JP4293843B2 - 折り畳みコンテナ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、折り畳みコンテナに関し、詳しくは、特に、柔らかい物品やフィルム袋等に充填された液体状乃至ゲル状の物品を収納するのに適した構造を有する折り畳みコンテナに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、折り畳みコンテナとして、上枠(フレーム)及び底板と、上枠及び底板に対してそれぞれ回動可能に取付けられ、かつ、連結部にて内側へ折曲がるように連結された上下一対の側板と、上枠に対して回動可能に取付けられたあおり板とから構成されたものが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
このような折り畳みコンテナは、折り畳まれた状態で上枠を上方に持上げ、両側板の連結部を伸ばした状態にした後、両あおり板を両側板間に立てて直立状態にすることにより箱状に組み立てることができ、逆に両あおり板を上枠に対して内方に回動させた後、両側板の連結部を内方に折曲げることにより折り畳むことができる。
【0004】
【特許文献1】
特公平7−5133号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、従来の折り畳みコンテナは、組み立てて物品を収納した状態でコンテナ上方から荷重が加わると、側板の連結部がコンテナの内方あるいは外方に屈曲した状態となる。したがって、収納物がフィルム袋等に充填された液体状乃至ゲル状のもの、例えば、醤油、油等である場合、さらに、これらが常温乃至低温で固化するもの、例えば、マーガリン、バター、チョコレート等を収納して保管、運搬した場合に、側板の屈曲によって収納物が変形してしまうおそれがあり、また、収納状態で固化してしまうとコンテナ内からの取り出しが困難になるという問題があった。さらに、連結部の状態によっては外面が柔らかい物品を傷つけてしまうこともある。このため、前述のような物品は、プラスチック製あるいは段ボール製の一体型の収納容器に収納するようにしていたが、物品を取り出した後の収納容器の処理に大きな問題があった。
【0006】
そこで本発明は、コンテナ内面を平滑面とすることによって収納した物品を保護することができるとともに、折り畳みや組み立てを容易に行うことができ、組立状態での強度も向上させることができる折り畳みコンテナを提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明の折り畳みコンテナは、相対向する方形状の上枠及び底板と、該上枠及び底板の上下に対向する二辺間をそれぞれ閉塞する一対の側板及び一対のあおり板とを備え、前記側板の上部及び前記あおり板の上部を上枠に対してコンテナ内側に回動可能な状態でそれぞれ連結した六面体構造の折り畳みコンテナにおいて、前記側板の外側に設けたヒンジ板の上端部を該側板の上下方向中間部外面に回動可能に連結するとともに、該ヒンジ板の下端部に設けたヒンジピンを、前記底板の縁部に設けたコンテナ内外方向に長軸を有する長円形状のヒンジ穴にコンテナ内側に回動可能かつコンテナ内外方向に移動可能な状態で連結し、前記ヒンジ板の上端部と前記側板の上下方向中間部外面との連結部は、前記側板の外面に設けた支軸と、ヒンジ板の上端部に設けたヒンジ溝とを係合させたものであって、前記ヒンジ溝は、前記側板を立てたコンテナ組立状態のときに側板外面に沿った状態のヒンジ板の上端部をコンテナ外方から内方に向けて前記支軸を包囲するようにU字状に屈曲させ、ヒンジ溝の開口が底板方向を向くように形成し、該組立状態で側板外面に対向するヒンジ溝の外面に上枠方向が平面状となった係合突起を設けるとともに、前記側板外面には、組立状態で前記突起の平面状部分に係合する底板方向を向いた平面状係合部を設けたことを特徴としている。
【0010】
さらに、本発明の折り畳みコンテナは、前記構成において、前記ヒンジ板が前記側板よりも幅狭に形成されており、側板の幅方向に複数個が設けられていること、前記側板の上部と前記上枠とに、コンテナ組立状態のときに、互いに係合して側板と上枠との離反方向の力を受ける係合部をそれぞれ設けたこと、前記側板の上部と前記上枠とに、コンテナ組立状態のときに、互いに係合して側板と上枠との圧縮方向の力を受ける係合部をそれぞれ設けたこと、前記側板の下部と前記底板とに、コンテナ組立状態のときに、互いに係合して側板と底板との離反方向の力を受ける係合部をそれぞれ設けたことを特徴としている。
【0011】
【発明の実施の形態】
