JP4289785B2 - データ処理装置および帳票データ処理方法および記憶媒体 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、フォームファイル上に定義されたフィールドに対し、データファイルからデータを供給し、重ね合わせることで帳票を作成処理するデータ処理装置および帳票データ処理方法および記憶媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、フォームファイル上に定義されたフィールドに対し、データファイルからデータを供給し、重ね合わせることで帳票を作成する帳票閲覧・印刷システムにおける帳票印刷処理を行えるデータ処理装置および帳票データ処理方法等が提案されている。
【0003】
このような帳票データ処理は、経理処理分野において、特に契約や取引の明細を記述する際に必要となることが多い。例えば業種として、保険や金融機関との取引においては、契約の種類に応じた帳票をあらかじめ用紙に印刷しておき、契約の時点で顧客情報を埋め込んで印刷する方式が広く採られている。
【0004】
また、生命保険、損害保険のような商品の種類の多い業種では、使われる帳票の種類も多くなり、事前に印刷されたプレプリント帳票も多岐にわたっている。
【0005】
近年、プレプリントによる帳票印刷に代わって、埋込むデータと同時に罫線や商標などの情報を白紙に印刷する帳票作成システムが実用化されてきている。
【0006】
この場合において、帳票印刷・閲覧システムでは、帳票の体裁を記述するフォームファイルと、帳票のフィールドに埋め込まれるべきフィールドデータを記述するデータファイルが使われている。
【0007】
フォーム情報は帳票の種類毎に用意されるべきもので、一度作成されると何度も利用可能である。フィールドデータは運用システムの内外で作成される。文字のみで構成され、アプリケーションソフトウェアを介して入力された顧客情報等をもとに、フィールドデータが作成されるような運用が行われている。
【0008】
フォームファイルにフィールドデータ(文字)を重ねあわせることで、閲覧・印刷するための帳票を作成する。
【0009】
そして、フィールド毎に定義された入力データ型に基づいてデータファイル上のデータを解釈し、さらにフィールド毎に定義された出力の表現形式に基づいて実際に表示する文字列を決定しているが、当該出力の表現形式のためのピクチャは、通常半角、または全角の英数字を使い、1つのピクチャ文字が出力される1文字を示すように定義される。なお、全角文字、半角文字、数字など表示されるべき文字の種類別にピクチャ文字が定義されており、適宜組み合わせて各フィールド毎に設定する。
【0010】
そして、フォームファイルにデータファイルを重ね合わせる際に、各フィールドにデータが埋められ、該データはフィールドに定義されたピクチャに基づいて表現形式に変換されて出力される。
【0011】
このようにしてピクチャで定義された文字の型、文字数、表示形式などに従って出力形態が決められる。そして、指定されたピクチャ文字数で桁数を切ったり、ピクチャ文字の属性に合わせてデータを加工したりすることで、フォームに適した表現形でデータを出力させることが可能になった。
【0012】
また、設定されたピクチャは、フォームエディタの編集画面で各フィールド位置に表示される。実際にフォームにデータを埋め込んで印刷される際の文字の大きさでピクチャが表示されるため、データがオーバレイされた時の大まかな文字の配置を知ることが可能である。
【0013】
一方、ピクチャ文字に使われていない文字をフィールドに定義した場合、固定文字として扱われ、フィールドデータ由来の文字列と組み合わせて帳票に埋めこまれる。ピクチャ文字として使われるように定義された文字であっても、一定のエスケープ処理により固定文字として扱うことも可能である。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、これまでのピクチャによる出力体裁の指定方法では、供給されたフィールドデータの先頭からピクチャに当てはめ、データ終端側を必要な文字数(桁数)で切ることはできたが、先頭側を省略しデータの後半のみを帳票に利用するような表現はできなかった。
【0015】
また、既知の形式で供給されるフィールドデータの中間の一部分を省いたり、あるいはパターンに従って一部分のみを利用するような表現も実現できない。
【0016】
このように従来の帳票データ処理時における文字列の表現形式が制限されてしまうため、ユーザが意図するような文字列を対象として帳票文字出力処理を行うことができず、その改善が切望されていた。
【0017】
本発明は、上記の問題点を解決するためになされたもので、本発明の目的は、帳票データ中のフィールドに入力すべきフィールドデータの体裁を指定するピクチャ文字として、マスクピクチャ文字を指定し、該指定されたフィールドにおいて、マスクピクチャ文字あるいはピクチャ文字指定に従いフィールドデータの出力形態を制御することにより、フィールドデータ中の任意の文字列をマスクした帳票データ処理を自在に行えるデータ処理装置および帳票データ処理方法よび記憶媒体を提供することである。
【0018】
