の回路と、第1のカウンタ17とが接続されている。一定期間設定用の回路は、PLLクロックpll_clkの立ち上がりで源振クロックclkを取り込んで同期化するFF15と、このFF15の出力を2分周するための分周回路16とで構成されている。分周回路16はFFで構成され、このFFのクロック入力端子が前段のFF15の出力端子Qに接続され、反転出力端子/Qがデータ入力端子Dに帰還接続され、出力端子Qがカウンタ17のリセット端子Sに接続されている。
カウンタ17は、分周回路16の出力端子Qから出力される同期リセット信号S16がリセット端子Rから入力されるとリセットされ、PLLクロックpll_clkの立ち上がりでカウントアップするアップカウンタであり、この出力側に比較回路18が接続されている。比較回路18は、カウンタ17のカウント値と固定のPLL逓倍数Nとを比較し、この比較結果であるカウントイネーブル信号S18(比較結果が不一致の時は“0”、一致の時は“1”)を出力する回路であり、この出力側に第2のカウンタ20が接続されている。
カウンタ20は、比較回路18から出力されるカウントイネーブル信号S18が“0”の時にリセットされ、“1”の時に分周回路16から出力される同期リセット信号S16でカウントアップする同期リセット型のアップカウンタである。カウンタ20は、例えば、+1加算器21、2入力1出力のセレクタ22、及びFF23により構成されている。+1加算器21は、FF23の出力端子Qから出力される信号に+1を加算する回路であり、この+1加算器21の出力端子がセレクタ22の一方の入力端子に接続されている。セレクタ22は、他方の入力端子に“0”が入力されており、リセット端子Rから入力されるカウントイネーブル信号S18が“0”の時には入力信号“0”を選択して出力し、信号S18が“1”の時には+1加算器21の出力信号を選択して出力する回路である。セレクタ22の出力端子は、FF23のデータ入力端子Dに接続されている。FF23は、クロック入力端子から入力される同期リセット信号S16の立ち上がりに同期して、セレクタ22の出力信号をデータ入力端子Dから取り込む回路であり、この出力端子Qに出力手段が接続されている。
出力手段は、カウンタ20のカウント値と安定待ち回数kとを比較し、この比較値が一致のときには出力イネーブル信号enableを出力する比較回路24と、その出力イネーブル信号enableにより、PLLクロックpll_clkを遮断していたゲートを開いて安定したPLLクロックPLL_CLKを出力するゲート回路25とで、構成されている。
(動作)
図2は、図1の動作を示すタイミングチャートである。
源振クロックclkがPLL回路10及びFF15に供給されると、PLL回路10では、位相検出器11により、源振クロックclkと分周回路14からの帰還クロックS14との位相差が検出され、この検出値に比例した電圧が該位相検出器11から出力される。位相検出器11の出力電圧は、LPF12により、平滑されて位相差に比例した電圧成分が取り出され、この電圧成分が制御電圧としてVCO13に与えられて該VCO13の発振周波数が制御され、PLLクロックpll_clkが出力される。このPLLクロックpll_clkは、分周回路14により逓倍数N(例えば、5)で分周されて帰還クロックS14が生成され、位相検出器11の入力側に帰還される。
このようなフィードバック制御により、帰還クロックS14の位相が源振クロックclkの位相に追尾して行き、両者の位相差が一定の値になる方向へ制御される。帰還クロックS14の周波数f0が源振クロックclkの周波数fiに十分近ければ、帰還クロックS14の周波数f0は源振クロックclkの周波数fiにロックし(即ち、PLLクロックpll_clkの周波数が安定化し)、その位相差は一定になって周波数の差がなくなるのであるが、PLLクロックpll_clkの周波数が安定化するまでは、ゲート回路25が閉じている。
