JP4287231B2 - 画像情報編集システム - Google Patents

画像情報編集システム Download PDF

Info

Publication number
JP4287231B2
JP4287231B2 JP2003340749A JP2003340749A JP4287231B2 JP 4287231 B2 JP4287231 B2 JP 4287231B2 JP 2003340749 A JP2003340749 A JP 2003340749A JP 2003340749 A JP2003340749 A JP 2003340749A JP 4287231 B2 JP4287231 B2 JP 4287231B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
video
editing
data
target
display
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2003340749A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005109885A (ja
Inventor
和也 浜田
司 小林
健太郎 小野瀬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP2003340749A priority Critical patent/JP4287231B2/ja
Publication of JP2005109885A publication Critical patent/JP2005109885A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4287231B2 publication Critical patent/JP4287231B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Television Signal Processing For Recording (AREA)
  • Management Or Editing Of Information On Record Carriers (AREA)

Description

本発明は、小学校・中学校などでの体育教育現場でのスポーツや各種技能の技術指導の補助的役割を担う映像情報編集システムに関する。
従来、練習者が熟練者の動作を模範として行なった動作をこの熟練者の動作と比較することにより、練習ができるようにした装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
これは、熟練者の動作の画像とその熟練者の動作を模倣した練習者の動作の画像とを同時に表示することにより、練習者が両者を比較し、その比較結果を練習の糧にすることができるようにした画像練習装置に関する。この画像練習装置では、装置本体の表示画面の上方にCCDカメラが取り付けられており、練習者が所定の操作をすると、画像収録手段に収録されている熟練者の動作の模範画像が読み出されてこの表示画面の、例えば、左半分に表示される。そして、この模範画像を真似して練習者が動作すると、その動作がCCDカメラで撮像され、その画像が練習画像として表示画面の右半分に表示される。
このようにして、練習者が、模範画像の熟練者の動作をもとに練習しながら、表示画面での模範画像と練習画像とを比較することにより、熟練者の模範映像との違いを客観的に視認、認識でき、習熟の度合いを明確に把握することが可能になっている。
特開平8−251577号公報
ところで、上記特許文献1に記載の技術は、同じ表示画面上に模範となる映像と練習用に撮影した映像とを分割画面で表示するものであり、かかる表示を練習に役立てることを目的としているが、練習者にとっては、単に自分の映像と熟練者の映像とを比較してみるだけであって、熟練者の動きの中で特に注目しなければならない部位があっても、練習者はそれに気が付かず、また、その点の説明を受けても、理解できない場合もあり、練習者に対してその練習を常に効果的に支援するものとはならないという問題もあった。
本発明の目的は、かかる問題を解消し、練習者に対して熟練者の映像での注目すべき部位(以下、ターゲットという)を明確に指示することができ、練習者の練習を効果的に支援することができるようにした映像情報編集システムを提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明は、複数の映像表示編集端末を有する映像情報編集システムであって、映像表示編集端末は、映像データを受信したときには、該映像データを編集して映像編集データを作成し、この映像編集データを送信し、映像データとこの映像データに該当する映像編集データとを受信したときには、この映像編集データで編集されたこの映像データによる映像を表示するものである。
