JP4289741B2 - 自動販売機の販売情報集計システム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、複数の自動販売機内にストックされた商品の販売情報を集計する販売情報集計システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
自動販売機における販売情報を集計する一例としては、商品の購入者が商品に貼付された商品ラベルや商品の包装容器に印刷されたバーコードシンボルを応募用紙やアンケート用紙等に貼付して、それら用紙を商品の販売者に送付する。販売者は、送付された用紙に基づいて販売機における販売情報を集計する。販売情報としては、販売された商品の銘柄、商品販売数等があり、用紙には、購入者の住所、氏名、性別、年齢、電話番号、商品の購入場所、1回の購入数等を記載させることがある。
【0003】
また、販売情報の収集を促進するため、販売促進キャンペーンを開催し、キャンペーン期間内に購入された商品に関してポイントを付け、合計ポイントにより各種景品が当選するようにすることがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上述した販売情報の集計の一例では、回収した用紙に記載された販売情報を機械的な処理で集計することが難しく、多数の人員を導入して集計しなければならないので、手間と時間とがかかる。販売情報の集計は、人手に頼らなければならないので、集計結果に誤りが生じることがある。また、販売情報のうち購入場所や1回の購入数等は購入者の申告によるので、必ずしも正確な販売情報を申告してくれるとは限らず、販売情報を正確に把握できない場合がある。キャンペーンにより情報収集の促進を図る場合では、景品目的のため購入者が他人からラベルやバーコードシンボルを集めることがあるので、情報が不正確になり易い。
【0005】
本発明の目的は、販売情報の集計に手間と時間とがかからず、かつ、正確な販売情報を得ることができる自動販売機の販売情報集計システムを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前述した課題を解決するために、本発明が前提とするところは、複数の自動販売機内にストックされた商品に関する販売情報を集計する販売情報集計システムである。
【0007】
かかる前提において、本発明が特徴とするところは、前記販売情報が、前記販売機各々を特定する販売機ID番号と、前記販売機ID番号に対応する前記販売機各々の商品販売数と、前記販売機に投入された金銭の種類と、前記金銭投入をトリガーとして計数された前記購入者の前記商品選択に要した選択時間とを含み、前記システムが、前記販売情報を記憶可能なメモリを有して複数の購入者に所持させる複数のメモリカードと、前記商品の販売時に前記販売情報を前記メモリカードに書き込み可能な第1端末装置を有する前記販売機と、前記メモリカードに書き込まれた前記販売情報を読み込み可能な第2端末装置を有して前記第2端末装置から入力された前記販売情報を集計する計算装置とから構成され、前記計算装置が、前記計算装置にあらかじめ格納されている前記販売機ID番号と前記第2端末装置から入力された前記販売機ID番号とを照合して前記販売機各々を識別し、前記第2端末装置から入力された前記メモリカード各々の前記商品販売数を前記販売機毎に合計する計算手段と、前記販売情報と前記販売機各々に対する前記商品販売数の合計結果とを記憶する記憶手段と、前記合計結果を出力する出力手段とを有し、前記計算装置の計算手段が、前記販売機各々に対する前記金銭の種類毎の総数と、前記販売機各々と前記商品各々との少なくとも一方に対する前記選択時間の平均値とを計算可能であり、前記計算機の記憶手段が、前記金銭の種類毎の総数と前記選択時間の平均値とを記憶可能であり、前記計算装置の出力手段が、前記金銭の種類毎の総数と前記平均値とを出力可能であることにある。
【0008】
本発明は、以下の実施態様を有する。
(1)前記販売機内にストックされた前記商品が、前記商品各々を特定する商品ID番号を有し、前記販売情報が、前記商品ID番号と前記商品ID番号に対応する前記商品各々の前記商品販売数とを含み、前記計算装置の計算手段が、前記計算装置にあらかじめ格納されている前記商品ID番号と前記第2端末装置から入力された前記商品ID番号とを照合して前記商品各々を識別し、前記第2端末装置から入力された前記メモリカード各々の前記商品販売数の合計を前記商品毎に計算可能であり、前記商品各々に対する前記商品販売数の合計結果を記憶可能であり、前記計算機の出力手段が、前記商品各々に対する前記商品販売数の合計結果を出力可能である請求項1記載のシステム。
(2)前記販売情報が、前記商品の販売日と前記商品の販売時間との少なくとも一方を含み、前記計算装置の計算手段が、前記販売日各々における前記商品販売数の合計と所要の日数に対する前記商品販売数の合計と所要の時間帯に対する前記商品販売数の合計とを計算可能であり、前記計算機の記憶手段が、前記販売日各々と前記日数と前記時間帯とに対応する前記商品販売数の合計結果各々を記憶可能であり、前記計算機の出力手段が、前記販売日各々と前記日数と前記時間帯とに対応する前記商品販売数の合計結果各々を出力可能である。
