JP2002346012A - トレーナーサポートシステム、トレーナーサポート方法、及びプログラム - Google Patents

トレーナーサポートシステム、トレーナーサポート方法、及びプログラム

Info

Publication number
JP2002346012A
JP2002346012A JP2001154214A JP2001154214A JP2002346012A JP 2002346012 A JP2002346012 A JP 2002346012A JP 2001154214 A JP2001154214 A JP 2001154214A JP 2001154214 A JP2001154214 A JP 2001154214A JP 2002346012 A JP2002346012 A JP 2002346012A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
posture
pointing
trainee
trainer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2001154214A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuhiro Shitan
康裕 士反
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konami Sports Club Co Ltd
Original Assignee
Konami Sports Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Konami Sports Corp filed Critical Konami Sports Corp
Priority to JP2001154214A priority Critical patent/JP2002346012A/ja
Publication of JP2002346012A publication Critical patent/JP2002346012A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Closed-Circuit Television Systems (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
  • Image Analysis (AREA)
  • Image Processing (AREA)
  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 インターネットを介して運動のトレーニーを
トレーニングするトレーナーをサポートするトレーナー
サポート装置を提供する。 【解決手段】 運動のトレーナーをサポートするサポー
トシステムであって、トレーニーの運動を表すトレーニ
ング画像を受信する受信部102と、受信した前記トレ
ーニング画像から、前記トレーニーに指摘すべき前記ト
レーニーの指摘体勢を表す指摘体勢画像を特定する指摘
体勢特定部と、特定された前記指摘体勢画像を前記トレ
ーナーに表示する表示部120とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、トレーナーサポー
トシステム、トレーナーサポート方法、及びプログラム
に関する。特に本発明は、インターネットを介してトレ
ーニーのトレーニングに対してアドバイスを与えるトレ
ーナーをサポートするトレーナーサポートシステム、ト
レーナーサポート方法、及びプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、運動のトレーニーは、トレーナー
から適切なアドバイスを受けることによって、運動の技
術を上達させていく。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、トレーニーの
身近に、トレーニーが必要とするトレーナーがいない場
合が多く、この場合、トレーニーは、適切なアドバイス
を受けることができない。また、トレーニーは、より多
くのトレーナーから、自分に適したトレーナーを選択し
たいという要望を持っている場合もあるが、上述した理
由からこの要望を満たすことは難しかった。
【0004】そこで本発明は、上記の課題を解決するこ
とのできるトレーナーサポートシステム、トレーナーサ
ポート方法、及びプログラムを提供することを目的とす
る。この目的は特許請求の範囲における独立項に記載の
特徴の組み合わせにより達成される。また従属項は本発
明の更なる有利な具体例を規定する。
【0005】
【課題を解決するための手段】即ち、本発明の第1の形
態によると、運動のトレーナーをサポートするサポート
システムであって、トレーニーの運動を表すトレーニン
グ画像を受信する受信部と、受信した前記トレーニング
画像から、前記トレーニーに指摘すべき前記トレーニー
の指摘体勢を表す指摘体勢画像を特定する指摘体勢特定
部と、特定された前記指摘体勢画像を前記トレーナーに
表示する表示部とを備える。
【0006】前記表示部は、前記指摘体勢画像及び前記
指摘体勢に対するコメントを入力すべきコメントフィー
ルドを前記トレーナーに表示してもよい。
【0007】前記指摘体勢特定部は、前記トレーニーの
身体の可動部の位置に基づいて、前記トレーニーの前記
指摘体勢画像を特定してもよい。
【0008】前記トレーニング画像は動画であっっても
よい。前記指摘体勢特定部は、前記トレーニング画像か
ら、前記トレーニーの身体の可動部の移動ベクトルに基
づいて、前記トレーニーの前記指摘体勢画像を特定して
もよい。
【0009】前記指摘体勢の基準となる基準体勢を表す
基準体勢画像を格納する基準体勢画像データベースをさ
らに備えてもよい。前記指摘体勢特定部は、前記トレー
ニング画像のうち前記基準体勢画像データベースに格納
される前記基準体勢画像に類似した画像を前記指摘体勢
画像として特定してもよい。
【0010】前記基準体勢は、前記トレーニーに指摘す
べき指摘体勢を含む基準運動を開始するときの開始体勢
であってもよい。
【0011】前記受信部が受信した前記トレーニング画
像のうち当該トレーニング画像中に表された前記トレー
ニーの運動の開始及び終了を検出する検出部をさらに備
えてもよい。前記指摘体勢特定部は、検索された前記運
動の開始から終了までの間の画像から前記指摘体勢画像
を特定してもよい。
【0012】前記受信部が受信した前記トレーニング画
像のうち当該トレーニング画像中に表された前記トレー
ニーの運動の開始及び終了を検出する検出部をさらに備
えてもよい。前記表示部は、前記運動の開始から終了ま
でを前記トレーナーに表示してもよい。
【0013】前記指摘体勢特定部が、前記指摘体勢画像
を特定した場合に、前記表示部は、前記トレーニング画
像のうち前記運動の開始以降を再生させて、前記トレー
ナーに表示してもよい。
【0014】前記指摘体勢特定部が、前記指摘体勢画像
を特定した場合に、前記表示部は、前記トレーニング画
像のうち前記運動の開始以降をスロー再生させて、前記
トレーナーに表示してもよい。
【0015】前記基準体勢画像データベースは、異なる
前記基準体勢を表す複数の前記基準体勢画像を格納して
もよい。複数の前記基準体勢画像それぞれを、前記トレ
ーニーのレベルを示すレベル情報に対応付けるレベルテ
ーブルをさらに備えてもよい。前記受信部は、前記トレ
ーニーの前記レベル情報をさらに受信してもよく、前記
指摘体勢特定部は、前記レベルテーブルにおいて、複数
の前記基準体勢画像のうち、受信した前記レベル情報に
対応付けられた一の前記基準体勢画像に類似した画像
を、前記指摘体勢画像として特定してもよい。
【0016】前記基準体勢画像データベースに格納され
る前記基準体勢画像は、熟練者の体勢を表す画像であっ
てもよい。
【0017】複数の人物の前記基準体勢画像のそれぞれ
を、年齢、身長、及び体重のうち少なくとも一つを表す
身体情報に対応付ける身体情報テーブルをさらに備えて
もよい。前記受信部は、前記トレーニーの前記身体情報
をさらに受信してもよく、前記指摘体勢特定部は、前記
トレーニング画像のうち、前記身体情報テーブルにおい
て、受信した前記身体情報に対応付けられた前記基準体
勢画像に類似した画像を、前記指摘体勢画像として特定
してもよい。
【0018】前記基準体勢画像データベースは、同一の
基準体勢に対応する、複数の基準体勢画像を格納しても
よい。前記指摘体勢特定部は、前記トレーニング画像の
うち、前記基準体勢画像データベースに格納される複数
の基準体勢画像のうち一の基準体勢画像に類似した画像
を、前記指摘体勢画像として特定してもよい。
【0019】前記基準体勢画像を、当該基準体勢画像に
示された基準体勢を指摘すべきトレーニーのトレーニン
グの目的を示す目的情報に対応付ける目的テーブルをさ
らに備えてもよい。前記受信部は、前記トレーニーの前
記目的情報をさらに受信してもよく、前記指摘体勢特定
部は、前記トレーニング画像のうち、前記目的テーブル
において、受信した前記目的情報に対応付けられた前記
基準体勢画像に類似した画像を、前記指摘体勢画像とし
て特定してもよい。
【0020】前記基準体勢画像データベースは、前記ト
レーニーに指摘すべき指摘体勢を含む基準運動を表す基
準運動画像をさらに格納してもよい。前記受信部が受信
した前記トレーニング画像中に表される前記運動の開始
及び終了を検出する検出部と、検出された前記運動の開
始及び終了のタイミング及び前記基準体勢画像データベ
ースに格納される前記基準運動画像に表された前記基準
運動の開始及び終了それぞれのタイミングに基づいて、
前記基準運動画像及び前記トレーニング画像のうち少な
くとも一方の再生速度をかえ、前記基準運動画像及び前
記トレーニング画像それぞれに表された前記運動の開始
