JP4285103B2 - ドライバプログラム、印刷制御装置および印刷制御方法 - Google Patents
ドライバプログラム、印刷制御装置および印刷制御方法 Download PDFInfo
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、ドライバプログラム、印刷制御装置および印刷制御方法に関し、特に、印刷装置に所望の印刷条件で印刷させるためにその印刷装置に印刷条件を出力するコンピュータで実行されるドライバプログラム、または、その印刷装置に印刷条件を出力する印刷制御装置およびその装置で実行される印刷制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、パーソナルコンピュータで作成された文書または画像などを、そのパーソナルコンピュータに接続されたプリンタで紙などの記録媒体に記録することがなされている。このパーソナルコンピュータには、それに接続されるプリンタを制御するためのプリンタドライバソフトウェアがインストールされている。このプリンタドライバソフトウェアにより、種々の印刷条件を設定することが可能であり、設定された印刷条件がプリンタに送信されることにより、プリンタではその印刷条件に従って画像形成が実行されることになる。
【0003】
このプリンタドライバソフトウェアにおいて、印刷条件を設定する技術が特開平8−185294号公報(特許文献1)に記載されている。特開平8−185294号公報に記載のプリンタドライバは、プリンタに対して所定の制御情報および出力情報を転送するプリンタドライバにおいて、プリンタに対する印刷条件を設定する項目画面を表示部に表示させた状態で、項目画面で設定された組合せ情報を入力されるユーザ情報とともに記憶する記憶手段と、この記憶手段に記憶されたいずれかのユーザ情報を指示する指示手段と、この指示手段により指示されたユーザ情報に対応する組合せ情報を呼出して印刷条件として設定する設定手段とを備えたものである。
【0004】
【特許文献1】
特開平8−185294号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、特開平8−185294号公報に記載のプリンタドライバでは、印刷条件のすべてが更新されるため、部分的に印刷条件を変更することができないといった問題がある。たとえば、表示部に表示された印刷条件の一部を手入力で修正した後に、ユーザ情報を指示してそのユーザ情報に対応する組合せ情報を呼出して印刷条件として設定した場合、手入力で先に修正した印刷条件が後で読出した印刷条件に変更されてしまう。このため、手入力で修正した部分は、再度手入力しなければならないといった問題がある。
【0006】
この発明は上述した問題点を解決するためになされたもので、この発明の目的の1つは、印刷条件を容易に設定することが可能なドライバプログラム、印刷制御装置および印刷制御方法を提供することである。
【0007】
この発明の他の目的は、操作性を向上したドライバプログラム、印刷制御装置および印刷制御方法を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上述した目的を達成するためにこの発明のある局面によれば、ドライバプログラムは、コンピュータにより実行されると、コンピュータに接続された印刷装置を所望の印刷条件で印刷させるために、コンピュータに印刷条件を印刷装置に向けて出力させるドライバプログラムであって、コンピュータには、複数の項目それぞれに設定値が予め定められた既定の印刷条件、および、複数の項目の少なくとも1つの項目に対応して設定値が定められた印刷条件が、それらを識別するための識別情報と関連付けて記憶されており、識別情報の読出しが指定された場合に、指定された識別情報に関連付けて記憶されている項目および設定値を読出すステップと、読出された項目ごとに、既定の印刷条件において現在設定されている設定値を表示する表示ステップと、読出された項目の少なくとも1つの選択を受付ける選択ステップと、選択ステップで選択された項目に対応する設定値を、読出された設定値に変更する変更ステップとをコンピュータに実行させる。
【0011】
この発明に従えば、指定された識別情報に関連して記憶されている項目および設定値が読出され、読出された項目の少なくとも1つが選択されると、選択されている項目の設定値が読出された設定値に変更される。選択されている項目の設定値のみが変更されるので、印刷条件が部分的に変更される。また、選択されていない項目の設定値は変更されないので、変更の必要がない項目またはそれまでに変更した項目を選択しなければ、その設定値が維持される。このため、印刷条件を部分的に所望の印刷条件に変更可能となる。その結果、印刷条件設定のための操作性を向上したドライバプログラムを提供することができる。
好ましくは、表示ステップは、読出された項目ごとに、現在設定されている設定値と、読出された設定値とを対応させて表示するステップを含む。
好ましくは、表示ステップは、選択ステップで項目が選択された場合に、選択された項目に対応する設定値を、現在設定されている設定値から読出された設定値に更新して表示するステップを含む。
好ましくは、変更ステップは、読出された項目のうち選択された項目以外の項目についてユーザにより設定値が入力された場合には、設定値が入力された項目に対応する設定値を、入力された設定値に変更するステップを含む。
