JP4284011B2 - デジタル放送受信装置とその制御方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、例えば衛星を用いたデジタルテレビジョン放送システムに係り、特にそのテレビジョン放送番組やデータ放送コンテンツ等を受信するデジタル放送受信装置とその制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
周知のように、近年では、衛星を用いたデジタルテレビジョン放送が実用化されている。そして、このデジタルテレビジョン放送では、対応するデジタル放送受信装置により、テレビジョン放送番組を視聴するだけでなく、データ放送によって多種多様なコンテンツを視聴者に提示することが可能になっている。
【0003】
このデータ放送では、複数の選択肢を有するコンテンツを視聴者に提示し、視聴者がデジタル放送受信装置を介して所望の選択肢を選択したとき、その選択結果を電話回線を介して所定の相手先に送信するという双方向通信を行なうことにより、視聴者の番組への参加や商品の購入等を行なうことができる。
【0004】
このような双方向通信を可能とするデジタル放送受信装置では、視聴者に関する各種の情報(例えば、視聴者の住所、氏名及び電話番号等の個人情報や、視聴者が参加した番組で獲得したポイント、購入した商品、支払い金額、支払い方法等)を、不揮発性メモリに記憶させて保存するようにしている。
【0005】
この場合、デジタル放送受信装置では、受信したデータ放送コンテンツに含まれる読み出し命令や書き込み命令に基づいて、不揮発性メモリに対する視聴者関連情報の読み出しや書き込みが制御されている。また、既に不揮発性メモリに書き込まれている情報の書き替えも、同種の命令に基づいて制御される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記不揮発性メモリとしては、一般に、半導体記憶デバイスが用いられている。そして、この半導体記憶デバイスは、通常、書き込み回数に制限があり、この制限回数を越えると、書き込んだデータの信頼性が非常に低くなるという不都合を有している。
【0007】
このため、不揮発性メモリにデータを書き込む命令が多く記述されたデータ放送コンテンツを頻繁に受信していると、短期間で不揮発性メモリがその書き込み制限回数にまで到達してしまうため、ひいては、デジタル放送受信装置の寿命も短期化されてしまうという問題が生じることになる。
【0008】
この問題に対処するために、近時では、デジタル放送受信装置の電源スイッチが投入された時点で、不揮発性メモリの内容を一時保存用メモリに移し替え、デジタル放送受信装置の電源スイッチが遮断された時点で、再び、一時保存用メモリの内容を不揮発性メモリに移し替えるという手段も考えられている。
【0009】
このような手段によれば、データ放送コンテンツに書き込み命令が含まれていた場合、その書き込み命令で書き込み要求された視聴者関連情報を、一時保存用メモリに書き込むように制御するので、結果的に不揮発性メモリの書き込み回数を削減することが可能となる。
【0010】
しかしながら、このような不揮発性メモリの書き込み回数の削減手段では、例えば、突然の停電や、誤って電源プラグがコンセントから抜かれる等の不慮の事故があった場合に、一時保存用メモリの記憶内容が消滅してしまうので、本来の効果を得ることができなくなるものである。
【0011】
そこで、この発明は上記事情を考慮してなされたもので、データ放送における視聴者関連情報を保存する不揮発性メモリに対して、データ書き込み回数の削減を図り、しかも、不慮の電源遮断等にも極力対応することができ、安全で信頼性の高いデータ保存を行なえるようにした極めて良好なデジタル放送受信装置とその制御方法を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
まず、この発明に係るデジタル放送受信装置は、受信したデータ放送コンテンツに基づいて、不揮発性メモリへのデータ書き込みが制御されるものを対象としている。そして、不揮発性メモリに記録されているデータを一時保存用メモリに転送する転送手段と、データ放送コンテンツに基づいて不揮発性メモリへのデータ書き込みが要求された状態で、不揮発性メモリに書き込むデータを一時保存用メモリに書き込む記録手段と、この記録手段により一時保存用メモリに記録されたデータを、データ放送コンテンツに基づくスコープの変化が要求された状態で、不揮発性メモリに転送する制御手段とを備えるようにしたものである。
