JP4290273B2 - 画像表示装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、3次元原画像に任意の断面像を設定して該断面像を表示する画像表示装置に係わり、特にX線CT装置、MRI装置等の被検体の断面像を計測可能な医用画像診断装置で得た複数の断層像を積み上げた3次元原画像(ボリュームデータ)に対して任意の切断面を設定し、前記ボリュームデータを該切断面で切断した断面像を構成し表示する画像表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
医用3次元画像処理の技術として、3次元物体の任意方向の切断面を表示する、MPR(Multi Planner Reconstruction)画像表示がある。このMPR画像は、複数の断層像(2次元画像)を積み上げたボリュームデータに対してある任意面(切断面)を設定し、その任意面上にある各断層像の画素値を基に作成した画像である。積み上げに際し、断層像間に隙間があるような場合は、元の画像相互の補間から得た補間画像を、その隙間に埋め込み、積み上げ画像の積み上げ密度を高める方法をとることも多い。
【0003】
上記の断層像には、X線CT断層画像やMRI断層画像がある。
上記MPR画像は、切断面をボリュームデータに対して回転したり平行移動して作成することが多い。
また、上記MPR画像上での任意点間の距離又は角度の計測では、既に表示されたMPR画像上で複数点を指定してから計算されることが多い。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の画像表示装置では、切断面の設定は、ボリュームデータを配置した3次元空間の座標系での回転や平行移動により行いながら、ある特定の注目点を常に含む切断面を設定することは既に表示されたMPR画像上に前記注目点を設定していたのでは難しかった。このため、特定の注目点の周りを様々な角度から見ることや、注目点から任意点への距離又は角度の計測を行うのは困難であった。
【0005】
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、ある特定の注目点を常に含む切断面を設定する画像表示装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は前記目的を達成する為に、3次元原画像における切断面を前記3次元原画像を含む領域で移動させて任意の切断面を設定する切断面設定手段と、前記切断面設定手段によって設定された切断面に基づいて切断された前記3次元原画像の断面像を表示する表示手段と、前記表示された断面像上で所望の基点を設定する基点設定手段と、を備え、前記切断面設定手段は、前記基点設定手段によって前記基点を含む切断面を設定することを特徴とする。
【0007】
本発明によれば、切断面設定手段は3次元原画像における切断面を前記3次元原画像を含む領域で設定し、表示手段は切断面設定手段によって設定された切断面に基づいて切断された前記3次元原画像の断面像を表示する。基点設定手段が表示された断面像上で所望の基点を設定すると、切断面設定手段は前記基点を含む切断面を設定する。このように、切断面設定手段は基点を含む切断面を設定することによって、常に設定した基点を含む断面像を表示することができる。
【0008】
また、本発明は前記目的を達成する為に、3次元原画像における切断面を前記3次元原画像を含む領域で移動させて任意の切断面を設定する切断面設定手段と、前記切断面設定手段によって設定された切断面を境に前記3次元原画像を分割し、該分割した一方の3次元原画像を所定の投影面上に投影し、前記切断面による断面像を含む3次元画像を作成する3次元画像作成手段と、前記切断面に基づいて切断された前記断面像及び前記3次元画像作成手段によって作成された断面像を含む3次元画像のうちの少なくとも3次元画像を投影して表示する表示手段と、前記表示手段に表示された断面像上で所望の基点を設定する基点設定手段と、を備え、前記切断面設定手段は、前記基点設定手段によって基点が設定されると、該基点を含むように切断面を回転及び/又は平行移動させて切断面を設定することを特徴とする。
【0009】
本発明によれば、切断面設定手段は3次元原画像における切断面を前記3次元原画像を含む領域で移動させて任意の切断面を設定する。3次元画像作成手段は切断面設定手段によって設定された切断面を境に前記3次元原画像を分割し、該分割した一方の3次元原画像を所定の投影面上に例えば陰影付けして投影し、前記切断面による断面像を含む3次元画像を作成する。表示手段は切断面に基づいて切断された3次元原画像の断面像及び3次元画像作成手段によって作成された断面像を含む3次元画像のうちの少なくとも3次元画像を表示する。基点設定手段は表示手段に表示された断面像上で所望の基点を設定し、前記切断面設定手段は、前記基点設定手段によって基点が設定されると、該基点を含むように切断面を回転及び/又は平行移動させて切断面を設定する。このように、切断面設定手段は基点を含む切断面を設定することによって、常に設定した基点を含む断面像を表示することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下に、添付図面に従って本発明に係る画像表示装置の好ましい実施の形態について詳説する。
