JP4286236B2 - 自然エネルギー発電システム - Google Patents

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Description

本発明は、自然エネルギー発電システムに関し、特に、逆潮流可能な自然エネルギー発電システムに関する。
近年、環境保護の観点から風力や太陽光などの自然エネルギーにより発電する自然エネルギー発電システムが注目されている。そして、この自然エネルギー発電システムによって発電された電力は、電力会社などに電力を売却するために逆潮流させることができる。しかし、自然エネルギーによる発電は、風の強さや太陽の日射量などの状況により発電量が大きく変動するという不都合がある。このため、電力会社は、この発電量の変動に対応するために、出力の急変に対応可能なLFC発電所(負荷周波数制御発電所:Load frequency control power station)を建設する必要がある。しかしながら、このLFC発電所は、設備投資に大きなコストを必要とするとともに、稼働率も低いため、電力系統を安定して維持するコストが増大するという不都合がある。
そこで、従来、発電電力により逆潮流される電力の変動を抑制することが可能な太陽光発電システムが提案されている(たとえば、特許文献1参照)。この特許文献1において提案された太陽光発電システムは、太陽電池と、充放電素子と、切換司令部とを備えている。この太陽光発電システムでは、切換司令部が、太陽電池の出力電力の所定時間の移動平均を演算し、その移動平均をプロットした移動平均線に基づいて切換司令部が、太陽電池から充放電素子への蓄電と、充放電素子からの逆潮流とを制御している。つまり、移動平均線よりも太陽電池の発電量が大きいときは、移動平均線よりも大きい発電量分だけ太陽電池から充放電素子に電力を蓄電する。一方、移動平均線よりも太陽電池の発電量が小さいときは、太陽電池が発電する電力を全て逆潮流するとともに、移動平均線よりも小さい電力分だけ充放電素子からも逆潮流する。これにより、この特許文献1による太陽光発電システムは、逆潮流させる電力量の変動をある程度抑制することが可能である。
特開2001−5543号公報
しかしながら、上記特許文献1の太陽光発電システムでは、太陽電池が発電する電力の移動平均をプロットして移動平均線を求めているので、移動平均線が一定になることはなく、ある程度増減する。したがって、この移動平均線に逆潮流させる電力を合わせても一定になることはなく、逆潮流させる電力は移動平均線と同じように増減する。この結果、逆潮流させる電力の変動を抑制することはできても、その変動を完全になくすことはできないという問題点がある。特に、大規模な発電施設などにより、大量の電力を逆潮流させる場合、太陽光の日射量による電力量の変動は非常に大きくなるので、電力会社は、発電計画を立てることができない。これにより、LFC発電所による発電量の負担が大きくなり、電力系統を安定して維持するコストの増大という問題点が生じる。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、この発明の1つの目的は、逆潮流させる電力の変動をなくすことが可能な自然エネルギー発電システムを提供することである。
課題を解決するための手段および発明の効果
この発明の第1の局面による自然エネルギー発電システムは、自然エネルギーにより発電する自然エネルギー発電装置と、自然エネルギー発電装置により発電された電力を蓄電可能な蓄電手段と、蓄電手段に蓄電された第1の期間の電力量に基づいて、第1の期間と異なる第2の期間に逆潮流させる電力を予め決定し、その決定された一定の電力を第2の期間に逆潮流させる制御部とを備え、蓄電手段は、1台の蓄電装置を含み、制御部は、自然エネルギー発電装置により発電されている電力が、制御部により決定された逆潮流させる一定の電力よりも大きい場合には、自然エネルギー発電装置からの電力の一部を逆潮流させるとともに残りの余剰電力を前記蓄電装置に蓄電させ、自然エネルギー発電装置により発電されている電力が、制御部により決定された逆潮流させる一定の電力よりも小さい場合には、自然エネルギー発電装置と蓄電装置との両方の電力を逆潮流させるものである。なお、逆潮流とは、自然エネルギー発電システムから電力系統側へと向かう電力の流れのことである。
この一の局面による自然エネルギー発電システムでは、発電された電力を蓄電可能な蓄電手段と、蓄電手段に蓄電された第1の期間の電力量に基づいて、第2の期間に逆潮流させる一定の電力を予め決定して、その決定された一定の電力を第2の期間に逆潮流させる制御部とを設けることによって、風量や太陽光の日射量の変動による自然エネルギー発電装置の発電量の変動に関わらず、蓄電手段に蓄電された電力量に基づいて、制御部が決定した逆潮流させるための一定の電力を一定の期間逆潮流させることができる。これにより、逆潮流させる電力の変動をなくすことができる。その結果、電力会社は、急な電力の変動によるLFC発電所などの設備投資を低減することができるので、発電コストを抑制することができる。
