JP5582313B2 - ロボットシステム - Google Patents

ロボットシステム Download PDF

Info

Publication number
JP5582313B2
JP5582313B2 JP2011142928A JP2011142928A JP5582313B2 JP 5582313 B2 JP5582313 B2 JP 5582313B2 JP 2011142928 A JP2011142928 A JP 2011142928A JP 2011142928 A JP2011142928 A JP 2011142928A JP 5582313 B2 JP5582313 B2 JP 5582313B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
robot
contact
gripping member
rotation axis
tip
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2011142928A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2013010150A (ja
Inventor
崇 巣山
真 梅野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yaskawa Electric Corp
Original Assignee
Yaskawa Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yaskawa Electric Corp filed Critical Yaskawa Electric Corp
Priority to JP2011142928A priority Critical patent/JP5582313B2/ja
Priority to US13/487,262 priority patent/US8857875B2/en
Priority to EP12172890.1A priority patent/EP2540458A3/en
Priority to CN 201220313409 priority patent/CN202825832U/zh
Priority to CN201210224316.XA priority patent/CN102848399B/zh
Publication of JP2013010150A publication Critical patent/JP2013010150A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5582313B2 publication Critical patent/JP5582313B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B25HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
    • B25JMANIPULATORS; CHAMBERS PROVIDED WITH MANIPULATION DEVICES
    • B25J15/00Gripping heads and other end effectors
    • B25J15/0052Gripping heads and other end effectors multiple gripper units or multiple end effectors
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S901/00Robots
    • Y10S901/30End effector
    • Y10S901/31Gripping jaw

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Robotics (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Manipulator (AREA)