から、前記基準運動画像及び前記トレーニング画像を同
時に前記トレーニーに表示するアドバイス画像を作成す
るアドバイス画像作成部とをさらに備えてもよい。
【0021】前記受信部が受信した前記トレーニング画
像のうち、少なくとも前記指摘体勢含む運動画像を過去
運動画像として、前記トレーニーを識別するトレーニー
識別情報に対応付けて格納するトレーニーデータベース
と、前記受信部が受信した前記トレーニング画像に表さ
れた前記運動の開始及び終了を検出する検出部と、検出
された前記運動の開始及び終了のタイミング及び前記ト
レーニーデータベースに格納される前記過去運動画像に
表された前記運動の開始及び終了それぞれのタイミング
に基づいて、前記過去運動画像及び前記トレーニング画
像のうち少なくとも一方の再生速度をかえ、前記過去運
動画像及び前記トレーニング画像それぞれが表す前記運
動の開始から、前記過去運動画像及び前記トレーニング
画像を同時にトレーニーに表示するアドバイス画像を作
成するアドバイス画像作成部とをさらに備えてもよい。
【0022】前記基準体勢画像データベースは、前記ト
レーニーに指摘すべき指摘体勢を含む基準運動を表す基
準運動画像をさらに格納してもよい。前記指摘画像特定
部は、前記受信部が受信した前記トレーニング画像に表
される前記運動と、前記基準体勢画像データベースに格
納される前記基準運動画像に表される前記基準運動とが
異なり始めるタイミングに基づいて前記指摘体勢画像を
特定してもよい。
【0023】複数の前記基準体勢画像それぞれに対応付
けて、前記基準体勢についての複数のコメントを格納す
るコメントデータベースをさらに備えてもよい。前記指
摘体勢特定部が前記指摘体勢画像を特定すると、前記表
示部は、前記コメントデータベースにおいて前記指摘体
勢画像に対応付けて格納された複数の前記コメントを表
示してもよい。表示された複数の前記コメントの一つが
選択された場合に、選択された前記コメントと前記指摘
体勢画像とを対応付けることにより前記トレーニーに表
示するアドバイス画像を作成するアドバイス画像作成部
をさらに備えてもよい。
【0024】前記基準体勢画像に対応付けて、前記基準
体勢についてのコメントを格納するコメントデータベー
スと、前記トレーナーからトレーナーコメントを入力す
るコメント入力部とをさらに備えてもよい。前記コメン
ト入力部が前記トレーナーコメントを入力すると、前記
指摘体勢特定部は、前記コメントデータベースにおいて
前記トレーナーコメントと同一のコメントに対応付けて
格納される前記基準体勢画像に類似した画像を、前記指
摘体勢画像として特定してもよい。
【0025】本発明の第2の形態としては、運動のトレ
ーナーをサポートするサポート方法であって、トレーニ
ーの運動を表すトレーニング画像を受信する受信段階
と、受信した前記トレーニング画像から、前記トレーニ
ーに指摘すべき前記トレーニーの指摘体勢を表す指摘体
勢画像を特定する指摘体勢特定段階と、特定された前記
指摘体勢画像を前記トレーナーに表示する表示段階とを
備える。
【0026】本発明の第3の形態としては、運動のトレ
ーナーをサポートするコンピュータ用のプログラムであ
って、トレーニーの運動を表すトレーニング画像を受信
する受信モジュールと、受信した前記トレーニング画像
から、前記トレーニーに指摘すべき前記トレーニーの指
摘体勢を表す指摘体勢画像を特定する指摘体勢特定モジ
ュールと、特定された前記指摘体勢画像を前記トレーナ
ーに表示する表示モジュールとを備える。
【0027】なお上記の発明の概要は、本発明の必要な
特徴の全てを列挙したものではなく、これらの特徴群の
サブコンビネーションも又発明となりうる。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、発明の実施の形態を通じて
本発明を説明するが、以下の実施形態はクレームにかか
る発明を限定するものではなく、又実施形態の中で説明
されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に
必須であるとは限らない。
【0029】尚、詳細な説明中に記載の「プレーヤーテ
ーブル」は、特許請求の範囲に記載の「目的テーブ
ル」、「レベルテーブル」、及び「身体情報テーブル」
の一例である。すなわち、「プレーヤーテーブル」は、
「目的テーブル」、「レベルテーブル」、及び「身体情
報テーブル」を含む。また、詳細な説明中に記載の「プ
レーヤー画像データベース」及び「入力部」は、それぞ
れ特許請求の範囲に記載の「基準体勢画像データベー
ス」及び「コメント入力部」の一例である。
【0030】図1は、運動のトレーナーをサポートする
トレーナーサポート装置100を含むトレーナーサポー
トシステムを示す。例えば、野球のトレーニーは、バッ
ティングフォームを指導してほしい場合、自分のバッテ
ィングフォームを撮影する。トレーニーは、バッティン
グフォームを示す動画データ、すなわちトレーニーの運
動を表すトレーニング画像をインターネット10を介し
てトレーナーサポート装置100に送信する。
【0031】トレーナーサポート装置100は、トレー
ニング画像を受信し、トレーニング画像から、トレーニ
ーに指導すべき体勢、すなわち指摘すべき指摘体勢を検
出する。指摘体勢の具体例としては、バッティングフォ
ームの場合、バットとボールのインパクトとその前後の
体勢である。トレーナーサポート装置100は、検出し
た指摘体勢を表す指摘体勢画像と指摘体勢に対して指導
すべきコメントを埋め込んだアドバイス画像を作成す
る。トレーナーサポート装置100は、インターネット
10を介して、アドバイス画像をトレーニーに提供す
る。
【0032】このように、トレーナーサポート装置10
0を用いることで、インターネット10を介して、トレ
ーニーにトレーニングについてのアドバイスを提供する
ことができる。従って、トレーニーは、近くに指導者が
いない場合でも、自分のプレーを表すトレーニング画像
をトレーナーサポート装置100に送り、これに対して
返信されたアドバイス画像によって、指導を受けること
ができる。図2以降で、本実施の形態におけるトレーナ
ーサポート装置100について説明する。
【0033】図2は、トレーナーサポート装置100を
示す機能ブロック図である。トレーナーサポート装置1
00の一連の動作は、主にCPUとROM及びRAMに
格納されたプログラムの共働によって実現される。但
し、それ以外の構成要素によってトレーナーサポート装
置100が実現されてもよく、その設計の自由度は高
い。トレーナーサポート装置100は、受信部102と
プレーヤー決定部104と、検出部106と、指摘体勢
画像特定部108と、アドバイス画像作成部112と、
表示部120と、入力部122と、プレーヤーテーブル
130と、プレーヤー画像データベース132と、トレ
ーニーデータベース134と、コメントデータベース1
36とを備える。
【0034】受信部102は、インターネット10を介
して端末装置20からトレーニーの運動を表す動画であ
るトレーニング画像を受信する。受信部102は、さら
にインターネット10を介して端末装置20からトレー
ニーに関するトレーニー情報を受信する。トレーニー情
報は、トレーニーの性別、年齢、身長、及び体重のうち
少なくとも一つを表す身体情報と、トレーニーのトレー
ニングの目的を示す目的情報と、トレーニーのトレーニ
ングしている運動におけるレベルを示すレベル情報とを
含む。
【0035】プレーヤーテーブル130は、見本となる
複数のプレーヤーの運動を表す動画である基準運動画像
及び、基準運動画像中において、指摘体勢画像に対応す
る体勢を表す静止画である基準体勢画像をそれぞれ格納
する。見本となるプレーヤーとは、例えばプロ野球の選
手など、そのスポーツの熟練者である。プレーヤーテー
ブル130は、基準運動画像及び基準体勢画像を、トレ
ーニー情報に対応付ける。
【0036】プレーヤー決定部104は、受信部102
からトレーニー情報を受け取り、トレーニー情報に基づ
いて、プレーヤーテーブル130を利用して、トレーニ
ーに適したプレーヤーを決定する。
【0037】検出部106は、受信部102からトレー
ニング画像を受け取り、トレーニング画像中に含まれ
る、トレーニーの運動の開始を表す運動開始フレーム及
び運動の終了を表す運動終了フレームを検出する。
【0038】指摘体勢画像特定部108は、プレーヤー
決定部104が決定した基準体勢画像をプレーヤー画像
データベース132から抽出する。指摘体勢画像特定部
108は、トレーニング画像のうち、検出部106が検
出した運動開始フレームから運動終了フレームまでの間
で、基準体勢画像に類似したフレームを検索し、検索さ
れたフレームを指摘体勢画像として特定する。このと
き、指摘体勢画像特定部108は、以下に説明するよう
に、トレーニング画像からトレーニーの身体の可動部に
おける移動ベクトルに基づいてトレーニーの指摘画像を
特定する。
【0039】例えば、トレーニング画像が、トレーニー
のバッティングフォームの画像である場合、指摘体勢画
像特定部108は、基準体勢画像に表されるプレーヤー
の腕の移動ベクトル及びトレーニング画像に表されるト
レーニーの腕の移動ベクトルに基づいて、トレーニング
画像から基準体勢画像に類似した体勢を表すフレームを
検出し、検出されたフレームを指摘体勢画像として特定
する。
【0040】すなわち、指摘体勢画像特定部108は、
プレーヤーの腕の移動ベクトル及びトレーナーの腕の移
動ベクトルを比較し、プレーヤーの腕の移動ベクトルに
最も近い体勢を表すフレームをトレーニング画像から検
出し、検出されたフレームを指摘体勢画像として特定す
る。ここで、腕の移動ベクトルは、トレーニーがバッテ
ィングフォームをするときの、腕の移動の速度ベクト
ル、及び移動の加速度を示す加速度ベクトルの一方ある
いは両方である。このように、指摘体勢画像特定部10
8は、トレーニーの身体の可動部の位置及び移動ベクト