上記目的を達成するために、本発明は、ビデオカメラと、このビデオカメラからの映像データを蓄積し、配信する映像配信サーバと、この映像配信サーバから配信された映像データを受信し、映像の表示と該映像の指定されるターゲットに関して編集とを行なう映像表示編集端末とがネットワークによって相互に接続された構成をなし、映像表示端末は、映像データの編集によって形成した映像編集データを映像配信サーバに送信し、映像配信サーバは、蓄積した映像データを配信するとき、映像データに該当する映像編集データも配信するものである。
また、映像表示編集端末での編集は、映像データにより映像のターゲットに関連する編集データを付加するものであって、映像編集データは編集データを含み、付加された編集データは、表示画面上でのターゲットの移動とともに、ターゲットと所定の位置関係を保って移動するものである。
さらに、映像表示編集端末は、映像を表示する表示画面をタッチパネルとし、文字列からなるコメントを編集データとして入力するためのキーボードと、ターゲットを指定し、また、ターゲットに付する目印やマークを編集データとして入力するためのライトペンとを備え、キーボードの操作やライトペンによる表示画面へのタッチ操作により、映像に編集データを付加することを可能に構成したものである。
このように、本発明は、映像配信サーバで、蓄積している映像とは別に、現在デジタルビデオカメラで撮影している映像を同時配信し、映像表示編集端末では、その映像を受信して表示画面に表示し、この表示映像に対して、タッチペンによるマーキングの記入やキーボードによるコメントの入力により、かかるマーキングやコメントを編集データとして映像中の指定した任意の位置(ターゲット)に貼り付けることができ、しかも、この表示画面での映像の動きとともに、かかる編集データがターゲットとともに移動するようにするものである。このように編集された映像は、再度映像配信サーバへアップデートされるとともに、各映像表示編集端末へ再配信することができるものであって、同時に多数の映像表示編集端末で編集・参照を可能とし、例えば、小学校・中学校などでの集団による体育教育現場などでの実技技術レベルの向上を視覚的アプローチから支援していくものである。
本発明によると、撮影された映像のターゲットに関して編集データを付加する編集を行なうことができるようにしたものであるから、このターゲットを目立つ易くすることができ、編集されたかかる映像について、その観視者はこのターゲットに容易に注目することを可能にする。
また、本発明によると、付加された編集データは、ターゲットの移動とともに、このターゲットと所定の位置関係で移動するものであるから、時間経過とともに映像が変化しても、観視者は常にターゲットを認識することができ、このターゲットに注目し続けることを可能にする。
さらに、本発明によると、キーボードやライトペンの操作によって編集データを映像に付加する編集操作を行なうことができ、映像のターゲットを目立つようにする編集を容易に行なうことができる。
そこで、本発明を小・中学校などでの体育教育に適用する場合、撮影した画像に対してリアルタイムでコメント付けやマーキングといった編集データを付加する編集が複数の映像表示編集端末のいずれでも可能であり、また、編集される映像の動きに合わせてかかる編集データが移動することになり、この編集された映像を表示する表示画面において、指導を受ける生徒一人一人が映像の注目点(ターゲット)から目を離すことなく、映像の変化を効果的に捉えることができる。これにより、リアルタイム映像による的確な指導を複数の生徒に同時に与えることが可能となり、各生徒のスポーツ技術向上に大きく貢献できることとなる。このことは、小・中学校などでの体育教育ばかりでなく、各種の技能の訓練などについても、同様である。
以下、本発明の実施形態を図面により説明する。
図1は本発明による映像情報編集システムの一実施形態を示す構成図であって、1は映像配信サーバ、2,2aは映像表示編集端末、3はデジタルビデオカメラ、4はリアルタイムエンコーダ、5はゲートウェイ(GW)、6はLAN(Local Area Network)、7はインターネットである。
同図において、この映像情報編集システムは、映像配信サーバ1と、複数台の映像表示編集端末2と、リアルタイムエンコーダ4と、ゲートウェイ5とがLAN6を介して相互に接続され、このリアルタイムエンコーダ4にデジタルビデオカメラ3が接続された構成をなしている。また、この映像情報編集システムは、ゲートウェイ5を介して、インターネット7に接続可能である。
デジタルビデオカメラ3により、例えば、体育教育現場での実技活動を撮像すると、その映像信号はリアルタイムエンコーダ4で連続するデジタル映像データ(以下、単に映像データという)に加工され、LAN6を経由して映像配信サーバ1へ供給される。映像配信サーバ1では、かかる映像データが集約・蓄積され、リアルタイムで、あるいは配信要求により、LAN6を介して映像表示編集端末2に、或いは、さらに、ゲートウェイ5を介してインターネット7に配信される。