(3)前記第2端末装置が、前記メモリカードを前記購入者に所持させる前に前記購入者の性別と年齢との少なくとも一方を前記メモリカードに書き込み可能であり、前記計算装置の計算手段が、前記性別に対する前記商品販売数の合計と前記年齢に対する前記商品販売数の合計と所要の年齢層に対する前記商品販売数の合計とを計算可能であり、前記計算機の記憶手段が、前記購入者の性別と年齢とを記憶可能、かつ、前記性別と前記年齢と前記年齢層とに対応する前記商品販売数の合計結果各々を記憶可能であり、前記計算装置の出力手段が、前記性別と前記年齢と前記年齢層とに対応する前記商品販売数の合計結果各々を出力可能である。
(4)前記第2端末装置が、前記メモリカードを前記購入者に所持させる前に前記購入者の住所、氏名、電話番号を前記メモリカードに書き込み可能であり、前記販売情報が、前記商品販売数に対して前記購入者に与えられるポイントを含み、前記計算装置の計算手段が、前記住所と前記氏名との少なくとも一方に対応させて前記ポイントの合計を計算可能であり、前記計算機の記憶手段が、前記購入者の住所、氏名、電話番号を記憶可能、かつ、前記ポイントの合計結果を記憶可能であり、前記計算装置の出力手段が、前記ポイントの合計結果を出力可能である。
(5)前記販売機が、前記販売機外の温度を測定する温度センサと、前記販売機外の湿度を測定する湿度センサとの少なくとも一方を有し、前記販売情報が、前記商品各々の販売時における前記温度と前記湿度との少なくとも一方を含み、前記計算装置の計算手段が、前記計算装置にあらかじめ設定される温度範囲に対する前記商品販売数の合計と湿度範囲に対する前記商品販売数の合計とを計算可能であり、前記計算機の記憶手段が、前記温度範囲と前記湿度範囲とに対応する前記商品販売数の合計結果各々を記憶可能であり、前記計算装置の出力手段が、前記温度範囲と前記湿度範囲とに対応する前記商品販売数の合計結果を出力可能である。
(6)前記販売情報の集計期間が、前記第1端末装置と前記メモリカードとの少なくとも一方に設定され、前記第1端末装置が、前記集計期間内において前記販売情報を前記メモリカードに書き込み可能であり、前記メモリカードが、前記集計期間内において前記販売情報を記憶可能である。
(7)前記販売機の設置区域の全域が、所要の区域に細分され、前記計算装置が、前記販売情報を前記所要の区域毎に集計可能である。
(8)前記メモリカードが、ICカードであり、前記第1,2端末装置が、カードリーダ/ライタであり、前記計算装置が、前記集計結果を表示する表示手段と前記集計結果を修正する入力手段とを有する。
【0009】
【発明の実施の形態】
添付の図面に基づいて、本発明に係る販売情報集計システムの詳細をタバコの自動販売機を例として説明すると、以下のとおりである。
【0010】
図1は、販売情報集計システムの構成図であり、自動販売機3とICカード1とを1つだけ示し、他の販売機とICカードとの図示は省略する。販売情報集計システムは、後記する各種の販売情報を記憶可能な複数のICカード1(メモリカード)と、販売情報をICカード1に書き込み可能な第1カードリーダ/ライタ2(第1端末装置)を有する複数の自動販売機3と、販売情報をICカード1から読み込み可能かつ購入者に関する事前情報をICカード1に書き込み可能な第2カードリーダ/ライタ4(第2端末装置)を有する計算装置5とから構成されている。
【0011】
このシステムの概要は、購入者に関する事前情報をあらかじめ書き込んだICカード1を複数の購入者に所持させ、購入者が販売機3でタバコを購入する度に、販売情報を第1カードリーダ/ライタ2からICカード1に書き込む。ICカード1を回収した販売者は、ICカード1に書き込まれた販売情報と事前情報とを第2カードリーダ/ライタ4で読み込むとともに、それら情報を計算装置5で集計する。
【0012】
タバコの販売時においてICカード1に書き込まれる販売情報としては、(A)販売機3各々を特定する販売機ID番号と販売機ID番号に対応する販売機3各々のタバコの販売数、(B)タバコ各々を特定する商品ID番号と商品ID番号に対応するタバコ各々の販売数、(C)商品の販売日と商品の販売時間、(D)タバコの販売時における温度と湿度、(E)販売機3に投入された金銭の種類、F金銭投入をトリガーとして計数された購入者のタバコの銘柄の選択に要した選択時間、(G)タバコの販売数に対して与えられるポイントがある。事前情報としては、(H)購入者の住所、氏名、性別、年齢、電話番号がある。事前情報のICカード1への書き込みは、購入者がICカード1を所持する前に行われる。
【0013】
販売日は年号と年月日とであり、販売時間は時分である。金銭の種類としては、10円硬貨や100円硬貨、500円硬貨、1000円札等がある。選択時間とは、金銭を販売機3に投入してから購入者がタバコの銘柄の選択ボタンを押すまでの時間である。ポイントは、購入者が商品を購入する毎に与えられ、再度商品を購入するとポイントが加算される。ポイントを付けることは、販売情報収集の促進を図るためであって、集計期間内の合計ポイントにより購入者に所定の景品が当選するようにしてもよい。
