JP4288747B2 - 搬送装置 - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、工場などで物品の搬送を行う搬送装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、工場内に設けられる物品の搬送装置として、搬送路上を走行する走行台車の下方に物品(被搬送物)の保持装置を設け、該保持装置により被搬送物を保持した状態で走行台車を走行させる形式のものがある。また、この形式の搬送装置には、保持装置にその下方においてホイスト等の昇降手段を介して昇降可能にして把持装置を設け、この把持装置によって被搬送物の把持を行うものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記従来の搬送装置では、ホイストが巻き出された時に生じる把持装置のゆれ(略水平方向のゆれ)を防止するため、保持装置が把持装置のゆれとは反対方向に移動されることによって制振を行っている。この時に搬送装置の重心位置が変動するので、搬送路上の走行台車が不安定になり、制振が困難となる問題があった。
特に、走行台車が搬送路から吊り下げ支持されている搬送装置においては、保持装置が搬送路の側方へ移動されることで、搬送装置自体に搬送路を中心とするねじれが生じてしまい、このねじれによって保持装置も傾斜してしまうために、把持装置の制振が困難であるという問題があった。
【0004】
この発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、保持装置を略水平方向に移動させた場合にも、重心位置の変動を抑えて保持装置を安定させかつ把持装置のゆれを防止可能な搬送装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明の請求項1記載の搬送装置においては、搬送路上を走行する走行台車と、該走行台車の下方に設けられて被搬送物を保持する保持装置と、該保持装置の保持装置本体から昇降可能に配されて、前記被搬送物の把持を行う把持装置と、前記保持装置を前記走行台車の下方で略水平方向に移動させる水平移動手段とを備えてなる搬送装置であって、前記水平移動手段は略水平方向に配置されて前記走行台車側または前記保持装置側の一方に支持された第一のねじ軸、及び該第一のねじ軸に螺着され、前記走行台車側または前記保持装置側の他方に支持された第一のナット部材を有する主ボールねじ機構と、前記第一のねじ軸と略平行に配置された第二のねじ軸、及び該第二のねじ軸に相対的回転が許されて一体的回転が阻止された状態で螺着された第二のナット部材を有する副ボールねじ機構と、前記第二のナット部材に固定され前記第二のねじ軸の両側方に両端がそれぞれ突出したステー部材、及び該ステー部材の両端にそれぞれ質量を等しくして設けられた一対の重り本体を有する重りと、前記第一のねじ軸または前記第二のねじ軸の一方の回転力を同他方へ伝達する回転力伝達機構と、前記第一のねじ軸及び前記第二のねじ軸のいずれか一方または双方を回転駆動する駆動源とを備え、前記副ボールねじ機構と前記重りと前記回転力伝達機構とによって、前記保持装置の略水平方向への移動に伴って、前記重りを前記保持装置の移動方向とは反対の方向に移動させるバランス維持機構が構成されていることを特徴とする。
このように構成される搬送装置においては、水平移動手段が保持装置を略水平方向に移動させ、これに伴ってバランス維持機構が重りを保持装置の移動方向とは反対方向に移動させる。
【0007】
具体的には、駆動源によって第一のねじ軸または第二のねじ軸の一方または双方が回転駆動されると、第一のねじ軸の回転によって第一のナット部材が移動しこれに伴って保持装置が一方向に移動する。一方、第二のねじ軸が回転駆動されることによって第二のナット部材が移動しこれによって重りが保持装置と反対方向に移動する。
また、請求項2記載の搬送装置においては、前記水平移動手段は、前記主ボールねじ機構による前記保持装置本体の移動量よりも前記副ボールねじ機構による前記重りの移動量の方が大きく設定されているとともに、前記重りの質量が前記保持装置本体の質量よりも小さく設定されていることを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の搬送装置の実施の形態について説明する。
図1ないし図3は、本発明の一実施形態を示すものである。本実施形態の搬送装置1は、図2に示すように、搬送路2上を走行する走行台車3と、走行台車3の下方に設けられて被搬送物(図示せず)を保持する保持装置4と、保持装置4の保持装置本体4aの下方においてホイスト(図示せず)を介して昇降可能に配されて、被搬送物の把持を行う把持装置4bと、走行台車3と保持装置4との間に介装されて、保持装置4を搬送路2に略直交する方向に略水平に移動させる水平移動装置5(水平移動手段)とによって構成されている。
