JP4287355B2 - シート - Google Patents
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Description
ロアレール1と、ロアレール1に移動可能に係合するアッパレール3とからなるシートトラック5はブラケット7を介してフロアに設けられる。
シートトラック5のアッパレール3の前部には、シートクッション9方向に伸びるフロントブラケット11が、アッパレール3の後部には、シートクッション9方向に伸びるリアブラケット13がそれぞれ設けられている。
次に、上記構成の作動を説明する。ハンドルを回転すると、ブレーキ機構39を介してピニオン35が回転し、ピニオン35に噛合しているセクタギア31がピン33を中心に回転する。このセクタギア31が回転すると、ロングリンク47を介してリアリンク23がピン27を中心に回転し、フレーム21(シートクッション9)は、シートトラック5のアッパレール3(フロア側)に対して昇降する(例えば、特許文献1参照。)。
請求項4に係る発明は、前記ロック機構は、前記長穴が設けられた部材側に回転可能に配設され、前記長穴の前記フロントリンク側の端部に位置する前記ピンに係合可能で、係合時に前記ピンを前記長穴の前記フロントリンク側の端部に保持する第2フックと、該第2フックを前記長穴方向に付勢する第2付勢手段とからなることを特徴とする請求項3記載のシートである。
請求項5に係る発明は、前記第1フックと前記第2フックとは積層配置され、前記第1フック、前記第2フックのいずれか一方のフックに他方のフックと当接可能な突起を設け、前記第2フックが前記長穴より離れる方向に回転すると、前記突起と他方のフックとが当接して、前記第1フックが前記長穴より離れる方向に回転するようにしたことを特徴とする請求項4記載のシートである。
請求項2に係る発明によれば、保持手段は、前記長穴が設けられた部材側に回転可能に配設され、前記長穴の前記リアリンク側の端部に位置する前記ピンに係合可能で、係合時に前記ピンを前記長穴の前記リアリンク側の端部に保持する第1フックと、該第1フックを前記長穴方向に付勢する第1付勢手段とからなることにより、構成が簡単となる。また、第1付勢手段の付勢力に抗して第1フックをピンから離脱させるだけで大送り機構を解除できる。すなわち、ワンアクションで、シートクッションを最下位置まで下降することができる。
請求項5に係る発明によれば、前記第1フックと前記第2フックとは積層配置され、前記第1フック、前記第2フックのいずれか一方のフックに他方のフックに当接可能な突起を設け、前記第2フックが前記長穴より離れる方向に回転すると、前記突起が他方のフックに当接して、前記第1フックが前記長穴より離れる方向に回転するようにしたことにより、保持手段とロック機構との解除を同じ操作で行うことができる。
シートトラック105のアッパレール103の前部には、フロントリンク115の一方の端部側がピン117を用いて回転可能に接続され、このフロントリンク115の他方の端部側はピン119を用いてシートクッション109のフレーム121の前部に回転可能に接続されている。
そして、シートトラック105のアッパレール103と、フロントリンク115と、シートクッション109のフレーム121と、リアリンク123とで四節回転連鎖機構が構成されている。
図1、図2に示すように、保持手段201で第1フック203のフック部203bがピン145に係合し、ピン145が長穴146のリアリンク側123側の端部に保持されている状態が大送り機構が作動していない状態である。ここで、図示しないハンドルを回転すると、ブレーキ機構139を介してピニオン135が回転し、ピニオン135に噛合しているセクタギア131がピン133を中心に回転する。このセクタギア131が回転すると、ロングリンク147を介してリアリンク123がピン127を中心に回転し、フレーム121(シートクッション109)は、シートトラック105のアッパレール103(フロア側)に対して昇降する。
(1)大送り機構の保持手段201の第1付勢手段であるスプリング205の付勢力に抗して第1フック203をピン145から離脱させるだけで大送り機構を解除できる。すなわち、ワンアクションで、シートクッション109を最下位置まで下降することができる。