VCO13から出力されるPLLクロックpll_clkの周波数が安定化するまでの間において、PLLクロックpll_clkがFF15及びカウンタ17に供給されると、FF15では、該PLLクロックpll_clkの立ち上がりに同期して源振クロックclkの“H”レベルを取り込んで“H”レベルの出力信号を出力し、その後、源振クロックclkの“L”レベルを取り込んで“L”レベルに立ち下がることにより、源振クロックclkをPLLクロックpll_clkで同期化する。FF15の出力信号は、分周回路16で2分周されて同期リセット信号S16が生成され、これがカウンタ17のリセット端子Rに与えられると共に、クロックとしてカウンタ20に与えられる。
カウンタ17は、例えば、同期リセット信号S16が“1”の時にカウント値が「5」から「0」にリセットされた後、同期リセット信号S16が“0”になると、PLLクロックpll_clkの立ち上がりでカウントアップして行き、このカウント値が比較回路18に与えられる。比較回路18では、カウンタ17のカウント値とPLL逓倍数N(例えば、5)とを比較し、カウント値が「5」になると、カウントイネーブル信号S18の“1”を出力し、カウンタ20のリセット端子Rに与える。これにより、カウンタ20内のセレクタ22が加算器21の出力信号を選択するので、FF23が同期リセット信号S16の立ち上がりに同期してセレクタ22の出力信号を取り込んでカウントアップして行く。
ここで、PLL回路10の動作が不安定で、PLLクロックpll_clkの周期が短い場合は、カウンタ17のカウントが早く進む。そのため、カウントイネーブル信号S18の“1”が図2の破線で示されるような位置に遷移する。逆に、PLLクロックpll_clkの周期が長い場合は、カウンタ17のカウントが遅れる。そのため、該カウントが「5」に達する前にFF16の“1”がカウンタ17に入力されるので、カウンタ17のカウントは巻き戻される。従って、カウントイネーブル信号S18の“1”は出力されない。
いずれの場合にせよ、同期リセット信号S16が立ち上がった時、カウントイネーブル信号S18は“0”が出力されているので、カウンタ20内のセレクタ22は入力信号“0”を選択して出力している。よって、FF23には同期リセット信号S16の立ち上がりによって“0”が入力され、カウンタ20のカウントは「0」にリセットされる。
比較回路24では、カウンタ20のカウント値と安定待ち回数kとを比較し、該カウント値が安定待ち回数kを超えると、出力イネーブル信号enableを出力する。これにより、カウンタ20のカウント値でPLL回路10が安定したかどうかを判定できる。つまり、カウンタ20のカウント値がリセット状態では「0」であり、該カウント値が安定待ち回数kを超えないので、該カウント値でPLL回路10が安定したかどうかを判定できることになる。PLL回路10が安定すると、比較回路24から出力イネーブル信号enableが出力されてゲート回路25が開き、安定したPLLクロックPLL_CLKが出力され、後段側の論理回路等に供給される。
(効果)
本実施例1では、例えば、逓倍数Nが「5」に設定されているので、源振クロックclkで2サイクル毎にカウンタ20及び比較回路24によりPLLクロックpll_clkの周波数が測定されることになる。そのため、PLL回路10が安定したことをLSI等の内部で検出できる。
(構成)
図3は、本発明の実施例2を示すPLLクロック出力安定化回路の概略の構成図であり、実施例1を示す図1中の要素と共通の要素には共通の符号が付されている。
このPLLクロック出力安定化回路では、実施例1と同様のPLL回路10と、実施例1と同様の比較回路24及びゲート回路25からなる出力手段とを有している。PLL回路10の出力側には、実施例1と異なり、分周回路31、第1、第2のカウンタ32,33、差分回路34、FF35及び比較回路36からなる検出手段が接続され、この検出手段の出力側に、カウント手段である第3のカウンタ37が接続され、このカウンタ37の出力端子に、比較回路24が接続されている。
検出手段を構成する分周回路31は、PLLクロックpll_clkでカウントアップし、PLL逓倍数N(例えば、5)と等しくなった時にリセット信号である分周クロックS31を出力する回路であり、この出力端子に、カウンタ32のクロック入力端子が接続されている。カウンタ32は、分周クロックS31でカウントアップするアップカウンタである。カウンタ33は、源振クロックclkでカウントアップするアップカウンタである。カウンタ32,33の出力端子には、差分回路34が接続されている。