さらに、上記一の局面による自然エネルギー発電システムにおいて、蓄電手段は、1台の蓄電装置を含み、制御部は、自然エネルギー発電装置により発電されている電力が、制御部により決定された逆潮流させる一定の電力よりも大きい場合には、自然エネルギー発電装置からの電力を逆潮流させるとともに残りの余剰電力を前記蓄電装置に蓄電させ、自然エネルギー発電装置により発電されている電力が、制御部により決定された逆潮流させる一定の電力よりも小さい場合には、自然エネルギー発電装置と蓄電装置との両方の電力を逆潮流させる。このように、逆潮流させる電力量の少なくとも一部を自然エネルギー発電装置から直接逆潮流させることにより、蓄電装置への蓄電時および蓄電装置からの逆潮流時における電力損失を低減することができる。これにより、逆潮流させるための電力量を増加させることができる。また、蓄電手段を1台の蓄電装置のみ含むように構成することによって、自然エネルギー発電システムの構成を簡素化することができる。
上記蓄電手段が1台の蓄電装置を含む自然エネルギー発電システムにおいて、好ましくは、自然エネルギー発電装置から蓄電装置へ蓄電するための第5スイッチ手段と、蓄電装置から電力を逆潮流させるための第6スイッチ手段と、自然エネルギー発電装置から直接電力を逆潮流させるための第7スイッチ手段とを有する第2切換手段をさらに備えている。このように構成すれば、蓄電手段が1台の蓄電装置のみを含む場合にも、第2切換手段により、容易に、蓄電手段への蓄電、蓄電手段からの逆潮流および自然エネルギー発電装置からの逆潮流を切り換えることができる。
上記一の局面による自然エネルギー発電システムにおいて、好ましくは、電力会社との通信手段をさらに備え、制御部によって決定された逆潮流させる一定の電力を、制御部が通信手段を介して予め電力会社に通知する。このように構成すれば、電力会社は、発電計画を立てることが容易になるので、発電効率を高めることができる。これにより、発電コストを低減することができるので、消費者に対して供給する電気の料金を下げることができる。
上記一の局面による自然エネルギー発電システムにおいて、好ましくは、第1の期間は、第2の期間の前日の期間である。従って、制御部は、蓄電手段に蓄電された前日の電力量に基づいて、逆潮流させる一定の電力を決定する。このように構成すれば、前日の電力量に基づいて決定された逆潮流させる一定の電力量を電力会社に通知することによって、電力会社は、早い段階で自然エネルギー発電システムから逆潮流される一定の電力を知ることができるので、電力会社は、より容易に、発電計画を立てることができる。
上記前日の電力量に基づいて逆潮流させる一定の電力を決定する自然エネルギー発電システムにおいて、好ましくは、自然エネルギー発電装置は、太陽光発電装置を含む。このように、一日のうち一定の期間のみ発電する太陽光発電装置を用いることによって、前日に発電された電力量に基づいて今日逆潮流させる一定の電力を、容易に、決定することができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
(第1実施形態)
図1は、本発明の第1実施形態による自然エネルギー発電システムの全体構成を説明するためのブロック図である。図2は、1日の間に、太陽電池によって発電される電力および逆潮流させる電力と、時間との関係を示した相関図である。なお、図2において、曲線50と時間軸との間で囲まれてハッチングされている領域の面積が、日付nの日に第1蓄電装置(第2蓄電装置)に蓄電された電力量Wである。また、図2において、長方形51で囲まれてハッチングされている領域の面積が、日付nの日に逆潮流される電力量を表しており、一定電力Pでh時間逆潮流するため、その値はP・hとなる。まず、図1および図2を参照して本実施形態の自然エネルギー発電システム1の構成について説明する。
第1実施形態による自然エネルギー発電システム1は、図1に示すように、太陽光によって発電する太陽光発電装置2と、最適動作点追従装置3と、積算電力量センサ4と、切換機構5と、蓄電装置6と、蓄電装置7と、インバータ8と、積算電力量センサ9と、記憶部10aを含む制御部10と、通信装置11とを備えている。なお、蓄電装置6は、本発明の「第1蓄電装置」の一例であり、蓄電装置7は、本発明の「第2蓄電装置」の一例である。
