JP4295411B2 - 光プリンタヘッド - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電子写真プリンタ等の露光手段として用いられる光プリンタヘッドに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、電子写真プリンタ等の露光手段としてLEDアレイヘッド等の光プリンタヘッドが用いられている。
【0003】
このような従来の光プリンタヘッドは、例えば図3に示す如く、多数の回路導体12が被着されている基板11の上面に、複数個の発光素子アレイチップ13を一列状に搭載した構造を有しており、各発光素子アレイチップ13の上面に設けられている多数の発光素子14に外部からの画像データに基づいて所定の電力を印加し、発光素子14を個々に選択的に発光させるとともに該発光した光をレンズ等の光学系を介して外部の感光体ドラムPに照射・結像させ、感光体ドラムPに所定の潜像を形成することによって光プリンタヘッドとして機能する。そして、感光体ドラムPに形成された潜像は、その後、現像のプロセスを経てトナー像となり、このトナー像を記録紙に転写・定着させることによって記録紙に所定の画像が記録される。
【0004】
尚、前記回路導体12は、発光素子アレイチップ13の発光素子14に電源電力を供給するためのものであり、基板上面の略全体にわたって高密度にパターン形成されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、光プリンタヘッドからの光が照射される感光体ドラムPの周囲には、帯電器や現像器が光プリンタヘッドと近接して配置されており、これらの全体構造を小型化し、或いは隣接するデバイスとの間に空間的な余裕をもたせるには、光プリンタヘッドの外形を副走査方向(図3の左右方向)に短縮する必要がある。
【0006】
しかしながら、上述した従来の光プリンタヘッドにおいては、基板11が上面を感光体ドラムPの周面に対して対向させた形で配されることから、光プリンタヘッドを副走査方向に小型化しようとすると、基板11の幅を副走査方向に短縮しなければならない。この場合、回路導体12のパターン形成に制約を受けてパターンが複雑化及び高密度化するため、回路導体12を正確にパターン形成することが困難になり、光プリンタヘッドの生産性が著しく低下する欠点を有していた。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記欠点に鑑み案出されたもので、本発明の光プリンタヘッドは、多数の回路導体が被着されている第1の基板上に、上面に前記回路導体に電気的に接続される多数の発光素子を有する発光素子アレイチップと、該チップよりも厚みが厚く、かつ第1の基板の回路導体に電気的に接続される複数個の回路導体を有する第2の基板と、を並設させてなる光プリンタヘッドであって、前記第2の基板の発光素子アレイチップ側の端面を第1の基板側に傾斜させるとともに該傾斜面の一部を発光素子アレイチップの発光素子上まで延在させ、この延在部に前記発光素子の光の向きを変える光反射層を被着させたことを特徴とするものである。
【0008】
また本発明の光プリンタヘッドは、前記第2の基板の回路導体が金、銀、アルミニウムの少なくとも1種により形成されており、その一部を第2の基板の端面まで導出して光反射層としたことを特徴とするものである。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を添付図面に基づいて詳細に説明する。
図1は本発明の一形態に係る光プリンタヘッドの断面図であり、1は第1の基板、2は第1の基板の回路導体、3は発光素子アレイチップ、4は発光素子、7は第2の基板、8は第2の基板の回路導体、9は第2の基板の端面、10は光反射層である。
【0010】
前記第1の基板1は、ガラスやセラミックス等の電気絶縁性材料から成り、その上面で多数の回路導体2や発光素子アレイチップ3,第2の基板7等を支持するための支持母材として機能する。
【0011】
尚、前記第1の基板1は、例えばガラスから成る場合、従来周知のフローティング法等によって所定厚みの板体を形成し、これを矩形状に切断することによって製作される。