Description

開示の実施形態は、対象物を把持可能なロボットハンドを備えたロボットシステムに関する。
従来、ロボットアームの先端に設けられ、対象物を把持可能なロボットハンドが知られている(例えば、特許文献1参照)。このロボットハンド(グリッパ装置)は、互いに遠近する方向に移動可能な2つの把持部材と、この把持部材を駆動させる電動機とを有している。
実公平8−10523号公報
ロボットハンドの駆動に関わるケーブル類は、ロボットの作業性や外観性が低下しないように、ロボットアーム内に配線されるのが一般的である。しかしながら、上記従来技術のロボットハンドのように把持部材の駆動源に電動機を用いる場合、ロボットハンドに電動機の設置スペースが必要となる上に、電動機用の動力ケーブルが太いためにロボットアームを細くすることが困難となり、ロボットの小型化が制限されるという問題がある。
そこで、電動機に代えてエアシリンダを用いてロボットハンドの把持部材を駆動することが考えられる。この場合、電動機の設置スペースが不要となり、且つ、圧縮エアを供給するエアチューブは電動機用の動力ケーブルに比べて細いため、上記問題を解決できる。しかしながら、エアシリンダを用いて把持部材を駆動する場合、電動機を用いる場合と異なり、ハンド開放時に2つの把持部材が可動範囲の最大まで開くのが一般的である。このため、寸法の大きな対象物を把持可能とするために可動域を広めに設定した場合、ハンド開放時に把持部材が大きく開くことになるため、作業環境によっては把持部材が周囲の機器に接触し、破損等を招くおそれがある。一方、これを防止するために把持部材の可動域を狭めに設定した場合には、寸法の小さな限られた対象物しか把持できない。このように、ロボットハンドをエア駆動とする場合には、作業環境や対象物の寸法に対応させた個別の仕様とする必要があり、汎用性がないという問題がある。
本発明はこのような問題に鑑みてなされたものであり、汎用性を確保しつつ小型化を実現できるロボットシステムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明の一の観点によれば、長方形形状の対象物を取り扱うロボットシステムであって、ロボットアームの先端に前記対象物を把持可能なロボットハンドを備えたロボットを有し、前記ロボットハンドは、エアシリンダにより一対のピストンを平行に開閉動作させるエアチャック装置と、前記一対のピストンの一方側にそれぞれ設けられ、前記対象物の長手方向寸法に対応した可動域で互いに遠近する方向に移動可能な一対の第1把持部材と、前記一対のピストンの他方側にそれぞれ設けられ、前記対象物の短手方向寸法に対応した可動域で互いに遠近する方向に移動可能な一対の第2把持部材と、を有し、前記ロボットアームの先端に対し、前記第1把持部材及び前記第2把持部材の可動面に略垂直な回転軸回りに回転可能に構成されているロボットシステムが適用される。
本発明のロボットシステムによれば、汎用性を確保しつつ小型化を実現することができる。
一実施の形態のロボットシステムの全体構成を概念的に表すシステム構成図である。 マイクロプレートの上面図及び側面図である。 ロボットの正面図及び上面図である。 アームのハンド部分を拡大して示す斜視図である。 ハンドの下面図である。 長辺把持部材の先端に取り付けられた接触部材部分を拡大して示す側面図、上面図、及び下面図である。 図6(a)中VIIa−VIIa断面による断面図、及び、図6(a)中VIIb−VIIb断面による断面図である。 設置プレートに装置・機器を設置する変形例において、アームのハンド部分を拡大して示す斜視図である。
以下、一実施の形態について図面を参照しつつ説明する。
図1に示すように、本実施形態のロボットシステム1は、ロボット100と、このロボット100の動作を制御するロボットコントローラ200とを備えている。これらロボット100及びロボットコントローラ200は、ケーブル2を介して相互通信可能に接続されている(又は無線接続されていてもよい)。なお、ロボットコントローラをロボット100側に設置してもよい。
ロボット100は、基台101と、胴体部102と、2つのアーム103L,103R(ロボットアーム)とを有する双腕ロボットであり、アーム103L,103Rの先端には、マイクロプレート3(対象物)を把持可能なハンド120(ロボットハンド)がそれぞれ回転可能に設けられている。なお、片方のアーム103(例えばアーム103L)の先端にのみハンド120を設けてもよい。
図2(a)(b)に示すように、マイクロプレート3は、上面視において略長方形形状を有しており、本体3aと、この本体3aの上面側に着脱可能に装着される蓋3bとを備えている。本体3aの上面には、液状試料が注入される複数(この例では96個)のウェル4が格子状に形成されている。
図3(a)(b)に示すように、ロボット100の基台101は、設置面(例えば床部等)に対し図示しないアンカーボルト等により固定されている。
胴体部102は、上記設置面に対し略垂直な第1回転軸Ax1回りに回転駆動する第1アクチュエータAc1が設けられた第1関節部を有しており、基台101に対し第1関節部を介して第1回転軸Ax1回りに回転可能に設置されている。また、胴体部102は、アーム103L,103Rをそれぞれ一方側及び他方側において支持しており、第1アクチュエータAc1の駆動により第1回転軸Ax1回りに回転することによって、アーム103L,103Rの全体を旋回させる。
アーム103Lは、肩部104L、上腕A部105L、上腕B部106L、下腕部107L、手首A部108L、手首B部109L、及びフランジ110Lと、これら各部をそれぞれ回転駆動する第2〜第8アクチュエータAc2〜Ac8がそれぞれ設けられた第2〜第8関節部とを有している。
肩部104Lは、胴体部102に対し第2関節部を介して回転可能に連結されており、第2関節部に設けられた第2アクチュエータAc2の駆動により上記設置面に対し略平行な第2回転軸Ax2回りに回転する。上腕A部105Lは、肩部104Lに対し第3関節部を介して旋回可能に連結されており、第3関節部に設けられた第3アクチュエータAc3の駆動により上記第2回転軸Ax2に対し略垂直な第3回転軸Ax3回りに旋回する。上腕B部106Lは、上腕A部105Lに対し第4関節部を介して回転可能に連結されており、第4関節部に設けられた第4アクチュエータAc4の駆動により上記第3回転軸Ax3に対し略垂直な第4回転軸Ax4回りに回転する。下腕部107Lは、上腕B部106Lに対し第5関節部を介して旋回可能に連結されており、第5関節部に設けられた第5アクチュエータAc5の駆動により上記第4回転軸Ax4に対し略垂直な第5回転軸Ax5回りに旋回する。手首A部108Lは、下腕部107Lに対し第6関節部を介して回転可能に連結されており、第6関節部に設けられた第6アクチュエータAc6の駆動により上記第5回転軸Ax5に対し略垂直な第6回転軸Ax6回りに回転する。手首B部109Lは、手首A部108Lに対し第7関節部を介して旋回可能に連結されており、第7関節部に設けられた第7アクチュエータAc7の駆動により上記第6回転軸Ax6に対し略垂直な第7回転軸Ax7回りに旋回する。フランジ110Lは、手首B部109Lに対し第8関節部を介して回転可能に連結されており、第8関節部に設けられた第8アクチュエータAc8の駆動により上記第7回転軸Ax7に対し略垂直な第8回転軸Ax8回りに回転する。