本発明は、供給されるフィールドデータをフォームファイル中に設定される各フィールドに対して入力することにより出力データを生成するデータ処理装置であって、ユーザの指示に従って、前記フィールドに対して前記フィールドデータ中の文字列の出力形態を指定する第1の指定手段と、ユーザの指示に従って、前記フィールドに対して前記フィールドデータ中の文字列の一部を出力しないことを示すマスク属性を指定する第2の指定手段と、前記2の指定手段により指定されるマスク属性に従い、当該フィールドに入力されるフィールドデータ中の文字列の中から出力すべき文字列を決定し、決定された出力すべき文字列を前記第1の指定手段により指定された出力形態にて当該フィールド内に出力する出力制御手段とを有するものである。
【0031】
本発明の方法は、第1の指定手段と、第2の指定手段と、出力制御手段とを備え、供給されるフィールドデータをフォームファイル中に設定される各フィールドに対して入力することにより出力データを生成するデータ処理装置における帳票データ処理方法であって、前記第1の指定手段が、ユーザの指示に従って、前記フィールドに対して前記フィールドデータ中の文字列の出力形態を指定する第1の指定ステップと、前記第2の指定手段が、ユーザの指示に従って、前記フィールドに対して前記フィールドデータ中の文字列の一部を出力しないことを示すマスク属性を指定する第2の指定ステップと、前記出力制御手段が、前記第2の指定手段により指定されるマスク属性に従い、当該フィールドに入力されるフィールドデータ中の文字列の中から出力すべき文字列を決定し、決定された出力すべき文字列を前記第1の指定手段により指定された出力形態にて当該フィールド内に出力する出力制御ステップとを有するものである。
【0044】
本発明の記憶媒体は、供給されるフィールドデータをフォームファイル中に設定される各フィールドに対して体裁処理して帳票を出力するデータ処理装置に、前記フィールドに対して前記フィールドデータ中の任意の文字列を出力する出力体裁をピクチャ属性に従うピクチャ文字により指定する第1の指定手段と、前記フィールドに対して前記フィールドデータ中の任意の文字列をマスクするマスクピクチャをピクチャ属性に従うマスクピクチャ文字により指定する第2の指定手段と、前記第2の指定手段により指定されるマスク属性に従い、当該フィールドに入力されるフィールドデータ中の文字列の中から出力すべき文字列を決定し、第1の指定ステップにより指定されたピクチャ文字と前記第2の指定ステップにより指定されるマスクピクチャ文字に従い、各フィールドに対して前記フィールドデータ中の任意の文字列出力を制御して出力手段に出力する出力制御手段として機能させるためのプログラムを記憶したものである。
【0057】
【発明の実施の形態】
〔第1実施形態〕
図1は、本発明の第1実施形態を示すデータ処理装置の構成を説明するブロック図である。
【0058】
図1において、301はCPUで、ROM304に記憶される基本I/Oプログラム等のプログラムをRAM303上にロードして入出力デバイスのシステム制御、およびハードディスク305に記憶されるオペレーティングシステム(OS)をRAM303上のシステムエリアにロードして、アプリケーションソフトウエアの実行制御等を総括的に制御する。
【0059】
なお、ハードディスク305には、アプリケーションプログラム,プリンタドライバプログラム,OS,ネットワーク制御プログラムが記憶されている。また、RAM303上には、プログラム実行に必要な情報、ファイルなどを一時的に格納する。さらに、RAM303はCPU301の主メモリ、ワークエリア等として機能する。
【0060】
ROM304は基本I/Oプログラム等のプログラム、文書処理に使われるフォントデータ、テンプレート用のデータ等の各種データを記憶する。
【0061】
308はCRTで、オペレータは該CRT308を見ながら、キーボード309や図示しないポインティングデバイスなどを操作し、フォームの作成、ファイルの指定、印刷の指示などの処理を行う。
【0062】
なお、本実施形態に示すデータ処理装置は、通信部310を介してネットワーク311に接続され、ネットワーク上の資源(プリンタ,サーバ,スキャナ等を含む)を利用することも可能である。
【0063】
さらに、図示しないネットワーク上のサーバよりフォームファイルとフォームデータを取得して、フォーム作成処理を行う構成としてもよい。
【0064】
306はフロッピーディスクドライブ(FDD)で、フロッピーディスク(FD)307に記憶されたプログラム等を本コンピュータシステムにロードすることができる。なお、外部記憶装置は、フロッピーディスクドライブに限らず、他の記憶メディア、例えばCD−ROM,CD−R,DVD,MO等であってもよい。
【0065】
図2は、本発明に係るデータ処理装置におけるプログラム等の供給処理の一例を示す図である。
【0066】
図2において、402はフロッピーディスクで、本実施形態で説明する帳票作成方法を実装した帳票閲覧・印刷システム用プログラムと関連データが格納されており、該フロッピーディスク402がデータ処理装置401のフロッピーディスクドライブに挿入され、上述したようにハードディスク305にインストールされ、その後、RAM303上にロードされて実行される。
【0067】
図3は、図2に示したフロッピーディスク(FD)402内のメモリマップを説明する図である。
【0068】
図3において、500はFDのデータ内容である。データ内容500はいくつかの構造を持ち、FD402の情報を示すボリューム情報501、ファイルの配置を示すディレクトリ情報502を含み、これらの情報に関連づけて本実施形態で説明する帳票作成方式を実装した帳票作成システムのプログラム503、および関連データ504が収められている。
【0069】
図4は、図1に示したRAM303にロードされる各種情報のメモリマップ例を示す図であり、本実施形態において説明している帳票作成システムを実施するためのプログラムを、例えば図2に示したFD402からプログラムおよび関連データを直接RAM303にロードして実行させる例に対応する。
【0070】
図4において、600はメモリマップで、基本I/Oプログラム601,OS602,帳票作成用プログラム603,データ領域604,ワークエリア605から構成されている。
【0071】
なお、本実施形態では、同一FD内に全プログラム、および関連データが格納されているが、HD305からRAM303にロードさせるようにしたり、ROM304に記録しておきメモリマップの一部のように構成して直接CPU301で実行させるようにしたりすることも可能であり、いずれの場合も図4と同等の状態を実現できる。
【0072】
図5は、本発明に係るデータ処理装置における帳票データ処理例を説明する図であり、フォーム情報201とフィールドデータ202を重ね合わせて帳票203を作成する例に対応する。
【0073】
図5において、フォーム情報201は、フォームファイル204に格納されており、帳票を作成するための罫線や図形、固定文字列、およびフィールド定義といった構成である。データファイル205は、フォーム情報201に合わせて作成されるもので、フィールドにデータが埋めこまれる順に記述されている。あるいはフィールド名を直接指定し、対応付けるようにデータが記述されてもよい。
【0074】
また、帳票203を作成するためには、フォームファイル204に定義されたフィールド206,207、208、209等にフィールドデータ202を埋め込む。そして、該埋めこまれた値がそのまま印刷・表示されると帳票203が得られる。
【0075】
本実施形態で想定している帳票印刷方式では、出力のための表現形式を各フィールドに与え、出力形態を規定している。
【0076】
図6は、本発明に係るデータ処理装置における帳票データ処理状態例を示す概念図であり、帳票の表現形式を規定するピクチャの状態101と、そのピクチャにデータ102を重ね合わせた際の出力の様子(帳票)103を示している。
【0077】
本実施形態では、図6に示すようにフォーム上のフィールドにピクチャを設定し、フィールドデータを各フィールドに割り当てる。また、本実施形態に示す帳票印刷方式に特有なのがマスクピクチャ文字を含むピクチャ106,110である。
【0078】
ここで、マスクピクチャは、このピクチャ文字に該当するデータ文字列を出力しない機能を持つため、供給されるフィールドデータの先頭の指定桁数分出力しないピクチャ設定110や、途中の指定桁数分を出力しないピクチャ設定106を実現することができる。
【0079】
また、130は入力文字列で、ピクチャ131を用いてマスクが定義されているため、入力データ文字列中の「えおかき」に対応づけてパターン133によりマスクされることとなる。
【0080】
これにより、入力文字列から読み飛ばされる文字列132を把握する操作が容易になることを意味する。
【0081】
図7は、本発明に係るデータ処理装置において設定可能なピクチャ属性情報700の一例を示す図である。
【0082】
図7において、701は数値ピクチャで、ピクチャ文字が「9」あるいは「Z」で定義される。702は単純挿入ピクチャで、ピクチャ文字が「,」で定義される。703は固定挿入ピクチャで、ピクチャ文字が「+」で定義される。
【0083】
704は文字ピクチャで、ピクチャ文字が「K」あるいは「X」あるいは「x」で定義される。705はマスクピクチャで、ピクチャ文字が「_」等で定義される。なお、マスクピクチャ705は、半角1文字あるいは全角1文字あるいは半角2文字を読み飛ばすことを指定することができる。
【0084】
これにより、マスクピクチャ705として半角文字、全角文字を受け持つ2種類のマスク機能を持つピクチャ文字を使用可能となり、半角文字1文字分,全角文字1文字分,半角文字2文字分を表示させないような指定が可能となり、例えばデータファイルから供給されるデータの先頭から指定桁数分省いたり、特定のフォーマットを持ったデータの一部を抜き出したりして帳票のフィールドを埋めることが可能になる。
【0085】
〔第2実施形態〕
図8は、本発明の第2実施形態を示すデータ処理装置における帳票データ処理状態例を示す概念図であり、本実施形態では、同一のデータを複数のフィールドに対して埋め込み可能な例に対応する。
【0086】
図8において、フィールドデータ802をフォームファイル上の全てのフィールドに埋め込むようになっている。これはフォームファイル801に定義されたフィールドが同じデータを受け取るようにしてあるためである。
【0087】
本実施形態では、同じピクチャ文字806の複数回の繰り返しを、ピクチャ文字の後から補う括弧内の数値によって指定しているが、本発明の帳票印刷方式でのマスクピクチャ文字807、808、809も同様の方法を用いることで複数個の繰り返しを指定するように構成している。なお、マスクピクチャ807、808、809は、各フィールドに定義されたマスクする文字数を違えている。
【0088】
これにより、フィールド毎にそれぞれ異なるピクチャ定義が可能なため、異なるパターンのマスクピクチャを指定して、フィールドを組み合わせることで出力の修飾性(バリエーション)を高めることが可能となる。
【0089】
以上のようにすることで、1つのデータを複数箇所に埋めこむ際に、任意の個所を抜き出して出力させることが可能になる。
【0090】
また、マスクピクチャをフィールド毎に替えて指定することにより、円弧の模様に合わせた文字配置810や、文字毎に異なる属性を与えるような出力811も可能となる。
【0091】
〔第3実施形態〕
上記実施形態において動作可能なフォームエディタでは、フィールドの図形属性としてピクチャを定義する際には、マスクピクチャを入力しても表示されている。
【0092】
しかし、フォーム編集時には、ピクチャはフィールド内の文字列配置を確認するための手がかりとなる。したがって、マスクピクチャ文字が常時表示された状態では、文字の配置情報が正しく利用者に伝わらない問題が発生する。
【0093】
そこで、たとえマスクピクチャが設定されているフィールドであっても、フォーム編集画面ではマスクピクチャを除いたピクチャ文字で表示させるように構成してもよい。
【0094】
図9は、本発明の第3実施形態を示すデータ処理装置におけるフォームエディタ処理状態を説明する図であり、図1に示したCRT308に表示される図形属性設定画面のフィールド設定画面例に対応する。
【0095】
本実施形態では、図9に示すように、フォーム編集画面中に表示されるフィールド901については、マスクピクチャ文字を表示させない。
【0096】
マスクのパターンを利用者に通知することが重要なフィールドについては、フィールドの図形設定902の中でマスクピクチャを表示させるようチェックボックスBOXに対するチェック有無により設定可能となっている。
【0097】
以上のようにすることで、マスクピクチャを含むフィールドであっても、フォーム編集画面上では文字配置の様子を確認するというピクチャ(表現形式)の機能を優先させたフィールド表示を可能としている。
【0098】
図10は、本発明に係るデータ処理装置における第1のデータ処理手順の一例を示すフローチャートであり、図3に示す帳票作成システム用プログラムに従うフォーム作成処理手順に対応する。なお、(1)〜(6)は各ステップを示す。
【0099】
先ず、CPU301は、RAM303上にロードされる帳票作成システム用プログラムに従い、図示しないフォームエディタ画面にフォームファイルに従うフォームを表示する(1)。そして、ユーザによりフィールドが選択されると(2)、入力すべき文字がマスクピクチャとするフィールドとするかどうかを判定して(3)、入力すべき文字にマスクピクチャを含まない場合には、ステップ(4)で、図7に示した定義にしたがって数値ピクチャや文字ピクチャをキーボード309を操作して指定入力する(4)。
【0100】
一方、ステップ(3)で、入力すべき文字にマスクピクチャを含む場合には、図7に示した定義にしたがって数値ピクチャや文字ピクチャと、マスクピクチャとをキーボード309を操作して指定入力する(5)。
【0101】
そして、フィールド指定が終了したかどうかを判定して(6)、NOならばステップ(2)へ戻り、未入力のフィールドに対するピクチャ文字入力処理を繰り返し、YESならば処理を終了する。
【0102】
図11は、本発明に係るデータ処理装置における第2のデータ処理手順の一例を示すフローチャートであり、図3に示す、帳票作成システム用プログラムに従う帳票表示・印刷処理手順に対応する。なお、(11)〜(15)は各ステップを示す。
【0103】
まず既に作成されているフィールドデータをハードディスク305やフロッピーディスク307から読み込む(11)。なお、フィールドデータは、通信部310を介して受信してもよい。
【0104】
次に、最初のフィールドデータを入力すべきフィールドにマスクピクチャが指定されているかどうかをCPU301が判定して(12)、マスクピクチャが指定されていないと判定した場合には、フィールドデータをピクチャ定義に従いフィールド上に出力する(13)。
【0105】
一方、ステップ(12)で、マスクピクチャが指定されていると判定した場合には、フィールドデータをピクチャ定義に従いフィールド上に出力するとともに、マスクピクチャ定義に従いフィールド上の特定の文字あるいは文字列を指定される特定のパターン等でマスクして出力する(14)。
【0106】
次いで、フィールドデータ入力終了をCPU301が判定して(15)、YESならば処理を終了し、NOならばステップ(12)へ戻り、読み込まれる次のフィールドデータを出力する処理を繰り返す。
【0107】