【0014】
ICカード1は、カード内にICチップ1aと第1,2カードリーダ/ライタ2,4にアクセスするためのアンテナ1bとが埋め込まれた非接触型のものである。ICチップ1aは、中央処理部(図示せず)と、販売情報(A)(G)と事前情報(H)とを記憶することが可能なメモリ部(図示せず)とから形成されている。ICカード1のメモリ部には、第1カードリーダ/ライタ2から書き込まれる販売情報を、販売情報の集計期間内においてメモリ部に記憶させるプログラムと、計算装置からの指令に基づいて、記憶した販売情報と事前情報とを第2カードリーダ/ライタ4へ出力させるプログラムとが格納されている。ICカード1の使用時では、ICカード1の中央処理部がメモリ部に格納されているそれらプログラムを起動し、プログラムに従って集計期間内における販売情報の記憶や販売情報と事前情報との出力等のタスクを実行する。
【0015】
販売情報と事前情報との書き込み時では、ICカード1の中央処理部が第1,2カードリーダ/ライタ2,4から入力された販売情報と事前情報とを情報毎に記憶可能な所定のワードに変換し、さらに、変換したワードにアドレス付けをしてメモリ部に割り振られた各アドレス領域に格納する。販売情報と事前情報との読み込み時では、中央処理部がメモリ部のアドレス領域に記憶されたワードを取り出し、ワードを第2カードリーダ/ライタ4が読み込み可能な情報に変換して、販売情報と事前情報とを第2カードリーダ/ライタ4へ出力する。
【0016】
販売機3には、販売機3外の温度をリアルタイムに測定する温度センサ9と、販売機3外の湿度をリアルタイムに測定する湿度センサ10と、第1カードリーダ/ライタ2とが装着され、それらセンサ9,10と第1カードリーダ/ライタ2とが、販売機3に内蔵されたコンピュータシステム(図示せず)に入出力インターフェイスを介して接続されている。図では、便宜上、センサ9,10と第1カードリーダ/ライタ2とが販売機3の外部に記載されているが、センサ9,10と第1カードリーダ/ライタ2とは販売機3に内蔵されていることが好ましい。販売機3には、販売機3各々を特定するための販売機ID番号が付与され、販売機3の内部にストックされたタバコ各々には、タバコ各々を特定するための商品ID番号が付与されている。販売機ID番号と商品ID番号とは、販売機3のコンピュータシステムに格納されている。
【0017】
販売機3のコンピュータシステムには、販売情報の集計期間内においてタバコの販売毎に販売情報(A)(G)各々をICカード1に書き込むプログラムが格納され、第1カードリーダ/ライタ2は、コンピュータシステムからの指令に基づいて販売情報各々をICカード1へ出力し、それら販売情報がICカードへ書き込まれる。
【0018】
販売機3のコンピュータシステムでは、たとえば、購入者が販売機3の商品選択ボタンを押すと、その商品選択ボタンに対応する商品ID番号がコンピュータシステムから第1カードリーダ/ライタ2に出力され、商品ID番号が第1カードリーダ/ライタ2を介してICカード1に書き込まれる。また、タバコの販売時に、購入されるタバコのパッケージに付けられたバーコードを販売機3に内臓のバーコードリーダで読み込み、バーコードにおけるタバコの銘柄毎のJANコードをコンピュータシステムが所定の商品ID番号に変換し、商品ID番号がコンピュータシステムから第1カードリーダ/ライタ2に出力され、商品ID番号が第1カードリーダ/ライタ2を介してICカード1に書き込まれる。
【0019】
計算装置5は、制御部および演算部を有する中央処理装置(図示せず)とプログラムや販売情報、事前情報を記憶する主記憶装置(図示せず)とから形成されるコンピュータであり、キーボード6やマウス(図示せず)等から形成された入力装置と、ディスプレイ7やプリンタ6等から形成された出力装置と、第2カードリーダ/ライタ4とが入出力インターフェイスを介して計算装置5に接続されている。
【0020】
中央処理装置は、オペレーションシステムによる制御のもとに主記憶装置に格納されているプログラムを起動し、プログラムに従って事前情報の書き込みや販売情報の照合、販売情報の集計等のタスクを実行する。中央処理装置の制御部は、実行されるプログラムのアドレスに基づいて、主記憶装置からプログラムを取り込んで解読し、必要な指令を他の装置に出力する。主記憶装置には、販売機ID番号と商品ID番号とがあらかじめ所定のアドレス領域に格納されている。
【0021】
中央処理装置は、第2カードリーダ/ライタ4から入力された販売情報(A)(G)と事前情報(H)とを、情報毎に記憶可能な所定のワードに変換し、さらに、変換したワードにアドレス付けをして主記憶装置に割り振られた各アドレス領域に格納する。
【0022】
中央処理装置は、主記憶装置に格納された事前情報(H)を制御部へ転送する。制御部では、転送された事前情報を第2カードリーダ/ライタ4へ出力し、事前情報をICカード1に書き込む指令を第2カードリーダ/ライタ4へ出力する。