また、フランジ110Lの先端(すなわち、アーム103Lの先端)には、上記ハンド120が取り付けられている。フランジ110Lの先端に取り付けられたハンド120は、フランジ110Lの第8回転軸Ax8回りの回転に連動して、第8回転軸Ax8回りに回転する。
アーム103Rは、上記アーム103Lと同様の構造を備えている。すなわち、アーム103Rは、肩部104R、上腕A部105R、上腕B部106R、下腕部107R、手首A部108R、手首B部109R、及びフランジ110Rと、これら各部をそれぞれ回転駆動する第9〜第15アクチュエータAc9〜Ac15がそれぞれ設けられた第9〜第15関節部とを有している。
肩部104Rは、胴体部102に対し第9関節部を介して回転可能に連結されており、第9関節部に設けられた第9アクチュエータAc9の駆動により上記設置面に対し略平行な第9回転軸Ax9回りに回転する。上腕A部105Rは、肩部104Rに対し第10関節部を介して旋回可能に連結されており、第10関節部に設けられた第10アクチュエータAc10の駆動により上記第9回転軸Ax9に対し略垂直な第10回転軸Ax10回りに旋回する。上腕B部106Rは、上腕A部105Rに対し第11関節部を介して回転可能に連結されており、第11関節部に設けられた第11アクチュエータAc11の駆動により上記第10回転軸Ax10に対し略垂直な第11回転軸Ax11回りに回転する。下腕部107Rは、上腕B部106Rに対し第12関節部を介して旋回可能に連結されており、第12関節部に設けられた第12アクチュエータAc12の駆動により上記第11回転軸Ax11に対し略垂直な第12回転軸Ax12回りに旋回する。手首A部108Rは、下腕部107Rに対し第13関節部を介して回転可能に連結されており、第13関節部に設けられた第13アクチュエータAc13の駆動により上記第12回転軸Ax12に対し略垂直な第13回転軸Ax13回りに回転する。手首B部109Rは、手首A部108Rに対し第14関節部を介して旋回可能に連結されており、第14関節部に設けられた第14アクチュエータAc14の駆動により上記第13回転軸Ax13に対し略垂直な第14回転軸Ax14回りに旋回する。フランジ110Rは、手首B部109Rに対し第15関節部を介して回転可能に連結されており、第15関節部に設けられた第15アクチュエータAc15の駆動により上記第14回転軸Ax14に対し略垂直な第15回転軸Ax15回りに回転する。
また、フランジ110Rの先端(すなわち、アーム103Rの先端)には、上記ハンド120が取り付けられている。フランジ110Rの先端に取り付けられたハンド120は、フランジ110Rの第15回転軸Ax15回りの回転に連動して、第15回転軸Ax15回りに回転する。
なお、この例では、アーム103L,103Rは、7つの関節部すなわち7自由度を有し、並進3自由度及び回転3自由度に対して1自由度の冗長自由度を有しているが、アーム103L,103Rの自由度は「7」に限られない。
また、図3(b)に示すように、第1回転軸Ax1と第2回転軸Ax2及び第9回転軸Ax9とは、上記設置面と略垂直な方向に長さD1だけオフセットされるように、基台101に対し胴体部102が第1関節部から第2及び第9関節部にかけて水平前方にせり出すように形成されている。これにより、肩部104L,104Rの下方側の空間を作業スペースとすることができると共に、回転軸Ax1を回転させることでアーム103L,103Rの可到範囲が拡大される。
さらに、第11回転軸Ax11と第12回転軸Ax12とは、上面視での位置が長さD2だけオフセットされるように、上腕B部106Rの形状が設定されている。そして、第12回転軸Ax12と第13回転軸Ax13とは、上面視での位置が長さD3だけオフセットされるように、下腕部107Rの形状が設定されており、第11回転軸Ax11と第13回転軸Ax13とが略垂直となる姿勢をとったときに、第11回転軸Ax11と第13回転軸Ax13とのオフセット長さが(D2+D3)となるようになっている。これにより、人間の「肘」に相当する第12関節部を屈曲させたときに、人間の「上腕」に相当する上腕A部105R及び上腕B部106Rと、人間の「下腕」に相当する下腕A部107Rとの間のクリアランスを大きく確保することができ、フランジ110Rの先端に取り付けられたハンド120をより胴体部102に近づけた場合でもアーム103Rの動作自由度が拡大される。
またさらに、図3(b)では明示していないが、アーム103Lについても同様に、第4回転軸Ax4と第5回転軸Ax5とは、上面視での位置が長さD2だけオフセットされるように、上腕B部106Lの形状が設定されている。そして、第5回転軸Ax5と第6回転軸Ax6とは、上面視での位置が長さD3だけオフセットされるように、下腕部107Lの形状が設定されており、第4回転軸Ax4と第6回転軸Ax6とが略水平となる姿勢をとったときに、第4回転軸Ax4と第6回転軸Ax6とのオフセット長さが(D2+D3)となるようになっている。
図4及び図5に示すように、フランジ110Lの先端に取り付けられたハンド120は、公知の平行開閉型のエアチャック装置であるエアチャック装置121と、一対の長辺用把持部材122(第1把持部材)と、一対の短辺用把持部材123(第2把持部材)とを有している。そして、このハンド120は、フランジ110Lの先端に対し、長辺用把持部材122及び短辺用把持部材123の可動面に略垂直な上記第8回転軸Ax8回りに回転可能に構成されている。すなわち、第8回転軸Ax8が、特許請求の範囲に記載の回転軸に相当する。
エアチャック装置121は、図示しないエアチューブを介して供給される圧縮エアの空気圧の作用により駆動する図示しないエアシリンダと、一対のピストン124と、所定の装置・機器(例えばバーコードリーダや吸着パッド等)を設置可能な設置プレート125とを有しており、エアシリンダにより一対のピストン124を平行に開閉動作させる。
一対の長辺用把持部材122は、上記一対のピストン124の一方側(図4中右奥側、図5中右側)に、末端のフランジ部122aが内側を向いた状態で図示しないボルトで固定されることにより、それぞれ取り付けられている。この長辺用把持部材122は、ピストン124の開閉動作に連動して、所定の可動域L1で互いに遠近する方向に、ピストン124のストロークと同じストローク(図5中では、最大ストロークをSで示す)で移動可能に構成されている。長辺用把持部材122の可動域L1は、一対の長辺用把持部材122が最大に開いた状態での長辺用把持部材122同士の最大間隔である。なお、一対の長辺用把持部材122が最大に閉じた状態での長辺用把持部材122同士の最小間隔は、「L1−2S」となる。また、長辺用把持部材122の可動域L1は、マイクロプレート3の長辺に対応しており、この長辺用把持部材122により、マイクロプレート3を長辺側の方向から把持するようになっている。すなわち、マイクロプレート3の長辺側の側面が、長辺用把持部材122により把持される面となる。