映像表示編集端末2は、映像配信サーバ1から配信された映像データを表示し、また、この映像データに編集を加えることができるようにしたものであり、その編集データは映像配信サーバ1にアップデートされる。これら映像表示編集端末2は、このシステムを体育教育現場での実技活動に利用する場合、デジタルビデオカメラ3で撮影した熟練者(技術指導者など)の映像を表示して練習者に見せるものであり、また、熟練者がかかる表示映像を編集することにより、練習者に対して練習のポイントなどを明確に表わすことができるようにするものである。
これら映像表示編集端末2の1つ(例えば、映像表示編集端末2a)で表示映像の編集を行なうと、その映像編集データが映像配信サーバ1にアップデートされ、映像配信サーバ1では、受信したこの映像編集データをこれに該当する映像データと対応付けて集約・蓄積する。映像配信サーバ1は、配信要求などによって映像データの配信を行なう場合、配信が要求された映像データに映像編集データが付随しているときには、この映像データとともにその映像編集データも配信する。配信された映像表示編集端末2やインターネット7に接続された図示しない端末では、この映像データによる映像がこの映像編集データで編集された形態で表示されることになる。
図2はこの実施形態でのデータの流れの一具体例を示す図である。
同図において、デジタルビデオカメラ3で撮影が行なわれると(D101)、その映像がリアルタイムエンコーダ4でリアルタイムに加工処理され、連続した映像データとして映像配信サーバ1に送信される。映像配信サーバ1では、その映像データが蓄積される(D102)とともに、同時配信する場合には、その映像データを映像表示編集端末2やゲートウェイ5を介してインターネット7に配信される。この配信を受けた映像表示編集端末2では、この配信された映像データを受信して映像表示する。その際、映像表示編集端末2では、この映像を編集することができ(D103)、編集された場合には、その映像編集データが映像配信サーバ1へアップデート(送信)される。
図3はかかる映像編集データの構成の一具体例を示すものであって、映像編集データは、図示するように、ヘッダ部と本体部とで構成されており、ヘッダ部には、該当する映像データを表わす情報(例えば、識別情報)やこの映像編集データに対して再度の編集を許可するか否かを表わす再編集可否フラグなどが付加されている。また、本体部は、編集の内容を表わす編集データと、表示画面上で編集のターゲットとなる映像の一部と同調して編集データを移動させるための情報(移動軌跡を表わす情報であって、以下、ターゲット位置情報)とからなり、編集データは、後述するように、実際に画面に対してタッチペンで入力された情報やキーボードの操作によって入力された文字情報などの入力情報である。
図2に戻って、映像配信サーバ1では、映像情報編集端末2からアップデートされる映像編集データを再蓄積する(D104)とともに、同時配信する場合には、その映像編集データを含めた映像データを映像表示編集端末2やゲートウェイ5を介してインターネット7へ配信する。映像表示編集端末2では、最初に送られてきていた映像データを表示確認するとともに、自端末もしくは他の映像表示編集端末2で編集された映像データを選択的に表示・確認する(D105)ことが可能である。
図4はこの映像配信サーバ1の処理の流れの一具体例を示すフローチャートである。
同図において、デジタルビデオカメラ3で撮影が行なわれると(S101)、その映像がリアルタイムエンコーダ4で加工処理されて連続した映像データとなり、LAN6を介して送信される。映像配信サーバ1は、この映像データを受信し(S102)、これを蓄積する(S103)。そして、その際、映像配信サーバ1上での操作により、この受信して蓄積した映像データを各映像表示編集端末2へ同時配信するか否かを決定する(S104)。同時配信しない場合には、この映像データの配信の要求があるか否か判定する(S105)。同時配信しないと決定され、かつ配信要求がない場合には、映像配信サーバ1は動作を終了する。
同時配信が決定されると(S104)、もしくは同じ配信を否とする決定がなされたが、いずれかの映像表示編集端末2からこの映像データの配信要求があると(S105)、前者の場合には、全ての映像表示編集端末2と、ゲートウェイ5を介して、インターネット7とへのこの映像データの配信を開始し、また、後者の場合には、要求した映像表示編集端末2へのこの映像データの配信を開始する(S106)。
この映像データの配信が終了か否かがチェックされている(S107)。配信中の場合には、この配信中の映像データに対し、映像表示編集端末2から映像編集データが送信されたか否かを常にチェックし(S108)、この送信がなければ、S107,S108の処理を繰り返す。そして、この映像データの配信が終了すると(S107)、映像配信サーバ1での一連の動作は終了する。