【0023】
中央処理装置は、主記憶装置に格納された販売情報各々のうち必要な販売情報を選択して制御部へ転送する。制御部では、転送された販売情報の照合、集計を演算部に指示する。演算部では、制御部の指示に従って転送された販売情報のうち販売機ID番号と商品ID番号とを照合して販売機3とタバコの銘柄を識別し、タバコの販売数やポイント等の集計を行う。主記憶装置へフィードバックされた集計結果は、主記憶装置に格納される。中央処理装置は、集計結果を出力装置に転送してディスプレイ7に表示させるとともに、プリンタ8を介して印字させる。
【0024】
図2は、販売情報集計システムの処理の一例を示すブロック図であり、図3,4は、図2のブロック図のうち、事前情報をICカード1に書き込む(S−101)ときの詳細を示すフローチャート図と、販売情報をICカード1に書き込む(S−105)ときの詳細を示すフローチャート図とである。
【0025】
ICカード1は、あらかじめ購入者からの申し込みを受けてから購入者に送付される。タバコの販売者は、事前にタバコの購入者からICカード1の使用希望を受け付け(S−100)、その後、購入者に関する事前情報をICカード1に書き込む(S−101)。事前情報の書き込みは、計算装置5と第2カードリーダ/ライタ4とによって行われる。販売者は、事前情報が書き込まれたICカード1を発行し(S−102)、発行されたICカード1を購入者に送付する(S−103)。購入者は、販売機3で商品を購入する際に、販売機3に装着された第1カードリーダ/ライタ2へ所持するICカード1を挿入する(S−104)。ICカード1には、タバコの販売に伴って商品に関する販売情報が第1カードリーダ/ライタ2から書き込まれる(S−105)。販売情報が書き込まれたICカード1は第1カードリーダ/ライタ2から排出される。購入者は、集計期間内、または、集計期間の終了後にICカード1を販売者へ送付する(S−106)。
【0026】
事前情報のICカード1への書き込みの一例は、図3に示す順序で行われる。計算装置5は、キーボード6から購入者の住所、氏名が入力された後に、ICカード1に書き込まれるべき住所、氏名の修正はないか?をディスプレイ7に表示して操作者からの指示を待つ(S−101−1)。操作者が入力された住所、氏名に対して修正なしを選択した場合は、購入者の住所、氏名をICカード1に書き込む指令を第1カードリーダ/ライタ2へ出力する。第カードリーダ/ライタ2は、計算装置5からの指令に基づいて購入者の住所、氏名をICカード1に書き込む(S−101−2)。操作者が入力された住所、氏名に対して修正ありを選択した場合は、すでに入力されている住所、氏名を消去し、新たな住所、氏名の入力を待って、S−101−1の手続きを繰り返す。
【0027】
ICカード1に住所、氏名を書き込んだ後、計算装置5は、購入者の性別、年齢、電話番号を入力する必要があるか?をディスプレイに表示して操作者からの指示を待つ(S−101−3)。操作者が性別、年齢、電話番号の入力不要を選択した場合は、手続きは終了する。
【0028】
操作者が性別、年齢、電話番号の入力必要を選択した場合は、性別、年齢、電話番号の入力を待つ。計算装置5は、キーボードから購入者の性別、年齢、電話番号が入力された後に、ICカード1に書き込まれるべき性別、年齢、電話番号の修正はないか?をディスプレイに表示して操作者からの指示を待つ(S−101−4)。操作者が入力された性別、年齢、電話番号に対して修正なしを選択した場合は、購入者の性別、年齢、電話番号をICカード1に書き込む指令を第1カードリーダ/ライタ2へ出力する。第1カードリーダ/ライタ2は、計算装置5からの指令に基づいて購入者の性別、年齢、電話番号をICカード1に書き込み(S−101−5)、手続きを終了する。操作者が入力された性別、年齢、電話番号に対して修正ありを選択した場合は、すでに入力されている性別、年齢、電話番号を消去し、新たな性別、年齢、電話番号の入力を待って、S−101−4の手続きを繰り返す。
【0029】
購入者の住所、氏名、性別、年齢、電話番号は、ICカード1への書き込みと同時に計算装置5の主記憶装置に格納される。
【0030】
販売機3における販売情報のICカード1への書き込みの一例は、図4に示す順序で行われる。販売機3のコンピュータシステムは、第1カードリーダ/ライタ2へ挿入されたICカード1の中央処理部にアクセスしてICカード1のメモリ部に格納された集計期間情報を解読し、ICカード1が集計期間内のものか?を判断する(S−105−1)。ICカード1が集計期間を徒過したものと判断した場合、ICカード1の排出指令を第1カードリーダ/ライタ2に出力して手続きは終了する。販売機3には、ICカード1が集計期間を徒過していることを購買者に音声または画像で伝えるための音声出力手段や画像表示手段を備えることもできる。
【0031】
ICカード1が集計期間内のものである場合、コンピュータシステムは、あらかじめ販売機3毎に設定されている販売機ID番号をICカード1に書き込む指令を第1カードリーダ/ライタ2に出力する。第1カードリーダ/ライタ2では、コンピュータシステムからの指令に基づいて販売機ID番号をICカード1に書き込む(S−105−2)。