【0013】
また、この発明に係るデジタル放送受信装置の制御方法は、受信したデータ放送コンテンツに基づいて、不揮発性メモリへのデータ書き込みを行なうようにデジタル放送受信装置を制御する方法を対象としている。そして、不揮発性メモリに記録されているデータを一時保存用メモリに転送する転送工程と、この転送工程の後、データ放送コンテンツに基づいて不揮発性メモリへのデータ書き込みが要求された状態で、不揮発性メモリに書き込むデータを一時保存用メモリに書き込む記録工程と、この記録工程により一時保存用メモリに記録されたデータを、データ放送コンテンツに基づくスコープの変化が要求された状態で、不揮発性メモリに転送する制御工程とを有するようにしたものである。
【0014】
上記のような発明によれば、不揮発性メモリへのデータ書き込みが要求された状態で、不揮発性メモリに書き込むデータを一時保存用メモリに書き込み、この一時保存用メモリに記録されたデータを、データ放送コンテンツに基づくスコープの変化が要求された状態で不揮発性メモリに転送するようにしたので、データ放送における視聴者関連情報を保存する不揮発性メモリに対して、データ書き込み回数の削減を図り、しかも、不慮の電源遮断等にも極力対応することができ、安全で信頼性の高いデータ保存を行なうことが可能となる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。図1は、この実施の形態で説明するデジタル放送受信機11の概略を示している。このデジタル放送受信機11は、デジタルテレビジョン放送と、このテレビジョン放送に連動または独立したデータ放送とを受信して復調するものである。
【0016】
すなわち、このデジタル放送受信機11は、チューナ12と、MPEG(Moving Pictuer Image Coding Experts Group)デコーダ13と、CPU(Central Processing Unit)14と、ROM(Read Only Memory)15と、RAM(Random Access Memory)16と、不揮発性メモリ[以下NV(Non Volatile)RAMという]17とを備えている。
【0017】
このうち、上記チューナ12は、アンテナ18で受信したデジタル放送波に復調処理を施し、そのデジタルデータストリームから、CPU14によって指定された1つの番組データを選択して、MPEGデコーダ13に出力する機能を有している。
【0018】
また、上記MPEGデコーダ13は、チューナ12で選択された番組データに含まれる画像データ及び音声データに、それぞれMPEG方式のデコード処理を施し、画像表示及び音声出力が可能な表示装置19に出力して再生させる機能を有している。
【0019】
さらに、上記CPU14は、上記ROM15に格納された処理プログラムに基づいて、上記RAM16を作業用メモリとして使用することにより、上記したチューナ12及びMPEGデコーダ13による一連のテレビジョン放送受信動作を統括的に制御している。
【0020】
また、このCPU14は、受信したデータ放送波に復号化処理を施し、そのデータ放送コンテンツに基づいて表示装置19にOSD(On Screen Display)表示を行なう機能や、その他の、データ放送コンテンツを受けるために必要な蓄積機能、受信機能、通信機能、提示機能等を有している。
【0021】
さらに、このCPU14は、前述した視聴者に関する各種の情報を、データ放送コンテンツに含まれる書き込み命令に基づいて、上記RAM16及びNVRAM17に選択的に書き込む機能や、RAM16とNVRAM17との相互間でデータを転送する機能等を有している。
【0022】
ここで、図2は、この実施の形態で説明するCPU14の主要な機能を示している。すなわち、このCPU14は、ブラウザ部14a、スコープ変化通知部14b、双方向通信開始通知部14c、キャッシュ制御部14dとしての機能を有している。
【0023】
このうち、ブラウザ部14aは、受信したデータ放送コンテンツを解析する機能を有する。このブラウザ部14aは、上記RAM16の記憶領域の一部に設定されたキャッシュ(一時保存)用メモリ部16aに対して、視聴者関連情報の読み出しや書き込みを行なう機能を有する。また、このブラウザ部14aは、上記RAM16の記憶領域の一部に設定されたフラグ部16bに対して、フラグを設定する機能を有する。
【0024】