図1乃至図5は、本発明の折り畳みコンテナの一形態例を示すもので、図1は組立状態の折り畳みコンテナを示す断面正面図、図2は折り畳み状態の折り畳みコンテナを示す断面正面図、図3は組立状態の折り畳みコンテナを示す一部断面側面図、図4は上枠、底板、側板及びヒンジ板の連結状態を拡大して示す要部の断面正面図、図5は側板下端部と底板との関係を拡大して示す要部の断面正面図である。図6及び図7は、上記形態例を示す折り畳みコンテナの変形例を示すもので、図6は折り畳み途中の状態を示す折り畳みコンテナの断面正面図、図7は折り畳み状態を示す折り畳みコンテナの断面正面図である。
【0012】
まず、図1乃至図5において、折り畳みコンテナは、平面視長方形状の上枠11及び底板12と、上枠11の対向する短辺側にそれぞれ回動可能に設けられた一対のあおり板13と、上枠11の長辺側にそれぞれ回動可能に連結された一対の側板14とを有する六面体構造の折り畳みコンテナであって、あおり板13は上枠11の短辺に対して複数箇所の連結部13aで、側板14の上部は上枠11の長辺に本形態例では三箇所の連結部14aで、それぞれコンテナ内側に回動可能な状態でそれぞれ連結されるとともに、底板12の長辺と側板14の上下方向中間部外面との間には、底板12と側板14とを連結するためのヒンジ板15が三箇所に設けられている。
【0013】
ヒンジ板15は、下端部に設けたヒンジピン16を底板12の縁部に設けたヒンジ穴17に係合させてコンテナ内側に回動可能な状態で係合させている。前記ヒンジピン16は底板12の長辺に平行な方向に設けられており、前記ヒンジ穴17は、コンテナ内外方向に長軸を有する長円形状となっている。したがって、ヒンジ板15の下端部は、ヒンジ穴17の長円方向に沿ってコンテナ内外方向に移動可能な状態となっている。
【0014】
また、ヒンジ板15の上部は、側板14の外面に設けた水平方向の支軸18に、ヒンジ板15の上端部に設けたヒンジ溝19を回動可能な状態で係合させている。ヒンジ溝19は、前記側板14を立てたコンテナ組立状態のときに、側板外面に沿った状態のヒンジ板15の上端部をコンテナ外方から内方に向けて前記支軸18を包囲するようにU字状に屈曲させ、ヒンジ溝19の開口が底板方向を向く形状を有している。
【0015】
この折り畳みコンテナは、図1に示す組立状態で、両あおり板13の下部を内側に回動させた後、側板14の下部を内側に回動させると、ヒンジ板15の上部がコンテナ内側方向に回動し、側板14とヒンジ板15とが折れ曲がるようにしてコンテナ内側に入り込み、図2に示すように、あおり板13、側板14及びヒンジ板15が、上枠11と底板12との間に折り畳まれた状態となる。この折り畳み状態で上枠11を上方に持ち上げ、側板14とヒンジ板15とを伸ばすようにして両側板14を立てた状態にした後、両あおり板13を回動させて両側板14間に立てた状態にすることにより、図1に示すように、あおり板13及び側板14が略直立状態となり、上枠11及び底板12の上下に対向する二辺間があおり板13及び側板14によってそれぞれ閉塞された六面体形状の箱型に組み立てることができる。この組立状態では、あおり板13の両側縁部が両側板14の内面に接した状態となり、側板14を内部側から押圧して側板14が内側に回動しないように保持した状態となる。
【0016】
この折り畳みコンテナは、組立状態におけるコンテナ内面が、一枚板からなるあおり板13及び側板14の四面で囲まれた状態となり、従来の折り畳みコンテナのような側板の連結部がコンテナ内面側に存在しないので、コンテナ内面を平滑面とすることができる。このようにしてコンテナ内面を平滑面とすることにより、コンテナ内に収納した物品を変形させたり、損傷させたりすることがなくなり、収納した物品を保護することができるとともに、運搬中等に物品が固化した場合でも容易に取り出すことができるようになる。さらに、多段積み時の上方からの荷重をあおり板13及び側板14の両方で受けることができるので、従来のようにあおり板のみで受けるものに比べて荷重強度を大幅に向上させることができる。
【0017】
また、コンテナを折り畳んだり、組み立てたりするときに、ヒンジ板15のヒンジピン16が係合する底板12のヒンジ穴17を底板に対して略平行な長円形状としているので、図6及び図7に示すように、折り畳みコンテナの短辺側寸法と高さ寸法との関係により、コンテナを折り畳んだり、組み立てたりする際に側板14の下端部同士が衝突するような場合であっても、ヒンジ板15の下端部がコンテナ内外方向に移動して側板14が回動し、側板下端部同士がずれるから衝突時の衝撃を緩和することができるとともに、コンテナの折り畳みや組み立てを円滑に行うことができる。また、折り畳み状態で上枠11と底板12との相互の位置ずれが起こっても、長円形状からなるヒンジ穴17で位置ずれを吸収できるので、ヒンジ板15に加わる力を逃がすことができる。しかも、図7に示すように、折り畳んだ状態で各ヒンジ穴17に対する各ヒンジピン16の位置が両側でそれぞれずれることにより、両側板14を重ね合わせた状態で折り畳むことができる。