図1は、複数の断層像が積み重ねられた3次元空間のボリュームデータ14を示す説明図である。同図に示すように、ボリュームデータ14内には、X、Y、Z軸から構成される直行座標系が設定される。XY平面、YZ平面、及びZX平面は、互いに直交し前記ボリュームデータ14の中心18を共有する。
【0011】
尚、本実施例では、断層像をXY平面に平行に配置しているが、YZ平面、ZX平面に平行に配置しても良い。
図2は、表示画面の構成を示す説明図である。
同図に示すように、この表示画面には、XY平面に関するMPR画像15、YZ平面に関するMPR画像16、ZX平面に関するMPR画像17が表示される。また、XY平面に関するMPR画像15、YZ平面に関するMPR画像16、又はZX平面に関するMPR画像17上で任意平面を設定することによって、この表示画面には該任意平面に関するMPR画像19が表示される。
【0012】
前記任意平面の設定方法について説明する。
例えば、図3に示すようにXY平面に関するMPR画像15上でライン20を設定すると、図4に示すようにXY平面に直交しライン20をXY平面と共有する任意平面が設定される。
XY平面に関するMPR画像15上に表示されたライン20上には、図5に示すように、回転オペレータ21、21と平行移動オペレータ22が表示される。図6(a)に示すように回転オペレータ21をマウスでドラッグすることによってライン20が平行移動オペレータ22を中心に回転し、図6(b)に示すように平行移動オペレータ22をマウスでドラッグすることによってライン20が平行移動する。これによって、任意平面がXY平面に直交したまま回転、平行移動される。
【0013】
次に、注目点の設定方法について説明する。
図7に示すように、任意平面に関するMPR画像19上でマウスによって任意の注目点23を設定する。
注目点23が設定されると、図8(a)に示すようにボリュームデータの中心18を共有していたXY平面、YZ平面、及びZX平面は、図8(b)に示すように設定された注目点23を共有するように移動する。これによって、表示画面にXY平面に関するMPR画像15、YZ平面に関するMPR画像16、及びZX平面に関するMPR画像17が更新され表示される。
【0014】
図9は、注目点23を含む任意平面の移動方法を説明する説明図である。
例えば、図9(a)に示すように、XY平面に関するMPR画像15上に表示されたライン20上には注目点23が表示され、回転オペレータ21をマウスでドラッグすることによってライン20が注目点23を中心に回転する。また、図9(b)に示すように平行移動オペレータ22をマウスでドラッグすることによってライン20がライン20に沿って平行移動する。これによって、任意平面が常に注目点23を含んだまま回転、平行移動される。したがって、XY平面に関するMPR画像15、YZ平面に関するMPR画像16、及びZX平面に関するMPR画像17には常に注目点23が表示される。
【0015】
尚、任意平面の移動は、XY平面に関するMPR画像15上だけでなく、YZ平面に関するMPR画像16、及びZX平面に関するMPR画像17上でも同様に行なうことができる。
図10は、注目点23が設定された任意平面上での距離、角度の計測方法を説明する説明図である。
【0016】
図10(a)に示すように、任意平面に関するMPR画像19上に任意点24をマウスで設定することによって、注目点23と任意点24との直線距離を、画素の大きさや断層像の間隔などをもとに実サイズで計測され表示される。
図10(b)に示すように、任意平面に関するMPR画像19上に複数の任意点25、25、…をマウスで設定することによって、任意平面上での注目点23からの複数の任意点25を通る任意経路長が実サイズで計測され表示される。
【0017】
図10(c)に示すように、任意平面に関するMPR画像19上に2つの任意点26、26をマウスで設定することによって、任意平面上での注目点23を中心とした注目点23と任意点26、26とで作られる角度を計算し表示する。これらの計測値は、任意平面に関するMPR画像19上もしくは別のウィンドウや場所に表示可能である。
【0018】
以上、注目点23を常に含む状態での任意平面の設定と、任意平面に関するMPR画像19上での計測を繰り返すことにより、注目点23からの様々な方向への距離や角度の計測が可能となる。
また、上記操作において設定した、注目点や任意点及び切断面などに関する情報を、画像上もしくは別のウィンドウや場所に表示することも可能である。
【0019】
また、本実施例では前述のように4画面構成としているが、本発明はこの画面構成に限定されず、さらに異なる方向からのMPR画像を表示したり、最低、任意位置のMPR画像を表示する1画面だけでもよい。
また、任意平面の設定に用いる画面として、MPR画像だけに限らず、図11(a)に示すようなボリュームレンダリング画像やサーフェスレンダリング画像などの疑似3次元画像27を表示することも可能である。ボリュームレンダリングは、物体に対する光源からの光の反射・透過計算を行い、物体からの反射光を投影面に投影する方法である。サーフェスレンダリングは、物体の表面の傾斜に対応する画素値を投影面に投影する手法であり、ボリュームレンダリングにおける反射・透過計算を全反射として計算した手法である。同図に示すように、位置情報を基に任意平面と疑似3次元画像27とを合成した画像を表示し、合成画像上でのマウスのドラッグやその他の設定手段による回転及び平行移動の設定、及び、図11(b)に示すように、任意平面の位置を前記合成画像にインターラクティブに反映させることが可能である。これらの疑似3次元画像27は、視点や光源を移動して作成することが多く、この視点や光源の変更は、ボリュームデータを配置した3次元空間の座標や、ボリュームデータ自体を回転させて行うことが多い。
【0020】
また、図12に示すように、ボリュームデータを任意平面で切断した疑似3次元画像(切断画像)30を得る手法もある。この手法では、疑似3次元画像27上で任意平面を設定し、ボリュームデータのうち任意平面の片側を処理対象外とすることにより、あたかも任意平面で物体が切断されたような切断画像30が得られる。前記切断画像30は、回転などによって視点や光源を移動すると共に、任意平面を回転したり平行移動して作成することが多い。また、任意平面の設定だけでなく、任意平面を伴って物体を任意に回転・平行移動した切断画像30を得ることも可能である。
【0021】
図13(a)は、表示された切断画像30を示し、図13(b)は、表示された任意平面に関するMPR画像19を示す。MPR画像19は、任意平面上にある各断層像の画素値から作成される。切断画像30の任意平面上又はMPR画像19上でマウスの操作によりマウスポインタ32を任意の点に移動させクリックすることによって、任意平面上に注目点を設定する。ボリュームデータ内での実際の座標は、設定点を視線方向に投影し、任意平面と交わった点の座標となる。物体と任意平面との位置関係によって断面部が見にくい場合は、物体を回転させるなどすることも可能である。
【0022】
また、切断画像表示画面の表示を切り替えることにより、もしくは、異なる表示画面を配置することにより、切断画面の代わりに任意平面のMPR画像を表示し、同表示画面上で同様にマウスを操作し、注目点を設定することも可能である。
以上のような最初の注目点設定においては、ボリュームデータ内の注目したい任意の点を設定できればよいため、上記のような手法に特定する必要はなく、例えば、ボリュームデータを構成する複数の断層像を表示し、その表示上で注目点を指定してもよい。
【0023】
図14、図15は、注目点23設定後の任意平面の設定方法を示す説明図である。
任意平面は図14に示すように、注目点23を中心に回転され、図15に示すように、任意平面の法線ベクトルに対して垂直方向へのみ平行移動される。これによって、任意平面が常に注目点23を含んだまま回転・平行移動され、MPR画像19及び切断画像30には常に注目点23が表示される。
【0024】
図16、図17、図18は、注目点23が設定された任意平面上での距離、角度の計測方法を説明する説明図である。
図16に示すように、切断画像30の任意平面上に任意点34をマウスで設定することによって、注目点23と任意点34との直線距離を、画素の大きさや断層像の間隔などをもとに実サイズで計測され表示される。図17に示すように、切断画像30の任意平面上に複数の任意点35、35、…をマウスで設定することによって、任意平面上での注目点23からの複数の任意点35を通る任意経路長が実サイズで計測され表示される。図18に示すように、切断画像30の任意平面上に2つの任意点36、36をマウスで設定することによって、任意平面上での注目点23を中心とした注目点23と任意点36、36とで作られる角度を計算し表示する。
【0025】
図19は、本発明の画像表示装置のハードウエア構成を示すブロック図である。
同図において、1はCPU、2は主メモリ、3は磁気ディスク、4は表示メモリ、5はCRT、6はコントローラ、7はマウス、9は通信インターフェース、10はリムーバブル記憶媒体インターフェース、11は各種ドライブ装置、12は画像処理アクセラレータで、これらは共通バス8に接続されている。
【0026】
磁気ディスク3には、複数の断層像及び本発明方法の実行のためのプログラムなどが格納されている。CPU1は、これら複数の断層像及び本発明の実行のためのプログラムを読み出し、主メモリ2を用いて3次元画像処理などの演算を行い、その結果を表示メモリ4に送り、CRTモニタ5に表示させる。コントローラ6に接続されたマウス7は、視点方向の基点やベクトル情報の設定に使用する手段として用いる。
【0027】
9はEthernet等の通信インターフェースであり、CT装置やMR装置と通信し、画像データを取得するのに使用する。10はSCSIインターフェース等を使用するリムーバブル記憶媒体インターフェースであり、これにMOD、DAT、8mmテープ、CD、ODR、DVDなどのドライブ装置11を接続し、各種ドライブ装置に適応する媒体を使用し、CT、MRデータの取得及び処理データの外部記憶、保管を行う。画像処理アクセラレータ12は、8次元画像処理を高速に行うものである。本システム構成では、画像処理アクセラレータ12がなくてもCPU1で処理が行えるものとする。CRT13は拡張用CRTであり、必要に応じて複数装備可能とする。
【0028】
本実施の形態によれば、基点設定手段が表示された断面像上で所望の基点を設定すると、切断面設定手段は該基点を含むように切断面を回転及び/又は平行移動させて切断面を設定することによって、常に設定した基点を含む断面像を表示することができる。また、切断面の移動は回転又は平行移動が一般的であるので例示したが、要は三次元画像の一部を切断面が交わればよいので、上記移動の態様はどのようなものであっても、この発明に含まれることはいうまでもない。
【0029】
【発明の効果】
本発明によれば、ある特定の注目点を常に含む断面像を表示することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】複数の断層像が積み重ねられた3次元空間のボリュームデータを示す説明図
【図2】表示画面の構成を示す説明図
【図3】任意平面の設定方法を示す説明図
【図4】ボリュームデータ内の任意平面を示す説明図
【図5】図3のラインを示す説明図
【図6】図5のラインの移動方法を示す説明図
【図7】注目点の設定方法を示す説明図
【図8】XY平面、YZ平面、及びZX平面の移動を示す説明図
【図9】図7のラインの移動方法を示す説明図
【図10】注目点が設定された任意平面上での距離、角度の計測方法を説明する説明図
【図11】ボリュームレングリング画像を示す説明図
【図12】任意平面で切断した切断画像を示す説明図
【図13】画面上で注目点を設定する方法を示す説明図
【図14】任意平面の回転を示す説明図
【図15】任意平面の平行移動を示す説明図
【図16】注目点が設定された任意平面上での直線距離の計測方法を説明する説明図
【図17】注目点が設定された任意平面上での任意経路長の計測方法を説明する説明図
【図18】注目点が設定された任意平面上での角度の計測方法を説明する説明図
【図19】本発明の画像表示装置のハードウェア構成を示すブロック図
【符号の説明】
14…ボリュームデータ、15…XY平面に関するMPR画像、16…YZ平面に関するMPR画像、17…ZX平面に関するMPR画像、19…任意平面に関するMPR画像、20…ライン、21…回転オペレータ、22…平行移動オペレータ、23…注目点、24、25、26、34、35、36…任意点、27…疑似3次元画像、30…切断画像

Claims (4)

  1. 3次元原画像における切断面を前記3次元原画像を含む領域で移動させて任意の切断面を設定する切断面設定手段と、前記切断面設定手段によって設定された切断面に基づいて切断された前記3次元原画像の断面像を表示する表示手段と、前記表示された断面像上で所望の基点を設定する基点設定手段と、を備え、
    前記切断面設定手段は、前記基点設定手段によって基点が設定されると、該基点を含むように切断面を回転及び/又は平行移動させて切断面を設定する画像表示装置において、前記切断面を回転及び/又は平行移動させる設定をするために、該切断面を表すライン上に設定された3次元の回転オペレータと平行移動オペレータを備えたことを特徴とする画像表示装置。
  2. 3次元原画像における切断面を前記3次元原画像を含む領域で移動させて任意の切断面を設定する切断面設定手段と、前記切断面設定手段によって設定された切断面を境に前記3次元原画像を分割し、該分割した一方の3次元原画像を所定の投影面上に投影し、前記切断面による断面像を含む3次元画像を作成する3次元画像作成手段と、
    前記切断面に基づいて切断された前記断面像及び前記3次元画像作成手段によって作成された断面像を含む3次元画像のうちの少なくとも3次元画像を投影して表示する表示手段と、前記表示手段に表示された断面像上で所望の基点を設定する基点設定手段と、
    を備え、
    前記切断面設定手段は、前記基点設定手段によって基点が設定されると、該基点を含むように切断面を回転及び/又は平行移動させて切断面を設定する画像表示装置において、前記切断面を回転及び/又は平行移動させる設定をするために、該切断面を表すライン上に設定された3次元の回転オペレータと平行移動オペレータを備えたことを特徴とする画像表示装置。
  3. 前記ラインを回転させる際には、前記回転オペレータの回転量に応じて、該ラインを前記平行移動オペレータを中心に回転させ、前記ラインを平行移動させる際には、前記平行移動オペメータの移動量に応じて、該ラインを平行移動させることを特徴とする請求項1又は2いずれかに記載の画像表示装置。
  4. 前記表示手段によって表示された前記断面像上に任意の点を設定する手段と、前記基点と前記任意の点との位置情報を基にこれら各点間の距離又は角度の少なくとも一方を計測する手段と、を備えたことを特徴とする請求項1又は2いずれかに記載の画像表示装置。
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