【0009】
水平移動装置5は、図示せぬ制御装置によってその動作を制御されるものであって、図1に示すように、走行台車3内で略水平方向に支持される第一のねじ軸10aに前記保持装置5に支持された第一のナット部材10bが螺着された主ボールねじ機構10と、主ボールねじ機構10の上方で主ボールねじ機構10の第一のねじ軸10aと略平行にして支持される第二のねじ軸11aに、第二のナット部材11bが螺着された副ボールねじ機構11と、第二のナット部材に固定された重り12と、前記第一のねじ軸10aの回転力を第二のねじ軸11aへ伝達する回転力伝達機構と、第一のねじ軸10aに回転軸(図示せず)を直結されて第一のねじ軸10aを回転駆動する駆動モータ13(駆動源)とを備えている。また、水平移動装置5は、図3に示すように、保持装置4の移動方向に対して略直交する方向、すなわち主ボールねじ機構10の第一のねじ軸10aの軸に沿った方向に対して略直交する方向の両端部近傍上面に、保持装置4の移動方向に沿って設けられて、保持装置4の移動をガイドするリニアガイド14も備えている。
【0010】
図3に示すように、主ボールねじ機構10の第一のねじ軸10aは、下面及び両端部を除くその周囲を、第一のナット部材10bの第一のねじ軸10aとの一体的回転を阻止する第一のガイドフレーム10cによって覆われている。
また、第一のねじ軸10aの駆動モータ13が取り付けられる側とは反対側の端部には、駆動側歯車15が固定的に設けられている。
副ボールねじ機構11の第二のねじ軸11aは、上面及び両端部を除くその周囲を、第二のナット部材11bの第二のねじ軸11aとの一体的回転を阻止する第二のガイドフレーム11cによって覆われている。
また、第二のねじ軸11aの一端には、駆動側歯車15と同径でかつ駆動側歯車15と噛み合う従動側歯車16が固定的に設けられている。
これら第一のねじ軸10aの第一のねじ溝10dの向きと第二のねじ軸11aの第二のねじ溝11dとは、互いに同一の向きに形成されている。
【0011】
重り12は、保持装置本体4aとほぼ同じ質量を有するものである。重り12は、副ボールねじ機構11の第二のナット部材11bに略中央部下面を固定されて副ボールねじ機構11の第二のねじ軸11aの側方に両端を突出される平板形状のステー部材12aと、それぞれ質量が等しく、該ステー部材12aの両端近傍下面にそれぞれ設けられる重り本体12b、12cとによって構成されている。
リニアガイド14は、例えば図2に示すように、走行台車3側に固定され、開口を下向きにして配される断面視略C字形状のガイドレール14aと、保持装置4の上面に設けられて、ガイドレール14a内に挿入されてガイドレール14aに沿って移動可能な車輪14bとによって構成されるものである。
【0012】
上記の構成において、副ボールねじ機構11及び重り12は、バランス維持機構20を構成している。
上記の構成において、駆動側歯車15及び従動側歯車16は、重り12を主ボールねじ機構10による保持装置4の移動方向とは反対の方向に移動させるよう、駆動モータ13により回転駆動される主ボールねじ機構10の第一のねじ軸10aの回転を、第一のねじ軸10aの回転とは逆向きに変換して副ボールねじ機構11の第二のねじ軸11aに伝達する回転力伝達機構21を構成している。
【0013】
次に、上記のように構成される搬送装置1の動作について説明する。
この搬送装置1においては、搬送路2の側方に位置する被搬送物を保持する動作は次のようにして行う。
なお、初期状態では、保持装置4及び重り12は、搬送装置1の搬送路2の側方への釣り合いが保たれる位置にある。
まず、走行台車3を搬送路2上で移動させて、搬送装置1を被搬送物の上方に位置させる。
この状態で、保持装置4の把持装置4bをホイスト(図示せず)により被搬送物を把持できる位置まで降下させ、把持装置4bによって被搬送物を把持した後、把持装置4bを上昇させる。
ここで、ホイストによって把持装置4bを降下させる際に、把持装置4bがゆれようとするので、図示しない制御装置によって水平移動装置5を制御して、把持装置4bのゆれ(略水平方向のゆれ)を打ち消す方向に保持装置4を移動させ、このようにして把持装置4bの制振を行う。
そして保持装置4を移動させた際に、搬送装置1全体の重心位置がずれることになるが、この搬送装置1においては、水平移動装置5による保持装置4の移動に伴って、バランス維持機構20が重り12を保持装置4の移動方向とは反対方向に移動させ、搬送装置1の重心位置の偏りを防止するよう動作する。
【0014】
水平移動装置5による保持装置4の略水平方向への移動は次のようにして行われる。
駆動モータ13によって主ボールねじ機構10の第一のねじ軸10aを回転駆動することで、主ボールねじ機構10の第一のナット部材10bを、保持装置4ごと第一のねじ軸10aの軸に沿って移動させる。
このとき、保持装置4はリニアガイド14によって案内されて、移動方向に略直交する方向への揺動を抑えられている。
この保持装置4の略水平方向への移動にともなって、バランス維持機構20が重り12を保持装置4の移動方向とは反対の方向に、保持装置4の移動量とほぼ同じ量だけ移動させる。
【0015】
バランス維持機構20による重り12の移動は次のようにして行われる。
保持装置4を移動させるために駆動モータ13によって回転駆動される主ボールねじ機構10の第一のねじ軸10aの回転が、第一のねじ軸10aに取り付けられる駆動側歯車15及び副ボールねじ機構11の第二のねじ軸11aに取り付けられて駆動側歯車15と噛み合う従動側歯車16、すなわち回転力伝達機構21を介して、バランス維持機構20の構成部材である副ボールねじ機構11の第二のねじ軸11aに伝達される。
ここで、駆動側歯車15と従動側歯車16とは互いに平行に配された状態で直接噛み合わされているので、回転力伝達機構21は、第一のねじ軸10aの回転を、第一のねじ軸10aの回転の向きと第二のねじ軸11aの回転の向きとが逆向きになるように第二のねじ軸11aに伝達する。
そしてこれら第一のねじ軸10aの第一のねじ溝10dの向きと第二のねじ軸11aの第二のねじ溝11dとは互いに同一の向きに形成されており、駆動側歯車15と従動側歯車16とは同径であるので、第二のねじ軸11aは、第一のねじ軸10aとは逆向きで、かつ第一のねじ軸10aと等しい回転量で回転駆動される。
【0016】
このように副ボールねじ機構11の第二のねじ軸11aが回転することで、副ボールねじ機構11の第二のナット部材11bが、主ボールねじ機構10の第一のナット部材10bの移動方向とは反対の方向に、第一のナット部材10bと等しい移動量だけ移動される。
これによってバランス維持機構20の構成部材である副ボールねじ機構11のナット部材11aの移動量、すなわち重り12の移動量が、主ボールねじ機構10のナット部材10aの移動量、すなわち保持装置4の移動量と等しくなる。
【0017】
このように構成される搬送装置1によれば、水平移動装置5による保持装置4の略水平方向への移動に伴って、バランス維持機構20が重り12を保持装置4の移動方向とは反対の方向に同じ量だけ移動させるので、保持装置4の移動による搬送装置1の重心位置の変動が、重り12が移動することによって抑えられ、搬送装置1及び保持装置4を安定させることができ、把持装置4bの制振が精度よく制御可能となり、把持装置4bのゆれを防止することができる。
また、バランス維持機構20を、動作制御が容易なボールねじ機構によって実現することができる。
これによって保持装置4の移動による搬送装置1の重心位置の変動をより効果的に抑えることができ、搬送装置1及び保持装置4をより効果的に安定させかつ把持装置4bの制振が精度よく制御可能となる。
また、回転力伝達機構21によって主ボールねじ機構10の動作と副ボールねじ機構11の動作を連動させることができるので、複雑な制御が不要となり、バランス維持機構20をより簡単な構成で実現することができる。
【0018】
なお、上記実施の形態では、主ボールねじ機構10の第一のねじ軸10aが走行台車3に支持され、第一のナット部材10bが保持装置4に支持された例を示したが、これに限られることなく、第一のねじ軸10aが保持装置4に支持され、第一のナット部材10bが走行台車3に支持されても構わない。
同様に、副ボールねじ機構11の第二のねじ軸11aが走行台車3に支持され、第二のナット部材11bに重り12が固定された例を示したが、これに限られることなく、第二のナット部材11bが走行台車3に支持されて、第二のねじ軸11aに重り12が固定されてもよい。
【0019】
なお、上記実施の形態では、回転力伝達機構21が、主ボールねじ機構10の第一のねじ軸10aに設けられる駆動側歯車15と、副ボールねじ機構11の第二のねじ軸11aに設けられる従動側歯車16とによって構成される例を用いたが、これに限られることなく、主ボールねじ機構10の第一のねじ軸10aに設けられる駆動側プーリと、該駆動側プーリに巻回されるベルトと、副ボールねじ機構11の第二のねじ軸11aに設けられかつ前記ベルトが巻回されることで前記駆動側プーリと接続される従動側プーリとによって構成しても構わない。
【0020】
また、上記実施の形態では、駆動モータ13(駆動源)によって回転駆動される主ボールねじ機構10の第一のねじ軸10aと、副ボールねじ機構11の第二のねじ軸11aとを回転力伝達機構21によって接続した例を用いたが、これに限られることなく、副ボールねじ機構11の第二のねじ軸11aに駆動モータ13を接続してもよく、また主ボールねじ機構10の第一のねじ軸10a及び副ボールねじ機構11の第二のねじ軸11aをともに駆動モータ13に接続してもよい。
また、回転力伝達機構21を省き、副ボールねじ機構11にも駆動源として駆動モータ13とは独立した別の駆動モータを接続してもよい。
また、上記実施の形態では、保持装置4の略水平方向への移動量と、重り12の略水平方向への移動量とをほぼ同じとし、かつ保持装置本体4aの質量と重り12、12の質量の和とをほぼ同じとした例を示したが、これに限られることなく、重り12の略水平方向への移動量を保持装置本体4aの略水平方向への移動量よりも大きくすることでてこの原理を利用して、重り12の質量を保持装置本体4aの質量よりも小さくしてもよい。
【0021】
【発明の効果】
請求項1記載の搬送装置によれば、水平移動手段による保持装置の略水平方向への移動に伴って、バランス維持機構が重りを保持装置の移動方向とは反対方向に移動させるので、保持装置の移動による搬送装置の重心位置の変動が、重りが移動することによって抑えられ、搬送装置及び保持装置を安定させかつ把持装置の制振が精度よく制御可能となり、把持装置のゆれを防止することができる。
【0022】
そして、このようなバランス維持機構を、動作制御が容易なボールねじ機構によって実現することができる。これによって保持装置の移動による搬送装置の重心位置の変動をより効果的に抑えることができ、搬送装置及び保持装置をより効果的に安定させかつ把持装置の制振が精度よく制御可能となる。また、回転力伝達機構によって主ボールねじ機構の動作と副ボールねじ機構の動作を連動させることができるので、複雑な制御が不要となり、バランス維持機構をより簡単な構成で実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態における搬送装置の水平移動手段の構成及び構造を示す側面図である。
【図2】 本発明の実施の形態における搬送装置の構成及び構造を示す正面図である。
【図3】 本発明の実施の形態における搬送装置の構成及び構造を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 搬送装置 2 搬送路
3 走行台車 4 保持装置
5 水平移動装置(水平移動手段) 10 主ボールねじ機構
11 副ボールねじ機構 12 重り
13 駆動モータ(駆動源) 20 バランス維持機構
21 回転力伝達機構

Claims (2)

  1. 搬送路上を走行する走行台車と、該走行台車の下方に設けられて被搬送物を保持する保持装置と、該保持装置の保持装置本体から昇降可能に配されて、前記被搬送物の把持を行う把持装置と、前記保持装置を前記走行台車の下方で略水平方向に移動させる水平移動手段とを備えてなる搬送装置であって、
    前記水平移動手段は略水平方向に配置されて前記走行台車側または前記保持装置側の一方に支持された第一のねじ軸、及び該第一のねじ軸に螺着され、前記走行台車側または前記保持装置側の他方に支持された第一のナット部材を有する主ボールねじ機構と、
    前記第一のねじ軸と略平行に配置された第二のねじ軸、及び該第二のねじ軸に相対的回転が許されて一体的回転が阻止された状態で螺着された第二のナット部材を有する副ボールねじ機構と、
    前記第二のナット部材に固定され前記第二のねじ軸の両側方に両端がそれぞれ突出したステー部材、及び該ステー部材の両端にそれぞれ質量を等しくして設けられた一対の重り本体を有する重りと、
    前記第一のねじ軸または前記第二のねじ軸の一方の回転力を同他方へ伝達する回転力伝達機構と、
    前記第一のねじ軸及び前記第二のねじ軸のいずれか一方を回転駆動する駆動源とを備え、
    前記副ボールねじ機構と前記重りと前記回転力伝達機構とによって、前記保持装置の略水平方向への移動に伴って、前記重りを前記保持装置の移動方向とは反対の方向に移動させるバランス維持機構が構成されていることを特徴とする搬送装置。
  2. 前記水平移動手段は、前記主ボールねじ機構による前記保持装置本体の移動量よりも前記副ボールねじ機構による前記重りの移動量の方が大きく設定されているとともに、前記重りの質量が前記保持装置本体の質量よりも小さく設定されていることを特徴とする請求項1記載の搬送装置。
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