映像データの配信中に映像表示編集端末2から映像編集データの送信があると(S108)、映像配信サーバ1はこれを受信し(S109)、蓄積する(S110)とともに、現在配信中の映像データとともに、この映像データを配信している映像表示編集端末2やゲートウェイ5を介してインターネット7に配信する(S111)。また、映像配信サーバ1は、映像表示編集端末2から送信されたこの映像編集データが、そのヘッダ部(図3)に付与されている再編集可否フラグにより、再編集が可能であるか否かを確認する(S112)。
再編集が可能な場合には、S107に戻り、再編集による映像編集データを待つ(S108)。かかる映像編集データがなければ、映像データの配信の終了とともに(S107)、映像配信サーバ1での一連の動作は終了する。また、再編集が不可の場合には(S112)、映像データの配信の終了を待って(S113)、映像配信サーバ1の一連の処理を終了する。
このようにして、映像配信サーバ1では、デジタルビデオカメラ3で得られた映像データとこれに関する映像編集データとが互いに関連付けられて蓄積されることになる。また、映像配信サーバ1では、蓄積されている映像データのリスト情報も確保されており、映像表示編集端末2やインターネット7に接続されている図示しない端末がこの映像データリストを取得することができ、この映像リストから所望の映像データを選択して配信を要求することにより、映像配信サーバ1は要求された映像データを、これに該当する映像編集データがあれば、この映像編集データとともに、配信を要求した端末に配信する。
なお、映像表示編集端末2で複数回編集がなされて場合には、最後の編集で得られる映像編集データが映像配信サーバ1に最終的に蓄積されることになり、これが映像データとともに配信されることになる。映像表示編集端末2で表示される映像は、この映像データによる映像が配信される映像編集データで編集された映像が表示されることになる。
図5は映像表示編集端末2の配信された映像データに対する処理の流れの一具体例を示すフローチャートである。
同図において、映像表示編集端末2は、常に映像配信サーバ1から映像データのリアルタイム配信を待機している状態にあり、その配信の確認を定期的に行なっている(S201)。また、映像表示編集端末2側から映像配信サーバ1に蓄積されている映像データの配信を要求することができ(S202)、配信を要求する場合には、映像配信サーバ1に対して要求データを送信する(S203)。
映像配信サーバ1から映像データのリアルタイム配信がすると(S201)、あるいは、映像データの配信を要求すると(S202,S203)、配信される映像データを受信し(S204)、映像表示編集端末2の画面上にこの映像データによる映像を表示開始する(S205)。
この映像の表示期間に編集をしなければ(S206)、その映像データの配信期間(S210)、その表示状態が続くが、その表示期間に編集をするために所定の操作を行なうと(S206)、映像の編集が開始し(S207)、この編集による映像編集データが、その編集が終了するまで、あるいは映像データの配信が終了するまで、映像配信サーバ1に送信される(S208,S209)。そして、映像データの配信が終了したときには(S210)、この映像表示編集端末2での一連の動作が終了する。ここで、作成される映像編集データのヘッド部(図3)に再編集の可否を表わす再編集可否フラグが付加されるが、映像表示編集端末2で所定の操作を行なうことにより、この再編集可否フラグを再編集禁止とすることができる。
ところで、映像の編集は、この映像が表示されている期間の任意の時点で行なうことができる。この編集は、表示されている映像の選択された特定の部位(即ち、ターゲット)を指定し、ライトペンやキーボードなどを用いて図形や文字などの編集データを入力することにより、かかる編集データがこのターゲットに関連した位置関係で表示されるものであり、一旦入力されると、表示画面上でこのターゲットの移動とともに、このターゲットと所定の位置関係でこの編集データも移動する。従って、かかる編集データにより、この映像を見る技術実習の練習者などの観視者に常時同じ特定のターゲットに注目させることが可能となる。
図6は映像表示編集端末2の表示画面の構成の一具体例を示す図である。
同図において、表示画面10は、タッチパネルとしての機能を備え、機能ボタン表示部11と映像表示部12とに分けられており、映像表示部12では、映像配信サーバ1から映像データが配信されるとき、この映像データによる映像を基本映像として、この基本映像を表示するウィンドウ26が開かれる。また、この基本映像を編集する場合には、この基本映像が編集されてなる映像を、編集映像として、この編集映像を表示するウィンドウ27が開かれる。
機能ボタン表示部11には、映像配信サーバ1からリアルタイムで配信される映像データを受信可能とするための「リアルタイム映像」ボタン13と、映像配信サーバ1に保存されている先の映像リストを取得し、この映像リストから所定の映像を選択してこの映像の映像データを映像配信サーバ1に配信要求するための「映像呼出」ボタン14と、映像表示部12での各ウィンドウを整列させたり、位置や大きさを調整したりするための「整列」ボタン15と、指定するウィンドウの映像を合成し、その合成映像を別のウィンドウで表示させるための「合成」ボタン16とを備えている。
また、機能ボタン表示部11には、編集用の操作ボタンも設けられている。この編集用操作ボタンの1つである「コメント−挿入」ボタン17は、キーボード(図示せず)で入力された文字列の情報(コメント)を基本映像に付加する編集を行なうためのものであり、キーボードでコメントを入力し、次いで、この「コメント−挿入」ボタン17をタッチ操作し、さらに、ウィンドウ26での基本映像でのターゲットをライトペンによって指定すると、ウィンドウ27において、図7(a)に示すように、基本映像30のライトペン32によって指定されたターゲット30aと所定の位置関係で、例えば、「バット先端の軌道に注目」といったようなコメント31が表示される編集映像が得られる。
なお、ターゲットを複数設定し、夫々毎にコメントを付加するようにすることもできる。
また、「コメント−削除」ボタン18や「コメント−編集」ボタン19をタッチ操作することにより、入力済みのコメントを削除したり、編集(訂正など)したりすることができる。この場合、ライトペン32でコメントを指定し、「コメント−削除」ボタン18をタッチ操作すると、指定されたコメントのみを削除することができ、かかる指定がない場合には、「コメント−削除」ボタン18のタッチ操作で全ての入力済みコメントを削除するようにすることもできる。また、「コメント−編集」ボタン19による編集の場合も同様である。
「ターゲット−設定」ボタン23は、基本映像のターゲットに目印を付加し、このターゲットを認識し易くするためのものである。例えば、この「ターゲット−設定」ボタン23をタッチ操作し、次いで、ライトペンによって基本映像のターゲットを指定すると、このターゲットに目印が付加される編集が行なわれる。図8(a)は、上記のようにしてコメントが付加された後、ターゲット30aに目印(この場合、網掛け)33が付加された編集映像を示すものであって、例えば、ライトペン32でこのターゲット30aの領域を塗りつぶすような操作を行なうと、このターゲット30aの領域に目印33が付加されることになる。勿論、コメント31の付加操作と目印33の付加操作とは、前後逆であってもよい。
なお、ターゲットを複数設定し、夫々毎に目印を付加するようにすることもできる。また、この目印の種類も適宜変更可能とすることもできる。
また、「ターゲット−解除」ボタン24や「ターゲット−修正」ボタン25をタッチ操作することにより、付加された目印33を除去してターゲット30aを解除したり、目印33を他の形態に修正(例えば、色を変えるなど)したりすることもできる。この場合、ライトペン32でターゲット30aを指定し、「ターゲット−解除」ボタン24をタッチ操作すると、指定されたターゲット30aのみを解除することができ、かかる指定がない場合には、「ターゲット−解除」ボタン24のタッチ操作で全てのターゲット30aを解除するようにすることもできる。また、「ターゲット−修正」ボタン25による修正の場合も同様である。
「マーキング−書込」ボタン20は、ライトペン32で指定される領域を所望の形状のマークでマーキングできるようにするものであり、例えば、この「マーキング−書込」ボタン20をタッチ操作し、次いで、ライトペン32によってターゲットの周りを円を書くように操作すると、このターゲット30aを囲む形状のマークが付加する編集が行なわれる。図9(a)はターゲット30aを囲むように、点線の輪のマーク34が付加された編集映像を示すものである。このマーク34の形態(点線など)も変更可能であり、また、複数のターゲットに対して夫々かかるマーク34を付加することもできる。
なお、「マーキング−削除」ボタン21をタッチ操作することにより、付加されたマーク34を除去することもできる。この場合、ライトペン32でマーク34を指定し、「マーキング−削除」ボタン21をタッチ操作すると、指定されたマーク34のみを削除することができ、かかる指定がない場合には、「マーキング−削除」ボタン21のタッチ操作で全てのマーク34を解除するようにすることもできる。
図10(a)は同じターゲット30aに目印33とマーク34とを付加した編集映像を示すものであり、これは、例えば、「ターゲット−設定」ボタン23をタッチ操作して、ライトペン32により、ターゲット30aに目印33を付け、次いで、「マーキング−書込」ボタン20をタッチ操作してライトペン32でマーク34を描くことにより、達成できる。
ところで、映像表示編集端末2では、図7(a),図8(a)で説明したように、ライトペン32でターゲット30aが指定されると、表示画面10(図6)がタッチパネルの機能を有していることから、このライトペン32のタッチ位置がターゲット30aの位置と認識され、また、基本映像30の画像認識処理が行なわれて、時間経過に伴うターゲット30aの移動とともに、時々刻々の変化するこのターゲット30aの位置が認識される。また、図9(a)に示すように、マーキングする場合も、付加されたマーク34内の領域(マーク34が閉じていても、閉じていなくともよい)での基本映像30の部位をターゲット30aと認定し、画像認識処理により、このターゲット30aの移動とともに、時々刻々の変化するこのターゲット30aの位置が認識される。