【0018】
さらに、図4に示すように、ヒンジ板15の上端部と側板14の外面との連結部、側板14の上端部と上枠11との間、側板14の下端部と底板12との間のそれぞれに、組み立て時のコンテナを補強するための係合部を設けている。まず、ヒンジ板15と側板14との連結部には、組立状態で側板14の外面に対向するヒンジ溝19の外面に上枠11方向が平面状となった係合突起21を設けるとともに、側板14の外面には、組立状態で前記係合突起21の平面状部分に係合する底板12方向を向いた平面状係合部22を設けている。このような係合突起21と平面状係合部22とを設けることにより、組み立て時に両者が係合してヒンジ溝19の側板14側を補強することができる。これにより、物品を収納した状態で上枠11を持ち上げたときに、支軸18とヒンジ溝19とにヒンジ溝19を開く方向、すなわち、ヒンジ溝19の側板14側を上方に引き伸ばす方向の力が作用しても、係合突起21と平面状係合部22との係合によってヒンジ溝19の側板側が引き伸ばされることがなくなり、両者の係合状態を確実に保持することができる。
【0019】
また、側板14と上枠11との間には、側板14の上端部に、組み立て時にコンテナ内側を向き、下方が平面状となった係合爪23を幅方向全長に設けるとともに、上枠11には、組み立て時に前記係合爪23の下向き平面部が係合する上向きの係合突状24を幅方向全長に設けている。前記係合爪23は組み立て時に側板14が所定位置に回動すると前記係合突状24に係合し、側板14と上枠11との離反方向の力、すなわち、物品を収納した状態で上枠11を持ち上げたとき生じる力をこの係合爪23と係合突状24との係合によって確実に受けることができ、連結部14aに掛かる負担を軽減することができる。
【0020】
さらに、側板14と上枠11との間には、側板上部外面に突出する側板幅方向の突状部25を設けるとともに、上枠11の長辺部分に側板14の外側に位置するリブ26を設け、コンテナ組み立て時に、リブ26の下面に突状部25の上面が係合するようにしている。これにより、組み立てたコンテナを積み上げたときに上枠11から側板14に向かって掛かる圧縮方向の荷重をリブ26と突状部25との係合によって側板14の略全体で受けることができるので、側板14の連結部14aに掛かる荷重を軽減することができる。
【0021】
側板14と底板12との間には、図5に拡大して示すように、側板14の下端部外面に側板幅方向の突出縁27を設けるとともに、底板12の長辺部分には、組み立て時に前記突出縁27の上部に位置する折返片28を設けている。したがって、コンテナ組み立て時には、突出縁27と折返片28とが係合して側板14と底板12とが一体化した状態となるので、物品を収納した状態で上枠11を持ち上げたときに底板12にかかる側板14と底板12とが離反する方向の荷重を、両者の係合によって側板14で受けることができるので、ヒンジ板15に大きな引っ張り荷重がかかることを防止できる。
【0022】
図8及び図9は、参考例を示すもので、図8は組立状態を示す折り畳みコンテナの断面正面図、図9は折り畳み途中の状態を示す折り畳みコンテナの断面正面図である。なお、以下の説明において、前記形態例で示した折り畳みコンテナにおける構成要素と同一の構成要素には、それぞれ同一符号を付して詳細な説明は省略する。
【0023】
本形態例に示す折り畳みコンテナは、側板14の外部に、上枠11の長辺にコンテナ内側に回動可能に連結された上部ヒンジ板31と、底板12の長辺にコンテナ内側に回動可能に連結された下部ヒンジ板32とを、上下方向中間部に設けた連結部33にてコンテナ内側に折れ曲がるように形成した上下一対のヒンジ板31,32からなるヒンジ部品34を組み立て時に側板14の外面に沿うようにして設けるとともに、下部ヒンジ板32の上端を前記連結部33を超えて上方に延出させて延出部35を設けている。
【0024】
このように下部ヒンジ板32の上端に延出部35を設けておくことにより、図9に示すように、コンテナを折り畳む際に、延出部35の上端が側板14の外面に接触して側板14を押し上げながらコンテナ内側に折れ曲がり、ヒンジ部品34の折れ角よりも先に側板14が回動して折り畳まれた状態になるので、側板14の下端が底板12の上面から離れた状態となる。
【0025】
したがって、折り畳む際に側板14の下端部同士が衝突するような寸法関係を有するコンテナの場合であっても、それぞれの延出部35の長さを変えることにより、側板14の下端部同士が衝突することがなくなり、また、回動時の側板14の下端部が底板12の上面に接触しないので、コンテナの折り畳みや組み立てをより円滑に行うことができる。さらに、上部ヒンジ板31や下部ヒンジ板32は、コンテナを折り畳んだ状態では、前記第1形態例のヒンジ板15と同様に、底板12の上面に沿った状態になるので、折り畳み体積が増加することもほとんどない。
