JP4291947B2 - 電動アクチュエータ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は電動アクチュエータに関し、特に、対をなす把持部の間隔を変化させることによりワークの把持と開放を行う電動アクチュエータに適用して有効な技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
電動アクチュエータは、電動モータなど電気的に発生された駆動力を機械的な直線運動または回転運動などの仕事に変換する機器であり、空気圧を用いるアクチュエータに比べてエネルギ効率がよく、また制御性に優れるため様々な生産設備に用いられている。
【0003】
電動アクチュエータには、対をなす把持部の間隔をモータによって相対的に変化させることにより、ワークの把持と開放を行うものがある。このような電動アクチュエータは、生産設備としてのロボットのアームなどに取り付けられ、ワークのハンドリングなどの用途に用いられている。そのため、このような電動アクチュエータは、タクトタイムの向上やロボットの小型化による省スペース化、設置性の向上などの理由で小型、軽量化が求められている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、従来のこのような電動アクチュエータは、モータの回転運動を把持部の開閉運動に変換するために、カム機構もしくはギヤ機構などの複雑な構造を有しており、小型、軽量化に限りがあった。
【0005】
本発明の目的は、電動アクチュエータの小型、軽量化にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明の電動アクチュエータは、相互に平行な2つの駆動側面、およびそれぞれの前記駆動側面に対して直角となりガイドレールが取り付けられた把持側面を有するアクチュエータ本体と、前記駆動側面に沿って伸びるアーム基部、および前記駆動側面に対して直角となった前記ガイドレールに沿って摺動しワーク把持部が設けられた摺動部を備える対をなす開閉アームと、前記把持側面に平行となって前記アクチュエータ本体内に設けられ、両端部が前記アクチュエータ本体に軸受により回転自在に支持され中空部を有する回転軸を回転駆動する電動モータと、前記回転軸の前記中空部内面の一方側に形成された第1雌ねじ部に一方の前記駆動側面から突出してねじ結合される雄ねじ部を備えるとともに前記対をなす開閉アームの一方の前記アーム基部に固定され、前記回転軸の回転により軸方向に直線往復動する第1駆動軸と、前記回転軸の前記中空部内面の他方側に前記第1雌ねじ部とは逆向きに形成された第2雌ねじ部に他方の前記駆動側面から突出してねじ結合される雄ねじ部を備えるとともに前記対をなす開閉アームの他方の前記アーム基部に固定され、前記回転軸の回転により前記第1駆動軸と相反する方向に直線往復動する第2駆動軸とを有することを特徴とする。
【0007】
本発明の電動アクチュエータは、相互に平行な2つの駆動側面、およびそれぞれの前記駆動側面に対して直角となりガイドレールが取り付けられた把持側面を有するアクチュエータ本体と、前記駆動側面に沿って伸びるアーム基部、および前記駆動側面に対して直角となった前記ガイドレールに沿って摺動しワーク把持部が設けられた摺動部を備える対をなす開閉アームと、前記把持側面に平行となって前記アクチュエータ本体内に設けられ、両端部が前記アクチュエータ本体に軸受により回転自在に支持され中空部を有する回転軸を回転駆動する電動モータと、前記回転軸の前記中空部内面の一方側に形成された第1雌ねじ部に一方の前記駆動側面から突出してねじ結合される雄ねじ部を備えるとともに前記対をなす開閉アームの一方の前記アーム基部に固定され、前記回転軸の回転により軸方向に直線往復動する第1駆動軸と、前記回転軸の前記中空部内面の他方側に前記第1雌ねじ部とは逆向きに形成された第2雌ねじ部に他方の前記駆動側面から突出してねじ結合される雄ねじ部を備えるとともに前記対をなす開閉アームの他方の前記アーム基部に固定され、前記回転軸の回転により前記第1駆動軸と相反する方向に直線往復動する第2駆動軸とを有し、前記アーム基部に前記ガイドレールが入り込む切欠部を形成し、前記駆動側面に前記アーム基部が入り込む凹部を形成したことを特徴とする。
【0008】
本発明の電動アクチュエータは、前記それぞれの開閉アームにそれぞれ複数対のワーク把持部を設けるようにしてもよい。また、前記アクチュエータ本体に、前記ガイドレールが取り付けられた前記把持側面を複数形成するようにしてもよい。
【0009】
本発明にあっては、モータの回転運動をカム機構やギヤ機構などの複雑な構造を用いずに作動部材の駆動力とすることができるので、電動アクチュエータの小型、軽量化が可能である。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