【0014】
この発明の他の局面によれば、印刷制御装置は、印刷装置を所望の印刷条件で印刷させるために印刷装置に印刷条件を出力する印刷制御装置であって、複数の項目それぞれに設定値が予め定められた既定の印刷条件、および、複数の項目の少なくとも1つの項目に対応して設定値が定められた印刷条件を、それらを識別するための識別情報と関連付けて記憶するための記憶手段と、識別情報の読出しが指定された場合に、指定された識別情報に関連付けて記憶されている項目および設定値を読出すための読出手段と、読出された項目ごとに、既定の印刷条件において現在設定されている設定値を表示するための表示手段と、読出された項目の少なくとも1つの選択を受付けるための選択手段と、選択手段で選択された項目に対応する設定値を、読出された設定値に変更するための変更手段とを備える。
【0016】
この発明のさらに他の局面によれば、印刷制御方法は、記憶部を備えたコンピュータに接続された印刷装置を所望の印刷条件で印刷させるために、コンピュータに印刷条件を印刷装置に向けて出力させる印刷制御方法であって、記憶部には、複数の項目それぞれに設定値が予め定められた既定の印刷条件、および、複数の項目の少なくとも1つの項目に対応して設定値が定められた印刷条件が、それらを識別するための識別情報と関連付けて記憶されており、識別情報の読出しが指定された場合に、指定された識別情報に関連付けて記憶されている項目および設定値を読出すステップと、読出された項目ごとに、既定の印刷条件において現在設定されている設定値を表示する表示ステップと、読出された項目の少なくとも1つの選択を受付ける選択ステップと、選択ステップで選択された項目に対応する設定値を、読出された設定値に変更する変更ステップとを含む。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照した本発明の実施の形態について説明する。以下の説明では同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがってそれらについての詳細な説明は繰返さない。
【0019】
図1は、本発明の実施の形態の1つにおけるプリントシステムの全体概要を示す図である。図1を参照して、プリントシステム100は、ネットワーク3にそれぞれ接続された複合機1(以下、「MFP1」という)と、印刷制御装置2とを含む。
【0020】
MFP(Multi Function Peripheral)1は、原稿を読取るためのスキャナ、画像データに基づいて紙などの記録媒体に画像を形成するための画像形成装置、ファクシミリを含み、画像読取機能、複写機能、ファクシミリ送受信機能を備えている。なお、本実施の形態においては、MFP1を例に説明するが、MFPに代えて少なくとも画像を形成する機能を有するプリンタなどの画像形成装置であればよい。
【0021】
ネットワーク3は、ローカルエリアネットワーク(LAN)、インターネットまたは一般公衆回線であり、有線または無線を問わない。また、ここではネットワーク3でMFP1と印刷制御装置2とが接続される例を示すが、MFP1と印刷制御装置2とはシリアル回線またはパラレル回線を用いて接続するようにしてもよい。
【0022】
図2は、本実施の形態における印刷制御装置2のハード構成を示すブロック図である。図2を参照して、印刷制御装置2は、それぞれバス150に接続されたCPU(Central Processing Unit)131と、オペレーティングシステムのブートアッププログラムなどを記録したROM(Read Only Memory)132と、実行されるプログラムをロードするための、およびプログラム実行中のデータを記憶するためのRAM(Random Access Memory)133と、印刷制御プログラム等を不揮発的に記憶するためのハードディスク134と、印刷制御装置2をネットワーク3に接続するための通信部129と、マウス137、キーボード138、表示部127と、CD−ROM(Compact Disc Read Only Memory)ドライブ135とを含む。CD−ROMドライブ135には、CD−ROM5が装着される。
【0023】
このように、印刷制御装置2は、一般的なパーソナルコンピュータで構成される。パーソナルコンピュータ自体の動作は周知であるので、ここではその詳細な説明は繰返さない。
【0024】
印刷制御プログラムがCPU131で実行されると、印刷するための文書データ等をMFP1に出力するための処理が実行される。一般的にこうした印刷制御プログラムは、プリンタドライバソフトウェアと呼ばれ、CD−ROM5などの記録媒体に格納されて流通し、CD−ROMドライブ135などにより記録媒体から読取られてハードディスク134に一旦格納される。さらにハードディスク134からRAM133に読出されてCPU131により実行される。
【0025】
記録媒体としては、CD−ROM5、ハードディスク134に限られず、フレキシブルディスク、カセットテープ、光ディスク(MO(Magnetic Optical Disc)/MD(Mini Disc)/DVD(Digital Versatile Disc))、ICカード(メモリカードを含む)、光カード、マスクROM、EPROM、EEPROM、フラッシュROMなどの半導体メモリ等の固定的にプログラムを担持する記録媒体でもよい。
【0026】
ここでいう印刷制御プログラムは、CPU131により直接実行可能なプログラムだけでなく、ソースプログラム形式のプログラム、圧縮処理されたプログラム、暗号化されたプログラム等を含む概念である。
【0027】
図3は、本実施の形態における印刷制御装置2の機能の概略を示す機能ブロック図である。図3を参照して、印刷制御装置2は、印刷制御プログラムがCPU131で実行されることにより、CPU131にプリンタドライバ201が実現される。このプリンタドライバは、印刷制御装置2を制御して、アプリケーションプログラムが出力した文書データ等をハードディスク134から読出してMFP1に出力する他、印刷条件を出力する。このプリンタドライバの機能については、一般に知られているのでここでは詳細な説明は繰返さない。
【0028】
ハードディスク134には、既定の印刷条件202が記憶されいる。プリンタドライバ201は、通常、この既定の印刷条件202をハードディスク134から読取り、アプリケーションプログラム等により作成されたデータと、読み出した既定の印刷条件202を出力する。
【0029】
本実施の形態における印刷制御装置2は、ハードディスク134に、印刷条件203a〜203nを記憶している。この印刷条件203a〜203nは、印刷制御装置2のユーザが設定するデータである。
【0030】
プリンタドライバ201は、表示部127に設定入力画面210または設定再現画面230を出力する。設定入力画面210は、ユーザによる入力220を受付けるためのユーザインターフェイスである。プリンタドライバ201は、設定入力画面210に従ったユーザ入力220に基づいて、印刷条件203a〜203nを生成し、ハードディスク134に記憶する。また、プリンタドライバ201は、表示部127に設定再現画面230を出力する。設定再現画面230は、ユーザが既定の印刷条件202を変更して所望の印刷条件203a〜203nを設定するのに用いられるユーザインターフェイスである。ユーザがこの設定再現画面に従ってユーザ入力240をすると、プリンタドライバ201は、このユーザ入力240に基づいて既定の印刷条件202を変更する。これにより、ユーザの所望の印刷条件203a〜203nが設定されることになる。以下これについて詳しく説明する。
【0031】
図4は、メニュー画面の一例を示す図である。図4を参照して、メニュー画面300は、「印刷開始」の文字が付された印刷開始ボタン301と、「設定保存」の文字が付された設定保存ボタン302と、「設定再現」の文字が付された設定再現ボタン303と、「終了」の文字が付された終了ボタン304とを含む。
【0032】
このメニュー画面300は、プリンタドライバ201により表示部127に表示される画面である。メニュー画面300に表示されたボタン301〜304が、マウス137またはキーボード138で指定された場合に、各ボタン301〜304に対応する処理が実行される。印刷開始ボタン301が指示された場合には、MFP1に印刷条件およびプリントデータを送信する処理が実行される。設定保存ボタン302が指示された場合には、後述する印刷条件保存処理が実行される。設定再現ボタン303が指示された場合には、後述する印刷条件設定処理が実行される。終了ボタン304が指示された場合には、メニュー画面300の表示部127への表示が終了される。
【0033】
図5は、設定入力画面の一例を示す図である。図5を参照して、設定入力画面210は、印刷条件203a,203b…203nを特定するために付された識別情報を表示するための領域211と、印刷条件の項目を表示するとともに選択指示の入力を受付けるための領域212と、項目ごとの設定値を表示または入力するための領域213と、「OK」の文字が付されたOKボタン214と、「キャンセル」の文字が付されたキャンセルボタン215とを含む。
【0034】
この設定入力画面210は、メニュー画面で設定保存ボタン302が指示された場合に、プリンタドライバ201により表示部127に表示される画面である。領域211は、以下に説明する印刷条件の設定により新たに設定された印刷条件に対して付される識別情報が表示される。この識別情報は、ユーザが領域211に直接キーボード138を用いて入力される。なお、識別情報は、印刷制御装置2が自動的にシリアル番号等を付することにより自動的に決定するようにしてもよい。
【0035】
設定入力画面210が表示部127に最初に表示される場合には、領域212には、既定の印刷条件202で定義される項目が表示される。また、領域213には、既定の印刷条件202で定義される項目に対応する設定値が、各項目に対応して表示される。
【0036】
領域212に含まれるチェック欄212a〜212iは、各項目ごとにその選択をユーザが指示するための領域である。このチェック欄212a〜212iをユーザがマウス等のポインティングデバイスを用いて指示すると、その項目が選択されることになる。図では、印「レ」が付されたチェック欄がユーザにより選択されていることを示している。このチェック欄212a〜212iをユーザが指示することにより、そのチェック欄に対応する項目の設定値をユーザが所望する値に変更することが可能となる。たとえば、「両面印刷」の項目に対しては、既定の印刷条件202では設定値は「ON」となっているが、チェック欄212aを指示することにより、領域213において「OFF」に変更することが可能となる。この設定値の変更は、ユーザがキーボード138から直接入力するようにしてもよいし、設定可能な設定値の候補を表示する画面を表示して、その候補の中からユーザがマウス137を用いて指示することにより選択するようにしてもよい。