ルに基づいて、トレーニーの指摘体勢画像を自動的に特
定することができる。
【0041】また、プレーヤー画像データベース132
は、トレーニーの指摘体勢画像に対する見本となる基準
体勢画像を予め格納している。従って、指摘体勢画像特
定部108は、トレーニング画像から基準体勢画像に類
似する体勢を表すフレームを検索することによって、指
摘体勢画像を特定することができる。
【0042】指摘体勢画像特定部108は、また、特定
した指摘体勢画像を、トレーニーを識別する識別情報に
対応付けてトレーニーデータベース134に格納する。
指摘体勢画像特定部108は、特定された指摘体勢画像
を表示部120に表示させる。
【0043】表示部120は、受信したトレーニング画
像及びトレーニーに提供するアドバイス画像を表示す
る。入力部122は、トレーナーからの入力を受け付け
る。
【0044】トレーニーデータベース134は、受信部
102が受信したトレーニング画像のうち、少なくとも
指摘体勢画像を含む運動を表す画像を過去運動画像とし
て、このトレーニング画像のトレーナーを識別するトレ
ーナー識別情報に対応付けて格納する。過去運動画像
は、トレーニング画像であってもよく、トレーニング画
像のうちの一部分の画像であってもよく、また、トレー
ニング画像のうち、例えば、腕を表す部分のみを抽出し
た画像であってもよい。コメントデータベース136
は、複数の基準体勢画像それぞれに対応付けて、前記基
準体勢についての複数のコメントを格納する。
【0045】アドバイス画像作成部112は、入力部1
22からの入力に基づいて、プレーヤー画像データベー
ス132から基準運動画像及び基準体勢画像を抽出し、
さらに、コメントデータベース136からコメントを抽
出する。アドバイス画像作成部112は、指摘体勢特定
部が特定した指摘体勢及び、これに対応する基準体勢を
埋め込んだアドバイス画像を作成する。アドバイス画像
作成部112は、さらに指摘体勢画像に適したコメント
をアドバイス画像に埋め込む。アドバイス画像作成部1
12は、作成したアドバイス画像をトレーニーの端末装
置20に送信する。アドバイス画像作成部112は、ア
ドバイス画像を作成すると、トレーニーデータベース1
34にアドバイス画像に関する情報を、過去運動画像と
して格納する。
【0046】図3は、プレーヤーテーブル130のデー
タ構成を示す。プレーヤーテーブル130は、プレーヤ
ー名フィールドと、身体情報フィールドと、目的フィー
ルドと、レベルフィールドとを有する。プレーヤー名フ
ィールドは、プレーヤーを識別するプレーヤー識別情報
が格納される。本実施の形態におけるプレーヤーを識別
する情報は、プレーヤーの氏名である。
【0047】身体情報フィールドは、トレーニーの身体
情報が属する区分を示す身体区分を格納する。ここで、
身体区分は、トレーニーの身体情報、すなわち性別、年
齢、身長、及び体重に基づいて決定される。例えば、男
性、身長170cm以上、体重70kg以上のトレーニ
ーは、身体区分1に属し、また例えば、身長160cm
〜170cm、体重50kg〜60kgのトレーニー
は、身体区分2に分類されてもよい。このように、プレ
ーヤーテーブル130は、身体情報を、複数の身体区分
に分類して、身体情報とプレーヤー名とを対応付けてい
る。
【0048】目的フィールドは、例えば、プロ志望、体
力維持、及び減量など、トレーニーのトレーニングの目
的を示す目的情報を格納する。レベルフィールドは、ト
レーニーの運動のレベルを示すレベル情報を格納する。
レベル情報は、例えば、経験年数であってもよい。例え
ば、経験年数3年以上がレベル10に対応し、経験年数
2年〜3年がレベル9に対応し、経験年数3ヶ月未満が
レベル1に対応するようなレベルが設定されていてもよ
い。
【0049】例えば、本図においては、身体区分1、プ
ロ志望、レベル10のトレーニー情報に対して、プレー
ヤーAが対応付けられている。従って、受信部102
が、このトレーニー情報に該当するトレーニーのトレー
ニング画像を受信した場合に、指摘体勢画像特定部10
8は、プレーヤーAの基準体勢画像を利用して、指摘体
勢画像を特定することができる。
【0050】このように、プレーヤーテーブル130
は、プレーヤーと、トレーニーの身体情報、トレーニン
グの目的、及びレベルを対応付ける。従って、プレーヤ
ー決定部104は、プレーヤーテーブル130を利用す
ることによって、受信部102が受信したトレーニー情
報に含まれる、身体情報、目的、及びレベルに基づい
て、トレーニーに適するプレーヤーを決定することがで
きる。
【0051】他の例としては、プレーヤーテーブル13
0は、スポーツの種類とプレーヤーとを対応付けてもよ
い。これによって、プレーヤー決定部104は、複数の
スポーツそれぞれに適したプレーヤーを決定することが
できる。
【0052】図4は、プレーヤー画像データベース13
2のデータ構成を示す。プレーヤー画像データベース1
32は、異なる基準体勢を表す複数の基準体勢画像を、
各プレーヤー毎に格納する。プレーヤー画像データベー
ス132は、プレーヤー名フィールドと、基準運動画像
フィールドと、開始画像フィールドと、終了画像フィー
ルドと、基準体勢画像フィールドとを有する。
【0053】プレーヤー名フィールドは、プレーヤーを
識別する情報を格納する。プレーヤー識別情報は、例え
ばプレーヤーの氏名であってもよい。運動画像フィール
ドは、見本となる基準運動、すなわち指摘体勢に対応す
る基準体勢を含む運動を表す動画である基準運動画像を
格納する。運動開始画像フィールドは、基準運動画像中
の運動開始フレームを表す基準体勢画像を格納する。運
動終了画像フィールドは、基準運動画像中のプレーヤー
の運動終了フレームを表す基準体勢画像を格納する。図
中の基準体勢画像1フィールド及び基準体勢画像2フィ
ールドは、それぞれ基準運動画像中のプレーヤーの運動
のうち、別々の基準体勢を表すフレームである基準体勢
画像を格納する。すなわち、基準体勢画像1フィール
ド、基準体勢画像2フィールドは、同一の基準運動画像
に含まれる、異なる基準体勢を表す基準体勢画像を対応
付けて格納する。
【0054】このように、プレーヤー画像データベース
132は、プレーヤー名に対応付けて、各プレーヤーの
基準運動に関する情報を格納する。従って、指摘体勢画
像特定部108は、プレーヤー画像データベース132
から、プレーヤー決定部104によって決定されたプレ
ーヤーの基準運動に関する情報を抽出することができ
る。
【0055】このように、プレーヤーテーブル130及
びプレーヤー画像データベース132により、基準運動
画像及び基準体勢画像は、トレーニー情報、すなわち身
体情報、目的情報、及びレベル情報に対応付けられてい
る。従って、指摘体勢画像特定部108は、複数の基準
体勢画像のうち、プレーヤーテーブル130及びプレー
ヤー画像データベース132において、受信部102が
受信したトレーニー情報に対応付けられた一の基準体勢
画像に類似した画像を指摘体勢画像として特定すること
ができる。従って、指摘体勢画像特定部108は、トレ
ーニーに最も適したプレーヤーをプレーヤーの基準体勢
画像を利用して、指摘体勢画像を特定することができ
る。
【0056】本実施の形態においては、基準体勢画像及
びこれに対応する基準運動画像は、プレーヤー画像デー
タベース132において、それぞれに対応付けられてい
るプレーヤーを介して、プレーヤーテーブル130に格
納されるレベル情報、目的情報、及び身体情報に対応付
けられている。すなわち、本実施の形態においては、特
許請求の範囲に記載の「レベルテーブル」、「身体情報
テーブル」、及び「目的テーブル」は、本実施の形態に
おけるプレーヤーテーブル130と、プレーヤー画像デ
ータベース132によって実現されている。
【0057】図5は、トレーニーデータベース134の
データ構成を示す。トレーニーデータベース134は、
各ユーザ毎のテーブルを有する。各テーブルは、受信日
フィールドと、過去運動画像フィールドと、基準運動画
像フィールドと、指摘体勢画像フィールドと、基準体勢
画像フィールドと、コメントフィールドとを有する。受
信日フィールドは、過去運動画像を受信した日時を格納
する。過去運動画像フィールドは、過去運動画像を格納
する。基準運動画像フィールドは、過去運動画像からア
ドバイス画像を作成するときに利用した基準運動画像を
格納する。指摘体勢画像フィールドは、過去運動画像か
ら特定された指摘体勢画像を格納する。基準体勢画像フ
ィールドは、指摘体勢画像に対応する基準体勢画像を格
納する。コメントフィールドは、対応する指摘体勢画像
に対するコメントを格納する。
【0058】このようにトレーニーデータベース134
は、トレーニー識別情報に対応づけて、各トレーニーか
ら受信したトレーニング画像を過去運動画像として蓄積
していく。従って、過去の自分の運動画像と今回のトレ
ーニーの運動画像とを比較することができる。
【0059】図6は、コメントデータベース136のデ
ータ構成を示す。コメントデータベース136は、基準
体勢画像フィールドとコメントフィールドとを有する。
基準体勢画像フィールドは、基準体勢画像を格納する。
コメントフィールドは、基準体勢画像に対する複数のコ
メントを格納する。コメントデータベース136は、複
数の基準体勢画像それぞれに対応づけて、これらの基準
体勢画像に対してコメントすべき内容を格納する。
【0060】従って、アドバイス画像作成部112は、
指摘体勢画像特定部108が、指摘体勢画像を特定する
ときに利用した基準体勢画像に基づいて、コメントデー
タベース136に基準体勢画像に対応付けて格納されて
いる複数のコメントを抽出することができる。すなわ
ち、指摘体勢画像特定部108が、基準体勢画像に類似
する指摘体勢画像を特定すると、アドバイス画像作成部
112は、自動的にこれに対応するコメントを抽出する
ことができる。
【0061】図7は、トレーナーサポート装置100の
動作を示すフローチャートである。受信部102は、イ
ンターネット10を介して端末装置20からトレーニン
グ画像及びトレーニーのトレーニー情報を受信する(S
100)。次に、プレーヤー決定部104は、受信部1
02からトレーニー情報を受け取る。プレーヤー決定部
104は、プレーヤーテーブル130を利用して、トレ
ーニー情報に対応するプレーヤー、すなわち、トレーナ
ーが見本とするプレーヤーを決定する(S102)。次
に、検出部106及び指摘体勢画像特定部108は、決
定されたプレーヤーの基準体勢及び基準運動に基づい
て、トレーニング画像から指摘体勢画像を特定する(S
104)。次に、アドバイス画像作成部112は、トレ
ーナーからの指示に基づいて、指摘体勢画像、指摘体勢
画像に対応する基準体勢画像、及び指摘体勢画像に対す
るコメントを埋め込んだアドバイス画像を作成する。ア
ドバイス画像作成部112は、アドバイス画像を、イン
ターネット10を介して端末装置20に送信する(S1
06)。以上で、トレーナーサポート装置100の動作
は終了する。
【0062】このように、トレーナーサポート装置10
0は、トレーニング画像及びトレーニー情報を受信する
と、自動的に指摘体勢画像を抽出し、受信したトレーニ
ー情報に基づいて、アドバイス画像を作成することがで
きる。
【0063】図8は、図7における指摘体勢画像特定段
階(S104)におけるトレーナーサポート装置100
の詳細な動作を示すフローチャートである。検出部10
6は、受信部102からトレーニング画像を受け取り、
トレーニング画像中から運動開始フレーム及び運動終了
フレームを検出する(S200)。次に、指摘体勢画像
特定部108は、検出部106が検出した運動開始フレ
ーム及び運動終了フレームが再生されるタイミングを検
出する(S202)。次に、指摘体勢画像特定部108
は、プレーヤー決定部104が決定したプレーヤー、す
なわちトレーナーの見本となるプレーヤーの基準体勢画
像を、プレーヤーデータベース132から抽出する(S
204)。
【0064】次に、指摘体勢画像特定部108は、抽出
した基準体勢画像に類似する体勢を検出し、トレーニン
グ画像から検出された体勢を指摘体勢画像として特定す
る(S206)。指摘体勢画像特定部108は、トレー
ニング画像中の運動終了フレームまで指摘体勢画像を検
索し、運動終了フレームに達すると(S208)、S1
06へ進む。
【0065】図9は、図7におけるアドバイス画像提供
段階(S106)において表示部120に表示される画
面を示す。図9(A)は、受信部102が受信したトレ
ーニング画像中から特定された、複数の指摘体勢画像を
表示する表示部120を示す。トレーナーは、入力部1
22を介して、表示部120に表示された複数の指摘体
勢画像から所望の指摘体勢画像を選択する。図9(B)
は、トレーナーが一の指摘体勢画像を選択した場合に表
示部120に表示される画面を示す。表示部120は、
選択された指摘体勢画像、指摘体勢画像に対応する基準
体勢画像、及び選択された指摘体勢画像に対応付けてコ
メントデータベース136に格納されている複数のコメ
ントを表示する。トレーナーは、入力部122を介し
て、表示部120に表示された複数のコメントのうち、
トレーニーに適したコメントを選択することができる。
【0066】図9(C)は、トレーニーに提供するアド
バイス画像を表示する表示部120を示す。このよう
に、トレーナーが指摘体勢画像及びコメントを選択する
と、トレーナーに提供するアドバイス画像が完成する。
図10を用いて、このときのトレーナーサポート装置1
00の詳細な動作を説明する。
【0067】図10は、図7のアドバイス画像提供段階
(S106)における、トレーナーサポート装置100
の詳細な動作を示すフローチャートである。表示部12
0は、指摘体勢画像特定部108によって特定された複
数の指摘体勢画像をトレーナーに対して表示する(S3
00)。このとき、図9(A)の画面がトレーナーに表
示される。次に、入力部122は、表示部120が表示
した複数の指摘体勢画像から指摘体勢画像を選択する旨
を示す選択指示をトレーナーから入力される(S30
2)。次に、アドバイス画像作成部112は、入力部1
22から選択指示を受け取る。アドバイス画像作成部1
12は、選択指示が示す指摘体勢画像に対応する基準体
勢画像をプレーヤー画像データベース132から抽出
し、さらに基準体勢画像に対応する複数のコメントをコ
メントデータベース136から抽出する(S304)。
【0068】次に、アドバイス画像作成部112は、選
択された指摘体勢画像、抽出された基準体勢画像、及び
複数のコメントを表示部120に表示する(S30
6)。次に、入力部122は、表示部120が表示する
複数のコメントから所定のコメントを選択するコメント
選択指示をトレーナーから入力する(S308)。コメ
ント選択指示は、一のコメントまたは二以上のコメント
を選択することを示す。アドバイス画像作成部112
は、入力部122からコメント選択指示を受け取ると、
アドバイス画像に選択されたコメントを埋め込んで、表
示部120に表示する。さらに、入力部122を介して
トレーナーからコメントが入力され、アドバイス画像に
入力されたコメントが埋め込まれる(S310)。この
ように、トレーナーは、表示部120に表示された内容
を確認し、所定の選択を行うだけで、自動的にアドバイ
ス画像を作成することができる。
【0069】アドバイス画像として、指摘体勢画像を含
む動画、すなわちトレーニング画像を提供する場合(S
312)、アドバイス画像作成部112は、トレーニン
グ画像に表されるトレーニーの運動及び基準運動画像に
表されるプレーヤーの運動開始のタイミングを合わせる
(S314)。次に、アドバイス画像作成部112は、
トレーナーの運動及びプレーヤーの運動のタイミングが
一致するように、トレーニング画像及び基準運動画像の
うちいずれか一方の再生速度をかえる(S316)。以
上で、アドバイス画像が完成する。このように、動画を
埋め込んだアドバイス画像を作成することができるの
で、動画を表示して、修正すべきポイントを指摘するこ
とができる。
【0070】次に、アドバイス画像作成部112は、完
成したアドバイス画像をインターネット10を介して端
末装置20に送信する(318)。アドバイス画像とし
て静止画を提供する場合は、S312からS318にジ
ャンプする。以上で、アドバイス画像提供段階(S10
6)におけるトレーナーサポート装置100の詳細な動
作が終了する。このとき、アドバイス画像作成部112
は、アドバイス画像を作成するときに利用した情報をト
レーニーデータベース134に格納する。
【0071】さらに、トレーナーが入力したコメント
を、対応する基準体勢画像に対応付けて、コメントデー
タベース136に格納してもよい。これによって、さら
にコメントが蓄積されるので、トレーナーは、再び同じ
コメントを入力する手間を省くことができる。
【0072】他の例としては、アドバイス画像作成部1
12は、トレーニング画像のうち、指摘体勢画像を含む
動作を表す部分のみをアドバイス画像に含めてもよい。
また他の例としては、アドバイス画像作成部112は、
トレーナーの身体のうち、トレーナーに指摘すべき部分
のみを表示する画像をアドバイス画像に含めてもよい。
【0073】さらに他の例としては、アドバイス画像に
含める動画は、スロー再生されるようにトレーニング画
像及び基準運動画像の再生速度を変更してもよい。これ
によって、トレーナーは、指摘されたポイントを正確に
把握することができる。
【0074】図11は、トレーナーサポート装置100
のハードウェア構成を示す図である。トレーナーサポー
ト装置100は、CPU700と、ROM702と、R
AM704と、通信インタフェース706と、ハードデ
ィスクドライブ708と、データベースインタフェース
710と、フロッピーディスクドライブ712と、CD
−ROMドライブ714とを備える。CPU700は、
ROM702及びRAM704に格納されたプログラム
に基づいて動作する。通信インタフェース706は、イ
ンターネット10を介して外部と通信する。データベー
スインタフェース710は、データベースへのデータの
書込、及びデータベースの内容の更新を行う。格納装置
の一例としてのハードディスクドライブ708は、設定
情報及びCPU700が動作するプログラムを格納す
る。
【0075】フロッピーディスクドライブ712はフロ
ッピーディスク(商標)720からデータまたはプログ
ラムを読み取りCPU700に提供する。CD−ROM
ドライブ714はCD−ROM722からデータまたは
プログラムを読み取りCPU700に提供する。通信イ
ンタフェース706は、インターネット10に接続して
データを送受信する。データベースインタフェース71
0は、各種データベース724と接続してデータを送受
信する。
【0076】CPU700が実行するソフトウエアは、
フロッピーディスク720またはCD−ROM722等
の記録媒体に格納されて利用者に提供される。記録媒体
に格納されたソフトウエアは圧縮されていても非圧縮で
あってもよい。ソフトウエアは記録媒体からハードディ
スクドライブ708にインストールされ、RAM704
に読み出されてCPU700により実行される。
【0077】記録媒体に格納されて提供されるソフトウ
エア、即ちハードデイスクドライブ708にインストー
ルされるソフトウェアは、機能構成として、受信モジュ
ールと、プレーヤー決定モジュールと、検出モジュール
と、指摘体勢画像特定モジュールと、アドバイス画像作
成モジュールとを有する。前記各モジュールがコンピュ
ータに働きかけて、CPU700に行わせる処理は、そ
れぞれ本実施形態のトレーナーサポート装置100にお
ける、対応する部材の機能及び動作と同一であるから、
説明を省略する。
【0078】図11に示した、記録媒体の一例としての
フロッピーディスク720またはCD−ROM722に
は、本出願で説明した全ての実施形態におけるトレーナ
ーサポート装置100の動作の一部または全ての機能を
格納することができる。
【0079】これらのプログラムは記録媒体から直接R
AMに読み出されて実行されても、一旦ハードディスク
ドライブにインストールされた後にRAMに読み出され
て実行されてもよい。更に、上記プログラムは単一の記
録媒体に格納されても複数の記録媒体に格納されてもよ
い。又、符号化した形態で格納されていてもよい。
【0080】記録媒体としては、フロッピーディスク、
CD−ROMの他にも、DVD等の光学記録媒体、MD
等の磁気記録媒体、PD等の光磁気記録媒体、テープ媒
体、磁気記録媒体、ICカードやミニチュアーカードな
どの半導体メモリー等を用いることができる。又、専用
通信ネットワークやインターネットに接続されたサーバ
システムに設けたハードディスクまたはRAM等の格納
装置を記録媒体として使用し、通信網を介してプログラ
ムをトレーナーサポート装置100に提供してもよい。
このような記録媒体は、トレーナーサポート装置100
を製造するためのみに使用されるものであり、そのよう
な記録媒体の業としての製造および販売等が本出願に基
づく特許権の侵害を構成することは明らかである。
【0081】次に第2実施形態におけるトレーナーサポ
ート装置100について説明する。図7を用いて説明し
た、第1実施形態における指摘体勢画像特定段階(S1
04)で、本実施の形態におけるトレーナーサポート装
置100の表示部120は、トレーナーに対しトレーニ
ング画像を表示する。この点で、指摘体勢画像特定部1
08が特定した指摘体勢画像をトレーナーに提示する第
1実施形態のトレーナーサポート装置100と異なる。
本実施の形態においては、トレーナーが、入力部122
を介してコメントを入力すると、指摘体勢画像特定部1
08は、コメントデータベース136において、入力さ
れたコメント及び入力されたコメントに類似するコメン
トに対応付けて格納されている基準体勢画像を抽出し、
これに類似する体勢をトレーニング画像から検索する。
このように、本実施の形態におけるトレーナーサポート
装置100は、入力されたコメントに基づいて、指摘体
勢画像を特定することができる。図12及び図13を用
いて、本実施の形態における指摘体勢画像特定段階(S
104)におけるトレーナーサポート装置100の詳細
な動作を説明する。
【0082】図12は、トレーニング画像を表示する表
示部120を示す。表示部120に表示される画面に
は、コメントを入力すべきコメントフィールドが設けら
れている。トレーナーからコメントフィールドにコメン
トが入力されると、入力されたコメントに基づいて、指
摘体勢画像が特定される。
【0083】図13は、第2実施形態におけるトレーナ
ーサポート装置100の指摘体勢画像特定段階S104
における詳細な動作を示すフローチャートである。検出
部106は、受信部102から受け取ったトレーニング
画像のうちトレーニーの運動の運動開始フレーム及び運
動終了フレームを検出する(S400)。次に、表示部
120は、検索された運動開始フレームから運動終了フ
レームまでを再生し、トレーナーに表示する(S40
2)。他の例としては、トレーニング画像は、スロー再
生されてもよい。
【0084】トレーナーは、再生されたトレーニング画
像に表された運動中の所定の体勢に対するコメントを、
表示部120が表示するコメントフィールドに入力す
る。このとき、入力部122は、コメントフィールドに
入力されたコメントを入力する(S404)。指摘体勢
画像特定部108は、入力部122からコメントを受け
取る。指摘体勢画像特定部108は、コメントデータベ
ース136において、入力部122から受け取ったコメ
ントに対応付けられている基準体勢画像を、プレーヤー
画像データベース132から抽出する(S406)。こ
のように、コメントデータベース136は、基準体勢画
像と、基準体勢画像に対応する指摘体勢画像に対するコ
メントとを対応付けて格納しているので、指摘体勢画像
特定部108は、コメントが入力された場合に、入力さ
れたコメントがされるべき指摘体勢画像に対応する基準
体勢画像を抽出することができる。
【0085】他の例としては、コメントフィールドにか
えて、複数のコメントが表示されてもよい。この場合、
トレーナーが、表示されるコメントのうち所望のコメン
トを選択すると、指摘体勢画像特定部108は、これに
対応付けてコメントデータベース136において、選択
されたコメントに対応付けられている基準体勢画像をプ
レーヤー画像データベースから抽出する。
【0086】次に、指摘体勢画像特定部108は、トレ
ーニング画像に表される運動の開始から終了までの間に
おいて、抽出した基準体勢画像に類似する体勢を検索
し、検索された体勢を表す画像フレームを指摘体勢画像
として特定する(S408)。
【0087】このように、本実施の形態におけるトレー
ナーサポート装置100は、トレーナーから入力された
コメントに基づいて、指摘体勢画像を特定することがで
きる。
【0088】第2実施形態におけるトレーナーサポート
装置100の上記以外の構成及び動作は、図1から図1
1を用いて説明した第1実施形態におけるトレーナーサ
ポート装置100の構成及び動作と同様であるので説明
を省略する。
【0089】以上、本発明を実施の形態を用いて説明し
たが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範
囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更又
は改良を加えることができる。その様な変更又は改良を
加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、
特許請求の範囲の記載から明らかである。
【0090】そうした第1の変更例としては、本実施の
形態の指摘体勢画像特定部108は、トレーニー情報に
基づいて決定されたプレーヤーの基準体勢画像に基づい
て指摘体勢画像を特定したが、これにかえて、指摘体勢
画像特定部108は、基準運動画像に基づいて指摘体勢
画像を特定してもよい。この場合、指摘体勢画像特定部
108は、トレーニング画像に表されるトレーニーの運
動と、基準運動画像に表されるプレーヤーの基準運動と
が異なり始めるタイミングに基づいて指摘体勢画像を特
定する。トレーニング画像及び基準運動画像それぞれに
表される運動の開始及び終了のタイミングを合わせて、
トレーニング画像及び基準運動画像を同時に表示させた
場合に、運動が異なり始めるタイミングにおけるトレー
ナーの体勢は、トレーナーに指摘すべき体勢すなわち指
摘体勢である場合が多い。従って、指摘体勢画像特定部
108は、トレーニング画像及び基準運動画像における
運動が異なり始めるタイミングを検出し、このタイミン
グに対応する画像を指摘体勢画像として特定する。これ
によって、指摘体勢画像特定部108は、自動的に指摘
体勢を特定することができる。
【0091】第2の変更例としては、本実施の形態のア
ドバイス画像には、トレーニング画像から特定した指摘
体勢画像と見本となるプレーヤーの基準体勢とを対応さ
せて表示させたが、これにかえてアドバイス画像には、
指摘体勢画像とトレーニーの過去運動画像に対応する指
摘体勢画像とを埋め込んでもよい。この場合、アドバイ
ス画像作成部112は、受信したトレーニング画像及び
トレーニーデータベース134においてトレーニング画
像のトレーニーのトレーニー識別情報に対応付けられた
トレーニーの過去運動画像の指摘体勢画像を抽出する。
さらに、アドバイス画像には、同一のトレーナーのトレ
ーニング画像及び過去運動画像を埋め込んでもよい。こ
れによって、トレーナー及びトレーニーは、トレーニン
グによる上達の程度、スランプの原因等を知ることがで
きる。
【0092】第3の変更例としては、本実施の形態にお
ける基準体勢画像は、指摘体勢画像に対応するプレーヤ
ーの体勢を表す画像であったが、これにかえて、指摘体
勢画像に表される体勢を含む基準運動を開始するときの
開始運動を表す画像を基準体勢画像としてもよい。これ
によって、指摘体勢画像特定部108は、トレーニング
画像から指摘体勢を始める開始位置のフレームを抽出す
ることができる。
【0093】第4の変更例としては、本実施の形態にお
いては、受信部102が受信したトレーニーのトレーニ
ー情報に基づいて見本となるプレーヤーを決定したがこ
れにかえて受信したトレーニング画像が表すトレーナー
の運動とフォームが似ているプレーヤーを選択しこれに
基づいて指摘体勢を決定してもよい。この場合、基本体
勢画像データベース132は、同一の基準体勢に対して
複数の基準体勢画像を格納し指摘体勢画像特定部108
は、受信したトレーニング画像のうちから基本体勢画像
データベース132に格納されている複数の基準体勢画
像のうちから、基準体勢画像に類似した画像を指摘体勢
画像として特定する。
【0094】第5の変更例としては、本実施の形態にお
いては、プレーヤー画像データベース132は、運動開
始画像、運動終了画像、及び基準体勢画像を格納してい
た。これにかえて、それぞれ運動を開始するフレーム、
運動を終了するフレーム、及び基準体勢を表すフレーム
を識別するフレーム識別情報を格納してもよい。プレー
ヤー画像データベース132は、基準運動画像を格納し
ているので、このように、運動を開始するフレームのフ
レーム識別情報が格納されていれば、基準運動画像中の
フレーム識別情報に基づいてフレームを特定することに
よって、運動開始画像を作成することができる。また、
本例では、基準運動画像の他に画像を格納するかわり
に、フレーム識別情報を格納するので、メモリを効率的
に利用することができる。同様に、トレーニーデータベ
ース134は、指摘体勢画像及び基準体勢画像を格納す
るのにかえて、それぞれトレーニング画像中の指摘体勢
を表すフレームを識別するフレーム識別情報及び基準運