【0032】
販売機ID番号が書き込まれた後、コンピュータシステムは、たばこ購入のキャンセルはないか?を判断する(S−105−3)。購入がキャンセルされたものと判断した場合、ICカード1の排出命令を第1カードリーダ/ライタ2に出力して手続きは終了する。
【0033】
タバコの購入が行われた場合、コンピュータシステムは、購入されたタバコの銘柄に対応してあらかじめ設定されている商品ID番号とタバコの販売数とをICカード1に書き込む指令を第1カードリーダ/ライタ2に出力する。第1カードリーダ/ライタ2は、コンピュータシステムからの指令に基づいて商品ID番号と販売数とをICカード1に書き込む(S−105−4)。
【0034】
コンピュータシステムは、タバコの購入日と購入時間とをICカード1に書き込む指令を第1カードリーダ/ライタ2に出力する。第1カードリーダ/ライタ2はコンピュータシステムからの指令に基づいて購入日と購入時間とをICカード1に書き込む(S−105−5)。
【0035】
コンピュータシステムは、販売機3に投入された金銭の種類と購入者がタバコの銘柄を選択するまでの選択時間とをICカード1に書き込む指令を第1カードリーダ/ライタ2に出力する。第1カードリーダ/ライタ2は、コンピュータシステムからの指令に基づいて金銭の種類と選択時間とをICカード1に書き込む(S−105−6)。
【0036】
コンピュータシステムは、センサ9,10からの入力に基づいて、タバコの販売時の温度と湿度とをICカード1に書き込む指令を第1カードリーダ/ライタ2に出力する。第1カードリーダ/ライタ2は、コンピュータシステムからの指令に基づいて温度と湿度とをICカード1に書き込む(S−105−7)。
【0037】
それら販売情報の書き込みが終了した後、コンピュータシステムは、ICカード1の排出命令を第1カードリーダ/ライタ2に出力して手続きを終了する。
【0038】
図5は、ICカード1を回収してから販売情報を集計するまでの処理の一例を示すブロック図であり、図6は、図5のブロック図のうち、販売情報を集計する(S−203)ときの詳細を示すフローチャート図である。
【0039】
タバコの販売者は、購入者に送付したICカード1それぞれの回収を行う(S−200)。ICカード1の回収は、購入者が所持するICカード1を販売者へ送付することにより行われるが、販売店各々に第2カードリーダ/ライタ4を設置し、回収したICカード1に記憶された販売情報を販売店各々において読み込み、読み込んだ販売情報を通信手段を利用して販売者へ送信することもできる。
【0040】
販売者は、第2カードリーダ/ライタ4を使用して、第1カードリーダ/ライタ2からICカード1に書き込まれた販売情報と、あらかじめICカード1に書き込まれている事前情報とを読み込ませる(S−201)。第2カードリーダ/ライタ4に読み込まれた販売情報と事前情報とは、第2カードリーダ/ライタ4から計算装置5へ入力される(S−202)。
【0041】
計算装置5は、入力された販売情報を集計し(S−203)、販売情報各々と販売情報の集計結果とを主記憶装置に格納する。集計が行われた後は、ICカード1に書き込まれた販売情報の消去指令を第2カードリーダ/ライタ4に出力し、第2カードリーダ/ライタ4により販売情報の消去が行われる(S−205)。計算装置5では、第2カードリーダ/ライタ4から入力された販売情報各々をディスプレイ7に表示させることができ、操作者は、販売情報各々をキーボード6により修正することができる。
【0042】
計算装置5における販売情報の集計の一例は、図6に示す順序で行われる。計算装置5は、入力された販売情報のうち、あらかじめ主記憶装置に格納されている販売機ID番号と第2カードリーダ/ライタ4から入力された販売機ID番号とを照合するとともに、あらかじめ主記憶装置に格納されている商品ID番号と第2カードリーダ/ライタ4から入力された商品ID番号とを照合する(S−203−1)。計算装置5は、それらID番号の照合によりタバコが購入された販売機3と購入されたタバコの銘柄とを識別する。
【0043】
計算装置5は、販売機3各々のタバコの販売数の合計とタバコの銘柄各々の販売数の合計とを計算する(S−203−2)。販売機3各々の販売数の合計とは、集計の対象となっている販売機3各々における集計期間内に購入されたタバコの総数であり、銘柄各々の販売数の合計とは、集計期間内に購入されたセブンスターやマイルドセブン等の銘柄毎の総数である。銘柄各々の販売数の合計は、集計対象の全販売機3に対して計算することもできるし、販売機3各々に対して計算することもできる。
【0044】
計算結果は、ディスプレイ7に表示され、中央処理装置は、販売数の合計結果に対して修正はないか?をディスプレイ7に表示し、操作者の指示を待つ(S−203−3)。
【0045】
操作者が修正ありを選択した場合は、操作者からの入力を待って(S−203−4)、再度合計を計算し直すとともに、合計結果をディスプレイ7に表示してS−203−3の手続きを繰り返す。
【0046】