【0026】
さらに、本形態例においても、側板14の上端部と上枠11との間、側板14の下端部と底板12との間に、前記第1形態例と同様の構造を採用しておくことにより、組立状態でのコンテナの強度を向上させることができる。なお、両形態例において、ヒンジ板15やヒンジ部品34の形状や設置数は任意であり、側板14の幅寸法や高さ寸法に応じてこれらを選択することができる。また、上枠11には、開閉可能な蓋を設けておくこともできる。
【0027】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の折り畳みコンテナによれば、コンテナ内面を平滑な状態にすることができるとともに、組み立てや折り畳みを円滑に行うことができ、さらに、組立状態におけるコンテナの強度も向上させることができる。したがって、フィルム袋等に充填された液体状乃至ゲル状の醤油や油等、これらが常温乃至低温で固化するマーガリン、バター、チョコレート等を収納して保管、運搬するための収納容器として最適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の折り畳みコンテナの一形態例を示す組立状態の断面正面図である。
【図2】 同じく折り畳み状態の折り畳みコンテナを示す断面正面図である。
【図3】 同じく組立状態の折り畳みコンテナを示す一部断面側面図である。
【図4】 上枠、底板、側板及びヒンジ板の連結状態を拡大して示す要部の断面正面図である。
【図5】 側板下端部と底板との関係を拡大して示す要部の断面正面図である。
【図6】 折り畳みコンテナの変形例を示す折り畳み途中の状態を示す断面正面図である。
【図7】 同じく折り畳み状態を示す折り畳みコンテナの断面正面図である。
【図8】参考例を示す組立状態の断面正面である。
【図9】 同じく折り畳み途中の折り畳みコンテナを示す断面正面図である。
【符号の説明】
11…上枠、12…底板、13…あおり板、13a…連結部、14…側板、14a…連結部、15…ヒンジ板、16…ヒンジピン、17…ヒンジ穴、18…支軸、19…ヒンジ溝、21…係合突起、22…平面状係合部、23…係合爪、24…係合突状、25…突状部、26…リブ、27…突出縁、28…折返片
Claims (5)
- 相対向する方形状の上枠及び底板と、該上枠及び底板の上下に対向する二辺間をそれぞれ閉塞する一対の側板及び一対のあおり板とを備え、前記側板の上部及び前記あおり板の上部を上枠に対してコンテナ内側に回動可能な状態でそれぞれ連結した六面体構造の折り畳みコンテナにおいて、前記側板の外側に設けたヒンジ板の上端部を該側板の上下方向中間部外面に回動可能に連結するとともに、該ヒンジ板の下端部に設けたヒンジピンを、前記底板の縁部に設けたコンテナ内外方向に長軸を有する長円形状のヒンジ穴にコンテナ内側に回動可能かつコンテナ内外方向に移動可能な状態で連結し、前記ヒンジ板の上端部と前記側板の上下方向中間部外面との連結部は、前記側板の外面に設けた支軸と、ヒンジ板の上端部に設けたヒンジ溝とを係合させたものであって、前記ヒンジ溝は、前記側板を立てたコンテナ組立状態のときに側板外面に沿った状態のヒンジ板の上端部をコンテナ外方から内方に向けて前記支軸を包囲するようにU字状に屈曲させ、ヒンジ溝の開口が底板方向を向くように形成し、該組立状態で側板外面に対向するヒンジ溝の外面に上枠方向が平面状となった係合突起を設けるとともに、前記側板外面には、組立状態で前記突起の平面状部分に係合する底板方向を向いた平面状係合部を設けたことを特徴とする折り畳みコンテナ。
- 前記ヒンジ板は、前記側板よりも幅狭に形成されており、側板の幅方向に複数個が設けられていることを特徴とする請求項1記載の折り畳みコンテナ。
- 前記側板の上部と前記上枠とに、コンテナ組立状態のときに、互いに係合して側板と上枠との離反方向の力を受ける係合部をそれぞれ設けたことを特徴とする請求項1又は2記載の折り畳みコンテナ。
- 前記側板の上部と前記上枠とに、コンテナ組立状態のときに、互いに係合して側板と上枠との圧縮方向の力を受ける係合部をそれぞれ設けたことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項記載の折り畳みコンテナ。
- 前記側板の下部と前記底板とに、コンテナ組立状態のときに、互いに係合して側板と底板との離反方向の力を受ける係合部をそれぞれ設けたことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項記載の折り畳みコンテナ。
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