さらに、上記スコープ変化通知部14bは、ブラウザ部14aでデータ放送コンテンツを解析した結果、スコープを変化させる命令が検出された場合に、その検出結果をキャッシュ制御部14dに通知する機能を有する。
【0025】
すなわち、現在、実用化されているデジタル放送では、そのデータ放送コンテンツの記述言語として、BML(Broadcast Markup Language)と称される方式が採用されている。そして、このBML方式では、ブラウザ部14aの動作を規定するために、スコープと呼ばれる概念が導入されている。
【0026】
このスコープは、BML方式で記述された動作(関数として記述されることが多い)が有効となる範囲を規定するものである。このスコープの詳細な内容は、BMLを規定する規格書ARIB(Association of Radio Industries and Businesses) STD B24に譲るが、以下のものが定義されている。
【0027】
・文書内:画面の切り替え(多くの関数は、1つのBML文書内でのみ有効である)
・データイベント内:コンテンツ構成(ファイル)の一括入れ替え
・コンポーネント内:チャンネル内の別コンテンツ(主データ、副データ)
・サービス内:チャンネル
そして、上記スコープ変化通知部14bは、ブラウザ部14aでデータ放送コンテンツを解析した結果、上記したような4種類のスコープを変化させる命令が検出された場合に、その検出結果をキャッシュ制御部14dに通知する機能を有している。
【0028】
また、上記双方向通信開始通知部14cは、ブラウザ部14aでデータ放送コンテンツを解析した結果、デジタル放送受信機11から所定の相手先に電話回線を介して通信を行なわせる命令が検出された場合、その検出結果をキャッシュ制御部14dに通知する機能を有する。
【0029】
そして、上記キャッシュ制御部14dは、上記スコープ変化通知部14bまたは双方向通信開始通知部14cから検出結果の通知が行なわれた場合に、キャッシュ用メモリ部16aに記憶されている内容を、上記NVRAM17に転送するように機能する。
【0030】
また、このキャッシュ制御部14dは、キャッシュ用メモリ部16aとNVRAM17との間でデータ転送を行なわせる機能も有している。さらに、このキャッシュ制御部14dは、上記フラグ部16bに対して、設定されたフラグの取り消しを行なう機能を有している。
【0031】
上記のような構成となされたデジタル放送受信機11において、以下、その主要な動作について、図3に示すフローチャートを参照して説明する。ここで説明する動作は、デジタル放送受信機11の電源が投入されることによって、開始(ステップS11)される。
【0032】
すると、CPU14は、ステップS12で、既にNVRAM17に記憶されている視聴者関連情報を、上記RAM16のキャッシュ用メモリ部16aに転送する。そして、CPU14は、ステップS13で、データ放送が受信されたか否かを判別し、受信されていない場合(NO)、ステップS13の処理を繰り返し実行する。
【0033】
また、ステップS13でデータ放送が受信されたと判断された場合(YES)、CPU14は、ステップS14で、そのブラウザ部14aを起動させて、受信されたデータ放送コンテンツを解析し、ステップS15で、NVRAM17に対して視聴者関連情報を書き込む命令が有るか否かを判別する。
【0034】
そして、ステップS15でNVRAM17への書き込み命令が有ると判断された場合(YES)、CPU14は、ステップS16で、フラグ部16bにフラグを設定するとともに、その書き込み命令に伴なって受信された視聴者関連情報を、キャッシュ用メモリ部16aに書き込むように動作する。
【0035】
このステップS16の後、または、上記ステップS15でNVRAM17への視聴者関連情報の書き込み命令が無いと判断された場合(NO)、CPU14は、ステップS17で、スコープの変化が有るか否かを判別する。
【0036】
そして、スコープの変化が無いと判断された場合(NO)、CPU14は、ステップS18で、双方向通信が開始されたか否かを判別し、開始されていないと判断された場合(NO)、ステップS15の処理に戻される。
【0037】
また、ステップS18で双方向通信が開始されたと判断された場合(YES)、または、上記ステップS17でスコープの変化が有ると判断された場合(YES)、CPU14は、ステップS19で、フラグ部16bにフラグが設定されているか否かを判別し、設定されていないと判断された場合(NO)、ステップS15の処理に戻される。
【0038】
一方、ステップS19でフラグが設定されていると判断された場合(YES)、CPU14は、ステップS20で、上記RAM16のキャッシュ用メモリ部16aに記憶されている内容を、NVRAM17に転送し、ステップS21で、フラグ部16bのフラグの設定を取り消して、ステップS15の処理に戻される。
【0039】
上記した実施の形態によれば、まず、デジタル放送受信機11の電源が投入された状態で、NVRAM17に記憶されている視聴者関連情報を、RAM16のキャッシュ用メモリ部16aに転送し、以後、受信されたデータ放送コンテンツの中から、NVRAM17に対して視聴者関連情報を書き込む命令が検出される毎に、その視聴者関連情報をキャッシュ用メモリ部16aに書き込むように制御している。
【0040】
このため、データ放送コンテンツ中に、NVRAM17に対して視聴者関連情報を書き込む命令が多く含まれていたとしても、NVRAM17に対するデータ書き込み回数を削減することができるので、NVRAM17の寿命の長期化を促進することができる。
【0041】
また、スコープが変化した場合と、双方向通信が開始された場合とを契機として、キャッシュ用メモリ部16aに記憶された視聴者関連情報を、NVRAM17に転送するようにしている。
【0042】
このため、例えば、突然の停電や、誤って電源プラグがコンセントから抜かれる等の不慮の事故があった場合にも、NVRAM17内に、極力新しい視聴者関連情報を保持しておくことが可能となるので、安全で信頼性の高いデータ保存を行なうことができる。
【0043】
さらに、受信されたデータ放送コンテンツ中から、NVRAM17への視聴者関連情報の書き込み命令が検出された場合にフラグを設定し、スコープの変化時または双方向通信の開始時において、フラグが設定されている場合にのみ、キャッシュ用メモリ部16aからにNVRAM17に視聴者関連情報を転送するようにしている。
【0044】
すなわち、データ放送コンテンツによって視聴者関連情報の書き込みが要求されていない場合、つまり、キャッシュ用メモリ部16aの記憶内容が更新されていない場合には、スコープの変化または双方向通信の開始が行なわれても、キャッシュ用メモリ部16aからNVRAM17への視聴者関連情報の書き込みが行なわれないようにしている。
【0045】
このため、NVRAM17に同一データが繰り返し書き込まれることが防止されるので、NVRAM17の書き込み回数を効果的に削減することができ、このような点でも、NVRAM17の寿命の長期化を促進することができる。
【0046】
ここで、キャッシュ用メモリ部16aに記憶された視聴者関連情報をNVRAM17に転送するタイミングを、スコープが変化した時点とした理由は、一般的に、スコープの変化時には、データ放送コンテンツもその提示の意味合いを変化させているケースが多いからである。
【0047】
また、上記のタイミングを、双方向通信が開始された時点としたのも、双方向通信が開始されたときは、データ放送コンテンツも特殊な状態にいることが予想されるからである。
【0048】
さらに、キャッシュ用メモリ部16aからNVRAM17に視聴者関連情報を転送するタイミングとしては、ブラウザ部14aが動作を終了したとき、デジタル放送受信機11が待機状態(視聴開始に必要最低限のリソースにのみ電源が供給されている状態で、例えばリモートコントローラの電源スイッチをオフしたときにこの状態になるのが一般的)となったとき等が考えられる。
【0049】
すなわち、キャッシュ用メモリ部16aからNVRAM17に視聴者関連情報を転送するタイミングをまとめると、以下のようになる。
【0050】
(1)BML文書を跨ぐとき、
(2)データイベントを跨ぐとき、
(3)コンポーネントを跨ぐとき、
(4)サービスを跨ぐとき、
(5)デジタル放送受信機11が待機状態に移行するとき、
(6)ブラウザ部14aが終了するとき、
(7)双方向通信が開始されるとき、
(8)上記(1)〜(7)を適宜組み合わせた条件が満足するとき、
等が考えられる。
【0051】
また、上記した実施の形態では、デジタル放送受信機11の電源投入時に、NVRAM17からキャッシュ用メモリ部16aに視聴者関連情報を転送するようにしたが、この転送タイミングとしては、例えば、デジタル放送受信機11の選局時や、ブラウザ部14aの起動時等も考えられる。
【0052】
さらに、受信したデータ放送コンテンツの中に、NVRAM17から視聴者関連情報を読み出す命令が含まれていた場合には、CPU14は、キャッシュ用メモリ部16aから、要求された視聴者関連情報を読み出すように制御する。
【0053】
すなわち、上記した実施の形態では、最新の視聴者関連情報がキャッシュ用メモリ部16aに書き込まれた後、それがまだNVRAM17に転送されていない状態があるので、視聴者関連情報の読み出しもキャッシュ用メモリ部16aから行なわないと、動作に支障を生じるからである。
【0054】
なお、この発明は上記した実施の形態に限定されるものではなく、この外その要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
【0055】
【発明の効果】
以上詳述したようにこの発明によれば、データ放送における視聴者関連情報を保存する不揮発性メモリに対して、データ書き込み回数の削減を図り、しかも、不慮の電源遮断等にも極力対応することができ、安全で信頼性の高いデータ保存を行なえるようにした極めて良好なデジタル放送受信装置とその制御方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態を示すもので、デジタル放送受信機の概略を説明するために示すブロック構成図。
【図2】同実施の形態におけるデジタル放送受信機のCPUが有する主要な機能を説明するために示す図。
【図3】同実施の形態におけるデジタル放送受信機の主要な動作を説明するために示すフローチャート。
【符号の説明】
11…デジタル放送受信機、
12…チューナ、
13…MPEGデコーダ、
14…CPU、
15…ROM、
16…RAM、
17…NVRAM
18…アンテナ、
19…表示装置。
Claims (6)
- 受信したデータ放送コンテンツに基づいて、不揮発性メモリへのデータ書き込みが制御されるデジタル放送受信装置において、
前記不揮発性メモリに記録されているデータを一時保存用メモリに転送する転送手段と、
前記データ放送コンテンツに基づいて前記不揮発性メモリへのデータ書き込みが要求された状態で、前記不揮発性メモリに書き込むデータを前記一時保存用メモリに書き込む記録手段と、
この記録手段により前記一時保存用メモリに記録されたデータを、前記データ放送コンテンツに基づくスコープの変化が要求された状態で、前記不揮発性メモリに転送する制御手段とを具備したことを特徴とするデジタル放送受信装置。 - 前記記録手段は、前記データ放送コンテンツに基づいて前記不揮発性メモリへのデータ書き込みが要求された状態でフラグを設定し、
前記制御手段は、前記データ放送コンテンツに基づくスコープの変化が要求され、かつ、前記フラグが設定されているときに、前記一時保存用メモリに記録されているデータを前記不揮発性メモリに転送することを特徴とする請求項1記載のデジタル放送受信装置。 - 前記スコープは、BML文書内、コンテンツ構成に対応するデータイベント内、チャンネル内の異なるコンテンツに対応するコンポーネント内、チャンネルに対応するサービス内のいずれかを示すことを特徴とする請求項1または2記載のデジタル放送受信装置。
- 受信したデータ放送コンテンツに基づいて、不揮発性メモリへのデータ書き込みを行なうようにデジタル放送受信装置を制御するデジタル放送受信装置の制御方法において、
前記不揮発性メモリに記録されているデータを一時保存用メモリに転送する転送工程と、
この転送工程の後、前記データ放送コンテンツに基づいて前記不揮発性メモリへのデータ書き込みが要求された状態で、前記不揮発性メモリに書き込むデータを前記一時保存用メモリに書き込む記録工程と、
この記録工程により前記一時保存用メモリに記録されたデータを、前記データ放送コンテンツに基づくスコープの変化が要求された状態で、前記不揮発性メモリに転送する制御工程とを有することを特徴とするデジタル放送受信装置の制御方法。 - 前記記録工程は、前記データ放送コンテンツに基づいて前記不揮発性メモリへのデータ書き込みが要求された状態でフラグを設定し、
前記制御工程は、前記データ放送コンテンツに基づくスコープの変化が要求され、かつ、前記フラグが設定されているときに、前記一時保存用メモリに記録されているデータを前記不揮発性メモリに転送することを特徴とする請求項4記載のデジタル放送受信装置の制御方法。 - 前記スコープは、BML文書内、コンテンツ構成に対応するデータイベント内、チャンネル内の異なるコンテンツに対応するコンポーネント内、チャンネルに対応するサービス内のいずれかを示すことを特徴とする請求項4または5記載のデジタル放送受信装置の制御方法。
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