このように、ターゲット30aの位置変化が認識されると、ターゲット30aの夫々の位置毎にコメント31や目印33,マーク34の位置が、ターゲット30aと所定の位置関係となるように、設定される。
このようにして、ターゲット30aが移動しても、これに対するコメント31や目印33,マーク34の位置が決定され、これをもとに時々刻々の映像編集データが図3に示す構成で作成され、映像配信サーバ1に送信される。
また、かかる映像編集データをもとに時々刻々の編集映像も作成されてウィンドウ27に表示される。このため、図7(a)に示すように付加されたコメント31は、図7(b)に示すように、また、図8(a)に示すように付加されたコメント31と目印33とは、図8(b)に示すように、また、図9(a)に示すように付加されたマーク34は、図9(b)に示すように、また、図10(a)に示すように付加された目印33とマーク34とは、図10(b)に示すように、夫々ターゲット30aの移動とともに、これと所定の位置関係を保って移動することになる。このように、編集データがターゲット30aの移動とともに移動し、常にこのターゲット30aと所定の位置関係で表示されることから、常にこのターゲット30aが認識し易くなり、練習者の目をこのターゲット30aにのみ集中させるようにすることができる。
例えば、バッティングの練習の場合、練習者にバッターの映像(基本映像)の手首部分に注目させる場合には、その部分をターゲット30aとし、この部分にコメント31や目印33,マーク34を付加するように編集すればよい。
図6における「再編集(可・否)」ボタン22は、映像編集データのヘッダ部(図3)に付加される再編集可否フラグで再編集の可否を決めるためのものであり、これをタッチ操作すると、例えば、再編集を禁止するものとなる。この「再編集(可・否)」ボタン22の操作のタイミングは、映像編集データが映像配信サーバ1に送信されている期間であれば、いつでもよく、時間の経過とともに順次送信される映像編集データのいずれかでこの「再編集(可・否)」ボタン22のタッチ操作の結果が再編集可否フラグに現われていればよい。例えば、送信最後の映像編集データに、「再編集(可・否)」ボタン22のタッチ操作により、再編集を不可とする再編集可否フラグが含まれていても、映像配信サーバ1は受信した映像編集データ全ての再編集可否フラグをチェックしており、このチェックによって再編集を不可とする再編集可否フラグを含む映像編集データが1つでもあれば、受信した一連の映像編集データは再編集を不可とする再編集可否フラグを有するものとする。
なお、図6には図示しないが、編集終了ボタンも設けられており、これをタッチ操作すると、その操作時点以降の基本映像に対しては編集が解除され、編集データは付加されない。例えば、図7(b)に示す表示状態となったとき、この編集終了ボタンをタッチ操作すると、それ以降の映像には、コメント31が表示されず、ウィンドウ27での表示が基本映像に変わるか、ウィンドウ27が閉じる。これが、図5のS209で判定される「映像編集終了」である。
本発明による映像情報編集システムの一実施形態を示す構成図である。 図1に示す実施形態でのデータの流れの一具体例を示す図である。 図1に示す実施形態における映像編集データの構成の一具体例を示す図である。 図1における映像配信サーバの処理の流れの一具体例を示すフローチャートである。 図1におけ映像表示編集端末の配信された映像データに対する処理の流れの一具体例を示すフローチャートである。 図1における映像表示編集端末の表示画面の構成の一具体例を示す図である。 図1における映像表示編集端末で表示される編集映像の一具体例を示す図である。 図1における映像表示編集端末で表示される編集映像の他の具体例を示す図である。 図1における映像表示編集端末で表示される編集映像のさらに他の具体例を示す図である。 図1における映像表示編集端末で表示される編集映像のさらに他の具体例を示す図である。
符号の説明
1 映像配信サーバ
2 映像表示編集端末
3 デジタルビデオカメラ
4 リアルタイムエンコーダ
5 ゲートウェイ(GW)
6 LAN
7 インターネット
10 表示画面
11 機能ボタン表示部
12 映像表示部
17 「コメント−挿入」ボタン
18 「コメント−削除」ボタン
19 「コメント−編集」ボタン
20 「マーキング−書込」ボタン
21 「マーキング−削除」ボタン
22 「再編集(可・否)」ボタン
23 「ターゲット−設定」ボタン
24 「ターゲット−解除」ボタン
25 「ターゲット−修正」ボタン
26,27 ウィンドウ
30 基本映像
30a ターゲット
31 コメント
32 ライトペン
33 目印
34 マーク

Claims (3)

  1. ビデオカメラと、該ビデオカメラからの連続する映像データを蓄積し、配信する映像配信サーバと、該映像配信サーバから配信された該映像データを受信し、映像の表示と該映像の指定される移動するターゲットに関して編集とを行なう映像表示編集端末とがネットワークによって相互に接続された構成をなし、
    該映像表示編集端末は、該映像データの編集によって形成した映像編集データを該映像配信サーバに送信し、
    該映像配信サーバは、送信された該映像編集データを該当する該映像データと関連付けて蓄積し、蓄積した該映像データを該映像表示編集端末に配信するとき、該映像データに該当する映像編集データも配信し、
    該映像表示編集端末では、配信された該映像データによる映像を表示するとともに、該映像データとともに配信された該映像編集データによる映像の表示を選択的に可能とすることを特徴とする映像情報編集システム。
  2. 請求項1記載の映像情報編集システムにおいて、
    前記映像表示編集端末での編集は、前記映像データによる映像のターゲットに関連する編集データを付加するものであって、前記映像編集データは該編集データを含み、
    付加された該編集データによる映像は、表示画面上での該ターゲットの移動とともに、該ターゲットと所定の位置関係を保って移動可能することを特徴とする映像情報編集システム。
  3. 請求項1または2記載の映像情報編集システムにおいて、
    前記映像表示編集端末は、
    前記映像を表示する表示画面をタッチパネルとし、
    文字列からなるコメントを前記編集データとして入力するためのキーボードと、
    前記ターゲットを指定し、また、前記ターゲットに付する目印やマークを前記編集データとして入力するためのライトペンと
    を備え、
    該キーボードの操作や該ライトペンによる該表示画面へのタッチ操作により、前記映像データに前記編集データを付加する編集を可能に構成したことを特徴とする映像情報編集システム。
JP2003340749A 2003-09-30 2003-09-30 画像情報編集システム Expired - Fee Related JP4287231B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003340749A JP4287231B2 (ja) 2003-09-30 2003-09-30 画像情報編集システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003340749A JP4287231B2 (ja) 2003-09-30 2003-09-30 画像情報編集システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005109885A JP2005109885A (ja) 2005-04-21
JP4287231B2 true JP4287231B2 (ja) 2009-07-01