【0012】
また前記第1の基板1の上面には多数の回路導体2が被着されている。
前記多数の回路導体2は、後述する発光素子アレイチップ3の発光素子4に電源電力を供給するためのものであり、ボンディングワイヤや半田等の接続部材6を介して発光素子アレイチップ3の発光素子4や第2の基板7の回路導体8に電気的に接続される。
【0013】
尚、前記回路導体2は、例えば銀粉末に適当な有機溶媒、溶剤を添加・混合して得た導電ペーストを従来周知のスクリーン印刷等によって基板1の上面に印刷・塗布し、これを高温で焼き付けることによって所定パターンに形成される。
【0014】
また前記回路導体2が被着されている基板1の上面には、直線状に配列した複数個の発光素子アレイチップ3と、第2の基板7とが並設されている。
【0015】
前記発光素子アレイチップ3は、各々の上面に例えば600dpiのドット密度で直線状に配列した多数の発光素子4と、これら発光素子4に電気的に接続される多数の端子電極5とを有しており、これらの端子電極5と対応する回路導体2とをボンディングワイヤ等の接続部材6を用いてボンディングすることにより回路導体2が発光素子4に電気的に接続される。
【0016】
前記発光素子アレイチップ3の発光素子4としてはGaAlAs系やGaAsP系の発光ダイオード素子等が好適に使用され、回路導体2、接続部材6及び端子電極5を介して発光素子4に電源電力が供給されると、発光素子4が所定の輝度で発光するようになっている。
【0017】
尚、上述の発光ダイオード素子を備えた発光素子アレイチップ3は従来周知の半導体製造技術を採用することにより製作され、その厚みは例えば0.3mm〜0.5mmとなる。
【0018】
一方、前記発光素子アレイチップ3と共に第1の基板1上に配設される第2の基板7は、第1の基板1と同様の材質(ガラスやセラミック等)によって発光素子アレイチップ3の厚みよりも厚く(チップ3の1.5倍〜10倍に相当する厚み)、例えば0.7mm〜2.6mmの厚みに形成されており、その下面には複数個の回路導体8が所定パターンに被着されている。
【0019】
前記第2の基板7の回路導体8は、第1の基板1の回路導体2と半田等のロウ材を介して電気的に接続されることにより両者で全体の回路パターンを形成しており、このように光プリンタヘッドの回路導体2,8を第1の基板1と第2の基板7に分けて配設することにより、回路パターンの複雑化及び高密度化を避け、光プリンタヘッドの全体構造を小型化するようにしている。
【0020】
尚、前記第2の基板7は、先に述べた第1基板1と同様の製法によって製作され、また前記回路導体8は、金、銀、アルミニウム等の光沢の有る金属から成り、スパッタリングやフォトリソグラフィー,エッチング等の薄膜手法、或いはスクリーン印刷等の厚膜手法を採用することによって所定パターンに被着・形成される。
【0021】
そして上述した第2の基板7の発光素子アレイチップ3側の端面9は、第1の基板1側に例えば45°だけ傾斜し、かつ該傾斜面9の一部が発光素子アレイチップ3の発光素子4上に位置するように発光素子アレイチップ3側に延在されており、かかる傾斜面9には回路導体8の一部が光反射層10として導出される。
【0022】
この光反射層10は、金、銀、アルミニウム等の光沢をもった金属により形成されているため、発光素子4の発した光はこの光反射層10によって基板1,7の主面(上面及び下面)と略平行な方向に反射されることとなり、光プリンタヘッドの基板1,7を感光体ドラムPの周面に対し直交する方向に配置させて光プリンタヘッドを幅方向に短縮することができる。従って、光プリンタヘッドを電子写真プリンタ等に組み込む際、光プリンタヘッドと隣接するデバイスとの間には空間的な余裕が生まれることとなり、またその分、プリンタ本体の全体構造を小型化することも可能となる。
【0023】
しかも、本形態においては、光プリンタヘッドの回路導体2,8が2つの基板1,7に分かれて配設されているため、各々の基板1,7に形成される回路導体2,8のパターンは簡素化されており、回路導体2,8のパターン形成を容易になすことで光プリンタヘッドの生産性を向上させることもできる。
【0024】
またこの場合、前記光反射層10は、第2の基板7の一端に第2の基板7と一体的に設けられているため、光プリンタヘッドを組み立てる際、光反射層10は第2の基板7を第1の基板1上に搭載するのと同時に発光素子4に対して位置合わせされるようになっており、それ故、光プリンタヘッドの組み立てが複雑化することもない。
【0025】
尚、前記回路導体8の一部を導出して形成される光反射層10は、グランド電極や共通電極等の大きな電流が流れ得る電極として用いるのが好ましい。
【0026】
かくして上述した光プリンタヘッドは、発光素子アレイチップ3の発光素子4に回路導体2,8等を介して画像データに対応した所定の電力を印加し、発光素子4を個々に選択的に発光させるとともに該発光した光を光反射層10で反射させ、この反射光を図示しないレンズ等の光学系を介して外部の感光体Pに照射・結像させることによって感光体Pに所定の潜像が形成される。そして、感光体ドラムPに形成された潜像は、その後、現像のプロセスを経てトナー像となり、このトナー像を記録紙に転写・定着させることによって記録紙に所定の画像が記録されることとなる。
【0027】
尚、本発明は上述の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更、改良等が可能である。
【0028】
例えば上述の形態では光反射層10が被着される第2の基板7の端面9を平坦面になしたが、これに代えて、図3に示す如く第2の基板7の端面9を凹曲面状になしても良い。この場合、発光素子4の光を第2の基板7の凹曲面によって集光させることができるので光の利用効率が向上することとなり、レンズ等の光学系を省いて構成することも可能となる。
【0029】
【発明の効果】
本発明によれば、発光素子の光を光反射層で反射させることにより、発光素子が搭載される基板を感光体ドラムの周面に対し直交する方向に配置させて光プリンタヘッドを幅方向に短縮することができる。従って、光プリンタヘッドを電子写真プリンタ等に組み込む際、光プリンタヘッドと隣接するデバイスとの間には空間的な余裕が生まれることとなり、またその分、プリンタ本体の全体構造を小型化することも可能となる。
【0030】
更に本発明によれば、回路導体が2つの基板に分かれて配設されるため、各々の基板に形成される回路導体のパターンが簡素化されており、これら回路導体のパターン形成を容易になすことで光プリンタヘッドの生産性を向上させることができる。
【0031】
また更に本発明によれば、前記光反射層は第2の基板の一端に第2の基板と一体的に設けられているため、光プリンタヘッドを組み立てる際、光反射層は第2の基板を第1の基板上に搭載するのと同時に発光素子に対して位置合わせされるようになっており、それ故、光プリンタヘッドの組み立てが複雑化することはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一形態に係る光プリンタヘッドの断面図である。
【図2】本発明の他の形態に係る光プリンタヘッドの断面図である。
【図3】従来の光プリンタヘッドの断面図である。
【符号の説明】
1・・・第1の基板、2・・・第1の基板の回路導体、3・・・発光素子アレイチップ、4・・・発光素子、7・・・第2の基板、8・・・第2の基板の回路導体、9・・・第2の基板の端面、10・・・光反射層

Claims (2)

  1. 多数の回路導体が被着されている第1の基板上に、上面に前記回路導体に電気的に接続される多数の発光素子を有する発光素子アレイチップと、該チップよりも厚みが厚く、かつ第1の基板の回路導体に電気的に接続される複数個の回路導体を有する第2の基板と、を並設させてなる光プリンタヘッドであって、
    前記第2の基板の発光素子アレイチップ側の端面を第1の基板側に傾斜させるとともに該傾斜面の一部を発光素子アレイチップの発光素子上まで延在させ、この延在部に前記発光素子の光の向きを変える光反射層を被着させたことを特徴とする光プリンタヘッド。
  2. 前記第2の基板の回路導体が金、銀、アルミニウムの少なくとも1種により形成されており、その一部を第2の基板の端面まで導出して光反射層としたことを特徴とする請求項1に記載の光プリンタヘッド。
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