【0011】
図1は本発明の一実施の形態である電動アクチュエータを示す斜視図であり、図2は図1における矢視Aを示す正面図である。
【0012】
図1に示す電動アクチュエータのアクチュエータ本体1は、相互に平行な2つの駆動側面1a,1bと、それぞれの駆動側面1a,1bに対して直角となりリニア軸受2のガイドレール2aが取り付けられた把持側面1cとを有している。それぞれの駆動側面1a,1bには、それぞれ第1駆動軸3と第2駆動軸4とが突出しており、この第1駆動軸3と第2駆動軸4とは図2に示すように、対をなす開閉アーム5,6のアーム基部5a,6aに取り付けられている。
【0013】
駆動側面1a,1bには凹部1e,1fが設けられており、この凹部1e,1fにアーム基部5a,6aが入り込めるようになっている。またアーム基部5a,6aには切欠部5d,6dが設けられており、アーム基部5a,6aが凹部に入り込んだ時に、この切欠部5d,6dにはガイドレール2aが入り込むようになっている。したがって、リニア軸受2のストロークを確保しながらこの電動アクチュエータを小型にすることができる。
【0014】
開閉アーム5,6の摺動部5b,6bにはそれぞれガイドブロック2b,2cが取り付けられており、それぞれのガイドブロック2b,2cはガイドレール2aに係合され軸方向に摺動自在となっている。また、摺動部5b,6bにはワーク把持部5c,6cが互いに対向するように対となって設けられている。なお、ワーク把持部5c,6cの形状は、ワークの形状等に合わせて任意の形状とすることができる。また、図1においてはそれぞれの開閉アーム5,6にそれぞれ1対のワーク把持部5c,6cが設けられているが、これに限らず1対の開閉アーム5,6に複数のワーク把持部を設けるようにしてもよい。
【0015】
アクチュエータ本体1の把持側面1cと対向する側の面、つまり図1における矢視Aとして図2に示す取付面1dには、取付ボス部7が締結部材8,9により取り付けられている。この取付ボス部7に設けられた取付ボス7aと取付ねじ孔7bとによりこの電動アクチュエータをロボットのアームなどに装着することができるようになっている。
【0016】
図3は図2におけるA−A断面を示す断面図であり、図3に示すようにアクチュエータ本体1の内部には電動モータ10が把持側面1cと平行に設けられている。この電動モータ10はステッピングモータであり、フレーム10aの内周に設けられた複数のコイル部を有するステータ10bとステータ10bの内側に設けられ中空の回転軸としてのシャフト11に固定されているロータ10cとを有している。シャフト11の両端は軸受12,13によりアクチュエータ本体1に回転自在に支持されており、コイル部に流す電流を制御することによりシャフト11を正回転もしくは逆回転させることができる。
【0017】
シャフト11の軸心には中空部14が形成されており、その中空部14の内面には図中左側の半分においては通常のねじ山である第1雌ねじ部14aが設けられており、図中右側半分においては第1雌ねじ部14aと逆向きに形成された第2雌ねじ部14bが設けられている。また、アーム基部5a,6aに固定された第1駆動軸3、第2駆動軸4にはそれぞれ雄ねじ部3a,4aが設けられており、第1駆動軸3、第2駆動軸4はそれぞれの雄ねじ部3a,4aを、それぞれ第1雌ねじ部14a、第2雌ねじ部14bとねじ結合することによりシャフト11に取り付けられている。
【0018】
第1駆動軸3、第2駆動軸4の他端はリニア軸受2によりアクチュエータ本体1に支持された開閉アーム5,6のアーム基部5a,6aに固定されているので、第1駆動軸3と第2駆動軸4はそれ自体はアクチュエータ本体1に対して回転しないようになっている。したがって、電動モータ10が作動すると、電動モータ10の回転運動は、ねじ結合されたシャフト11と第1駆動軸3、第2駆動軸4とのねじ作用によって直線運動に変換され、第1駆動軸3、第2駆動軸4はそれぞれ軸方向に直線運動することになる。このとき、第1駆動軸3、第2駆動軸4が変位する方向は、互いのねじ結合が逆向きとなっているので、それぞれ互いに相反する方向となる。また、電動モータ10を逆方向に回転させることにより第1駆動軸3、第2駆動軸4も逆方向に直線運動することになる。したがって、電動モータ10の回転方向を任意に切り換えることにより第1駆動軸3と第2駆動軸4とを互いに相反する軸方向に直線往復動させることができる。
【0019】
開閉アーム5,6をアクチュエータ本体1に支持するリニア軸受2は、アクチュエータ本体1に固定されたガイドレール2aと、ガイドレール2a上に直線往復動自在に係合されている2つのガイドブロック2b,2cとで構成されており、2つのガイドブロック2b,2cはそれぞれ開閉アーム5,6の摺動部5b,6bに固定されている。ガイドレール2aはその軸方向を第1駆動軸3、第2駆動軸4の軸方向と同じ方向に向けてアクチュエータ本体1に固定されているので、開閉アーム5,6はそれぞれ第1駆動軸3、第2駆動軸4と一体に直線往復動することができる。
【0020】
したがって、先端にワーク把持部5c,6cが設けられた開閉アーム5,6は電動モータ10により互いに相反する方向に直線往復動することになる。したがって、電動モータ10の回転方向を制御することにより、ワーク把持部5c,6cはワークの把持と開放とを行う開閉動作をすることができる。このとき、第1駆動軸3、第2駆動軸4の駆動はシャフト11とのねじ作用により行われるので、ねじのピッチないしリードによってシャフト11の回転力が拡大されて第1駆動軸3、第2駆動軸4の軸方向に伝達されることになる。したがって、電動モータ10を小型化しても所望の駆動力を開閉アーム5,6に伝達することができる。また、シャフト11の回転運動から第1駆動軸3、第2駆動軸4の直線往復動への変換は、シャフト11の中空部14におけるねじ結合によってのみ行われているので、カム機構、もしくはギヤ機構などの複雑な構造を必要としない。したがって、この電動アクチュエータを小型、軽量化することができる。
【0021】
図4は、図1に示す電動アクチュエータの変形例であって、アクチュエータ本体に3つの把持側面を設けた場合の電動アクチュエータを示す斜視図である。
【0022】
図4に示すこの変形例のアクチュエータ本体15の内部構造は図1に示すアクチュエータ本体1の内部構造とほぼ同じであり、電動モータ10が作動することにより第1駆動軸3、第2駆動軸4が相反する方向に直線往復動するようになっている。
【0023】
図4に示すように、アクチュエータ本体15は、相互に平行な2つの駆動側面15a,15bと、それぞれの駆動側面15a,15bに対して直角となり、それぞれリニア軸受16,17,18のガイドレール16a,17a,18aが取り付けられた3つの把持側面15c,15d,15eとを有している。なお、図4に示すアクチュエータ本体に設けられた把持側面は3面となっているが、これに限らず把持側面は何面設けてもよい。
【0024】
それぞれの駆動側面15a,15bには、それぞれ軸方向に互いに相反する方向に直線往復動する第1駆動軸3と第2駆動軸4とが突出しており、第1駆動軸3、第2駆動軸4の先端には、対をなす開閉アーム19,20が取り付けられている。
【0025】
第1駆動軸3に取り付けられた開閉アーム19は、3つのアーム基部19a,19b,19cと、それぞれガイドレール16a,17a,18aと係合するガイドブロック16b,17b,18bを有する3つの摺動部19d,19e,19fとを有しており、第1駆動軸3と一体にガイドレール16a,17a,18aの軸方向に直線往復動することができる。同様に、第2駆動軸4に取り付けられた開閉アーム20は、3つのアーム基部と、それぞれガイドレール16a,17a,18aと係合するガイドブロックを有する3つの摺動部とを有しており、第2駆動軸4と一体にガイドレール16a,17a,18aの軸方向に直線往復動することができる。したがって、開閉アーム19,20は互いに相反する方向に直線往復動することになり、それぞれ対となって設けられたワーク把持部19g,19h,19iとワーク把持部20g,20h,20iとによりワークの把持と開放とを行うことができる。これらの3対のワーク把持部の形状はそれぞれ異なった形状となっているため、ワーク把持部の交換を行わなくても、アクチュエータ本体15の角度を変化させるだけで、多様なワークに対応することができる。また、図4に示す開閉アーム19,20には、それぞれ3対のワーク把持部が設けられているが、把持部の数はこれに限らず任意の数とすることができる。
【0026】
また、駆動側面15a,15bには凹部15f,15gが設けられており、この凹部にそれぞれの開閉アームのアーム基部が入り込めるようになっている。またアーム基部19a,19b,19cにはそれぞれ切欠部19j,19k,19lが設けられており、同様な切欠は開閉アーム20のアーム基部にも設けられている。それぞれの切欠部には、それぞれのアーム基部が凹部15f,15gに入り込んだ時に、ガイドレール16a,17a,18aが入り込むようになっており、リニア軸受16,17,18のストロークを確保しながらこの電動アクチュエータを小型にすることができる。
【0027】
本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
【0028】
【発明の効果】
本発明によれば、電動モータの回転力をカム機構やギヤ機構などの複雑な構造を用いずに開閉アームの駆動力とすることができるので、電動アクチュエータを小型、軽量とすることができる。
【0029】
また、電動モータを小型化しても所望の把持力を開閉アームに伝達することができるので、電動アクチュエータを小型、軽量とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態である電動アクチュエータを示す斜視図である。
【図2】図1における矢視Aを示す正面図である。
【図3】図2におけるA−A断面を示す断面図である。
【図4】図1に示す電動アクチュエータの変形例であって、アクチュエータ本体に3つの把持側面を設けた場合の電動アクチュエータを示す斜視図である。
【符号の説明】
1 アクチュエータ本体1
1a,1b 駆動側面
1c 把持側面
1d 取付面
1e,1f 凹部
2 リニア軸受
2a ガイドレール
2b,2c ガイドブロック
3 第1駆動軸
4 第2駆動軸
3a,4a 雄ねじ部
5,6 開閉アーム
5a,6a アーム基部
5b,6b 摺動部
5c,6c ワーク把持部
5d,6d 切欠部
7 取付ボス部
7a 取付ボス
7b 取付ねじ孔
8,9 締結部材
10 電動モータ
10a フレーム
10b ステータ
10c ロータ
11 シャフト
12,13 軸受
14 中空部
14a 第1雌ねじ部
14b 第2雌ねじ部
15 アクチュエータ本体
15a,15b 駆動側面
15c,15d,15e 把持側面
15f,15g 凹部
16,17,18 リニア軸受
16a,17a,18a ガイドレール
16b,17b,18b ガイドブロック
16c,17c,18c ガイドブロック
19,20 開閉アーム
19a,19b,19c アーム基部
19d,19e,19f 摺動部
19g,19h,19i ワーク把持部
19j,19k,19l 切欠部
20g,20h,20i ワーク把持部

Claims (4)

  1. 相互に平行な2つの駆動側面、およびそれぞれの前記駆動側面に対して直角となりガイドレールが取り付けられた把持側面を有するアクチュエータ本体と、
    前記駆動側面に沿って伸びるアーム基部、および前記駆動側面に対して直角となった前記ガイドレールに沿って摺動しワーク把持部が設けられた摺動部を備える対をなす開閉アームと、
    前記把持側面に平行となって前記アクチュエータ本体内に設けられ、両端部が前記アクチュエータ本体に軸受により回転自在に支持され中空部を有する回転軸を回転駆動する電動モータと、
    前記回転軸の前記中空部内面の一方側に形成された第1雌ねじ部に一方の前記駆動側面から突出してねじ結合される雄ねじ部を備えるとともに前記対をなす開閉アームの一方の前記アーム基部に固定され、前記回転軸の回転により軸方向に直線往復動する第1駆動軸と、
    前記回転軸の前記中空部内面の他方側に前記第1雌ねじ部とは逆向きに形成された第2雌ねじ部に他方の前記駆動側面から突出してねじ結合される雄ねじ部を備えるとともに前記対をなす開閉アームの他方の前記アーム基部に固定され、前記回転軸の回転により前記第1駆動軸と相反する方向に直線往復動する第2駆動軸とを有することを特徴とする電動アクチュエータ。
  2. 相互に平行な2つの駆動側面、およびそれぞれの前記駆動側面に対して直角となりガイドレールが取り付けられた把持側面を有するアクチュエータ本体と、
    前記駆動側面に沿って伸びるアーム基部、および前記駆動側面に対して直角となった前記ガイドレールに沿って摺動しワーク把持部が設けられた摺動部を備える対をなす開閉アームと、
    前記把持側面に平行となって前記アクチュエータ本体内に設けられ、両端部が前記アクチュエータ本体に軸受により回転自在に支持され中空部を有する回転軸を回転駆動する電動モータと、
    前記回転軸の前記中空部内面の一方側に形成された第1雌ねじ部に一方の前記駆動側面から突出してねじ結合される雄ねじ部を備えるとともに前記対をなす開閉アームの一方の前記アーム基部に固定され、前記回転軸の回転により軸方向に直線往復動する第1駆動軸と、
    前記回転軸の前記中空部内面の他方側に前記第1雌ねじ部とは逆向きに形成された第2雌ねじ部に他方の前記駆動側面から突出してねじ結合される雄ねじ部を備えるとともに前記対をなす開閉アームの他方の前記アーム基部に固定され、前記回転軸の回転により前記第1駆動軸と相反する方向に直線往復動する第2駆動軸とを有し、
    前記アーム基部に前記ガイドレールが入り込む切欠部を形成し、前記駆動側面に前記アーム基部が入り込む凹部を形成したことを特徴とする電動アクチュエータ。
  3. 請求項2または3記載の電動アクチュエータにおいて、前記それぞれの開閉アームにそれぞれ複数対のワーク把持部が設けられていることを特徴とする電動アクチュエータ。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の電動アクチュエータにおいて、前記アクチュエータ本体に、前記ガイドレールが取り付けられた前記把持側面を複数形成したことを特徴とする電動アクチュエータ。
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