最適動作点追従装置3は、太陽光発電装置2からの出力電力に対して、電圧を変化させることによって電圧の最適点(最適動作点)を検出し、蓄電装置6および蓄電装置7へ出力される電力を最大化する機能を有する。積算電力量センサ4は、最適動作点追従装置3によって最適化された電力を積算して、蓄電装置6および蓄電装置7に1日の間に蓄電される電力量W(図2参照)を積算する機能を有する。また、積算電力量センサ4は、積算された蓄電装置6に蓄電された電力量Wの情報および蓄電装置7に蓄電された電力量Wの情報を制御部10へと出力する。
切換機構5は、スイッチ15と、ダイオード16と、スイッチ17と、ダイオード18と、スイッチ19と、ダイオード20と、スイッチ21と、ダイオード22とを備えている。なお、切換機構5は、本発明の「第1切換手段」の一例であり、スイッチ15は、本発明の「第1スイッチ手段」の一例であり、スイッチ17は、本発明の「第2スイッチ手段」の一例である。また、スイッチ19は、本発明の「第3スイッチ手段」の一例であり、スイッチ21は、本発明の「第4スイッチ手段」の一例である。
スイッチ15は、太陽光発電装置2によって発電された電力を蓄電装置6に蓄電する場合に、オン状態に設定される。また、ダイオード16は、スイッチ15がオン状態の場合に、蓄電装置6から太陽光発電装置2への電力の逆流を防ぐ機能を有する。スイッチ17は、太陽光発電装置2によって蓄電装置6に蓄電された電力を電力系統13へと逆潮流させる場合に、オン状態に設定される。また、ダイオード18は、スイッチ17がオン状態に設定されている場合に、電力系統13からの電力が蓄電装置6へ流入するのを防ぐ機能を有する。スイッチ19は、太陽光発電装置2によって発電された電力を蓄電装置7に蓄電する場合に、オン状態に設定される。また、ダイオード20は、スイッチ19がオン状態の場合に、蓄電装置7から太陽光発電装置2への電力の逆流を防ぐ機能を有する。スイッチ21は、太陽光発電装置2によって蓄電装置7に蓄電された電力を電力系統13へと逆潮流させる場合に、オン状態に設定される。また、ダイオード22は、スイッチ21がオン状態に設定されている場合に、電力系統13からの電力が蓄電装置7へ流入するのを防ぐ機能を有する。
蓄電装置6および蓄電装置7は、それぞれ、充放電効率μ(<1)を有する鉛蓄電池からなる。したがって、太陽光発電装置2から蓄電装置6(蓄電装置7)へ、最適動作点追従装置3を介して電力量Wが出力されると、翌日逆潮流可能な電力量は、μWとなる。蓄電装置6は、スイッチ15がオン状態に設定されている場合は、太陽光発電装置2からの電力を蓄電するとともに、スイッチ17がオン状態に設定されている場合は、蓄電された電力を一定の電力P(図2参照)で電力系統13へと逆潮流させる。蓄電装置7は、スイッチ19がオン状態に設定されている場合は、太陽光発電装置2からの電力を蓄電するとともに、スイッチ21がオン状態に設定されている場合は、蓄電された電力を一定の電力Pで電力系統13へと逆潮流させる。
インバータ8は、蓄電装置6および蓄電装置7から逆潮流させる直流を、商業用電力と同じ周波数(50Hzまたは60Hz)の交流へと変換するとともに、逆潮流させる電力を制御部10によって送信された一定の電力Pで、一定の期間Hs〜Heの間、出力する機能を有する。
積算電力量センサ9は、蓄電装置6および蓄電装置7から電力系統13へと逆潮流させる電力を積算して電力量を検出する機能を有する。また、積算電力量センサ9は、積算された電力量の情報を制御部10へと出力する。
制御部10は、スイッチ15、17、19および21などの自然エネルギー発電システム1の制御全般を司るとともに、積算電力量センサ4から送られる太陽光発電装置2から切換機構5へ出力された電力量Wや、積算電力量センサ9から送られる逆潮流させた電力量などの情報を記憶部10aにより記憶する。また、制御部10は、通信装置11を介して電力会社12と通信可能に構成されている。
図3は、日付n−1の日に発電された電力および日付nの日に逆潮流させる一定の電力と、時間との関係を示した相関図である。次に、図3を参照して、制御部10による逆潮流される一定の電力Pの演算方法およびその一定の電力Pによる逆潮流方法について説明する。
まず、日付n−1の日(本日)に、太陽光発電装置2から蓄電装置6(蓄電装置7)へ、最適動作点追従装置3を介して出力された電力量Wn−1の情報が、積算電力量センサ4から制御部10へと出力される。次に、制御部10は、この電力量Wn−1および蓄電装置6(蓄電装置7)の充放電効率μに基づいて、日付nの日(翌日)に逆潮流可能な電力量μWn−1を求める。次に、制御部10は、その電力量μWn−1を、逆潮流させる一定の期間(時間帯)h(開始時間Hs(たとえば、10時)〜終了時間He(たとえば、16時))で割って逆潮流させる一定の電力P(=μWn−1/h)を演算する。そして、その演算された一定の電力Pの情報を記憶部10aに記憶するとともに、一定の電力Pの情報を予めインバータ8へと出力するとともに、電力会社12にも予め一定の電力Pの情報を送信する。そして、制御部10によってスイッチ17、または、スイッチ21がオン状態に設定される日付nの日(翌日)の逆潮流の開始時間Hs(たとえば、10時)から逆潮流の終了時間He(たとえば、16時)の期間hだけ、インバータ8は、蓄電装置6(蓄電装置7)から一定の電力Pで電力系統13へと逆潮流させる。