操作者が修正なしを選択した場合、計算装置5は、販売日毎と販売時間帯とにおいて、販売機3各々の販売数の合計と銘柄各々の販売数の合計とを計算する(S−203−5)。販売日毎における販売数の合計の計算は、1日の販売数の合計を計算することの他に、5日間の販売数の合計を計算することや集計期間内に存在する全ての日曜日における販売数の合計を計算することも含まれる。販売時間帯における販売数の合計の計算は、8〜9時までの間の販売数の合計を計算することの他に、6〜12時までを午前とし、12〜18時までを午後として定義し、それら午前と午後との販売数の合計を計算することも含まれる。
【0047】
計算装置5は、所定の温度範囲と所定の湿度範囲とにおいて、販売機3各々の販売数の合計と銘柄各々の販売数の合計とを計算する(S−203−6)。温度範囲における販売数の合計の計算とは、20〜25度の範囲、26〜30度の範囲等に区分してそれら温度範囲内の販売数の合計を計算することである。湿度範囲における販売数の合計の計算とは、50〜55%の範囲、56〜60%の範囲等に区分してそれら湿度範囲内の販売総数を計算することである。
【0048】
計算装置5は、販売機3に投入された金銭の種類毎の総数と、販売機3各々とタバコの銘柄毎との選択時間の平均値を計算する(S−203−7)。金銭の種類毎における総数の計算とは、10円硬貨や100円硬貨等の投入数の他に、10円硬貨や100円硬貨等の総額を計算することも含まれる。
【0049】
計算装置5は、購入者の年齢、性別毎に販売機3各々の販売数の合計と銘柄各々の販売数の合計とを計算する(S−203−8)。購入者の年齢に関する販売数の合計の計算とは、年齢が20才の購入者の販売数の合計を計算することの他に、20〜25才の年齢層、26〜30才の年齢層等に区分してそれら年齢層における販売数の合計を計算することも含まれる。
【0050】
計算装置5は、集計期間内に購入されたタバコの販売数に対して与えられるポイントの合計を購入者の住所、氏名に対応させて計算する(S−203−9)。ポイントは、タバコの購入数に応じて加算される。計算装置5は、主記憶装置にあらかじめ格納されている購入者の住所、氏名と、ICカードの回収後に第2カードリーダ/ライタ4から入力された購入者の住所、氏名とを照合し、ICカードの未回収分に対応する購入者の住所、氏名、性別、年齢、電話番号を主記憶装置から消去することができるとともに、ICカードの発行数に対する未回収率を計算することもできる。
【0051】
計算装置5は、所定の区域に区分して販売情報に対する上記各計算をすることができる(S−203−10)。所定の区域とは、集計対象の販売機3の設置区域全域が細分されたもので、販売機3の設置区域の全域を市町村単位等に区分すること、設置区域の全域を一定の面積毎に区分すること、設置区域の全域を幹線道路を境にして区分すること等が含まれる。
【0052】
計算装置5は、購入者の住所、氏名に対する販売機3各々の販売数の合計と、購入者の住所、氏名に対する銘柄各々の販売数の合計とを計算することもできる。購入者の住所、氏名に対する販売数の合計とは、ICカードを所持する購入者個人が集計期間内に購入した販売機3各々の購入総数と銘柄各々の購入総数とである。
【0053】
販売情報の集計が終了すると、計算装置5は、集計結果をディスプレイ7に表示し、集計結果に対して修正はないか?をディスプレイ7に表示して操作者の指示を待つ(S−203−11)。
【0054】
操作者が修正ありを選択した場合、計算装置5は、操作者からの入力を待って(S−203−12,S−203−13)、再度集計をやり直すとともに、集計結果をディスプレイ7に表示してS−203−11の手続きを繰り返す。集計結果の修正とは、温度範囲や時間帯、年齢層、区域等を変更することである。操作者が修正なしを選択した場合、集計結果を印字する指令をプリンタ8へ出力して、集計結果がプリンタ8を介して印字され(S−203−14)、集計処理は終了する。
【0055】
図7は、集計表の一例を示す図であり、数値の表示を省略して示す。図の集計表は、特定の購入日におけるタバコの販売数を集計したものであり、集計表の上欄における横軸には左からタバコの銘柄、販売数の合計が表示され、集計表の左欄における縦軸には上から自動販売機、区域、温度範囲、湿度範囲、時間帯、年齢、性別、平均選択時間、金銭の種類が表示されている。欄外には販売日が表示されている。集計表には、プリンタ8によってタバコの銘柄毎の販売数の合計や平均選択時間、金銭の投入数が印字される。
【0056】
集計表では、自動販売機毎、区域毎、温度範囲、湿度範囲、時間帯、年齢層、性別に対応するタバコの銘柄毎の販売数の合計がわかる。集計表では、販売機に投入された金銭の種類と銘柄の平均選択時間とがわかる。
【0057】
図示はしていないが、購入者各々を対象とした集計表を作成することもできる。購入者用の集計表の一例としては、集計表の上欄における横軸に左からタバコの銘柄、販売数の合計を表示し、集計表の左欄における縦軸に上から自動販売機、区域、ポイントを表示する。欄外に購入者の住所、氏名、年齢、性別、電話番号を表示する。購入者は、購入者用の集計を見ることによって、表集計期間内に購入したタバコの購入数とポイントの合計を知ることができる。