なお、フィールドデータの出力が終了した時点で、印刷要求やファイル出力要求を受け付けて、プリンタ312に出力したり、ハードディスク305やフロッピーディスク307に出力すること、あるいは通信部310を介して他のデータ処理装置に転送することは当然実行可能であることはいうまでもない。
【0108】
上記実施形態によれば、帳票の各フィールドに定義される出力の表現形の中に、割り当てられた文字を表示させない機能を持たせることで、重ね合わせられたデータをそのまま表示するのではなく、先頭から一定文字数省略したり、一定のパターンに合わせて文字列を抜き出したりさせることが可能となる。
【0109】
特に表現形式を、出力文字に対応するピクチャ文字で規定する場合、読み飛ばされることになる文字の位置情報を表現形式(ピクチャ)によってユーザに対して視覚的に容易に把握させることができる。
【0110】
また、本実施形態での帳票印刷方式では、1つのデータを複数のフィールドから参照でき、さらに、複数のフィールドが同じデータを参照しながらも、別々の図形属性を定義することで、図形を回り込むような文字列配置や、一文字ずつ異なる属性を与えるような出力を実現させることが可能となる。
【0111】
また、フィールドによっては、マスクピクチャ文字まで含めた表現形をフォームエディタ上に表示させることが好ましい場合もあるし、ピクチャによる文字配置情報を損ねないためにも、フォーム編集画面ではマスクピクチャを省いて表示するが、マスクパターンの把握が重要なフィールドではピクチャ全体を表示するのが望ましい。そこで、各フィールド毎に、マスクピクチャを表示するかを設定させることで、マスクピクチャ表示有無の切り替えが可能となる。
【0112】
以下、図12に示すメモリマップを参照して本発明に係るデータ処理装置を適用可能なデータ処理システムで読み出し可能なデータ処理プログラムの構成について説明する。
【0113】
図12は、本発明に係るデータ処理装置を適用可能なデータ処理システムで読み出し可能な各種データ処理プログラムを格納する記憶媒体のメモリマップを説明する図である。
【0114】
なお、特に図示しないが、記憶媒体に記憶されるプログラム群を管理する情報、例えばバージョン情報,作成者等も記憶され、かつ、プログラム読み出し側のOS等に依存する情報、例えばプログラムを識別表示するアイコン等も記憶される場合もある。
【0115】
さらに、各種プログラムに従属するデータも上記ディレクトリに管理されている。また、各種プログラムをコンピュータにインストールするためのプログラムや、インストールするプログラムが圧縮されている場合に、解凍するプログラム等も記憶される場合もある。
【0116】
本実施形態における図10,図11に示す機能が外部からインストールされるプログラムによって、ホストコンピュータにより遂行されていてもよい。そして、その場合、CD−ROMやフラッシュメモリやFD等の記憶媒体により、あるいはネットワークを介して外部の記憶媒体から、プログラムを含む情報群を出力装置に供給される場合でも本発明は適用されるものである。
【0117】
以上のように、前述した実施形態の機能を実現するソフトウエアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し実行することによっても、本発明の目的が達成されることは言うまでもない。
【0118】
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が本発明の新規な機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
【0119】
プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フロッピーディスク,ハードディスク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,CD−R,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,ROM,EEPROM等を用いることができる。
【0120】
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレーティングシステム)等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0121】
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0122】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、供給されるフィールドデータをフォームファイル中に設定される各フィールドに対して入力することにより出力データを生成するデータ処理装置であって、ユーザの指示に従って、前記フィールドに対して前記フィールドデータ中の文字列の出力形態を指定する第1の指定手段と、ユーザの指示に従って、前記フィールドに対して前記フィールドデータ中の文字列の一部を出力しないことを示すマスク属性を指定する第2の指定手段と、前記第2の指定手段により指定されるマスク属性に従い、当該フィールドに入力されるフィールドデータ中の文字列の中から出力すべき文字列を決定し、決定された出力すべき文字列を前記第1の指定手段により指定された出力形態にて当該フィールド内に出力する出力制御手段とを有するので、帳票データ中のフィールドに入力すべきフィールドデータの体裁を指定するピクチャ文字として、マスクピクチャ文字を指定し、該指定されたフィールドにおいて、マスクピクチャ文字あるいはピクチャ文字指定に従いフィールドデータの出力形態が制御可能となり、ユーザが意図するフィールドデータ中の任意の文字列をマスクした帳票データ処理を自在に行えるという効果を奏する。
【0123】
また、本発明によれば、第1の指定手段と、第2の指定手段と、出力制御手段とを備え、供給されるフィールドデータをフォームファイル中に設定される各フィールドに対して入力することにより出力データを生成するデータ処理装置における帳票データ処理方法であって、前記第1の指定手段が、ユーザの指示に従って、前記フィールドに対して前記フィールドデータ中の文字列の出力形態を指定する第1の指定ステップと、前記第2の指定手段が、ユーザの指示に従って、前記フィールドに対して前記フィールドデータ中の文字列の一部を出力しないことを示すマスク属性を指定する第2の指定ステップと、前記出力制御手段が、前記2の指定手段により指定されるマスク属性に従い、当該フィールドに入力されるフィールドデータ中の文字列の中から出力すべき文字列を決定し、決定された出力すべき文字列を前記第1の指定手段により指定された出力形態にて当該フィールド内に出力する出力制御ステップとを有するので、帳票データ中のフィールドに入力すべきフィールドデータの体裁を指定するピクチャ文字として、マスクピクチャ文字を指定し、該指定されたフィールドにおいて、マスクピクチャ文字あるいはピクチャ文字指定に従いフィールドデータの出力形態を制御可能となり、ユーザが意図するフィールドデータ中の任意の文字列をマスクした帳票データ処理を自在に行えるという効果を奏する。
【0124】
さらに、本発明によれば、供給されるフィールドデータをフォームファイル中に設定される各フィールドに対して体裁処理して帳票を出力するデータ処理装置に、前記フィールドに対して前記フィールドデータ中の任意の文字列を出力する出力体裁をピクチャ属性に従うピクチャ文字により指定する第1の指定手段と、前記フィールドに対して前記フィールドデータ中の任意の文字列をマスクするマスクピクチャをピクチャ属性に従うマスクピクチャ文字により指定する第2の指定手段と、前記第2の指定手段により指定されるマスク属性に従い、当該フィールドに入力されるフィールドデータ中の文字列の中から出力すべき文字列を決定し、第1の指定ステップにより指定されたピクチャ文字と前記第2の指定ステップにより指定されるマスクピクチャ文字に従い、各フィールドに対して前記フィールドデータ中の任意の文字列出力を制御して出力手段に出力する出力制御手段として機能させるためのプログラムを記憶媒体にコンピュータが読み取り可能に記録させたので、帳票データ中のフィールドに入力すべきフィールドデータの体裁を指定するピクチャ文字として、マスクピクチャ文字を指定し、該指定されたフィールドにおいて、マスクピクチャ文字あるいはピクチャ文字指定に従いフィールドデータの出力形態を制御可能となり、ユーザが意図するフィールドデータ中の任意の文字列をマスクした帳票データ処理を自在に行えるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態を示すデータ処理装置の構成を説明するブロック図である。
【図2】本発明に係るデータ処理装置におけるプログラム等の供給処理の一例を示す図である。
【図3】図2に示したフロッピーディスク(FD)内のメモリマップを説明する図である。
【図4】図1に示したRAMにロードされる各種情報のメモリマップ例を示す図である。
【図5】本発明に係るデータ処理装置における帳票データ処理例を説明する図である。
【図6】本発明に係るデータ処理装置における帳票データ処理状態例を示す概念図である。
【図7】本発明に係るデータ処理装置において設定可能なピクチャ属性情報の一例を示す図である。
【図8】本発明の第2実施形態を示すデータ処理装置における帳票データ処理状態例を示す概念図である。
【図9】本発明の第3実施形態を示すデータ処理装置におけるフォームエディタ処理状態を説明する図である。
【図10】本発明に係るデータ処理装置における第1のデータ処理手順の一例を示すフローチャートである。
【図11】本発明に係るデータ処理装置における第2のデータ処理手順の一例を示すフローチャートである。
【図12】本発明に係るデータ処理装置を適用可能なデータ処理システムで読み出し可能な各種データ処理プログラムを格納する記憶媒体のメモリマップを説明する図である。
【符号の説明】
301 CPU
302 システムバス
303 RAM
304 ROM
305 ハードディスク
306 フロッピーディスクドライブ
307 フロッピーディスク
308 CRT
309 キーボード
310 通信部
311 ネットワーク
Claims (39)
- 供給されるフィールドデータをフォームファイル中に設定される各フィールドに対して入力することにより出力データを生成するデータ処理装置であって、ユーザの指示に従って、前記フィールドに対して前記フィールドデータ中の文字列の出力形態を指定する第1の指定手段と、
ユーザの指示に従って、前記フィールドに対して前記フィールドデータ中の文字列の一部を出力しないことを示すマスク属性を指定する第2の指定手段と、
前記第2の指定手段により指定されるマスク属性に従い、当該フィールドに入力されるフィールドデータ中の文字列の中から出力すべき文字列を決定し、決定された出力すべき文字列を前記第1の指定手段により指定された出力形態にて当該フィールド内に出力する出力制御手段と、
を有することを特徴とするデータ処理装置。 - 前記第1の指定手段は、ユーザの指示に従い、各フィールドに配置する文字を半角または全角のピクチャ文字で指定することを特徴とする請求項1に記載のデータ処理装置。
- 前記第2の指定手段は、ユーザの指示に従い、前記マスク属性が設定されていることを示すマスク文字を半角または全角のピクチャ文字で指定することを特徴とする請求項1または2に記載のデータ処理装置。
- 前記出力制御手段は、前記第2の指定手段により指定されるマスク文字と、前記フィールドに入力される文字列とに基づいて、前記文字列の内、前記マスク文字の位置に対応する文字を読み飛ばして前記フィールドに出力することを特徴とする請求項2に記載のデータ処理装置。
- 前記第1の指定手段は、ユーザの指示に従って前記フィールドに対して前記フィールドデータ中の任意の文字列を出力する出力形態をピクチャ属性に従うピクチャ文字により指定する際に、繰り返される同一のピクチャ文字数を数値で指定することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載のデータ処理装置。
- 前記第2の指定手段は、ユーザの指示に従って、前記フィールドに対して前記マスク属性が設定されていることを示すマスク文字を指定する際に、繰り返される同一のマスク文字数を数値で指定することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載のデータ処理装置。
- 前記出力制御手段は、1つのフィールドデータを複数のフィールドに出力することを特徴とする請求項1記載のデータ処理装置。
- 前記出力制御手段は、1つのフィールドデータを複数のフィールドに出力する際に、各フィールドに指定される個々の図形属性に従いフィールドデータを出力することを特徴とする請求項7記載のデータ処理装置。
- 前記第1の指定手段により指定されたピクチャ文字と前記第2の指定手段により指定されるマスクピクチャ文字とをフォームファイルに従い作成される帳票を表示部に編集表示するフォーム編集手段を有することを特徴とする請求項1記載のデータ処理装置。
- 前記フォーム編集手段は、前記マスクピクチャ文字列を表示することを特徴とする請求項9記載のデータ処理装置。
- 前記フォーム編集手段は、前記マスクピクチャ文字列を表示しないことを特徴とする請求項9記載のデータ処理装置。
- 前記出力手段は、プリンタであることを特徴とする請求項1記載のデータ処理装置。
- 前記出力手段は、表示装置であることを特徴とする請求項1記載のデータ処理装置。
- 第1の指定手段と、第2の指定手段と、出力制御手段とを備え、供給されるフィールドデータをフォームファイル中に設定される各フィールドに対して入力することにより出力データを生成するデータ処理装置における帳票データ処理方法であって、
前記第1の指定手段が、ユーザの指示に従って、前記フィールドに対して前記フィールドデータ中の文字列の出力形態を指定する第1の指定ステップと、
前記第2の指定手段が、ユーザの指示に従って、前記フィールドに対して前記フィールドデータ中の文字列の一部を出力しないことを示すマスク属性を指定する第2の指定ステップと、
前記出力制御手段が、前記第2の指定手段により指定されるマスク属性に従い、当該フィールドに入力されるフィールドデータ中の文字列の中から出力すべき文字列を決定し、決定された出力すべき文字列を前記第1の指定手段により指定された出力形態にて当該フィールド内に出力する出力制御ステップと、
を有することを特徴とする帳票データ処理方法。 - 前記第1の指定ステップは、前記第1の指定手段が、ユーザの指示に従い、各フィールドに配置する文字を半角または全角のピクチャ文字で指定することを特徴とする請求項14記載の帳票データ処理方法。
- 前記第2の指定ステップは、前記第2の指定手段が、ユーザの指示に従い、前記マスク属性が設定されていることを示すマスク文字を半角または全角のピクチャ文字で指定することを特徴とする請求項14または15に記載の帳票データ処理方法。
- 前記出力制御ステップは、前記出力制御手段が、前記第2の指定手段により指定されるマスク文字と、前記フィールドに入力される文字列とに基づいて、前記文字列の内、前記マスク文字の位置に対応する文字を読み飛ばして前記フィールドに出力することを特徴とする請求項15に記載の帳票データ処理方法。
- 前記第1の指定ステップは、前記第1の指定手段が、ユーザの指示に従って、前記フィールドに対して前記フィールドデータ中の任意の文字列を出力する出力形態をピクチャ属性に従うピクチャ文字により指定する際に、繰り返される同一のピクチャ文字数を数値で指定することを特徴とする請求項14乃至17のいずれか1項に記載の帳票データ処理方法。
- 前記第2の指定ステップは、前記第2の指定手段が、ユーザの指示に従って、前記フィールドに対して前記マスク属性が設定されていることを示すマスク文字を指定する際に、繰り返される同一のマスク文字数を数値で指定することを特徴とする請求項14乃至18のいずれか1項に記載の帳票データ処理方法。
- 前記出力制御ステップは、前記出力制御手段が、1つのフィールドデータを複数のフィールドに出力することを特徴とする請求項14記載の帳票データ処理方法。
- 前記出力制御ステップは、前記出力制御手段が、1つのフィールドデータを複数のフィールドに出力する際に、各フィールドに指定される個々の図形属性に従いフィールドデータを出力することを特徴とする請求項20記載の帳票データ処理方法。
- 前記データ処理装置は、更にフォーム編集手段を備え、前記フォーム編集手段は、前記第1の指定ステップにより指定されたピクチャ文字と前記第2の指定ステップにより指定されるマスクピクチャ文字とをフォームファイルに従い作成される帳票を表示部に編集表示するフォーム編集ステップを有することを特徴とする請求項14記載の帳票データ処理方法。
- 前記フォーム編集ステップは、前記フォーム編集手段が、前記マスクピクチャ文字列を表示することを特徴とする請求項22記載の帳票データ処理方法。
- 前記フォーム編集ステップは、前記フォーム編集手段が、前記マスクピクチャ文字列を表示しないことを特徴とする請求項22記載の帳票データ処理方法。
- 前記出力手段は、プリンタであることを特徴とする請求項14記載の帳票データ処理方法。
- 前記出力手段は、表示装置であることを特徴とする請求項14記載の帳票データ処理方法。
- 供給されるフィールドデータをフォームファイル中に設定される各フィールドに対して体裁処理して帳票を出力するデータ処理装置に、
前記フィールドに対して前記フィールドデータ中の任意の文字列を出力する出力体裁をピクチャ属性に従うピクチャ文字により指定する第1の指定手段と、
前記フィールドに対して前記フィールドデータ中の任意の文字列をマスクするマスクピクチャをピクチャ属性に従うマスクピクチャ文字により指定する第2の指定手段と、
前記第2の指定手段により指定されるマスク属性に従い、当該フィールドに入力されるフィールドデータ中の文字列の中から出力すべき文字列を決定し、第1の指定ステップにより指定されたピクチャ文字と前記第2の指定ステップにより指定されるマスクピクチャ文字に従い、各フィールドに対して前記フィールドデータ中の任意の文字列出力を制御して出力手段に出力する出力制御手段として機能させるためのプログラムを記憶するコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。 - 前記第1の指定手段は、ユーザの指示に従い、各フィールドに配置する文字を半角または全角のピクチャ文字で指定することを特徴とする請求項27記載の記憶媒体。
- 前記第2の指定手段は、ユーザの指示に従い、前記マスク属性が設定されていることを示すマスク文字を半角または全角のピクチャ文字で指定することを特徴とする請求項27または28に記載の記憶媒体。
- 前記出力制御手段は、前記第2の指定手段により指定されるマスク文字と、前記フィールドに入力される文字列とに基づいて、前記文字列の内、前記マスク文字の位置に対応する文字を読み飛ばして前記フィールドに出力することを特徴とする請求項28に記載の記憶媒体。
- 前記第1の指定手段は、ユーザの指示に従って前記フィールドに対して前記フィールドデータ中の任意の文字列を出力する出力形態をピクチャ属性に従うピクチャ文字により指定する際に、繰り返される同一のピクチャ文字数を数値で指定することを特徴とする請求項27乃至30のいずれか1項に記載の記憶媒体。
- 前記第2の指定手段は、ユーザの指示に従って、前記フィールドに対して前記マスク属性が設定されていることを示すマスク文字を指定する際に、繰り返される同一のマスク文字数を数値で指定することを特徴とする請求項27乃至31のいずれか1項に記載の記憶媒体。
- 前記出力制御手段は、1つのフィールドデータを複数のフィールドに出力することを特徴とする請求項27記載の記憶媒体。
- 前記出力制御手段は、1つのフィールドデータを複数のフィールドに出力する際に、各フィールドに指定される個々の図形属性に従いフィールドデータを出力することを特徴とする請求項33記載の記憶媒体。
- 前記データ処理装置を、さらに、前記第1の指定手段により指定されたピクチャ文字と前記第2の指定手段により指定されるマスクピクチャ文字とをフォームファイルに従い作成される帳票を表示部に編集表示するフォーム編集手段として機能させることを特徴とする請求項27記載の記憶媒体。
- 前記フォーム編集手段は、前記マスクピクチャ文字列を表示することを特徴とする請求項35記載の記憶媒体。
- 前記フォーム編集手段は、前記マスクピクチャ文字列を表示しないことを特徴とする請求項35記載の記憶媒体。
- 前記出力手段は、プリンタであることを特徴とする請求項27記載の記憶媒体。
- 前記出力手段は、表示装置であることを特徴とする請求項27記載の記憶媒体。
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