Family

ID=34535553

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003340749A Expired - Fee Related JP4287231B2 (ja) 2003-09-30 2003-09-30 画像情報編集システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4287231B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5451017B2 (ja) * 2008-09-22 2014-03-26 テルモ株式会社 動画像記録再生装置および動画像管理装置
JP6150627B2 (ja) * 2013-06-14 2017-06-21 オリンパス株式会社 情報機器、画像ファイル生成方法およびプログラム
JP6705625B2 (ja) * 2015-07-22 2020-06-03 Run.Edge株式会社 動画再生プログラム、装置、及び方法
JP6534893B2 (ja) * 2015-08-07 2019-06-26 株式会社エクサウィザーズ 情報処理装置

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4004660B2 (ja) * 1997-09-30 2007-11-07 富士フイルム株式会社 画像編集システムならびに画像編集システムを構成する画像サーバおよびクライアント・コンピュータならびに画像編集方法
JP4083917B2 (ja) * 1998-04-10 2008-04-30 富士フイルム株式会社 電子アルバム・システムおよびその動作制御方法
JP2002346012A (ja) * 2001-05-23 2002-12-03 Konami Sports Corp トレーナーサポートシステム、トレーナーサポート方法、及びプログラム
JP2004193702A (ja) * 2002-12-09 2004-07-08 Kozo Keikaku Engineering Inc ビデオ画像共有システム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2005109885A (ja) 2005-04-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7095388B2 (en) Method and system for developing consistency of motion
KR101145126B1 (ko) 당구게임 교육 시스템과 교육 제어방법
CN107749952B (zh) 一种基于深度学习的智能无人摄影方法和系统
JP2002200206A (ja) 移動体画像通信を用いたスポーツにおける体の動かし方の指導検索方法
JP2003159358A (ja) 体の動かし方を指導するための方法
TWI631978B (zh) 虛擬高爾夫類比裝置及利用其的資訊服務方法
JP2020144233A (ja) 学習支援システム、学習支援装置及びプログラム
CN105847995A (zh) 一种通过弹幕锚点跳转视频位置的方法
CN110947177B (zh) 云游戏教学互动的方法、系统、设备及其计算机可读存储介质
US20030061285A1 (en) Interactive communication system and method using an image
US20180369678A1 (en) System and Apparatus for Sports Training
JP4287231B2 (ja) 画像情報編集システム
US20180272220A1 (en) System and Method of Remotely Coaching a Student's Golf Swing
US20220392361A1 (en) Learning system and learning method
JP2002200210A (ja) 野球におけるスコアメイカーシステムと、自動編集システムと、動作分析システムよりなる情報処理の方法
KR101962916B1 (ko) 골프 스윙 자세 확인 및 교정 시스템
JP4962219B2 (ja) 合成画像出力装置および合成画像出力処理プログラム
WO2015135357A1 (zh) 一种台球辅助训练系统及方法
JP3050448U (ja) ゴルフ指導支援装置
JP5269318B2 (ja) 情報処理システム、情報出力装置、およびプログラム
CN111991782B (zh) 应用于冰球传控训练具有动作捕捉功能的系统
KR102294376B1 (ko) 온라인 골프 레슨 서비스 시스템 및 방법
CN110648404B (zh) 一种互动学习方法及其系统
CN109461351B (zh) 三屏交互的增强现实游戏训练系统
JP2022035896A (ja) 弓術体験・練習用システム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050725

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20071219

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20071225

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080220

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20081125

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090115

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090310

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090326

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120403

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4287231

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120403

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130403

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140403

Year of fee payment: 5

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees