JP4286804B2 - ディスク基板成形金型及びディスク基板成形金型の鏡面板 - Google Patents

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本発明は、情報記録用のディスク基板を射出成形する際に用いられるディスク基板の成形金型及びその鏡面板に関する。
ディスク基板を射出成形する際に用いられるディスク基板の成形金型は、固定金型及び可動金型の対向面にそれぞれ、直接またはスタンパを介してキャビティ形成面が形成された鏡面板が設けられている。そして前記鏡面板には、キャビティ内に射出充填された溶融樹脂を冷却するための冷却媒体流路が形成されている。
ディスク基板の成形金型の鏡面板に設けられる冷却媒体流路に関するものとしては、特許文献1に記載されたものが公知である。特許文献1に記載されたディスク基板の成形金型の鏡面板は、同じ方向に冷却媒体が流される隣接する複数の冷却媒体流路からなる渦巻状の冷却媒体流路の組が設けられている。そして鏡面板の冷却媒体流路に対して冷却媒体を供給及び排出するバックプレートの導入孔及び排出孔は、2本の冷却媒体流路に対応して一個の比較的径が大きい導入孔と排出孔が設けられており、前記冷却媒体流路の間に形成される壁部の背面にバックプレートがない部分があった。
特開2004−155070号公報(請求項1、図1、図2)
しかし前記特許文献1における前記バックプレートの導入孔及び排出孔は、スタンパの信号面に対向する部分に設けられているので、次のような問題があった。すなわち溶融樹脂をキャビティ内に射出充填する際に、前記導入孔及び排出孔が設けられている部分の前面の鏡面板は、樹脂圧力により僅かに凹状にへこみ、その結果その部分のディスク基板の信号面に良好な転写成形ができないという問題があった。そこで本発明は成形品の冷却速度を低下させることなく、良好な転写成形を行うことができるディスク基板成形金型及びディスク基板成形金型の鏡面板を提供することを目的とする。
本発明の請求項1に記載のディスク基板成形金型は、型合せされた際に協働してキャビティを形成する固定金型及び可動金型の対向面に、鏡面板が取付けられたディスク基板成形金型において、少なくとも一方の鏡面板に設けられる冷却媒体流路は、複数系統からなり放射方向に対して合せて6本ないし10本となるよう鏡面板のキャビティ形成面の裏面に設けられたキャビティ側冷却媒体流路と、キャビティ側冷却媒体流路と接続され、放射方向に対して合せて1本ないし2本となるよう鏡面板のキャビティ形成面の外側部分における裏面に設けられた外周側冷却媒体流路とからなり、キャビティ側冷却媒体流路は、キャビティ側冷却媒体流路の幅と一致する通孔または鏡面板の中心開口の内周面に形成された端部に接続される通孔を介して鏡面板外部の冷却媒体流路12aに接続されるとともに、外周側冷却媒体流路は、信号面と対向する部分より外側において通孔を介して鏡面板外部の冷却媒体流路12bに接続されていることを特徴とする。
本発明の請求項2に記載のディスク基板成形金型は、請求項1において、キャビティ側冷却媒体流路は、同じ円周方向に冷却媒体が流される2本の冷却媒体流路から過半の部分が構成されることを特徴とする。
本発明の請求項3に記載のディスク基板成形金型は、キャビティ側冷却媒体流路の放射方向における幅は、2.5ミリないし4.5ミリであり、キャビティ側冷却媒体流路の底部とキャビティ形成面の間の鏡面板板厚は、3.5ミリないし6.0ミリであることを特徴とする。
本発明の請求項4に記載のディスク基板成形金型の鏡面板は、型合せされた際に協働してキャビティを形成する固定金型及び可動金型の少なくとも一方の対向面に取付けられ、冷却媒体流路が設けられたディスク基板成形金型の鏡面板において、複数系統からなり放射方向に対して合せて6本ないし10本となるよう鏡面板のキャビティ形成面の裏面に設けられキャビティ側冷却媒体流路の幅と一致する通孔または鏡面板の中心開口の内周面に形成された端部に接続される通孔を介して鏡面板外部の冷却媒体流路12aに接続されるキャビティ側冷却媒体流路と、キャビティ側冷却媒体流路と接続され、放射方向に対して合せて1本ないし2本となるよう鏡面板のキャビティ形成面の外側部分における裏面に設けられ信号面と対向する部分より外側において通孔を介して鏡面板外部の冷却媒体流路12bに接続される外周側冷却媒体流路と、からなる冷却媒体流路が設けられたことを特徴とする。
本発明のディスク基板成形金型及びその鏡面板は、固定金型及び可動金型の少なくとも一方の鏡面板に設けられる冷却媒体流路が、複数系統からなり放射方向に対して合せて6本ないし10本となるよう鏡面板のキャビティ形成面の裏面に設けられたキャビティ側冷却媒体流路と、キャビティ側冷却媒体流路と接続され放射方向に対して合せて1本ないし2本となるよう鏡面板のキャビティ形成面から外側部分における裏面に設けられた外周側冷却媒体流路とからなっており、径の大きい冷却媒体の導入孔または排出孔が鏡面板のキャビティ形成面の裏面側に設けられていないので、ディスク基板に良好な転写を行うことができる。またキャビティ側冷却媒体流路は複数系統からなるので、冷却効率を上げることができる。
本発明の実施の形態について図1、図2を参照して説明する。図1は、本実施形態のディスク基板成形金型の断面図である。図2は、本実施形態のディスク基板成形金型の可動金型における鏡面板を取付面側から見た平面図である。
図1において可動金型11は左側に位置し、図示しない射出成形機の可動盤に取付けられ、固定金型21は右側に位置し、図示しない固定盤に取付けられる。そして可動金型11と固定金型21は、型合せされた際に協働してキャビティCが形成されるようになっている。そして前記キャビティCには、図示しない射出装置から溶融樹脂を射出充填することにより、ディスク基板が得られる。
図1により、可動金型11について説明すると、可動金型11は、可動盤に取付板を介して取付けられる金型本体部12と、金型本体部12に取付けられるバックプレート13を備えている。そして固定金型21の対向面であって前記バックプレート13の前面には鏡面板14がボルトにより取付けられている。バックプレート13及び鏡面板14はそれぞれ、中心開口を有する所定板厚の円盤形状の部材である。そして鏡面板14のキャビティ形成面14a(表面)には、成形されるディスク基板に転写を行うスタンパ15が取付けられている。そして前記したバックプレート13と鏡面板14の中心開口には、前記スタンパ15の内周側を保持する内周スタンパホルダ16やエジェクタスリーブ17等が配設されている。更に鏡面板14の外周部には、前記スタンパ15の外周側を保持する外周スタンパホルダ18が配設されている。
図2は鏡面板14の裏面(取付面)14bを示している。バックプレート13と当接される鏡面板14の裏面14bには、成形されるディスク基板の冷却固化を促進させ、サイクル短縮を図ることを目的として、複数系統の螺旋状の溝からなる冷却媒体流路19が設けられている。そして前記冷却媒体流路19は、鏡面板14がバックプレート13に固着されることによって管状に形成される。冷却媒体流路19は、鏡面板14のキャビティ形成面14aの裏面14bに設けられたキャビティ側冷却媒体流路19a,19bと、鏡面板14のキャビティ形成面14aから外側部分14cにおける裏面14bに設けられた外周側冷却媒体流路19eとからなっている。
キャビティ側冷却媒体流路19a,19bへの冷却媒体の供給は、金型外部の図示しない冷却媒体供給装置から鏡面板外部の冷却媒体流路を構成する金型本体部12の冷却媒体流路12a及びバックプレート13に貫設された複数の通孔(導入孔)13a,13bを介して行われるようになっている。なおバックプレート13の通孔13a,13bは、鏡面板14のキャビティ形成面14aに対向する位置に設けられている。よって鏡面板14の冷却媒体流路19a,19b間に形成される壁部14dに対向するバックプレート13には通孔が形成されておらず、面同士が当接することになる。
一方鏡面板14の裏面14bには、バックプレート13に鏡面板14を取付けた際に、前記通孔13a,13bと対向するように、冷却媒体流路19a,19bの始端部19c,19dが設けられている。本実施形態ではバックプレート13の通孔13a,13bの径とキャビティ側冷却媒体流路19a,19bの幅は一致しており、一の通孔が一の流路に対応して接続されている。通孔13aを介して接続される冷却媒体流路19aは、スタンパ15の転写面に対向する部分よりも内周側(図2における一点鎖線Aより内側)に対向する部分を内周側から数えて1番目の内周側流路として約1周弱し、その後方向を180°変えて外側に屈曲し、内周側から数えて2番目、4番目、6番目の流路として、外側に屈曲しつつ螺旋状に周回形成される。
また通孔13bを介して接続される冷却媒体流路19bは、冷却媒体流路19aと過半の部分で並行して形成され、内周側から数えて3番目、5番目、7番目の流路として、一部において外側に屈曲しつつ螺旋状に周回形成される。よって冷却媒体流路19a,19bは、同じ円周方向に冷却媒体が流される別系統の2本の冷却媒体流路として形成される。なお前記キャビティ側冷却媒体流路19a,19bのうち、内周側から数えて2番目ないし7番目までの流路は、図2においては一点鎖線Aと一点鎖線Bとの間として表されるスタンパ15の信号面と対向する部分に形成されている。そして内周側から数えて6番目と7番目のキャビティ側冷却媒体流路19a,19bは、更に外側に向けて屈曲し、キャビティ形成面14aから外側部分14cの裏面14bに形成される外周側冷却媒体流路19e(内周側から数えて8番目の流路)に接続される。
なお本実施形態では鏡面板14は、キャビティ形成面14aから裏面14bまでの板厚が20mmとなっている。また鏡面板14に形成されるキャビティ側冷却媒体流路19a,19bの幅は、それぞれ3.5mm、冷却媒体流路19a,19bの底部からキャビティ形成面14aまでの距離(板厚)は、それぞれ5mmとなっている。なお前記キャビティ側冷却媒体流路の幅は、2.5mmないし4.5mm、キャビティ側冷却媒体流路の底部からキャビティ形成面までの距離(板厚)は3.5mmないし6mmが望ましい。ただし一部に例外的な部分があってもよい。よってスタンパの信号面に対向するバックプレートに冷却媒体の通孔を形成する場合に前記通孔の径は、前記キャビティ側冷却媒体流路の幅に合せて2.5mmないし4.5mmが望ましいことになる。
そしてキャビティ側冷却媒体流路19a,19bは、複数系統からなり、冷却媒体流路の長さが一定距離以下となっているので、一度に大量の冷却媒体を流して冷却効率を上げるとともに、冷却媒体流路の長さを一定距離以下として、始端側と終端側の冷却媒体の温度差を減少させることが可能である。なおキャビティ側冷却媒体流路の系統は2系統ないし4系統が望ましく、それら冷却媒体流路は、鏡面板の放射方向に対して合せて6本ないし10本のものが望ましい。更には合せて7本ないし8本のものがより望ましい。またキャビティ側冷却媒体流路は螺旋状に形成されるが、一部において180°屈曲したり、途中で合流または分流するものであってもよい。そして始端部は、内周側流路に形成され、対向するバックプレートに通孔が貫設されたものでもよい。更に始端部は、鏡面板の中心開口の内周面に形成されたものでもよく、その場合、通孔はバックプレートに貫設されていないものとなる。
外周側冷却媒体流路19eについては、前記内周側から数えて7番目のキャビティ側冷却媒体流路19bの外側に並行して1周弱設けられ、終端部19fで終了する。そして鏡面板14をバックプレート13に取付けた際に、前記終端部19fと対向するバックプレート13には、冷却媒体の通孔(排出孔)13cが貫設されている。本実施形態ではバックプレート13の通孔13cの径と外周側冷却媒体流路19eの幅は一致しており、一の流路に一の通孔が接続されている。本実施形態では外周側冷却媒体流路19eは、キャビティ側冷却媒体流路19a,19bよりも幅が広く、5mmとなっている。そして外周側冷却媒体流路19eの底部と鏡面板14の外側部分14cの表面との間の距離(板厚)は、5mmとなっている。よって外周側冷却媒体流路19eは、キャビティ側冷却媒体流路19a,19bよりも幅が広く、深さが浅くなっている。そして前記バックプレート13の通孔13cは、金型本体部12に形成された冷却媒体流路12bに接続され、これら通孔13cと冷却媒体流路12bから鏡面板外部の冷却媒体流路が形成されている。よって鏡面板14の冷却媒体流路19を通過した冷却媒体は、前記鏡面板外部の冷却媒体流路を介して前記冷却媒体供給装置に戻されるようになっている。
なお本実施形態では2本のキャビティ側冷却媒体流路が1本の外周側冷却媒体流路に合流されているが、外周側冷却媒体流路の本数を2本として、各キャビティ側冷却媒体流路がそれぞれ外周側冷却媒体流路に接続されるようにしてもよい。また終端部は鏡面板の外周側面に形成されたものでもよい。また冷却媒体流路の流れる方向は、外周側冷却媒体流路からキャビティ側冷却媒体流路に向けて冷却媒体が流されるものでもよく、その場合はバックプレートの排出孔と導入孔は前記実施形態と反対になる。
次に図1により固定金型21について説明すると、固定金型21は、固定盤に取付けられる金型本体部22と、金型本体部22に取付けられるバックプレート23を備えている。そして可動金型11の対向面であって前記バックプレート23の前面には鏡面板24がボルトにより、取付けられている。バックプレート23及び鏡面板24はそれぞれ、中心開口を有する所定板厚の円盤形状の部材である。そして前記したバックプレート23と鏡面板24の中心開口には、センタブッシュ25やスプルブッシュ26等が配設されている。また鏡面板24の表面24a(可動金型対向面)は、スタンパが配設されておらず、キャビティの一部を構成するキャビティ面が形成されている。更に鏡面板24の外周部には、型閉時に可動金型11の外周スタンパホルダ18との間で溶融樹脂を封止する嵌合面が形成されている。
そして前記鏡面板24の裏面(取付面)24bには、螺旋状の溝からなる冷却媒体流路27が形成されている。そして前記冷却媒体流路27は、鏡面板24がバックプレート23に固着されることによって管状に形成される。固定金型21の鏡面板24の冷却媒体流路27は、鏡面板24のキャビティ形成面の裏面24bに設けられた2本の冷却媒体流路27a,27bからなる。そして固定金型21外部の図示しない冷却媒体供給装置から金型本体部22の冷却媒体流路22a及びバックプレート23に貫設された通孔(導入孔)23aを介して冷却媒体流路27a,27bに冷却媒体が供給されるようになっている。そして固定金型21の冷却媒体流路27a,27bは、鏡面板24の放射方向に対して合せて6本が設けられている。そして冷却媒体流路27a,27bについては、螺旋状に鏡面板24を約3周するようになっている。また冷却媒体流路27a,27bは、キャビティ形成面に対向する位置のバックプレート23に形成された通孔(排出孔)23b及び金型本体部に形成された冷却媒体流路22bを介して前記冷却媒体供給装置に冷却媒体が排出されるようになっている。なお固定金型21については、ディスク基板の信号転写面を形成する側ではないので、バックプレート23の通孔23aと通孔23bの大きさは問題にならないが、導入孔及び排出孔の大きさを流路の幅に対応するものとし、それぞれ複数設けてもよい。
なお固定金型の鏡面板に形成される冷却媒体流路についても、可動金型の鏡面板と同様に上記のものに限定されない。例えば放射方向に対して設けられる冷却媒体流路の本数、流路の幅及び流路底部とキャビティ形成面の間の鏡面板板厚、冷却媒体が流される方向等について種々のものが想定される。
なお本実施形態では可動金型の鏡面板にスタンパが配設された例について説明したが、固定金型の鏡面板にスタンパが配設される場合であってもよい。そしてその場合は、固定金型に上記したようなキャビティ側冷却媒体流路と外周側冷却媒体流路が設けられた鏡面板が取付けられる。更には固定金型と可動金型の両方に、上記したようなキャビティ側冷却媒体流路と外周側冷却媒体流路が設けられた鏡面板を取付けてもよい。
また本発明については、一々列挙はしないが、上記した本実施形態のものに限定されず、当業者が本発明の趣旨を踏まえて変更を加えたものについても、適用されることは言うまでもないことである。
本実施形態のディスク基板成形金型の断面図である。 本実施形態のディスク基板成形金型の可動金型における鏡面板を取付面側から見た平面図である。
符号の説明
11 可動金型
12,22 金型本体部
13,23 バックプレート
13a,13b,13c,23a,23b 通孔
14,24 鏡面板
14a 表面(キャビティ形成面)
14b 裏面(取付面)
14c 外側部分
14d 壁部
15 スタンパ
12a,12b,19,22a,22b,27,27a,27b 冷却媒体流路
19a,19b キャビティ側冷却媒体流路
19c,19d 始端部
19e 外周側冷却媒体流路
19f 終端部
21 固定金型

Claims (4)

  1. 型合せされた際に協働してキャビティを形成する固定金型及び可動金型の対向面に、鏡面板が取付けられたディスク基板成形金型において、
    少なくとも一方の鏡面板に設けられる冷却媒体流路は、複数系統からなり放射方向に対して合せて6本ないし10本となるよう前記鏡面板のキャビティ形成面の裏面に設けられたキャビティ側冷却媒体流路と、
    前記キャビティ側冷却媒体流路と接続され、放射方向に対して合せて1本ないし2本となるよう前記鏡面板のキャビティ形成面の外側部分における裏面に設けられた外周側冷却媒体流路とからなり、
    キャビティ側冷却媒体流路は、該キャビティ側冷却媒体流路の幅と一致する通孔または鏡面板の中心開口の内周面に形成された端部に接続される通孔を介して鏡面板外部の冷却媒体流路12aに接続されるとともに、
    前記外周側冷却媒体流路は、信号面と対向する部分より外側において通孔を介して鏡面板外部の冷却媒体流路12bに接続されていることを特徴とするディスク基板成形金型。
  2. 前記キャビティ側冷却媒体流路は、同じ円周方向に冷却媒体が流される2本の冷却媒体流路から過半の部分が構成される請求項1に記載のディスク基板成形金型。
  3. 前記キャビティ側冷却媒体流路の放射方向における幅は、2.5ミリないし4.5ミリであり、
    前記キャビティ側冷却媒体流路の底部と前記キャビティ形成面の間の距離は、3.5ミリないし6.0ミリである請求項1に記載のディスク基板成形金型。
  4. 型合せされた際に協働してキャビティを形成する固定金型及び可動金型の少なくとも一方の対向面に取付けられ、冷却媒体流路が設けられたディスク基板成形金型の鏡面板において、
    複数系統からなり放射方向に対して合せて6本ないし10本となるよう前記鏡面板のキャビティ形成面の裏面に設けられキャビティ側冷却媒体流路の幅と一致する通孔または鏡面板の中心開口の内周面に形成された端部に接続される通孔を介して鏡面板外部の冷却媒体流路12aに接続されるキャビティ側冷却媒体流路と、
    前記キャビティ側冷却媒体流路と接続され、放射方向に対して合せて1本ないし2本となるよう前記鏡面板のキャビティ形成面の外側部分における裏面に設けられ信号面と対向する部分より外側において通孔を介して鏡面板外部の冷却媒体流路12bに接続される外周側冷却媒体流路と、からなる冷却媒体流路が設けられたことを特徴とするディスク基板成形金型の鏡面板。
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