【0058】
この発明は、非接触型のICカード1の他に、接触型のICカード1を使用することもできる。ICカード1の他に、光メモリカードや磁気カードを使用することもできる。また、自動販売機3としては、タバコの自動販売機3の他に、飲食物の販売機や雑誌の販売機等の販売機全てについて実施することができる。
【0059】
計算装置5の中央処理装置は、複数のタスクを仮想的に同時に並列して実行するマルチタスクを行うことができる。中央処理装置の機能の一部には、主記憶装置管理機能が備えられている。主記憶装置管理機能は、読み出しまたは書き込みを行うためにプログラムが指定する主記憶装置上の論理アドレスを、実際に主記憶装置に読み書きする物理ページの番地を示す物理アドレスに変換する機能を有している。
【0060】
【発明の効果】
本発明にかかる自動販売機の販売情報集計システムよれば、メモリカードに書き込まれた販売情報を端末装置で読み取り、読み取った販売情報を計算装置に入力して計算装置が販売情報の集計を行うので、販売情報の集計に手間と時間とがかからない。メモリカードは、応募はがき等と比較して書き込まれた販売情報の改ざんをすることが難しいので、正確な販売情報を得ることができる。本発明にかかる自動販売機の販売情報集計システムによれば、さらに、販売情報が、金銭の種類である場合、あらかじめ販売機に投入される金銭の種類を把握することができるので、事前に用意するつり銭の種類と金額とを決める指針とすることができる。販売情報が、商品の平均選択時間である場合、販売機のウインドーでの商品配置やストックする商品の種類を変えることで、選択時間の変化をつかむことができ、商品配置や種類を決める指針とすることができる。
【0061】
販売情報が、販売機各々に対する商品の販売総数と商品各々の販売総数とである場合、販売機毎、商品毎に売れ行きを判断することができる。販売情報が、温度範囲と湿度範囲とにおける販売機各々の商品の販売総数と商品各々の販売総数とである場合、温度と湿度とにおいて、販売機毎の商品の売れ行きと商品各々の売れ行きとを判断することができる。温度と湿度とは、清涼飲料水の販売機において重要な判断要素となる。販売情報が、年齢と性別とに対する販売機各々の商品の販売総数と商品各々の販売総数とである場合、年齢や年齢層、性別における商品各々の売れ行きを判断することができる。販売機毎の商品の売れ行きや商品各々の売れ行きを判断することで、販売機の設置場所の選定や販売する商品の種類の選別等の指針とすることができる。
【0062】
販売情報を所定の区域毎に集計する場合では、いずれの区域における販売数が多いかを比較対照することができるので、販売機の増設や撤去の指針とすることができる。また、販売情報のうち、販売機各々に対する購入時間と購入者の住所および年齢に対する商品の販売総数とから、購入者の住所と若年者や老年者等の年齢別とにおいて、購入者各々が1日のうちで最も多く商品を購入する時間や区域を特定し、購入者各々の購入経路を把握することができ、住宅街や繁華街、オフィス街等の区域別に販売機の増設や撤去の指針とすることができる。
【0063】
【図面の簡単な説明】
【図1】 販売情報集計システムの構成図。
【図2】 販売情報集計システムの処理の一例を示すブロック図。
【図3】 事前情報のICカードへの書き込みの詳細を示すフローチャート図。
【図4】 販売情報のICカードへの書き込みの詳細を示すフローチャート図。
【図5】 販売情報の集計の処理の一例を示すブロック図。
【図6】 販売情報の集計の詳細を示すフローチャート図。
【図7】 集計表の一例を示す図。
【符号の説明】
1 ICカード(メモリカード)
1a ICチップ
1b アンテナ
2 第1カードリーダ/ライタ(第1端末装置)
3 自動販売機
4 第2カードリーダ/ライタ(第2端末装置)
5 計算装置
6 キーボード(入力手段)
7 ディスプレイ(出力手段)
8 プリンタ(出力手段)
9 温度センサ
10 湿度センサ

Claims (9)

  1. 複数の自動販売機内にストックされた商品に関する販売情報を集計する販売情報集計システムにおいて、
    前記販売情報が、前記販売機各々を特定する販売機ID番号と、前記販売機ID番号に対応する前記販売機各々の商品販売数と、前記販売機に投入された金銭の種類と、前記金銭投入をトリガーとして計数された前記購入者の前記商品選択に要した選択時間とを含み、
    前記システムが、前記販売情報を記憶可能なメモリを有して複数の購入者に所持させる複数のメモリカードと、前記商品の販売時に前記販売情報を前記メモリカードに書き込み可能な第1端末装置を有する前記販売機と、前記メモリカードに書き込まれた前記販売情報を読み込み可能な第2端末装置を有して前記第2端末装置から入力された前記販売情報を集計する計算装置とから構成され、
    前記計算装置が、前記計算装置にあらかじめ格納されている前記販売機ID番号と前記第2端末装置から入力された前記販売機ID番号とを照合して前記販売機各々を識別し、前記第2端末装置から入力された前記メモリカード各々の前記商品販売数を前記販売機毎に合計する計算手段と、前記販売情報と前記販売機各々に対する前記商品販売数の合計結果とを記憶する記憶手段と、前記合計結果を出力する出力手段とを有し、
    前記計算装置の前記計算手段が、前記販売機各々に対する前記金銭の種類毎の総数と、前記販売機各々と前記商品各々との少なくとも一方に対する前記選択時間の平均値とを計算可能であり、前記計算機の前記記憶手段が、前記金銭の種類毎の総数と前記選択時間の平均値とを記憶可能であり、前記計算装置の前記出力手段が、前記金銭の種類毎の総数と前記平均値とを出力可能であることを特徴とする前記システム。
  2. 前記販売機内にストックされた前記商品が、前記商品各々を特定する商品ID番号を有し、前記販売情報が、前記商品ID番号と前記商品ID番号に対応する前記商品各々の前記商品販売数とを含み、前記計算装置の計算手段が、前記計算装置にあらかじめ格納されている前記商品ID番号と前記第2端末装置から入力された前記商品ID番号とを照合して前記商品各々を識別し、前記第2端末装置から入力された前記メモリカード各々の前記商品販売数の合計を前記商品毎に計算可能であり、前記計算装置の記憶手段が、前記商品各々に対する前記商品販売数の合計結果を記憶可能であり、前記計算機の出力手段が、前記商品各々に対する前記商品販売数の合計結果を出力可能である請求項1記載のシステム。
  3. 前記販売情報が、前記商品の販売日と前記商品の販売時間との少なくとも一方を含み、前記計算装置の計算手段が、前記販売日各々における前記商品販売数の合計と所要の日数に対する前記商品販売数の合計と所要の時間帯に対する前記商品販売数の合計とを計算可能であり、前記計算機の記憶手段が、前記販売日各々と前記日数と前記時間帯とに対応する前記商品販売数の合計結果各々を記憶可能であり、前記計算機の出力手段が、前記販売日各々と前記日数と前記時間帯とに対応する前記商品販売数の合計結果各々を出力可能である請求項1または請求項2記載のシステム。
  4. 前記第2端末装置が、前記メモリカードを前記購入者に所持させる前に前記購入者の性別と年齢との少なくとも一方を前記メモリカードに書き込み可能であり、前記計算装置の計算手段が、前記性別に対する前記商品販売数の合計と前記年齢に対する前記商品販売数の合計と所要の年齢層に対する前記商品販売数の合計とを計算可能であり、前記計算機の記憶手段が、前記購入者の性別と年齢とを記憶可能、かつ、前記性別と前記年齢と前記年齢層とに対応する前記商品販売数の合計結果各々を記憶可能であり、前記計算装置の出力手段が、前記性別と前記年齢と前記年齢層とに対応する前記商品販売数の合計結果各々を出力可能である請求項1ないし請求項3いずれかに記載のシステム。
  5. 前記第2端末装置が、前記メモリカードを前記購入者に所持させる前に前記購入者の住所、氏名、電話番号を前記メモリカードに書き込み可能であり、前記販売情報が、前記商品販売数に対して前記購入者に与えられるポイントを含み、前記計算装置の計算手段が、前記住所と前記氏名との少なくとも一方に対応させて前記ポイントの合計を計算可能であり、前記計算機の記憶手段が、前記購入者の住所、氏名、電話番号を記憶可能、かつ、前記ポイントの合計結果を記憶可能であり、前記計算装置の出力手段が、前記ポイントの合計結果を出力可能である請求項1ないし請求項4いずれかに記載のシステム。
  6. 前記販売機が、前記販売機外の温度を測定する温度センサと、前記販売機外の湿度を測定する湿度センサとの少なくとも一方を有し、前記販売情報が、前記商品各々の販売時における前記温度と前記湿度との少なくとも一方を含み、前記計算装置の計算手段が、前記計算装置にあらかじめ設定される温度範囲に対する前記商品販売数の合計と湿度範囲に対する前記商品販売数の合計とを計算可能であり、前記計算機の記憶手段が、前記温度範囲と前記湿度範囲とに対応する前記商品販売数の合計結果各々を記憶可能であり、前記計算装置の出力手段が、前記温度範囲と前記湿度範囲とに対応する前記商品販売数の合計結果を出力可能である請求項1ないし請求項5いずれかに記載のシステム。
  7. 前記販売情報の集計期間が、前記第1端末装置と前記メモリカードとの少なくとも一方に設定され、前記第1端末装置が、前記集計期間内において前記販売情報を前記メモリカードに書き込み可能であり、前記メモリカードが、前記集計期間内において前記販売情報を記憶可能である請求項1ないし請求項6いずれかに記載のシステム。
  8. 前記販売機の設置区域の全域が、所要の区域に細分され、前記計算装置が、前記販売情報を前記所要の区域毎に集計可能である請求項1ないし請求項7いずれかに記載のシステム。
  9. 前記メモリカードが、ICカードであり、前記第1,2端末装置が、カードリーダ/ライタであり、前記計算装置が、前記集計結果を表示する表示手段と前記集計結果を修正する入力手段とを有する請求項1ないし請求項8いずれかに記載のシステム。
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