(2)大送り機構を用いてシートクッション109を最下位置に移動させた際に、シートクッション109の上昇を禁止するロック機構を設けたことで、車両が急停車した際や、車両が正面衝突した際に、シートクッション109が浮き上がるのを防止できる。
(3)第2フック303を第2付勢手段であるスプリング183の付勢力に抗してピン145から離脱させるだけでロック機構を解除できる。
(4)第1フック203と第2フック303とは積層配置され、第1フック203に第2フック303が当接可能なリリース突起203eを設け、第2フック303が長穴146より離れる方向に回転すると、第2フック303がリリース突起203eを押して、第1フック203が長穴146より離れる方向に回転するようにしたことにより、保持手段とロック機構との解除を同じ操作で行うことができる。
次に、上記構成の作動を説明する。ピン145が長穴146のリアリンク側の端部に位置する時、即ち、大送り機構が作動していない時は、第1付勢手段であるスプリング583に付勢された第1フック503のフック部503bがピン145に係合し、ピン145は長穴146のリアリンク側の端部に位置に保持されている。このとき、第3付勢手段の付勢力により第3フック603はストッパ609に当接している。
145 ピン
146 長穴
147 ロングリンク
201 保持手段
Claims (6)
- シートクッションのフレームと、フロア側に一端部側が回転可能に接続され、前記フレームの前部に他端部側が回転可能に接続されたフロントリンクと、フロア側に一端部側が回転可能に接続され、前記フレームの後部に中間部が回転可能に接続されたリアリンクと、前記シートクッション側のフレームに回転可能に設けられたプレートと、一端部が前記リアリンクの他端部側に回転可能に接続され、他端部が前記プレートの回転中心以外の部分に回転可能に接続されたロングリンクと、前記プレートを回転させる駆動部とを有し、前記駆動部を駆動することにより、前記リアリンクを回転させ、前記シートクッションを前記フロアに対して昇降させるリフト機構を有したシートにおいて、
前記プレートの回転中心以外の部分、前記ロングリンクの他端部側のうちのどちらか一方に設けられたピンと、
前記プレートの回転中心以外の部分、前記ロングリンクの他端部側のうちのどちらか他方に形成され、前記ピンが嵌合し、前記ロングリンクの長手方向に延びる長穴と、
前記ピンを前記長穴の前記リアリンク側の端部に保持する保持手段と、
からなる大送り機構を設けたことを特徴とするシート。 - 前記保持手段は、
前記長穴が設けられた部材側に回転可能に配設され、前記長穴の前記リアリンク側の端部に位置する前記ピンに係合可能で、係合時に前記ピンを前記長穴の前記リアリンク側の端部に保持する第1フックと、
該第1フックを前記長穴方向に付勢する第1付勢手段と、
からなることを特徴とする請求項1記載のシート。 - 前記大送り機構を用いて前記シートクッションを最下位置に移動させた際に、前記シートクッションの上昇を禁止するロック機構を設けたことを特徴とする請求項1又は2記載のシート。
- 前記ロック機構は、
前記長穴が設けられた部材側に回転可能に配設され、前記長穴の前記フロントリンク側の端部に位置する前記ピンに係合可能で、係合時に前記ピンを前記長穴の前記フロントリンク側の端部に保持する第2フックと、
該第2フックを前記長穴方向に付勢する第2付勢手段と、
からなることを特徴とする請求項3記載のシート。 - 前記第1フックと前記第2フックとは積層配置され、
前記第1フック、前記第2フックのいずれか一方のフックに他方のフックと当接可能な突起を設け、
前記第2フックが前記長穴より離れる方向に回転すると、前記突起と他方のフックとが当接して、前記第1フックが前記長穴より離れる方向に回転するようにしたことを特徴とする請求項4記載のシート。 - 前記ロック機構は、
前記フロア側の部材に設けられた被係合部材と、
前記リアリンクに回転可能に設けられ、前記被係合部材に係脱可能な第3フックと、
前記リアリンクに設けられ、前記被係合部材に係合可能な位置にある前記第3フックに当接するストッパと、
第3フックをストッパと当接する方向へ付勢する第3付勢手段と、
からなることを特徴とする請求項3記載のシート。
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