差分回路34は、カウンタ32のカウント値とカウンタ33のカウント値との差分を出力する回路であり、この出力端子に、FF35のデータ入力端子Dが接続されている。FF35は、源振クロックclkの立ち上がりで差分回路34の出力信号をラッチして保持する回路であり、この出力端子と差分回路34の出力端子とに、比較回路36が接続されている。比較回路36は、差分回路34の出力信号とFF35の出力信号とを比較してカウントイネーブル信号S36を出力する回路であり、この出力端子が、カウンタ37のリセット端子Rに接続されている。カウンタ37は、実施例1のカウンタ20と同様に、源振クロックclkの立ち上がりに同期してカウントアップする同期リセット型アップカウンタであり、この出力端子に、比較回路24が接続されている。
(動作)
図4は、図3の動作を示すタイミングチャートである。
源振クロックclkが供給されると、PLL回路10から、源振クロックclkのPLL逓倍数N(例えば、5)に対応した周波数の不安定なPLLクロックpll_clkが出力される。PLL回路10の動作開始時においては、出力されるPLLクロックpll_clkの周波数が不安定なため、ゲート回路25で遮断されている。
PLLクロックpll_clkの周波数が安定するまでの間において、PLLクロックpll_clkが分周回路31に供給されると、この分周回路31では、PLLクロックpll_clkの立ち上がりに同期して、PLL逓倍数N(例えば、5)で該PLLクロックpll_clkを分周し、分周クロックS31を出力する。この分周クロックS31は、PLL逓倍数N(例えば、5)でPLLクロックpll_clkが分周されたものであるが、このPLLクロックpll_clkの周波数が不安定であるため、源振クロックclkの周波数と一致していない。分周クロックS31の立ち上がりに同期してカウンタ32がカウントアップすると共に、源振クロックclkの立ち上がりに同期してカウンタ33がカウントアップして行く。カウンタ32のカウント値(例えば、4)とカウンタ33のカウント値(例えば、2)とは、差分回路34によって差分値(例えば、2)が求められ、この差分値(例えば、2)が、源振クロックclkの立ち上がりに同期してFF35でラッチされて保持される。
差分回路34から出力された差分値と、FF35の出力値(これは差分値の1クロック前の値)とは、比較回路36により比較され、この比較値であるカウントイネーブル信号S36(例えば、“L”=“0”)が生成される。カウントイネーブル信号S36が“0”の時、実施例1と同様に、カウンタ37が「0」にリセットされてカウントアップしない。
PLL回路10の動作が安定してくると、PLLクロックpll_clkは分周回路31で逓倍数N(例えば、5)と同じだけ分周されるので、この分周クロックS31は源振クロックclkと同じ周期となる。同じ周期でカウントアップするカウンタ32の出力値とカウンタ33の出力値との差分回路34による差分値は、どちらかのクロックのエッジで見る限り一定である。そのため、比較回路36により、差分回路34の差分値とFF35に保持された1クロック前の差分値とが比較され、両者が一致するので、比較結果であるカウントイネーブル信号S36が“1”(“H”)となる。これにより、実施例1と同様に、源振クロックclkの立ち上がりエッジでカウンタ37がカウントアップするので、このカウンタ37のカウント値が比較回路24で安定待ち回数kと比較され、該カウント値が安定待ち回数kに達すると、比較回路24から出力イネーブル信号enableが出力される。
このように、比較回路36により、差分回路33の出力値を1クロック前の差分値と比較して同じ値が続けば、PLL回路10が安定したかどうかを判定できる。そして、比較回路24から出力イネーブル信号enableが出力されると、ゲート回路25が開いて周波数の安定したPLLクロックPLL_CLKが出力され、後段の論理回路等に供給される。
(効果)
実施例1では、逓倍数Nが「1」の時には正常に動作しないが、この実施例2では、分周回路31をバイパスすることで正常に動作する。しかも、源振クロックclkを分周することで、整数倍すると整数になる逓倍数N(例えば、1.5倍等、mとnを整数とした時にn/m倍したもの)に対応できる。
(構成)
図5は、本発明の実施例3を示すPLLクロック出力安定化回路の概略の構成図であり、実施例1を示す図1中の要素と共通の要素には共通の符号が付されている。
このPLLクロック出力安定化回路では、実施例1におけるFF15及びカウンタ17へのPLLクロックpll_clk及び源振クロックclkの供給を、出力イネーブル信号enableにより遮断するクロック遮断手段を追加している。クロック遮断手段は、例えば、出力イネーブル信号enableを反転してクロックイネーブル信号enを生成するインバータ41と、クロックイネーブル信号enによりPLLクロックpll_clkの通過を開閉する2入力ANDゲート42と、クロックイネーブル信号enにより源振クロックclkの通過を開閉する2入力ANDゲート43とで、構成されている。
(動作)
PLL回路10の動作開始時においてはPLLクロックpll_clkの周波数が不安定なので、比較回路24から出力される出力イネーブル信号enableが例えば“L”(“0”)になってゲート回路25が閉じている。この時、出力イネーブル信号enableはインバータ41で反転され、このインバータ41から出力されるクロックイネーブル信号enが“H”(“1”)になっている。これにより、ANDゲート42,43が開き、PLLクロックpll_clkがFF15及びカウンタ17に供給されると共に、源振クロックclkがFF15に供給され、図5のPLL安定待ち回路が動作する。
PLLクロックpll_clkの周波数が安定すると、比較回路24から出力される出力イネーブル信号enableが“H”(“1”)になってゲート回路25が開き、このゲート回路25から安定したPLLクロックPLL_CLKが出力されて後段の論理回路等へ供給される。この時、出力イネーブル信号enableはインバータ41で反転され、このインバータ41から出力されるクロックイネーブル信号enが“L”(“0”)になってANDゲート42,43が閉じ、FF15及びカウンタ17へのPLLクロックpll_clk及び源振クロックclkの供給が遮断されるので、図5のPLL安定待ち回路が停止する。これにより、PLL安定待ち回路での電力消費を停止できる。
(効果)
図5のPLL安定待ち回路を使用するのは、PLL回路10の立ち上がり時の不安定期間だけなので、初めはクロックイネーブル信号enを“1”にしてPLL安定待ち回路を動作させ、PLL回路10が安定すると、クロックイネーブル信号enを“0”にしてPLL安定待ち回路の動作を停止するので、PLLクロックPLL_CLK使用時の消費電力を抑制できる。
本発明は、上記実施例1〜3に限定されず、種々の変形が可能である。この変形例である実施例4としては、例えば、次の(a)、(b)のようなものがある。
(a) PLL逓倍数Nは固定値で説明したが、可変分周回路等を用いることにより、非動作時にPLL逓倍数Nを可変できる構成にすれば、複数のPLL逓倍数Nに対応できる。
(b) 図示のPLL安定待ち回路は、クロックclk,pll_clkの立ち上がりに同期して動作する構成にしたが、これらはクロックclk,pll_clkの立ち下がりに同期して動作する構成に変更しても、ほぼ同様の作用効果を奏する。
本発明の実施例1を示すPLLクロック出力安定化回路の概略の構成図である。 図1の動作を示すタイミングチャートである。 本発明の実施例2を示すPLLクロック出力安定化回路の概略の構成図である。 図3の動作を示すタイミングチャートである。 本発明の実施例3を示すPLLクロック出力安定化回路の概略の構成図である。 従来の周波数カウンタを示す原理図である。 図6の動作示すタイミングチャートである。 従来のPLLクロック出力安定化回路を示す構成図である。
符号の説明
10 PLL回路
15 FF
16,31 分周回路
17,20,32,33,37 カウンタ
18,24,36 比較回路
25 ゲート回路
34 差分回路

Claims (7)

  1. 基準クロックを固定又は可変の逓倍数で逓倍してPLLクロックを出力するPLL回路と、
    一定期間の間、前記PLLクロックでカウントアップする第1のカウンタと、
    前記第1のカウンタのカウント値と前記固定又は可変の逓倍数とを比較する比較回路と、
    前記一定期間の間、前記比較回路の比較値の等しい状態が続いた回数だけカウントアップする第2のカウンタと、
    前記第2のカウンタのカウント値が一定数に達したときに出力イネーブル信号を生成し、前記出力イネーブル信号により、前記PLLクロックを遮断していたゲートを開いて前記PLLクロックを通過させる出力手段とを備え、
    前記一定期間は、
    前記PLLクロック及び前記基準クロックを入力し、前記PLLクロックのエッジで前記基準クロックを同期化するフリップフロップと、
    前記フリップフロップの出力信号を分周する分周回路とにより、
    設定する構成にしたことを特徴とするPLLクロック出力安定化回路。
  2. 前記フリップフロップ及び前記第1のカウンタへの前記PLLクロック及び前記基準クロックの供給を、前記出力イネーブル信号の反転信号により遮断するクロック遮断手段を設けたことを特徴とする請求項1記載のPLLクロック出力安定化回路。
  3. 前記出力手段は、
    前記第2のカウンタのカウント値と前記一定数とを比較し、この比較値が一致のときには前記出力イネーブル信号を出力する比較回路と、
    前記出力イネーブル信号により、前記PLLクロックを遮断していたゲートを開くゲート回路とにより、
    構成したことを特徴とする請求項1又は2のいずれか1項に記載のPLLクロック出力安定化回路。
  4. 基準クロックを固定又は可変の逓倍数で逓倍してPLLクロックを出力するPLL回路と、
    前記PLLクロックを入力し、前記PLLクロックを前記固定又は可変の逓倍数で分周する分周回路と、
    前記分周回路の出力クロック及び前記基準クロックを入力し、前記分周回路の出力クロックと前記基準クロックとをそれぞれカウントしてこの2つのカウント値の差分値を求め、この差分値と1つ前の差分値とを比較して、前記分周回路の出力クロックと前記基準クロックとの周期が等しいことを検出する検出手段と、
    前記基準クロックを入力し、前記検出手段の出力信号に基づき、前記等しい状態が続いた回数だけ前記基準クロックでカウントアップするカウント手段と、
    前記カウント手段のカウント値が一定数に達したときに出力イネーブル信号を生成し、前記出力イネーブル信号により、前記PLLクロックを遮断していたゲートを開いて前記PLLクロックを通過させる出力手段と、
    を備えたことを特徴とするPLLクロック出力安定化回路。
  5. 前記検出手段は、
    前記分周回路の出力クロックが入力され、前記分周回路の出力クロックでカウントアップする第1のカウンタと、
    前記基準クロックが入力され、前記基準クロックでカウントアップする第2のカウンタと、
    前記第1及び第2のカウンタのカウント値の差分を求めて差分値を出力する差分回路と、
    前記基準クロックを入力し、前記差分値を前記基準クロックで保持するフリップフロップと、
    前記差分値と前記フリップフロップの出力信号とを比較する比較回路とで構成し、
    前記カウント手段は、
    前記基準クロックを入力し、前記比較回路の比較結果が一致のときに前記基準クロックでカウントアップする第3のカウンタで構成したことを特徴とする請求項4記載のPLLクロック出力安定化回路。
  6. 前記分周回路、前記第2のカウンタ、前記フリップフロップ、及び前記第3のカウンタへの前記PLLクロック及び前記基準クロックの供給を、前記出力イネーブル信号の反転信号により遮断するクロック遮断手段を設けたことを特徴とする請求項5記載のPLLクロック出力安定化回路。
  7. 前記出力手段は、
    前記第3のカウンタのカウント値と前記一定数とを比較し、この比較値が一致のときには前記出力イネーブル信号を出力する比較回路と、
    前記出力イネーブル信号により、前記PLLクロックを遮断していたゲートを開くゲート回路とにより、
    構成したことを特徴とする請求項4〜6のいずれか1項に記載のPLLクロック出力安定化回路。
JP2004215200A 2004-07-23 2004-07-23 Pllクロック出力安定化回路 Expired - Fee Related JP4296135B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004215200A JP4296135B2 (ja) 2004-07-23 2004-07-23 Pllクロック出力安定化回路
US11/153,487 US7250803B2 (en) 2004-07-23 2005-06-16 PLL output clock stabilization circuit

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004215200A JP4296135B2 (ja) 2004-07-23 2004-07-23 Pllクロック出力安定化回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006041653A JP2006041653A (ja) 2006-02-09
JP4296135B2 true JP4296135B2 (ja) 2009-07-15

Family

ID=35656477

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004215200A Expired - Fee Related JP4296135B2 (ja) 2004-07-23 2004-07-23 Pllクロック出力安定化回路

Country Status (2)

Country Link
US (1) US7250803B2 (ja)
JP (1) JP4296135B2 (ja)

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20040239704A1 (en) * 2003-05-28 2004-12-02 Soar Steve E. Amplifier switching circuit with current hysteresis
JP2007233718A (ja) * 2006-03-01 2007-09-13 Canon Inc 制御装置及び半導体集積回路
TWI427458B (zh) * 2006-11-30 2014-02-21 Semiconductor Energy Lab 時脈產生電路以及具有時脈產生電路之半導體裝置
KR20100066166A (ko) * 2008-12-09 2010-06-17 삼성전자주식회사 노이즈를 줄일 수 있는 바이어스 발생기를 구비하는 위상 동기 루프 및 위상 동기 루프의 바이어스 발생기
US8824235B2 (en) * 2009-12-30 2014-09-02 Micron Technology, Inc. Controlling clock input buffers
US8125250B2 (en) 2010-03-26 2012-02-28 Apple Inc. Frequency detection mechanism for a clock generation circuit
JP5589787B2 (ja) * 2010-11-12 2014-09-17 富士通セミコンダクター株式会社 半導体装置
US8885438B1 (en) 2012-08-08 2014-11-11 Western Digital Technologies, Inc. Startup circuit detecting stable system clock
EP3646041A4 (en) * 2017-06-26 2021-02-17 INTEL Corporation FREQUENCY ESTIMATE

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1169263A (ja) 1997-08-20 1999-03-09 Fujitsu General Ltd 垂直ブランキング生成回路
US6782486B1 (en) * 2000-08-11 2004-08-24 Advanced Micro Devices, Inc. Apparatus for stopping and starting a clock in a clock forwarded I/O system depending on the presence of valid data in a receive buffer
US20020087904A1 (en) * 2000-12-28 2002-07-04 Zhong-Ning (George) Cai Method and apparatus for thermal sensitivity based dynamic power control
US6624681B1 (en) * 2001-07-30 2003-09-23 Advanced Micro Devices, Inc. Circuit and method for stopping a clock tree while maintaining PLL lock
JP3956768B2 (ja) * 2002-05-14 2007-08-08 ソニー株式会社 クロック発生回路

Also Published As

Publication number Publication date
US7250803B2 (en) 2007-07-31
US20060017475A1 (en) 2006-01-26
JP2006041653A (ja) 2006-02-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3886167B2 (ja) ロック検出回路
US7759990B2 (en) Clock switching circuit
US8169242B2 (en) Programmable fine lock/unlock detection circuit
US7250803B2 (en) PLL output clock stabilization circuit
US9543970B2 (en) Circuit for digitizing phase differences, PLL circuit and method for the same
CN109639271B (zh) 锁定指示电路及其构成的锁相环
TW200421718A (en) Improved phase/frequency detector and phase lock loop circuit
KR20000006536A (ko) 지연형위상동기회로
JP2006119123A (ja) 位相差検出装置
KR100849211B1 (ko) 락 감지부를 구비하는 주파수 조절기 및 주파수 조절 방법
US6744838B1 (en) PLL lock detector
US20140240011A1 (en) Method and arrangement for generating a clock signal by means of a phase locked loop
US5506531A (en) Phase locked loop circuit providing increase locking operation speed using an unlock detector
KR100709518B1 (ko) 위상 동기 루프 회로
US7109806B2 (en) Device and method for detecting phase difference and PLL using the same
JP2004032586A (ja) 逓倍pll回路
US6990165B2 (en) Phase and frequency lock detector
KR20080077515A (ko) 위상 록킹 검출 방법 및 이를 수행하기 위한 위상 고정루프 회로
US11533058B2 (en) Digital phase-frequency detector with split control loops for low jitter and fast locking
JP2013197692A (ja) Pllクロック発生回路
CN113193868A (zh) 锁相检测装置和锁相检测方法、锁相环
KR101022414B1 (ko) 주파수 차이 검출 기반 고정 상태 검출기 및 이를 포함하는위상동기루프 회로
JP4718388B2 (ja) 周波数比較回路、pll周波数シンセサイザテスト回路及びそのテスト方法
JP2006270739A (ja) Pllのロック検出回路
JPH10322200A (ja) 位相ロック検出回路

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20061027

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20081023

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20081028

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20081222

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20090114

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090317

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090413

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120417

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 4296135

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120417

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130417

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140417

Year of fee payment: 5

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees