JP4292449B2 - 蝶番軸 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、容器本体と蓋体とを開閉回動自在に蝶番結合する、合成樹脂製の蝶番軸に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
化粧用コンパクト容器として、容器本体の後端部に設けた軸孔を有する蝶番片と、同様に蓋体の後端部に設けた軸孔を有する突起片とを組合せ、各軸孔に蝶番軸を挿通し、容器本体と蓋体とを開閉回動自在に結合した蝶番を用いたものが知られている。
【0003】
このような化粧用コンパクト容器に用いられる蝶番は、例えば、蝶番軸を軸孔に圧入し、蝶番軸と容器本体と蓋体との相対回転操作時に、軸孔に圧入した蝶番軸の外方向の弾発力によって、軸孔と蝶番軸との間に適度な摩擦抵抗力を発生させ、蓋体に一定の回転力が働かない限り、蓋体の回動を規制して、容器本体に対して蓋体が一定の角度のままで保持されるフリーストップ機能を備えたものがある。
【0004】
近年においては、合成樹脂製の部材と金属製の部材とを分別して回収する煩雑さを回避するため、合成樹脂製の蝶番軸も存在する。
【0005】
例えば、特開平11−290118号公報に記載された従来技術としての蝶番は、合成樹脂製の容器本体と蓋体との端部にそれぞれ突設した突起部の挿通穴に合成樹脂製の蝶番ピンを挿通して容器本体と蓋体とを結合し、挿通穴のいずれか一方に、この蝶番ピンとの相対回転を阻止する回転阻止手段として凸条を形成して、この凸条で挿通穴に圧入した蝶番ピンを固定するとともに、他の挿通穴に挿通した蝶番ピンとこの挿通穴の穴面との間の摩擦力によってフリーストップ機能を確保している。
【0006】
また、容器本体と蓋体とに設けた挿通穴のいずれか一方に凹凸部を設け、蝶番ピンにローレットを形成し、挿通穴の凹凸部と蝶番ピンのローレットとを係合させて、蝶番ピンと挿通穴の回転を阻止する回転阻止手段も開示されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記した従来技術は、回転阻止手段が形成されていない挿通穴に挿通された蝶番ピンが、挿通穴に圧入されてフリーストップ機能を発揮する摩擦力を発生させているため、度重なる容器本体と蓋体との回転操作により、硬い蝶番ピンが挿通穴の穴面を削るかじりが発生し、挿通穴の穴径が拡大して、フリーストップ機能を喪失するという問題があった。
【0008】
特に、蝶番ピンにローレットが形成されている場合、容器本体と蓋体との相対回転操作により、硬い蝶番ピン表面の細かい凹凸状の凸状部分が、挿通穴の穴面に摩擦接触して、かじりが大きくなるという問題がある。
【0009】
そこで本発明は、上記した従来技術における問題点を解消すべく創案されたもので、化粧用容器等に用いられる蝶番において、蝶番軸が軸孔の孔面と滑らかに摩擦接触するとともに、蝶番軸と軸孔の孔面との間にフリーストップ機能を発揮させる適度な摩擦抵抗力を確保することを技術的課題とし、もって蝶番軸のかじりを防止し、フリーストップ機能の維持を確保することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決する本発明の内、第一の発明は、収納部を形成した容器本体の後端部に設けた蝶番片と、容器本体を開閉する蓋体の後端部に設けた突起片とを蝶番結合する蝶番の蝶番軸であること、円棒状に成形され、全長に亘って溝部を設けた強靭な硬質合成樹脂製の軸部材を有すること、この軸部材の外周表面に被覆され、蝶番片に開設した軸孔および突起片に開設した軸孔の孔面と滑らかに摩擦接触し、かつこの孔面との間に、容器本体に対する蓋体の回動可能な組み付きに、フリーストップ機能を付与できる程度の摩擦抵抗力を発生する軟質合成樹脂製の緩衝部材を有すること、にある。
【0011】
硬質合成樹脂製の軸部材は、容器本体と蓋体とを充分な強靭さで蝶番結合し、また軟質合成樹脂製の緩衝部材は、その表面の滑らかさにより、軸孔面のかじり発生を防止し、その弾力により、軸孔との間に適当な摩擦抵抗力を発生させて、フリーストップ機能を発揮させる。
【0012】
蝶番軸は、溝部の形成による軸部材自体の弾性変形や、溝部を設けたことによる軸孔の孔面との圧接触面積の増減変化や、さらには蝶番軸の表面部分の局部的な弾性変形により、蝶番軸と軸孔面との間に、所望する状態で摩擦抵抗力を発生させる。
【0013】
さらに、溝部を、軸部材の半径よりも大きい深さ寸法の一つの割溝で構成した、ことを加えたものである。
【0014】
この発明にあっては、蝶番軸は、割溝状の溝部の溝幅を減少させる縮径方向に軸部材が弾性変形した状態で、軸孔に挿入組付けされ、減少した溝部の溝幅を元に戻す軸部材の弾性復帰力で、緩衝部材を軸孔面に押圧し、この押圧力に従った摩擦抵抗力を蝶番軸と軸孔面との間に発生させる。
【0015】
すなわち、当該発明にあっては、軸孔の孔径と軸部材の径とが一定であるならば、溝部の深さと緩衝部材の厚さとに従って、軸孔面と緩衝部材との間に作用する押圧力を正確に設定することができるので、軸孔面と蝶番軸との間に発生する摩擦抵抗力の大きさを正確に設定することが可能である。
【0016】
第二の発明は、第一の発明の構成に、軸部材をナイロン系樹脂もしくはポリアセタール製とし、緩衝部材をポリウレタン製とした、ことを加えたものである。
【0017】
第二の発明にあっては、軸部材を、硬質合成樹脂材料であるナイロン系樹脂もしくはポリアセタール製とし、緩衝部材を、軟質合成樹脂材料であるポリウレタン製としたので、軸部材に対する緩衝部材の被覆組付き強度が、きわめて強力となる。
【0018】
すなわち、ナイロン系合成樹脂のアミド結合(−CONH−)またはポリアセタールのオキシメチレン結合(−CHO−)と、ポリウレタンのウレタン結合(−NHCOO−)との親和性により、軸部材と緩衝部材との接着強度がきわめて強力なものとなるのである。
【0019】
第三の発明は、第一の発明の構成に、溝部を、軸部材の外周に等間隔にかつ平行に設けた複数の溝で構成した、ことを加えたものである。
【0020】
この第三の発明にあっては、軸部材は、軸孔の孔径よりもやや小さい径で成形されており、蝶番軸が軸孔に挿入されると、溝部が位置しない表面部分だけが軸孔面に押圧されて、摩擦抵抗力を発生させる。
【0021】
すなわち、第三の発明にあっては、緩衝部材の弾力と、溝部の増減に反比例して増減する軸孔面に対する蝶番軸の押圧接触面積とにより、蝶番軸と軸孔面との間の摩擦抵抗力が決定されるので、緩衝部材の弾力が一定であるとすると、溝部を増減させて、軸孔面と蝶番軸との押圧接触面積の大きさを調整することにより、蝶番軸と軸孔面との間に発生する摩擦抵抗力を、所望する大きさにすることが可能となる。
【0022】
第四の発明は、第一の発明の構成に、溝部を、軸部材の外周に、周方向に沿って正弦波状に連続した凹凸により、等間隔にかつ平行に設けた複数の溝で構成した、ことを加えたものである。
【0023】
この第四の発明にあっては、軸部材は、軸孔の孔径よりもやや小さい径で成形されており、蝶番軸が軸孔に挿入されると、軸部材の溝間の凸部が位置している蝶番軸の外周面部分だけが、軸孔面に線接触状に押圧されて、摩擦抵抗力を発生させる。
【0024】
すなわち、第四の発明にあっては、軸部材の溝間の凸部が位置している蝶番軸の複数の外周面部分に、緩衝部材の弾力と、軸部材の溝間の凸部の局部的な弾性変形(潰れ変形)に伴う弾力とにより、軸孔面に対する強大な押圧力が集中的に作用し、この押圧力の程度により蝶番軸と軸孔面との間の摩擦抵抗力が決定されるので、緩衝部材の弾力が一定であるとすると、軸部材の溝間の凸部の突出高さ変化させて、この凸部の局部的な弾性変形に伴う弾力を調整することにより、蝶番軸と軸孔面との間に発生する摩擦抵抗力を、所望する大きさにすることが可能となる。
【0025】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施例を、図面を参照にしながら説明する。図1は、合成樹脂製の化粧用コンパクト容器1の例を示し、容器1は、PP、PC、ABS等の汎用合成樹脂材料を用いて成形されており、化粧料を収納する収納部3を形成した容器本体2の後端部に設けた二つの蝶番片4,4と、鏡6を貼着した蓋体5の後端部に設けた突起片7とを組合せ、蝶番片4に開設した軸孔4aと、突起片7に開設した軸孔7aに、蝶番軸11を挿通し、容器本体2に蓋体5を開閉回動自在に結合した蝶番12を有する構成となっている。
【0026】
容器本体1の前端部中央には、凹部13が設けられており、この凹部13内に係止突起14を突設しているのに対し、蓋体5の前端部中央には、係止突起15が垂下設されており、この係止突起15と容器本体1の係止突起14とが互いに係止して、容器1の閉姿勢が維持される。なお、図2は、化粧用コンパクト容器1の後端部から見た、一部分解斜視図であり、図3は、図1の容器1の断面図である。
【0027】
軸部材8は、ナイロン系樹脂またはポリアセタール等の硬質合成樹脂を用いて成形されており、蝶番軸11に要求される強靭さを発揮することができるようにしている。
【0028】
また、緩衝部材10は、軟質合成樹脂であるポリウレタンを用いて、軸部材6の全外周面に塗布またはインサート成形により被覆されており、ポリウレタンの表面の滑らかさにより、軸孔4a,7aに対する蝶番軸11のかじり発生を防止し、またポリウレタンの弾力により、軸孔4a,7aに対して、強力に押圧接触して、蝶番軸11と軸孔4a,7aの孔面との間に適当な摩擦抵抗力を発生させている。
【0029】
なお、緩衝部材10を構成するポリウレタンの種類別により、弾力の強弱を変化させることができ、これにより蝶番軸11と軸孔4a、7aとの間の摩擦抵抗力の設定が行い易くなる。
【0030】
軸部材8を、ナイロン系樹脂またはポリアセタール製とし、緩衝部材10を、ポリウレタン製とすると、ナイロン系樹脂またはポリアセタールとポリウレタンとの親和性により、軸部材8に対する緩衝部材10の被覆組付き強度を高めることができる。
【0031】
図4は、蝶番軸11の第一の実施例を示す横断面図で、蝶番軸11は、軸方向の全長に亘って、軸部材8の半径よりも大きい深さの割溝状の一つの溝部9が形成された軸部材8と、この軸部材8の全周面に均等な肉厚で被覆された緩衝部材10とから構成されている。
【0032】
図5は、第一の実施例の蝶番軸11を、容器本体2の蝶番片4の軸孔4aに挿通組付けした状態を示す断面図で、蝶番軸11は、溝部9の溝幅を狭める方向に弾性変形、すなわち縮径方向に弾性変形して、軸孔4a、7aに挿入している。
【0033】
蝶番軸11は、軸孔4a、7a内での、軸部材8の弾性変形に伴う弾力と、緩衝部材10の弾力により、蝶番軸11の略全外周面を軸孔4a、7aの孔面に押圧接触させ、この押圧接触で発生する摩擦抵抗力により、フリーストップ機能を発揮する。
【0034】
図6は、蝶番軸11の第二の実施例を示す横断面図で、蝶番軸11は、軸方向の全長に亘って三つの溝を平行に設けて溝部9とした軸部材8の全外周面に、緩衝部材10を被覆固定して構成されている。
【0035】
蝶番軸11を軸孔4a、7aに挿入可能とするため、軸部材8は、軸孔4a、7aの孔径よりもやや小さい直径で成形されており、それゆえ蝶番軸11を軸孔4a、7aに挿入すると、緩衝部材10は、軸部材8の溝部9の位置していない外周面部分と軸孔4a、7aの孔面との間で、押し潰され状に弾性変形し、軸孔4a、7aの孔面との間に、軸部材8の溝部9の位置していない外周面部分の大きさに比例した強さの摩擦抵抗力を発生する。
【0036】
蝶番軸11と軸孔4a、7aとの間に発生する摩擦抵抗力は、容器本体2に対して蓋体5にフリーストップ機能を付与することができる大きさであれば良いのであるが、この摩擦抵抗力が、蝶番軸11の外周に沿ってできるだけ均等に分布するように、溝部9を構成する溝は、等間隔にそして小さい溝幅とするのが望ましい。
【0037】
図7は、蝶番軸11の第三の実施例を示す横断面図で、蝶番軸11は、軸部材8の外周に、周方向に沿って正弦波状に連続した凹凸により、複数の溝を設けて溝部9を構成し、この軸部材8の外周面に緩衝部材10を被覆固定して構成されている。
【0038】
蝶番軸11を軸孔4a、7aに挿入可能とするため、軸部材8は、軸孔4a、7aの孔径よりもやや小さい直径で成形されており、それゆえ蝶番軸11を軸孔4a、7aに挿入すると、緩衝部材10は、軸部材8の各溝の間に位置する凸部により、軸孔4a、7aの孔面に線接触状に押し付けられ、また軸部材8の各凸部は、潰れ状に局部弾性変形し、この各凸部が位置する部分を、緩衝部材10の弾力と、凸部の局部変形に伴う弾力とにより、きわめて強力に軸孔4a、7aの孔面に押圧して、所望する摩擦抵抗力発生させている。
【0039】
このように、蝶番軸11と軸孔4a、7aの孔面との間に発生する摩擦抵抗力は、溝を形成する凸部が位置する部分に集中して発生するので、この摩擦抵抗力を、蝶番軸11の周方向に沿ってできるだけ均等に発生させるには、凸部を数多くかつ平行に設けることが望ましい。
【0040】
【発明の効果】
本発明は、上記した構成となっているので、以下に示す効果を奏する。第一の発明にあっては、軸部材を硬質合成樹脂製とすることにより、蝶番軸としての機械的強度を得ると共に、緩衝部材を軟質合成樹脂製とすることにより、軸孔面との間のかじり発生を未然に防止することができ、これにより安定して良好な蝶番軸機能を発揮することができる。
【0041】
また、軸部材に設けた溝部と緩衝部材の弾力とにより、蝶番軸と軸孔面との間に発生する摩擦抵抗力の作用形態および強さを、選択的に設定することができ、これにより安定して確実なフリーストップ機能を得ることができると共に、適当な抵抗により、好ましい使用感を発揮させることができる。
【0042】
さらに、軸部材を縮径方向に弾性変形可能とし、また軸部材の弾力により、蝶番軸と軸孔面との間の摩擦抵抗力を設定することができるので、蝶番軸の軸孔への挿入組付けが行い易いと共に、蝶番軸と軸孔面との間の摩擦抵抗力の強さの設定が精度良く設定することができる。
【0043】
第二の発明にあっては、軸部材と、この軸部材の外周面に被覆された緩衝部材との接着強度を、無理なくきわめて強力にすることができるので、蝶番軸と軸孔面との間に強大な摩擦抵抗力が発生しても、軸部材と緩衝部材との安定した組付きを維持することができ、これにより安定した蝶番軸機能を発揮すると共に、望ましいフリーストップ機能を無理なく得ることができる。
【0044】
第三の発明にあっては、溝部を構成する溝により、蝶番軸と軸孔との押圧接触面積を調整可能とし、これにより蝶番軸と軸孔面との間の摩擦抵抗力を所望の強さに設定することができる。
【0045】
第四の発明にあっては、軸孔面に対して蝶番軸を、複数箇所で線接触状に接触させることにより、この線接触箇所に位置する軸部材部分を局部的に弾性変形可能とし、この軸部材部分を局部的な弾性変形に伴う弾力と、緩衝部材の弾力とにより、複数の線接触箇所に強大な押圧接触力を、集中的に発生させ、これにより蝶番軸と軸孔面との間に、所望する大きさの摩擦抵抗力を発生させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一使用例を示す、合成樹脂製のコンパクト容器の斜視図。
【図2】図1に示した使用例における、要部分解斜視図。
【図3】図1に示した使用例における、蝶番を含む容器の横断面図。
【図4】本発明の第一の実施例を示す、横断面図。
【図5】図4に示した実施例の、組付いた状態を示す横断面図。
【図6】本発明の第二の実施例を示す、横断面図。
【図7】本発明の第三の実施例を示す、横断面図。
【符号の説明】
1 ; コンパクト容器
2 ; 容器本体
3 ; 収納部
4 ; 蝶番片
4a; 軸孔
5 ; 蓋体
6 ; 鏡
7 ; 突起部
7a; 軸孔
8 ; 軸部材
9 ; 溝部
10; 緩衝部材
11; 蝶番軸
12; 蝶番
13; 凹部
14; 係止突起
15; 係止突起

Claims (2)

  1. 収納部(3)を形成した容器本体(2)の後端部に設けた蝶番片(4)と、前記容器本体(2)を開閉する蓋体(5)の後端部に設けた突起片(7)とを蝶番結合する蝶番(12)の蝶番軸(11)であって、円棒状に成形され、全長に亘って溝部(9)を設けた強靭な硬質合成樹脂製の軸部材(8)と、該軸部材(8)の外周表面に被覆され、前記蝶番片(4)に開設した軸孔(4a)および突起片(7)に開設した軸孔(7a)の孔面と滑らかに摩擦接触し、かつ該孔面との間に、前記容器本体(2)に対する蓋体(5)の回動可能な組み付きに、フリーストップ機能を付与できる程度の摩擦抵抗力を発生する軟質合成樹脂製の緩衝部材(10)と、から成り、
    溝部(9)を、軸部材(8)の半径よりも大きい深さ寸法の一つの割溝で構成したことを特徴とする蝶番軸。
  2. 軸部材(8)をナイロン系樹脂もしくはポリアセタール製とし、緩衝部材(10)をポリウレタン製とした請求項1記載の蝶番軸。
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