【0037】
図5では、「両面印刷」、「1枚に印刷するページ数」、「透かし印刷」、「透かし印刷 文字列」、「透かし印刷 フォント」、「透かし印刷 フォントサイズ」の項目がユーザにより選択されていることを示している。また、図では、設定領域213には、選択された項目については、ユーザが変更した後の設定値が示されている。
【0038】
ユーザが項目の選択と設定値の入力とを終了して、印刷条件の設定の変更が終了した場合には、OKボタン214を指示することにより、領域211に表示されている識別情報と、領域212のチェック欄212a〜212iで選択された項目と、その項目に対応して領域213に入力された設定値とが対応付けられてハードディスク134に印刷条件203a〜203nとして記憶される。
【0039】
一方、キャンセルボタン215が指示された場合には、領域212のチェック欄212a〜212iに入力された指示と、領域213に入力された設定値とがすべてキャンセルされ、チェック欄212a〜212iからは「レ点」が消去され、領域212には既定の印刷条件202で定義されている設定値が表示される。
【0040】
図6は、本実施の形態における印刷制御装置で実行される印刷条件保存処理の流れを示すフローチャートである。図を参照して、印刷条件保存処理は、CPU131で印刷制御プログラムが実行されることにより行なわれる処理である。印刷条件保存処理では、まず、表示部127に表示されたメニュー画面300から、設定保存ボタン302が押下された否かが判断される(ステップS01)。設定保存ボタン302が押下された場合にはステップS02へ進み、そうでない場合にはメニュー画面300の表示状態が継続される。したがって、メニュー画面300で設定保存ボタン302が押下された時点で、割込を発生させ、以下の処理を実行させるようにしてもよい。
【0041】
ステップS02では、ハードディスク134に記憶されている既定の印刷条件202が読出される(ステップS02)。既定の印刷条件には、項目とその項目に対応する設定値とが含まれる。そして、ステップS03では、設定入力画面210が表示部127に表示される。
【0042】
ステップS04では、印刷項目が選択されたか否かが判断される。印刷項目の選択は、図5において示した設定入力画面210のチェック欄212a〜212iのいずれかに印「レ」が付されたことにより判断される。レ点が付されたチェック欄212a〜212iに対応する項目が選択されたものと判断するのである。印刷項目の選択がされたと判断された場合にはステップS05に進み、そうでない場合にはステップS04を繰返し行なう。なお、印刷項目の選択は、1つの項目の選択だけでなく複数の項目の選択も可能である。
【0043】
次のステップS05では、ステップS04で選択された印刷項目の設定値が入力されたか否かが判断される。設定値が入力された場合にはステップS06に進み、そうでない場合には待機状態となる。設定値の入力は、図5に示した設定入力画面210の領域213に設定値が入力されたか否かに基づいて判断されるものである。すなわち、ステップS04とステップS05において、印刷項目の選択と、その選択された印刷項目に対応する設定値の入力とが行なわれることになる。
【0044】
ステップS06では、印刷設定の名前が入力されたか否かが判断される。名前の入力がされた場合にはステップS07に進み、そうでない場合には待機状態となる。印刷設定の名前とは、保存される印刷条件203a〜203nを特定するための識別情報である。図5に示した設定入力画面210において、領域211に識別情報が入力されたことにより、印刷設定の名前が入力されたものと判断する。
【0045】
そして、「OK」の文字が付されたOKボタン214が押下されたか否かが判断される(ステップS07)。OKボタン214が押下されたと判断された場合にはステップS09に進み、そうでない場合にはステップS08に進む。
【0046】
ステップS08では、「キャンセル」の文字が付されたキャンセルボタン215が押下されたか否かが判断される。キャンセルボタン215が押下されたと判断された場合には処理を終了し、そうでない場合にはステップS07に戻る。
【0047】
ステップS09では、ステップS06で入力された印刷設定の名前と、ステップS04で入力選択された印刷項目、ステップS05で入力された設定値とを関連付けて新たな印刷条件としてハードディスク134に記憶する。ここでは、説明のため、新たに記憶される印刷条件を印刷条件203aとして説明する。
【0048】
印刷条件は、印刷項目とその印刷項目に対応する設定値とを含む。印刷条件に、印刷項目は少なくとも1つ含まれる。保存される印刷条件203aは、既定の印刷条件202に含まれる印刷項目のうちから選択された印刷項目とその印刷項目に対応する設定値とを含む。したがって、印刷条件203aの印刷項目は、既定の印刷条件202で定義される印刷項目の項目数以下である。
【0049】
印刷条件保存処理においては、識別情報(印刷設定の名前)に関連付けて印刷項目および設定値を記憶するため、印刷条件保存処理が複数回実行されることにより、ハードディスク134には複数の印刷条件203a〜203nを記憶することが可能である。この複数の印刷条件203a〜203nのうちから、いずれかを選択する場合には、識別情報を指定することにより印刷条件を特定することができる。したがって、識別情報は、印刷条件203a〜203nごとに異なる情報である。
【0050】
図7は、印刷条件設定処理の流れを示すフローチャートである。この印刷条件設定処理は、CPU131で印刷制御プログラムが実行されることにより行われる処理である。図7を参照して、印刷条件設定処理では、まず、表示部127に表示されたメニュー画面300において設定再現ボタン303が押下されたか否かが判断される(ステップS11)。設定再現ボタン303が押下された場合にはステップS12へ進み、そうでない場合には待機状態となる。なお、待機状態とすることなく、設定再現ボタン303が押下された場合に割込を発生させ、以下の処理を実行するようにしてもよい。
【0051】
ステップS12では、印刷設定の名前が取得される。印刷設定の名前とは、上述したハードディスク134に記憶されている印刷条件203a〜203nを特定するための識別情報である。これは、後述する設定再現画面230においてユーザが印刷設定の名前を入力する動作が行なわれたか否かを入力することにより印刷設定の名前が取得される。
【0052】
次のステップS13では、設定再現画面230が表示部127に表示される。この設定再現画面230には、既定の印刷条件202で定義されている印刷項目とその設定値が表示されている。
【0053】
そして、ステップS12で取得された印刷設定の名前を表示するための画面が表示され、ユーザが表示された印刷設定の名前の中からいずれかを選択をしたか否かが判断される(ステップS14)。印刷設定の名前が設定された場合にはステップS15に進み、そうでない場合には待機状態となる。
【0054】
次のステップS15では、選択された名前と関連付けてハードディスク134に記憶されている印刷項目とその設定値とが取得される。たとえば、印刷設定の名前として、印刷条件203aに含まれる識別情報が選択された場合には、印刷条件203aにその識別情報と関連付けて記憶されている印刷項目と設定値とが読出されることになる。
【0055】
次のステップS16では、設定再現画面230が再表示される。ステップS13で表示された設定再現画面では、既定の印刷条件202で定義されている印刷項目とその設定値が表示されているのに対して、このステップS16で表示される設定再現画面230は、表示される印刷項目がステップS15で読出された印刷項目に制限される点、および、既定の印刷条件202で定義される設定値に加えてステップS15で読出された設定値が表示される点で異なる。
【0056】
次のステップS17では、ステップS16で表示された印刷項目のうちから、少なくとも1つの印刷項目が選択されたか否かが判断される。選択された場合にはステップS18に進み、そうでない場合には待機状態となる。ステップS18では、OKボタン235(図8参照)が押下されたか否かが判断される。押下された場合にはステップS20に進み、そうでない場合にはステップS19に進む。ステップS19では、キャンセルボタン236(図8参照)が押下されたか否かが判断される。押下された場合には処理を終了し、そうでない場合にはステップS18に戻る。
【0057】
ステップS20では、ステップS17で選択された印刷項目の設定値が、ステップS15で取得されたその印刷項目に対応する設定値に変更される。
【0058】
次に、設定再現画面の一例を用いて、より具体的に印刷条件設定処理について説明する。図8は、設定再現画面の一例を示す図である。図を参照して、設定再現画面230は、印刷条件の識別情報(印刷設定の名前)を選択するための領域231と、変更する候補となる印刷項目と設定値を変更する印刷項目を選択するためのチェック欄232a〜232fとを含む領域232と、領域232に表示されている印刷項目それぞれに対して現在設定されている設定値を表示する領域233と、再現後の設定値を表示する領域234と、「OK」の文字が付されたOKボタン235と、「キャンセル」の文字が付されたキャンセルボタン236とを含む。
【0059】
領域231は、印刷条件203a〜203nを特定するための識別情報(印刷設定の名前)を選択するための領域である。領域231において、右端の▽印をマウス137で指示することにより、ハードディスク134に記憶されている印刷条件203a〜203nの識別情報を配列した画面が表示される。この画面は、識別情報を指定する候補を表示するための画面である。ユーザが、その画面において所望の識別情報(印刷設定の名前)を指示することにより、領域231にその指示された識別情報(印刷設定の名前)が表示される。ここでは「設定1」の識別情報を有する印刷条件203aが選択されたことが示されている。
【0060】
また、領域232において、各印刷項目の左側には、その印刷項目を選択するために用いられるチェック欄232a〜232fが表示される。ここでは、チェック欄232a,232c,232d,232e,232fに印「レ」が付されている。これは、チェック欄232a〜232fのいずれかをユーザがマウス137で指示することにより、チェック欄232a〜232fに印「レ」が表示される。この印「レ」は、図7のステップS17の処理が実行されることにより表示される。この表示は、そのチェック欄に対応する印刷項目が選択されたことをユーザに示すものである。また、ユーザがマウス137を操作することによるチェック欄232a〜232fのいずれかの指示は、設定値の変更を有効にする項目の選択の受付けに相当する。
【0061】
領域233には、現在設定されている設定値が表示される。図7のステップS16において、設定再現画面230が再表示される段階で、領域232、領域233、および領域234が表示される。この場合、領域232のチェック欄232a〜232fには何も付されていない。また、領域233と領域234とには、ともに既定の印刷条件202で定義された設定値が表示される。
【0062】
領域234には、領域231において指示された識別情報(印刷設定の名前)に対応する印刷条件203aで定義されている設定値が領域234に表示される。
【0063】
ユーザがたとえばチェック欄232aを指示すると、領域234のチェックされた印刷項目に対応する設定値が有効になる。すなわち。領域232のチェック欄232a〜232fをユーザが指示した場合に、指示されたチェック欄に対応する印刷項目の設定値としては、領域234に表示されている印刷条件203aで定義された設定値が有効となる。これは、ユーザがチェック欄232a〜232fを指示すると、その指示されたチェック欄に対応する印刷項目の設定値が、印刷条件203aで定義されている設定値に変更されることを意味する。図8では、チェック欄232a,232c,232d,232e,232fがユーザにより指示された場合を示しており、これらに対応する印刷項目の設定値として、印刷条件203aで定義されている設定値が有効となる。これらの設定値は、図5に示した領域213でユーザが入力した設定値である。
【0064】
ユーザが選択していないチェック欄に対応する印刷項目については、印刷条件203aにその印刷項目に対応する設定値が記憶されているにもかかわらず、有効とはならず、現在の設定値233に表示されている設定値が有効となる。
【0065】
ユーザがOKボタン235を押下すると、ユーザにより指示されているチェック欄232a,232c,232d,232e,232fに対応する印刷項目の設定値については、印刷条件203aで定義されている設定値が有効となる。また、ユーザにより指示されていないチェック欄232bに対応する印刷項目の設定値については、現在の設定値233に表示されている設定値が有効となる。
【0066】
このように、現在の設定値を表示する領域233と、ユーザが所望する印刷条件203aで定義されている設定値を表示する領域234とを1つの画面に、表示することにより、ユーザは、いずれの印刷項目の設定値を有効とするかを容易に選択することができる。
【0067】
また、ユーザは、図7のステップS16において領域232、領域233および領域234が表示された段階において、設定値を変更することが可能である。この変更は、領域233を用いて行われる。たとえば「1枚に印刷するページ数」の印刷項目においては、既定の印刷条件202では「1」が定義されているが、「現在の設定値」を示す領域233に、キーボード138等を用いて、たとえば数字の「8」を直接入力することにより、既定の印刷条件202で定義されている設定値「1」を「8」に変更することが可能である。これにより、変更された印刷条件は、ユーザの直接入力による変更と、印刷条件203aに従った変更とが反映される。
【0068】
<設定再現画面の変形例>
上述した、設定再現画面230では、再現後の設定値を表示する領域234に、領域231において指示された識別情報(印刷設定の名前)に対応する印刷条件203aで定義されている設定値を表示するようにしたが、領域234には、最終的に決定された設定値を表示するようにしてもよい。
【0069】
最終的に決定される設定値となり得るのは、既定の印刷条件202で定義されている設定値、ユーザが手入力で入力した設定値、および、印刷条件203aで定義されている設定値のいずれかである。
【0070】
最終的に決定される設定値が印刷条件203aで定義されている設定値とされるのは、ユーザがチェック欄232a〜232fのいずれかを指示した場合である。指示されたチェック欄232a〜232fに対応する印刷項目の設定値が、印刷条件203aで定義されている設定値とされる。
【0071】
ユーザが指示していないチェック欄232bに対応する印刷項目の最終的に決定される設定値は、既定の印刷条件202で定義されている設定値、または、ユーザが手入力で入力した設定値のいずれかとなる。最終的に決定される設定値は、ユーザが手入力で入力した場合にその手入力された設定値が最終的に決定される設定値となり、手入力しなかった場合に既定の印刷条件202で定義されている設定値が最終的に決定される設定値となる。
【0072】
この表示方法について図9を参照して説明する。図9は、設定再現画面の別の例を示す図である。ユーザがチェック欄232a〜232fを指示する前の状態においては、領域234に既定の印刷条件202で定義されている設定値が表示される(図9(A))。この状態で、ユーザが領域234に手入力で設定値を入力可能である。たとえば、チェック欄232bに対応する印刷条件「1枚に印刷するページ数」の設定値「8」を領域234に入力する(図9(B))。
【0073】
その後、ユーザがたとえばチェック欄232aを指示すると、領域234のチェックされた印刷項目に対応する設定値に、印刷条件203aで定義されている設定値「ON」が表示さる。他のチェック欄232c〜232fをユーザが指示した場合に、指示されたチェック欄に対応する印刷項目の設定値として、印刷条件203aで定義されている設定値が領域234に表示される(図9(C))。
【0074】
これは、ユーザがチェック欄232a,232c〜232fを指示すると、その指示されたチェック欄に対応する印刷項目の設定値が、印刷条件203aで定義されている設定値に変更されることを意味する。図9(C)では、チェック欄232a,232c〜232fがユーザにより指示された場合を示しており、これらに対応する印刷項目の設定値が、印刷条件203aで定義されている設定値に変更されている。これらの設定値は、図5に示した領域213でユーザが入力した設定値である。
【0075】
ユーザが選択していないチェック欄232bに対応する印刷項目については、印刷条件203aにその印刷項目に対応する設定値が記憶されているにもかかわらず、領域234では変更されず、手入力した設定値「8」が有効となる。このように、ユーザがチェック欄232bを指定していないので、チェック欄232bに対応する印刷項目の設定値は有効とされず、手入力した設定値「8」がそのまま有効なものとして維持される。
【0076】
ユーザがOKボタン235を押下すると、領域234に表示されている設定値を最終的に決定した設定値とする印刷条件が確定する。このようにして変更された印刷条件は、既定の印刷条件202で定義されている印刷項目のうち、領域234に表示されている印刷項目に対応する設定値が変更されたものである。したがって、変更された印刷条件は、ユーザの直接入力による変更と、印刷条件203aに従った変更とが反映される。
【0077】
なお、図8および図9に示した設定再現画面230において、チェック欄232a〜232fをユーザがチェックする操作を説明したが、印刷条件設定処理が実行される場合には、ユーザが既定の印刷条件202を変更する意図がある場合が多いと考えられるので、設定再現画面230を表示する初期状態で、チェック欄232a〜232fに予め印「レ」を付した状態、すなわちチェック欄232a〜232fがチェックされた状態としておき、ユーザが変更を望まない印刷項目に対応するチェック欄を指示するようにしてもよい。
【0078】
以上説明したように、本実施の形態における印刷制御装置2は、印刷設定の名前(識別情報)と、選択された印刷項目と、それに対応する設定値とを関連付けた印刷条件203a〜203nを記憶する。このため、新たな印刷条件203a〜203nは、既定の印刷条件202で定義される印刷項目よりも少ない印刷項目でよいので、メモリ容量を少なくすることができる。
【0079】
また、複数の印刷条件203a〜203nを記憶するため、それらのうちからいずれかを選択して印刷条件を既定の印刷条件から変更することが可能であり、印刷条件を容易に変更することができる。また、既定の印刷条件202を部分的に変更するだけなので、既定の印刷条件をユーザが手入力で直接変更した後でも、その変更した印刷項目を選択しさえしなければ、新たな印刷条件203a〜203nを用いて変更しても手入力でした変更を維持することができる。
【0080】
(1) コンピュータにより実行されると、前記コンピュータに接続された印刷装置を所望の印刷条件で印刷させるために、前記コンピュータに印刷条件を前記印刷装置に向けて出力させるドライバプログラムであって、
前記コンピュータには、複数の項目それぞれに設定値が予め定められた既定の印刷条件、および、前記複数の項目の少なくとも1つの項目に対応して設定値が定められた印刷条件が、それらを識別するための識別情報と関連付けて記憶されており、
前記既定の印刷条件を表示するステップと、
前記表示された既定の印刷条件の前記複数の項目の少なくとも1つを選択するステップと、
前記識別情報の読出しが指定された場合、前記指定された識別情報に関連付けて記憶されており、かつ、前記選択ステップにより選択されている項目に対応する設定値を読出すステップと、
前記選択ステップにより選択されている項目の設定値を前記読出された設定値に変更するステップとをコンピュータに実行させる、ドライバプログラム。
【0081】
(2) (1)に記載のドライバプログラムは、各項目ごとに現在設定されている設定値と、前記読出しステップにより読み出された設定値とを対応させて表示するステップをさらに含む。
【0082】
(3) 請求項2に記載のドライバプログラムにおいて、
前記選択ステップは、設定の変更を有効にする項目の選択を受付けるステップを含み、
前記変更ステップは、前記設定の変更が有効とされた項目についてのみ、設定値を変更する。
【0083】
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態の1つにおけるプリントシステムの全体概要を示す図である。
【図2】 本実施の形態における印刷制御装置のハード構成を示すブロック図である。
【図3】 本実施の形態における印刷制御装置の機能の概略を示す機能ブロック図である。
【図4】 メニュー画面の一例を示す図である。
【図5】 設定入力画面の一例を示す図である。
【図6】 印刷条件保存処理の流れを示すフローチャートである。
【図7】 印刷条件設定処理の流れを示すフローチャートである。
【図8】 設定再現画面の一例を示す図である。
【図9】 設定再現画面の別の例を示す図である。
【符号の説明】
1 MFP、2 印刷制御装置、3 ネットワーク、100 プリントシステム、127 表示部、129 通信部、134 ハードディスク、135 CD−ROMドライブ、137 マウス、138 キーボード、150 バス、201プリンタドライバ、202 既定の印刷条件、203a〜203n 印刷条件、210 設定入力画面、127 表示部、220,240 ユーザ入力、230 設定再現画面。
Claims (12)
- コンピュータにより実行されると、前記コンピュータに接続された印刷装置を所望の印刷条件で印刷させるために、前記コンピュータに印刷条件を前記印刷装置に向けて出力させるドライバプログラムであって、
前記コンピュータには、複数の項目それぞれに設定値が予め定められた既定の印刷条件、および、前記複数の項目の少なくとも1つの項目に対応して設定値が定められた印刷条件が、それらを識別するための識別情報と関連付けて記憶されており、
前記識別情報の読出しが指定された場合に、前記指定された識別情報に関連付けて記憶されている項目および設定値を読出すステップと、
前記読出された項目ごとに、前記既定の印刷条件において現在設定されている設定値を表示する表示ステップと、
前記読出された項目の少なくとも1つの選択を受付ける選択ステップと、
前記選択ステップで選択された項目に対応する設定値を、前記読出された設定値に変更する変更ステップとをコンピュータに実行させる、ドライバプログラム。 - 前記表示ステップは、前記読出された項目ごとに、前記現在設定されている設定値と、前記読出された設定値とを対応させて表示するステップを含む、請求項1に記載のドライバプログラム。
- 前記表示ステップは、前記選択ステップで項目が選択された場合に、前記選択された項目に対応する設定値を、前記現在設定されている設定値から前記読出された設定値に更新して表示するステップを含む、請求項1に記載のドライバプログラム。
- 前記変更ステップは、前記読出された項目のうち前記選択された項目以外の項目についてユーザにより設定値が入力された場合には、設定値が入力された項目に対応する設定値を、前記入力された設定値に変更するステップを含む、請求項1〜3のいずれかに記載のドライバプログラム。
- 印刷装置を所望の印刷条件で印刷させるために前記印刷装置に印刷条件を出力する印刷制御装置であって、
複数の項目それぞれに設定値が予め定められた既定の印刷条件、および、前記複数の項目の少なくとも1つの項目に対応して設定値が定められた印刷条件を、それらを識別するための識別情報と関連付けて記憶するための記憶手段と、
前記識別情報の読出しが指定された場合に、前記指定された識別情報に関連付けて記憶されている項目および設定値を読出すための読出手段と、
前記読出された項目ごとに、前記既定の印刷条件において現在設定されている設定値を表示するための表示手段と、
前記読出された項目の少なくとも1つの選択を受付けるための選択手段と、
前記選択手段で選択された項目に対応する設定値を、前記読出された設定値に変更するための変更手段とを備えた、印刷制御装置。 - 前記表示手段は、前記読出された項目ごとに、前記現在設定されている設定値と、前記読出された設定値とを対応させて表示する、請求項5に記載の印刷制御装置。
- 前記表示手段は、さらに、前記選択手段で項目が選択された場合に、前記選択された項目に対応する設定値を、前記現在設定されている設定値から前記読出された設定値に更新して表示する、請求項5に記載の印刷制御装置。
- 前記変更手段は、前記読出された項目のうち前記選択された項目以外の項目についてユーザにより設定値が入力された場合には、設定値が入力された項目に対応する設定値を、前記入力された設定値に変更する、請求項5〜7のいずれかに記載の印刷制御装置。
- 記憶部を備えたコンピュータに接続された印刷装置を所望の印刷条件で印刷させるために、前記コンピュータに印刷条件を前記印刷装置に向けて出力させる印刷制御方法であって、
前記記憶部には、複数の項目それぞれに設定値が予め定められた既定の印刷条件、および、前記複数の項目の少なくとも1つの項目に対応して設定値が定められた印刷条件が、それらを識別するための識別情報と関連付けて記憶されており、
前記識別情報の読出しが指定された場合に、前記指定された識別情報に関連付けて記憶されている項目および設定値を読出すステップと、
前記読出された項目ごとに、前記既定の印刷条件において現在設定されている設定値を表示する表示ステップと、
前記読出された項目の少なくとも1つの選択を受付ける選択ステップと、
前記選択ステップで選択された項目に対応する設定値を、前記読出された設定値に変更する変更ステップとを含む、印刷制御方法。 - 前記表示ステップは、前記読出された項目ごとに、前記現在設定されている設定値と、前記読出された設定値とを対応させて表示するステップを含む、請求項9に記載の印刷制御方法。
- 前記表示ステップは、前記選択ステップで項目が選択された場合に、前記選択された項目に対応する設定値を、前記現在設定されている設定値から前記読出された設定値に更新して表示するステップを含む、請求項9に記載の印刷制御方法。
- 前記変更ステップは、前記読出された項目のうち前記選択された項目以外の項目についてユーザにより設定値が入力された場合には、設定値が入力された項目に対応する設定値を、前記入力された設定値に変更するステップを含む、請求項9〜11のいずれかに記載の印刷制御方法。
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