図4は、図1に示した第1実施形態による蓄電装置を2台含む自然エネルギー発電システムを用いた蓄電および逆潮流の方法を説明するためのフローチャートである。次に、図4を参照して、第1実施形態による自然エネルギー発電システム1による蓄電および逆潮流の方法について説明する。
まず、図4に示したステップS1において、初期設定が行われる。ここで行われる初期設定では、逆潮流の開始時間Hs(たとえば、10時)、逆潮流の終了時間He(たとえば、16時)、日付n、フラグF、逆潮流させる一定の電力Pなどの設定が行われる。なお、フラグFは、蓄電装置6で蓄電(逆潮流)するのか、蓄電装置7で蓄電(逆潮流)するのかを判定するためのフラグであり、蓄電装置6で蓄電して、蓄電装置7で逆潮流する日は、「1」に設定されており、蓄電装置6で逆潮流して、蓄電装置7で蓄電する日は、「0」に設定されている。この自然エネルギー発電システム1が始動されるときは「1」に設定されている。また、初期設定において、逆潮流させる一定の電力Pは「0」に設定されている。
次に、ステップS2において、フラグFが「1」か否かが判定される。ステップS2において、フラグFが「1」と判定された場合には、ステップS3に進み、スイッチ15がオン状態に設定されて、太陽光発電装置2によって発電された電力による蓄電装置6への蓄電が開始される。次に、ステップS4において、逆潮流の開始時間Hs(たとえば、10時)か否かが判断され、逆潮流の開始時間Hsになるまで、ステップS4が繰り返される。ステップS4において、逆潮流の開始時間Hsと判断されると、ステップS5に進み、スイッチ21がオン状態に設定されて、蓄電装置7からインバータ8を介して一定の電力Pで逆潮流が開始される。次に、ステップS6において、逆潮流の終了時間He(たとえば、16時)か否かが判断され、逆潮流の終了時間Heになるまで、ステップS6が繰り返される。ステップS6において、逆潮流の終了時間Heと判断されると、図2に示す電力量P・hを逆潮流したことになるので、ステップS7において、スイッチ21がオフ状態に設定されて、蓄電装置7による一定の電力Pでの逆潮流が終了する。次に、ステップS8において、日付が変更されたか否かが判断され、日付が変更されるまでステップS8が繰り返される。ステップS8において、日付が変更されたと判断されると、ステップS9において、スイッチ15がオフ状態に設定されて、太陽光発電装置2から蓄電装置6への蓄電が終了する。次に、ステップS10において、フラグFが「0」に設定される。次に、ステップS11において、設定されている日付nが日付n+1に更新される。次に、ステップS12において、積算電力量センサ4から送られる蓄電装置6に蓄電された電力量Wn−1の情報に基づいて、上述した逆潮流させる一定の電力P(=μWn−1/h)の演算方法より、日付nの日に逆潮流させるための一定の電力Pが演算される。次に、ステップS13で逆潮流させる一定の電力Pをインバータ8に送信する。次に、ステップS14において、通信装置11を介して、逆潮流させる一定の電力Pを電力会社12に送信した後、ステップS2に戻る。
一方、ステップS2において、フラグFが「0」と判断された場合は、ステップS15に進み、ステップS15において、スイッチ19がオン状態に設定されて、太陽光発電装置2によって発電された電力により蓄電装置7への蓄電が開始される。次に、ステップS16において、逆潮流の開始時間Hsか否かが判断され、逆潮流の開始時間Hsになるまで、ステップS16が繰り返される。ステップS16において、逆潮流の開始時間Hsと判断されると、ステップS17に進み、スイッチ17がオン状態に設定されて、蓄電装置6からインバータ8を介して一定の電力Pで逆潮流が開始される。次に、ステップS18において、逆潮流の終了時間Heか否かが判断され、逆潮流の終了時間Heになるまで、ステップS18が繰り返される。ステップS18において、逆潮流の終了時間Heと判断されると、図2に示す電力量P・hを逆潮流したことになるので、ステップS19においてスイッチ17がオフ状態に設定されて、蓄電装置6による一定の電力Pでの逆潮流が終了する。次に、ステップS20において、日付が変更されたか否かが判断され、日付が変更されるまでステップS20が繰り返される。ステップS20において、日付が変更されたと判断されると、ステップS21において、スイッチ19がオフ状態に設定されて、太陽光発電装置2から蓄電装置7への蓄電が終了する。次に、ステップS22において、フラグFが「1」に設定される。以下、上述したステップS11〜ステップS14が実行された後、ステップS2へと戻る。
第1実施形態では、上記のように、発電された電力を蓄電可能な2台の蓄電装置6および蓄電装置7と、日付n−1の日に蓄電装置6および蓄電装置7に蓄電された電力量Wn−1に基づいて逆潮流させる一定の電力Pを予め決定して、その決定された一定の電力Pを一定の期間hだけ逆潮流させる制御部10を設けることによって、太陽光の日射量の変動による太陽光発電装置2の発電量の変動に関わらず、制御部10が決定した逆潮流させるための一定の電力Pを一定の期間h、逆潮流させることができる。これにより、逆潮流させる電力の変動をなくすことができる。その結果、電力会社12は、急な電力の変動によるLFC発電所などの設備投資を低減することができるので、電力系統を安定して維持するコストを抑制することができる。また、前日に蓄電された電力量Wn−1によって逆潮流させる一定の電力Pを決定するとともに、予め逆潮流させる一定の電力Pの情報を電力会社12に送信することによって、電力会社12は、発電計画を、容易に、立てることができるので、発電効率を高めることができる。これにより、発電コストを抑制することができる。
また、2台の蓄電装置6および蓄電装置7を設けることによって、一方の蓄電装置6(7)に蓄電を行いながら、他方の蓄電装置7(6)により逆潮流を行うことができるので、容易に、蓄電および逆潮流を同時に行うことができる。また、スイッチ15、17、19および21を設けることによって、蓄電装置6の蓄電および逆潮流と、蓄電装置7の逆潮流および蓄電とを、容易に、切り換えることができるので、たとえば、日付n−1の日(本日)は、蓄電装置6により蓄電するとともに、蓄電装置7により逆潮流し、日付nの日(翌日)は、日付n−1の日に蓄電装置6により蓄電された電力を逆潮流するとともに、蓄電装置7により蓄電するような使用方法を容易に行うことができる。
また、制御部10が通信装置11を介して、日付n−1の日(本日)に太陽光発電装置2によって発電された電力量Wに基づいて決定された逆潮流させる電力Pを予め電力会社12に送信することによって、電力会社12は、早い段階で自然エネルギー発電システム1から逆潮流される一定の電力Pを知ることができる。これにより、電力会社12は、発電計画を立てることが容易になるので、発電効率を高めることができる。この結果、発電コストを低減することができるので、自然エネルギー発電の総量が増大しても電力会社の利益率が低下することはない。また、一日のうちの一定の期間のみ発電する太陽光発電装置2を用いることによって、日付n−1の日(本日)に発電された電力量Wに基づいて日付nの日(翌日)に逆潮流させる一定の電力Pを、容易に、決定することができる。
(第2実施形態)
図5は、本発明の第2実施形態による自然エネルギー発電システムの全体構成を説明するためのブロック図である。図6および図7は、太陽光発電装置から切換機構へ出力される電力および自然エネルギー発電システムによって逆潮流される電力と、時間との関係示した相関図である。まず、図5〜図7を参照して、この第2実施形態では、上記第1実施形態とは異なり、蓄電装置を1台のみ備えた自然エネルギー発電システム30の構成について説明する。
第2実施形態による自然エネルギー発電システム30は、図5に示すように、太陽光発電装置31と、最適動作点追従装置32と、積算電力量センサ33と、切換機構34と、蓄電装置35と、インバータ36と、積算電力量センサ37と、記憶部38aを含む制御部38と、通信装置39とを備えている。なお、太陽光発電装置31、積算電力量センサ33、インバータ36と、積算電力量センサ37および通信装置39は、それぞれ、第1実施形態の太陽光発電装置2、積算電力量センサ4、インバータ8、積算電力量センサ9および通信装置11(図1参照)と同じ構成を有する。
最適動作点追従装置32は、太陽光発電装置31からの出力電力に対して、電圧を変化させることによって電圧の最適点(最適動作点)を検出し、切換機構34へ出力される電力Pnowを最大化する機能を有する。また、最適動作点追従装置32は、切換機構34へ出力されている電力Pnowの情報を制御部38へと出力する。
積算電力量センサ33は、太陽光発電装置31によって発電されて最適動作点追従装置32によって最適化された電力Pnowを積算して電力量Wを求め、その積算された電力量Wを制御部38に送信する。なお、この積算電力量センサ33によって検出される電力Pnowは、蓄電装置35に蓄電される電力と、蓄電装置35を介さず直接逆潮流させる電力とを含む。
切換機構34は、スイッチ40と、ダイオード41と、スイッチ42と、ダイオード43と、スイッチ44と、ダイオード45とを備えている。なお、切換機構34が、本発明の「第2切換手段」の一例であり、スイッチ40が、本発明の「第5スイッチ手段」の一例である。また、スイッチ42が、本発明の「第6スイッチ手段」の一例であり、スイッチ44が、本発明の「第7スイッチ手段」の一例である。
スイッチ40は、太陽光発電装置31によって発電された電力を蓄電装置35に蓄電する場合に、オン状態に設定される。また、ダイオード41は、スイッチ40がオン状態の場合に、蓄電装置35から太陽光発電装置31への逆流を防ぐ機能を有する。スイッチ42は、太陽光発電装置31によって蓄電装置35に蓄電された電力を電力系統13へと逆潮流させる場合に、オン状態に設定される。また、ダイオード43は、スイッチ42がオン状態に設定されている場合に、電力系統13からの電力が蓄電装置35に流入するのを防ぐ機能を有する。スイッチ44は、太陽光発電装置31によって発電された電力を、蓄電装置35を介さず、直接電力系統13へ逆潮流させる場合に、オン状態に設定される。また、ダイオード45は、スイッチ44がオン状態の場合に、電力系統13からの電力が逆流して、太陽光発電装置31および蓄電装置35へと流入するのを防ぐ機能を有する。
蓄電装置35は、充放電効率μ(<1)を有する鉛蓄電池からなり、太陽光発電装置31によって発電された電力の一部を蓄電し、その蓄電された電力を電力系統13へと逆潮流させる機能を有する。
次に、図6を参照して、第2実施形態の日付nの日(翌日)に太陽光発電電池31から切換機構34へ出力される電力量W(電力Pnowを積算した電力量)の流れを、第1実施形態の流れと比較しながら説明する。まず、日付nの日(翌日)に逆潮流させる一定の電力P、逆潮流させる時間をhとする。なお、電力量WGは、クロスハッチングされている領域ABCDである。ここで日付n−1の日(本日)に蓄電装置35に蓄電された電力量に基づいて予定される日付nの日(翌日)に逆潮流させる電力量はP・h(図6の矩形状で囲まれた領域)である。この電力量P・hのうち、電力量WGが太陽光発電装置31から直接逆潮流される。太陽光発電装置31が発電した電力量Wのうちそれ以外の電力量、すなわち、太陽光発電装置31が、時間Hsより前に発電された電力量Wn1と時間He以降に発電した電力量Wn2とが、蓄電装置35に一旦蓄電されてから日付n+1の日(翌々日)以降に逆潮流される。つまり、第2実施形態において、日付n+1の日(翌々日)に電力系統13に逆潮流される電力量は、蓄電装置35の充放電効率をμとすると、
μ・(Wn1+Wn2)+WG ・・・(1)
となる。一方、第1実施形態の場合に、日付n+1の日(翌々日)に電力系統13に逆潮流される電力量は、太陽光発電装置2から切換機構5へ出力される電力量W(=Wn1+WG+Wn2)のすべてが一旦蓄電されてから逆潮流されるので、
μ・(Wn1+WG+Wn2) ・・・(2)
となる。太陽光発電装置31(2)から切換機構34(5)へ出力される電力量が同じ電力量Wであっても、日付n+1の日(翌々日)の第2実施形態の逆潮流電力量と第1実施形態の逆潮流電力量とを比較(式(1)−式(2)を計算)すると、
式(1)−式(2)={μ・(Wn1+Wn2)+WG}−μ・(Wn1+WG+Wn2
=(1−μ)WG ・・・(3)
となる。上記式(3)において、μ<1より、1−μ>0となるので、日付nの日(翌日)に太陽光発電装置31(2)から切換機構34(5)へ同じ電力量Wを出力した場合、第2実施形態の方が第1実施形態よりも、日付n+1の日(翌々日)に逆潮流可能な電力量Pn+1・hが多いことがわかる。すなわち、同じ電力量Wを太陽光発電装置31(2)から切換機構34(5)へ出力しても、式(3)より、第2実施形態の方が第1実施形態よりも、電力量(1−μ)WGだけ多く逆潮流することが可能である。
制御部38は、スイッチ40、42および44などの自然エネルギー発電システム30の制御全般を司るものであるとともに、最適動作点追従装置32によって最適化された電力Pnowや、積算電力量センサ33から送られる太陽光発電装置31から切換機構34へ出力された電力量W、積算電力量センサ37から送られる逆潮流させた電力量の情報などを記憶部38aにより記憶する。また、制御部38は、通信装置39を介して電力会社12と通信可能に構成されている。
図8は、図5に示した第2実施形態による蓄電装置を1台のみ含む自然エネルギー発電システムの蓄電および逆潮流の方法を説明するためのフローチャートである。次に、図8を参照して、第2実施形態による自然エネルギー発電システム30による蓄電および逆潮流の方法について説明する。
まず、図8に示したステップS30において、ここで行われる初期設定では、逆潮流の開始時間Hs(たとえば、10時)、逆潮流の終了時間He(たとえば、16時)、日付n、逆潮流させる一定の電力Pなどの設定が行われる。なお、初期設定において、逆潮流させる一定の電力Pは「0」に設定されている。次に、ステップS31においてスイッチ40がオン状態に設定されて、太陽光発電装置31により発電された電力が蓄電装置35へ蓄電される。次に、ステップS32において、逆潮流の開始時間Hsか否かが判断され、逆潮流の開始時間Hsになるまで、ステップS32が繰り返される。ステップS32において、逆潮流の開始時間Hsと判断されると、ステップS33に進む。
次に、ステップS33において、今、太陽光発電装置31によって発電され、最適動作点追従装置32により最適化されて切換機構34へと出力されている電力Pnowと、今日逆潮流させる一定の電力Pとの大小関係が判断される。ステップS33において、たとえば、図7に示す期間Hs〜Hおよび期間H〜Heの間のように、Pnow<Pと判断される場合は、ステップS34に進む。次に、ステップS34において、スイッチ40がオフ状態にされ、スイッチ42とスイッチ44とがオン状態に設定される。そして、たとえば、時間Hに示すように、太陽光発電装置31から蓄電装置35を介さず、スイッチ44を介して直接電力系統13へと太陽光発電装置31によって発電された電力Pnowが逆潮流されるとともに、蓄電装置35から不足電力Pがスイッチ42を介して逆潮流される。一方、ステップS33において、たとえば、図7に示す期間H〜Hの間のように、Pnow>Pと判断される場合は、ステップS35に進む。
次に、ステップS35において、スイッチ40とスイッチ44とがオン状態に設定され、スイッチ42がオフ状態に設定される。そして、たとえば、時間Hに示すように、太陽光発電装置31によって発電された電力Pnowのうち電力Pがスイッチ44を介して直接電力系統13へと逆潮流されるとともに、残りの余剰電力Pがスイッチ40を介して蓄電装置35へと蓄電される。次に、ステップS36において、逆潮流の終了時間Heか否かが判断され、逆潮流の終了時間Heになるまで、ステップS33〜ステップS35が繰り返される。そして、ステップS36において、逆潮流の終了時間Heと判断された場合は、図6に示す電力量P・hを逆潮流したことになるので、ステップS37に進み、スイッチ40がオン状態に設定され、スイッチ42とスイッチ44がオフ状態に設定され、太陽光発電装置31で発電された電力Pnowが全て蓄電装置35へと蓄電される。次に、ステップS38において、日付が変更されたか否かが判断され、日付が判断されるまで、ステップS38が繰り返される。そして、ステップS38において日付が変更されたと判断されると、ステップS39に進む。次に、ステップS39において、設定されている日付nがn+1へと更新されて、ステップS40に進む。次に、ステップS40において、積算電力量センサ33から送られた前日に太陽光発電装置31によって発電された電力量Wn−1に基づいて、今日逆潮流させる一定の電力P[={WG+μ(W−WG)}/h={μW+(1−μ)WG}/h]を演算する。次に、ステップS41において、演算された逆潮流させるための一定の電力Pがインバータ36に送信されるとともに、次のステップS42において逆潮流させるための一定の電力Pが電力会社12に送信されて、ステップS32に戻る。
第2実施形態では、上記のように、逆潮流させる一定の電力Pのうち少なくとも一部を太陽光発電装置31から蓄電装置35を介さずに直接逆潮流させることにより、蓄電装置35への蓄電時および蓄電装置35からの逆潮流時の電力損失を低減することができる。また、蓄電するための装置を1台の蓄電装置35のみで構成することによって、自然エネルギー発電システム30の構成を簡素化することができる。また、蓄電するための装置を1台の蓄電装置35のみで構成した場合にも、切換機構34により、容易に、蓄電装置35への蓄電、蓄電装置35からの逆潮流および太陽光発電装置31からの逆潮流を、切り換えることができる。
なお、今回開示された実施形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施形態の説明ではなく特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる。
たとえば、上記第1および第2実施形態では、太陽光発電装置を有する自然エネルギー発電システム1および30の例を示したが、本発明はこれに限らず、風力発電装置などを備えた自然エネルギー発電システムにも適用可能である。
また、上記第1および第2実施形態では、通信装置を設けた例を示したが、本発明はこれに限らず、図9に示す第1実施形態の変形例の自然エネルギー発電システム60のように、第1実施形態の構成において通信装置を省略してもよい。また、同様に、第2実施形態の構成において、通信装置を省略してもよい。
また、上記第1および第2実施形態では、鉛蓄電池を有する蓄電装置6、7および35の例を示したが、本発明はこれに限らず、電気2重層コンデンサやリチウム二次電池からなる蓄電装置を適用可能である。
また、上記第1および第2実施形態では、蓄電装置の蓄電量を検出する手段を設けない例を示したが、本発明はこれに限らず、蓄電量を検出可能に構成してもよい。このように構成した場合、満蓄電状態の場合、蓄電を停止するように構成してもよい。また、蓄電装置を保護するために、一定の電力量を残した状態で逆潮流を停止するように構成してもよい。
また、上記第1および第2実施形態では、期間Hs〜He(たとえば、10時〜16時)を固定的に設定した例を示したが、本発明はこれに限らず、電力会社からの通信によって変更可能としたり、ユーザによって変更可能に構成してもよい。
また、上記第1および第2実施形態では、日付nの日に発電された電力量に基づいて日付n+1の日に逆潮流させる電力を演算する例を示したが、本発明はこれに限らず、たとえば、午前中に発電された電力量に基づいて、同じ日の午後から逆潮流させる電力を演算するようにしてもよい。さらに、風力発電装置や太陽光発電装置によって、任意の所定の期間に発電された電力量に基づいて、逆潮流させる一定の電力を決定するように構成することが可能である。
本発明の第1実施形態による自然エネルギー発電システムの全体構成を説明するためのブロック図である。 1日の間に、太陽電池によって発電される電力および逆潮流させる電力と、時間との関係を示した相関図である。 図3は、昨日発電された電力および今日逆潮流させる一定の電力と時間との関係を示した相関図である。 図1に示した第1実施形態による蓄電装置を2台含む自然エネルギー発電システムを用いた蓄電および逆潮流の方法を説明するためのフローチャートである。 本発明の第2実施形態による自然エネルギー発電システムの全体構成を説明するためのブロック図である。 太陽光発電装置から切換機構へ出力される電力および自然エネルギー発電システムによって逆潮流される電力と、時間との関係示した相関図である。 太陽光発電装置から切換機構へ出力される電力および自然エネルギー発電システムによって逆潮流される電力と、時間との関係示した相関図である。 図5に示した第2実施形態による蓄電装置を1台のみ含む自然エネルギー発電システムの蓄電および逆潮流の方法を説明するためのフローチャートである。 第1実施形態の変形例による自然エネルギー発電システムの全体構成を説明するためのブロック図である。
符号の説明
1 自然エネルギー発電システム
2 太陽光発電装置
6 蓄電装置(第1蓄電装置)
7 蓄電装置(第2蓄電装置)
10 制御部
30 自然エネルギー発電システム
31 太陽光発電装置
35 蓄電装置
38 制御部

Claims (5)

  1. 自然エネルギーにより発電する自然エネルギー発電装置と、
    前記自然エネルギー発電装置により発電された電力を蓄電可能な蓄電手段と、
    前記蓄電手段に蓄電された第1の期間の電力量に基づいて、前記第1の期間と異なる第2の期間に逆潮流させる電力を予め決定し、その決定された一定の電力を前記第2の期間に逆潮流させる制御部とを備え
    前記蓄電手段は、1台の蓄電装置を含み、
    前記制御部は、前記自然エネルギー発電装置により発電されている電力が、前記制御部により決定された逆潮流させる一定の電力よりも大きい場合には、前記自然エネルギー発電装置からの電力の一部を逆潮流させるとともに残りの余剰電力を前記蓄電装置に蓄電させ、前記自然エネルギー発電装置により発電されている電力が、前記制御部により決定された逆潮流させる一定の電力よりも小さい場合には、前記自然エネルギー発電装置と前記蓄電装置との両方の電力を逆潮流させる、自然エネルギー発電システム。
  2. 前記自然エネルギー発電装置から前記蓄電装置へ蓄電するための第5スイッチ手段と、前記蓄電装置から電力を逆潮流させるための第6スイッチ手段と、前記自然エネルギー発電装置から直接電力を逆潮流させるための第7スイッチ手段とを有する第2切換手段をさらに備えた、請求項1に記載の自然エネルギー発電システム。
  3. 電力会社との通信手段をさらに備え、
    前記制御部によって決定された逆潮流させる一定の電力を、前記制御部が前記通信手段を介して予め電力会社に通知する、請求項1または2に記載の自然エネルギー発電システム。
  4. 前記第1の期間は、前記第2の期間の前日の期間である、請求項1〜3のいずれか1項に記載の自然エネルギー発電システム
  5. 前記自然エネルギー発電装置は、太陽光発電装置を含む、請求項1〜4のいずれかに記載の自然エネルギー発電システム。
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