動中の基準体勢を表すフレームを識別するフレーム識別
情報を格納してもよい。
【0095】第6の変更例としては、本実施の形態にお
いては、コメントデータベース136は、1つの基準体
勢画像に対応付けて複数のコメントを格納していた。こ
れにかえて、コメントデータベース136は、複数の基
準体勢画像に対応付けて1つまたは2つ以上のコメント
を格納してもよい。この場合、トレーナーから複数の基
準体勢画像に対応する指摘体勢画像が選択されると、ア
ドバイス画像作成部112は、選択された複数の指摘体
勢画像に対応するコメントを表示させる。
【0096】第7の変更例としては、本実施の形態にお
いては、コメントデータベース136は、基準体勢画像
に対応付けてコメントを格納していた。これにかえて、
コメントデータベース136は、基準運動画像に対応付
けてコメントを格納してもよい。これによって、トレー
ニーの運動すなわち動きに関するコメントをアドバイス
画像に含めることができる。
【0097】第8の変更例としては、指摘体勢画像特定
部108は、トレーニング画像に表されたトレーニーの
体の可動部の位置に基づいてトレーニーの指摘体勢を特
定してもよい。すなわち指摘体勢画像特定部108は、
基準体勢画像に表されるプレーヤーの腕の位置及びトレ
ーニング画像に表されるトレーニーの腕の位置を比較
し、プレーヤーの腕の位置及びトレーニーの腕の位置が
最も近くなるフレームをトレーニング画像から検出し、
検出したフレームを指摘体勢画像として特定する。
【0098】第9の変更例としては、本実施の形態にお
いては、プレーヤー決定部104は、トレーニー情報に
基づいて、トレーニーの見本となるプレーヤーを決定し
たが、これにかえて、トレーナーがプレーヤーを決定し
てもよい。
【0099】
【発明の効果】上記説明から明らかなように、本発明に
よれば、インターネットを介して運動のトレーニーをト
レーニングするトレーナーをサポートすることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】トレーナーサポート装置100を含むトレーナ
ーサポートシステムを示す図である。
【図2】トレーナーサポート装置100を示す機能ブロ
ック図である。
【図3】プレーヤーテーブル130のデータ構成を示す
図である。
【図4】プレーヤー画像データベース132のデータ構
成を示す図である。
【図5】トレーニーデータベース134のデータ構成を
示す図である。
【図6】コメントデータベース136のデータ構成を示
す図である。
【図7】トレーナーサポート装置100の動作を示すフ
ローチャートである。
【図8】図7における指摘体勢画像特定段階(S10
4)におけるトレーナーサポート装置100の動作を示
すフローチャートである。
【図9】図7におけるアドバイス画像提供段階(S10
6)において表示部120に表示される画像を示す図で
ある。
【図10】図7におけるアドバイス画像提供段階(S1
06)におけるトレーナーサポート装置100の動作を
示すフローチャートである。
【図11】トレーナーサポート装置100のハードウェ
ア構成を示す図である。
【図12】トレーニング画像を表示する表示部120を
示す図である。
【図13】第2実施形態におけるトレーナーサポート装
置100の指摘体勢画像特定段階(S104)における
詳細な動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
10 インターネット 20 端末装置 100 トレーナーサポート装置 102 受信部 104 プレーヤー決定部 106 検出部 108 指摘体勢画像特定部 110 タイミング検出部 112 アドバイス画像作成部 120 表示部 122 入力部 130 プレーヤーテーブル 132 プレーヤー画像データベース 134 トレーニーデータベース 136 コメントデータベース 700 CPU 702 ROM 704 RAM 706 通信インタフェース 708 ハードディスクドライブ 710 データベースインタフェース 712 フロッピーディスクドライブ 716 CD−ROMドライブ 720 フロッピーディスク 722 CD−ROM 724 各種データベース
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 17/60 502 G06F 17/60 502 G06T 1/00 320 G06T 1/00 320A 7/00 300 7/00 300E 7/20 7/20 B H04N 5/76 H04N 5/76 B 7/18 7/18 R Fターム(参考) 5B057 AA20 CA12 CB12 CC04 CH01 CH11 DA12 DA16 DB02 DC07 DC08 DC33 5B075 ND08 NK06 PQ02 PQ33 PR06 QM08 5C052 AA01 AC08 DD04 5C054 AA02 DA09 FC13 FE16 FE17 GB01 GB13 HA16 5L096 BA20 DA01 FA13 FA67 FA78 HA04 HA08 LA05

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 運動のトレーナーをサポートするサポー
    トシステムであって、 トレーニーの運動を表すトレーニング画像を受信する受
    信部と、 受信した前記トレーニング画像から、前記トレーニーに
    指摘すべき前記トレーニーの指摘体勢を表す指摘体勢画
    像を特定する指摘体勢特定部と、 特定された前記指摘体勢画像を前記トレーナーに表示す
    る表示部とを備えることを特徴とするトレーナーサポー
    トシステム。
  2. 【請求項2】 前記表示部は、前記指摘体勢画像及び前
    記指摘体勢に対するコメントを入力すべきコメントフィ
    ールドを前記トレーナーに表示することを特徴とする請
    求項1に記載のトレーナーサポートシステム。
  3. 【請求項3】 前記指摘体勢特定部は、前記トレーニー
    の身体の可動部の位置に基づいて、前記トレーニーの前
    記指摘体勢画像を特定することを特徴とする請求項1に
    記載のトレーナーサポートシステム。
  4. 【請求項4】 前記トレーニング画像は動画であって、 前記指摘体勢特定部は、前記トレーニング画像から、前
    記トレーニーの身体の可動部の移動ベクトルに基づい
    て、前記トレーニーの前記指摘体勢画像を特定すること
    を特徴とする請求項1に記載のトレーナーサポートシス
    テム。
  5. 【請求項5】 前記指摘体勢の基準となる基準体勢を表
    す基準体勢画像を格納する基準体勢画像データベースを
    さらに備え、 前記指摘体勢特定部は、前記トレーニング画像のうち前
    記基準体勢画像データベースに格納される前記基準体勢
    画像に類似した画像を前記指摘体勢画像として特定する
    ことを特徴とする請求項3または4に記載のトレーナー
    サポートシステム。
  6. 【請求項6】 前記基準体勢は、前記トレーニーに指摘
    すべき指摘体勢を含む基準運動を開始するときの開始体
    勢であることを特徴とする請求項5に記載のトレーナー
    サポートシステム。
  7. 【請求項7】 前記受信部が受信した前記トレーニング
    画像のうち当該トレーニング画像中に表された前記トレ
    ーニーの運動の開始及び終了を検出する検出部をさらに
    備え、 前記指摘体勢特定部は、検索された前記運動の開始から
    終了までの間の画像から前記指摘体勢画像を特定するこ
    とを特徴とする請求項1に記載のトレーナーサポートシ
    ステム。
  8. 【請求項8】 前記受信部が受信した前記トレーニング
    画像のうち当該トレーニング画像中に表された前記トレ
    ーニーの運動の開始及び終了を検出する検出部をさらに
    備え、 前記表示部は、前記運動の開始から終了までを前記トレ
    ーナーに表示することを特徴とする請求項4に記載のト
    レーナーサポートシステム。
  9. 【請求項9】 前記指摘体勢特定部が、前記指摘体勢画
    像を特定した場合に、前記表示部は、前記トレーニング
    画像のうち前記運動の開始以降を再生させて、前記トレ
    ーナーに表示することを特徴とする請求項7に記載のト
    レーナーサポートシステム。
  10. 【請求項10】 前記指摘体勢特定部が、前記指摘体勢
    画像を特定した場合に、前記表示部は、前記トレーニン
    グ画像のうち前記運動の開始以降をスロー再生させて、
    前記トレーナーに表示することを特徴とする請求項9に
    記載のトレーナーサポートシステム。
  11. 【請求項11】 前記基準体勢画像データベースは、異
    なる前記基準体勢を表す複数の前記基準体勢画像を格納
    し、 複数の前記基準体勢画像それぞれを、前記トレーニーの
    レベルを示すレベル情報に対応付けるレベルテーブルを
    さらに備え、 前記受信部は、前記トレーニーの前記レベル情報をさら
    に受信し、 前記指摘体勢特定部は、前記レベルテーブルにおいて、
    複数の前記基準体勢画像のうち、受信した前記レベル情
    報に対応付けられた一の前記基準体勢画像に類似した画
    像を、前記指摘体勢画像として特定することを特徴とす
    る請求項5に記載のトレーナーサポートシステム。
  12. 【請求項12】 前記基準体勢画像データベースに格納
    される前記基準体勢画像は、熟練者の体勢を表す画像で
    あることを特徴とする請求項5に記載のトレーナーサポ
    ートシステム。
  13. 【請求項13】 複数の人物の前記基準体勢画像のそれ
    ぞれを、年齢、身長、及び体重のうち少なくとも一つを
    表す身体情報に対応付ける身体情報テーブルをさらに備
    え、 前記受信部は、前記トレーニーの前記身体情報をさらに
    受信し、 前記指摘体勢特定部は、前記トレーニング画像のうち、
    前記身体情報テーブルにおいて、受信した前記身体情報
    に対応付けられた前記基準体勢画像に類似した画像を、
    前記指摘体勢画像として特定することを特徴とする請求
    項5に記載のトレーナーサポートシステム。
  14. 【請求項14】 前記基準体勢画像データベースは、同
    一の基準体勢に対応する、複数の基準体勢画像を格納
    し、 前記指摘体勢特定部は、前記トレーニング画像のうち、
    前記基準体勢画像データベースに格納される複数の基準
    体勢画像のうち一の基準体勢画像に類似した画像を、前
    記指摘体勢画像として特定することを特徴とする請求項
    5に記載のトレーナーサポートシステム。
  15. 【請求項15】 前記基準体勢画像を、当該基準体勢画
    像に示された基準体勢を指摘すべきトレーニーのトレー
    ニングの目的を示す目的情報に対応付ける目的テーブル
    をさらに備え、 前記受信部は、前記トレーニーの前記目的情報をさらに
    受信し、 前記指摘体勢特定部は、前記トレーニング画像のうち、
    前記目的テーブルにおいて、受信した前記目的情報に対
    応付けられた前記基準体勢画像に類似した画像を、前記
    指摘体勢画像として特定することを特徴とする請求項5
    に記載のトレーナーサポートシステム。
  16. 【請求項16】 前記基準体勢画像データベースは、前
    記トレーニーに指摘すべき指摘体勢を含む基準運動を表
    す基準運動画像をさらに格納し、 前記受信部が受信した前記トレーニング画像中に表され
    る前記運動の開始及び終了を検出する検出部と、 検出された前記運動の開始及び終了のタイミング及び前
    記基準体勢画像データベースに格納される前記基準運動
    画像に表された前記基準運動の開始及び終了それぞれの
    タイミングに基づいて、前記基準運動画像及び前記トレ
    ーニング画像のうち少なくとも一方の再生速度をかえ、
    前記基準運動画像及び前記トレーニング画像それぞれに
    表された前記運動の開始から、前記基準運動画像及び前
    記トレーニング画像を同時に前記トレーニーに表示する
    アドバイス画像を作成するアドバイス画像作成部とをさ
    らに備えることを特徴とする請求項5に記載のトレーナ
    ーサポートシステム。
  17. 【請求項17】 前記受信部が受信した前記トレーニン
    グ画像のうち、少なくとも前記指摘体勢含む運動画像を
    過去運動画像として、前記トレーニーを識別するトレー
    ニー識別情報に対応付けて格納するトレーニーデータベ
    ースと、 前記受信部が受信した前記トレーニング画像に表された
    前記運動の開始及び終了を検出する検出部と、 検出された前記運動の開始及び終了のタイミング及び前
    記トレーニーデータベースに格納される前記過去運動画
    像に表された前記運動の開始及び終了それぞれのタイミ
    ングに基づいて、前記過去運動画像及び前記トレーニン
    グ画像のうち少なくとも一方の再生速度をかえ、前記過
    去運動画像及び前記トレーニング画像それぞれが表す前
    記運動の開始から、前記過去運動画像及び前記トレーニ
    ング画像を同時にトレーニーに表示するアドバイス画像
    を作成するアドバイス画像作成部とをさらに備えること
    を特徴とする請求項5に記載のトレーナーサポートシス
    テム。
  18. 【請求項18】 前記基準体勢画像データベースは、前
    記トレーニーに指摘すべき指摘体勢を含む基準運動を表
    す基準運動画像をさらに格納し、 前記指摘画像特定部は、前記受信部が受信した前記トレ
    ーニング画像に表される前記運動と、前記基準体勢画像
    データベースに格納される前記基準運動画像に表される
    前記基準運動とが異なり始めるタイミングに基づいて前
    記指摘体勢画像を特定することを特徴とする請求項5に
    記載のトレーナーサポートシステム。
  19. 【請求項19】 複数の前記基準体勢画像それぞれに対
    応付けて、前記基準体勢についての複数のコメントを格
    納するコメントデータベースをさらに備え、 前記指摘体勢特定部が前記指摘体勢画像を特定すると、
    前記表示部は、前記コメントデータベースにおいて前記
    指摘体勢画像に対応付けて格納された複数の前記コメン
    トを表示し、 表示された複数の前記コメントの一つが選択された場合
    に、選択された前記コメントと前記指摘体勢画像とを対
    応付けることにより前記トレーニーに表示するアドバイ
    ス画像を作成するアドバイス画像作成部をさらに備える
    ことを特徴とする請求項5に記載のトレーナーサポート
    システム。
  20. 【請求項20】前記基準体勢画像に対応付けて、前記基
    準体勢についてのコメントを格納するコメントデータベ
    ースと、 前記トレーナーからトレーナーコメントを入力するコメ
    ント入力部とをさらに備え、 前記コメント入力部が前記トレーナーコメントを入力す
    ると、前記指摘体勢特定部は、前記コメントデータベー
    スにおいて前記トレーナーコメントと同一のコメントに
    対応付けて格納される前記基準体勢画像に類似した画像
    を、前記指摘体勢画像として特定することを特徴とする
    請求項3または4に記載のトレーナーサポートシステ
    ム。
  21. 【請求項21】 運動のトレーナーをサポートするサポ
    ート方法であって、 トレーニーの運動を表すトレーニング画像を受信する受
    信段階と、受信した前記トレーニング画像から、前記ト
    レーニーに指摘すべき前記トレーニーの指摘体勢を表す
    指摘体勢画像を特定する指摘体勢特定段階と、特定され
    た前記指摘体勢画像を前記トレーナーに表示する表示段
    階とを備えることを特徴とするトレーナーサポート方
    法。
  22. 【請求項22】 運動のトレーナーをサポートするコン
    ピュータのプログラムであって、 トレーニーの運動を表すトレーニング画像を受信する受
    信モジュールと、 受信した前記トレーニング画像から、前記トレーニーに
    指摘すべき前記トレーニーの指摘体勢を表す指摘体勢画
    像を特定する指摘体勢特定モジュールと、 特定された前記指摘体勢画像を前記トレーナーに表示す
    る表示モジュールとを備えることを特徴とするプログラ
    ム。
JP2001154214A 2001-05-23 2001-05-23 トレーナーサポートシステム、トレーナーサポート方法、及びプログラム Withdrawn JP2002346012A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001154214A JP2002346012A (ja) 2001-05-23 2001-05-23 トレーナーサポートシステム、トレーナーサポート方法、及びプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001154214A JP2002346012A (ja) 2001-05-23 2001-05-23 トレーナーサポートシステム、トレーナーサポート方法、及びプログラム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002346012A true JP2002346012A (ja) 2002-12-03

Family

ID=18998599

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001154214A Withdrawn JP2002346012A (ja) 2001-05-23 2001-05-23 トレーナーサポートシステム、トレーナーサポート方法、及びプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002346012A (ja)

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005109885A (ja) * 2003-09-30 2005-04-21 Hitachi Ltd 画像情報編集システム
WO2010084452A1 (en) * 2009-01-21 2010-07-29 Koninklijke Philips Electronics N.V. Method and apparatus for accessing exercise while watching tv
WO2011065563A1 (ja) * 2009-11-30 2011-06-03 楽天株式会社 馬体情報提供システム、馬体の静止画データの抽出方法、馬体の静止画データの抽出プログラム、及びコンピュータ読み取り可能な記録媒体
US8020098B2 (en) 2005-03-24 2011-09-13 Bridgestone Sports Co., Ltd. Video analysis system of swing motion
US8127274B2 (en) 2006-12-01 2012-02-28 Iti Scotland Limited Dynamic intervention with software applications
CN103685862A (zh) * 2012-09-20 2014-03-26 卡西欧计算机株式会社 图像处理装置、图像处理方法
US8715176B2 (en) 2006-01-31 2014-05-06 John P. Lemme Method for automated delivery of personalized physical therapy sessions to treat pain
JP2014115984A (ja) * 2012-11-13 2014-06-26 Okada Denshi Co Ltd 画像比較機能を備えた顧客管理システム、画像比較機能を備えた顧客管理システムを利用したゴルフレッスン支援システム
JP2017037110A (ja) * 2015-08-07 2017-02-16 デジタルセンセーション株式会社 情報処理装置
JP2018088173A (ja) * 2016-11-29 2018-06-07 ケーディーアイコンズ株式会社 情報処理装置
JP2020108823A (ja) * 2015-09-29 2020-07-16 ソニー株式会社 情報処理装置、情報処理方法、およびプログラム
JPWO2022079923A1 (ja) * 2020-10-16 2022-04-21

Cited By (21)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005109885A (ja) * 2003-09-30 2005-04-21 Hitachi Ltd 画像情報編集システム
US8020098B2 (en) 2005-03-24 2011-09-13 Bridgestone Sports Co., Ltd. Video analysis system of swing motion
US8715176B2 (en) 2006-01-31 2014-05-06 John P. Lemme Method for automated delivery of personalized physical therapy sessions to treat pain
US8127274B2 (en) 2006-12-01 2012-02-28 Iti Scotland Limited Dynamic intervention with software applications
WO2010084452A1 (en) * 2009-01-21 2010-07-29 Koninklijke Philips Electronics N.V. Method and apparatus for accessing exercise while watching tv
WO2011065563A1 (ja) * 2009-11-30 2011-06-03 楽天株式会社 馬体情報提供システム、馬体の静止画データの抽出方法、馬体の静止画データの抽出プログラム、及びコンピュータ読み取り可能な記録媒体
JP4794700B2 (ja) * 2009-11-30 2011-10-19 楽天株式会社 馬体情報提供システム、馬体の静止画データの抽出方法、馬体の静止画データの抽出プログラム、及びコンピュータ読み取り可能な記録媒体
AU2010323476B2 (en) * 2009-11-30 2013-01-17 Rakuten Group, Inc. Horse body information provision system, horse body still image data extraction method, horse body still image data extraction program, and computer-readable recording medium
US8803974B2 (en) 2009-11-30 2014-08-12 Rakuten, Inc. Horse body information provision system, horse body still image data extraction method, horse body still image data extraction program and computer-readable recording medium
CN103685862B (zh) * 2012-09-20 2017-09-08 卡西欧计算机株式会社 图像处理装置、图像处理方法
JP2014064110A (ja) * 2012-09-20 2014-04-10 Casio Comput Co Ltd 画像処理装置、画像処理方法及びプログラム
KR101558659B1 (ko) * 2012-09-20 2015-10-07 가시오게산키 가부시키가이샤 화상 처리 장치, 화상 처리 방법 및 기록 매체
US9324158B2 (en) 2012-09-20 2016-04-26 Casio Computer Co., Ltd. Image processing device for performing image processing on moving image
CN103685862A (zh) * 2012-09-20 2014-03-26 卡西欧计算机株式会社 图像处理装置、图像处理方法
JP2014115984A (ja) * 2012-11-13 2014-06-26 Okada Denshi Co Ltd 画像比較機能を備えた顧客管理システム、画像比較機能を備えた顧客管理システムを利用したゴルフレッスン支援システム
JP2017037110A (ja) * 2015-08-07 2017-02-16 デジタルセンセーション株式会社 情報処理装置
JP2020108823A (ja) * 2015-09-29 2020-07-16 ソニー株式会社 情報処理装置、情報処理方法、およびプログラム
JP2018088173A (ja) * 2016-11-29 2018-06-07 ケーディーアイコンズ株式会社 情報処理装置
JPWO2022079923A1 (ja) * 2020-10-16 2022-04-21
WO2022079923A1 (ja) * 2020-10-16 2022-04-21 株式会社ライフクエスト サーバ装置、治療支援システム、治療支援方法、及びプログラム
JP7249715B2 (ja) 2020-10-16 2023-03-31 株式会社ライフクエスト サーバ装置、治療支援システム、治療支援方法、及びプログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA2854639C (en) Method to provide dynamic customized sports instruction responsive to motion of a mobile device
JP2951948B1 (ja) ゲームシステムおよびそのゲームを実行するためのプログラムを格納したコンピュータ読取り可能な記憶媒体
JP2002346012A (ja) トレーナーサポートシステム、トレーナーサポート方法、及びプログラム
KR100528474B1 (ko) 운동 이력 시스템, 운동 이력 장치, 운동 이력 시스템용프로그램 및 그것을 기록한 기록 매체
WO2012134208A2 (en) Apparatus and method for virtual golf driving range simulation
US20200335007A1 (en) Apparatus for writing motion script, apparatus for self-teaching of motion and method for using the same
KR100347960B1 (ko) 비디오 게임장치 및 그 제어방법
JP2020089539A (ja) 表示方法、表示プログラムおよび情報処理装置
CA2823507C (en) Apparatus for providing golf content, system for providing golf content using same, apparatus for virtual simulation, method for providing golf content, and method for virtual golf simulation
CN113409651B (zh) 直播健身方法、系统、电子设备、存储介质
JP2009034360A (ja) トレーニングシステムおよびトレーニングシステム用装置
KR101247794B1 (ko) 골프 레슨을 제공하는 가상 골프 시뮬레이션 장치 및 그 방법
JP2002248194A (ja) ゴルフ練習用クライアント・サーバ情報処理システム
JP6679951B2 (ja) 指導アシストシステム、および指導アシストプログラム
JP7324356B1 (ja) ゴルフ上達システム、ゴルフ上達方法、およびゴルフ上達プログラム
JP6679952B2 (ja) 指導アシストシステム、および指導アシストプログラム
JPH10263131A (ja) 携帯画像情報装置及び携帯画像情報装置システム
JP5397394B2 (ja) 運動支援装置、運動支援方法およびプログラム
JP5949824B2 (ja) 情報処理装置及びプログラム
EP2810274B1 (en) Method to provide dynamic customized sports instruction responsive to motion of a mobile device
JP2021007448A (ja) プログラム、方法、情報処理装置及び打席スペース
CN112767474B (zh) 一种投影式台球训练方法及系统
WO2023277381A1 (ko) 스윙 분석 장치 및 스윙 분석 방법
JPH11143356A (ja) 囲碁学習システム、囲碁学習方法および 囲碁学習用プログラムを記録した記録媒体
JP6986804B1 (ja) スポーツ上達支援装置及びスポーツ上達支援プログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20080805