一対の短辺用把持部材123は、上記一対のピストン124の他方側(図4中左手前、図5中左側)に、末端のフランジ部123aが外側を向いた状態で図示しないボルトで固定されることにより、それぞれ設けられている。この短辺用把持部材123は、ピストン124の開閉動作に連動して、所定の可動域L2で互いに遠近する方向に、ピストン124のストロークと同じストローク(図5中では、最大ストロークをSで示す)で移動可能に構成されている。短辺用把持部材123の可動域L2は、一対の短辺用把持部材123が最大に開いた状態での短辺用把持部材123同士の最大間隔である。なお、一対の短辺用把持部材123が最大に閉じた状態での短辺用把持部材123同士の最小間隔は、「L2−2S」となる。また、短辺用把持部材123の可動域L2は、上記長辺用把持部材122の可動域L1とは異なるように、具体的には可動域L1より狭くなるように設定され、マイクロプレート3の短辺に対応しており、この短辺用把持部材123により、マイクロプレート3を短辺側の方向から把持するようになっている。すなわち、マイクロプレート3の短辺側の側面が、短辺用把持部材123により把持される面となる。
これら長辺用把持部材122及び短辺用把持部材123の先端には、マイクロプレート3と接触する接触部材130がそれぞれ設けられている。
図6(a)(b)(c)及び図7(a)(b)に示すように、長辺用把持部材122の先端に設けられた接触部材130は、断面視において略コの字形状の本体部131と、平板部材132と、ゴム部材133とを有している。
本体部131は、上板部131aと、下板部131bと、側板部131cとを備えており、これらの間の空間が長辺用把持部材122の先端側に嵌合する凹部134となっている。すなわち、凹部134とは反対側(図6(a)中手前側、図6(b)中下側、図6(b)中上側、図7(a)(b)中左側)が、マイクロプレート3側となる。
下板部131bの下側には、上記平板部材132が、2つのボルト143で固定されることにより取り付けられている。このとき、これらボルト143の下板部131bからの突出部は、長辺用把持部材122の先端側に設けられた2つの凹部127にそれぞれ挿入されるようになっている。平板部材132は、マイクロプレート3側の先端に、鋸歯状の歯部132aを有している。歯部132aは、長辺用把持部材122がマイクロプレート3を把持した際に、マイクロプレート3に食い込む。すなわち、歯部132aがマイクロプレート3と接触する接触面の一部となる。なお、平板部材132がマイクロプレート3側の先端に歯部132aを有することは、接触部材130がマイクロプレート3と接触する面の一部に歯部132aを有することと同等である。
側板部131cのマイクロプレート3側には、上記ゴム部材133が設けられている。ゴム部材133は、長辺用把持部材122がマイクロプレート3を把持した際に、マイクロプレート3に摩擦接触する。すなわち、ゴム部材133も上記マイクロプレート3と接触する接触面の一部となる。なお、側板部131cのマイクロプレート3側にゴム部材133が設けられることは、接触部材130がマイクロプレート3と接触する面の一部にゴム部材133を有することと同等である。
本体部131の長手方向略中心部には、上板部131a、長辺用把持部材122、及び下板部131bを貫通するピン140が設けられている。ピン140は、その上端側及び下端側にボルト141a,141bが取り付けられることにより、抜けないようになっている。これにより、本体部131(言い換えれば、接触部材130全体)は、その長手方向中心部を軸に揺動可能となっている。なお、本体部131が長手方向中心部を軸に揺動する際には、上記ボルト143と共に揺動することとなるが、上述したように、ボルト143の下板部131bからの突出部が長辺用把持部材122の凹部127に挿入されていることで、ボルト143は揺動可能となっている。また、長辺用把持部材122の先端側における側板部131cの長手方向両端部の対面には、バネ用凹部126がそれぞれ設けられており、これらバネ用凹部126には、長辺用把持部材122と側板部131cとの間に介装されるようにバネ142がそれぞれ収容されている。これらバネ142は、本体部131に対しマイクロプレート3側に押圧する付勢力をそれぞれ作用させる。したがって、本体部131(言い換えれば、接触部材130全体)は、その長手方向両端部がバネ142でマイクロプレート3側に付勢されている。
上記のように構成された長辺用把持部材122の先端に設けられた接触部材130においては、長辺用把持部材122がマイクロプレート3を把持していない非把持状態では、本体部131の長手方向両端部が付勢されることで、長辺用把持部材122に対し略平行となるように保持される。一方、長辺用把持部材122がマイクロプレート3を把持した把持状態では、本体部131の長手方向中心部を軸に揺動することで、上記歯部132a及びゴム部材133がマイクロプレート3の形状に倣いつつ接触する。
なお、上記では、長辺用把持部材122の先端に設けられた接触部材130について説明したが、短辺用把持部材123の先端に設けられた接触部材130は、長辺用把持部材122の先端に設けられた接触部材130の説明における「長辺用把持部材122」の記載を「短辺用把持部材123」に置き換えた場合と同様であるので、説明を省略する。
図4に戻り、長辺用把持部材122及び短辺用把持部材123は、長手方向の途中部分に、上述した接触部材130が高さ方向において低位置となるように湾曲した湾曲部128をそれぞれ有している。
なお、長辺用把持部材122自身及び短辺用把持部材123自身の構造は、互いに同一となっている。したがって、一対の長辺用把持部材122を上記フランジ部122aが外側を向くように取り付けることで、一対の短辺用把持部材として使用し、一対の短辺用把持部材123を上記フランジ部123aが内側を向くように取り付けることで、一対の長辺用把持部材として使用することができるようになっている。
また、以上においては、フランジ110Lの先端に取り付けられたハンド120について説明したが、フランジ110Rの先端に取り付けられたハンド120は、フランジ110Lの先端に取り付けられたハンド120の説明における「フランジ110L」「第8回転軸Ax8」の記載を「フランジ110R」「第15回転軸Ax15」にそれぞれ置き換えた場合と同様であるので、説明を省略する。すなわち、第15回転軸Ax15も、特許請求の範囲に記載の回転軸に相当する。
以上説明したように、本実施形態のロボットシステム1においては、ロボット100のアーム103L,103Rの先端にそれぞれ備えられたハンド120が、エアチャック装置121と、一対の長辺用把持部材122と、一対の短辺用把持部材123とを有している。長辺用把持部材122及び短辺用把持部材123は、互いに異なる可動域L1、L2で遠近する方向に同じストロークだけ移動する。これにより、アーム103L,103Rの先端のハンド120を回転軸Ax8,Ax15回りに回転させることで、長辺用把持部材122及び短辺用把持部材123とを使い分けることができる。すなわち、長辺用把持部材122の可動域を広く設定し、短辺用把持部材123の可動域を狭く設定して、マイクロプレート3を寸法が大きい長辺側から把持する場合には、長辺用把持部材122を用い、マイクロプレート3を寸法が小さい短辺側から把持する場合には、短辺用把持部材123を用いることができる。また、ハンド120の作業スペースが狭く可動域を広くとれない場合には、短辺用把持部材123を用い、作業スペースが広く可動域を広くとれる場合には、長辺用把持部材122を用いることができる。このように、把持対象物の寸法や作業環境に応じて、1つのエアチャック装置121で2種類の把持部材122,123を使い分けることができるので、汎用性を向上することができる。また、圧縮エアを駆動源としてハンド120の把持部材122,123を駆動するので、電動機を用いる場合に比べて電動機の設置スペースが不要となり、且つ、圧縮エアを供給するエアチューブは電動機用の動力ケーブルに比べて細いため、アーム103L,103Rを細くし、ロボット100全体を小型化することが可能となる。したがって、汎用性を確保しつつ小型化を実現することができる。
また、本実施形態では特に、ハンド120は、長方形形状のマイクロプレート3を把持可能に構成されており、長辺用把持部材122の可動域L1は、マイクロプレート3の長辺に対応し、短辺用把持部材123の可動域L2は、マイクロプレート3の短辺に対応している。これにより、ハンド120は、長方形形状のマイクロプレート3を長辺側及び短辺側のいずれの方向からも把持することができ、作業性を向上することができる。
また、本実施形態では特に、ハンド120が、長辺用把持部材122及び短辺用把持部材123の先端に、接触部材130をそれぞれ有しており、接触部材130が、マイクロプレート3と接触する接触面の一部に鋸歯状の歯部132aを有している。これにより、長辺用把持部材122及び短辺用把持部材123がマイクロプレート3を把持した際に、歯部132aがマイクロプレート3に食い込み、マイクロプレート3のずれ落ちや回転を防止でき、堅固に把持することができる。
また、本実施形態では特に、接触部材130が、マイクロプレート3と接触する接触面の一部にゴム部材133を有している。これにより、長辺用把持部材122及び短辺用把持部材123がマイクロプレート3を把持した際に、ゴム部材133の摩擦により、マイクロプレート3のずれ落ちや回転を防止することができる。特に、本実施形態のように接触部材130が接触面に鋸歯状の歯部132aとゴム部材133の両方を有する場合には、歯部132aをマイクロプレート3に食い込ませると共にゴム部材133を摩擦接触させることができるので、マイクロプレート3のずれ落ちや回転をさらに効果的に防止できる。
また、本実施形態では特に、接触部材130が、長手方向中心部を軸に揺動可能に設けられ、長手方向両端部がマイクロプレート3側にバネ142で付勢されている。これにより、接触部材130は、非把持状態においては両端を付勢されることにより、把持部材122,123に対して略平行となるように保持されるので、マイクロプレート3を把持する際の当たりを良くすることができる。一方、把持状態においては、接触部材130が揺動することでマイクロプレート3の形状に倣いつつ接触することができるので、マイクロプレート3の形状に応じた柔軟な把持が可能となる。
また、本実施形態では特に、長辺用把持部材122及び短辺用把持部材123が、長手方向の途中部分に、接触部材130が高さ方向において低位置となるように湾曲した湾曲部128を有している。これにより、長辺用把持部材122及び短辺用把持部材123の接触部材以外の部分をマイクロプレート3やその周囲物(マイクロプレート3の固定枠等)から離間させ、把持部材122,123とマイクロプレート3等との不要な接触を回避することができるので、作業性を向上することができる。
なお、実施の形態は、上記内容に限られるものではなく、その趣旨及び技術的思想を逸脱しない範囲内で種々の変形が可能である。以下、そのような変形例を説明する。
図8に示すように、本変形例のハンド120(この例では、アーム103Lのフランジ110Lの先端に取り付けられたハンド120を示す)においては、エアチャック装置121の設置プレート125に、バーコードリーダ150(識別装置)、吸着パッド151、及び、この吸着パッド151用の真空装置152が、支持部材150a,151a,152aを介してそれぞれ設置されている。
バーコードリーダ150は、上記マイクロプレート3にバーコードが貼付されている場合に、バーコードから光学的に情報の読み取りを行うことで、マイクロプレート3を識別する装置である。装着パッド151は、上記マイクロプレート3の蓋3b(図2(a)(b)参照)を吸着して持ち上げるための機器である。
上記以外のハンド120の構成は、上記実施形態と同様である。
本変形例によれば、エアチャック装置121の設置プレート125にバーコードリーダ150を設置することで、マイクロプレート3を識別した上で把持することが可能となる。また、設置プレート125に吸着パッド及び151真空装置152を設置することで、ハンド120でマイクロプレート3を把持するのみでなく、マイクロプレート3に関連する物品の取り扱い作業(例えばマイクロプレート3の蓋3bの着脱)を行うことが可能となる。
なお、上記変形例では、設置プレート125にバーコードリーダ150、吸着パッド151、及び真空装置152を設置していたが、これに限られず、設置プレート125にバーコードリーダ150のみを設置してもよい。あるいは、設置プレート125に吸着パッド151及び真空装置152のみを設置してもよい。あるいは、設置プレート125にバーコードリーダ150、吸着パッド151、及び真空装置152以外の装置・機器を設置してもよい。
また、上記変形例では、識別装置としてバーコードリーダ150を設けていたが、これに限られず、識別装置として、QRコード(登録商標)等の二次元コードから光学的に情報を読み取ることでマイクロプレート3を識別するカメラを設けてもよい。あるいは、識別装置として、ICチップから情報を読み取ることでマイクロプレート3を識別するICチップリーダを設けてもよい。
また、以上においては、ロボット100が、2つのアーム103L、103Rを有する双腕ロボットである場合を例にとって説明したが、これに限られず、ロボットとしては、1つのアームを有する単腕ロボットでもよい。あるいは、3つ以上のアームを有するロボットでもよい。これらの場合も、同様の効果を得ることができる。
また、以上においては、長方形形状のマイクロプレート3を対象物としていたが、これに限られず、マイクロプレート3以外の長方形形状の物品(例えば長方形形状の基板等)を対象物としてもよい。あるいは、長方形形状に限定せず、長方形以外の形状(例えば楕円形形状等)の物品を対象物としてもよい。
また、以上既に述べた以外にも、前述の実施形態や各変形例による手法を適宜組み合わせて利用しても良い。
その他、一々例示はしないが、前述の実施形態や各変形例は、その趣旨を逸脱しない範囲内において、種々の変更が加えられて実施されるものである。
3 マイクロプレート(対象物)
100 ロボット
103L,R アーム(ロボットアーム)
120 ハンド(ロボットハンド)
121 エアチャック装置
122 長辺用把持部材(第1把持部材)
123 短辺用把持部材(第2把持部材)
124 ピストン
128 湾曲部
130 接触部材
132a 歯部
133 ゴム部材
142 バネ
150 バーコードリーダ(識別装置)
151 吸着パッド
152 真空装置
Ax8,15 回転軸
L1,2 可動域

Claims (6)

  1. 長方形形状の対象物を取り扱うロボットシステムであって、
    ロボットアームの先端に前記対象物を把持可能なロボットハンドを備えたロボットを有し
    前記ロボットハンドは、
    エアシリンダにより一対のピストンを平行に開閉動作させるエアチャック装置と、
    前記一対のピストンの一方側にそれぞれ設けられ、前記対象物の長手方向寸法に対応した可動域で互いに遠近する方向に移動可能な一対の第1把持部材と、
    前記一対のピストンの他方側にそれぞれ設けられ、前記対象物の短手方向寸法に対応した可動域で互いに遠近する方向に移動可能な一対の第2把持部材と、を有し、
    前記ロボットアームの先端に対し、前記第1把持部材及び前記第2把持部材の可動面に略垂直な回転軸回りに回転可能に構成されている
    ことを特徴とするロボットシステム
  2. 前記ロボットハンドは、
    前記第1把持部材及び前記第2把持部材の先端に前記対象物と接触する接触部材をそれぞれ有しており、
    前記接触部材は、
    前記対象物と接触する接触面の少なくとも一部に鋸歯状の歯部を有している
    ことを特徴とする請求項に記載のロボットシステム
  3. 前記ロボットハンドは、
    前記第1把持部材及び前記第2把持部材の先端に前記対象物と接触する接触部材をそれぞれ有しており、
    前記接触部材は、
    前記対象物と接触する接触面の少なくとも一部にゴム部材を有している
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載のロボットシステム
  4. 前記ロボットハンドは、
    前記第1把持部材及び前記第2把持部材の先端に前記対象物と接触する接触部材をそれぞれ有しており、
    前記接触部材は、
    長手方向中心部を軸に揺動可能に設けられ、長手方向両端部が前記対象物側にバネで付勢されている
    ことを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載のロボットシステム
  5. 前記第1把持部材及び前記第2把持部材は、
    長手方向の途中部分に、前記接触部材が高さ方向において低位置となるように湾曲した湾曲部をそれぞれ有している
    ことを特徴とする請求項乃至のいずれか1項に記載のロボットシステム
  6. 前記エアチャック装置は、
    前記対象物を識別する識別装置、吸着パッド、及び、前記吸着パッド用の真空装置の少なくとも1つを設置可能な設置プレートを有している
    ことを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載のロボットシステム
JP2011142928A 2011-06-28 2011-06-28 ロボットシステム Expired - Fee Related JP5582313B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011142928A JP5582313B2 (ja) 2011-06-28 2011-06-28 ロボットシステム
US13/487,262 US8857875B2 (en) 2011-06-28 2012-06-04 Robot and robot hand
EP12172890.1A EP2540458A3 (en) 2011-06-28 2012-06-21 Robot and robot hand
CN 201220313409 CN202825832U (zh) 2011-06-28 2012-06-28 机器人及机器人手
CN201210224316.XA CN102848399B (zh) 2011-06-28 2012-06-28 机器人及机器人手

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011142928A JP5582313B2 (ja) 2011-06-28 2011-06-28 ロボットシステム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013010150A JP2013010150A (ja) 2013-01-17
JP5582313B2 true JP5582313B2 (ja) 2014-09-03

Family

ID=46384189

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011142928A Expired - Fee Related JP5582313B2 (ja) 2011-06-28 2011-06-28 ロボットシステム

Country Status (4)

Country Link
US (1) US8857875B2 (ja)
EP (1) EP2540458A3 (ja)
JP (1) JP5582313B2 (ja)
CN (2) CN202825832U (ja)

Families Citing this family (30)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5582313B2 (ja) * 2011-06-28 2014-09-03 株式会社安川電機 ロボットシステム
WO2013009887A1 (en) 2011-07-11 2013-01-17 Board Of Regents Of The University Of Nebraska Robotic surgical devices, systems and related methods
EP3845190B1 (en) 2012-05-01 2023-07-12 Board of Regents of the University of Nebraska Single site robotic device and related systems
EP3943255B1 (en) * 2012-06-22 2023-06-14 Board of Regents of the University of Nebraska Local control robotic surgical devices
WO2014025399A1 (en) 2012-08-08 2014-02-13 Board Of Regents Of The University Of Nebraska Robotic surgical devices, systems, and related methods
US9888966B2 (en) 2013-03-14 2018-02-13 Board Of Regents Of The University Of Nebraska Methods, systems, and devices relating to force control surgical systems
CN103317508A (zh) * 2013-06-25 2013-09-25 东南大学 一种微孔板转移机械手装置
CA2918531A1 (en) 2013-07-17 2015-01-22 Board Of Regents Of The University Of Nebraska Robotic surgical devices, systems and related methods
US10806538B2 (en) 2015-08-03 2020-10-20 Virtual Incision Corporation Robotic surgical devices, systems, and related methods
DE102015113467A1 (de) * 2015-08-14 2017-02-16 Sami Haddadin Roboterarm und Roboterhandgelenk
DE102015115866B4 (de) * 2015-09-21 2020-12-24 Alexander Schier Einrichtung zum Umpacken von zu Packungseinheiten zusammengefassten Stückgütern
CN105398949A (zh) * 2015-11-13 2016-03-16 太仓权阡机械自动化有限公司 一种小型吊车用机械爪
CN109715081B (zh) 2016-05-18 2021-11-09 虚拟切割有限公司 机器人外科装置、系统及相关方法
JP6701007B2 (ja) * 2016-06-27 2020-05-27 川崎重工業株式会社 ワーク保持機構
DE202016103393U1 (de) * 2016-06-27 2017-09-28 Kuka Systems Gmbh Greifwerkzeug und Greifeinrichtung
US11975330B2 (en) * 2017-01-31 2024-05-07 Myriad Women's Health, Inc. Devices for handling laboratory plates and methods of using the same
CN111417333B (zh) 2017-09-27 2023-08-29 虚拟切割有限公司 具有跟踪相机技术的机器人手术设备及相关系统和方法
EP3735341A4 (en) 2018-01-05 2021-10-06 Board of Regents of the University of Nebraska ROBOTIC DEVICE HAVING A SINGLE ARM OF A COMPACT JOINT DESIGN AND RELATED SYSTEMS AND PROCESSES
JP7023778B2 (ja) * 2018-04-13 2022-02-22 東芝テック株式会社 商品読取システム
JP6601650B1 (ja) * 2018-06-19 2019-11-06 株式会社安川電機 ロボット及びロボットハンド
US10500735B1 (en) * 2018-07-13 2019-12-10 Dexterity, Inc. Robotic toolset and gripper
EP3908171A4 (en) 2019-01-07 2022-09-14 Virtual Incision Corporation ROBOTIZED ASSISTED SURGICAL SYSTEM AND RELATED DEVICES AND PROCEDURES
DE102020102761B4 (de) * 2020-02-04 2022-05-25 Groninger & Co. Gmbh Endeffektor, Roboter, System und Verfahren zum Handhaben von Objekten in einem Isolator
DE102020132529A1 (de) 2020-12-07 2022-06-09 bAhead GmbH Werkzeugaufsatz für einen kollaborierenden Roboter im Laborbetrieb
WO2022122499A1 (de) * 2020-12-07 2022-06-16 bAhead GmbH Werkzeugaufsatz für einen kollaborierenden roboter im laborbetrieb
CN112811176A (zh) * 2021-01-27 2021-05-18 余海迪 一种芯片烧录机的芯片搬运装置
CN114131639A (zh) * 2021-12-15 2022-03-04 深圳先进技术研究院 安全夹爪和工业机器人
CN114654482A (zh) * 2022-04-26 2022-06-24 北京市商汤科技开发有限公司 移动机器人的控制方法、机器人、装置、设备及存储介质
CN116945196B (zh) * 2023-09-21 2023-12-12 贵州航天控制技术有限公司 一种多关节机械臂的运动学逆解求解方法及装置
CN117140571B (zh) * 2023-11-01 2024-02-06 哈尔滨学院 一种工业机器人夹头及机器人

Family Cites Families (31)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5566791U (ja) * 1978-10-25 1980-05-08
SU931466A2 (ru) * 1980-03-26 1982-05-30 Краматорский Научно-Исследовательский И Проектно-Технологический Институт Машиностроения Захват манипул тора
JPS5851990U (ja) * 1981-09-30 1983-04-08 富士通株式会社 ワ−ク材保持機構
JPS59120578U (ja) * 1983-01-31 1984-08-14 日本サ−ボ株式会社 ロボツトハンド装置
FR2623742A1 (fr) * 1987-11-26 1989-06-02 Rafer Jean Claude Dispositif de prehension de volumes notamment d'outils dans un magasin et sur une broche de machine
JP2645565B2 (ja) * 1988-02-29 1997-08-25 ホーヤ株式会社 ロボットハンド
DE68903025T2 (de) 1988-04-22 1993-02-18 Beckman Instruments Inc Robotergreifer mit zusaetzlichen freiheitsgraden.
JPH02243286A (ja) * 1989-03-15 1990-09-27 Nissan Motor Co Ltd ワーク把持装置
JPH0319685U (ja) * 1989-07-06 1991-02-26
JP3338937B2 (ja) * 1990-03-29 2002-10-28 ホーヤ株式会社 研磨方法および研磨装置
US5588688A (en) * 1990-08-06 1996-12-31 Sarcos, Inc. Robotic grasping apparatus
JPH04179143A (ja) * 1990-11-09 1992-06-25 Hitachi Ltd ウェハ収納治具およびその搬送方法
JPH04201080A (ja) * 1990-11-29 1992-07-22 Nissan Motor Co Ltd ハンドリング装置
JPH0526286U (ja) * 1991-09-13 1993-04-06 日本電気株式会社 カセツトハンドリングロボツトのハンドリングハンド
JP2695624B2 (ja) 1994-04-26 1998-01-14 東洋エンジニアリング株式会社 浮遊濾材の洗浄方法
JPH08141965A (ja) * 1994-11-21 1996-06-04 Kubota Corp 挟持装置
JPH0989904A (ja) * 1995-09-22 1997-04-04 Syst Instr Kk マイクロプレート移送機構
US6039375A (en) * 1998-01-28 2000-03-21 Abb Flexible Automation, Inc. Gripper assembly with integrated heat shield
JPH11277474A (ja) * 1998-03-31 1999-10-12 Nok Corp 平行開閉チャック装置
JP4291947B2 (ja) * 2000-12-08 2009-07-08 株式会社コガネイ 電動アクチュエータ
US6592324B2 (en) * 2001-02-26 2003-07-15 Irm, Llc Gripper mechanism
AU2002332417A1 (en) * 2001-07-14 2003-03-03 Brooks Automation, Inc. Centering double side edge grip end effector with integrated mapping sensor
KR100860522B1 (ko) * 2002-03-23 2008-09-26 엘지디스플레이 주식회사 액정 패널의 이송장치
JP2004314199A (ja) * 2003-04-11 2004-11-11 Asutemu:Kk マルチウェルプレートの搬送用ハンド装置
JP2005066762A (ja) * 2003-08-25 2005-03-17 Toyoda Mach Works Ltd 搬送用ロボット
US20060263270A1 (en) * 2005-05-18 2006-11-23 Beckman Coulter, Inc. Robotic grip and twist assembly
KR100949502B1 (ko) * 2005-06-20 2010-03-24 엘지디스플레이 주식회사 액정표시장치 제조 공정용 기판 반송장치
CN100512621C (zh) * 2007-03-06 2009-07-15 江苏大学 果蔬采摘机器人末端执行器
CN201333697Y (zh) 2008-12-26 2009-10-28 北京有色金属研究总院 锻压设备辅助机械手
CN101885180A (zh) * 2009-05-13 2010-11-17 山东建筑大学 一种可夹持方形物体的机械手
JP5582313B2 (ja) * 2011-06-28 2014-09-03 株式会社安川電機 ロボットシステム

Also Published As

Publication number Publication date
EP2540458A3 (en) 2015-11-04
EP2540458A2 (en) 2013-01-02
JP2013010150A (ja) 2013-01-17
CN102848399A (zh) 2013-01-02
CN202825832U (zh) 2013-03-27
US20130001970A1 (en) 2013-01-03
US8857875B2 (en) 2014-10-14
CN102848399B (zh) 2015-10-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5582313B2 (ja) ロボットシステム
AU2010245355B2 (en) Suspension device
RU2643753C1 (ru) Кисть, предназначенная для антропоморфного робота, с улучшенными пальцами
CN106573382B (zh) 吸振和自动重新对齐的机器人手指
KR101401844B1 (ko) 핑거의 베이스에 다중­힘 감지를 갖는 로봇 파지 디바이스
CA3041400C (en) Force-balancing support, mechanical apparatus and wearable support device
Hassan et al. Design and development of a bio-inspired, under-actuated soft gripper
ZA200706914B (en) High-speed parallel robot with four degrees of freedom
JP2014210306A (ja) 移動ロボット、移動ロボットの位置決めシステム、及び、移動ロボットの位置決め方法
WO2007143859A8 (en) Surgical manipulator with right-angle pulley drive mechanisms
JP2011067935A (ja) 腱駆動型指作動システム
JP2002529258A (ja) マニピュレータとマニピュレータの製造方法
US8967015B2 (en) Device for moving and positioning a member in space
JP2015023617A (ja) 間接活線用クリップ
Blessing et al. Novel continuum robots with variable-length sections
CN105108770A (zh) 一种抓取装置
JP2007083339A (ja) 開閉型工具用自動開閉構造
JP4215616B2 (ja) 歩行型ロボット
KR20110121859A (ko) 다자유도를 가지는 수술도구
JP5148898B2 (ja) ウエラブルロボットアーム用支持具
JP2018144214A (ja) ロボットハンド
CN115194730A (zh) 机械致动的臂端工具装置
KR20170021827A (ko) 복수의 휴머노이드 로봇 메커니즘을 구동하기 위한 키
KR20240122179A (ko) 자중 보상 장치를 포함하는 로봇 아암
JP2023111488A (ja) グリッパ及びロボット

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20130315

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20130708

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130729

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130801

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130920

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140303

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140421

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140618

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140701

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5582313

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees